JP2007252583A - ゲームシステム及びゲーム装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プレイヤー特定情報(ID)に対応付けて各プレイヤーのプレイ履歴を識別情報記憶部64に記憶しておき、操作受付部41がゲーム選択操作を受け付ける前に入力受付部71がIDの入力を受け付けたとき、受け付けたIDに対応するプレイ履歴に基づいたアシスト表示画像を操作受付部がゲーム選択操作を受け付ける前に表示する。これにより、プレイヤーは自分のプレイ履歴を確認することができ、プレイヤーがゲーム選択に迷う時間を短縮することができる。
【選択図】図1
Description
プレイヤーはクライアントであるゲーミング端末の操作受付部でのゲーム選択操作により、サーバが記憶する複数のゲームプログラムの中からプレイするゲームプログラム選択することができる。そして、プレイヤーは、クライアントに対してゲーム操作を行うことにより、サーバで実行されている当該ゲームプログラムのゲームをプレイすることができる。
また、このような問題は、サーバと複数のクライアントとから成るゲームシステムに限るものではなく、複数のゲームプログラムを記憶し、プレイヤーがプレイするゲームを選択可能なものであれば独立したゲーム装置であっても生じる問題である。
このゲームシステムでは、プレイヤー特定情報に対応付けて各プレイヤーの特定の動作履歴(プレイ履歴)を記憶しておき、操作受付部がゲーム選択操作を受け付ける前に入力受付部がプレイヤー特定情報の入力を受け付けたとき、受け付けたプレイヤー特定情報に対応する特定のプレイ履歴に基づいたアシスト表示画像を操作受付部がゲーム選択操作を受け付ける前に表示する。プレイヤーは過去にプレイしたゲームの種類、種類ごとのプレイ回数やプレイ成績など、自分のプレイ履歴を参考にしてプレイするゲームを選択することが多い。本ゲームシステムのように、プレイヤーごとのプレイ履歴を記憶し、プレイヤーがゲーム選択を行うときに、自分のプレイ履歴に基づいたアシスト表示画像を表示することにより、プレイヤーは自分のプレイ履歴を確認することができ、プレイヤーがゲーム選択に迷う時間を短縮することができる。
このゲームシステムでは、プレイヤーはゲームを選択する際に各ゲームのプレイ回数に基づいたアシスト表示画像を確認することできる。
このゲームシステムでは、遊技結果を含む動作履歴を記憶し、その遊技結果を使って生成したアシスト情報に基づくアシスト表示画像をプレイヤーが見ることにより、プレイヤーは各ゲームごとの自分の過去のプレイ成績を確認することができる。
このゲームシステムでは、各プレイヤーのプレイ履歴だけでなく、他のプレイヤーのプレイ履歴にも基づいたアシスト表示画像を表示することができるので、ゲームについての人気ランキングやプレイ成績が好調なランキングなど、プレイヤーは他のプレイヤーのプレイ履歴を含んだ情報に基づいたアシスト表示画像を確認することができる。
このゲームシステムでは、プレイヤー特定情報に対応付けて各プレイヤーがプレイするゲームを決定するゲーム選択操作を操作受付部が受け付けるまでに、操作受付部が受け付けた過去の操作(ゲーム選択前操作)の操作履歴を記憶しておき、操作受付部がゲーム選択操作を受け付ける前に、入力受付部がプレイヤー特定情報の入力を受け付けたときに、受け付けたプレイヤー特定情報に対応する操作履歴に基づいて、ゲーム選択前操作で繰り返し行われている操作を省略するようにする。プレイヤーは、ゲームの選択の作業を繰り返すうちに、プレイするゲームを決定するゲーム選択操作を行うまでの操作がある程度特定のパターンになってくる場合がある。そのパターンが決まっているプレイヤーは毎回毎回そのパターンに沿った同じ操作を繰り返すことになり、それは、プレイヤーにとっては面倒な操作となってしまう。
本ゲームシステムでは、各プレイヤーのゲーム選択前操作の操作履歴からプレイヤーごとのゲーム選択操作を行うまでのパターンを把握することができる。そして、操作履歴に基づいて繰り返しの操作の少なくとも一部を省略することで、プレイヤーは繰り返しの操作を強いられることなく、繰り返し操作と同じことができる。これにより、プレイヤーがゲーム選択操作を行うまでの操作を簡略化することができる。
このゲーム装置では、プレイヤー特定情報に対応付けて各プレイヤーの特定の動作履歴(プレイ履歴)を記憶しておき、操作受付部がゲーム選択操作を受け付ける前に入力受付部がプレイヤー特定情報の入力を受け付けたとき、受け付けたプレイヤー特定情報に対応する特定のプレイ履歴に基づいたアシスト表示画像を操作受付部がゲーム選択操作を受け付ける前に表示する。プレイヤーは過去にプレイしたゲームの種類、種類ごとのプレイ回数やプレイ成績など、自分のプレイ履歴を参考にしてプレイするゲームを選択することが多い。本ゲーム装置のように、プレイヤーごとのプレイ履歴を記憶し、プレイヤーがゲーム選択を行うときに、自分のプレイ履歴に基づいたアシスト表示画像を表示することにより、プレイヤーは自分のプレイ履歴を確認することができ、プレイヤーがゲーム選択に迷う時間を短縮することができる。
このゲーム装置では、プレイヤー特定情報に対応付けて各プレイヤーがプレイするゲームを決定するゲーム選択操作を操作受付部が受け付けるまでに、操作受付部が受け付けた過去の操作(ゲーム選択前操作)の操作履歴を記憶しておき、操作受付部がゲーム選択操作を受け付ける前に入力受付部がプレイヤー特定情報の入力を受け付けたときに、受け付けたプレイヤー特定情報に対応する操作履歴に基づいて、ゲーム選択前操作で繰り返し行われている操作を省略するようにする。プレイヤーは、同じゲームシステムにおいて、プレイするゲームの選択を繰り返して行くうちにプレイするゲームを決定するゲーム選択操作を行うまでの操作がある程度特定のパターンになってくる場合がある。そのパターンが決まっているプレイヤーは毎回毎回そのパターンに沿った同じ操作を繰り返すことになり、それは、プレイヤーにとっては面倒な操作となってしまう。
一方、本ゲーム装置では、各プレイヤーのゲーム選択前操作の操作履歴からプレイヤーごとのゲーム選択操作を行うまでのパターンを把握することができる。そして、操作履歴に基づいて繰り返しの操作の少なくとも一部を省略することで、プレイヤーは繰り返しの操作を強いられることなく、繰り返し操作と同じことができる。これにより、プレイヤーがゲーム選択操作を行うまでの操作を簡略化することができる。
また、請求項2の発明によれば、プレイヤーは各ゲームプログラムのプレイ回数に基づいたアシスト表示画像を参考にしてゲーム選択を行うことができるという優れた効果が奏される。
また、請求項3の発明によれば、プレイヤーは各ゲームでのプレイヤーは自分の過去のプレイ成績を参考にしてゲーム選択を行うことができるという優れた効果が奏される。
また、請求項4の発明によれば、プレイヤーは他のプレイヤーのプレイ履歴を含んで情報に基づいたアシスト表示画像を参考にしてゲーム選択を行うことができるという優れた効果が奏される。
また、請求項5の発明によれば、プレイヤーのゲーム選択操作を行うまでの操作を簡略化させることができるので、ゲーム選択操作までのプレイヤーの手間を軽減することができ、ゲーム選択操作の時間を短縮することができるという優れた効果が奏される。
また、請求項6の発明によれば、プレイヤーがゲーム選択に迷う時間を短縮することができるので、ゲーム選択操作の時間を短縮することができるという優れた効果が奏される。
また、請求項7の発明によれば、プレイヤーのゲーム選択操作を行うまでの操作を簡略化させることができるので、ゲーム選択操作までのプレイヤーの手間を軽減することができ、ゲーム選択操作の時間を短縮することができるという優れた効果が奏される。
以下、本発明を、カジノ施設である公認カジノのカジノゲームシステムに適用した一実施形態(以下、本実施形態を「実施形態1」という。)について説明する。
図1は、本実施形態1に係るカジノゲームシステムの主要構成を示す機能ブロック図である。
本カジノゲームシステムは、ゲーム基板を持たない複数のゲーミング端末1と、複数種類のゲームプログラムを記憶するサーバ装置50とから構成され、サーバ装置50で実行されたゲームプログラムに基づくゲームを各ゲーミング端末1でプレイすることができるシンクライアント型のゲームシステムである。ゲーミング端末1は、ゲームを行う際にプレイヤーとのインターフェースとなるもので、プレイヤーが居るカジノフロアーに設置される。一方、サーバ装置50は、例えばプレイヤーが入るのを禁止されたセキュリティルームに設置される。このセキュリティルームは、カジノ運営者によって厳重に管理されている。
各ゲーミング端末1とサーバ装置50とは、通信ネットワークを介して双方向通信可能に接続されている。なお、サーバ装置50が担う一部又は全部の機能部分をカジノから離れた場所に設置する場合には、公衆電話回線、専用電話回線、ケーブルテレビ回線、無線通信回線等により実現される通信ネットワークを介して接続するようにしてもよい。
まず、本カジノゲームシステムを構成するサーバ装置50について説明する。
図2は、本実施形態1におけるサーバ装置50のハードウェア構成を示すブロック図である。
サーバ装置50は、CPU51、RAM52、ROM53、システムバス54、情報記憶装置55、入力装置56、出力装置57、サーバ通信装置58等を備えている。CPU51やRAM52等の構成要素は、システムバス54を介して、互いにデータやプログラムの命令等のやり取りを行う。このサーバ装置50を所定の手順に従って動作させるためのプログラムは、ROM53や情報記憶装置55に記憶されており、必要に応じてCPU51やRAM52上の作業エリアに呼び出されて実行される。情報記憶装置55には、ゲーミング端末1で選択的にプレイ可能な複数種類のゲームプログラムA,B,C・・・が記憶されている。カジノ運営者のオペレータが入力装置56を操作することで、情報記憶装置55に新しいゲームプログラムを追加したり、すでに記憶されているゲームプログラムを削除したりすることができる。なお、これらのゲームプログラムとしては、例えば、スロットマシン用のゲームプログラム、ブラックジャックやポーカ等のテーブルゲーム用のゲームプログラムなどが挙げられるが、これらのゲームに限られない。
次に、前記カジノゲームシステムを構成するゲーミング端末1について説明する。
図3は、本実施形態1に係るゲーミング端末の外観斜視図である。
ゲーミング端末1は、箱型の筺体2、この筺体2の前面側に開閉自在に取り付けられた前面パネル3などを有する。前面パネル3には、モニター11を外部から視認するための表示窓4、コイン投入口5a及び紙幣投入口5b、スピンボタン6a、クレジット精算ボタン6b、プレイヤーがゲームのためにゲーミング端末にコインを支払うための各種BETボタン7a,7b、ゲーム選択ボタン8、コイン払出ロ9aを有するコイン受皿9、各種ランプ類10a,10bなどが設けられている。スピンボタン6a、クレジット精算ボタン6b、各種BETボタン7a,7b、ゲーム選択ボタン8は、それぞれ発光部を具備したランプボタンである。
図5は、ゲーミング端末1を構成するサブ制御基板30のハードウェア構成を示すブロック図である。
メイン制御基板20の入出力ポート21aは、サブ制御基板30との間で通信を行うために利用される。また、メイン制御基板20の入出力ポート21bは、モニター11、各種ランプ10a,10b、スピーカー15、各種ボタン6a,6b,7a,7b,8、コイン払戻装置16との間で通信を行うために利用される。また、メイン制御基板20の外部入出力ポート21cは、通信ネットワークを介してサーバ装置50との間で通信を行うために利用される。ROM22には、CPU21が実行する通信プログラム等の各種プログラム等が格納されており、これらをCPU21に出力する。ただし、このROM22にはゲームプログラムは格納されていない。RAM23は、CPU21の演算処理結果等を一時的に格納する。ビデオドライバ25は、CPU21の制御の下、モニター11の表示制御を行う。照明制御部26は、CPU21の制御の下、各種ランプ10a,10bの点灯制御を行う。音響制御部27は、CPU21の制御の下、スピーカー15から出力する音声によるアナウンスや演出音等を制御する。払戻制御部28は、CPU21の制御の下、コイン払出ロ9aからコイン受皿9にコインを払い戻すために、コイン払戻装置16を制御する。
また、メイン制御基板20のCPU21は、ゲーミング端末1に設けられたスピンボタン6a、クレジット精算ボタン6b、各種BETボタン7a,7b、ゲーム選択ボタン8などにも接続されており、これらの操作信号は入出力ポート21bから入力される。また、CPU21は、コイン投入口5a及び紙幣投入口5bに投入された金額をカウントする図示しない投入金額カウント装置などにも同様に接続されている。
前記操作受付部41は、スピンボタン6a、クレジット精算ボタン6b、各種BETボタン7a,7b、ゲーム選択ボタン8等により構成され、プレイヤーによりボタン操作がなされると、その操作信号が入出力ポート21bからメイン制御基板20のCPU21に送られる。この操作の中には、サーバ装置50に実行させるゲームプログラムの種類を選択するゲーム選択操作も含まれる。
前記端末通信処理部42は、サーバ装置50との間で双方向通信を行うためのもので、主にメイン制御基板20のCPU21、ROM22、RAM23、外部入出力ポート21c等により構成されている。この端末通信処理部42は、操作受付部41が後述するゲーム選択操作を受け付けたときには、サーバ装置50に実行させるゲームプログラムの種類を特定するためのゲーム選択操作情報(利用要求)をサーバ装置へ送信する送信処理を行う。また、操作受付部41が各種ゲーム操作を受け付けたときには、サーバ装置50で実行されているゲームプログラムに基づくゲームの進行状況を変化させるためのゲーム操作情報をサーバ装置へ送信する送信処理を行う。更に、端末通信処理部42は、サーバ装置が実行しているゲームプログラムに基づくゲームの進行状況に応じた画像情報や音情報を受信する受信処理も行う。
前記表示部43は、表示処理部としてのCPU21,31、ROM22,32、RAM23,33、ビデオドライバ25、表示ドライバ35等を備え、モニター11、表示装置14等により構成されている。表示部43は、端末通信処理部42が受信した画像情報に基づくゲーム画像をモニター11や表示装置14に表示する。また、表示部は、後述するゲーム選択用画面をモニター11に表示する。
前記入力受付部71は、カード挿入口13、カードリーダ34等から構成され、ハウスカードに記憶されているプレイヤー識別情報であるIDを受け付けるものである。具体的には、カード挿入口13に挿入されたハウスカードに記憶されているIDをカードリーダ34で読み取り、そのIDを端末通信処理部42へ送信する。端末通信処理部42は、入力受付部71から受信したIDをサーバ装置50へ出力する。
前記記憶部61は、RAM52、ROM53、情報記憶装置55等により構成され、複数種類のゲームプログラムA,B,C・・・を記憶している。
前記制御部62は、CPU51、ROM52、RAM53、システムバス54等により構成されており、少なくとも2以上のゲームプログラムを同時実行可能な構成となっている。この制御部62は、後述の識別情報選択部65から実行命令を受けたら、その実行命令に係る種類のゲームプログラムを記憶部61から読み出して実行する。このとき、一のゲーミング端末1に対するゲームプログラムの実行中に、他の実行命令を受けたときも、前者のゲームプログラムの実行を継続したまま、後者のゲームプログラムも並行して実行する。また、制御部62は、ゲームプログラムに基づくゲームの進行状況に応じた画像情報や音情報を、そのゲームプログラムについてのゲーム選択操作情報を送信したゲーミング端末1に向けてサーバ通信処理部63に送信させる制御を行う。また、サーバ通信処理部63がゲーム操作情報を受信したときには、そのゲーム操作情報に基づいてゲームの進行状況を変更する制御を行う。
前記サーバ通信処理部63は、各ゲーミング端末1との間で双方向通信を行うためのもので、主にCPU51、ROM52、RAM53、システムバス54、サーバ通信装置58等により構成されている。このサーバ通信処理部63は、各ゲーミング端末1から送信されるゲーム選択操作情報やゲーム操作情報を受信する受信処理を行う。また、制御部62が実行しているゲームプログラムに基づくゲームの進行状況に応じた画像情報や音情報をゲーミング端末へ送信する送信処理を行う。
前記識別情報選択部65は、CPU51、ROM52、RAM53、システムバス54等により構成されており、サーバ通信処理部63が受信したゲーム選択操作情報(利用要求)に対応する種類のゲームプログラムに係る複数の識別情報の中に未選択の識別情報が存在するとき、所定の選択条件に従って未選択の識別情報の中から一の識別情報を選択する処理を行う。本実施形態1における選択条件は、後述するように、各ゲーミング端末1からゲーム選択操作情報とともに送られてくる報知画像選択情報により特定される報知画像に対応した識別情報が未選択の識別情報であればその識別情報を選択するという条件である。なお、前記所定の選択条件は、これに限られることはなく、例えば、未選択の識別情報の中から抽選により選択するという条件であってもよいし、複数の識別情報について予め決められた優先順位に従って順次選択していくという条件であってもよい。
また、前記識別情報選択部65は、識別情報を選択した場合、識別情報記憶部64に記憶されている当該識別情報に対して既選択フラグを立てる。前記識別情報選択部65は、既選択フラグを立っているか否かで、各識別情報が既選択の識別情報か未選択の識別情報かを判別する。
また、前記識別情報選択部65は、識別情報を選択した場合、制御部62に対して当該識別情報に対応した種類のゲームプログラムを実行させる実行命令を出力する。
図6は、ゲーミング端末1でプレイヤーがゲームをプレイするときの処理の流れを示すシーケンスフロー図である。
あるゲーミング端末1でプレイヤーがゲームプレイを開始しようとするとき、そのゲーミング端末1のモニター11には、通常、そのゲーミング端末1で直前にプレイされていたゲームのゲーム画面が表示された状態となっている。プレイヤーは、このゲームをそのままプレイすることもできるが、サーバ装置50の記憶部61に記憶されている他の種類のゲームをプレイすることもできる。他の種類のゲームをプレイしようとする場合、まず、プレイヤーは、操作受付部41に対してゲーム選択画面を呼び出すための操作を行う。これにより、ゲーミング端末1のCPU21は、ゲーム選択用プログラムを実行し、まず、ROM22やRAM23に記憶されているゲーム選択画面情報を読み出してモニター11にゲーム選択画面を表示させる。なお、本実施形態1では、ゲーム選択画面情報が各ゲーミング端末1に記憶されている場合について説明するが、サーバ装置50に記憶しておいてもよい。サーバ装置50に記憶しておけば、ゲーム選択画面情報を一元管理できるので、新しいゲームプログラムの追加や既存のゲームプログラムの削除に伴ってゲーム選択画面情報を変更する必要がある場合にその変更が容易となるという利点がある。
まず、プレイヤーによって図示しないコインがゲーミング端末1のコイン投入口5aに投入されたり紙幣が紙幣投入口5bに投入されたりすると、その投入金額が図示しない投入金額カウント装置によりカウントされる。そして、ゲーミング端末1のメイン制御基板20のCPU21は、投入金額カウント装置によりカウントされた投入金額に相当する量分のクレジットをRAM23のクレジットデータに加算するクレジット加算処理を行う。
上述したように、本実施形態1では、任意の一の図柄表示域とこれに隣接する他の図柄表示域とに同一の賞に対応する図柄が停止表示されれば、入賞となる。図8を見ると、図柄表示域の全てに「1st図柄」が停止表示している。したがって、5個の「1st図柄」に対応するファースト賞が入賞している。また、第2図柄表示域には、「W図柄」が停止表示しているので、この「W図柄」は「1st図柄」として取り扱うことができ、前記と同様に、5個の「1st図柄」に対応するファースト賞が更に入賞している。また、図柄表示域の全てに「K図柄」が停止表示している。したがって、5個の「K図柄」に対応するキング賞が入賞している。また、第2図柄表示域には、「W図柄」が停止表示しているので、この「W図柄」は「K図柄」としても取り扱うことができ、前記と同様に、5個の「K図柄」に対応するキング賞が更に入賞している。更に、第3図柄表示域と第4図柄表示域には「2nd図柄」がそれぞれ停止表示しており、第2図柄表示域には「W図柄」が停止表示している。この「W図柄」は「2nd図柄」としても取り扱うことができるので、3個の「2nd図柄」に対応するセカンド賞が入賞している。
なお、本実施形態1では、同一の賞に対応する図柄を含む図柄表示域の隣接数が3以上である場合に限定して入賞としている。したがって、図8を見ると、第1図柄表示域と第2図柄表示域には「A図柄」がそれぞれ停止表示しているが、第2図柄表示域には「A図柄」も「W図柄」もないので、エース賞の入賞とはならない。もちろん、当該隣接数を3以上とせずに、2以上あるいは4以上等としてもよい。
また、本実施形態1では、同種の図柄に対応する賞であっても、その図柄数によって互いに異なる賞として取り扱う。すなわち、例えば同じ「1st図柄」に対応する賞であっても、3個の「1st図柄」に対応するファースト賞と、4個の「1st図柄」に対応するファースト賞と、5個の「1st図柄」に対応するファースト賞とでは、異なる賞となる。したがって、入賞したときの配当額も異なり、図柄の個数が多いほど配当額が高い。
次に、本実施形態1のゲームシステムでプレイヤーのゲーム選択操作をサポートする一つ目の実施例について説明する。
実施例1では、プレイヤーが入力受付部71にIDを入力すると、制御部62は当該プレイヤーの特定の動作履歴(プレイ履歴)情報を読み出し、このプレイ履歴に基づく選択補助用のアシスト情報を生成する。そして、当該IDを受け付けたゲーミング端末1にこのアシスト情報を送信し、アシスト情報を受信したゲーミング端末1はこのアシスト情報に基づいたアシスト画像を表示部43に表示する。
プレイ履歴情報としては、過去の所定期間内にゲームプログラムに基づくゲームが特定の進行状況になった回数及びその特定の進行状況の種類などのプレイ履歴をプレイ前に入力されたIDに対応付けて識別情報記憶部64に記憶する。具体的には、サーバ装置50の制御部62で実行されるゲームプログラムに基づくゲームにおいて、例えば大量のクレジットが払い出された回数や特定のイベントが発生した回数及びその種類である。上述したスロットゲームを例に挙げると、例えばイベント又はボーナスゲームやフィーチャーゲームに移行する賞に入賞したときの回数やその賞の種類などをプレイ履歴情報として記憶する。
なお、このようにゲームの進行状況がゲームプログラムに基づく特定の進行状況になったときのプレイ履歴をとる場合について例示したが、プレイ履歴をとることが有意義な動作であれば、上記のものに限られない。
例えば、IDの入力を受けると、過去の当該ID入力後に実行されたゲームプログラムごとの実行回数に基づいて、実行回数が多い順にゲームの種類(または仮想台)を認識できるように、ランキング表のようなアシスト画像を表示部43に表示する。また、ランキング表に限らず、選択画面に遊技可能なゲーム(又は仮想台)ごとに認識可能なアイコンを表示する場合、プレイ頻度が高いゲームを選択しやすくするアシスト画像として実行回数が多いゲームプログラムを実行するアイコンのみを表示部43に表示しても良い。
そして、プレイヤーの好みのゲームを選択しやすいアシスト画像として、ゲームカテゴリー、メーカー、またはシリーズ等がプレイ回数の多いゲームと共通するゲームに絞った状態の選択画面を表示部43に表示する。
シリーズ作品の場合、当該プレイヤーのプレイ頻度が高いゲームの続編となる新ゲームのゲームプログラムがサーバ装置50に追加された場合、当該新ゲームの入荷を告知するアシスト画像を表示部43に表示しても良い。さらに、告知に限らず表示部43の画像上のボタンを選択することにより、容易に当該新ゲームに係るゲームプログラムを実行するようにしても良い。
また、サーバ装置50に多種のゲームプログラムが記憶されている場合、プレイヤーはプレイするゲームの選択に時間がかかる可能性が高まる。そこで、上述のように、プレイヤーの好みと推測されるゲームに絞った状態で選択画面を表示部43に表示することにより、プレイヤーのゲームの選択を促進し、ゲーム選択にかかる時間を短縮することが可能となる。
また、VIPプレイヤーに対しては、そのプレイ履歴に基づいて顧客担当者が当該プレイヤーの傾向を丹念に分析し、専用のアシスト情報を作成して、当該VIPプレイヤーのID情報と対応付けて識別情報記憶部64に記憶してもよい。この場合、専用のアシスト情報が識別情報記憶部64に記憶された後に、当該VIPプレイヤーのID情報が入力受付部に入力された際に、専用のアシスト情報に基づいたアシスト画像を表示部43に表示する。
なお、VIPプレイヤーの判断基準としては、プレイした合計回数に限らず、ゲーム施設への来店合計日数、プレイした合計時間、合計投入額などであっても良い。
コンテンツ検索は、プレイヤーのIDを受け付けると、通常の選択画面又はアシスト画像が表示されるが、それをみて、表示される情報以外の情報をプレイヤーが要望する場合、種々の切り口で情報がリスト化され、そこからプレイするゲームを選べるようになっている。情報の切り口としては、ゲームカテゴリー、メーカー、製造年、レート等が挙げられる。このコンテンツ検索によるゲームの選択としては、例えば、ゲームの種類からスロットマシンを選び、低目のレートか、高目のレートかという選択で低めのレートを選ぶことで、選択した条件に該当するゲームに関する情報のみが表示部43に表示される。このように条件を絞り込んでいくことにより、多種類の中からプレイするゲームを選択するときに、所望のゲームを選択しやすく、プレイヤーのゲームの選択を促進し、ゲーム選択にかかる時間を短縮することが可能となる。なお、絞り込みに用いる条件としては、「過去1週間にプレイしたゲーム」等、プレイヤーのプレイ履歴に基づいた絞込みを行う条件を備えていても良い。
履歴データ検索は、プレイヤーのプレイ履歴に基づいて、過去にプレイしたゲームのリストを確認できる。これにより、プレイヤーが過去にプレイしたゲームを再度プレイしたいときに、そのゲームの名称が不明であっても前記リストから検索することが可能となる。
また、本実施形態1のようにゲームの種類だけでなく仮想台として識別可能な場合、各仮想台に対応付けてすべてのプレイヤーのプレイ履歴を記憶してもよい。そして、各仮想台画像に対応づけた状態でそれぞれの仮想台画像に係る識別情報に対応したプレイ履歴情報を仮想台選択画面上に表示する場合、そのプレイ履歴情報には自分だけでなく他人のプレイによるものも含まれている。この場合、プレイヤーは、自分だけでなく他のプレイヤーを含め、各仮想台で所定期間内に行われたゲームでどの賞が何回入賞したかを把握することができる。
次に、本実施形態1のゲームシステムでプレイヤーのゲーム選択操作をサポートする一つ目の実施例について説明する。
実施例2の動作履歴処理部72は、サーバ通信処理部63が実行するゲームプログラムを決定するゲーム選択操作情報を各ゲームング端末1から受信する前に制御部62が操作受付部41から受信した特定の操作履歴情報(ゲーム選択前操作履歴情報)を、各ゲーミング端末1から受信したIDとに対応付けた状態で、識別情報記憶部64に記憶する処理を行う。すなわち、各プレイヤーのゲーム選択前操作履歴情報を識別情報記憶部64に記憶する処理を行う。
そしてプレイヤーが入力受付部71にIDを入力すると、制御部62は当該プレイヤーのゲーム選択前操作履歴情報を読み出し、このゲーム選択前操作履歴情報に操作受付部41が繰り返し受け付けた操作(パターン操作)があるか否かを判別する。ゲーム選択前操作履歴情報にパターン操作があれば、制御部62は操作省略処理部として、パターン操作の少なくとも一部を省略するパターン省略信号を生成し、当該IDを受け付けたゲーミング端末1にこのパターン省略信号を送信する。パターン省略信号を受信したゲーミング端末1では、パターン省略信号に基づいてパターン省略操作画像を表示部43に表示する。
一つの画面では選択可能なゲームの全てを表示することが困難なほど多種類のゲームを選択できる場合、ゲームカテゴリー、メーカーなどの分類で、階層的に選択肢を絞っていき、最終的にプレイしたいゲームを選択する。パターン操作を省略することができない場合、プレイヤーはいつもと同じ特定ゲームをプレイしたい場合でも、他のプレイヤーと同じ選択画面にしたがって、毎回、略パターン化された同じ操作を繰り返すことになり、プレイヤーにとって面倒な操作を強いることになる。
本実施形態1のゲームシステムのように、プレイヤー複数のゲームプログラムを選択してプレイすることができるものであって、ゲーム選択の際にゲーム選択に有用な情報を確認できるものであれば、プレイヤーごとに確認する頻度が高い情報が異なる。具体的には、自分の過去のプレイ履歴から確認するプレイヤーもいれば、最近の人気が高いゲームのランキングから確認するプレイヤーもいることが考えられる。さらに、どの情報を確認することなくプレイするゲームを選択するプレイヤーも考えられる。そして、ゲーム選択に有用な情報の全てを一つの画面では表示できないほどプレイヤーが確認できる情報が多い場合は、例えば、通常の選択画面から情報を確認する画面を表示する操作を行い、そこから情報の種類に応じて階層的に選択肢を絞っていき、最終的に確認したい情報を選択する。パターン操作を省略することができない場合、プレイヤーはいつもと同じ特定の情報を確認したい場合でも、他のプレイヤーと同じ選択画面にしたがって、毎回、略パターン化された同じ操作を繰り返すことになり、プレイヤーにとって面倒な操作を強いることになる。
また、本実施形態1の二つ目の実施例によれば、サーバ通信処理部63がゲーム選択操作情報を受信する前に、制御部62が操作受付部41から受信した特定の操作履歴(ゲーム選択前操作履歴)を、動作履歴処理部72が入力受付部71で受け付けたプレイヤー特定情報であるIDに対応付けてプレイヤー情報記憶部であるに識別情報記憶部に記憶する。そして、制御部62は入力受付部71がIDの入力を受け付けた際に受け付けたIDに対応するゲーム選択前操作履歴を呼び出し、このゲーム選択前操作履歴に操作受付部41が繰り返し受け付けた操作(パターン操作)があれば、そのパターン操作の少なくとも一部を省略する処理を行う。すなわち、プレイヤーごとのゲーム選択前操作履歴を記憶し、プレイヤーがゲーム選択前操作を行うときに、自分のパターン操作を省略することができるので、プレイヤーがゲーム選択操作を行うまでの操作を簡略化させることができ、プレイヤーのゲーム選択を促すことができる。
次に、本発明を、前記実施形態1の場合と同様のカジノゲームシステムに適用した一実施形態(以下、本実施形態を「実施形態2」という。)について説明する。
図9は、本実施形態2に係るカジノゲームシステムの主要構成を示す機能ブロック図である。
本カジノゲームシステムは、複数種類のゲームプログラムをサーバ装置50に記憶しておき、各ゲーミング端末1でプレイヤーが選択したゲームプログラムをサーバ装置50からダウンロードし、そのゲームプログラムをゲーミング端末で実行するダウンロード型のゲームシステムである。各ゲーミング端末1は、サーバ装置50からダウンロードしたゲームプログラムを実行してゲームを進行するものであり、プレイヤーが居るカジノフロアーに設置される。サーバ装置50は、前記実施形態1の場合と同様にセキュリティルームに設置される。各ゲーミング端末1とサーバ装置50とは、通信ネットワークを介して双方向通信可能に接続されている。なお、サーバ装置50が担う一部又は全部の機能部分をカジノから離れた場所に設置する場合には、公衆電話回線、専用電話回線、ケーブルテレビ回線、無線通信回線等により実現される通信ネットワークを介して接続するようにしてもよい。
なお、ゲーミング端末1及びサーバ装置50のハードウェア構成は、前記実施形態1の場合とほぼ同様であるので説明を省略する。
本実施形態2における端末通信処理部42は、操作受付部41がゲーム選択操作を受け付けたときには、サーバ装置50からダウンロードするゲームプログラムの種類を特定するためのゲーム選択操作情報をサーバ装置へ送信する送信処理を行う。また、そのゲーム選択操作情報に対応するゲームプログラムを受信する受信処理も行う。
制御部70は、端末通信処理部42が受信したゲームプログラムを実行し、操作受付部41がゲーム操作を受け付けることで生成されるゲーム操作情報に応じ、実行中のゲームプログラムに基づくゲームの進行状況を変更する制御を行う。また、制御部70は、そのゲームの進行状況に応じたゲーム画像をモニター11や表示装置14に表示させたり、演出音などの音をスピーカー15から出力させたりする制御も行う。すなわち、本実施形態2の制御部70は、前記実施形態1のサーバ装置に設けられていた制御部62と同様にゲームを進行する制御を行う。
図10は、ゲーミング端末1でプレイヤーがゲームをプレイするときの処理の流れを示すシーケンスフロー図である。
あるゲーミング端末1でプレイヤーがゲームプレイを開始しようとするとき、そのゲーミング端末1のモニター11には、通常、そのゲーミング端末1で直前にプレイされていたゲームのゲーム画面が表示された状態となっている。プレイヤーは、このゲームをそのままプレイすることもできるが、サーバ装置50の記憶部61に記憶されている他の種類のゲームをプレイすることもできる。他の種類のゲームをプレイしようとする場合、前記実施形態1の場合と同様に、プレイヤーは、操作受付部41に対してゲーム選択画面を呼び出すための操作を行う。これにより、モニター11にゲーム選択画面が表示される。なお、本実施形態2でもゲーム選択画面情報が各ゲーミング端末1に記憶されている場合について説明するが、サーバ装置50に記憶しておいてもよい点は前記実施形態1の場合と同様である。
なお、スロットゲームの制御については、ゲーミング端末1に設けられた制御部70がゲームプログラムを実行してゲーム進行する点を除いて、前記実施形態1の場合と同様であるので、説明を省略する。
次に、上述した実施形態1及び2の一変形例について説明する。
上述した各実施形態においては、本発明をサーバ装置50とゲーミング端末1とから構成されるゲームシステムに適用した場合について説明したが、ゲーム装置単体で記憶部に記憶された複数種類のゲームプログラムの中から本ゲーム装置でプレイするプレイヤーが行ったゲーム選択操作に係るゲームプログラムを選択して実行するというスタンドアローン型のゲーム装置に適用することも同様に可能である。
図11は、本変形例のスタンドアローン型のゲーム装置100の主要構成を示す機能ブロック図である。
実施形態1のゲームシステムでは、サーバ装置50とゲーミング端末1とを別体であるため、サーバ通信処理部63と端末通信処理部42とを設け、互いに情報を送受信する構成となっている。一方、本変形例ゲーム装置100では、実施形態1におけるサーバ装置50及びゲーミング端末1が備えていた機能を単体で実現する構成となっている。
また、上述した各実施形態では、プレイヤーがゲーム選択画面の表示時にゲーム選択操作を行ったら、そのゲーム選択操作に係るゲームに対応した複数の仮想台画像を表示した仮想台選択画面に表示を切り換え、プレイヤーに仮想台選択操作を行わせてゲームを開始する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、2以上のゲームに対応する仮想台画像を表示したゲーム選択画面を最初から表示し、そのゲーム選択画面上の仮想台画像を選択する操作を行ったら、その仮想台画像を選択した旨の仮想台選択操作情報とともに、その仮想台画像に対応するゲームを選択した旨のゲーム選択操作情報をサーバ装置50へ送信するようにしてもよい。この場合、プレイヤーは、一度の操作でゲームの選択と仮想台画像の選択を済ませることができ、操作を簡素化することができる。
また、上述した各実施形態及び変形例では、表示部43を構成するモニター11に各仮想台画像を互いに識別可能な状態で表示させる場合について例示したが、表示装置14に表示するようにしてもよい。この場合、表示装置14に表示された各仮想台画像のうち、どの仮想台画像を選択するかを決めるための仮想台選択操作を操作受付部41に対して行う。
さらに、上述した各実施形態及び変形例では、各仮想台を互いに識別可能な状態で処理する構成について説明したが、仮想台ごとに識別するものに限らず、ゲームの種類ごとに識別するものであっても良い。この場合、プレイヤーは仮想台ごとに選択を行うのではなく、ゲームプログラムの種類ごとにプレイするゲームを選択を行うことになる。そして、一つの種類のゲームを同時にプレイできる人数が限られているときには、既選択フラグ情報は仮想台ごとではなく、ゲームの種類ごとに立てられる。また、一つの種類のゲームを同時にプレイできる人数が限られていないときには、既選択フラグ情報を立てる処理が不要となる。
8 ゲーム選択ボタン
11 モニター
13 カード挿入口
14 表示装置
20 メイン制御基板
30 サブ制御基板
34 カードリーダ
41 操作受付部
42 端末通信処理部
43 表示部
50 サーバ装置
61 記憶部
62 制御部
63 サーバ通信処理部
70 制御部
71 入力受付部
72 動作履歴処理部
Claims (7)
- 複数種類のゲームプログラムを記憶するプログラム記憶部とプレイヤー特定情報を記憶するプレイヤー情報記憶部とを備えるサーバ装置と、
前記プレイヤー情報記憶部への記録、又は記録済みの前記プレイヤー特定情報との対照のため、前記プレイヤー特定情報の入力をゲーム開始に先立ち受け付ける入力受付部、前記ゲームプログラムの実行により進行されるゲームの進行状況に応じたゲーム画像を表示する表示部、並びに、前記ゲームの進行状況を変化させるためのゲーム操作及び実行させるゲームプログラムを選択するためのゲーム選択操作を受け付ける操作受付部を備える複数のゲーミング端末とを有し、
前記サーバ装置と前記複数のゲーミング端末とが双方向通信可能に接続されたゲームシステムであって、
各ゲーミング端末は、前記操作受付部が前記ゲーム選択操作を受け付けたときに該ゲーム選択操作に対応するゲームプログラムの利用要求を前記サーバ装置へ送信する送信処理を行う端末通信処理部を有し、
前記サーバ装置は、各ゲーミング端末から送信される前記利用要求を受信する受信処理を行うサーバ通信処理部を有し、
前記各ゲーミング端末及び前記サーバ装置のいずれかに、前記利用要求に対応するゲームプログラムを実行する制御部を備え、
更に、前記プレイヤー特定情報の入力を受け付けたゲーミング端末と前記サーバ装置とが互いに協働して、前記制御部が実行したゲームプログラムの実行に関する特定の動作履歴を受け付けたプレイヤー特定情報に対応付けて前記プレイヤー情報記憶部に記憶するための動作履歴処理部と、前記受け付けたプレイヤー特定情報に対応する前記特定の動作履歴に基づいたアシスト表示画像を、前記操作受付部が前記ゲーム選択操作を受け付ける前に、前記ゲーミング端末の前記表示部又は該表示部とは別の表示部に表示させるための表示処理部と、を前記サーバ装置と前記複数のゲーミング端末との少なくとも一方に有することを特徴とするゲームシステム。 - 請求項1のゲームシステムにおいて、
前記特定の動作履歴は、各ゲームプログラムの実行回数を含むことを特徴とするゲームシステム。 - 請求項1又は2のゲームシステムにおいて、
前記特定の動作履歴は、各ゲームプログラムの遊技結果を含むことを特徴とするゲームシステム。 - 請求項1、2又は3のゲームシステムにおいて、
前記表示処理部は、前記アシスト表示画像に代えて又はこれとともに、前記入力受付部が入力を受け付けたプレイヤー特定情報以外のプレイヤー特定情報に対応する動作履歴に基づいたアシスト表示画像を、前記操作受付部が前記ゲーム選択操作を受け付ける前に、前記ゲーミング端末の前記表示部又は該表示部とは別の表示部に表示させるための表示処理を行うことを特徴とするゲームシステム。 - 複数種類のゲームプログラムを記憶するプログラム記憶部とプレイヤー特定情報を記憶するプレイヤー情報記憶部とを備えるサーバ装置と、
前記プレイヤー情報記憶部への記録、又は記録済みのプレイヤー特定情報との対照のため、前記プレイヤー特定情報の入力をゲーム開始に先立ち受け付ける入力受付部、前記ゲームプログラムの実行により進行されるゲームの進行状況に応じたゲーム画像を表示する表示部、並びに、前記ゲームの進行状況を変化させるためのゲーム操作及び実行させるゲームプログラムを選択するためのゲーム選択操作を受け付ける操作受付部を備える複数のゲーミング端末とを有し、
前記サーバ装置と前記複数のゲーミング端末とが双方向通信可能に接続されたゲームシステムであって、
各ゲーミング端末は、前記操作受付部が前記ゲーム選択操作を受け付けたときに該ゲーム選択操作に対応するゲームプログラムの利用要求を前記サーバ装置へ送信する送信処理を行う端末通信処理部を有し、
前記サーバ装置は、各ゲーミング端末から送信される前記利用要求を受信する受信処理を行うサーバ通信処理部を有し、
前記各ゲーミング端末及び前記サーバ装置のいずれかに、前記利用要求に対応するゲームプログラムを実行する制御部を備え、
更に、前記プレイヤー特定情報の入力を受け付けたゲーミング端末と前記サーバ装置とが互いに協働することにより、前記入力受付部によるプレイヤー特定情報の入力受け付けから前記操作受付部による前記ゲーム選択操作の受け付けまでに前記操作受付部が受け付けた特定の操作履歴を前記入力受付部が受け付けたプレイヤー特定情報に対応付けて、前記プレイヤー情報記憶部に記憶するための操作履歴処理部と、
前記プレイヤー情報記憶部に記憶された前記特定の操作履歴に基づき、前記操作受付部による前記ゲーム選択操作の受け付けまでに前記操作受付部が受け付けた過去の操作のうち前記操作受付部が繰り返し受け付けた操作の少なくとも一部を省略するための操作省略処理部とを、前記サーバ装置と前記複数のゲーミング端末との少なくとも一方に有することを特徴とするゲームシステム。 - 複数種類のゲームプログラムを記憶するプログラム記憶部と、
プレイヤー特定情報を記憶するプレイヤー情報記憶部と、
前記プレイヤー情報記憶部への記録、又は記録済みのプレイヤー特定情報との対照のため、前記プレイヤー特定情報の入力をゲーム開始に先立ち受け付ける入力受付部と、
前記ゲームプログラムの実行により進行されるゲームの進行状況に応じたゲーム画像を表示する表示部と、
前記ゲームの進行状況を変化させるためのゲーム操作及び実行させるゲームプログラムを選択するためのゲーム選択操作を受け付ける操作受付部とを有するゲーム装置であって、
前記操作受付部が前記ゲーム選択操作を受け付けたときに該ゲーム選択操作に対応するゲームプログラムを実行する制御部と、
前記制御部が実行したゲームプログラムの実行に関する特定の動作履歴を受け付けたプレイヤー特定情報に対応付けて前記プレイヤー情報記憶部に記憶するための動作履歴処理部と、
前記受け付けたプレイヤー特定情報に対応する前記特定の動作履歴に基づいたアシスト表示画像を、前記操作受付部が前記ゲーム選択操作を受け付ける前に、前記表示部又は該表示部とは別の表示部に表示させるための表示処理部と、
を有することを特徴とするゲーム装置。 - 複数種類のゲームプログラムを記憶するプログラム記憶部と、
プレイヤー特定情報を記憶するプレイヤー情報記憶部と、
前記プレイヤー情報記憶部への記録、又は記録済みのプレイヤー特定情報との対照のため、前記プレイヤー特定情報の入力をゲーム開始に先立ち受け付ける入力受付部と、
前記ゲームプログラムの実行により進行されるゲームの進行状況に応じたゲーム画像を表示する表示部と、
前記ゲームの進行状況を変化させるためのゲーム操作及び実行させるゲームプログラムを選択するためのゲーム選択操作を受け付ける操作受付部とを有するゲーム装置であって、
前記操作受付部が前記ゲーム選択操作を受け付けたときに該ゲーム選択操作に対応するゲームプログラムを実行する制御部と、
前記入力受付部によるプレイヤー特定情報の入力受け付けから前記操作受付部による前記ゲーム選択操作の受け付けまでに前記操作受付部が受け付けた特定の操作履歴を、前記入力受付部が受け付けたプレイヤー特定情報に対応付けて前記プレイヤー情報記憶部に記憶するための操作履歴処理部と、
前記プレイヤー情報記憶部に記憶された前記特定の操作履歴に基づき、前記操作受付部による前記ゲーム選択操作の受け付けまでに前記操作受付部が受け付けた過去の操作のうち前記操作受付部が繰り返し受け付けた操作の少なくとも一部を省略するための操作省略処理部とを有することを特徴とするゲーム装置。
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