JP2007254114A - 紙葉類分離取り出し装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、分離ローラに対する紙葉類からの負荷抵抗によらず、適切な分離トルクを与えることができ、紙葉類を確実且つ安定して分離・取り出しできる紙葉類分離取り出し装置を提供することを課題とする。
【解決手段】紙葉類分離取り出し装置1は、取り出しローラ4によって取り出された紙葉類Pを分離して矢印T方向に送り出す送りローラ14、および分離ローラ16を有する。分離ローラ16を回転するモータ18にはコントローラ20が接続されている。コントローラ20は、分離ローラ16の回転トルクを一定トルクに制御し、分離ローラ16の回転速度が一定速度を超えないように回転速度を制限する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、集積して投入した複数枚の紙葉類を1枚ずつ分離して搬送路上に取り出す紙葉類分離取り出し装置に関する。
従来、紙葉類分離取り出し装置として、複数枚の紙葉類を集積状態で投入し、集積方向一端の取り出し位置に配置された取り出しローラに向けて押圧して供給し、取り出しローラを回転することによって取り出しローラに接触した集積方向端部の紙葉類を集積方向と略直交する方向に延びた搬送路上に取り出し、取り出した紙葉類に取り出し方向と逆方向の分離トルクを与えて重ね取りされた紙葉類を分離する装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、この装置では、紙葉類に分離トルクを与える分離ローラが一定の回転トルクで制御されており、負荷抵抗の比較的小さい紙葉類を分離する際には、分離ローラが不所望に高速回転してしまい、比較的腰の弱い紙葉類である場合には折れ曲がったりする問題があった。
特開2003−341860号公報
この発明の目的は、分離ローラに対する紙葉類からの負荷抵抗によらず、適切な分離トルクを与えることができ、紙葉類を確実且つ安定して分離・取り出しできる紙葉類分離取り出し装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の紙葉類分離取り出し装置は、集積方向一端にある紙葉類に接触して第1の方向に回転することで当該紙葉類を上記第1の方向に送る給送手段と、この給送手段に対して紙葉類の搬送路の反対側に対向して設けられ、上記搬送路を介して搬送される紙葉類に連れ回るとともに当該紙葉類に対して上記第1の方向と逆の第2の方向に沿った分離トルクを与える分離ローラと、この分離ローラに対して上記分離トルクを発生させるべく駆動力を与える駆動部と、上記分離ローラの回転状態に応じて当該分離ローラに与える駆動力を変えるように上記駆動部を制御する制御部と、を有する。
また、本発明の紙葉類分離取り出し装置は、集積方向一端にある紙葉類に接触して第1の方向に回転することで当該紙葉類を上記第1の方向に取り出す取り出し手段と、この取り出し手段によって取り出された紙葉類を上記第1の方向に搬送する搬送路と、上記取り出し手段に対し上記第1の方向に沿って下流側に設けられ、上記取り出し手段の回転によって取り出された当該紙葉類の上記取り出し手段が接触した面に接触して上記第1の方向に回転し、当該紙葉類を上記搬送路に沿って上記第1の方向に送る送り手段と、この送り手段に対して上記搬送路の反対側に対向して設けられ、上記搬送路を介して搬送される紙葉類に連れ回るとともに当該紙葉類に対して上記第1の方向と逆の第2の方向に沿った分離トルクを与える分離ローラと、この分離ローラに対して上記分離トルクを発生させるべく駆動力を与える駆動部と、上記分離ローラの回転状態に応じて当該分離ローラに与える駆動力を変えるように上記駆動部を制御する制御部と、を有する。
上記発明によると、分離ローラの回転状態に応じて分離ローラに与える駆動力を変化させるため、分離ローラに一定の回転トルクを与えている状態で比較的負荷の小さい紙葉類を分離する際に、回転速度が大きくなり過ぎることを防止でき、また、分離ローラを一定の回転速度で回転させている状態で比較的負荷の小さい紙葉類を分離する際に、回転トルクが大きくなり過ぎることを防止できる。
また、本発明の紙葉類分離取り出し装置は、集積した複数枚の紙葉類をその集積方向に押圧してその押圧方向先端の取り出し位置へ供給する供給部と、この供給部にて上記取り出し位置へ供給された紙葉類に接触して第1の方向に回転することで当該紙葉類を上記第1の方向に取り出す取り出し手段と、この取り出し手段によって取り出された紙葉類を搬送する上記取り出し位置から上記第1の方向に延びた搬送路と、上記取り出し手段に対し上記第1の方向に沿って下流側に設けられ、上記取り出し手段の回転によって取り出された当該紙葉類の上記取り出し手段が接触した面に接触して上記第1の方向に回転し、当該紙葉類を上記搬送路に沿って上記第1の方向に送る送り手段と、この送り手段に対して上記搬送路の反対側に対向して設けられ、上記搬送路を介して搬送される紙葉類に連れ回るとともに当該紙葉類に対して上記第1の方向と逆の第2の方向に沿った分離トルクを与える分離ローラと、この分離ローラに対して上記分離トルクを発生させるべく駆動力を与える駆動部と、上記分離ローラの上記第2の方向に沿った回転トルクを一定トルクに制御するように上記駆動部が上記分離ローラに与える駆動力を制御する第1の制御部と、上記分離ローラの上記第2の方向に沿った回転速度を監視して一定速度を超えないように上記第1の制御部に優先して上記駆動部が上記分離ローラに与える駆動力を制御する第2の制御部と、を有する。
上記発明によると、分離ローラを一定の回転トルクで制御している状態で比較的負荷の小さい紙葉類を分離する際に、分離ローラの回転速度が大きくなり過ぎることを防止できる。
また、本発明の紙葉類分離取り出し装置は、集積した複数枚の紙葉類をその集積方向に押圧してその押圧方向先端の取り出し位置へ供給する供給部と、この供給部にて上記取り出し位置へ供給された紙葉類に接触して第1の方向に回転することで当該紙葉類を上記第1の方向に取り出す取り出し手段と、この取り出し手段によって取り出された紙葉類を搬送する上記取り出し位置から上記第1の方向に延びた搬送路と、上記取り出し手段に対し上記第1の方向に沿って下流側に設けられ、上記取り出し手段の回転によって取り出された当該紙葉類の上記取り出し手段が接触した面に接触して上記第1の方向に回転し、当該紙葉類を上記搬送路に沿って上記第1の方向に送る送り手段と、この送り手段に対して上記搬送路の反対側に対向して設けられ、上記搬送路を介して搬送される紙葉類に連れ回るとともに当該紙葉類に対して上記第1の方向と逆の第2の方向に沿った分離トルクを与える分離ローラと、この分離ローラに対して上記分離トルクを発生させるべく駆動力を与える駆動部と、上記分離ローラの上記第2の方向に沿った回転速度を一定速度に制御するように上記駆動部が上記分離ローラに与える駆動力を制御する第1の制御部と、上記分離ローラの上記第2の方向に沿った回転トルクを監視して一定トルクを超えないように上記第1の制御部に優先して上記駆動部が上記分離ローラに与える駆動力を制御する第2の制御部と、を有する。
上記発明によると、分離ローラを一定の回転速度で制御している状態で比較的負荷の小さい紙葉類を分離する際に、分離ローラの回転トルクが大きくなり過ぎることを防止できる。
更に、本発明の紙葉類分離取り出し装置は、集積した複数枚の紙葉類をその集積方向に押圧してその押圧方向先端の取り出し位置へ供給する供給部と、この供給部にて上記取り出し位置へ供給された紙葉類に接触して第1の方向に回転することで当該紙葉類を上記第1の方向に取り出す取り出し手段と、この取り出し手段によって取り出された紙葉類を搬送する上記取り出し位置から上記第1の方向に延びた搬送路と、上記取り出し手段に対し上記第1の方向に沿って下流側に設けられ、上記取り出し手段の回転によって取り出された当該紙葉類の上記取り出し手段が接触した面に接触して上記第1の方向に回転し、当該紙葉類を上記搬送路に沿って上記第1の方向に送る送り手段と、この送り手段に対して上記搬送路の反対側に対向して設けられ、上記搬送路を介して搬送される紙葉類に連れ回るとともに当該紙葉類に対して上記第1の方向と逆の第2の方向に沿った分離トルクを与える分離ローラと、この分離ローラに対して上記分離トルクを発生させるべく駆動力を与える駆動部と、上記分離ローラの上記第2の方向に沿った回転トルクを監視して一定トルクを超えないように上記駆動部が上記分離ローラに与える駆動力を制御する第1の制御部と、上記分離ローラの上記第2の方向に沿った回転速度を監視して一定速度を超えないように上記駆動部が上記分離ローラに与える駆動力を制御する第2の制御部と、を有する。
上記発明によると、第1の制御部が分離ローラの回転トルクを監視して一定トルクを超えないように駆動部を制御し、第2の制御部が分離ローラの回転速度を監視して一定速度を超えないように駆動部を制御するようにしたため、分離ローラに対して不所望な回転トルクおよび不所望な回転速度が与えられることがなく、良好な分離取り出し動作が可能となる。
この発明の紙葉類分離取り出し装置は、上記のような構成および作用を有しているので、分離ローラに対する紙葉類からの負荷抵抗によらず、適切な分離トルクを与えることができ、紙葉類を確実且つ安定して分離・取り出しできる。
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1には、この発明の実施の形態に係る紙葉類分離取り出し装置1(以下、単に取り出し装置1と称する)を上方から見た平面図を示してある。
この取り出し装置1は、例えば郵便物などの紙葉類Pを面方向に複数枚集積した状態にして立位で収容する収容部2、集積方向一端(図中左端)の取り出し位置に供給された紙葉類P1に接触して回転することにより該紙葉類P1を集積方向と略直交する略水平方向(図中矢印T方向)に取り出す取り出しローラ4(取り出し手段)、収容部2に収容された全ての紙葉類Pの下端辺を当接せしめた状態で紙葉類Pの集積方向に沿って走行可能に延設された2本のフロアベルト6、集積方向他端(図中右端)にある紙葉類P2のフロアベルト6から離間した上端近くに面接して集積方向に移動可能に設けられたバックアッププレート8、および取り出しローラ4によって取り出された紙葉類Pを1枚ずつに分離して後段の処理部へ送り出す分離部10を有する。
取り出しローラ4は、略鉛直方向に延びた回転軸4aを有し、この回転軸4aに沿って互いに離間して2つのゴムローラを備えている。また、回転軸4aには、図示しないモータが接続され、取り出しローラ4を図中矢印方向(図中反時計周り方向)、すなわち紙葉類Pを図中矢印T方向に送る方向(第1の方向)に回転するようになっている。なお、この取り出しローラ4は、後述する送りローラ14と協働して、取り出し位置に供給された紙葉類を矢印T方向に送る本発明の給送手段としても機能する。
フロアベルト6は、装置のフロント側およびリア側で紙葉類Pの集積方向に沿って張設された2本の無端状のベルトを有する。各ベルトを巻回した図示しないローラには、フロアベルト6を集積方向に沿って正逆両方向に走行させるための図示しないモータが接続されている。
バックアッププレート8は、フロアベルト6に簡易的に接続されており、収容部2のリア側で且つフロアベルト6から離間した上端近くで集積方向に延設されたレール12に対してスライド自在に取り付けられている。すなわち、バックアッププレート8は、フロアベルト6の走行によってレール12に沿って集積方向に移動される。
つまり、フロアベルト6およびバックアッププレート8は、互いに協動する本発明の供給部として機能し、収容部2に収容した複数枚の紙葉類Pをその集積方向(図中矢印F方向)に移動させ、集積方向一端にある紙葉類P1を取り出しローラ4に接触する取り出し位置に供給する。
この取り出し装置1では、集積方向一端の紙葉類P1から順に取り出しローラ4によって搬送路上に取り出されるため、紙葉類Pが取り出される度にフロアベルト6が走行されるとともに、バックアッププレート8が移動される。言い換えると、フロアベルト6およびバックアッププレート8は、集積方向一端の紙葉類P1が常に取り出し位置に供給されるように駆動される。
分離部10は、取り出しローラ4によって矢印T方向に取り出された紙葉類Pの一方の面(図1で左側の面)に接触する位置に設けられた送りローラ14(送り手段)、および紙葉類Pの搬送路を介して送りローラ14に対して所定のギャップを介して対向配置された分離ローラ16を有する。
また、分離部10は、送りローラ14を紙葉類Pの取り出し方向(図中矢印T方向)に一定速度で回転させるための図示しないモータ、および分離ローラ16に対して紙葉類Pの取り出し方向と逆方向(第2の方向)の分離トルクを与えるためのモータ18(駆動部)を有する。
分離ローラ16はアーム22の先端に回転可能に取り付けられており、アーム22を揺動させることによって取り出しローラ14に対して離接する方向に移動可能となっている。アーム22の基端部には、引っ張りバネ24が張設されており、アーム先端に取り付けた分離ローラ16を取り出しローラ14に向けて押圧する構造となっている。
また、分離ローラ16の回転軸は、2本の無端状のタイミングベルト26、28を介してモータ18の回転軸に接続されている。しかして、モータ18によって分離ローラ16に逆方向の分離トルクが与えられる。さらに、モータ18には、コントローラ20(制御部)が接続されており、モータ18が分離ローラ16に付与する駆動力を制御可能となっている。
具体的には、コントローラ20は、分離ローラ16の回転トルクおよび回転速度を監視して、この分離ローラ16の回転状態に応じてモータ18に与える駆動力を可変制御する。実際には、モータ18の図示しないドライバに対して回転トルクの目標値を与えるとともに回転速度の制限値を与えておく。そして、コントローラ20は、分離ローラ16の回転トルクを目標値に制御するとともに分離ローラ16の回転速度が制限値を超えないようにモータ18に与える電流値をコントロールする。
上記構造の取り出し装置1を動作させる場合、まず、処理対象となる複数枚の紙葉類Pをフロアベルト6に立位でセットする。そして、フロアベルト6を図中矢印F方向へ走行させるとともにバックアッププレート8を移動させ、集積方向端部にある紙葉類P1を取り出し位置へ供給する。
取り出し位置へ供給された紙葉類P1が取り出しローラ4に接触すると、その回転によって紙葉類P1が図中矢印T方向に取り出される。取り出された紙葉類P1は、送りローラ14と分離ローラ16の間を通過される。このとき、1枚目の紙葉類P1に2枚目以降の紙葉類Pが連れ出されている場合、分離部10にて1枚ずつに分離されて、さらに下流側へと搬送される。
つまり、分離ローラ16には、モータ18によって紙葉類Pを搬送上流側へと戻す方向(逆方向)に分離トルクが付与されている。分離ローラ16に付与される分離トルクは、搬送路に紙葉類Pが無い場合、あるいは紙葉類Pが1枚だけある場合には、分離ローラ16が送りローラ14に連れ回って搬送下流側(順方向)に回転する程度のトルク以下に設定されている。これに対し、紙葉類Pが2枚以上重なった状態で分離部10へ送り込まれた場合には、2枚目以降の紙葉類Pに分離トルクを作用させて逆方向に戻すことで紙葉類Pを1枚ずつに分離する。
以下、本実施の形態の上述した分離部10の作用について、図2および図3を参照しつつ、より詳細に説明する。図2には、本実施の形態の分離部10の動作を制御する制御系のブロック図を示してある。また、図3には、この分離部10のモータ18の回転トルクと回転速度に関する特性図を示してある。
コントローラ20は、まず、分離ローラ16の回転トルクτをモニターしてこの回転トルクτが予め設定した目標トルクτ(一定トルク)になるように電流値を制御してモータ18の駆動トルクτを制御する(第1の制御)。その上で、コントローラ20は、分離ローラ16の回転速度ωをモニターしてこの回転速度ωが予め設定した制限速度ωよりも大きくならないように電流値を制御してモータ18の回転速度ωに制限を加える(第2の制御)。つまり、この場合、第2の制御が第1の制御に優先することになる。このとき、コントローラ20は、分離ローラ16の実際の回転速度ωと制限速度ωを比較し、ω≦ωのときはそのまま、ω>ωのときはモータ18に与える電流値をコントロールして駆動トルクτを調整(減少)する。
分離ローラ16のトルク制御(第1の制御)のみを行った場合、予めモータ18のドライバに設定した目標トルクτを出力するようにモータ18が制御されるため、モータ18の回転速度は管理されず、トルク指令値に対して負荷抵抗が小さい(例えば、薄い紙葉類や軽い紙葉類)場合にはモータ18の回転速度は最高回転速度まで大きく上がってしまう。この場合、例えば、図4に示すように、薄い紙葉類P’を分離する際に分離ローラ16が紙葉類P’を戻す方向に過大な速度で回転してしまい、紙葉類P’を折り曲げてしまう。
これに対し、本実施の形態のように、トルク制御に速度制限(第2の制御)を加えた場合、負荷抵抗が大きいもの(例えば、厚い紙葉類や重い紙葉類)に対しては影響がないものの、負荷抵抗が小さい紙葉類についてはその回転速度が制限される。これにより、通常は分離ローラ16の回転トルクは一定トルクを維持しながら、回転速度は制限速度以下で動作することになり、厚い紙葉類などに対してはこれまでどおりの分離性能を発揮しつつ、薄い紙葉類に対しては分離ローラ16の回転速度を制限することで折り曲げることなく安定した分離動作が可能になる。
次に、本発明の他の実施の形態について、図1とともに図5、図6を参照して説明する。なお、本実施の形態の装置構成は図1の構成と同じであり、分離ローラ16を回転するモータ18の制御方法が異なる。
図5には、本実施形態の制御方法を実現するための制御系のブロック図を示してある。また、図6には、この場合におけるモータ18の回転トルクと回転速度に関する特性図を示してある。
コントローラ20は、まず、分離ローラ16の回転速度ωをモニターしてこの回転速度ωが予め設定した目標速度ω(一定速度)になるように電流値を制御してモータ18の回転速度ωを制御する(第1の制御)。その上で、コントローラ20は、分離ローラ16の回転トルクτをモニターしてこの回転トルクτが予め設定した制限トルクτよりも大きくならないように電流値を制御してモータ18の回転トルクτに制限を加える(第2の制御)。つまり、この場合、第2の制御が第1の制御に優先することになる。このとき、コントローラ20は、分離ローラ16の実際の回転トルクτと制限トルクτを比較し、τ≦τのときはそのまま、τ>τのときはモータ18に与える電流値をコントロールして駆動トルクτを調整(減少)する。
分離ローラ16の速度制御(第1の制御)のみを行った場合、予めモータ18のドライバに設定した目標速度τになるようにモータ18を制御するため、モータ18の駆動トルクは最大発生トルクまで大きく上がってしまう可能性がある。分離部10において重なった紙葉類を良好に分離するためには、送りローラ14によって紙葉類Pに付与する回転トルクより分離ローラ16によって紙葉類Pに付与する回転トルクの方が小さくなる必要があり、分離ローラ16によって発生される分離トルクが大きくなり過ぎると分離動作ができなくなる。言い換えると、分離(戻す)動作は可能だが、搬送(送る)動作が不十分なため、安定した分離搬送動作を行えなくなる。
これに対し、本実施の形態のように、速度制御にトルク制限(第2の制御)を加えると、上述したように分離ローラ16が過大な分離トルクを発生することを防止でき、安定した分離搬送動作が可能になる。また、分離ローラ16の回転速度はほぼ一定に制御されているが、回転トルクは処理対象となる紙葉類Pの負荷抵抗の大きさに依存するので、負荷抵抗の小さい紙葉類に対しては駆動トルクを過大に付与せずに分離動作が可能になる。
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。
例えば、上述した実施の形態では、紙葉類Pの取り出し、送り、分離機構として、取り出しローラ4、送りローラ14、分離ローラ16を使用したが、代りに、複数のローラに巻回されて張設された無端状のベルトを用いた装置に本発明を適用することもできる。
また、上述した実施の形態では、各ローラの周面と紙葉類Pの表面との摩擦力を利用して紙葉類Pを分離・搬送した場合について説明したが、これに限らず、ローラの周面に紙葉類Pをエアー吸着して分離・搬送しても構わない。さらに、上述した実施の形態では、分離ローラ16を送りローラ14に対して離接させるように揺動させたが、分離ローラ16に対して送りローラ14を揺動させる構造を採用することもできる。
図7には、この発明のさらに別の実施の形態に係る紙葉類分離取り出し装置30(以下、単に取り出し装置30と称する)の概略構成を示してある。
この取り出し装置30は、紙葉類Pの取り出し位置に沿って矢印T1方向に走行可能に配置された無端状の孔開きベルト31、孔開きベルト31の図示しない複数の孔を介して取り出し位置の紙葉類Pに負圧を作用させる真空チャンバ32、および孔開きベルト31を矢印T1方向に走行させるためのモータ33を有する給送機構34と、取り出し位置から矢印T方向に取り出された紙葉類Pを搬送する搬送路に対し、給送機構34に対向する位置に配置された分離ローラ36と、この分離ローラ36に分離トルクを付与するためのモータ38と、を備えている。
給送機構34は、この発明の給送手段として機能し、上述した取り出し装置1の取り出しローラ4および送りローラ14と同様に機能する。また、モータ38もこの発明の駆動部として機能し、上述したモータ18と同様にコントローラ20によって制御され、分離ローラ36を上述した分離ローラ16と同様に回転させる。なお、分離ローラ36は、上述した孔開きベルト31との間に紙葉類Pが1枚通過できる程度に孔開きベルト31から離間して配置されている。
しかして、モータ33によって孔開きベルト31が矢印T1方向に走行されて真空チャンバ32が真空引きされると、孔開きベルト31の図示しない多数の孔を介して取り出し位置にある紙葉類Pに負圧が作用され、当該紙葉類Pが孔開きベルト31に吸着されて取り出される。このとき、紙葉類Pの重ね取りを防止するため、分離ローラ36に分離トルクが与えられる。
本実施の形態においても、上述した各実施の形態と同様に分離ローラ36の回転速度や回転トルクを制御することで、同様の効果を奏することができる。
この発明の実施の形態に係る紙葉類分離取り出し装置の概略構成を示す平面図。 図1の取り出し装置の分離部の動作を制御する制御系のブロック図。 分離ローラの回転トルクと回転速度の関係を示す特性図。 分離ローラの回転速度が過大になった場合の紙葉類の挙動を説明するための動作説明図。 この発明の他の実施の形態に係る分離動作を制御する制御系のブロック図。 分離ローラの回転トルクと回転速度の関係を示す特性図。 この発明のさらに別の実施の形態に係る紙葉類分離取り出し装置の概略構成を示す平面図。
符号の説明
1…紙葉類分離取り出し装置、4…取り出しローラ、6…フロアベルト、8…バックアッププレート、10…分離部、14…送りローラ、16…分離ローラ、18…モータ、20…コントローラ、P…紙葉類。

Claims (9)

  1. 集積方向一端にある紙葉類に接触して第1の方向に回転することで当該紙葉類を上記第1の方向に送る給送手段と、
    この給送手段に対して紙葉類の搬送路の反対側に対向して設けられ、上記搬送路を介して搬送される紙葉類に連れ回るとともに当該紙葉類に対して上記第1の方向と逆の第2の方向に沿った分離トルクを与える分離ローラと、
    この分離ローラに対して上記分離トルクを発生させるべく駆動力を与える駆動部と、
    上記分離ローラの回転状態に応じて当該分離ローラに与える駆動力を変えるように上記駆動部を制御する制御部と、
    を有することを特徴とする紙葉類分離取り出し装置。
  2. 上記給送手段は、
    集積方向一端にある紙葉類に接触して第1の方向に回転することで当該紙葉類を上記第1の方向に取り出す取り出し手段と、
    この取り出し手段によって取り出された紙葉類を上記第1の方向に搬送する搬送路と、
    上記取り出し手段に対し上記第1の方向に沿って下流側に設けられ、上記取り出し手段の回転によって取り出された当該紙葉類の上記取り出し手段が接触した面に接触して上記第1の方向に回転し、当該紙葉類を上記搬送路に沿って上記第1の方向に送る送り手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の紙葉類分離取り出し装置。
  3. 集積方向一端にある紙葉類に接触して第1の方向に回転することで当該紙葉類を上記第1の方向に取り出す取り出し手段と、
    この取り出し手段によって取り出された紙葉類を上記第1の方向に搬送する搬送路と、
    上記取り出し手段に対し上記第1の方向に沿って下流側に設けられ、上記取り出し手段の回転によって取り出された当該紙葉類の上記取り出し手段が接触した面に接触して上記第1の方向に回転し、当該紙葉類を上記搬送路に沿って上記第1の方向に送る送り手段と、
    この送り手段に対して上記搬送路の反対側に対向して設けられ、上記搬送路を介して搬送される紙葉類に連れ回るとともに当該紙葉類に対して上記第1の方向と逆の第2の方向に沿った分離トルクを与える分離ローラと、
    この分離ローラに対して上記分離トルクを発生させるべく駆動力を与える駆動部と、
    上記分離ローラの回転状態に応じて当該分離ローラに与える駆動力を変えるように上記駆動部を制御する制御部と、
    を有することを特徴とする紙葉類分離取り出し装置。
  4. 上記制御部は、上記分離ローラの回転速度を監視して、上記第2の方向に一定速度を超えて回転しないように上記駆動部を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の紙葉類分離取り出し装置。
  5. 上記制御部は、上記分離ローラの上記第2の方向に沿った回転トルクを監視して、一定トルクを超えることのないように上記駆動部を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の紙葉類分離取り出し装置。
  6. 上記制御部は、上記分離ローラの上記第2の方向に沿った回転速度および回転トルクを監視して、該回転速度が一定速度を超えないように且つ該回転トルクが一定トルクを超えないように、上記駆動部を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の紙葉類分離取り出し装置。
  7. 集積した複数枚の紙葉類をその集積方向に押圧してその押圧方向先端の取り出し位置へ供給する供給部と、
    この供給部にて上記取り出し位置へ供給された紙葉類に接触して第1の方向に回転することで当該紙葉類を上記第1の方向に取り出す取り出し手段と、
    この取り出し手段によって取り出された紙葉類を搬送する上記取り出し位置から上記第1の方向に延びた搬送路と、
    上記取り出し手段に対し上記第1の方向に沿って下流側に設けられ、上記取り出し手段の回転によって取り出された当該紙葉類の上記取り出し手段が接触した面に接触して上記第1の方向に回転し、当該紙葉類を上記搬送路に沿って上記第1の方向に送る送り手段と、
    この送り手段に対して上記搬送路の反対側に対向して設けられ、上記搬送路を介して搬送される紙葉類に連れ回るとともに当該紙葉類に対して上記第1の方向と逆の第2の方向に沿った分離トルクを与える分離ローラと、
    この分離ローラに対して上記分離トルクを発生させるべく駆動力を与える駆動部と、
    上記分離ローラの上記第2の方向に沿った回転トルクを一定トルクに制御するように上記駆動部が上記分離ローラに与える駆動力を制御する第1の制御部と、
    上記分離ローラの上記第2の方向に沿った回転速度を監視して一定速度を超えないように上記第1の制御部に優先して上記駆動部が上記分離ローラに与える駆動力を制御する第2の制御部と、
    を有することを特徴とする紙葉類分離取り出し装置。
  8. 集積した複数枚の紙葉類をその集積方向に押圧してその押圧方向先端の取り出し位置へ供給する供給部と、
    この供給部にて上記取り出し位置へ供給された紙葉類に接触して第1の方向に回転することで当該紙葉類を上記第1の方向に取り出す取り出し手段と、
    この取り出し手段によって取り出された紙葉類を搬送する上記取り出し位置から上記第1の方向に延びた搬送路と、
    上記取り出し手段に対し上記第1の方向に沿って下流側に設けられ、上記取り出し手段の回転によって取り出された当該紙葉類の上記取り出し手段が接触した面に接触して上記第1の方向に回転し、当該紙葉類を上記搬送路に沿って上記第1の方向に送る送り手段と、
    この送り手段に対して上記搬送路の反対側に対向して設けられ、上記搬送路を介して搬送される紙葉類に連れ回るとともに当該紙葉類に対して上記第1の方向と逆の第2の方向に沿った分離トルクを与える分離ローラと、
    この分離ローラに対して上記分離トルクを発生させるべく駆動力を与える駆動部と、
    上記分離ローラの上記第2の方向に沿った回転速度を一定速度に制御するように上記駆動部が上記分離ローラに与える駆動力を制御する第1の制御部と、
    上記分離ローラの上記第2の方向に沿った回転トルクを監視して一定トルクを超えないように上記第1の制御部に優先して上記駆動部が上記分離ローラに与える駆動力を制御する第2の制御部と、
    を有することを特徴とする紙葉類分離取り出し装置。
  9. 集積した複数枚の紙葉類をその集積方向に押圧してその押圧方向先端の取り出し位置へ供給する供給部と、
    この供給部にて上記取り出し位置へ供給された紙葉類に接触して第1の方向に回転することで当該紙葉類を上記第1の方向に取り出す取り出し手段と、
    この取り出し手段によって取り出された紙葉類を搬送する上記取り出し位置から上記第1の方向に延びた搬送路と、
    上記取り出し手段に対し上記第1の方向に沿って下流側に設けられ、上記取り出し手段の回転によって取り出された当該紙葉類の上記取り出し手段が接触した面に接触して上記第1の方向に回転し、当該紙葉類を上記搬送路に沿って上記第1の方向に送る送り手段と、
    この送り手段に対して上記搬送路の反対側に対向して設けられ、上記搬送路を介して搬送される紙葉類に連れ回るとともに当該紙葉類に対して上記第1の方向と逆の第2の方向に沿った分離トルクを与える分離ローラと、
    この分離ローラに対して上記分離トルクを発生させるべく駆動力を与える駆動部と、
    上記分離ローラの上記第2の方向に沿った回転トルクを監視して一定トルクを超えないように上記駆動部が上記分離ローラに与える駆動力を制御する第1の制御部と、
    上記分離ローラの上記第2の方向に沿った回転速度を監視して一定速度を超えないように上記駆動部が上記分離ローラに与える駆動力を制御する第2の制御部と、
    を有することを特徴とする紙葉類分離取り出し装置。
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