JP2007255091A - グラウト充填方法、pc部材の接合方法、pc部材の接合構造 - Google Patents

グラウト充填方法、pc部材の接合方法、pc部材の接合構造 Download PDF

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徹 森岡
Naoto Fujio
直人 藤生
Takesuke Kano
健佑 叶
Kuniyoshi Sugimoto
訓祥 杉本
Junko Tamaoki
純子 玉置
Keiji Matsumoto
啓二 松本
Yoshi Kano
嘉 加納
Koichiro Matsui
幸一郎 松井
Hideyuki Kosaka
英之 小坂
Koichi Hasuo
孝一 蓮尾
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Abstract

【課題】PC柱梁構造を構築する際のグラウト充填を効率的に行うことのできるPC部材の接合方法を提供する。
【解決手段】鉄筋の挿入口24が部材上面に露出するように設けられたスリーブ継手23を備える下方のPC柱部材20と、柱主筋に該当する位置にシース管32が埋設されたPC梁・仕口部材30と、部材下面より下方に突出するように設けられた主鉄筋42を備える上方のPC柱部材40と、を接合する際に、下方のPC柱部材20の上部に、PC梁・仕口部材30を建込み、PC梁・仕口部材30の上部に、主鉄筋42がシース管32を貫通するとともに、主鉄筋42の先端がスリーブ継手23内に挿入されるように、上方のPC柱部材40を建込み、PC梁・仕口部材30と、下方のPC柱部材20との間の下方の目地の周囲をシーリングし、グラウト分配装置11を介して、スリーブ継手23及び下方の目地に連続してグラウトを充填する。
【選択図】図4

Description

本発明は、PC部材を用いてRC構造物を構築する際に、施工期間を短縮することができるグラウト充填方法、PC部材の接合方法及び接合構造に関する。
近年、施工期間短縮のため、PC部材を用いてRC構造物を構築する工法が用いられている。このようなPC部材を用いた工法として、例えば非特許文献1には、図12に示すように、仕口及び梁部分を一体成形し、柱主筋に相当する位置にシース管を埋設したPC梁・仕口部材を、柱頭部にスリーブ継手が設けられた下方のPC柱部材の上部に建込み、さらに、下面に柱主筋が突出した上方のPC柱部材を、その柱主筋がPC梁・仕口部材のシース管を貫通し、下方のPC柱部材のスリーブ継手内に挿入されるように建込むことにより、PC柱梁構造を構築する工法が記載されている。
杉本 浩一、森岡 徹、江村 勝、服部 瑞穂、"施工信頼性と品質向上を目指した超高層集合住宅のPCaRC造新仕口構工法"、コンクリート工学 VOL.42 NO.9、pp.32−39、(社)日本コンクリート工学協会、2004年9月1日
上記の工法では、上方のPC柱部材とPC梁・仕口部材との間の目地、下方のPC柱部材とPC梁・仕口部材との間の目地、PC梁・仕口部材のシース管と鉄筋の間の隙間、及び下方のPC柱部材のスリーブ継手内にグラウトを充填しなければならない。このグラウトが硬化することにより、部材間で応力が伝達されるようになり、柱梁の構造体として機能するようになる。
ここで、上記の工法において、下方のPC柱部材のスリーブ継手は上方に向かって鉄筋挿入口が開口している。このように鉄筋挿入口が上方に向かって開口するスリーブ継手にグラウトを充填する場合には、スリーブ継手の側面下部に設けられたグラウト注入口、又は、スリーブ継手の上部に開口する鉄筋挿入口よりグラウトの注入を行う方法がとられる。
スリーブ継手の上部に設けられた鉄筋挿入口よりグラウトを注入する場合には、スリーブ継手の流し込む際に、グラウトに空気が混入してしまう虞がある。このように空気が混入してしまうと、強度低下の原因となるため、鉄筋挿入口より棒材などでグラウトを撹拌することにより空気を抜く必要がある。
しかし、上記の工法では、下方のPC柱部材の上方にPC梁・仕口部材を建て込んだ後に、この混入空気の除去作業を行おうとしても、PC梁・仕口部材が障害となってしまう。そこで、PC梁・仕口部材を建て込む前に、スリーブ継手の鉄筋挿入口よりグラウトを充填し、棒材などによりグラウト内に混入した空気を除去したのち、PC梁・仕口部材及び上方のPC柱部材を建て込むことになる。しかし、スリーブ継手内のグラウトが硬化するまでに、PC梁・仕口部材及び上方のPC柱部材を建て込まなければならず、時間的制約が大きいという問題がある。
また、スリーブ継手の側面の注入口よりグラウトを注入する場合には、確実にスリーブ継手内にグラウトが充填されたことを確認するため、スリーブ継手の鉄筋挿入口から溢れるまでグラウトを圧入する必要がある。この際、あるスリーブ継手の上部の鉄筋挿入口より溢れ出したグラウトが、他のスリーブ継手の鉄筋挿入口より流れ込み、スリーブ継手内のグラウトに空気が混入してしまう虞があるため、目地より充填状況を確認しながら、グラウトの充填を行わなければならない。従って、スリーブ継手のグラウト充填が完了した後でなければ、下方の目地の周囲にシーリングを行うことができない。このため、スリーブ継手のグラウト充填と下方の目地とのグラウト充填を別工程として行わざるを得ず、施工時間が長くなるという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、PC柱梁構造を構築する際のグラウト充填を効率的に行うことのできるPC部材の接合方法を提供することである。
本発明のグラウト充填方法は、部材上面に鉄筋を挿入するための挿入口が露出するように設けられたスリーブ継手を備える下方のPC部材と、前記下方のPC部材の上方に建て込まれ、前記スリーブ継手内に先端が到達するように上下方向に延びる主鉄筋により前記下方のPC部材に接合される上方のPC部材との接合部にグラウトを充填する方法であって、前記スリーブ継手及び前記上方のPC部材と前記下方のPC部材との間の目地に連続してグラウトを充填することを特徴とする。
前記主鉄筋は、前記上方のPC部材と一体に形成されていてもよい。また、前記上方のPC部材にはシース管が埋設されており、前記主鉄筋は、前記シース管を貫通するともに、その先端が前記スリーブ継手に挿入されていてもよい。
本発明のPC部材の接合方法は、鉄筋を挿入するための挿入口が部材上面に露出するように設けられたスリーブ継手を備える下方のPC部材と、部材下面より下方へ突出するように設けられた主鉄筋を備える上方のPC部材と、を接合する方法であって、前記下方のPC部材のスリーブ継手内に前記主鉄筋の先端が挿入されるように、前記上方のPC部材を建込む上方PC部材建込工程と、前記上方のPC部材と、前記下方のPC部材との間の下方の目地の周囲をシーリングするシーリング工程と、前記スリーブ継手及び前記下方の目地に連続してグラウトを充填するグラウト充填工程と、を備えることを特徴とする。
上記のPC部材の接合方法によれば、スリーブ継手及び目地に連続してグラウトを充填するため、グラウト充填を効率的に行うことができる。
また、本発明のPC部材の接合方法は、鉄筋を挿入するための挿入口が部材上面に露出するように設けられたスリーブ継手を備える下方のPC部材と、柱主筋に該当する位置にシース管が埋設されたPC仕口部材と、部材下面より下方に突出するように設けられた主鉄筋を備える上方のPC部材と、を接合する方法であって、前記下方のPC部材の上部に、前記PC仕口部材を建込むPC仕口部材建込工程と、前記PC仕口部材の上部に、前記主鉄筋が前記シース管を貫通するとともに、前記主鉄筋の先端が下方のPC部材のスリーブ継手内に挿入されるように、前記上方のPC部材を建込む上方PC部材建込工程と、前記PC仕口部材と、前記下方のPC部材との間の下方の目地の周囲をシーリングするシーリング工程と、前記スリーブ継手及び前記下方の目地に連続してグラウトを充填するグラウト充填工程と、を備えることを特徴とする。
上記の接合方法において、前記シーリング工程では、前記下方の目地の周囲をシーリングするとともに、前記PC仕口部材と前記上方のPC部材との間の上方の目地の周囲のシーリングを行い、前記グラウト充填工程では、前記スリーブ継手及び前記下方の目地に続けて、前記シース管及び前記上方の目地にもグラウトを充填してもよい。
上記のPC部材接合方法によれば、スリーブ継手と、下方の目地と、シース管と、上方の目地に連続してグラウトを充填することができる。
また、上記の接合方法において、前記グラウト充填工程では、各スリーブ継手のグラウト注入口よりグラウト充填を行ってもよい。
また、前記グラウト充填工程では、注入されたグラウトを前記スリーブ継手の夫々に分配するグラウト分配装置を介して、各スリーブ継手にグラウトを注入してもよい。
また、上記の接合方法において、前記グラウト充填工程は、前記グラウト充填工程は、前記下方の目地よりグラウトを注入し、前記スリーブ内のグラウトを振動させてもよい。
なお、本発明は、以上の接合方法により、接合されたことを特徴とするPC部材の接合構造を含むものとする。
本発明によれば、PC部材の間の目地及びスリーブ継手内に連続して一工程で、効率的にグラウトを充填することができるため、施工期間の短縮ができる。
<第1実施形態>
本発明のPC部材の接合方法の第1実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態のPC部材の接合方法の適用対象となるPC柱梁構造10の接合部を示す図である。同図に示すように、PC柱梁構造10は、下方のPC柱部材20と、PC梁・仕口部材30と、上方のPC柱部材40とにより構築される。
下方のPC柱部材20は、その部材内部に上下方向に延びるように埋設された柱主筋22と、柱主筋22の上端に接続されるとともに部材上面に鉄筋挿入口24が露出するように設けられたスリーブ継手23とを備える。
また、PC梁・仕口部材30は、PC梁部材34とPC仕口部材33とが一体に成形された部材であって、柱主筋に相当する部分に埋設されたシース管32を備える。
また、上方のPC柱部材40は、その部材内部に上下方向に延びるように埋設され、その端部が部材下面より突出する柱主筋42を備える。
PC柱梁構造10を構築する際には、図2に示すように、下方のPC柱部材20の上部にPC梁・仕口部材30を建込み、さらに、上方のPC柱部材40の柱主筋42が、PC梁・仕口部材30のシース管32を貫通して、下方のPC柱部材20の上部に設けられたスリーブ継手23内に挿入されるように、PC梁・仕口部材30の上部に上方のPC柱部材40を建て込む。
このようにして建て込まれた下方のPC柱部材20と、PC梁・仕口部材30と、上方のPC柱部材40とを一体化して構造体として機能させるためには、下方のPC柱部材20に埋設されたスリーブ継手23と、下方のPC柱部材20とPC梁・仕口部材30との間の目地空間(以下、下方の目地という)50と、PC梁・仕口部材30に埋設されたシース管32と、上方のPC柱部材40とPC梁・仕口部材30との間の目地(以下、上方の目地という)51とにグラウトを充填する。
ここで、上記説明したように、鉄筋挿入口24が上向きに開口するように設けられたスリーブ継手23にグラウトを注入する場合には、スリーブ継手23の側面に設けられたグラウト注入口25、又は、スリーブ継手23の上部に開口する鉄筋挿入口24よりグラウトの注入を行う方法がとられる。しかし、スリーブ継手23の側面に設けられたグラウト注入口25よりグラウトを充填する場合には、スリーブ継手のグラウト充填と下方の目地とのグラウト充填を別工程として行わざるを得ず、施工時間が長くなる。また、スリーブ継手23の鉄筋挿入口24よりグラウトを注入する場合には、スリーブ継手内のグラウトが硬化するまでに、PC梁・仕口部材及び上方のPC柱部材を建て込まなければならず、時間的制約が大きい。
これに対して本実施形態では、下方のPC柱部材20の全てのスリーブ継手23に同時にグラウトを充填することが可能なグラウト分配装置11を用いることにより、上記の問題を解決する。図3に示すように、グラウト分配装置11には、一のグラウト注入ホース13と、複数の分配ホース12とが接続されている。グラウト分配装置11は、グラウト注入ホース13のグラウト注入口26より注入されたグラウトを、夫々の分配ホース12に等分に分配して流し込むことができるようになっている。また、各分配ホース12は夫々のスリーブ継手23のグラウト注入口25まで延びており、全ての分配ホース12は略同じ長さに調整されている。
かかる構成により、グラウト注入ホース13より圧入されたグラウトは、各分配ホース12を介して、全てのスリーブ継手23に略同じ速度で充填される。すなわち、各スリーブ継手23へのグラウトの充填は略同時に完了する。このため、あるスリーブ継手23より溢れ出したグラウトが、他のスリーブ継手23の鉄筋挿入口24より流れ込むことによる空気の混入を防止することができる。
このように、グラウト分配装置11を設けることにより、スリーブ継手23への空気の混入を防止できるので、下方のPC柱部材20とPC梁・仕口部材30との間の目地よりスリーブ継手23内にグラウトが充填されるのを目視で確認する作業が不要となる。このため、スリーブ継手23にグラウト充填する前にシーリングを行うことが可能になり、後に詳述するように、PC梁・仕口部材30及び上方のPC柱部材40を建て込んだ後、下方の目地50の周囲にシーリングを施し、スリーブ継手23及び下方の目地50に連続してグラウトの充填を行うことが可能になる。
以下、グラウト分配装置11を用いたPC部材の接合方法を説明する。
まず、図4に示すように、上記背景技術の欄において説明した方法と同様に、下方のPC柱部材20の上部にPC梁・仕口部材30を建て込む。
次に、柱主筋42がPC梁・仕口部材30のシース管32を貫通し、柱主筋42の先端が下方のPC柱部材20のスリーブ継手23内に挿入されるように上方のPC柱部材40を建て込む。
次に、図5に示すように、下方のPC柱部材20とPC梁・仕口部材30との間の目地の外周に高強度モルタルなどのシール部材52を用いてシーリングを行う。なお、後述するように、下方の目地50と連続して、シース管32及び上方の目地51にグラウトを充填する場合には、図5に示すように、上方の目地51の周囲もシール部材52によりシーリングを行っておく。
次に、グラウト分配装置11のグラウト注入口26よりグラウトを圧入する。圧入されたグラウトは分配ホース12を介して各スリーブ継手23に充填される。さらに、全てのスリーブ継手23にグラウトが充填されると、スリーブ継手23より溢れ出たグラウトは、下方の目地50の空間に流れ出る。さらに、グラウトを注入し続けることにより、図6に示すように、下方の目地50にグラウト15を充填することができる。
以上のように、下方のPC柱部材20に埋設されたスリーブ継手23内と、下方の目地50に連続して一つの工程でグラウト15を充填することができる。これにより、施工期間を短縮することが可能になる。
さらに、本実施形態のグラウト充填方法では、下方の目地50のグラウト充填が完了した後も、グラウト分配装置11へグラウト15の圧入を続けることにより、スリーブ継手23及び下方の目地50に続けて、PC梁・仕口部材30に埋設されたシース管32及び上方の目地51にもグラウト15を注入することができる。
下方の目地50にグラウト充填が完了した後もグラウト15の圧入を続けると、図7に示すように、グラウト15は下方の目地50よりシース管32に流れ込むので、下方の目地50と連続してシース管32内のグラウト15の充填を行うことができる。
また、シース管32へのグラウト充填が完了した後、さらに、グラウト15の圧入を続けると、図8に示すように、シース管32の上端より上方の目地51内にグラウト15が流れ込み、上方の目地51のグラウト充填も連続して行うことができる。このように、本実施形態のグラウト充填方法によれば、スリーブ継手23と、下方の目地50と、シース管32と、上方の目地51とを連続した一工程でグラウト15を充填することができるため、工期を短縮することができる。
なお、本実施形態では、グラウト分配装置11を下方のPC柱部材20に埋設する構成としたが、部材外部に独立して設ける構成としてもよい。
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態のPC部材の接合方法を説明する。なお、第1実施形態と同様の構成部分については、第1実施形態と同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施形態のPC部材の接合方法についても、第1実施形態と同様に、図11に示すように、下方のPC柱部材20と、PC梁・仕口部材30と、上方のPC柱部材40とから構成されるPC柱梁構造を適用対象とした場合について説明する。
本実施形態のグラウト充填方法では、予め、図9に示すように、PC梁・仕口部材30に側面より下面まで到達するようにグラウト注入通路35を設けておく。
次に、第1実施形態と同様に、下方のPC柱部材20の上部にPC梁・仕口部材30を建て込む。
次に、上方のPC柱部材40の柱主筋が、PC梁・仕口部材30に設けられたシースを貫通し、その先端が下方のPC柱部材20のスリーブ継手23に挿入されるように、上方のPC柱部材40を建て込む。
次に、図10に示すように、下方の目地50の外周に高強度モルタルなどのシール部材52を用いてシーリングを行う。なお、後述するように、下方の目地50と連続して、シース管32及び上方の目地51にグラウトを充填する場合には、図5に示すように、上方の目地51の周囲もシール部材52によりシーリングを行っておく。
次に、PC梁・仕口部材30に設けたグラウト注入通路35にグラウトを圧入する。グラウト注入通路35より圧入されたグラウトは、下方の目地50内に流れ出し、下方のPC柱部材20の上面に露出するように設けられたスリーブ継手23の鉄筋挿入口24より、スリーブ継手23内に流れ込む。さらにグラウトの圧入を続けることにより、スリーブ継手23内がグラウトで充填される。スリーブ継手23にグラウトが充填された後もグラウトの圧入を続行すると、連続して下方の目地50にグラウトが充填することができる。
また、第1実施形態と同様に、下方の目地50にグラウト充填後もグラウトの圧入を続けてもよい。これにより、PC梁・仕口部材30に埋設されたシース管32内及び上方の目地51にも連続してグラウトを充填することができる。
なお、スリーブ継手23に上方よりグラウトを充填した場合には、スリーブ継手23内に空気が混入してしまう虞がある。このような場合には、例えば、図10に示すように、スリーブ継手23の側面に設けられているグラウト注入口25より小径の振動装置54をスリーブ継手23内に挿入して振動させることが好ましい。
また、本実施形態では、PC梁・仕口部材30にグラウト注入通路を設け、このグラウト注入通路より下方の目地50にグラウトを注入する構成としたが、これに限らず、下方のPC柱部材20にグラウト注入通路を設けもよい。さらに、下方の目地50に直接グラウトを注入することも可能である。
また、上記の説明では、下方の目地50にグラウトを注入する構成としたが、これに限らず、上方の目地51に到達するように上方のPC柱部材40又はPC梁・仕口部材30にグラウト注入通路を設け、上方の目地51よりグラウトを注入してもよい。上方の目地51にグラウトを注入する場合にも、グラウトがシース管及び下方の目地50を介して、スリーブ継手に到達するため、スリーブ継手、下方の目地、シース管、上方の目地の順に連続してグラウトを充填することができる。
以上説明したように、本実施形態のグラウト充填方法によれば、従来は、2以上の工程に分けて行っていたグラウトの充填作業を連続した一工程で行うことができるため、施工期間を短縮することができる。
なお、本実施形態のPC部材の接合方法の対象となるのは、上記説明した、下方のPC柱部材と、PC梁・仕口部材と、上方のPC柱部材とを接続する場合に限られない。例えば、上面に鉄筋挿入口が開口するように設けられたスリーブ継手を備える下方のPC部材と、下面に突出するように鉄筋が設けられた下方のPC部材とを接合する場合(つまり、上記実施形態で下方のPC柱部材20と、上方のPC柱部材40とをPC梁・仕口部材30を介さず直接接合するような場合)でも、第1実施形態であれば、グラウトの分配装置を用いることにより、第2実施形態であれば、PC梁・仕口部材30にグラウト注入通路35を設けて、このグラウト注入通路35から下方の目地50にグラウトを注入することにより、スリーブ継手及び上方と下方のPC部材との間の目地のグラウト充填を連続して行うことができる。
さらに、本発明のグラウト充填方法が適用できるのは、上記のような場合に限られない。図11は、本発明のグラウト充填方法が適用できる場合を示す概念図である。同図(A)は、柱頭部にスリーブ継手64を備えた下方のPC柱部材61の上方に、部材下面より柱主筋63の突出したPC梁・仕口部材60を建込み、柱主筋63が鉄筋挿入口よりスリーブ継手64に挿入された状態を示す図である。また、同図(B)は、上面に鉄筋挿入口が露出するようにスリーブ継手74が埋設されたPC梁・仕口部材70に、部材下面より柱主筋73が突出した上方の柱部材71を建込み、柱主筋73が鉄筋挿入口よりスリーブ継手74に挿入された状態を示す図である。同図(C)は、柱頭部にスリーブ継手84を備えた下方のPC柱部材81の上方に、柱主筋に相当する位置にシース管83の埋設されたPC梁・仕口部材80を建込み、柱主筋82をシース管83を貫通し、鉄筋挿入口よりスリーブ継手84に挿入した状態を示す。
図11(A)〜(C)に示すような場合においても、本発明のグラウト充填方法を適用することにより、スリーブ継手と、スリーブ継手の上方に位置する目地とに連続してグラウトを充填することができる。
本実施形態のPC部材の接合方法の適用対象となるPC柱梁構造10の接合部を示す図である。 PC柱梁構造を構築する方法を説明するための図である。 グラウト分配装置を説明するための図である。 第1実施形態のPC柱梁構造の構築方法を説明するための図(その1)である。 第1実施形態のPC柱梁構造の構築方法を説明するための図(その2)である。 第1実施形態のPC柱梁構造の構築方法を説明するための図(その3)である。 第1実施形態のPC柱梁構造の構築方法を説明するための図(その4)である。 第1実施形態のPC柱梁構造の構築方法を説明するための図(その5)である。 第2実施形態のPC柱梁構造の構築方法を説明するための図(その1)である。 第2実施形態のPC柱梁構造の構築方法を説明するための図(その2)である。 (A)〜(C)は、本発明のグラウト充填方法が適用できる場合を示す概念図である。 PC部材を用いて柱梁構造を構築する方法を説明するための図である。
符号の説明
10 PC柱梁構造 11 グラウト分配装置
12 分配ホース 13 グラウト注入ホース
15 グラウト 20 下方のPC柱部材
22 柱主筋 23 スリーブ継手
24 鉄筋挿入口 25 グラウト注入口
26 分配装置のグラウト注入口 30 PC梁・仕口部材
32 シース管 33 PC仕口部材
34 PC梁部材 35 グラウト注入通路
40 上方のPC柱部材 42 柱主筋
50 下方の目地 51 上方の目地
52 シール部材 54 振動装置
60,70,80 PC梁・仕口部材 61、81 下方のPC柱部材
71 上方のPC柱部材 62、72、82 柱主筋
64、74、84 スリーブ継手 83 シース管

Claims (10)

  1. 部材上面に鉄筋を挿入するための挿入口が露出するように設けられたスリーブ継手を備える下方のPC部材と、前記下方のPC部材の上方に建て込まれ、前記スリーブ継手内に先端が到達するように上下方向に延びる主鉄筋により前記下方のPC部材に接合される上方のPC部材との接合部にグラウトを充填する方法であって、
    前記スリーブ継手及び前記上方のPC部材と前記下方のPC部材との間の目地に連続してグラウトを充填することを特徴とするグラウト充填方法。
  2. 前記主鉄筋は、前記上方のPC部材と一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載のグラウト充填方法。
  3. 前記上方のPC部材にはシース管が埋設されており、
    前記主鉄筋は、前記シース管を貫通するともに、その先端が前記スリーブ継手に挿入されていることを特徴とする請求項1記載のグラウト充填方法。
  4. 鉄筋を挿入するための挿入口が部材上面に露出するように設けられたスリーブ継手を備える下方のPC部材と、
    部材下面より下方へ突出するように設けられた主鉄筋を備える上方のPC部材と、を接合する方法であって、
    前記下方のPC部材のスリーブ継手内に前記主鉄筋の先端が挿入されるように、前記上方のPC部材を建込む上方PC部材建込工程と、
    前記上方のPC部材と、前記下方のPC部材との間の下方の目地の周囲をシーリングするシーリング工程と、
    前記スリーブ継手及び前記下方の目地に連続してグラウトを充填するグラウト充填工程と、を備えることを特徴とするPC部材の接合方法。
  5. 鉄筋を挿入するための挿入口が部材上面に露出するように設けられたスリーブ継手を備える下方のPC部材と、
    柱主筋に該当する位置にシース管が埋設されたPC仕口部材と、
    部材下面より下方に突出するように設けられた主鉄筋を備える上方のPC部材と、を接合する方法であって、
    前記下方のPC部材の上部に、前記PC仕口部材を建込むPC仕口部材建込工程と、
    前記PC仕口部材の上部に、前記主鉄筋が前記シース管を貫通するとともに、前記主鉄筋の先端が下方のPC部材のスリーブ継手内に挿入されるように、前記上方のPC部材を建込む上方PC部材建込工程と、
    前記PC仕口部材と、前記下方のPC部材との間の下方の目地の周囲をシーリングするシーリング工程と、
    前記スリーブ継手及び前記下方の目地に連続してグラウトを充填するグラウト充填工程と、を備えることを特徴とするPC部材の接合方法。
  6. 請求項5記載のPC部材の接合方法であって、
    前記シーリング工程では、
    前記下方の目地の周囲をシーリングするとともに、前記PC仕口部材と前記上方のPC部材との間の上方の目地の周囲のシーリングを行い、
    前記グラウト充填工程では、
    前記スリーブ継手及び前記下方の目地に続けて、前記シース管及び前記上方の目地にもグラウトを充填することを特徴とするPC部材の接合方法。
  7. 請求項4から6何れかに記載のPC部材の接合方法であって、
    前記グラウト充填工程では、各スリーブ継手のグラウト注入口よりグラウト充填を行うことを特徴とするPC接合方法。
  8. 請求項7記載のPC部材の接合方法であって、
    前記グラウト充填工程では、
    注入されたグラウトを前記スリーブ継手の夫々に分配するグラウト分配装置を介して、各スリーブ継手にグラウトを注入することを特徴とするPC部材の接合方法。
  9. 請求項4から6何れかに記載のPC部材の接合方法であって、
    前記グラウト充填工程では、
    前記下方の目地よりグラウトを注入し、
    前記スリーブ継手内のグラウトを振動させることを特徴とするPC部材の接合方法。
  10. 請求項4から9何れかに記載のPC部材の接合方法により接合されたことを特徴とするPC部材の接合構造。

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