JP2007250854A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007250854A
JP2007250854A JP2006072638A JP2006072638A JP2007250854A JP 2007250854 A JP2007250854 A JP 2007250854A JP 2006072638 A JP2006072638 A JP 2006072638A JP 2006072638 A JP2006072638 A JP 2006072638A JP 2007250854 A JP2007250854 A JP 2007250854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating film
gate
floating gate
select gate
memory device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006072638A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Ikeda
雄次 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Electronics Corp
Original Assignee
NEC Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Electronics Corp filed Critical NEC Electronics Corp
Priority to JP2006072638A priority Critical patent/JP2007250854A/ja
Priority to US11/717,064 priority patent/US20070221982A1/en
Priority to CNA2007100857857A priority patent/CN101038924A/zh
Publication of JP2007250854A publication Critical patent/JP2007250854A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
    • H01L29/788Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate with floating gate
    • H01L29/7881Programmable transistors with only two possible levels of programmation
    • H01L29/7883Programmable transistors with only two possible levels of programmation charging by tunnelling of carriers, e.g. Fowler-Nordheim tunnelling
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/40Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/41Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape, relative sizes or dispositions
    • H01L29/423Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape, relative sizes or dispositions not carrying the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/42312Gate electrodes for field effect devices
    • H01L29/42316Gate electrodes for field effect devices for field-effect transistors
    • H01L29/4232Gate electrodes for field effect devices for field-effect transistors with insulated gate
    • H01L29/42324Gate electrodes for transistors with a floating gate
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/30Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

【課題】全容量に対するフローティングゲートとコントロールゲート間の容量比を向上させ、かつ、読み出し作動時の信頼性を向上させること。
【解決手段】基板1上の第1の領域に配設されたセレクトゲート3aと、第1の領域に隣接する第2の領域に配設されたフローティングゲート6aと、第2の領域と隣接する第3の領域に配設された第2の拡散領域7bと、フローティングゲートの上に配設されたコントロールゲート11と、を備える。セレクトゲート3aとフローティングゲート6aの間の容量は、基板1とフローティングゲート6aの間の容量よりも小さくなるように構成される。セレクトゲート3aとフローティングゲート6aの間のサイドウォール14aの厚さは、基板1とフローティングゲート6aの間の絶縁膜5の膜厚より厚くなるように構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、セルトランジスタを有する半導体記憶装置およびその製造方法に関し、特に、1セルあたり複数ビット情報を記憶する半導体記憶装置およびその製造方法に関する。
従来の半導体記憶装置において、1セルあたり複数ビット情報を記憶する不揮発性半導体記憶装置として、図9及び図10に示すような不揮発性半導体記憶装置が知られている(従来例1)。従来例1に係る不揮発性半導体記憶装置では、メモリセルにおいて、基板101表面に互いに離間して並設される第1の拡散領域107a及び第2の拡散領域107bと、第1の拡散領域107a及び第2の拡散領域107bの間の領域の基板101上に絶縁膜102を介して配設されるセレクトゲート103aと、セル領域外のセレクトゲート103a下の基板101表面に、セレクトゲート103aと交差する方向に延在して配設された第3の拡散領域(図9の121)と、を備え、第1の拡散領域107aとセレクトゲート103aとの間の第1の領域、及び、第2の拡散領域107bとセレクトゲート103aとの間の第2の領域に、絶縁膜102を介して配設されるフローティングゲート106aと、フローティングゲート106aとセレクトゲート103aの上に絶縁膜108を介して配設されるコントロールゲート111と、を有し、第1の拡散領域107aと、フローティングゲート106aと、コントロールゲート111と、セレクトゲート103aとで第1の単位セルを構成し、第2の拡散領域107bと、フローティングゲート106aと、コントロールゲート111と、セレクトゲート103aとで第2の単位セルを構成したものがある。セレクトゲート103aに正電圧を印加することによって、セル領域内のセレクトゲート103a下の基板101表面に反転層120が形成される(特許文献1参照)。
従来例1に係る不揮発性半導体記憶装置によれば、セレクトゲート103a下のチャネルをドレインにして読み出すことで、一方の単位セルの非対象記憶ノードを介することなく、セレクトゲート103aを挟んで非対象記憶ノードと対向して独立する他方の単位セルの対象記憶ノードの読み出しを行う構成とされており、実質的に1ビットセルとして機能するため、安定な回路動作を得るのに有利である。
従来例1に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法について図面を用いて説明する。図11〜14は、従来例1に係る不揮発性半導体記憶装置の製造方法を模式的に示した工程断面図である。
まず、基板101に素子分離領域(図示せず)を形成した後、基板101のセル領域にウェル(図示せず)を形成し、その後、第3の拡散領域(図9の121)を形成し、その後、基板101上に絶縁膜102(例えば、シリコン酸化膜)を形成し、絶縁膜102の上にセレクトゲート膜103(例えば、高濃度の不純物を含むポリシリコン膜)を形成し、セレクトゲート膜103上に絶縁膜110(例えば、シリコン酸化膜)を形成し、絶縁膜110上に絶縁膜104(例えば、シリコン窒化膜)を形成し、絶縁膜104上に絶縁膜112(例えば、シリコン酸化膜)を形成し、絶縁膜112上に絶縁膜113(例えば、シリコン窒化膜)を形成する(ステップA1;図11(A)参照)。次に、絶縁膜113上にセレクトゲート103aを形成するためのフォトレジスト(図示せず)を形成し、当該フォトレジストをマスクとして、絶縁膜113、絶縁膜112、絶縁膜104、絶縁膜110、セレクトゲート膜(図11(A)の103)、および絶縁膜102を選択的にエッチングすることでセレクトゲート103aを形成し、その後、当該フォトレジストを除去する(ステップA2;図11(B)参照)。次に、基板全面に、絶縁膜105(例えば、熱酸化によるシリコン酸化膜)を形成する(ステップA3;図11(C)参照)。
次に、フローティングゲート膜106(例えば、ポリシリコン膜)を基板全面に堆積する(ステップA4;図12(D)参照)。次に、フローティングゲート膜(図12(D)の106)をエッチバックすることにより、絶縁膜102、セレクトゲート103a、絶縁膜104、絶縁膜112、および絶縁膜113の側壁に、サイドウォール状のフローティングゲート106aを形成する(ステップA5;図12(E)参照)。次に、絶縁膜105とフローティングゲート106aをマスクとして、基板101にイオン注入を行うことで、セルフアラインで第1の拡散領域107a、第2の拡散領域107bを形成する(ステップA6;図12(F)参照)。
次に、基板全面に、絶縁膜109(例えば、CVDシリコン酸化膜)を堆積する(ステップA7;図13(G)参照)。次に、CMP法により絶縁膜113をストッパとして絶縁膜109を平坦化(絶縁膜113上の絶縁膜105を除去)する(ステップA8;図13(H)参照)。次に、絶縁膜109を選択的に一部除去する(ステップA9;図13(I)参照)。
次に、絶縁膜(図13(I)の113)を選択的に除去する(ステップA10;図14(J)参照)。次に、絶縁膜112(絶縁膜105、絶縁膜109の一部も含む)を選択的に除去する(ステップA11;図14(K)参照)。なお、絶縁膜112を除去する際、絶縁膜109および絶縁膜105の一部も除去される。次に、基板全面に、絶縁膜108(例えば、ONO膜)を形成する(ステップA12;図14(L)参照)。
その後、基板全面に、コントロールゲート膜(例えば、ポリシリコン)を堆積し、ワード線を形成するためのフォトレジスト(図示せず)を形成し、当該フォトレジストをマスクとして、コントロールゲート膜、絶縁膜108、フローティングゲート106aを選択的に除去することで帯状のコントロールゲート111、及び、島状のフローティングゲート106aを形成し、その後、当該フォトレジストを除去する(ステップA13;図10参照)。これにより、メモリセルを有する半導体記憶装置ができる。
従来例1に係る不揮発性半導体記憶装置の読み出し動作について図面を用いて説明する。図15は、従来例1に係る半導体記憶装置の読み出し動作(フローティングゲートに電子が蓄積されていない状態のときの読み出し動作)を説明するための模式図である。
図15を参照すると、読み出し動作では、フローティングゲート106aに電子が蓄積されていない状態(消去状態;しきい値電圧低、ONセル)では、コントロールゲート111、セレクトゲート103a、第3の拡散領域(図9の121)に正電圧を印加することにより、電子eが第2の拡散領域107bからフローティングゲート106a直下のチャネルを走行し、かつ、セレクトゲート103a下に形成された反転層120を走行し、第3の拡散領域(図9の121)に移動する。一方、フローティングゲート106aに電子が蓄積された状態(書込状態;しきい値電圧高、OFFセル)では、コントロールゲート111、セレクトゲート103a、第3の拡散領域(図9の121)に正電圧を印加しても、フローティングゲート106a下にチャネルがないので電子eが流れない(図示せず)。電子eが流れるかどうかデータ(0/1)を判断することで読み出しが行われる。
ここで、ステップA3の絶縁膜105を形成する工程(図11(C)参照)では、基板全面を通常の熱酸化によって絶縁膜105を形成しており、セレクトゲート103a(高濃度の不純物を含むポリシリコン膜)の増速酸化によって、セレクトゲート103aの側面の絶縁膜105の厚さが、基板101表面の絶縁膜105の厚さよりも厚くなる。熱酸化によるセレクトゲート103a(高濃度の不純物を含むポリシリコン膜)の増速酸化が生じると、セレクトゲート103a下にバーズビーク105aが形成される(図16参照)。セルのサイズが大きいとき(セレクトゲート103aの幅が広いとき)は、セレクトゲート103a下にバーズビーク105aが形成されても、特に問題はない。ところが、セルのサイズの微細化が進むにつれてセレクトゲート103aの幅が狭く(100nm以下)なってくると、セレクトゲート103a下の左右のバーズビーク105aが繋がって、セレクトゲート103a下のゲート絶縁膜の形状が悪くなり(厚くなり)、所望の動作特性が得られなくなるおそれがある(図16参照)。そこで、ステップA3の絶縁膜105を形成する工程(図11(C)参照)では、熱酸化法の代わりにISSG(In-situ steam Generation)酸化法を用いることで、セレクトゲート103aの増速酸化を抑え、バーズビーク105aの形成を抑えることができる。なお、ISSG酸化は、ランプアニーラを用いることで高温・短時間での酸化を行う手法であり、水素を加えることで、水素が触媒の働きをして酸化が進行するため、酸化速度が速く、膜質も良好になり、バーズビークが入りにくい。
特開2005−51227号公報 特開2003−168748号公報
ステップA3の絶縁膜105を形成する工程(図11(C)参照)において、ISSG酸化法を用いてセレクトゲート103aの増速酸化を抑えると、セレクトゲート103aの側面の絶縁膜105の厚さが熱酸化法の場合と比べて薄くなり、基板101上の絶縁膜105の膜厚とほぼ等しくなる。そうすると、セレクトゲート103aとフローティングゲート106aの間の容量が無視できないほど大きくなる。そのため、フローティングゲート106aに関する全容量に対するコントロールゲート111とフローティングゲート106aの間の容量の比(容量比)が低くなってしまう。
また、セレクトゲート103aの厚さを薄くすることで、セレクトゲート103aとフローティングゲート106aの間の容量を小さくすることができるが、そうすると、メモリセルの周辺にある周辺回路(図示せず)のトランジスタのゲート(図示せず)の厚さと、セレクトゲート103aの厚さを同一にすることができない。そのため、セレクトゲート103aを周辺回路(図示せず)のトランジスタのゲート(図示せず)と別工程で成膜したり、あるいは、セレクトゲート103aの厚さを薄く加工する工程が必要になり、製造工程数が増加し、コストを低減することができなくなってしまう。
さらに、セレクトゲート103aの側面の絶縁膜105の厚さが薄いと、読み出し動作時にセレクトゲート103aの電位によってフローティングゲート106a内に蓄積されている電子がセレクトゲート103aに引き抜かれやすくなってしまう。そのため、動作上の信頼性(特に、リードディスターブ特性)が低くなるおそれがある。
本発明の主な課題は、メモリセルの全容量に対するフローティングゲートとコントロールゲート間の容量比を向上させ、かつ、読み出し作動時の信頼性を向上させることである。
本発明の第1の視点においては、半導体記憶装置において、基板上の第1の領域に配設されたセレクトゲートと、前記第1の領域に隣接する第2の領域に配設されたフローティングゲートと、前記第2の領域と隣接する第3の領域に配設されたローカルビット線と、前記フローティングゲートの上に配設されたコントロールゲートと、を備え、前記セレクトゲートと前記フローティングゲートの間の容量は、前記基板と前記フローティングゲートの間の容量よりも小さくなるように構成されたことを特徴とする。
本発明の第2の視点においては、半導体記憶装置の製造方法において、基板上の第1の領域に配設されたセレクトゲートの側壁にサイドウォール状の第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の領域に隣接する前記基板上の第2の領域に第2の絶縁膜を形成する工程と、前記第2の絶縁膜上であって前記セレクトゲートの側壁に前記第1の絶縁膜を介してサイドウォール状のフローティングゲートを形成する工程と、を含み、各前記工程のいずれかの工程では、前記基板と前記フローティングゲートの間の容量が、前記セレクトゲートと前記フローティングゲートの間の容量よりも大きくなるように行われることを特徴とする。
なお、特許請求の範囲の請求項に付記した図面参照符号は、専ら理解を助けるためのものであって、本発明を図面の態様に限定することを意図するものではない。
本発明(請求項1−15)によれば、フローティングゲートと基板の間の容量よりもフローティングゲートとセレクトゲートの間の容量が低いため、フローティングゲートとセレクトゲートの間の容量が減少し、全容量に対するコントロールゲートとフローティングゲートの間の容量比が向上する。また、読み出し動作時にセレクトゲートの電圧によってフローティングゲート内に蓄積されている電子がセレクトゲートに引き抜かれにくくなるので、動作上の信頼性(特に、リードディスターブ特性)が向上する。さらに、セレクトゲートの膜厚を厚くしてフローティングゲートとセレクトゲートの間の対向面積(キャパシタ面積)を増加させても、全容量に対するコントロールゲートとフローティングゲートの間の容量比が低下しずらくなるため、セレクトゲートの膜厚の設計自由度が向上する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置の構成を模式的に示した部分平面図である。図2は、本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置の構成を模式的に示した(図1の)X−X´間の部分断面図である。
実施形態1に係る半導体記憶装置は、1セルあたり2ビット情報を記憶する不揮発性半導体記憶装置である。半導体記憶装置は、基板1と、絶縁膜2と、セレクトゲート3aと、絶縁膜10と、絶縁膜4と、絶縁膜5と、サイドウォール14aと、フローティングゲート6aと、第1の拡散領域7aと、第2の拡散領域7bと、絶縁膜8と、絶縁膜9と、コントロールゲート11と、第3の拡散領域21を有する(図1、2参照)。半導体記憶装置における一つの単位セルは、図2において一点鎖線で示すように、1つの第2の拡散領域7b(又は第1の拡散領域7a)と、1つのフローティングゲート6aと、コントロールゲート11と、セレクトゲート3aと、からなる。半導体記憶装置における2ビットセルは、セレクトゲート3aを共通として2つの単位セルを線対称として配置することで構成される。
基板1は、P型シリコン基板である(図1、2参照)。絶縁膜2は、セレクトゲート3aと基板1の間に設けられたセレクトゲート絶縁膜(例えば、シリコン酸化膜)である(図2参照)。
セレクトゲート3aは、絶縁膜2の上に設けられた導電膜(例えば、高濃度の不純物を含むポリシリコン)である(図1、2参照)。セレクトゲート3aは、平面に対する法線方向から見て、共通線(図1の横線部分)から複数の櫛歯部分が延在する。一方のセレクトゲート3aの櫛歯部分は、他方のセレクトゲート3aの櫛歯間隙に所定の間隔をおいて(交互にかみ合うように)配されている。セレクトゲート3aの膜厚は、製造工程が増えないようにするため、メモリセル領域の周辺にある周辺回路(図示せず)のトランジスタのゲート(図示せず)の膜厚と同じであることが好ましい。セレクトゲート3aとフローティングゲート6aの間の対向面積(キャパシタ面積)は、セレクトゲート3aとフローティングゲート6aの間の容量を小さくするために、基板1とフローティングゲート6aの間の対向面積(キャパシタ面積)よりも小さくすることが好ましい。
絶縁膜10は、セレクトゲート3a上に設けられた絶縁膜(例えば、シリコン酸化膜)である(図2参照)。絶縁膜4は、絶縁膜10上に設けられた絶縁膜(例えば、シリコン窒化膜)である(図2参照)。絶縁膜5は、基板1とフローティングゲート6aの間に設けられたトンネル絶縁膜(例えば、シリコン酸化膜)である。
サイドウォール14aは、基板1上であって、少なくとも絶縁膜2、及びセレクトゲート3aの側壁とフローティングゲート6aの間に配設されたサイドウォール状のトンネル絶縁膜である。なお、サイドウォール14aは、絶縁膜10ないし絶縁膜4の側壁の一部又は全部を覆うようにしてもよい。サイドウォール14aにおけるセレクトゲート3aとフローティングゲート6aの間の膜厚は、セレクトゲート3aとフローティングゲート6aの間の容量を低くするために、絶縁膜5の膜厚よりも厚く、好ましくは絶縁膜5の膜厚の1.2〜4倍であり、より好ましくは1.5〜3倍である。サイドウォール14aにおけるセレクトゲート3aとフローティングゲート6aの間の膜厚は、エッチバック量(時間)により調整することができる。サイドウォール14aには、例えば、シリコン酸化膜等の絶縁膜を用いることができるが、セレクトゲート3aとフローティングゲート6aの間の容量をさらに低くするために、シリコン酸化膜よりも比誘電率の低いlowk膜(例えば、SiOF、BSG、HSQ、SiOC等)を用いることができる。
フローティングゲート6aは、記憶ノードであり、セレクトゲート3a、絶縁膜10及び絶縁膜4の積層体よりなるセレクトゲート構造の両側に、サイドウォール14aないし絶縁膜5を介して設けられている(図1、2参照)。フローティングゲート6aには、例えば、ポリシリコンを用いることができる。フローティングゲート6aは、断面を見るとサイドウォール14aを覆うようにサイドウォール状に形成されている。フローティングゲート6aは、平面方向から見ると島状に配設されている(図1参照)。
第1の拡散領域7aおよび第2の拡散領域7bは、基板1の所定領域(隣り合うフローティングゲート6aの間)に設けられたn型拡散領域であり、セレクトゲート3aの櫛歯部分の間であってセレクトゲート3a(の櫛歯部分)が延在する方向に沿って配設されている(図1、2参照)。第1の拡散領域7aおよび第2の拡散領域7bは、セレクトゲート3aとの関係で、書込み時にはセルトランジスタのドレイン領域となり、読み出し時はソース領域となる。第1の拡散領域7aおよび第2の拡散領域7bは、ローカルビット線ともいう。第1の拡散領域7aおよび第2の拡散領域7bの不純物濃度は、同一である。
絶縁膜8は、フローティングゲート6aとコントロールゲート11の間に配設される絶縁膜(例えば、高絶縁性を有し、比誘電率が高く、薄膜化に好適なシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸化膜よりなるONO膜)である(図2参照)。絶縁膜9は、絶縁膜8と基板1(の第1の拡散領域7aおよび第2の拡散領域7b)に間に配設される絶縁膜(例えば、CVD法で成膜したシリコン酸化膜、あるいは熱酸化によるシリコン酸化膜(熱酸化膜))である(図2参照)。
コントロールゲート11は、セレクトゲート3aと第1の拡散領域7a(第2の拡散領域7b)の間の領域のチャネルを制御する。コントロールゲート11は、セレクトゲート3aの櫛歯部分と交差(直交)する方向に延在されており、セレクトゲート3aと立体交差する(図1、2参照)。コントロールゲート11は、セレクトゲート3aとの交差部において、セレクトゲート3aの上層に設けられた絶縁膜8の上面に当接している(図2参照)。コントロールゲート11は、セレクトゲート3a、絶縁膜10及び絶縁膜4の積層体よりなるセレクトゲート構造の両側に絶縁膜5、フローティングゲート6、及び絶縁膜8を介して設けられている(図2参照)。コントロールゲート11は、導電膜よりなり、例えば、ポリシリコンを用いることができる。コントロールゲート11の表面に、高融点金属シリサイド(図示せず)を設け、低抵抗化する構成としてもよい。
第3の拡散領域21は、n型拡散領域であり、書込み時にはセルトランジスタのソース領域となり、読み出し時はドレイン領域となる(図1参照)。第3の拡散領域21は、セル領域外でセレクトゲート3aの櫛歯部分と直交する方向に延在されており、セレクトゲート3aと立体交差する。第3の拡散領域21は、セレクトゲート3aとの交差部において、セレクトゲート3aの下層に設けられた絶縁膜2直下の基板1表層に形成されている(図示せず)。
なお、実施形態1の半導体記憶装置の書込み動作、読み出し動作、消去動作は従来例1と同様である。
次に、本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置の製造方法について図面を用いて説明する。図3〜7は、本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置の製造方法を模式的に示した工程断面図である。
まず、従来例1のステップA1、A2の工程(図11(A)、(B)参照)を行うことで、図3(A)の構成の半導体記憶装置を製造する(ステップB1)。次に、絶縁膜14(例えば、CVD法等によるシリコン酸化膜)を基板全面に堆積する(ステップB2;図3(B)参照)。次に、絶縁膜(図3(B)の14)を選択的にエッチバックすることで、少なくとも絶縁膜2及びセレクトゲート3aの側壁(絶縁膜10、絶縁膜4、絶縁膜12、絶縁膜13の側壁を含めても可)にサイドウォール14aを形成する(ステップB3;図3(C)参照)。
次に、基板全面(サイドウォール14a)に、絶縁膜5(例えば、熱酸化、ISSG酸化等によるシリコン酸化膜)を形成する(ステップB4;図4(D)参照)。次に、フローティングゲート膜6(例えば、ポリシリコン膜)を基板全面に堆積する(ステップB5;図4(E)参照)。次に、フローティングゲート膜(図4(D)の6)をエッチバックすることにより、絶縁膜2、セレクトゲート3a、絶縁膜4、絶縁膜12、および絶縁膜13の側方であってサイドウォール14aを覆うサイドウォール状のフローティングゲート6aを形成する(ステップB6;図4(F)参照)。
次に、絶縁膜5とフローティングゲート6aをマスクとして、基板1にイオン注入を行うことで、セルフアラインで第1の拡散領域7a、第2の拡散領域7bを形成する(ステップB7;図5(G)参照)。次に、基板全面に、絶縁膜9(例えば、CVDシリコン酸化膜)を堆積する(ステップB8;図5(H)参照)。次に、CMP法により絶縁膜13をストッパとして絶縁膜9を平坦化(絶縁膜13上の絶縁膜5を除去)する(ステップB9;図5(I)参照)。
次に、絶縁膜9を選択的に一部除去する(ステップB10;図6(J)参照)。次に、絶縁膜(図6(J)の13)を選択的に除去する(ステップB11;図6(K)参照)。次に、絶縁膜12を選択的に除去する(ステップB12;図6(L)参照)。なお、絶縁膜12を除去する際、絶縁膜9および絶縁膜5の一部も除去され、サイドウォール14aの一部も除去される場合がある。
次に、基板全面に、絶縁膜8(例えば、ONO膜)を形成する(ステップB13;図7(M)参照)。その後、基板全面に、コントロールゲート膜(例えば、ポリシリコン)を堆積し、ワード線を形成するためのフォトレジスト(図示せず)を形成し、当該フォトレジストをマスクとして、コントロールゲート膜、絶縁膜8、フローティングゲート6aを選択的に除去することで帯状のコントロールゲート11、及び、島状のフローティングゲート6aを形成し、その後、当該フォトレジストを除去する(ステップB14;図7(N)参照)。これにより、セレクトゲート3aとフローティングゲート6aの間にサイドウォール14aを有する半導体記憶装置ができる。
実施形態1によれば、フローティングゲート6aと基板1の間の絶縁膜5の膜厚よりもフローティングゲート6aとセレクトゲート3aの間のサイドウォール14a(絶縁膜)の膜厚が厚いため、フローティングゲート6aとセレクトゲート3aの間の容量Csfが減少し、全容量に対するコントロールゲート11とフローティングゲート6aの間の容量比(CRcf)が向上する。
また、フローティングゲート6aと基板1の間の絶縁膜5の膜厚よりもフローティングゲート6aとセレクトゲート3aの間のサイドウォール14a(絶縁膜)の膜厚が厚くなることで、読み出し動作時にセレクトゲート3aの電圧によってフローティングゲート6a内に蓄積されている電子がセレクトゲート3aに引き抜かれにくくなるので、動作上の信頼性(特に、リードディスターブ特性)が向上する。
さらに、セレクトゲート3aの膜厚を厚くしてフローティングゲート6aとセレクトゲート3aの間の対向面積(キャパシタ面積)を増加させても、全容量に対するコントロールゲート11とフローティングゲート6aの間の容量比(CRcf)が低下しずらくなるため、セレクトゲート3aの膜厚の設計自由度が向上する。
ここで、セレクトゲート3aとフローティングゲート6aの間の容量を減少し、全容量に対するコントロールゲート11とフローティングゲート6aの間の容量比が向上する原理について説明する。
全容量に対するコントロールゲート11とフローティングゲート6aの間の容量比(CRcf)は、以下の数式1により計算することができる。なお、Ccfはコントロールゲート11とフローティングゲート6aの間の容量、Csfはセレクトゲート3aとフローティングゲート6aの間の容量、Cfsubはフローティングゲート6aと基板1の間の容量である。
Figure 2007250854
ここで、Ccfを減らすことで、CRcfは向上し、コントロールゲート11の電圧Vcgに対するフローティングゲート6aの電位Vfgの感度が向上する。
また、セレクトゲート3aの電圧Vsgの影響を考慮した場合、フローティングゲート6aの電位Vfgは、以下の数式2により計算することができる。なお、Vsubは基板1の電圧である。
Figure 2007250854
セルの読出し動作を行うときは、Vcg及びVsgに正電圧が印加され、Vsubが0Vなので、フローティングゲート6aの電位Vfgは、以下の数式3により計算することができる。
Figure 2007250854
このとき、選択された電圧Vcg1(>0)のコントロールゲート11と選択された電圧Vsg1(>0)のセレクトゲート3aに係るフローティングゲート6aの電位Vfg1は、数式4のようになる(図8参照)。
Figure 2007250854
また、非選択の電圧Vcg2(=0V)のコントロールゲート11と選択された電圧Vsg1(>0)のセレクトゲート3aに係るフローティングゲート6aの電位Vfg2は、数式5のようになる(図8参照)。
Figure 2007250854
よって、選択セルに係るフローティングゲート6aの電位Vfg1と、非選択セルに係るフローティングゲート6aの電位Vfg2との差は、数式6のようになる(図8参照)。
Figure 2007250854
つまり、選択されたセレクトゲート3aの電圧Vsg1(>0)を考慮に入れた場合でも、選択されたコントロールゲート11の電圧Vcg1に対するフローティングゲート6aの電位の感度は、全容量に対するコントロールゲート11とフローティングゲート6aの間の容量比(CRcf)で表すことができる。よって、Csfを減らすことでCRcfは向上し、その結果、選択セルの読出し感度が向上する。
本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置の構成を模式的に示した部分平面図である。 本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置の構成を模式的に示した(図1の)X−X´間の部分断面図である。 本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置の製造方法を模式的に示した第1の工程断面図である。 本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置の製造方法を模式的に示した第2の工程断面図である。 本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置の製造方法を模式的に示した第3の工程断面図である。 本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置の製造方法を模式的に示した第4の工程断面図である。 本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置の製造方法を模式的に示した第5の工程断面図である。 本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置の選択セル及び非選択セルの一例を模式的に示した部分平面図である。 従来例1に係る半導体記憶装置の構成を模式的に示した部分平面図である。 従来例1に係る半導体記憶装置の構成を模式的に示した(図9の)Y−Y´間の部分断面図である。 従来例1に係る半導体記憶装置の製造方法を模式的に示した第1の工程断面図である。 従来例1に係る半導体記憶装置の製造方法を模式的に示した第2の工程断面図である。 従来例1に係る半導体記憶装置の製造方法を模式的に示した第3の工程断面図である。 従来例1に係る半導体記憶装置の製造方法を模式的に示した第4の工程断面図である。 従来例1に係る半導体記憶装置の読み出し動作(フローティングゲートに電子が蓄積されていない状態のときの読み出し動作)を説明するための模式図である。 従来例1に係る半導体記憶装置の製造過程におけるバーズビークの発生の様子を模式的に示した図である。
符号の説明
1、101 基板
2、102 絶縁膜(シリコン酸化膜)
3、103 セレクトゲート膜(ポリシリコン)
3a、103a セレクトゲート
4、104 絶縁膜(シリコン窒化膜、第4の絶縁膜)
5、105 絶縁膜(シリコン酸化膜、第2の絶縁膜)
6、106 フローティングゲート膜(ポリシリコン)
6a、106a フローティングゲート
7a、107a 第1の拡散領域(ローカルビット線、N+拡散層)
7b、107b 第2の拡散領域(ローカルビット線、N+拡散層)
8、108 絶縁膜(ONO膜)
9、109 絶縁膜(シリコン酸化膜)
10、110 絶縁膜(シリコン酸化膜、第3の絶縁膜)
11、111 コントロールゲート(ワード線、ポリシリコン)
12、112 絶縁膜(シリコン酸化膜)
13、113 絶縁膜(シリコン窒化膜)
14 絶縁膜(シリコン酸化膜)
14a サイドウォール(第1の絶縁膜)
21、121 第3の拡散領域
105a バーズビーク
120 反転層

Claims (15)

  1. 基板(1)上の第1の領域に配設されたセレクトゲート(3a)と、
    前記第1の領域に隣接する第2の領域に配設されたフローティングゲート(6a)と、
    前記第2の領域と隣接する第3の領域に配設されたローカルビット線(7a、7b)と、
    前記フローティングゲートの上に配設されたコントロールゲート(11)と、
    を備え、
    前記セレクトゲートと前記フローティングゲートの間の容量は、前記基板と前記フローティングゲートの間の容量よりも小さくなるように構成されたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記セレクトゲートと前記フローティングゲートの間の間隔は、前記基板と前記フローティングゲートの間の間隔よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記セレクトゲートと前記フローティングゲートの間の対向面積は、前記基板と前記フローティングゲートの間の対向面積よりも小さくなるように構成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記セレクトゲートと前記フローティングゲートの間に配設された第1の絶縁膜(14a)と、
    前記基板と前記フローティングゲートの間に配設された第2の絶縁膜(5)と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第1の絶縁膜は、前記第2の絶縁膜の膜厚よりも厚いことを特徴とする請求項4記載の半導体記憶装置。
  6. 前記第1の絶縁膜は、前記第2の絶縁膜に用いられる材料よりも比誘電率の低い材料よりなることを特徴とする請求項4又は5記載の半導体記憶装置。
  7. 前記第1の絶縁膜は、前記セレクトゲートの側壁を覆うようにサイドウォール状に形成されていることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記セレクトゲート上に配設された第3の絶縁膜(10)を備え、
    前記第1の絶縁膜(14a)は、前記第3の絶縁膜の側壁の一部又は全部を覆うことを特徴とする請求項4乃至7のいずれか一に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記第3の絶縁膜上に配設された第4の絶縁膜(4)を備え、
    前記第1の絶縁膜(14a)は、前記第4の絶縁膜の側壁の一部又は全部を覆うことを特徴とする請求項8記載の半導体記憶装置。
  10. 前記セレクトゲートは、共通線から複数の櫛歯部分が延在し、かつ、一方のセレクトゲートの櫛歯部分が、他方のセレクトゲートの櫛歯間隙に所定の間隔をおいて交互にかみ合うように配され、
    前記コントロールゲートは、前記セレクトゲートの櫛歯部分と交差する方向に延在され、かつ、前記セレクトゲートと立体交差し、
    前記フローティングゲートは、前記セレクトゲートの両側であって前記コントロールゲートの下に配され、
    前記ローカルビット線は、前記セレクトゲートの櫛歯部分の間であって前記セレクトゲートの櫛歯部分が延在する方向に沿って配されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一に記載の半導体記憶装置。
  11. 基板(1)上の第1の領域に配設されたセレクトゲート(3a)の側壁にサイドウォール状の第1の絶縁膜(14a)を形成する工程と、
    前記第1の領域に隣接する前記基板上の第2の領域に第2の絶縁膜(5)を形成する工程と、
    前記第2の絶縁膜上であって前記セレクトゲートの側壁に前記第1の絶縁膜を介してサイドウォール状のフローティングゲート(6a)を形成する工程と、
    を含み、
    各前記工程のいずれかの工程では、前記基板と前記フローティングゲートの間の容量が、前記セレクトゲートと前記フローティングゲートの間の容量よりも大きくなるように行われることを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  12. 前記第2の絶縁膜を形成する工程では、前記第2の絶縁膜が前記セレクトゲートの真横の部位の前記第1の絶縁膜の膜厚よりも薄くなるように行われることを特徴とする請求項11記載の半導体記憶装置の製造方法。
  13. 前記第2の絶縁膜を形成する工程では、前記第2の絶縁膜が前記第1の絶縁膜に用いられる材料よりも比誘電率の高い材料となるように行われることを特徴とする請求項11又は12記載の半導体記憶装置の製造方法。
  14. 前記フローティングゲートを形成する工程では、前記第1の絶縁膜および前記第2の絶縁膜を含む基板全面に堆積したフローティングゲート膜をエッチバックすることによって行われることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  15. 前記フローティングゲートを形成する工程では、前記基板と前記フローティングゲートの間の対向面積が、前記セレクトゲートと前記フローティングゲートの間の対向面積よりも大きくなるように、前記エッチバックが調整されることを特徴とする請求項14記載の半導体記憶装置の製造方法。
JP2006072638A 2006-03-16 2006-03-16 半導体記憶装置およびその製造方法 Withdrawn JP2007250854A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006072638A JP2007250854A (ja) 2006-03-16 2006-03-16 半導体記憶装置およびその製造方法
US11/717,064 US20070221982A1 (en) 2006-03-16 2007-03-13 Semiconductor storage device and method of manufacturing same
CNA2007100857857A CN101038924A (zh) 2006-03-16 2007-03-16 半导体存储装置及其制造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006072638A JP2007250854A (ja) 2006-03-16 2006-03-16 半導体記憶装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007250854A true JP2007250854A (ja) 2007-09-27

Family

ID=38532446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006072638A Withdrawn JP2007250854A (ja) 2006-03-16 2006-03-16 半導体記憶装置およびその製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20070221982A1 (ja)
JP (1) JP2007250854A (ja)
CN (1) CN101038924A (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8320191B2 (en) 2007-08-30 2012-11-27 Infineon Technologies Ag Memory cell arrangement, method for controlling a memory cell, memory array and electronic device
CN102420191B (zh) * 2011-11-30 2014-04-16 上海华力微电子有限公司 应力记忆作用的半导体器件及其制造方法
US9859291B2 (en) * 2015-08-03 2018-01-02 Iotmemory Technology Inc. Non-volatile memory and manufacturing method thereof
KR102496475B1 (ko) * 2015-09-16 2023-02-06 삼성전자주식회사 지문 센서
US9805806B2 (en) * 2015-10-16 2017-10-31 Ememory Technology Inc. Non-volatile memory cell and method of operating the same
CN105390500A (zh) * 2015-11-03 2016-03-09 中国科学院微电子研究所 三维半导体器件及其制造方法
KR20190008676A (ko) * 2017-07-17 2019-01-25 에스케이하이닉스 주식회사 반도체 장치 및 그 제조방법
KR102592882B1 (ko) 2018-04-03 2023-10-24 에스케이하이닉스 주식회사 반도체 장치 및 그 제조방법
CN112992907B (zh) * 2019-12-13 2023-11-07 华邦电子股份有限公司 半导体装置及其制造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003168748A (ja) * 2001-11-30 2003-06-13 Hitachi Ltd 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20070221982A1 (en) 2007-09-27
CN101038924A (zh) 2007-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5985293B2 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP5734744B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP5592214B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP5878797B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP5629120B2 (ja) 半導体装置
JP4818061B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ
JP2007250854A (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
JP6385873B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2007281092A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP6274826B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
US9583502B2 (en) Method of manufacturing a semiconductor device
JP2010087252A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
TW201606930A (zh) 半導體裝置及其製造方法
JP2003347437A (ja) 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法ならびにその動作方法
CN109994542B (zh) 半导体器件及其制造方法
JP2007157927A (ja) 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法
JP2006310562A (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
JP2018110141A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2007213703A (ja) 半導体記憶装置
JP2012023269A (ja) 不揮発性記憶装置およびその製造方法
JP2005064178A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2016034045A (ja) 半導体装置
JP2005116582A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2012069652A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2011210777A (ja) 半導体装置およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090602