JP2007250333A - 端子金具の電線接続部における防水構造 - Google Patents

端子金具の電線接続部における防水構造 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、充填材の漏出が防止された、端子金具の電線接続部の防水構造を提供する。
【解決手段】電線11の被覆層16と、電線引出し孔27の内周面とは全周に亘って密着するようになっているから、電線11の被覆層16と電線引出し孔27の内周面との間から充填材14が漏出することを防止できる。さらに、電線引出し孔27の内周面には全周に亘って内方に突出すると共に、電線11の前記被覆層16に食い込むリブ29が形成されているから、電線11の被覆層16と電線引出し孔27の内周面との間から充填材14が漏出することを確実に防止できる。
【選択図】図9

Description

本発明は、端子金具の電線接続部における防水構造に関する。
従来より、端子金具の電線接続部における防水構造としては、特許文献1に記載のものが知られている。このものは、電線の端部に端子金具を取り付け、電線と端子金具との接続部分にゴムキャップを取り付けた後、このゴムキャップ内部に充填材を充填、固化させてなる。
特開昭60−119086号公報
しかしながら上記の構成によると、ゴムキャップと電線との装着部分に隙間が生じてしまい、充填材を充填する際に漏出してしまうという問題点があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、充填材の漏出が防止された、端子金具の電線接続部の防水構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、端子金具の電線接続部における防水構造であって、芯線を被覆層で被覆してなる電線の端部から露出する前記芯線に接続される電線接続部と、前記電線接続部に連なって形成されると共に相手方部材と電気的に接続される端子部とを備えてなる端子金具において、前記電線接続部、前記芯線及び前記被覆層の端部は防水カバーによって覆われてなり、前記防水カバーは、前記電線接続部を収容するための開口が設けられた本体部と、前記本体部の開口の少なくとも一部を塞ぐ蓋部と、前記本体部と前記蓋部とを組み付けた状態で前記電線を導出するための電線引出し孔とを備えてなり、前記電線引出し孔の内周面は、前記電線の前記被覆層と全周に亘って密着するようになっており、前記防水カバーには、前記本体部と前記蓋部とが組み付けられた状態で前記防水カバー内に前記充填材を注入可能な窓孔が形成されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のものであって、前記電線引出し孔の内周面には、全周に亘って内方に突出すると共に、前記電線の前記被覆層に食い込むリブが形成されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2記載のものであって、前記蓋部は、前記本体部とヒンジを介して一体に形成されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものであって、前記窓孔は、前記蓋部に形成されていることを特徴とする。
<請求項1の発明>
端子金具の電線接続部を防水するためには以下のようにする。すなわち、防水カバーの本体部に形成された開口内に端子金具の電線接続部を収容する。次に、本体部の開口の少なくとも一部を覆うようにして蓋部を本体部に取り付けることで防水カバーを形成する。すると、電線は、防水カバーの電線引出し孔から引き出された状態になっており、この状態で、窓孔から充填材を防水カバー内に充填することで、端子金具の電線接続部の防水構造が達成される。
請求項1の発明によれば、電線の被覆層と、電線引出し孔の内周面とは全周に亘って密着するようになっているから、電線の被覆層と電線引出し孔の内周面との間から充填材が漏出することを防止できる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、電線引出し孔の内周面には全周に亘って内方に突出すると共に、電線の前記被覆層に食い込むリブが形成されているから、電線の被覆層と電線引出し孔の内周面との間を確実にシールできる。これにより、電線引出し孔と被覆層との間から充填材が漏出することを確実に防止できる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、本体部と蓋部とをヒンジを介して一体化したので、部品点数を少なくすることができる。
<請求項4の発明>
例えば、充填材を充填するための窓孔が本体部に形成されていると、本体部の開口を覆うようにして蓋部を組み付けた後、充填材を防水カバー内に充填するためには、窓孔が上方を向くように防水カバーの姿勢を変えなければならない場合がある。このとき、例えば電線の直径が比較的大きい場合には、電線をひねったり曲げたりすることが難しくなるため、防水カバーの姿勢を変えることが困難になるおそれがある。
請求項4の発明によれば、窓孔は蓋部に形成されているから、本体部の開口を覆うようにして蓋部を組み付けた状態で、本体部の姿勢を変えることなく、充填材を防水カバー内に充填することができる。これにより、充填材の充填作業の効率を向上させることができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図9を参照して説明する。図9に示すように、本実施形態に係る端子金具10の防水構造は、電線11の端末に接続された端子金具10のうち電線11と接続される電線接続部12と、電線11の端部とを防水カバー13で覆い、この防水カバー13内に充填材14を充填してなるものである。
図9に示すように、電線11は、金属製の芯線15と、この芯線15の周囲を覆う絶縁性の被覆層16とを備えてなる。芯線15の端末には端子金具10が接続されている。この端子金具10は、芯線15にかしめつけられることで芯線15と端子金具10とを固定する電線接続部12と、この電線接続部12に連なると共に、大まかには図9における左方に延びて、図示しない相手方端子と接続される板状の端子部17とを備えてなる。端子部17は、電線接続部12から図9における左方に延設されたのち、図9における上方に曲げ形成され、さらに、図9における左斜め上方に曲げ形成されてなる。端子部17の先端には、図示しないボルトを挿通するための貫通孔18が形成されている。この貫通孔18内にボルトを挿通し、相手方端子とねじ止めすることで、端子金具10と相手方端子とは接続されるようになっている。
図1ないし図5に示すように、防水カバー13は合成樹脂製であって、図1における上方に開口した箱状の本体部19と、この本体部19から一体に延設されたヒンジ20と、このヒンジ20の先端に一体に設けられて本体部19の開口の少なくとも一部を覆う蓋部21とを備えてなる。
本体部19のうち図5における右側面には、電線11を本体部19から引き出すための電線引き出し溝22Aが形成されている。この電線引き出し溝22Aの断面は、図1における左右方向に長軸を有する長円形を、この長軸に沿う方向に略半分に切り取ったような形状をなしている。電線引出し溝22Aの上端縁の左右両側には段差部23が形成されており、この段差部23には、後述する電線押さえ壁24の端縁が上方から当接するようになっている。また、本体部19のうち図4における右側面には、後述する蓋部21の係止部25と係合して蓋部21と本体部19とを組み付ける係合突部26が、図4における右方に突設されている。この係合突部26の下面は、本体部19の図4における右側面に対して、係合突部26の上面よりも切り立って形成されており、係止部25を確実に係止するようになっている。
図2に示すように、本体部19の図2における上側の側壁からは、図2における上方に延びて、1対の薄い板状をなす可撓性のヒンジ20が形成されている。このヒンジ20は、図1に示すように、図1における右側壁の上端部寄りの位置に形成されている。
蓋部21は、略矩形の板状をなしており、本体部19の開口のうち図2における右側の領域を覆うことができるようになっている。この蓋部21のうち図1における右側の側縁には、図1に置ける上方に延びて、上述した係止部25が形成されている。この係止部25は、図5に示すように略コ字状をなしている。蓋部21の係止部25は、本体部19の係合突部26に対して、図4の下方から当接することで、蓋部21と本体部19とを組み付けるようになっている。蓋部21のうち図2における右側縁には、図2における紙面手前側(図1における上方)に突出した電線押さえ壁24が形成されている。この電線押さえ壁24の図1における上面には、電線引出し溝22Bが形成されており、この電線引出し溝22Bの断面は、図1における左右方向に長軸を有する長円形を、この長軸に沿う方向に略半分に切り取ったような形状をなしている。この電線引出し溝22Bは、蓋部21が本体部19に組み付けられた状態で、本体部19に形成された電線引出し溝22Aと整合して、断面が、上下方向に短軸を有し、且つ左右方向に長軸を有する略長円形状をなす電線引出し孔27を形成するようになっている。
本体部19の開口内に電線11及びこの電線11に配設された端子金具10が収容された状態で、蓋部21を本体部19に取り付けると、図10に示すように、本体部19の図10における左側壁から、端子部17の先端が左方に突出し、一方、電線引出し孔27から、電線11が防水カバー13の外部(図10における右方)に引き出されるようになっている。このとき防水カバー13は、端子金具10の電線接続部12と、電線11の芯線15と、電線11の被覆層16の端部とを覆うようになっている。また、蓋部21を本体部19に取り付けた状態では、図3に示すように、蓋部21の電線押さえ壁24と、本体部19の側壁とは整合するようになっている。
さて、図2に示すように、蓋部21には、略矩形状をなす窓孔28が形成されている。この窓孔28からは、蓋部21と本体部19とが組み付けられた状態で、防水カバー13内に充填材14を注入することができるようになっている。充填材14としては、エポキシ系樹脂、シリコーン系樹脂など、公知の樹脂を用いることが可能であり、端子金具10が防水カバー13内に収容された状態で、この充填材14を防水カバー13内に充填することで、端子金具10の防水を図ることができるようになっている。
図2に示すように、本体部19側及び蓋部21側の電線引出し溝22の内周面には、内方に突出するリブ29が形成されている。このリブ29は、図9に示すように、本体部19内に電線11及び端子金具10を収容した状態で本体部19に蓋部21を取り付けたときに、電線11の被覆層16に押圧されて食い込み、電線引出し孔27の内周面が、電線11の被覆層16と全周に亘って密着するようになっている。なお、上述したように、電線引出し孔27の断面は、上下方向に短軸を有し、且つ左右方向に長軸を有する略長円形状をなしているから、電線11は上下方向に押圧されて電線引出し孔27の上下方向の内周面と密着すると共に、左右方向に押し広げられることで、電線引出し孔27の左右方向の内周面とも密着するようになっている。
続いて、本実施形態の作用、効果について説明する。まず、先端部分の被覆層16を剥ぎ取って芯線15を露出させる。この芯線15に端子金具10の電線接続部12をかしめつける。
次に、防水カバー13の本体部19に形成された開口内に、図6に示すように、端子金具10を収容する。このとき、端子金具10の端子部17が、図6における左方を向くようにし、電線11が図6における右方に延びる姿勢で、本体部19内に収容する。この状態で、電線接続部12と、芯線15と、被覆層16とは、本体部19内に収容された状態になっている。また、電線11の被覆層16は、本体部19側の電線引出し溝22Aの上に載置された状態になっている。
続いて、蓋部21を、ヒンジ20を支点として回動させ、本体部19の開口のうち、図7における右側を塞ぐようにして本体部19に組み付ける。このとき、まず、蓋部21の係止部25の先端が、本体部19の係合突部26の上面に上方から当接する。さらに、蓋部21を回動させると、係止部25は本体部19の上面の上に乗り上げて、外方に撓み変形する。さらに蓋部21の回動が進行すると、係止部25は係合突部26を乗り越えて復帰変形し、係合突部26の下面に下方から当接することで、蓋部21と本体部19とが組み付けられる。
この状態で、蓋部21側の電線引出し溝22Bと、本体部19側の電線引出し溝22Aとが整合して、電線引出し孔27が形成されるようになっており、この電線引出し孔27から、電線11が防水カバー13の外部に引き出される。電線引出し孔27は、短軸が上下方向を向き、且つ、長軸が左右方向を向いた略長円形をなしているため、電線11は上下方向に押圧されて左右方向に広がるように変形する。この結果、電線11の被覆層16と、電線引出し孔27の内周壁とは密着する。さらに、この状態で、電線引出し孔27の内周面に形成されたリブ29は、電線11の被覆層16に食い込んで、被覆層16の全周に亘って密着する。
次に、蓋部21に形成された窓孔28から、充填材14を防水カバー13内に充填する。上述したように、電線引出し孔27の内周面に形成されたリブ29は、電線11の被覆層16に食い込んで密着するようになっているから、電線11の被覆層16と電線引出し孔27の内周面との間から充填材14が漏出することを確実に防止できる。そして、更に充填材14を充填すると、図8及び図9に示すように、端子金具10のうち電線接続部12と、電線11の芯線15及び被覆層16の端部とが、充填材14により覆われる。これにより、端子金具10の電線接続部12における防水を図ることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、電線11の被覆層16と、電線引出し孔27の内周面とは全周に亘って密着するようになっているから、電線11の被覆層16と電線引出し孔27の内周面との間から充填材14が漏出することを防止できる。さらに、電線引出し孔27の内周面には全周に亘って内方に突出すると共に、電線11の前記被覆層16に食い込むリブ29が形成されているから、電線11の被覆層16と電線引出し孔27の内周面との間から充填材14が漏出することを確実に防止できる。
また、本体部19と蓋部21とをヒンジ20を介して一体化したので、部品点数を少なくすることができる。
また、例えば、充填材14を充填するための窓孔28が本体部19に形成されていると、本体部19の開口を覆うようにして蓋部21を組み付けた後、充填材14を防水カバー13内に充填するためには、窓孔28が上方を向くように防水カバー13の姿勢を変えなければならない場合がある。このとき、例えば電線11の直径が比較的大きい場合には、電線11をひねったり曲げたりすることが難しくなるため、防水カバー13の姿勢を変えることが困難になるおそれがある。
本実施形態によれば、窓孔28は蓋部21に形成されているから、本体部19の開口を覆うようにして蓋部21を組み付けた状態で、本体部19の姿勢を変えることなく、充填材14を防水カバー13内に充填することができる。これにより、充填材14の充填作業の効率を向上させることができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図10を参照して説明する。本実施形態においては、電線引出し孔27の内周面には、図10における左右方向に並んで、2条のリブ30A,30Bが形成されている。その他の構成については実施形態1と略同様なので、同一構成には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態においては、リブ30A,30Bが2条並んで形成されている。この結果、電線11の被覆層16は、図10における左側(本体部19の内側)のリブ30Aが、全周に亘って食い込んで密着した状態になっていると共に、右側(本体部19の外側)のリブ30Bも、電線11の被覆層16に全周に亘って食い込んで密着した状態になっている。この結果、仮に、充填材14が、内側のリブ30Aと被覆層16との間から漏出した場合でも、外側のリブ30Bにより確実にシールされるから、電線11の被覆層16と電線引出し孔27の内周面との間から充填材14が漏出することを一層確実に防止できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態では、本体部19の開口内に端子金具10を収容して蓋部21を組み付けてから充填材14を防水カバー13内に充填する構成としたが、これに限られず、充填材14は、端子金具10を収容する前に本体部19の開口の底部に予め塗布しておいてもよい。また、電線11にかしめつけられた状態で、端子金具10の電線接続部12に充填材14を予め塗布しておいてもよい。
(2)本実施形態では、端子金具10の端子部17には貫通孔18が形成されていたが、貫通孔18は省略できる。
(3)電線引出し溝22の内周面に形成されるリブ29は、3条以上でもよい。
(4)本実施形態では、蓋部21と本体部19とはヒンジ20により一体化される構成としたが、これに限られず、蓋部21と本体部19とは別体としてもよい。
(5)端子金具10の端子部17に形成された貫通孔18は、ねじ止めせずに相手側端子と端子部17とを接続する構成の場合には省略できる。
(6)本実施形態では、窓孔28は蓋部21に形成される構成としたが、これに限られず、本体部19に形成される構成としてもよい。
(7)窓孔28は、円形、楕円形、長円形等、任意の形状を取りうる。
実施形態1に係る防水カバーの、蓋部と本体部とを組み付ける前の状態を示す正面図 防水カバーの、蓋部と本体部とを組み付ける前の状態を示す平面図 蓋部を本体部に組み付けた状態を示す防水カバーの正面図 蓋部を本体部に組み付けた状態を示す防水カバーの断面図 防水カバーの蓋部と本体部とを組み付ける前の状態を示す縦断面図 本体部の開口内に端子金具を収容した状態を示す平面図 本体部に端子金具を収容した後に蓋部を組み付けた状態を示す平面図 防水カバー内に充填材を充填した状態を示す平面図 防水カバー内に充填材を充填した状態を示す縦断面図 実施形態2に係る防水カバーの本体部の一部拡大断面図
符号の説明
10…端子金具
11…電線
12…電線接続部
13…防水カバー
14…充填材
15…芯線
16…被覆層
17…端子部
19…本体部
20…ヒンジ
21…蓋部
27…電線引出し孔
28…窓孔
29…リブ

Claims (4)

  1. 芯線を被覆層で被覆してなる電線の端部から露出する前記芯線に接続される電線接続部と、前記電線接続部に連なって形成されると共に相手方部材と電気的に接続される端子部とを備えてなる端子金具において、
    前記電線接続部、前記芯線及び前記被覆層の端部は防水カバーによって覆われてなり、
    前記防水カバーは、前記電線接続部を収容するための開口が設けられた本体部と、前記本体部の開口の少なくとも一部を塞ぐ蓋部と、前記本体部と前記蓋部とを組み付けた状態で前記電線を導出するための電線引出し孔とを備えてなり、
    前記電線引出し孔の内周面は、前記電線の前記被覆層と全周に亘って密着するようになっており、
    前記防水カバーには、前記本体部と前記蓋部とが組み付けられた状態で前記防水カバー内に前記充填材を注入可能な窓孔が形成されていることを特徴とする端子金具の電線接続部における防水構造。
  2. 請求項1記載のものであって、前記電線引出し孔の内周面には、全周に亘って内方に突出すると共に、前記電線の前記被覆層に食い込むリブが形成されていることを特徴とする端子金具の電線接続部における防水構造。
  3. 請求項1または請求項2記載のものであって、前記蓋部は、前記本体部とヒンジを介して一体に形成されていることを特徴とする端子金具の電線接続部における防水構造。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものであって、前記窓孔は、前記蓋部に形成されていることを特徴とする端子金具の電線接続部における防水構造。
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