JP2007249899A - 検索処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】検索の効率を向上させる。
【解決手段】キーワードが入力されると、質問抽出手段13は、質問情報(ファイル)11aからキーワードに適合する質問情報を抽出する。質問ソート手段14は、質問属性別評価情報(ファイル)11cに基づいて、抽出された質問情報を評価の高い順にソートし、ユーザに提供する。ユーザが、質問を選択すると、回答抽出手段16は、選択された質問に対する回答を回答情報(ファイル)11dから抽出する。回答ソート手段17は、回答属性別評価情報(ファイル)11fに基づいて、回答を評価の高い順にソートし、ユーザに提供する。
【選択図】図1
【解決手段】キーワードが入力されると、質問抽出手段13は、質問情報(ファイル)11aからキーワードに適合する質問情報を抽出する。質問ソート手段14は、質問属性別評価情報(ファイル)11cに基づいて、抽出された質問情報を評価の高い順にソートし、ユーザに提供する。ユーザが、質問を選択すると、回答抽出手段16は、選択された質問に対する回答を回答情報(ファイル)11dから抽出する。回答ソート手段17は、回答属性別評価情報(ファイル)11fに基づいて、回答を評価の高い順にソートし、ユーザに提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は検索処理プログラムに関し、特に検索キーワードに基づいて情報検索を行う検索処理プログラムに関する。
従来の情報検索の主流はキーワードマッチングであり、検索者が必要な情報に関連性のある1または複数の検索キーワードを指定すると、指定された検索キーワードに一致する情報項目が検索結果として出力される。しかしながら、このような情報検索では、検索結果を用いて次回以降の検索結果を良くするための手法がとられていないため、同じキーワードであれば、同じ結果しか得られないという問題があった。
これらの問題点に対し、蓄積された各文書と対をなすコメント領域を設け、検索により抽出された文書と対をなすコメント領域に検索キーワードなどの検索情報を設定しておき、検索時にこのコメント領域を参照可能とした検索システムが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
また、検索に失敗したときの検索要求文と、使用者が正解とみなした機能名の組を学習し、過去に検索に失敗した検索要求文に類似した検索要求文が入力されたときに、使用者が正解とみなした機能名が検索されるようにする学習機能付きの検索装置も提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開2004−355546号公報
特開平11−338864号公報
しかしながら、従来の情報検索では、検索者が必要とする情報、すなわち検査目的と、検索キーワードとが必ずしも一致しない場合が多く、検索結果にノイズ(関係のない情報)が多数含まれるという問題点がある。たとえば、「○○の作者について知りたい」というような検索目的があった場合でも、キーワードマッチングでは、キーワードが一致するか否かによって検索が行われるため、キーワードさえ一致すれば、検索目的に沿わない情報項目が検索結果に含まれてしまう。したがって、所望の情報が検索されるまでの時間がかかる。
そこで、上記の特許文献1及び特許文献2には、過去の検索結果を利用して、検索効率を向上させる情報検索が提案されており、検索結果の蓄積に応じて、検索の精度が向上することが期待されている。
しかし、同じ検索キーワードを用いても、企業内であれば、検索者の所属する部門や業務などによって検索目的は異なる。また、一般的な情報検索においても、検索者の趣味や嗜好、年齢などが異なると、同じ検索キーワードに対して正解とする検索結果は一様ではない。たとえば、歴史上有名な人物の名前をキーワードとして検索を行う場合、検索者が映画好きであれば、検索目的はその人物に関する映画情報であり、本好きであれば、その小説を検索目的とする可能性が高い。しかしながら、従来の情報検索では、一様な検索処理が行われており、検索結果に現れるユーザの傾向(以下、これらをユーザ属性と呼ぶ)は考慮されていなかったため、ユーザが所望する情報が得られないことも多かった。
このように、従来の情報検索では、蓄積された検索結果を十分に利用することができず、結果として検索の効率化が図れなかった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、検索結果をユーザ属性に応じて評価し、再利用することによって、検索の効率を向上させることが可能な検索処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、検索結果をユーザ属性に応じて評価し、再利用することによって、検索の効率を向上させることが可能な検索処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すような処理をコンピュータに実行させるための検索処理プログラムが提供される。本発明にかかる検索処理プログラムは、検索装置1に適用され、コンピュータを、質問抽出手段13、質問ソート手段14、質問評価更新手段15、回答抽出手段16、回答ソート手段17、及び回答評価更新手段18として機能させ、コンピュータに以下の処理を実行させることができる。
質問抽出手段13は、入力手段を介して検索キーワードと所定のユーザ属性が入力されると、記憶手段11に格納される質問情報(ファイル)11aから、検索キーワードに適合する質問情報を抽出する。質問情報(ファイル)11aは、検索キーワードに関する検索目的に応じた質問情報の集合体で、質問情報が選択された累積回数を所定のユーザ属性ごとに集計した質問属性別評価情報の集合体である質問属性別評価情報(ファイル)11bも記憶手段11に格納されている。質問情報と質問属性別評価情報は、関連付けられている。質問ソート手段14は、質問抽出手段13によって抽出された質問情報及びユーザ属性に対応する質問属性別評価情報に応じて、抽出された質問情報をソートし、ソート順に表示させる。質問評価更新手段15は、入力手段を介して、ソート順に表示された質問情報から任意の質問情報が選択されたら、選択された質問情報に対応する質問属性別評価情報を更新する。回答抽出手段16は、選択された質問情報に対応する回答情報を、記憶手段11の回答情報(ファイル)11dから抽出する。質問情報に対応付けられた回答情報の集合体である回答情報(ファイル)11dと、回答情報が参照された累積回数をユーザ属性ごとに集計した累積回数に応じた回答属性別評価情報の集合体である回答属性別評価情報(ファイル)11fと、が互いに関連付けられて、記憶手段11に格納されている。回答ソート手段17は、回答抽出手段16によって抽出された回答情報及びユーザ属性に対応する回答属性別評価情報に基づいて、抽出された回答情報をソートし、ソート順に表示させる。回答評価更新手段18は、入力手段を介して、ソート順に表示された回答情報から任意の回答情報が選択されたら、選択された回答情報に対応する回答属性別評価を更新する。
このような検索処理プログラムを実行する検索装置1によれば、入力手段を介して設定された検索キーワードとユーザ属性が入力されると、質問抽出手段13は、検索キーワードに適合する質問情報を記憶手段11に格納される質問情報(ファイル)11aから抽出する。抽出された質問情報は、質問ソート手段14によって、質問情報とユーザ属性に応じて質問属性別評価情報(ファイル)11cから抽出される質問属性評価情報に基づいてソートされる。ソートされた質問情報は、表示装置などにソート順に表示され、ユーザに通知される。入力手段を介して表示された質問情報から任意の質問情報が選択されたことが入力されると、質問評価更新手段15は、選択された質問情報に対応する質問属性別評価情報を更新し、その評価を上げる。さらに、回答抽出手段16は、回答情報(ファイル)11dから選択された質問情報に対応する回答情報を抽出し、回答ソート手段17が、抽出された回答情報に対応する回答属性別評価情報に応じてソートする。回答情報は、ソート順に表示装置などに表示され、ユーザに通知される。ユーザが選択した回答情報が入力手段を介して入力されると、回答評価更新手段18は、選択された回答情報に対応する回答属性別評価情報を更新し、評価を上げる。
本発明の検索処理プログラムを実行する検索装置は、検索キーワードとユーザ属性に基づいて、検索目的を明らかにする質問文を予め行っていたユーザ属性別の評価に基づく優先順位で一覧表示して質問文を選択させた後、選択された質問文に対応する回答をユーザ属性に応じた優先順でソートし、一覧表示させる。このように、検索結果(回答)は、検索目的とユーザの属性とに適合するものに絞られており、検索者には、必要とする情報項目のみが提示されるようになる。また、検索が行われるごとに評価を更新されるので、検索業務のナレッジが蓄積される。この蓄積されたナレッジが再利用されることによって、結果として、検索業務の効率化が図れる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず、実施の形態に適用される発明の概念について説明し、その後、実施の形態の具体的な内容を説明する。
図1は、実施の形態に適用される発明の概念図である。
図1は、実施の形態に適用される発明の概念図である。
本発明にかかる検索装置1は、記憶手段11、ユーザ・インタフェース12、質問抽出手段13、質問ソート手段14、質問評価更新手段15、回答抽出手段16、回答ソート手段17、及び回答評価更新手段18を具備する。なお、検査装置1の各処理手段は、コンピュータが、検索処理プログラムを実行することにより、その処理機能を実現する。
記憶手段11には、互いに関連付けられた質問情報11a、質問全体評価情報11b、質問属性別評価情報11c、回答情報11d、回答全体評価情報11e、及び回答属性別評価情報11fの各データファイルが格納される。
質問情報(ファイル)11aは、検索目的に応じた質問文から成る質問情報の集合体である。質問文は、「○○とは?」、「○○の作者は?」というように検索者が必要とする情報項目を表す疑問文形式で表現されている。質問全体評価情報(ファイル)11bは、質問全体評価情報の集合体であり、質問情報(ファイル)11aに格納される個々の質問情報に対応し、質問情報が選択された累積回数に応じた質問全体評価情報で構成される。質問属性別評価情報(ファイル)11cは質問属性別評価情報の集合体であり、質問情報が選択された累積回数をユーザ属性ごとに集計した質問属性別評価情報で構成される。ユーザ属性とは、ユーザの所属する部門や業務、趣味や嗜好、年齢など、ユーザが検索時に必要とする情報を特徴付ける情報を言う。以下、同じユーザ属性を持つ集団をグループと呼ぶ。なお、質問全体評価情報及び質問属性別評価情報は、対応する質問情報の累積回数が高いほど、高い評価が設定される。回答情報(ファイル)11dは回答情報の集合体であり、質問情報(ファイル)11aの質問情報に対応する回答情報で構成される。回答全体評価情報(ファイル)11eは回答全体評価情報の集合体であり、回答情報(ファイル)11dの回答情報に対応し、回答情報が選択された累積回数に応じた回答全体評価情報で構成される。回答属性別評価情報(ファイル)11fは回答属性別評価情報の集合体であり、回答情報が選択された累積回数をユーザ属性ごとに集計した回答属性別評価情報で構成される。なお、回答全体評価情報及び回答属性別評価情報ともに、対応する回答情報の累積回数が高いほど、高い評価が設定される。
ユーザ・インタフェース12は、ユーザが検索キーワード(以下、単にキーワードとする)や質問の選択などの指示を入力する入力手段21、及び質問一覧や回答一覧などを表示する表示手段22と、検索装置1の各処理手段とを接続し、両者間のデータを仲介する。なお、入力手段21及び表示手段22は、直接に接続されるほか、通信路を介して接続されてもよい。
質問抽出手段13は、入力手段21によってユーザが設定したキーワードとユーザ属性とが、ユーザ・インタフェース12経由で入力されると、キーワードを用いて質問情報(ファイル)11aを検索し、キーワードに適合する質問情報をすべて抽出する。たとえば、質問情報に定義されている質問文の語中にキーワードと一致する語が含まれているものを抽出する。抽出した質問情報は、ユーザ属性とともに質問ソート手段14へ出力する。
質問ソート手段14は、質問抽出手段13によって抽出された質問情報と、ユーザ・インタフェース12を介して入力されたユーザ属性とに対応する質問属性別評価情報(ファイル)11cを検索し、質問情報に対応する質問属性別評価情報を読み出す。同様に、質問全体評価情報(ファイル)11bから、質問情報に対応する質問全体評価情報を読み出す。そして、まず、質問属性別評価情報が検索された質問情報を、質問属性評価の高い順にソートする。続いて、抽出された質問情報に対応する質問属性別評価情報がない場合は、質問全体評価情報を用いて質問全体評価の高い順にソートし、質問属性別評価情報によってソートされた質問情報の後に続ける。そして、ソートされた質問情報を、ユーザ・インタフェース12を介して表示手段22に出力し、質問情報に基づく質問の一覧を表示させる。これにより、質問情報は、当該ユーザ属性において最も参照頻度の高いものから順に一覧表示される。
質問評価更新手段15には、ユーザが、表示手段22に表示された質問の一覧から、入力手段21を操作して所望の質問を選択すると、ユーザ・インタフェース12を介して質問の選択指示を取得し、選択された質問及びユーザ属性に対応する質問属性評価情報、及び質問に対応する質問全体評価情報の評価を更新する。たとえば、それぞれの累積回数に1を加算し、評価を上げる。
回答抽出手段16は、質問評価更新手段15と同様に、質問の選択指示を取得すると、選択された質問に基づいて回答情報(ファイル)11dを検索し、この質問に対応する回答情報を抽出する。抽出した回答情報は、回答ソート手段17へ出力する。
回答ソート手段17は、回答抽出手段16が抽出した回答情報とユーザ属性とに対応する回答属性別評価情報を回答属性別評価情報(ファイル)11fから読み出すとともに、回答全体評価情報(ファイル)11eから、回答情報に対応する回答全体評価情報を読み出す。そして、まず、回答属性評価情報が検索された回答情報を、回答属性評価の高い順にソートする。続いて、抽出された回答情報に対応する回答属性別評価情報がない場合は、回答全体評価情報を用いて回答全体評価の高い順にソートし、回答属性別評価情報によってソートされた回答情報の後ろに続ける。そして、ソートされた回答情報を、ユーザ・インタフェースを介して表示手段22に出力し、回答情報に基づく回答一覧を表示する。これにより、回答情報も、当該ユーザ属性において最も参照頻度の高いものから順に一覧表示される。
回答評価更新手段18には、ユーザが、表示手段22に表示された回答の一覧から、入力手段21を操作して所望の回答を選択すると、ユーザ・インタフェース12を介して回答の選択指示を取得し、選択された回答及びユーザ属性に対応する回答属性評価情報及び回答全体評価情報を更新する。たとえば、それぞれの累積回数に1を加算し、評価を上げる。
なお、上記の説明では、ユーザがユーザ属性を入力するとしたが、予めユーザ属性をユーザIDと関連付けて検索装置1に登録しておき、検索時にキーワードを入力すると、入力手段21またはユーザ・インタフェース12が、キーワードに自動的にユーザIDを付加するようにしてもよい。この場合、質問ソート手段14、質問評価更新手段15、回答ソート手段17、及び回答評価更新手段18、または、これらのうち、いずれかの手段が、ユーザIDからユーザ属性を抽出し、抽出されたユーザ情報を用いて上記の処理を行う。
このような構成の検索装置1の動作について説明する。
ユーザは、検索したいキーワードと自身のユーザ属性とを入力手段21を用いて設定する。検索装置1に、ユーザ・インタフェース12を経由してキーワードとユーザ属性が入力されると、質問抽出手段13は、入力されたキーワードを用いて記憶手段11に格納される質問情報(ファイル)11aを検索し、キーワードに適合する質問情報をすべて抽出する。質問ソート手段14は、抽出された質問情報とユーザ属性とに基づいて質問属性別評価情報(ファイル)11cを検索し、質問属性別評価情報を得る。また、質問全体評価情報(ファイル)11bを検索して、抽出された質問情報に対応する質問全体評価を得る。まず、質問属性別評価を用いて、続いて質問全体評価を用いて抽出された質問情報を評価し、評価の高い順にソートする。そして、ソートされた質問情報の一覧を表示手段22にソート順に表示させる。
ユーザは、検索したいキーワードと自身のユーザ属性とを入力手段21を用いて設定する。検索装置1に、ユーザ・インタフェース12を経由してキーワードとユーザ属性が入力されると、質問抽出手段13は、入力されたキーワードを用いて記憶手段11に格納される質問情報(ファイル)11aを検索し、キーワードに適合する質問情報をすべて抽出する。質問ソート手段14は、抽出された質問情報とユーザ属性とに基づいて質問属性別評価情報(ファイル)11cを検索し、質問属性別評価情報を得る。また、質問全体評価情報(ファイル)11bを検索して、抽出された質問情報に対応する質問全体評価を得る。まず、質問属性別評価を用いて、続いて質問全体評価を用いて抽出された質問情報を評価し、評価の高い順にソートする。そして、ソートされた質問情報の一覧を表示手段22にソート順に表示させる。
これにより、ユーザは、評価の高い順にソートされた、指定したキーワードに関連する質問の一覧表示を見ることができる。質問は、たとえば、「○○の作者は?」というように、検索目的を特定する内容となっている。ユーザは、表示手段22に表示された質問の一覧から、検索目的に合った所望の質問を選択し、選択指示を入力手段21より入力する。
ユーザ・インタフェース12経由で質問の選択指示が入力されると、質問評価更新手段15は、選択指示に応じて、対応する質問属性別評価情報と質問全体評価情報を更新し、回答抽出手段16は、回答情報(ファイル)11dを検索して、選択指示に対応する回答情報を抽出する。回答ソート手段17は、抽出された回答情報とユーザ属性とに基づいて回答属性別評価情報(ファイル)11fを検索し、回答属性別評価情報を得る。また、回答全体評価情報(ファイル)11eを検索して、抽出された回答情報に対応する回答全体評価を得る。まず、回答属性別評価を用いて、続いて回答全体評価を用いて回答情報を評価の高い順にソートする。そして、ソートされた回答情報に基づいて、回答の一覧を表示手段22に表示させる。
これにより、ユーザは、評価の高い順にソートされた回答の一覧表示を見ることができる。ソートは、ユーザ属性に応じた評価の高い順になっており、所望の回答が上位にある可能性が高い。また、過去の参照回数と、質問とによって表示される回答は、数が絞られており、ノイズ情報は削除されているため、上位にない場合であっても、検索時間を短縮することができる。
そして、入力手段21によってユーザが所望の回答を選択すると、ユーザ・インタフェース12経由で検索装置1に選択指示が入力され、回答評価更新手段18は、回答全体評価情報と回答属性別評価情報を更新する。
このように、回答全体評価情報、回答属性別評価情報、質問全体評価情報、及び質問属性別評価情報は、回答または質問が選択されるごとに更新され、それぞれの回答または質問が選択されるごとに累積回数に1が加算され、評価が上がる。こうして検索のナレッジが蓄積され、ナレッジを参照した効率のよい検索が可能となる。
以下、実施の形態を、ウェブページ検索に適用した場合を例に図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明の実施の形態の情報検索システムの構成を示した図である。
図2は、本発明の実施の形態の情報検索システムの構成を示した図である。
本発明の実施の形態の情報検索システムは、データベース200を接続し、検索エンジン部110、グループ別検索部120、及び登録部130によって検索処理を行う検索サーバ100と、検索依頼を行う複数の端末301、302、303とが、ネットワーク400を介して接続する構成をとる。
検索サーバ100に接続するデータベース200は、ユーザ属性に応じたグループに属するユーザのユーザIDを登録したグループ登録テーブル210、質問情報をその全体評価とともに格納する質問テーブル220、回答情報をその全体評価とともに格納する回答テーブル230、質問テーブル220の質問と回答テーブル230の回答(URL:Uniform Resource Locators)とを対応付けた質問−回答対応テーブル240、質問テーブル220に格納される各質問のグループ別の人気度を格納するグループ別質問人気度250、及び回答テーブル230に格納される各回答のグループ別の人気度を格納するグループ別回答人気度260を有する。それぞれの詳細構造は後述する。
検索サーバ100の検索エンジン部110は、グループ別検索部120による検索が行えなかったキーワードについて、キーワードマッチングで検索を行う。そして、登録部130は、検索エンジン部110が検索を行った結果に基づき、データベース200に登録する登録情報を生成し、データベース200に格納する。たとえば、グループ別検索部120によって質問が抽出されなかった場合や、抽出された質問に該当するものがない場合には、検索エンジン部110によって通常のキーワードマッチングによる検索が行われる。そして、所望のウェブページが検索された場合には、何らかの操作によって登録部130が起動し、ユーザから質問文を取得する。そして、この質問文を質問テーブル220に格納するとともに、検索されたウェブページから回答情報を生成して回答テーブル230に格納し、質問−回答対応テーブル240を更新する。
ユーザ属性に応じたグループ別検索を行うグループ別検索部120は、質問抽出部121、質問ソート部122、質問評価更新部123、回答抽出部124、回答ソート部125、回答評価更新部126、及びグループ特定部127を有する。グループ別検索部120の各部について説明する。
質問抽出部121は、端末301、302、303から受信した検索のキーワードに応じて、質問テーブル220からキーワードに適合する質問を抽出する。質問ソート部122は、質問抽出部121が抽出した質問を、グループ別質問人気度250を参照し、この質問のユーザ属性に応じた評価に応じてソートし、ソートした質問を検索依頼のあった端末301、302、303に送信する。質問評価更新部123は、端末301、302、303が質問一覧を表示し、ユーザによって1の質問の選択指示がされると、選択された質問に対応するグループ別質問人気度250と、全体の質問人気度を更新する。回答抽出部124は、ユーザによって選択された質問に対応する回答を回答テーブル230から抽出する。回答ソート部125は、回答抽出部124が抽出した回答に対応するグループ別回答人気度260に基づき、回答を人気度順にソートする。そして、ソートした回答を検索依頼のあった端末301、302、303に送信する。回答評価更新部126は、端末301、302、303が回答一覧を表示し、ユーザによって1の回答の選択指示がされると、選択された回答に対応するグループ別回答人気度260と、全体の回答人気度を更新する。また、選択された回答に定義されるURLに飛ぶ。グループ特定部127は、ユーザIDが入力されると、ユーザIDに基づいてグループ登録テーブル(210)を検索し、このユーザIDのユーザが属するグループを特定する。
ここで、検索サーバ100のハードウェア構成について説明する。図3は、本実施の形態の検索サーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。
検索サーバ100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、インタフェース104、及び通信インタフェース106が接続されている。
検索サーバ100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、インタフェース104、及び通信インタフェース106が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。HDD103には、OSやアプリケーションのプログラムが格納される。インタフェース104は、データベース200に接続し、データベース200から読み出したデータをバス107経由でCPU101に伝える。また、CPU101からの書き込み指示をデータベース200へ伝える。通信インタフェース106は、ネットワーク400に接続されており、ネットワーク400を介して端末301、302、303との間でデータの送受信を行う。
このようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、図3には、検索サーバ100のハードウェア構成を示したが、端末301、302、303のハードウェア構成も同様である。
次に、データベース200に格納される各情報について説明する。
図4は、本実施の形態のグループ登録テーブルを示した図である。
(A)グループ登録テーブル310は、ユーザ情報311に格納されるユーザを識別するユーザID(以下、UIDとする場合もある)と、グループ情報312に格納されるユーザ属性に応じたグループを特定するグループID(以下、GIDとする場合もある)とから構成される。グループIDは、たとえば、本や映画など、ユーザの趣味や興味の対象に応じていくつかの分類を設け、その分類ごとに割り振られている。ユーザには、予め、自身の趣味や興味に応じて、自身が属するグループを登録してもらう。このとき、選択されたグループIDが、ユーザのIDに対応付けてグループ登録テーブルに設定される。登録以降、これがユーザの属性になる。
図4は、本実施の形態のグループ登録テーブルを示した図である。
(A)グループ登録テーブル310は、ユーザ情報311に格納されるユーザを識別するユーザID(以下、UIDとする場合もある)と、グループ情報312に格納されるユーザ属性に応じたグループを特定するグループID(以下、GIDとする場合もある)とから構成される。グループIDは、たとえば、本や映画など、ユーザの趣味や興味の対象に応じていくつかの分類を設け、その分類ごとに割り振られている。ユーザには、予め、自身の趣味や興味に応じて、自身が属するグループを登録してもらう。このとき、選択されたグループIDが、ユーザのIDに対応付けてグループ登録テーブルに設定される。登録以降、これがユーザの属性になる。
図5は、本実施の形態の質問テーブルと回答テーブルを示した図である。(B)は質問テーブル(グローバル質問人気度)を示しており、(C)は回答テーブルを示している。
(B)質問テーブル320は、質問文を特定する質問ID(以下、QIDとする場合もある)321、及び質問文の内容を示すタイトル322の質問情報と、質問文の評価323の登録した質問全体評価情報とを有する。評価323は、この質問文が選択された全体の累積回数に応じた評価値で、この例では、累積回数そのものである。したがって、評価値が大きいほど、選択された回数が多いこととなり、グローバル(グループ単位でない)で人気度の高い質問ということになる。たとえば、QID[001]の[「ABC」の作者は?]という質問文は、選択された回数が32回で、最も選択された質問であることがわかる。
(B)質問テーブル320は、質問文を特定する質問ID(以下、QIDとする場合もある)321、及び質問文の内容を示すタイトル322の質問情報と、質問文の評価323の登録した質問全体評価情報とを有する。評価323は、この質問文が選択された全体の累積回数に応じた評価値で、この例では、累積回数そのものである。したがって、評価値が大きいほど、選択された回数が多いこととなり、グローバル(グループ単位でない)で人気度の高い質問ということになる。たとえば、QID[001]の[「ABC」の作者は?]という質問文は、選択された回数が32回で、最も選択された質問であることがわかる。
(C)回答テーブル330は、回答を特定する回答ID(以下、AIDとする場合もある)331、回答のウェブページのURL332、及びタイトル333を有する。タイトル333は、回答のウェブページ332のタイトルになる。
図6は、本実施の形態の質問−回答対応テーブルを示した図である。
(D)質問−回答対応テーブル(グローバル回答人気度)340は、質問と回答の組み合わせを特定する対応ID(QAID)341、質問ID(QID)342、及びQID342に対応する回答ID(AID)343の回答情報と、この組み合わせが参照された累積回数に応じた評価(回答人気度)344を登録した回答全体評価情報とを有する。評価は、質問テーブルと同様、選択された累積回数そのものとする。なお、質問ID(QID)342は、図5の質問テーブルのQID321の値であり、回答ID(AID)343は、図5の回答テーブル330のAID331の値である。たとえば、QAID[001]は、QID[001]の「ABC」の作者は?という質問と、AID[001]の「ABC」の作者情報という組み合わせが、10回あったことを示している。
(D)質問−回答対応テーブル(グローバル回答人気度)340は、質問と回答の組み合わせを特定する対応ID(QAID)341、質問ID(QID)342、及びQID342に対応する回答ID(AID)343の回答情報と、この組み合わせが参照された累積回数に応じた評価(回答人気度)344を登録した回答全体評価情報とを有する。評価は、質問テーブルと同様、選択された累積回数そのものとする。なお、質問ID(QID)342は、図5の質問テーブルのQID321の値であり、回答ID(AID)343は、図5の回答テーブル330のAID331の値である。たとえば、QAID[001]は、QID[001]の「ABC」の作者は?という質問と、AID[001]の「ABC」の作者情報という組み合わせが、10回あったことを示している。
図7は、本実施の形態のグループ別質問人気度とグループ別回答人気度とを示した図である。(E)はグループ別質問人気度を示しており、(F)はグループ別回答人気度を示している。
(E)グループ別質問人気度350は質問属性別評価情報であって、図5の質問テーブル320に示したグローバル質問人気度に対し、質問の選択回数をグループごとに集計した人気度になる。グループ別質問人気度は、グループ別質問人気度のデータを特定するID(以下、QRIDとする場合もある)351、質問ID(QID)352、グループID(GID)353、及び評価354を有し、評価354は他と同様、このグループに属するユーザがこの質問文を選択した累積回数になる。質問ID(QID)352は、図5(B)の質問テーブルのQID321の値であり、グループID(GID)353は、図4(A)のグループID(GID)の値である。
(F)グループ別回答人気度360は回答属性別評価情報であって、図6の質問−回答対応テーブル340に示したグローバル回答人気度に対し、回答の選択回数をグループごとに集計した人気度になる。グループ別回答人気度は、グループ別回答人気度のデータを特定するID(以下、QRAIDとする場合もある)361、質問IDと回答IDの対応ID(QAID)362、グループID(GID)363、及び評価364を有し、評価364は他と同様、このグループに属するユーザがこの回答を選択した累積回数になる。対応ID(QAID)362は、図6(D)の対応ID(QAID)341の値であり、グループID(GID)363は、図4(A)のグループID(GID)の値である。
以下、本実施の形態の検索処理手順をフローチャートを用いて説明する。まず、キーワードが設定されてから、質問が選択されるまでの処理手順について説明し、次に、質問が選択されてから回答が選択されるまでの処理手順について説明する。
図8は、本実施の形態におけるキーワード入力から質問が選択されるまでの検索処理手順を示したフローチャートである。
情報検索を行うユーザによって、端末301、302、303から「キーワードとユーザID」501が送信され、処理が開始される。
情報検索を行うユーザによって、端末301、302、303から「キーワードとユーザID」501が送信され、処理が開始される。
[ステップS01] グループ別検索部120では、入力したユーザIDに基づいて図4に示したグループ登録テーブル310を検索し、このユーザのグループID(GID)を取得する。さらに、図5に示した質問テーブル320を、キーワードを用いて検索し、キーワードに適合する質問の質問ID(QID)を抽出する。
[ステップS02] ステップS01の質問検索で検索された件数を調べる。結果が1件以上存在する場合は、ステップS03へ処理を進める。1件も検索されなかった場合は、図12に示す接続点Bへ処理を進め、キーワードマッチング検索を行う。
[ステップS03] ステップS01で検索された質問を人気度でソートする。まず、ステップS01で抽出された質問ID(QID)と、グループID(GID)とに基づき、図7に示したグループ別質問人気度350を検索し、QIDとGIDが一致するQRIDを抽出する。そして、QRIDが抽出された質問ID(QID)をQRIDの評価に応じて降順にソートする。続いて、QRIDが抽出されなかった質問ID(QID)を、図5に示した質問テーブル320に登録されるQIDごとの全体評価に応じて降順にソートし、グループ別人気度によるソート順の次に並べる。これにより、質問(QID)は、グループ別人気度の高い順に、続いてグローバル人気度の高い順に並べられる。
[ステップS04] ステップS03による人気順にソートされた質問を表示するように、質問テーブル320を参照し、タイトル情報をソート順に並び替えて表示情報を生成する。そして、検索依頼のあった端末301、302、303に表示用情報を送信し、質問の選択情報を待つ。
以上の処理手順がグループ別検索部120で実行されることにより、検索依頼を行った端末301、302、303では、入力したキーワードに適合する質問(検索目的を問う疑問文)が、ユーザのグループ(ユーザ属性)別の評価に応じた優先順位にしたがって表示される。ユーザは、表示された質問に該当するものがあれば、それを選択する操作を行う。ユーザの選択操作に応じて、端末301、302、303から「質問の選択指示」502が送信される。なお、該当する質問がない場合には、キーワードマッチング検索を要求する指示を行う。この場合、処理は接続点Bへ進む。
グループ別検索部120は、「質問の選択指示」502が入力されると、処理を再開する。
[ステップS05] 「質問の選択指示」502によって選択された質問のQIDと、ユーザのGIDに対応するレコードが、図7に示したグループ別質問人気度350に登録されているかどうかを調べる。ある場合には、処理をステップS07へ進める。
[ステップS05] 「質問の選択指示」502によって選択された質問のQIDと、ユーザのGIDに対応するレコードが、図7に示したグループ別質問人気度350に登録されているかどうかを調べる。ある場合には、処理をステップS07へ進める。
[ステップS06] レコードがない場合、このQIDとGIDのレコードを作成し、グループ別質問人気度350に追加する。
[ステップS07] グループ別質問人気度350の該当レコードの評価(累積回数)をインクリメントする。また、質問テーブル320の対応するQIDの評価(累積回数)も同様にインクリメントする。続いて、処理を図9に示した接続点Aへ進める。
[ステップS07] グループ別質問人気度350の該当レコードの評価(累積回数)をインクリメントする。また、質問テーブル320の対応するQIDの評価(累積回数)も同様にインクリメントする。続いて、処理を図9に示した接続点Aへ進める。
図9は、本実施の形態における質問が選択されてからウェブページが開くまでの検索処理手順を示したフローチャートである。図8の接続点A以降の処理を実行する。
[ステップS08] 「質問の選択指示」502によって選択された質問のQIDを用いて、図6に示した質問−回答対応テーブル340を検索し、選択された質問のQIDに対応する回答(AID)との組み合わせの対応ID(QAID)を抽出する。
[ステップS08] 「質問の選択指示」502によって選択された質問のQIDを用いて、図6に示した質問−回答対応テーブル340を検索し、選択された質問のQIDに対応する回答(AID)との組み合わせの対応ID(QAID)を抽出する。
[ステップS09] ステップS08で検索された回答を人気度でソートする。まず、ステップS08で抽出された対応ID(QAID)と、グループID(GID)とに基づき、図7に示したグループ別回答人気度360を検索し、QAIDとGIDが一致するQARIDを抽出する。そして、QARIDが抽出された対応ID(QAID)をQARIDの評価に応じて降順にソートする。続いて、QARIDが抽出されなかった対応ID(QAID)を、図6に示した質問−回答対応テーブル340に登録されるQAIDごとの全体評価に応じて降順にソートし、グループ別回答人気度によるソート順の次に並べる。これにより、QAIDは、グループ別人気度の高い順に、続いてグローバル人気度の高い順に並べられる。そして、質問−回答対応テーブル340を参照して、人気度順にソートされたQAIDを、回答ID(AID)に変換し、AIDを人気順にソートする。
[ステップS10] ステップS09による人気順にソートされた回答を表示するように、回答テーブル330を参照し、タイトル情報、またはタイトル情報とURLをソート順に並び替えて表示情報を生成する。そして、検索依頼のあった端末301、302、303に表示用情報を送信し、回答の選択情報を待つ。
以上の処理手順がグループ別検索部120で実行されることにより、検索依頼を行った端末301、302、303では、選択した質問に対応する回答が、ユーザのグループ(ユーザ属性)に応じた優先順位にしたがって表示される。ユーザは、表示された回答から所望のタイトルまたはURLを選択する操作を行う。ユーザの選択操作に応じて、端末301、302、303から「回答の選択指示」503が送信される。
グループ別検索部120は、「回答の選択指示」503が入力されると、処理を再開する。
[ステップS11] 「回答の選択指示」503によって選択された回答に対応するQAIDと、ユーザのGIDに対応するレコードが、図7に示したグループ別回答人気度360に登録されているかどうかを調べる。ある場合には、処理をステップS13へ進める。
[ステップS11] 「回答の選択指示」503によって選択された回答に対応するQAIDと、ユーザのGIDに対応するレコードが、図7に示したグループ別回答人気度360に登録されているかどうかを調べる。ある場合には、処理をステップS13へ進める。
[ステップS12] レコードがない場合、このQAIDとGIDのレコードを作成し、グループ別回答人気度360に追加する。
[ステップS13] グループ別回答人気度360の該当レコードの評価(累積回数)をインクリメントする。また、質問−回答対応テーブル340の対応するQAIDの評価(累積回数)も同様にインクリメントする。
[ステップS13] グループ別回答人気度360の該当レコードの評価(累積回数)をインクリメントする。また、質問−回答対応テーブル340の対応するQAIDの評価(累積回数)も同様にインクリメントする。
[ステップS14] 「回答の選択指示」503によって選択された回答(AID)のURLにページをリダイレクトし、検索処理を終了する。
以上の処理手順が実行されることにより、キーワードに関連するURLが検索され、検索URLページが開き、ユーザは、所望の情報を得ることができるようになる。
以上の処理手順が実行されることにより、キーワードに関連するURLが検索され、検索URLページが開き、ユーザは、所望の情報を得ることができるようになる。
上記の説明の処理手順を一例を挙げて説明する。
図10は、本実施の形態におけるキーワード入力から質問が選択されるまでの検索処理の一例を示した図である。
図10は、本実施の形態におけるキーワード入力から質問が選択されるまでの検索処理の一例を示した図である。
検索サーバ100に、検索依頼を行う端末301、302、303から送信された「キーワード[ABC]とユーザID[1002]」501aが入力される。
グループ別検索部120は、入力されたユーザID[1002]に基づいて、グループ登録テーブル310を検索し、該当するレコードを抽出する。図の例では、ユーザID[1002]とグループID[03]との組から成るグループ登録テーブル310aが作成される。同様に、キーワード[ABC]を用いて質問テーブル320が検索され、タイトルに[ABC]がある質問ID(QID)を抽出する。図の例では、キーワードが適合するQIDが[001][002][003][004][016]の質問と、それぞれの評価値[32][30][16][31][11]から成る質問テーブル320aが抽出される。
グループ別検索部120は、入力されたユーザID[1002]に基づいて、グループ登録テーブル310を検索し、該当するレコードを抽出する。図の例では、ユーザID[1002]とグループID[03]との組から成るグループ登録テーブル310aが作成される。同様に、キーワード[ABC]を用いて質問テーブル320が検索され、タイトルに[ABC]がある質問ID(QID)を抽出する。図の例では、キーワードが適合するQIDが[001][002][003][004][016]の質問と、それぞれの評価値[32][30][16][31][11]から成る質問テーブル320aが抽出される。
続いて、キーワード[ABC]に基づいて抽出された質問テーブル320aのQIDと、ユーザID[1002]に基づいて抽出されたグループ登録テーブル310aのグループID(GID)とが一致するレコードを、グループ別質問人気度350より抽出する。ここでは、QIDが[001][002][003][004][016]のいずれかで、GIDが[03]のレコードがすべて抽出され、キーワード[ABC]に適合する質問のグループ[03]の人気度が得られる。図の例では、QID[001][004][016]の質問と、それぞれの評価値[10][30][11]が得られる。
このようにして、検索された質問から成る質問テーブル320aのレコードを、グループ別質問人気度350aと、質問テーブル320aの評価(グローバル質問人気度)とに基づいて並び替える。まず、グループ別質問人気度350aのうち、最も評価の高いQID[004]を最上位とし、評価値の順に、QID[016]、QID[001]を並べる。続いて、グループ別質問人気度350aに登録がなかったQID[002][003]について、質問テーブル320aの評価の順にソートを行い、グループ別質問人気度350aによるソート順の後ろに設定する。
こうしてソートされた順に質問が表示される。図の例の表示画面521には、質問が人気度の最も高いものから降順に、QID[004][016][001][003][002]の順に表示される。具体的には、QID[004]に対応する「ABC」の出演者は?という質問が選択しやすい最上位に表示され、映画好きのグループGID[03]に適した表示となる。たとえば、全体の人気度であるグローバル質問人気度320aに基づいてソートを行うと、QID[004]は、3番目に表示され、ユーザからは選択しにくい。
このように表示された質問文表示画面521から、質問文が1つ選択される。
以下、質問が選択された後の処理について説明する。
図11は、本実施の形態における質問が選択されてからウェブページが開くまでの検索処理の一例を示した図である。
以下、質問が選択された後の処理について説明する。
図11は、本実施の形態における質問が選択されてからウェブページが開くまでの検索処理の一例を示した図である。
ここでは、QID[004]が選択され、端末301、302、303から、「QID=[004]」が送信されるとする。
QID[004]が入力されたら、質問−回答対応テーブル340から、QID[004]を含むレコードをすべて抽出する。図の例では、QAID[008][009][057]と、それぞれの評価[18][02][04]とから成る質問−回答対応テーブル340aが得られる。この質問−回答対応テーブル340aの各QAIDと、ユーザID[1002]に対応するGID[03]を含むレコードを、グループ別回答人気度360から抽出する。図の例では、QAID[008][009]と、それぞれの評価[16][01]とから成るグループ別回答人気度360aが得られる。
QID[004]が入力されたら、質問−回答対応テーブル340から、QID[004]を含むレコードをすべて抽出する。図の例では、QAID[008][009][057]と、それぞれの評価[18][02][04]とから成る質問−回答対応テーブル340aが得られる。この質問−回答対応テーブル340aの各QAIDと、ユーザID[1002]に対応するGID[03]を含むレコードを、グループ別回答人気度360から抽出する。図の例では、QAID[008][009]と、それぞれの評価[16][01]とから成るグループ別回答人気度360aが得られる。
このようにして、抽出されたQIDとAIDから成る質問−回答対応テーブル340aのレコードを、グループ別回答人気度360aと、質問−回答対応テーブル340aの評価(グローバル回答人気度)とに基づいて並び替える。まず、グループ別回答人気度360aのうち、最も評価の高いQAID[008]を最上位とし、次のQAID[009]を並べる。続いて、グループ別回答人気度360aに登録がなかったQAID[057]について、質問−回答対応テーブル340aの評価の順にソートを行い、グループ別回答人気度360aによるソート順の後ろに設定する。
こうしてソートされたQAIDの順、[008][009][057]にしたがって、対応する回答(AID)[007][020][032]を順に表示する。図の例の表示画面522には、回答が人気度の最も高いものから降順に、AID[007][020][032]の順に表示される。
そして、たとえば、AID[007]が選択され、回答選択指示「AID[007]」503aを受信した場合、回答テーブル330から、AID[007]に該当するURLを探し出し、そのURLに飛ぶ。
以上の処理手順によれば、質問及び回答は、グループによって異なる評価がされ、ユーザから検索依頼があった場合には、そのユーザが属するグループ内で参照頻度の高い(価値の高い)質問及び回答が表示される。評価は毎回更新され、次回以降の同じ検索の際の基となる。したがって、表示される質問及び回答は、ユーザに最適化された情報であり、ノイズの少ない情報である。このように、本実施の形態では、効率よくナレッジが共有化されており、結果として、検索効率を向上させることができる。
次に、図8のステップS03で質問が検索されなかった場合、または表示した質問が選択されなかった場合に実行する接続点B以降の処理手順を説明する。
図12は、本実施の形態の質問が設定されなかった場合の処理手順を示したフローチャートである。
図12は、本実施の形態の質問が設定されなかった場合の処理手順を示したフローチャートである。
[ステップS21] 入力されたキーワード501で、キーワードマッチング検索を行う。キーワードマッチング検索は、検索エンジン部110が実行する。そして、得られた回答の一覧から成る表示情報を、検索依頼を行った端末301、302、303に送信する。
[ステップS22] ユーザが選択した回答情報を端末301、302、303から受信したら、端末301、302、または端末303に対し、質問を入力する入力画面を表示させ、質問を入力させる。このとき、たとえば、キーワードと、予め用意しておいた例文とを表示して、新規質問の作成を支援する。
[ステップS23] ステップS22によって作成された新規質問に質問ID(QIA)を付与し、質問テーブル320に新たに登録する。
[ステップS24] ステップS22で取得した回答として選択されたURLに回答ID(AID)を付与し、回答テーブル330へ登録する。
[ステップS24] ステップS22で取得した回答として選択されたURLに回答ID(AID)を付与し、回答テーブル330へ登録する。
[ステップS25] ステップS23で付与したQIDと、ステップS24で付与したAIDとを1つの組として対応ID(QAID)を付与し、質問−回答対応テーブル340に登録する。
[ステップS26] ステップS24で登録したURLにページをリダイレクトし、検索処理を終了する。
以上の処理手順が実行されることにより、質問テーブル320に登録のない検索が新たに行われた場合、この検索に関するレコードを生成し、質問テーブル320、回答テーブル330、及び質問−回答対応テーブル340に追加登録される。以降、同じ検索が行われた場合は、登録された情報に基づいて図8及び図9に示した処理手順が実行される。
以上の処理手順が実行されることにより、質問テーブル320に登録のない検索が新たに行われた場合、この検索に関するレコードを生成し、質問テーブル320、回答テーブル330、及び質問−回答対応テーブル340に追加登録される。以降、同じ検索が行われた場合は、登録された情報に基づいて図8及び図9に示した処理手順が実行される。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、検索装置が有すべき機能の処理内容を記述した検索処理プログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
プログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
(付記1) 検索キーワードに基づいて情報検索を行う検索処理プログラムにおいて、
コンピュータを、
入力手段を介して前記検索キーワードと所定のユーザ属性が入力されると、前記検索キーワードに関する検索目的に応じた質問情報と、前記質問情報が選択された累積回数を前記ユーザ属性ごとに集計した質問属性別評価情報とが関連付けて記憶される記憶手段から、前記検索キーワードに適合する前記質問情報を抽出する質問抽出手段、
前記質問抽出手段によって抽出された前記質問情報及び前記ユーザ属性に対応する前記質問属性別評価情報に応じて、抽出された前記質問情報をソートし、ソート順に表示させる質問ソート手段、
前記入力手段を介して、ソート順に表示された前記質問情報から任意の前記質問情報が選択されたら、選択された前記質問情報に対応する前記質問属性別評価情報を更新する質問評価更新手段、
前記質問情報に対応付けられた回答情報と、前記回答情報が参照された累積回数を前記ユーザ属性ごとに集計した回答属性別評価情報とが関連付けて記憶される前記記憶手段から、選択された前記質問情報に対応する前記回答情報を抽出する回答抽出手段、
前記回答抽出手段によって抽出された前記回答情報及び前記ユーザ属性に対応する前記回答属性別評価情報に基づいて、抽出された前記回答情報をソートし、ソート順に表示させる回答ソート手段、
前記入力手段を介して、ソート順に表示された前記回答情報から任意の前記回答情報が選択されたら、選択された前記回答情報に対応する前記回答属性別評価情報を更新する回答評価手段、
として機能させることを特徴とする検索処理プログラム。
コンピュータを、
入力手段を介して前記検索キーワードと所定のユーザ属性が入力されると、前記検索キーワードに関する検索目的に応じた質問情報と、前記質問情報が選択された累積回数を前記ユーザ属性ごとに集計した質問属性別評価情報とが関連付けて記憶される記憶手段から、前記検索キーワードに適合する前記質問情報を抽出する質問抽出手段、
前記質問抽出手段によって抽出された前記質問情報及び前記ユーザ属性に対応する前記質問属性別評価情報に応じて、抽出された前記質問情報をソートし、ソート順に表示させる質問ソート手段、
前記入力手段を介して、ソート順に表示された前記質問情報から任意の前記質問情報が選択されたら、選択された前記質問情報に対応する前記質問属性別評価情報を更新する質問評価更新手段、
前記質問情報に対応付けられた回答情報と、前記回答情報が参照された累積回数を前記ユーザ属性ごとに集計した回答属性別評価情報とが関連付けて記憶される前記記憶手段から、選択された前記質問情報に対応する前記回答情報を抽出する回答抽出手段、
前記回答抽出手段によって抽出された前記回答情報及び前記ユーザ属性に対応する前記回答属性別評価情報に基づいて、抽出された前記回答情報をソートし、ソート順に表示させる回答ソート手段、
前記入力手段を介して、ソート順に表示された前記回答情報から任意の前記回答情報が選択されたら、選択された前記回答情報に対応する前記回答属性別評価情報を更新する回答評価手段、
として機能させることを特徴とする検索処理プログラム。
(付記2) 前記コンピュータに、
前記記憶手段に、前記質問情報が選択された全体の累積回数に応じた質問全体評価情報と、前記回答情報が抽出された全体の累積回数に応じた回答全体評価情報とを記憶しておき、
前記質問ソート手段として、抽出された前記質問情報を、前記質問属性別評価情報を用いてソートした後、前記質問属性別評価情報に登録のない前記質問情報が残っていれば、前記質問全体評価情報に基づき、残りの前記質問情報を続けてソートし、
前記回答ソート手段として、抽出された前記回答情報を、前記回答属性別評価情報を用いてソートした後、前記回答属性別評価情報に登録のない前記回答情報が残っていれば、前記回答全体評価情報に基づき、残りの前記回答情報を続けてソートする、
処理を実行させることを特徴とする付記1記載の検索処理プログラム。
前記記憶手段に、前記質問情報が選択された全体の累積回数に応じた質問全体評価情報と、前記回答情報が抽出された全体の累積回数に応じた回答全体評価情報とを記憶しておき、
前記質問ソート手段として、抽出された前記質問情報を、前記質問属性別評価情報を用いてソートした後、前記質問属性別評価情報に登録のない前記質問情報が残っていれば、前記質問全体評価情報に基づき、残りの前記質問情報を続けてソートし、
前記回答ソート手段として、抽出された前記回答情報を、前記回答属性別評価情報を用いてソートした後、前記回答属性別評価情報に登録のない前記回答情報が残っていれば、前記回答全体評価情報に基づき、残りの前記回答情報を続けてソートする、
処理を実行させることを特徴とする付記1記載の検索処理プログラム。
(付記3) 前記コンピュータを、
前記ユーザ属性に応じたグループと、前記グループに属するユーザの識別情報とを対応付けたグループ登録情報を予め前記記憶手段に記憶しておき、前記入力手段を介して前記ユーザの識別情報を取得すると、前記グループ登録情報を検索して前記ユーザの属する前記グループを特定するグループ特定手段、
として機能させることを特徴とする付記1記載の検索処理プログラム。
前記ユーザ属性に応じたグループと、前記グループに属するユーザの識別情報とを対応付けたグループ登録情報を予め前記記憶手段に記憶しておき、前記入力手段を介して前記ユーザの識別情報を取得すると、前記グループ登録情報を検索して前記ユーザの属する前記グループを特定するグループ特定手段、
として機能させることを特徴とする付記1記載の検索処理プログラム。
(付記4) 前記コンピュータを、
キーワードマッチングによって検索され、検索者が正解とみなした回答について、前記入力手段を介してユーザの検索目的に応じた質問文を取得し、前記質問文に関する前記質問情報を生成するとともに、前記質問情報に対応付けて前記正解とみなした回答に関する回答情報を生成し、前記記憶手段に格納される前記質問情報と前記回答情報とに追加登録する登録手段、
として機能させることを特徴とする付記1記載の検索処理プログラム。
キーワードマッチングによって検索され、検索者が正解とみなした回答について、前記入力手段を介してユーザの検索目的に応じた質問文を取得し、前記質問文に関する前記質問情報を生成するとともに、前記質問情報に対応付けて前記正解とみなした回答に関する回答情報を生成し、前記記憶手段に格納される前記質問情報と前記回答情報とに追加登録する登録手段、
として機能させることを特徴とする付記1記載の検索処理プログラム。
(付記5) 前記質問評価更新手段として、前記質問と前記ユーザ属性に対応する前記質問属性別評価情報が検索されなかった場合は、前記質問及び前記ユーザ属性に対応する質問属性評価情報レコードを追加する、
処理を実行させることを特徴とする付記1記載の検索処理プログラム。
処理を実行させることを特徴とする付記1記載の検索処理プログラム。
(付記6) 前記回答評価更新手段として、前記回答と前記ユーザ属性に対応する前記回答属性別評価情報が検索されなかった場合は、前記回答及び前記ユーザ属性に対応する回答属性評価情報レコードを追加する、
処理を実行させることを特徴とする付記1記載の検索処理プログラム。
処理を実行させることを特徴とする付記1記載の検索処理プログラム。
(付記7) 検索キーワードに基づいて情報検索を行う検索処理方法において、
質問抽出手段が、入力手段を介して前記検索キーワードと所定のユーザ属性が入力されると、前記検索キーワードに関する検索目的に応じた質問情報と、前記質問情報が選択された累積回数を前記ユーザ属性ごとに集計した質問属性別評価情報とが関連付けて記憶される記憶手段から、前記検索キーワードに適合する前記質問情報を抽出し、
質問ソート手段が、前記質問抽出手段によって抽出された前記質問情報及び前記ユーザ属性に対応する前記質問属性別評価情報に応じて、抽出された前記質問情報をソートし、ソート順に表示させ、
質問評価更新手段が、前記入力手段を介して、ソート順に表示された前記質問情報から任意の前記質問情報が選択されたら、選択された前記質問情報に対応する前記質問属性別評価情報を更新し、
回答抽出手段が、前記質問情報に対応付けられた回答情報と、前記回答情報が参照された累積回数を前記ユーザ属性ごとに集計した回答属性別評価情報とが関連付けて記憶される前記記憶手段から、選択された前記質問情報に対応する前記回答情報を抽出し、
回答ソート手段が、前記回答抽出手段によって抽出された前記回答情報及び前記ユーザ属性に対応する前記回答属性別評価情報に基づいて、抽出された前記回答情報をソートし、ソート順に表示させ、
回答評価手段が、前記入力手段を介して、ソート順に表示された前記回答情報から任意の前記回答情報が選択されたら、選択された前記回答情報に対応する前記回答属性別評価情報を更新する、
ことを特徴とする検索処理方法。
質問抽出手段が、入力手段を介して前記検索キーワードと所定のユーザ属性が入力されると、前記検索キーワードに関する検索目的に応じた質問情報と、前記質問情報が選択された累積回数を前記ユーザ属性ごとに集計した質問属性別評価情報とが関連付けて記憶される記憶手段から、前記検索キーワードに適合する前記質問情報を抽出し、
質問ソート手段が、前記質問抽出手段によって抽出された前記質問情報及び前記ユーザ属性に対応する前記質問属性別評価情報に応じて、抽出された前記質問情報をソートし、ソート順に表示させ、
質問評価更新手段が、前記入力手段を介して、ソート順に表示された前記質問情報から任意の前記質問情報が選択されたら、選択された前記質問情報に対応する前記質問属性別評価情報を更新し、
回答抽出手段が、前記質問情報に対応付けられた回答情報と、前記回答情報が参照された累積回数を前記ユーザ属性ごとに集計した回答属性別評価情報とが関連付けて記憶される前記記憶手段から、選択された前記質問情報に対応する前記回答情報を抽出し、
回答ソート手段が、前記回答抽出手段によって抽出された前記回答情報及び前記ユーザ属性に対応する前記回答属性別評価情報に基づいて、抽出された前記回答情報をソートし、ソート順に表示させ、
回答評価手段が、前記入力手段を介して、ソート順に表示された前記回答情報から任意の前記回答情報が選択されたら、選択された前記回答情報に対応する前記回答属性別評価情報を更新する、
ことを特徴とする検索処理方法。
1 検索装置
11 記憶手段
11a 質問情報(ファイル)
11b 質問全体評価情報(ファイル)
11c 質問属性別評価情報(ファイル)
11d 回答情報(ファイル)
11e 回答全体評価情報(ファイル)
11f 回答属性別評価情報(ファイル)
12 ユーザ・インタフェース
13 質問抽出手段
14 質問ソート手段
15 質問評価更新手段
16 回答抽出手段
17 回答ソート手段
18 回答評価更新手段
11 記憶手段
11a 質問情報(ファイル)
11b 質問全体評価情報(ファイル)
11c 質問属性別評価情報(ファイル)
11d 回答情報(ファイル)
11e 回答全体評価情報(ファイル)
11f 回答属性別評価情報(ファイル)
12 ユーザ・インタフェース
13 質問抽出手段
14 質問ソート手段
15 質問評価更新手段
16 回答抽出手段
17 回答ソート手段
18 回答評価更新手段
Claims (3)
- 検索キーワードに基づいて情報検索を行う検索処理プログラムにおいて、
コンピュータを、
入力手段を介して前記検索キーワードと所定のユーザ属性が入力されると、前記検索キーワードに関する検索目的に応じた質問情報と、前記質問情報が選択された累積回数を前記ユーザ属性ごとに集計した質問属性別評価情報とが関連付けて記憶される記憶手段から、前記検索キーワードに適合する前記質問情報を抽出する質問抽出手段、
前記質問抽出手段によって抽出された前記質問情報及び前記ユーザ属性に対応する前記質問属性別評価情報に応じて、抽出された前記質問情報をソートし、ソート順に表示させる質問ソート手段、
前記入力手段を介して、ソート順に表示された前記質問情報から任意の前記質問情報が選択されたら、選択された前記質問情報に対応する前記質問属性別評価情報を更新する質問評価更新手段、
前記質問情報に対応付けられた回答情報と、前記回答情報が参照された累積回数を前記ユーザ属性ごとに集計した回答属性別評価情報とが関連付けて記憶される前記記憶手段から、選択された前記質問情報に対応する前記回答情報を抽出する回答抽出手段、
前記回答抽出手段によって抽出された前記回答情報及び前記ユーザ属性に対応する前記回答属性別評価情報に基づいて、抽出された前記回答情報をソートし、ソート順に表示させる回答ソート手段、
前記入力手段を介して、ソート順に表示された前記回答情報から任意の前記回答情報が選択されたら、選択された前記回答情報に対応する前記回答属性別評価情報を更新する回答評価手段、
として機能させることを特徴とする検索処理プログラム。 - 前記コンピュータに、
前記記憶手段に、前記質問情報が選択された全体の累積回数に応じた質問全体評価情報と、前記回答情報が抽出された全体の累積回数に応じた回答全体評価情報とを記憶しておき、
前記質問ソート手段として、抽出された前記質問情報を、前記質問属性別評価情報を用いてソートした後、前記質問属性別評価情報に登録のない前記質問情報が残っていれば、前記質問全体評価情報に基づき、残りの前記質問情報を続けてソートし、
前記回答ソート手段として、抽出された前記回答情報を、前記回答属性別評価情報を用いてソートした後、前記回答属性別評価情報に登録のない前記回答情報が残っていれば、前記回答全体評価情報に基づき、残りの前記回答情報を続けてソートする、
処理を実行させることを特徴とする請求項1記載の検索処理プログラム。 - 前記コンピュータを、
キーワードマッチングによって検索され、検索者が正解とみなした回答について、前記入力手段を介してユーザの検索目的に応じた質問文を取得し、前記質問文に関する前記質問情報を生成するとともに、前記質問情報に対応付けて前記正解とみなした回答に関する回答情報を生成し、前記記憶手段に格納される前記質問情報と前記回答情報とに追加登録する登録手段、
として機能させることを特徴とする請求項1記載の検索処理プログラム。
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