JP2007253259A - ワイヤカット放電加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体をアームから取り外すことなくより容易に割ガイドからダイスガイドに交換し、ジェット方式とパイプジェット方式とを使い分けることができるようにすること。
【解決手段】ダイスガイド4Bを使用するときは、ダイスガイド4Bを保持しピン32の移動を許容するアダプタ44を割ガイドの位置に装着する。自動結線用のジェットを噴射するジェットノズル45は、ジャケット46の内側に設けられる。ジャケット46は、加工液導入口46Aを有し自動結線用のジェットの供給路46Bを形成しハウジング10に着脱自在に取り付けられる。そして、ダイスガイド4Bの手前までガイドパイプ6を下降させて自動結線用のジェットでワイヤ電極を案内する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤガイドアッセンブリをアームから取り外すことなく割ガイドとダイスガイドとを簡単に交換し異なる自動結線の方式を採用することができる構成のワイヤカット放電加工装置に関する。
ワイヤ電極が走行する通路が設けられ、その通路に沿ってワイヤカット放電加工に不可欠な通電体とワイヤガイドと加工用の同軸噴流ノズルとを一体的に組み込んだワイヤガイドアッセンブリの構造が知られている。ガイドアッセンブリは、ヘッドやコラムに固定される上下アームの先端部位にそれぞれ取り付けられる。ワイヤ電極が走行する方向と同軸の方向に加工間隙に加工液噴流を供給する同軸噴流ノズルの開口が被加工物の表面直近に位置するように配置される場合、開口から高圧の加工液噴流が噴射されるので、ガイドアッセンブリは、強い反力を受ける。したがって、ガイドアッセンブリは、アームに強固に取付固定される。
上下一対のワイヤガイドにワイヤ電極を通してワイヤ電極を張架する自動結線装置は、加工液のようなジェットをワイヤ電極を送り出す方向に対して同軸に供給しジェットでワイヤ電極を拘束しながら推進することによってワイヤ電極を一方のワイヤガイドから他方のワイヤガイドまで案内する。特に、一方のワイヤガイドの出口から他方のワイヤガイドまでをジェットのみで案内する方式をジェット方式という(特許文献1参照)。また、加工開始孔の入口もしくは他方のワイヤガイドまでをガイドパイプとガイドパイプの中に供給されるジェットとによって案内する方式をパイプジェット方式という(特許文献2参照)。
被加工物を挟んで設けられワイヤ電極を位置決め案内する一対のワイヤガイドのタイプとして、ダイスガイド(丸ダイスガイド)と割ガイド(割ダイスガイド)がある。ダイスガイドは、比較的大きな角度のテーパ加工、いわゆる大テーパ加工に有利である。しかしながら、ガイドパイプを通過させるためにダイスガイドの通し孔を大きくすると、クリアランスが大きくなり、要求を満足する位置決め精度が得られないので、ダイスガイドをパイプジェット方式の自動結線装置を備えたワイヤカット放電加工装置に用いることができない。割ガイドは、基本的に硬質の材料で製作される2つの案内部材で構成される。2つの案内部材が接合したときに、2つの案内部材の接合部位にダイス状の通し孔が形成される。そのため、必要に応じて通し孔を開くことができるので、ガイドパイプを移動させる通路を形成することができる(特許文献3参照)。
ワイヤ電極を案内する方式が異なる2つのタイプの自動結線装置を1つの機械に搭載することは現実的ではない。2つのタイプの自動結線装置をそっくり交換するように構成した場合は、機械が大型化するとともにコストが大幅に高くなるので採算が合わない。実際にこのようなモデルのワイヤカット放電加工装置が販売されている例は見受けられない。
消耗品であるワイヤガイドは交換可能に設けられているので、ワイヤガイドだけを交換することが考えられる(特許文献4参照)。しかしながら、ガイドホルダに嵌め込まれるダイスガイドとスライドさせて開閉させることができる割ガイドとは、ワイヤガイドと同軸噴流ノズル廻りを中心に基本的な構造が大きく異なっているので、そのまま同じ規格で交換できるようにすることは困難である。
特許第3406647号公報 特公平7−29246号公報 特開平11−262820号公報 特開平3−121723号公報
このように、ガイドアッセンブリをアームの先端部位から取り外すことなく割ガイドからダイスガイドに現場で簡単に交換することが望まれている。そして、ジェット方式とパイプジェット方式の自動結線方法を加工の目的に対応して比較的簡単に使い分けることができるならば、1台のワイヤカット放電加工装置で加工できる幅が大きく広がる。しかしながら、上述したように、ジェット方式とパイプジェット方式を容易に選択して使用することができる実用的な手段が考えられていないのが現状である。
本発明は、上記課題に鑑みて、より容易にかつ簡単な構成でジェット方式とパイプジェット方式の自動結線方法を行えるワイヤカット放電加工装置を提供することを目的とする。
本発明のワイヤカット放電加工装置は、ハウジング10に収納された通電体3をワイヤ電極が張架される方向に対して直交する方向に移動させてワイヤ電極を自動結線するワイヤカット放電加工装置において、割ガイド4Aを使用するときは通電体3の下側に割ガイド4Aを装着し通電体3と共に移動するピン32によって割ガイド4Aを開き割ガイド4Aを越えてガイドパイプ6を下降させてワイヤ電極を案内し、ダイスガイド4Bを使用するときはダイスガイド4Bを保持しピン32の移動を許容するアダプタ44を割ガイド4Aの位置に装着するとともに、加工液導入口46Aを有し自動結線用のジェットの供給路46Bをするジャケット46とジャケット46の内側に設けられる自動結線用のジェットを噴射するジェットノズル45とを装着しダイスガイド4Bの手前までガイドパイプ6を下降させて自動結線用のジェットでワイヤ電極を案内してワイヤ電極を結線するように構成する。なお、上記符号は、本発明を図面に示された具体的な構成に限定するものではない。
本発明は、割ガイドを開閉する機構を有するガイドアッセンブリの本体に、割ガイドを使用するときは通電体の下側に割ガイドを装着し、ダイスガイドを使用するときは割ガイドを移動させるピンの移動を許容するアダプタを割ガイドの位置に装着するとともに、加工液導入口を有し自動結線用のジェットの供給路を形成しハウジングに着脱自在に取り付けられるジャケットと、ジャケットの内側に設けられる自動結線用のジェットを噴射するジェットノズルと、を装着するので、ガイドアッセンブリの本体の構造を変えることなく、大がかりな装置や作業が要求されず、より簡単な構成で、現場で作業者が容易にかつ正確に割ガイドからダイスガイドに交換して自動結線の方式をパイプジェット方式からジェット方式にすることができる。そして、1台のワイヤカット放電加工装置で加工できる幅を大きく広げる効果を奏する。
図1は、本発明のワイヤカット放電加工装置のワイヤガイドアッセンブリの好適な実施の形態の構成であり、ダイスガイドを取り付けたときの状態を示す。図2は、図1とは別な方向の断面の一部分を示す。図3は、本体に取り付けられるダイスガイド廻りの部品の概容を示す。図4は、図1のワイヤガイドアッセンブリに割ガイドを取り付けたときの状態を示す。以下、上下一対のワイヤガイドアッセンブリのうち上側ワイヤガイドアッセンブリを具体例として説明する。なお、ワイヤカット放電加工装置の全体の構成は、従来から知られた技術が参照される。
図1および図4に示されるように、ワイヤガイドアッセンブリ1(上側)は、図示しないワイヤ電極が通過する通路2が設けられ通路2に沿って通電体3とワイヤガイド4と同軸噴流ノズル5とが組み込まれる。ガイドアッセンブリ1の本体ハウジング10と、ワイヤ挿入ブロック20と、通電体ブロック30と、は取り付けられるワイヤガイド4が割りガイド4Aであってもダイスガイド4Bであっても共通の構成を有する。ハウジング10は、上アームに強固に取り付けられる。
ワイヤ挿入ブロック20は、ガイドアッセンブリ1のハウジング10の上側に一体的に固定される。ワイヤ挿入ブロック20は、すり鉢状の開口21とワイヤ電極を通路2に導く挿入ガイド22を有する。挿入ガイド22の最小の内径は、ワイヤ電極を案内するガイドパイプ6の外径よりも大きく形成されている。ガイドパイプ6は、ワイヤ電極が張架される方向に移動可能に、より具体的には、上下方向に昇降可能に設けられている。したがって、ワイヤ挿入ブロック20の開口21と挿入ガイド22は、ワイヤ電極とガイドパイプ6をガイドアッセンブリ1の中に導入する。
通電体ブロック30は、ワイヤ挿入ブロック20の下側に位置するハウジング10内に設けられ、ワイヤ電極に給電する通電体3をワイヤ電極が張架される方向に対して直交する方向に移動可能に備える。通電体3は、保持部材31によって保持され、ハウジング10に収納される。ハウジング10の下面の穴には、ピン32が貫通しその先端部位が下側に突出している。ピン32は、通電体ブロック30に固定される。ピン32は、通電体3と共に移動する。通電体ブロック30に設けられる通路2は、ワイヤ電極が通過するとともにワイヤ電極を案内するガイドパイプ6が通過することができる大きさに形成されている。
ハウジング10には、エアシリンダでなるアクチュエータ7が一体的に取り付けられる。アクチュエータ7は、通電体3を取付保持している通電体ブロック30に連結されている。アクチュエータ7によって通電体ブロック30をスライドさせる。通電体ブロック30がスライドすることによって保持部材31に保持される通電体3が通路2を通って鉛直方向に張架されるワイヤ電極に対して前進後退する。通電体3は、側面に貫通する貫通孔から取り出して交換することができる。通電体ブロック30がスライドすると通電体3が移動するとともに一体的に設けられているピン32が移動する。
図4は、ガイドアッセンブリ1に割ガイド4Aを取り付けたときを示す。割ガイド4Aは2つのガイド片42A,42Bでなる。割ガイド4Aを使用するときは、2つのガイド片でなる割ガイド4Aを通電体3の下側の本体ハウジング10の下側に突出した部位11に収納し、円板状のガイド押さえ41によってハウジング10の下面でスライド可能に支持させる。その外側に加工用の同軸噴流ノズル5の開口51を備えるノズルキャップ52をねじで取り付ける。
割ガイド4Aの一方のガイド片42Aには、ハウジング10の下側から突出している通電体ブロック30に設けられているピン32の先端部位が挿入する穴が設けられている。通電体ブロック30が移動し通電体3がスライドするときにガイド片42Aの穴に挿嵌されたピン32が移動してガイド片42Aが通電体3の往復移動に合わせて通電体3と共に往復移動する。その結果、割ガイド4Aは開閉する。
割ガイド4Aを使用するときは、パイプジェット方式で自動結線する。パイプジェット方式で結線するときは、通電体3の下側に割ガイド4Aを装着し通電体3と共に移動するピン32によって割ガイド4Aを開く。そして、パイプガイド6内にジェットを供給するとともに割ガイド4Aを越えてガイドパイプ6を少なくとも被加工物表面の加工開始孔の入口まで下降させてワイヤ電極を案内する。加工開始孔がガイドパイプ6の外径よりも大きいときや上下ワイヤガイド間に被加工物がないときは図示しない下側ガイドアッセンブリの下側ワイヤガイドの手前までガイドパイプ6を下降させてワイヤ電極を案内する。
このように、通電体の移動に合わせてガイド片を移動させて通し孔を開くことができるので、ガイドパイプを移動させる通路を形成することができる。座グリや治具により同軸噴流ノズルの開口を被加工物の表面に密着させることができず、いわゆる浮き状態で自動結線を行なわなければならないようなケースや加工開始孔の直径とワイヤ電極の直径との差があまりないようなケースでは、ガイドパイプを被加工物の表面まで下降させることができる割ガイドを取り付けてパイプジェット方式の自動結線を行なうとよい。
図1ないし図3に示されるように、ダイスガイド4Bは、ガイド部位43を一体で保持する。ダイスガイド4Bを使用するときは、ダイスガイド4Bを嵌め込んで保持するアダプタ44、自動結線用のジェットノズル45、本体ハウジング10に着脱自在に設けられるジャケット46、ジャケット46に取り付けられ開口51を有するノズルベース53を含む加工用の同軸噴流ノズル5とを、本体を上アームに固定したままの状態で組み付ける。なお、適宜設けられるOリングのようなシール材は図示省略するとともに説明を省略する。
ガイド部位43を含むダイスガイド4Bは、アダプタ44に保持される。アダプタ44は、ピン32の移動を許容し本体ハウジング10の割ガイド4Aの位置に収まる外形を有する。そして、割ガイド4Aと置き換わるアダプタ44は、本体ハウジング10の割ガイド4Aがあった位置に収納され固定される。
アダプタ44は、割ガイド4Aに置き換わって通電体3の下側の本体ハウジング10の下側に突出した部位11に収納される。アダプタ44には、本体ハウジング10から突き出たピン32を挿入し通電体3の移動にともなって移動するピン32が往復移動できる長穴44Aのような空間が設けられる。したがって、アダプタ44に保持されるダイスガイド4Bが開閉できなくても、ピン32は往復移動し通電体3が移動することができる。
そのため、割ガイド4Aからダイスガイド4Bに交換したときは、アダプタ44が割ガイド4Aの位置に収められると同時にピン32の移動が妨げられず通電体3の移動を可能にするので、割ガイド4Aを装着したときとダイスガイド4Bを装着したときで、本体の構造を共通とすることができる。
自動結線用のジェットノズル45は、自動結線用のジェットを噴射する。ジェットノズル45は、ガイド部位43が固定されたダイスガイド4Bを覆うようにアダプタ44の下側に設けられる。また、自動結線用のジェットノズル45は、ジャケット46の内側に装着される。
ジャケット46は、ハウジング10に着脱自在に設けられる。ジャケット46は、加工液導入口46Aを有し自動結線用のジェットの供給路46Bを形成する。このとき、図2に示されるように、加工用のジェットの供給路46Cが同時に形成されている。アダプタ44の下面には空間44Bを形成する座グリ穴が複数設けられている。アダプタ44に設けられた複数の空間44Bで形成される流路は、ジェットの供給路46Bと自動結線用のジェットノズル45の内部45Aとを連通する。
したがって、加工を行なうときは加工用のジェットの供給路46Cを通して同軸噴流ノズル5に加工液噴流を供給する。自動結線を行なうときは、自動結線用のジェットは、自動結線用のジェットの供給路46Bからアダプタ44の下面に設けられた空間44Bで形成される流路を通ってジェットノズル45の内部45Aにを供給され、ジェットノズル45から噴射される。このように、本体に着脱可能なジャケット46から自動結線用のジェットを供給するように構成することで、ジェット方式とパイプジェット方式とで本体を共通の構造としかつ交換される部品の構成をより簡単にする。
割ガイド4Aからダイスガイド4Bに交換するとき、ノズル開口51を有するノズルキャップ52とガイド押さえ41とを取り外して、割ガイド4Aをダイスガイド4Bを保持するアダプタ44に付け替える。そして、ジェットノズル45とジャケット46とノズル開口51を有するノズルベース53とを取り付ける。その結果、本体が上アームに固定されている状態で割ガイド4Aをダイスガイド4Bに交換しパイプジェット方式からジェット方式に自動結線の方式を変更することができる。
図1に示されるように、自動結線を行なうときに、ワイヤ電極を案内するガイドパイプ6がダイスガイド4Bを通過することができない。したがって、自動結線時は、ガイドパイプ6を可能な限りダイスガイド4Bの手前までその先端が位置するように下降させる。このとき、ワイヤ電極がガイドパイプ6内で座屈しないようにガイドパイプ6内にジェットを供給する。
ジャケット46には加工液を導入する図示しないフレキシブルホースが接続されていて、ジャケット46は、加工液導入口46Aから加工液を導入する。加工液は、ジェットの供給路46Bからアダプタ44の下面に設けられた空間44Bを通ってジェットノズル45の内部45Aに供給される。そして、ジェットノズル45から自動結線用のジェットを噴射させ、ダイスガイド4Bから送り出されるワイヤ電極をジェットによって拘束しつつ案内する。
実施の形態のガイドアッセンブリ1は、通電体ブロック30が通電体3をワイヤ電極が張架される方向に対して直交する方向に移動可能であり、通電体ブロック30に設けられた経路2がガイドパイプ6の外径より大きくされているので、通電体3を後退させることによって、ダイスガイド4Bの直近までワイヤ電極をガイドパイプ6によって案内することができる。アダプタ44は、割ガイド4Aを装着時に使用するピン32の移動を許容する長穴44Aを有しているので、通電体3が往復移動することができる。そして、ダイスガイド4Bを出たワイヤ電極は、自動結線用のジェットによって拘束されながら同軸噴流ノズル5のノズル開口51から加工開始孔ないしは下側のワイヤガイドに向かって送り出される。そのため、実施の形態のガイドアッセンブリ1は、ダイスガイド4Bを装備しているときの自動結線の成功の確率がより高い利点がある。
図5は、自動結線装置の一例を示す。図5に示される自動結線装置8は、送りローラ81と、切断用ローラ82、ジェット供給口83、クランパ84、回収箱85を含んでなる。不要なワイヤ電極は、切断用ローラ82との間に電流を供給することによって切断されクランパ84に把持されて回収箱85に廃棄される。切断装置は、カッタのような切断手段に置き換えることができる。
ガイドパイプ6は、割ガイド4Aが装着されているときは、割ガイド4Aを越えて少なくとも被加工物の表面まで下降する。ガイドパイプ6内には、ジェット供給口83からジェットが供給される。ワイヤ電極は、ガイドパイプ6とガイドパイプ6から噴出するジェットに案内されて下側ワイヤガイドに挿通される。そして、図示しない巻取りローラに巻き取られて結線が完了する。
また、ガイドパイプ6は、ダイスガイド4Bが装着されているときはダイスガイド4Bの手前まで下降する。ガイドパイプ6内には、ジェット供給口83からジェットが供給される。案内されたワイヤ電極は、図示しない下側ワイヤガイドに挿通される。そして、巻取りローラに巻き取られて結線が完了する。
本発明は、ワイヤカット放電加工に利用することができる。本発明は、現場で簡単に割ガイドとダイスガイドとを交換することができ、1台のワイヤカット放電加工装置で異なる案内方式の自動結線方法を実施できるようにする。そして、ワイヤカット放電加工装置の利便性を広げ、金型や精密部品の製造技術の発展に貢献する。
本発明のダイスガイドを取り付けたときのワイヤガイドアッセンブリの断面図である。 本発明のダイスガイドを取り付けたときのワイヤガイドアッセンブリを図1とは別の方向から見た断面図である。 本発明のワイヤガイドアッセンブリのダイスガイドの取付けの概容を示す斜視図である。 本発明の割ガイドを取り付けたときのワイヤガイドアッセンブリの断面図である。 自動結線装置の一例を示す正面図である。
符号の説明
1 ワイヤガイドアッセンブリ
2 通路
3 通電体
4 ワイヤガイド
4A 割ガイド(割ダイスガイド)
4B ダイスガイド(丸ダイスガイド)
5 同軸噴流ノズル
6 ガイドパイプ
7 アクチュエータ
10 ハウジング
20 ワイヤ挿入ブロック
30 通電体ブロック
41 ガイド押さえ
42A ガイド片
43 ガイド部位
44 アダプタ
44A 長穴
45 自動結線用ジェットノズル
46 ジャケット
46A 加工液導入口
46B 自動結線用のジェットの供給路
46C 加工用の加工液噴流の供給路
51 ノズル開口
52 ノズルキャップ
53 ノズルベース

Claims (1)

  1. ハウジングに収納された通電体をワイヤ電極が張架される方向に対して直交する方向に移動させてワイヤ電極を自動結線するワイヤカット放電加工装置において、割ガイドを使用するときは前記通電体の下側に前記割ガイドを装着し前記通電体と共に移動するピンによって前記割ガイドを開き前記割ガイドを越えてガイドパイプを下降させてワイヤ電極を案内し、ダイスガイドを使用するときは前記ダイスガイドを保持し前記ピンの移動を許容するアダプタを前記割ガイドの位置に装着するとともに、加工液導入口を有し自動結線用のジェットの供給路を形成するジャケットと前記ジャケットの内側に設けられる前記自動結線用のジェットを噴射するジェットノズルとを装着し前記ダイスガイドの手前までガイドパイプを下降させて前記自動結線用のジェットでワイヤ電極を案内してワイヤ電極を結線することを特徴とするワイヤカット放電加工装置。
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