JP2007250114A - 媒体搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アーム部15に生じた垂れ量を検出し,その誤差分を補正することにより,媒体保管セル2への媒体3の正確な挿入・排出を可能にする。
【解決手段】帯状パターン読取り部12は,把持部16に設けられた撮像部17によって,媒体保管セル2に付与された帯状パターン4を読み取る。垂れ量算出部13は,読み取った帯状パターン4に基づき,アーム部15上の把持部16の位置に応じた水平方向のパターン境界線の基準位置からのずれを計測し,それをもとにアーム部15の垂れ量を算出し,垂れ量に対する位置の補正値を補正値記憶部14に保存する。サーボ制御部11は,この補正値を用いて,把持部16の移動制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は,例えば磁気テープライブラリ装置等の記憶媒体を収容するライブラリ装置において,カートリッジ式記憶媒体(以下,カートリッジという)の収納棚(セル)へカートリッジを搬送するメカ機構に垂れが生じた場合に垂れ量を検出し,その誤差分を補正することによりセルへの正確なカートリッジ挿入・排出を実現することを可能とした媒体搬送装置に関する。
図11は,従来技術を説明するための図である。図11(A)において,2はカートリッジ等の搬送対象となる媒体3を多数収納する媒体保管セルである。媒体3を媒体保管セル2から出し入れし,搬送する機構部として,媒体3を把持するためのロボットハンドに相当する把持部16,把持部16を水平方向に移動させるアーム部15,そのアーム部15を支持する支持部18,その支持部18をガイドして垂直方向に移動させるためのLMレール19を有する。なお,図示省略しているが,把持部16,支持部18等には,サーボモータが組み込まれている。
図11(A)に示すような搬送機構(搬送ロボット)を持つ従来の磁気テープライブラリ装置では,媒体保管セル2への把持部16の位置合わせのために,例えば図11(B)に示すように,媒体保管セル2の左右両端のセルの2箇所に基準フラグF1,F2を配置し,把持部16に搭載したセンサを使ってこのフラグ位置を読み出し,ノミナル位置からの水平・垂直方向の誤差を検出し,その誤差量を使って各セルと搬送ロボットの相対的な位置誤差をリニアに補正していた。
なお,搬送ロボットの位置を決定または補正する従来技術として,例えば特許文献1に記載された位置データの補正方法や,特許文献2に記載された物体位置決定システムがある。特許文献1に記載された技術は,サーボモータの位置決め制御に用いる位置データを少ない誤差で高精度に補正できるようにするため,位置データを補正するためのデータの取り込みを,位置付けの目標となる基準目標フラグから,それに隣接する次の目標フラグまでのピッチで行うことを特徴としている。しかし,この特許文献1では,搬送ロボットのアーム部の垂れ量をあらかじめ測定し,その垂れ量に基づく補正を行うことはまったく考慮されていない。
また,特許文献2の技術では,媒体ハンドラとマガジン・スロットの間の適切な位置合わせのため,直角三角形の形状をした誘導ターゲットを撮像し,走査行が直角三角形の底辺と交差する点の位置を算出することにより,頂角からの距離を計算し,その距離に基づいて媒体ハンドラを誘導するものであり,これもあらかじめアーム部の垂れ量を測定しておき,その垂れ量に基づく補正を行うことを考慮したものではない。
特開平5−342723号公報 特開2000−314611号公報
図11(A)に示されるように,搬送ロボットが片持ちのとき,把持部16の重み等によって,アーム部15に垂れが生じることがあり,その垂れ量が先端付近に近付くに従って顕著になる場合がある。この場合,図11(C)のように,従来の方法で検出したセルと搬送ロボットの相対的な位置誤差自体に誤差が生じ,その結果,目的とするセルへの正確な媒体3の挿入・排出を実現できなくなる。なお,図11(C)において,P11,P12,P13が従来方法により検出された各セルの中心位置の誤差,P1,P2,P3がアーム部15の垂れによる実際の位置の誤差を表している。
本発明は上記問題点の解決を図り,アーム部に生じた垂れ量を検出し,その誤差分を補正することにより,セルへの媒体の正確な挿入・排出を実現するための手段を提供することを目的とする。
本発明は,上記課題を解決するため,搬送対象の媒体が収納される媒体保管セルに,白黒の帯状のトラック・パターンを配置し,このトラック・パターンをセンサでスキャニングすることにより,白黒の境界線の軌道を検出し,その軌道を使って搬送ロボットの垂れ量を検出する。さらに,この垂れ量を使ってノミナル位置からの垂直方向の誤差を補正することにより,個々のセルへの正確なカートリッジ等の媒体の挿入・排出を実現する。
具体的には,本発明は,片側が支持されるアームに沿って搬送媒体の把持部を移動させ,媒体保管セルに収納される搬送媒体を前記把持部によって把持し,搬送媒体の出し入れと搬送を行う媒体搬送装置において,前記把持部に設けられたセンサによって,前記媒体保管セルに付与された水平方向に線が表されたパターンを読み取るパターン読取り手段と,前記パターン読取り手段によって読み取ったパターンに基づき,前記アーム上の前記把持部の位置に応じた,前記パターンにおける水平方向の線の基準位置からのずれを計測し,それをもとに前記アームの垂れ量を算出する垂れ量算出手段と,算出された垂れ量に基づき,前記媒体保管セルの個々の搬送媒体が収納されるセルの基準位置を補正する補正値または基準位置を補正した補正位置情報を記憶する補正値記憶手段と,前記補正値記憶手段に記憶された補正値または補正位置情報を用いて,前記把持部の移動制御を行うサーボ制御手段とを備えることを特徴とする。
この媒体搬送装置は,例えば磁気テープライブラリ装置におけるカートリッジを搬送する装置として利用することができる。
媒体保管セルに付与する水平方向に線が表されたパターンとして,色または明度が異なる第1の領域(例えば黒)と第2の領域(例えば白)からなり,それらの境界が水平方向の線を形成するパターンを用いる。このようなパターンを用いれば,垂直方向のラインスキャンによってパターンを読み取り,その読み取ったパターンにおける第1の領域と第2の領域の長さによって水平方向の線の基準位置からのずれを簡易に計測することができる。
本発明によれば,片持梁状のアーム部に非線形な垂れが生じても,それを計測して補正するので,媒体収納セルに媒体を正確に挿入し,媒体収納セルから正確に媒体を排出することができるようになる。特に,経年変化により垂れ量が大きくなったような場合に,従来,保守者が人手でアーム部を支持する支持部を調整する必要があったのに対し,正確な位置補正によって調整の手間を省くことができるようになる。
以下,図面を参照しながら,本発明の実施の形態を説明する。図1は,本発明の概要を説明する図である。図中,1は本発明に係る媒体搬送装置,2はカートリッジ等の搬送対象となる媒体3を多数収納する媒体保管セルである。媒体保管セル2には,水平方向に白黒の境界線を持つ帯状パターン4が付加されている。
媒体搬送装置1は,媒体を搬送する機械的(メカ)機構である搬送機構部と,それを制御する搬送制御部10とからなる。搬送機構部は,媒体保管セル2から出し入れする媒体3を把持するための把持部16,その把持部16を水平方向に移動させるアーム部15,そのアーム部15を支持する支持部18,その支持部18をガイドして垂直方向に移動させるためのLMレール19を有する。また,把持部16に,CCD等による撮像部(センサ)17が搭載されている。なお,図示省略しているが,把持部16,支持部18等には,サーボモータが組み込まれている。
搬送制御部10は,搬送機構部に組み込まれたサーボモータを駆動制御するサーボ制御部11,媒体保管セル2に付加された帯状パターン4の白黒を撮像部17によって読み取る帯状パターン読取り部12,読み取った帯状パターンをもとにアーム部15の垂れ量Hを算出する垂れ量算出部13,算出した垂れ量に応じた位置の補正値を記憶する補正値記憶部14を備える。サーボ制御部11は,補正値記憶部14が記憶する位置の補正値に基づいて把持部16を移動させる目的位置の補正を行い,搬送機構部を動作させる。なお,補正値記憶部14に位置の補正値を記憶する代わりに,その補正値によって基準位置を補正した補正後の位置情報を記憶しておくこともできる。
本発明は,例えば次のような磁気テープライブラリ装置におけるカートリッジの搬送機構に適用される。なお,本発明は,他の記憶媒体の搬送機構等にも同様に適用することができる。
図2は,本発明が適用される磁気テープライブラリ装置の構成例を示す。例えば,本発明が適用される磁気テープライブラリ装置101は,上位装置であるホストコンピュータ102からの要求により,カートリッジの装着,取り外し,保管,記録再生等を自動的に行う装置であり,磁気テープへのデータの記録再生を行う複数台の磁気テープ装置103,ホストコンピュータ102からの要求により磁気テープ装置103を制御するための磁気テープ装置コントローラ104,内部に複数のカートリッジを収納できる保管棚を有する媒体保管セル2,媒体保管セル2内のカートリッジを取り出して磁気テープ装置103に装着したり,磁気テープ装置103からカートリッジを取り外して媒体保管セル2に挿入したりする機構であるアクセッサ機構部106,ホストコンピュータ102との間のインタフェースを持ち,アクセッサ全体の制御を行うアクセッサコントローラ107,アクセッサ機構部106のモータおよび各種メカの制御等を行うアクセッサメカコントローラ108を備える。また,アクセッサメカコントローラ108は,アクセッサ機構部106等のDCサーボモータを駆動する制御回路であるサーボ制御回路109を備える。
図2に示すアクセッサメカコントローラ108およびアクセッサ機構部106が,図1に示す媒体搬送装置1に相当する。
図3は,図2に示すアクセッサメカコントローラ108のブロック構成図である。アクセッサメカコントローラ108は,マイクロプログラムによって全体の制御を行うマイクロプロセッサ(MPU)110,アクセッサ機構部106に内蔵されるモータ112を駆動するドライブ回路111,モータ112の駆動電流を検出する電流検出回路113,モータ112の回転速度を計測するタコメータ114,撮像部17に相当するCCD116を制御する制御回路115,CCD116の撮像データをデコードするデコーダ117,マイクロプログラムおよびデータを記憶するためのメモリ118を備える。以上の構成は,従来技術と同様である。メモリ118には,図1に示す補正値記憶部14が設けられる。
CCD116は,帯状パターン4を撮像する機能を有するが,これは本来,媒体3のカートリッジに付加された媒体識別用のバーコードを読み取るためのものであり,本実施の形態では,このバーコード読み取り用のCCD116を帯状パターン4の読み取りにも利用してコストの増加を抑えている。
この例では,アクセッサメカコントローラ108が垂れ量の算出,垂れ補正値の記憶および位置の補正を行うものとして説明するが,これらの機能を上位装置に持たせて,本発明を実施することも可能である。
図4は,アクセッサ機構部106の斜視図である。図4に示すアクセッサ機構部106において,図1と同符号のものは図1に示すものに対応する。Z機構部120は,アーム部15に相当するものであり,把持部16を水平なZ軸方向に移動させる機構である。X機構部121は,把持部16をZ軸と直角な水平方向のX軸方向に移動させる機構である。スイブル機構部122は,把持部16を水平方向に回転させる機構である。Z機構部120は,支持部18によってLMレール19に支持され,全体が上下のY軸方向に移動可能になっている。
図5は,アクセッサ機構部106の正面図である。図5(A)は,把持部16が初期位置にある場合のアクセッサ機構部106を示している。このように把持部16が片持ちの支持部18側に来ている場合には,Z機構部120の垂れはほとんど問題にならないが,図5(B)に示すように,把持部16が支持部18から離れるに従って,その垂れ量Hが大きくなり,媒体保管セル2への把持部16の正確な位置合わせが難しくなる。本発明は,この問題を以下に説明する手段によって解決する。
図6〜図8は,アーム部(Z機構部)の垂れ量の計測方法を説明する図である。媒体保管セル2の一列は,5個のセルC1〜C5から構成されているものとする。媒体保管セル2の左右両端のセルC1,C5には,中心位置に基準フラグF1,F2が設けられている。この基準フラグF1,F2は,CCD116等のセンサによって読み取り可能なマークである。なお,以下では説明の都合上,水平(Z軸)方向の座標値をx,高さ方向の座標値をyで表す。また,媒体保管セル2には,ある幅を持った白黒の帯状パターン4がセルC1〜C5の列に沿って,白黒の境界線が水平になるように付加されている。
(1)まず,図6に示すように,基準フラグF1,F2の中心位置をセンサで読み出し,セルC1,C5に対する実際の中心位置(x1 ’, y1 ’),(x5 ’, y5 ’)を検出する。
(2)次に,水平位置をx1 ’に保持した状態で搬送ロボットの把持部16を垂直方向に移動させ,CCD116により読み取った帯状パターン4のイメージデータDが全て黒になる境目yd1に位置付ける。なお,CCD116は,ラインスキャンを行うものとする。
(3)次に,垂直位置をyd1に保持した状態で搬送ロボットの把持部16を水平方向にx5 ’まで移動させる。その間,各セルのx座標ごとにCCD116によりイメージデータDを読み取り,メモリに保存する。
(4)搬送ロボットの把持部16を再度(x1 ’, yd1)に戻し,さらに垂直方向に若干下げてyd2に位置付ける。ここで,CCD116による撮像すると,イメージデータDには若干白が含まれることになる。
(5)上記(3)と同様に,垂直位置をyd2に保持した状態で,把持部16を水平方向にx5 ’まで移動させる。その間,x座標ごとにイメージデータDを読み取りメモリに保存する。この読み取りの様子を図7に示す。
(6)上記(3)と(5)で採取したイメージデータと,yd1,yd2とから,x座標ごとの垂れ量を求める。
図8は,アーム部(Z機構部)の垂れ量の計算方法を説明する図である。変数を次のように定める。
・イメージデータの全長をD,
・CCD116のラインスキャン方向(イメージデータ)と垂直方向の角度をθ,
・位置(x,yd1)でのイメージデータの黒白の比率をm1 :n1
・位置(x,yd2)でのイメージデータの黒白の比率をm2 :n2
・求める垂れ量をH,
とする。
図8から明らかなように,イメージデータの方向と垂直方向の角度θは,次式によって求まる。
Figure 2007250114
したがって,垂れ量Hは,次式によって求まることになる。
Figure 2007250114
以上のようにして計算された垂れ量Hの値を,垂れ補正値として補正値記憶部14に記憶し保存しておく。
次に,この補正値を用いた位置補正の手順について説明する。図9は,垂れ量の補正方法を説明する図である。
(1)図9(A)に示すように,基準フラグF1,F2の中心位置をセンサで読み出し,セルC1,C5に対する実際の中心位置(x1 ’, y1 ’),(x5 ’, y5 ’)を検出する。
(2)次に,検出した(x1 ’, y1 ’),(x5 ’, y5 ’)から,セルC2〜C4の中心位置を線形補間によって計算する。図9(A)中の×印の位置が算出される。
(3)テーブル値としてメモリに予め保存されている各セルC1〜C5のノミナルの中心位置(図9中の○印の位置)を,上記(1),(2)で求めた(x1 ’, y1 ’)〜(x5 ’, y5 ’)で補正する。ここまでの補正は,図11(B)で説明した従来方法の補正と同様である。
(4)続いて,図9(B)に示すように,セルC1の中心位置(x1 ’, y1 ’)を基準位置とし,セルC2〜C4の中心位置のy座標y2 ’〜y4 ’を,補正値記憶部14に記憶しておいた垂れ量の補正値で補正する。
図10は,本実施の形態によるアーム部の垂れを検出し補正する処理のフローチャートである。
ステップS1では,まず,図6に示すように,基準フラグF1の中心位置をセンサで読み出し,セルC1に対する実際の中心位置(x1 ’, y1 ’)を検出する。ステップS2では,同様に基準フラグF2の中心位置をセンサで読み出し,セルC5に対する実際の中心位置(x5 ’, y5 ’)を検出する。
ステップS3では,検出した(x1 ’, y1 ’),(x5 ’, y5 ’)から,セルC2〜C4の中心位置(x2 ’, y2 ’)〜(x4 ’, y4 ’)を線形補間によって計算する。
ステップS4では,予めテーブル値として記憶しておいた各セルC1〜C5のノミナルの中心位置を,ステップS1〜S3で求めた(x1 ’, y1 ’)〜(x5 ’, y5 ’)の値によって補正する。
ステップS5では,ループ変数iを1に初期化し,以下のステップS6〜S14を2回繰り返す。
ステップS6では,把持部16を(x1 ’,ydi)に位置付ける。なお,yd1は,CCD116により読み取った帯状パターン4のイメージデータDが全て黒になる境目のy座標であり,yd2は,yd1より少し下方の位置である。続いて,ステップS7では,ループ変数jを2に初期化し,以下のステップS8〜S12を4回繰り返す。
ステップS8〜S10では,把持部16の垂直位置をydiに保持した状態で,把持部16を水平位置xj ’まで水平方向に移動させ,(xj ’,ydi)に位置付ける。ステップS11では,CCD116によりイメージデータDを読み取り,メモリに保存する。
ステップS12,S13では,ループ変数jに1を加算した後,jが5を超えたかどうかを判定し,jが5以下であればステップS8へ戻って同様に処理を繰り返し,jが5を超えれば,次のステップS14へ進む。
ステップS14,S15では,ループ変数iに1を加算した後,iが2を超えたかどうかを判定し,iが2以下であればステップS6へ戻って同様に処理を繰り返し,iが2を超えれば,次のステップS16へ進む。
ステップS16では,(xj ’,ydi)におけるイメージデータDの読み取り結果からアーム部の垂れ量を計算する。ステップS17では,垂れ量の計算結果に基づいて,各セルC1〜C5のノミナルの中心位置を記憶するテーブルの値を再補正する。
以上の垂れ量の検出および補正の処理は,媒体3を搬送させる都度行う必要はなく,例えば媒体搬送装置への電源投入時または搬送エラーが生じて装置がリセットされたようなときに,一度だけ行えば十分である。
本発明の概要を説明する図である。 本発明が適用される磁気テープライブラリ装置の構成例を示す図である。 アクセッサメカコントローラのブロック構成図である。 アクセッサ機構部の斜視図である。 アクセッサ機構部の正面図である。 アーム部の垂れ量の計測方法を説明する図である。 アーム部の垂れ量の計測方法を説明する図である。 アーム部の垂れ量の計測方法を説明する図である。 垂れ量の補正方法を説明する図である。 アーム部の垂れを検出し補正する処理のフローチャートである。 従来技術を説明するための図である。
符号の説明
1 媒体搬送装置
2 媒体保管セル
3 媒体
4 帯状パターン
10 搬送制御部
11 サーボ制御部
12 帯状パターン読取り部
13 垂れ量算出部
14 補正値記憶部
15 アーム部
16 把持部
17 撮像部
18 支持部
19 LMレール

Claims (3)

  1. 片側が支持されるアームに沿って搬送媒体の把持部を移動させ,媒体保管セルに収納される搬送媒体を前記把持部によって把持し,搬送媒体の出し入れと搬送を行う媒体搬送装置において,
    前記把持部に設けられたセンサによって,前記媒体保管セルに付与された水平方向に線が表されたパターンを読み取るパターン読取り手段と,
    前記パターン読取り手段によって読み取ったパターンに基づき,前記アーム上の前記把持部の位置に応じた,前記パターンにおける水平方向の線の基準位置からのずれを計測し,それをもとに前記アームの垂れ量を算出する垂れ量算出手段と,
    算出された垂れ量に基づき,前記媒体保管セルの個々の搬送媒体が収納されるセルの基準位置を補正する補正値または基準位置を補正した補正位置情報を記憶する補正値記憶手段と,
    前記補正値記憶手段に記憶された補正値または補正位置情報を用いて,前記把持部の移動制御を行うサーボ制御手段とを備える
    ことを特徴とする媒体搬送装置。
  2. 前記媒体搬送装置が,磁気テープライブラリ装置におけるカートリッジを搬送する装置である
    ことを特徴とする請求項1記載の媒体搬送装置。
  3. 前記媒体保管セルに付与された水平方向に線が表されたパターンは,色または明度が異なる第1の領域と第2の領域からなり,前記第1の領域と前記第2の領域の境界が水平方向の線を形成するパターンであり,
    前記把持部に設けられたセンサは,垂直方向のラインスキャンによって前記パターンを撮像し,
    前記垂れ量算出手段は,読み取ったパターンにおける前記第1の領域と前記第2の領域の長さによって水平方向の線の基準位置からのずれを計測する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の媒体搬送装置。
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