JP2007255852A - 冷却貯蔵用筐体 - Google Patents

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Tatsuya Kobayashi
達也 小林
Sukeo Yoshida
祐生 吉田
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Abstract

【課題】簡単な構造で、結露を防止することのできる冷却貯蔵用筐体を提供すること。
【解決手段】本体キャビネット11の内部に冷却貯蔵庫12を構成するとともに、この冷却貯蔵庫12の開口部12aを開閉する態様で本体キャビネット11に断熱扉30を支持させて成る自動販売機10の筐体において、断熱扉30は、枠体130を合成樹脂材料によって中空に形成し、且つ、この中空部132を冷却貯蔵庫12の内部雰囲気と外気との間に介在させる態様で本体キャビネット11に支持させたものである。
【選択図】 図4

Description

本発明は、冷却貯蔵庫の開口部に断熱扉を開閉可能に支持させた冷却貯蔵用筐体に関するものである。
従来、食品を冷蔵又は冷凍保存する冷却貯蔵庫は、スーパーマーケットやコンビニエンスストアにおける冷凍・冷蔵ショーケースや自動販売機として広く用いられている。この種の冷却貯蔵庫の開口には複層ガラスからなる透明な断熱扉が装備され、内部に収納した商品が外から透視できるようになっている。
この種の断熱扉では、アルミニウム等の金属材料によって枠体が形成され、さらに枠体の内部にヒータが設けられており、枠体を所定の温度に加熱することで枠体表面の結露を防止していた(例えば、特許文献1を参照)。
特開平4−52487号公報
しかし、特許文献1のように枠体内部にヒータを装備した場合、枠体の構造が複雑化するため、生産コストが上昇するという問題がある。また、冷却貯蔵庫が冷凍庫の場合には、庫内温度が氷点下になるため、枠体の冷却防止のためにヒータの容量を大きなものにしなければならず、消費電力が大きくなるという問題もある。
本発明は、上記実情に鑑みて、簡単な構造で、結露を防止することのできる冷却貯蔵用筐体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る冷却貯蔵用筐体は、本体キャビネットの内部に冷却貯蔵庫を構成するとともに、この冷却貯蔵庫の開口部を開閉する態様で前記本体キャビネットに断熱扉を支持させて成る冷却貯蔵用筐体において、前記断熱扉は、枠体を合成樹脂材料によって中空に形成し、且つ、この中空に形成した部分を冷却貯蔵庫の内部雰囲気と外気との間に介在させる態様で前記本体キャビネットに支持させたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る冷却貯蔵用筐体は、上述した請求項1において、前記断熱扉は、枠体の内部に複数層のガラス板から成るガラス体を嵌め込んで構成したものであることを特徴とする。
本発明によれば、枠体を合成樹脂材料によって中空に形成し、且つ、この中空に形成した部分を冷却貯蔵庫の内部雰囲気と外気との間に介在させるようにしているため、枠体自身の断熱性を向上させることが可能となり、ヒータを設けることなく結露を防止することができるようになる。従って、構造の簡略化から生産コストが上昇する問題を解決できるばかりでなく、ヒータを駆動するための電力が不要となり、省エネルギーにも寄与することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る冷却貯蔵用筐体の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である冷却貯蔵用筐体を示したものである。ここで例示する冷却貯蔵用筐体は、アイスクリーム等の冷凍食品を販売するための自動販売機10の筐体として用いられるもので、本体キャビネット11を備えている。
本体キャビネット11は、その内部に貯蔵庫12を画成するもので、断熱性を有した複数の壁部材13を適宜組み合わせることによって前面が開口した直方状に構成してある。図には明示していないが、この本体キャビネット11は、貯蔵庫12の内部に冷凍サイクルの蒸発器等、冷却装置を備えており、この冷却装置の駆動により貯蔵庫12の内部を所定の冷却温度、例えば−20℃に冷却することが可能である。以下においては、本体キャビネット11の貯蔵庫を「冷却貯蔵庫12」と称して説明を行う。
本体キャビネット11の前面には、外扉20及び断熱扉30が設けてある。外扉20は、自動販売機10の前面を構成するもので、本体キャビネット11の一側縁部に揺動可能に支持させてある。本実施の形態では、鋼材からなる外枠21の内部に透明なガラス窓22を嵌め込むことによって構成した外扉20を示している。また、図には明示していないが、外扉20と本体キャビネット11との間には、外扉20を閉塞した状態に保持するための施錠装置が設けてある。
断熱扉30は、本体キャビネット11に設けた冷却貯蔵庫12の前面開口部12aを覆うためのもので、本体キャビネット11の一側縁部において外扉20の内側となる部位に揺動可能に支承させることにより冷却貯蔵庫12の前面開口部12aを開閉することが可能である。
図2〜図4は、断熱扉30の詳細構成を示したものである。以下、これらの図を参照しながら断熱扉30の構成について詳述する。図2及び図3に示すように、断熱扉30は、枠体130とガラス体230とを備えて構成してある。
枠体130は、4本の枠本体131を備えた矩形の枠状を成すもので、冷却貯蔵庫12の前面開口部12aを覆うに十分な大きさに構成してある。枠本体131は、それぞれアルミニウム等の金属と比較して熱伝導率の低い合成樹脂材料、例えばポリプロピレンや塩化ビニルによって成形したもので、横断面が中空の角柱状を成している。図4に示すように、各枠本体131は、本体キャビネット11における壁部材13の板厚よりも大きな幅を有し、断熱扉30を閉成した場合にそれぞれの庫内側の壁部136がいずれも冷却貯蔵庫12の内部に臨むように、つまり枠本体131の中空部132が冷却貯蔵庫12の内部雰囲気と外気との間に介在するように構成してある。4本の枠本体131は、それぞれの中空部132が互いに連通しており、図3に示すように、枠体130の内部に相互に連通した無端矩形状の空気層を画成している。
この枠体130の内側縁部には、嵌込溝133が構成してある。嵌込溝133は、枠本体131の内側面からそれぞれ互いに平行となる態様で一対の挟持壁部134を突設することにより、これら挟持壁部134の相互間に画成されるものである。挟持壁部134は、枠本体131と一体に成形してあり、互いに対向する面に複数の突条部134aを有している。
また、枠体130において本体キャビネット11の壁部材13に対向する部位には、その全周に亘ってガスケット330が装着してある。ガスケット330は、枠体130を閉成した場合に本体キャビネット11の壁部材13との間に圧接され、冷却貯蔵庫12の内部雰囲気を密封状態とするもので、枠体130に形成したガスケット取付用溝部135に装着してある。図からも明らかなように、ガスケット取付用溝部135は、枠本体131の庫内側表面に形成した有底の凹溝であり、枠本体131の中空部132から隔離する態様で構成してある。これにより、枠体131の庫外側の壁部からガスケット130への熱伝導が抑制される。
ガラス体230は、スペーサ231を介して3枚のガラス板232a,232b,232cを積層して構成した矩形状の三層ガラスであり、各辺となる部分を枠体130の嵌込溝133に挿入することによって枠体130の内部に装着してある。それぞれのガラス板232a,232b,232cの間は、乾燥空気や不活性ガスが封入された状態、あるいは真空状態としてあり、単体のガラス体230として所望の断熱性を確保するようにしている。また、ガラス体230と枠体130とは、挟持壁部134に設けた突条部134aを介して接触するのみであり、互いの間の熱伝導を制限するようにしてある。
上記のように構成した自動販売機10では、断熱扉30によって冷却貯蔵庫12の前面開口部12aを閉成した後、さらに断熱扉30の前面側から外扉20を閉成した状態が販売待機状態となる。
この販売待機状態においては、断熱扉30を閉塞することによって冷却貯蔵庫12が密封状態となるため、上述した図示せぬ冷却装置を駆動することにより、冷却貯蔵庫12の内部を−20℃に保持することができ、アイスクリーム等の冷凍食品を冷凍した状態で収納することが可能となる。
しかも、販売待機状態においても、外扉20のガラス窓22及び断熱扉30のガラス体230を通じて冷却貯蔵庫12の内部を視認することができるため、利用者は、内部に収納された販売商品を直接選択して商品を購入することが可能となる。
ここで、冷却貯蔵庫12の内部が−20℃に冷却された状態においては、この冷却貯蔵庫12の内部雰囲気と外気との間に介在されることになる断熱扉30の外表面に結露を招来する虞れがある。
しかしながら、この自動販売機10によれば、断熱扉30のガラス体230として三層ガラスを適用し、所望の断熱性を確保しているため、当該ガラス体230の外表面に結露が発生する事態を防止することができる。
一方、断熱扉30の枠体130に関しては、アルミニウム等の金属と比較して熱伝導率の低い合成樹脂材料によって成形しているばかりでなく、中空部132の空気層が冷却貯蔵庫12の内部雰囲気と外気との間に介在しているため、枠体130を中実に成形した場合に比べて断熱性が大幅に向上し、熱の移動を大幅に抑制することができるようになる。
従って、冷却貯蔵庫12の内部雰囲気が−20℃の状態であっても、枠体130の内部にヒータを装備することなく、枠体130の外表面が冷却される事態を抑制することができ、結露の発生を防止することが可能となる。
上記のように中空部132を構成した場合、枠体130を通る熱の流れは、主に、外気、枠体130、中空部132(空気層)、枠体130、庫内12の空気という経路に沿うものとなる。
中空部132が冷却貯蔵庫12の内部雰囲気と外気との間に介在しない構成とした場合、例えば、中空部132が全て枠体131と同じ合成樹脂材料によって充填されていた場合、熱の流れは、外気、枠体130、庫内12の順になり、前述の場合よりも熱が伝わり易くなり(すなわち、空気よりも合成樹脂材料の熱伝導率が高いから)、枠体の外表面が冷却されやすくなる。
尚、上述した実施の形態では、アイスクリーム等の冷凍食品を販売するための自動販売機10の筐体として用いられる冷却貯蔵用筐体を例示しているが、これに限定されず、本体キャビネットの内部に冷却貯蔵庫を構成するものであれば、例えばショーケース等のその他の冷却貯蔵用筐体にも適用することができる。この場合、冷却貯蔵庫の内部は必ずしも氷点下に維持して冷凍する必要はなく、冷却するものであれば、いわゆる冷蔵するものであっても構わない。
また、上述した実施の形態では、枠体の中空部を単に空気層としているが、これに限定されず、例えば、空気より熱伝導率の低いアルゴンガス等の不活性ガスを枠体の中空部に封入すれば、枠体の断熱性をさらに向上させることができるようになる。
さらに、上述した実施の形態では、断熱扉30の枠体130に三層ガラスから成るガラス体230を嵌め込むようにしているが、本発明はこれに限定されない。例えば二層ガラスや四層以上のガラス体を適用しても良いし、他の断熱材からなる板状体を枠体に嵌め込んで断熱扉を構成しても良い。尚、複数層のガラス板を適用する場合、ガラス板相互間を必ずしも真空状態とする必要はなく、単に空気を封入させた状態とすれば十分である。
以上のように、本発明の冷却貯蔵用筐体では、枠体を合成樹脂材料で形成し、且つ、この中空に形成した部分が冷却貯蔵庫の内部雰囲気と外気との間に介在する態様とすることで、枠体の断熱性を向上させたので、特に夏場の冷却運転時のように庫内温度と外気温度との差が大きい場合や、冷凍庫のように庫内温度が氷点下になる場合においても、枠体表面の結露を防止することができる。また、従来のように枠体内部にヒータを設ける必要がないため、枠体の構造が簡略化されて生産性が向上するとともに、省エネルギーにも寄与できる。
本発明に係る冷却貯蔵用筐体を適用した自動販売機の斜視図である。 図1に示した自動販売機の内扉として適用される断熱扉の背面図である。 図2に示した断熱扉の一部を断面で示した斜視図である。 図1におけるA−A線断面図である。
符号の説明
10 自動販売機
11 本体キャビネット
12 冷却貯蔵庫
12a 前面開口部
13 中空部
13 壁部材
30 断熱扉
130 枠体
131 枠本体
132 中空部
133 嵌込溝
134 挟持壁部
135 ガスケット取付用溝部
230 ガラス体
231 スペーサ
232a,232b,232c ガラス板
330 ガスケット

Claims (2)

  1. 本体キャビネットの内部に冷却貯蔵庫を構成するとともに、この冷却貯蔵庫の開口部を開閉する態様で前記本体キャビネットに断熱扉を支持させて成る冷却貯蔵用筐体において、
    前記断熱扉は、枠体を合成樹脂材料によって中空に形成し、且つ、この中空に形成した部分を冷却貯蔵庫の内部雰囲気と外気との間に介在させる態様で前記本体キャビネットに支持させたことを特徴とする冷却貯蔵用筐体。
  2. 前記断熱扉は、枠体の内部に複数層のガラス板から成るガラス体を嵌め込んで構成したものであることを特徴とする請求項1に記載の冷却貯蔵用筐体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009101845A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Nippon Fruehauf Co Ltd 断熱パネルを備えたウイング車の煽り板の上部構造
JP2018036011A (ja) * 2016-09-01 2018-03-08 アクア株式会社 冷蔵庫およびその製造方法

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