JP2007255616A - ターンバックル - Google Patents

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Junya Tateishi
准也 立石
Minoru Kobayashi
稔 小林
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TENSHOU GIKEN KK
Omron Corp
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TENSHOU GIKEN KK
Tateisi Electronics Co
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

【課題】 ボルトの螺じ込みの手間を省略できるターンバックルを提供する。
【解決手段】 ターンバックルの少なくともボルト孔及びボルト孔間の部分をその中心線に沿って2分割し、分割した分割ターンバックル10,20同士をナット30を螺合するネジ部12,22を両側外周部に備え、分割ターンバックル20のボルト孔より外側の両端部に合体後のボルト孔と連通するリング体24を設け、リング体24の内径を合体後のボルト孔の孔径より拡径に形成し、リング体24の外縁部にナット30の内径よりやや拡径した係止部25を形成し、リング体24の係止部25を含む側面に複数の切込み26を形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ターンバックルに関する。
従来のターンバックルは、両端部にボルトを螺じ込むボルト孔が緊緩方向に沿って形成されており、各ボルト孔にボルトをそれぞれ螺じ込んだ後に例えば建築物の開口部に対角線状に連結し、ターンバックルを回転させることでボルトの緊緩を調整するようにしている(例えば特許文献1参照)。ところで、前記ターンバックルではボルトの螺じ込み作業に時間を要し、連結と緊張までに手間を要していた。
特開平11−140993号公報
本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、ボルトの螺じ込みの手間を省略できるターンバックルを提供することにある。
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) ターンバックルの少なくともボルトを螺合するためのボルト孔及びボルト孔間の部分をその中心線に沿って2分割し、分割した分割ターンバックル同士を元の形状に合体させた状態で固定する固定手段を備え、一方の分割ターンバックルのボルト孔が分割された溝にボルトを嵌合した後に他方の分割ターンバックルを固定手段で合体させて螺じ込みすることなく連結・緊張できるようにしたことを特徴とする、ターンバックル
2) 固定手段が、合体した分割ターンバックルの両側をナットで螺着するようにしたものである、前記1)記載のターンバックル
3) 一方の分割ターンバックルのボルト孔より外側の両端部に合体後のボルト孔と連通するリング体を設け、リング体の内径を合体後のボルト孔の孔径より拡径に形成し、リング体の外縁部にナットの内径よりやや拡径した係止部を形成し、リング体の係止部を含む側面に複数の切込みを形成し、リング体にナットを圧挿後係止部で外れ難くした、前記2)記載のターンバックル
4) 固定手段が、合体した分割ターンバックルの接合部分をネジでボルトの緊緩方向と直交する方向に螺着するようにしたものである、前記1)記載のターンバックル
5) 分割ターンバックルの接合面に定位置で合体させる係合用の凹凸を形成した、前記1)〜4)いずれか記載のターンバックル
6) 分割ターンバックル同士をヒンジで分離合体自在に回動できるようにした、前記1)〜5)いずれか記載のターンバックル
にある。
本発明によれば、一方の分割ターンバックルのボルト孔が分割された溝にボルトを嵌合した後に他方の分割ターンバックルと合体させるから、ボルトの螺じ込みの手間を省略して連結後は直ぐにターンバックルを回転させてボルトを緊張でき、作業時間を短縮できるようになる。
本発明の分割ターンバックル同士の固定手段としては、合体した分割ターンバックルの両側をナットで螺着するようにしたものと、合体した分割ターンバックルの接合部分をネジでボルトの緊緩方向と直交する方向に螺着するようにしたものがあり、形状や強度に応じて任意に選択される。固定手段がナットの場合は、リング体に拡径した係止部を形成して外れ難くすると紛失等を防止できる。ナットの外れ防止手段としては拡径した係止部の他、リング体に突設したキーとナットの内周に形成したキー溝とで係止できるようにした方法も採用できる。分割ターンバックル同士はヒンジで分離合体自在にして装着作業を容易にしても良い。
以下、本発明の各実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1〜7に示す実施例1は、合体した分割ターンバックルの両側をナットで螺着するようにした例である。図1は実施例1のターンバックルの使用状態を示す斜視図、図2は実施例1のターンバックルの分解斜視図、図3は実施例1のターンバックルの正面図、図4は実施例1のターンバックルの平面図、図5は図4のA−A断面図、図6は実施例1のターンバックルの側面図、図7は実施例1のターンバックルへのボルトの装着を示す説明図である。
図中、10は分割ターンバックル、11は溝、12はネジ部、13はピン、20は分割ターンバックル、21は溝、22はネジ部、23はピン孔、24はリング体、25は係止部、26は切込み、30はナット、40はボルト、41はネジ部である。
実施例1のターンバックルは、図1〜6に示すようにターンバックルの少なくともボルト孔及びボルト孔間の部分をその中心線に沿って2分割し、分割した分割ターンバックル10,20同士を両側外周部にナット30を螺合するネジ部12,22を備え、分割ターンバックル20のボルト孔より外側の両端部に合体後のボルト孔と連通するリング体24を設け、リング体24の内径を合体後のボルト孔の孔径より拡径に形成し、リング体24の外縁部にナット30の内径(ネジ山)よりやや拡径した係止部25を形成し、リング体24の係止部25を含む側面に複数の切込み26を形成している。
使用する際は、図7(a)に示すようにボルト40を分割ターンバックル20のリング体24に挿入した後、図7(b)に示すようにボルト40のネジ部41を溝21に嵌合する。リング体24の内径は溝21の内径より拡径であるから、挿入の際に螺じ込む必要がなく作業が迅速に行える。このとき、例えばボルト40が予め定位置に固定されている場合でも、分割ターンバックル20を傾けた状態で挿入して溝21と嵌合できるから作業性が良い。
そして、図7(c)に示すように分割ターンバックル20に分割ターンバックル10をピン13とピン孔23を合わせて接合し、ナット30を両側から螺着する。このとき、ナット30は力を入れて圧挿するが、切込み26によりリング体24が中心線側へ若干変形してナット30が挿入され、ナット30が係止部25を通過後リング体24が元の外径に復帰してナット30が係止部25でリング体24から外れ難くなり、脱着の際にナット30の紛失を防止できる。その後、緊張すべき位置に対角線状に連結し、ターンバックルを回転させることでボルト40の緊緩を調整する。
以上説明したように、実施例1によれば一方の分割ターンバックル20の溝21にボルト40のネジ部41を嵌合した後に他方の分割ターンバックル10と合体するから、ボルト40の螺じ込みの手間を省略して連結後は直ぐにターンバックルを回転させて緊張でき、作業時間を短縮できるようになった。なお、ナット30は予めリング体24に挿入した後、ネジ部12,22に螺合しない状態でボルト40を挿入・嵌合して分割ターンバックル10を合体させてもよい。
図8〜10に示す実施例2は、合体した分割ターンバックルの接合部をネジでボルトの緊緩方向と直交する方向に螺着するようにした例である。図8は実施例2のターンバックルの使用状態を示す正面図、図9は実施例2の分割ターンバックルの回動を示す側面図、図10は図8のA−A断面図である。図中、14,27はネジ孔、50はヒンジ、60はネジである。
実施例2のターンバックルは、図8〜10に示すようにターンバックルが全体に渡ってボルト孔の中心線に沿って2分割されており、下部の両側同士をネジ60でボルト40の緊緩方向と直交する方向に螺着できるようにしている。ヒンジ50は分割ターンバックル10,20同士を連結してはおらず、掛止して分離できるようにしている。このターンバックルは実施例1のようにリング体24を有していないから、ボルト40が定位置に固定されている場合でも傾けた状態で挿入することなく被せるように装着でき、作業性がさらに優れる。その他、符号、構成、作用効果は実施例1と同じである。
本発明のターンバックルは、プレハブ建築物など従来と同様の用途に利用される。
実施例1のターンバックルの使用状態を示す斜視図である。 実施例1のターンバックルの分解斜視図である。 実施例1のターンバックルの正面図である。 実施例1のターンバックルの平明図である。 図4のA−A断面図である。 実施例1のターンバックルの側面図である。 実施例1のターンバックルへのボルトの装着を示す説明図である。 実施例2のターンバックルの使用状態を示す正面図である。 実施例2の分割ターンバックルの回動を示す側面図である。 図8のA−A断面図である。
符号の説明
10 分割ターンバックル
11 溝
12 ネジ部
13 ピン
14 ネジ孔
20 分割ターンバックル
21 溝
22 ネジ部
23 ピン孔
24 リング体
25 係止部
26 切込み
27 ネジ孔
30 ナット
40 ボルト
41 ネジ部
50 ヒンジ
60 ネジ

Claims (6)

  1. ターンバックルの少なくともボルトを螺合するためのボルト孔及びボルト孔間の部分をその中心線に沿って2分割し、分割した分割ターンバックル同士を元の形状に合体させた状態で固定する固定手段を備え、一方の分割ターンバックルのボルト孔が分割された溝にボルトを嵌合した後に他方の分割ターンバックルを固定手段で合体させて螺じ込みすることなく連結・緊張できるようにしたことを特徴とする、ターンバックル。
  2. 固定手段が、合体した分割ターンバックルの両側をナットで螺着するようにしたものである、請求項1記載のターンバックル。
  3. 一方の分割ターンバックルのボルト孔より外側の両端部に合体後のボルト孔と連通するリング体を設け、リング体の内径を合体後のボルト孔の孔径より拡径に形成し、リング体の外縁部にナットの内径よりやや拡径した係止部を形成し、リング体の係止部を含む側面に複数の切込みを形成し、リング体にナットを圧挿後係止部で外れ難くした、請求項2記載のターンバックル。
  4. 固定手段が、合体した分割ターンバックルの接合部分をネジでボルトの緊緩方向と直交する方向に螺着するようにしたものである、請求項1記載のターンバックル。
  5. 分割ターンバックルの接合面に定位置で合体させる係合用の凹凸を形成した、請求項1〜4いずれか記載のターンバックル。
  6. 分割ターンバックル同士をヒンジで分離合体自在に回動できるようにした、請求項1〜5いずれか記載のターンバックル。
JP2006081953A 2006-03-24 2006-03-24 ターンバックル Pending JP2007255616A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013163915A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Tokkyokiki Corp ボルト連結体
CN106069371A (zh) * 2016-07-05 2016-11-09 俞小园 动螺卡、水管、蔬菜大棚、农业机械
CN106194941A (zh) * 2016-07-05 2016-12-07 俞小园 一种能够用于大棚植物承载横杆的方便拆卸的连接结构、农业大棚
CN106171647A (zh) * 2016-07-05 2016-12-07 俞小园 具有定螺卡的多通连接头、农业领域蔬菜大棚的藤本蔬菜托梁、水管
KR20180025658A (ko) * 2016-09-01 2018-03-09 이승범 턴버클

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KR20180025658A (ko) * 2016-09-01 2018-03-09 이승범 턴버클
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