JP2007249701A - スレーブ装置を制御するための情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】インストールの作業をすることなしに機能拡張をすることが可能な情報処理装置等を提供する。
【解決手段】情報処理装置2は、制御すべきスレーブ装置に予め備わる基本機能を実行する基本機能実行手段21と、スレーブ装置の拡張機能を実行する拡張機能実行手段22と、拡張機能の有無を判定する判定手段23と、基本機能実行手段及び前記拡張機能実行手段を動作させる制御手段24とを有する。判定手段23は、基本機能に係る情報から拡張機能の有無を判定し、制御手段24は、判定手段23により拡張機能が存在すると判定された場合に、基本機能実行手段21及び拡張機能実行手段22の両方を動作させ、一方、判定手段により拡張機能が存在しないと判定された場合には、基本機能実行手段21のみを動作させることができる。
【選択図】図2
【解決手段】情報処理装置2は、制御すべきスレーブ装置に予め備わる基本機能を実行する基本機能実行手段21と、スレーブ装置の拡張機能を実行する拡張機能実行手段22と、拡張機能の有無を判定する判定手段23と、基本機能実行手段及び前記拡張機能実行手段を動作させる制御手段24とを有する。判定手段23は、基本機能に係る情報から拡張機能の有無を判定し、制御手段24は、判定手段23により拡張機能が存在すると判定された場合に、基本機能実行手段21及び拡張機能実行手段22の両方を動作させ、一方、判定手段により拡張機能が存在しないと判定された場合には、基本機能実行手段21のみを動作させることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像形成装置等のスレーブ装置を制御するための情報処理装置及びプログラムに関する。
ネットワーク上でパーソナルコンピュータ(PC)等のホスト端末とプリンタ等の画像形成装置とが接続されている場合、ホスト端末は、ホスト端末上のアプリケーションで作成又は閲覧した文書等を、ネットワークを介して接続された画像形成装置に対応するページ記述言語等によりその画像形成装置で印刷可能なデータ形式へ変換するためのソフトウェア(以後、プリンタドライバと呼ぶ。)を有する。
図1は、一般的なプリンタドライバの基本構成を示す図である。図1において、プリンタドライバ12は、ホスト端末1に組み込まれており、ホスト端末1のアプリケーションにより作成又は閲覧された文書データを受け取る情報授受部121と、プリンタドライバ又は文書データに係る設定値を設定値保持部123に設定するよう制御するGUI(Graphical User Interface)制御部122と、情報授受部121が受けた文書データの設定値及びGUI制御部により制御されるプリンタドライバの設定値を記憶する設定値保持部123と、設定値保持部123に記憶された設定値を基に文書データを画像形成装置で印刷可能な印刷データに変換する描画部124とを有する。
情報授受部121は、アプリケーション11で作成又は閲覧された文書データを受け取り、一方、設定値保持部123は、情報授受部121が受けた文書データに係る設定値をアプリケーション11より取得する。設定値保持部123は、更に、情報授受部121が受けた文書データを画像形成装置で印刷可能なデータ形式へ変換するために、GUI制御部122よりプリンタドライバの設定値を取得する。設定値保持部123により取得された設定値は、情報授受部121を介して、情報授受部121が受けた文書データと共に描画部124へ送られる。描画部124は、アプリケーション11より取得した文書データの設定値と、GUI制御部122より取得したプリンタドライバの設定値とに基づいて、文書データを画像形成装置で印刷可能な印刷データに変換する。描画部124により変換された印刷データは、ホスト端末1のポート制御部13により、ネットワークを介して画像形成装置へ送信されて、印刷される。
ホスト端末は、接続された画像形成装置の夫々に対応するプリンタドライバを組み込まれている。即ち、ホスト端末は、制御可能な画像形成装置の数だけプリンタドライバを有することとなる。
例えば、特開2004−310488号公報(特許文献1参照。)に、同じ種類の印刷装置に対するドライバのインストールを1つにする印刷システムが開示されている。特許文献1に開示された印刷システムでは、1つの識別子の印刷装置を複数のネットワークIDで管理された印刷装置として見せることにより、複数の印刷装置を管理する端末側では複数のドライバをイントールしなくてもよくなる。
また、近年、画像形成装置及びホスト端末において動作するユーティリティ・プログラムの機能の増加に伴い、プリンタドライバの機能も増加する傾向にある。しかし、ユーザが利用する機能はユーザ毎に様々であり、実際には、プリンタドライバの有する機能の全てが必要とされるわけではない。
従って、必要な機能のみをプリンタドライバへ組み込むことにより、プリンタドライバを内蔵するホスト端末のOSへの負荷が最小限となるようにプリンタドライバを駆動することが可能となる。更に、プリンタドライバにはユーザの利用する機能のみが搭載されているので、ユーザがホスト端末の画面上でプリンタドライバの機能パラメータを設定する場合に、不必要な機能も搭載されているプリンタドライバに比べて、操作性が向上する。
このようなプリンタドライバへの機能の組み込みは、画像形成装置の交換においても有利である。寿命及び故障等の理由から使用中の画像形成装置を新しいものに交換する場合に、新しい画像形成装置に交換することによりホスト端末に組み込まれているプリンタドライバに機能拡張が生じると、ホスト端末には、拡張した機能に対応するプリンタドライバをインストールされる必要が生ずる。プリンタドライバのインストールは、ホスト端末のOS(Operating System)へ負荷がかかるばかりでなく、ユーザにとっても負担となるが、上述したように拡張された機能のみをホスト端末へ追加することが可能になると、プリンタドライバの再インストールが不要となる。
例えば、特開2005−173701号公報(特許文献2参照。)には、上述したプリンタドライバへの機能追加を実現するためのプラグインモジュールの効率的なインストールを可能にする情報処理装置等が開示されている。
特開2004−310488号公報
特開2005−173701号公報
しかし、特許文献2に開示された情報処理装置は、新たに追加される機能のみをプラグインモジュールとしてインストールされるので、プリンタドライバ全体を再インストールしなければならない装置に比べて装置自体の負担は軽減されるが、インストールの作業工数は削減されないので、ユーザの負担は軽減されないままである。
従って、本発明は、インストールの作業をすることなしに機能拡張をすることが可能な情報処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、スレーブ装置を制御するための情報処理装置であって、前記スレーブ装置に予め備わる基本機能を実行する基本機能実行手段と、前記スレーブ装置の拡張機能を実行する拡張機能実行手段と、該拡張機能実行手段により実行されるべき拡張機能の有無を判定する判定手段と、前記基本機能実行手段及び前記拡張機能実行手段を動作させる制御手段とを有する。このとき、前記判定手段は、前記基本機能実行手段が前記基本機能を実行するための情報から、前記拡張機能実行手段により実行されるべき拡張機能の有無を判定し、前記制御手段は、前記判定手段により前記拡張機能が存在すると判定された場合に、前記基本機能実行手段及び前記拡張機能実行手段の両方を動作させ、一方、前記判定手段により前記拡張機能が存在しないと判定された場合には、前記基本機能実行手段のみを動作させることができる。
これにより、インストールの作業をすることなしに、機能拡張をすることが可能な情報処理装置を提供することができる。従って、ユーザが構築しているシステムに対して、機能拡張により及ぼす影響を最小限にすることが可能であり、更に、情報処理装置本体の変更は行わないので、装置の安定性を維持することが可能である。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決するための手段における「スレーブ装置」とは、ネットワーク上でPC等のホスト端末により制御される画像形成装置等の装置を言う。また、特許請求の範囲及び課題を解決するための手段における「基本機能」とは、スレーブ装置を制御するために最初にインストールされるソフトウェアにより実行される最低限の機能と、後に付加された機能とを有する機能である。
望ましくは、本発明の情報処理装置は、前記基本機能実行手段により実行される基本機能及び前記拡張機能実行手段により実行される拡張機能を設定する設定手段を更に有する。このとき、前記設定手段は、前記判定手段により前記拡張機能が存在すると判定された場合に、前記拡張機能を設定するための設定画面を表示することができる。
これにより、ユーザが拡張機能の設定を視覚的に認識し、実行することが可能となるので、拡張機能の追加及び/又は削除を容易に行うことができる。
望ましくは、本発明の情報処理装置において、前記設定手段は、更に、前記基本機能実行手段により実行される基本機能を設定するための設定画面を表示し、該設定画面は、前記拡張機能の追加を選択するための項目が表示される。
これにより、ユーザが複雑な操作をすることなく、新たな機能を追加するための機能拡張を行うことができる。
上記目的を達成するために、本発明のプログラムは、スレーブ装置を制御するためのプログラムであって、コンピュータを、前記スレーブ装置に予め備わる基本機能を実行する基本機能実行手段、前記スレーブ装置の拡張機能を実行する拡張機能実行手段、該拡張機能実行手段により実行されるべき拡張機能の有無を判定する判定手段、及び前記基本機能実行手段及び前記拡張機能実行手段を動作させる制御手段として機能させる。このとき、前記判定手段は、前記基本機能実行手段が前記基本機能を実行するための情報から、前記拡張機能実行手段により実行されるべき拡張機能の有無を判定し、前記制御手段は、前記判定手段により前記拡張機能が存在すると判定された場合に、前記基本機能実行手段及び前記拡張機能実行手段の両方を動作させ、一方、前記判定手段により前記拡張機能が存在しないと判定された場合には、前記基本機能実行手段のみを動作させることができる。
このように、機能拡張を実現するプログラムをコンピュータ等の情報処理装置で実行することにより、インストールの作業をすることなしに機能拡張をすることが可能な情報処理装置を提供することができる。
望ましくは、本発明のプログラムは、前記基本機能実行手段により実行される基本機能及び前記拡張機能実行手段により実行される拡張機能を設定する設定手段を更に有する。このとき、該設定手段は、前記判定手段により前記拡張機能が存在すると判定された場合に、前記拡張機能を設定するための設定画面を表示することができる。
望ましくは、本発明のプログラムにおいて、前記設定手段は、更に、前記基本機能実行手段により実行される基本機能を設定するための設定画面を表示し、該設定画面は、前記拡張機能の追加を選択するための項目が表示される。
本発明により、インストールの作業をすることなしに機能拡張をすることが可能な情報処理装置及びプログラムを提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
〔本発明の情報処理装置の構成及び動作〕
図2は、本発明の情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
図2は、本発明の情報処理装置の構成例を示すブロック図である。
図2において、本発明の情報処理装置2は、本実施例において、ネットワーク等を介して通信可能な画像形成装置を制御するプリンタドライバの各部を構成する要素の一部であって、描画部224及びGUI制御部222を有する。描画部224は、基本機能実行手段21と、拡張機能実行手段22と、判定手段23と、制御手段24とを有し、GUI制御部222は、設定手段25と、設定画面表示手段26と、入力手段27とを有する。
基本機能実行手段21は、画像形成装置に予め備わった機能を実行するための手段である。拡張機能実行手段22は、画像形成装置に対して後に追加された拡張機能を実行するための手段である。判定手段23は、拡張機能が追加された否かを判定するための手段である。制御手段24は、基本機能実行手段21及び拡張機能実行手段22を制御するための手段である。設定手段25は、基本機能実行手段21及び拡張機能実行手段22により実行される機能に係る設定を行う手段である。設定画面表示手段26は、基本機能実行手段21及び拡張機能実行手段22により実行される機能に係る設定手段25による設定を行うための設定画面を表示するための手段であって、例えば、当該情報処理装置2がPCに組み込まれている場合には、PCに備わったモニタ等の表示装置であっても良い。入力手段27は、ユーザが設定画面に応じて夫々の機能の設定値を入力するための手段であって、例えば、当該情報処理装置2がPCに組み込まれている場合には、PCに備わったマウス及びキーボード等の入力装置であっても良い。
基本機能実行手段21は、画像形成装置を制御するためのドライバ情報を有する。このドライバ情報の内容を図3(a)に一例として示す。図3(a)において、ドライバ情報には、情報処理装置2が画像形成装置を制御するために使用するファイルの情報31と、画像形成装置による印刷処理に係る設定値32と、拡張機能が追加されたか否かを表すプラグイン設定33とが含まれている。ファイル情報31には、後に追加される拡張機能を実行するためのファイルのファイル名311が含まれている。
図3(a)の例では、ファイル名311は、ドライブ情報において1つしか記述されていないが、同時に動作させることが可能な機能の数であれば、複数のファイル名が記述されても良い。ドライバ情報は、最初に情報処理装置にプリンタドライバがインストールされるときに、情報処理装置に組み込まれる情報であるから、拡張機能に関するファイル情報31を予め含むことにより、後に如何なる拡張機能が追加されるとしても、プリンタドライバを再インストールする必要がなくなる。
ドライバ情報を構成する各項目は、設定手段25により設定される。設定手段25は、ドライバ情報を構成する各項目の内容を設定するための設定画面を設定画面表示手段26に表示させる。ユーザは、設定画面表示手段26により表示された設定画面に従って、入力手段27によりドライバ情報の各項目へ設定値を入力する。ユーザにより設定値が入力されると、設定手段25は、それをドライバ情報へ反映する。このとき、ドライバ情報の設定画面において、拡張機能の追加を選択するための項目が設けられても良い。例えば、ユーザが新たな機能を追加したい場合には、設定画面内の所定のボタンをマウスでクリックすることにより、情報処理装置において拡張機能を追加することができるようになる。このようにして機能拡張の実行が選択されると、その情報が図3(a)のドライバ情報内のプラグイン設定33に反映される。従って、ユーザが複雑な操作をすることなく、新たな機能を追加するための機能拡張を行うことが可能となる。
また、判定手段23は、ドライバ情報に含まれるプラグイン設定33の内容から拡張機能の有無を判定する。判定手段23による判定結果に応じて、制御手段24は、基本機能実行手段21及び拡張機能実行手段22を制御する。即ち、拡張機能が追加された場合には、制御手段24は、予め備わった機能を実行するよう基本機能実行手段21を制御し、且つ、追加された拡張機能を実行するよう拡張機能実行手段22を制御する。一方、拡張機能が追加されていない場合には、制御手段24は、基本機能実行手段21のみを制御する。このとき、拡張機能実行手段22は作動していない。
拡張機能が追加された場合に、拡張機能実行手段22は、拡張機能を実行するためのプラグイン情報を有する。このプラグイン情報の内容を図3(b)に一例として示す。図3(b)において、プラグイン情報には、追加された拡張機能の情報34a、34bが含まれている。拡張機能情報34a及び34bは、夫々、対応する機能を実行するためのファイルが格納されている場所、ファイル名及び制御情報等を含む。制御情報は、制御方式情報341a、341bと、設定値情報342a、342bとによって表される。
図3(b)の例では、拡張機能情報34aにより表される拡張機能は、制御方式情報341aが「Type=GUI and Graphics」と記述されているので、GUI制御及びグラフィックス制御により制御される。また、拡張機能情報34aは、設定値情報342aが「GUI=ControlTypeCheck(a);GUI=ControlTypeListbox(b);Graphics=Command」と記述されているので、その拡張機能がGUI制御に必要な設定値(a)及び(b)を有し、更に、コマンドによるグラフィックス制御がなされることを表す。同様に、拡張機能情報34bにより表される拡張機能は、制御方式情報341bが「Type=GUI and Graphics」と記述されているので、GUI制御及びグラフィックス制御により制御される。また、拡張機能情報34bは、設定値情報342bが「GUI=ControlTypeCheck(c);Graphics=Command」と記述されているので、その拡張機能がGUI制御に必要な設定値(c)を有し、更に、コマンドによるグラフィックス制御がなされることを表す。
新たに拡張機能を追加する機能拡張には、GUI制御部の機能拡張及び印刷コマンドの追加変更のための機能拡張等がある。
図4は、GUI制御部の機能拡張の実施例を説明するための図である。上記ドライバ情報の設定時に拡張機能の追加が選択され、その情報が図3(a)のドライバ情報のプラグイン設定33に反映されている場合には、判定手段23により拡張機能の追加が確認される。判定手段23のこの判定結果を受けて、設定手段25は、図4のような拡張機能を設定するための設定画面を設定画面表示手段26に表示させる。ユーザは、設定画面表示手段26により表示された設定画面に従って、入力手段27により拡張機能の設定を行う。このとき、ユーザは、拡張機能に関する各設定項目の項目名を変更することができる。ユーザにより設定がなされると、設定手段25は、その設定値を、拡張機能実行手段22に含まれるプラグイン情報(図3(b)参照。)へ反映する。また、図4の設定画面において、追加された拡張機能を削除することも可能である。一方、ドライバ情報のプラグイン設定33において機能拡張が選択設定されない場合には、図4の設定画面を非表示としても良い。従って、ユーザが拡張機能の設定を視覚的に認識し、実行することが可能となるので、拡張機能の追加及び/又は削除を容易に行うことが可能となる。
図4の設定画面において追加することが可能な拡張機能の数は、最初にドライバ情報に記述されていたファイル名311の数により決まる。追加された拡張機能は、入力された設定値に基づいて、ファイル名311に対応するファイルにより実行される。
次に、印刷データと共に画像形成装置へ送られる印刷コマンドの追加変更のための機能拡張について、図2及び図5を参照して説明する。図5は、印刷コマンドの追加変更の手順の一例を示すフローチャートである。
ステップ101で、描画部224は、文書データ及び設定値を受け取る。この設定値は、文書データ及び情報処理装置2、即ちプリンタドライバに係る設定値であって、図3に示したドライバ情報及びプラグイン情報に含まれている。
次に、ステップS102で、基本機能実行手段21は、ドライバ情報に基づいて、文書データを画像形成装置で印刷可能なデータ形式である印刷データへ変換する。
その後又は同時に、ステップS103で、判定手段23は、基本機能実行手段21に含まれるドライバ情報のプラグイン設定33(図3(a)参照。)の内容を確認する。その結果、拡張機能が追加されていると判断された場合には、判定手段23は、更に、ステップS104で、拡張機能実行手段22に含まれるプラグイン情報の内容を確認する。一方、拡張機能が追加されていないと判断された場合には、ステップはS106へ移り、描画部124は、ステップS102において画像形成装置で印刷可能なデータ形式に変換された印刷データを、ネットワーク等を介して画像形成装置へ送り、印刷する。
ステップS104で判定手段23により拡張機能が印刷コマンドの追加及び/又は変更を行うための機能であると判断された場合には、ステップS105で、拡張機能実行手段22は、プラグイン情報に基づいて、印刷コマンドを書き換える。印刷コマンドが書き換えられた後、ステップS106で、描画部124は、ステップS102において画像形成装置で印刷可能なデータ形式に変換された印刷データを、ステップS105で書き換えられた印刷コマンドと共に、ネットワーク等を介して画像形成装置へ送り、印刷する。一方、拡張機能が印刷コマンドの追加及び/又は変更を行うための機能ではないと判断された場合には、ステップはS104から直接的にS106へ移る。
〔拡張機能の情報〕
次に、図2に示した本発明の情報処理装置2が図1のプリンタドライバに組み込まれている場合に、プリンタドライバ内での拡張機能の情報の授受について説明する。
次に、図2に示した本発明の情報処理装置2が図1のプリンタドライバに組み込まれている場合に、プリンタドライバ内での拡張機能の情報の授受について説明する。
例えば、図4を参照して上述したように、GUI制御部に対して新たな拡張機能が追加されるとすると、GUI制御部222は、図4の設定画面に従って設定された拡張機能の情報を、夫々の拡張機能を識別するための機能IDを付与して記憶する。GUI制御部222は、拡張機能を識別するための機能ID及び拡張機能に対する設定値を設定値保持部123へ送る。設定値保持部123は、GUI制御部222より送られた拡張機能の情報を、図6のようにオフセット61及び機能ID62として、情報授受部121を介して描画部224へ送る。
オフセット61は、設定値保持部123のメモリ領域における開始位置を表している。即ち、機能ID62に対応する拡張機能の情報は、設定保持部123のメモリ領域内のオフセット61で表される場所に置かれている。描画部224は、画像変換処理において、オフセット61及び機能ID62を参照して、必要な情報を設定保持部123から読み出す。
設定値保持部123において、拡張機能の情報は、図3(b)のプラグイン情報のように記憶されている。機能ID62は、図3(b)の拡張機能情報34a、34bの夫々に対して付与されている。設定値保持部123は、機能IDの若い順に拡張機能情報34a、35bを格納する。また、ユーザが設定画面表示手段26により表示された設定画面上に入力手段27を介して入力した設定値は、図3(b)の設定値情報342a、342bとして、夫々の拡張機能情報に含まれている。
〔変形例〕
以上、発明を実施するための最良の形態について説明を行ったが、本発明は、この最良の形態で述べた実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を損なわない範囲で変更することが可能である。
以上、発明を実施するための最良の形態について説明を行ったが、本発明は、この最良の形態で述べた実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を損なわない範囲で変更することが可能である。
例えば、上記実施例において、本発明の情報処理装置は、画像形成装置を制御していたが、情報処理装置をホストである場合にスレーブとして制御される装置であれば、如何なる装置であっても良い。例えば、デジタルカメラ等がある。更に具体的には、本発明は、情報処理装置をPCに組み込まれたプリンタドライバとして、画像形成装置をプリンタとして実施することもできる。
また、本発明は、情報処理装置のハードディスク(HDD)、読出し専用メモリ(ROM)等のメモリに格納されたプログラムによって実現されても良い。即ち、上述したような機能拡張を実現するプログラムをコンピュータ等の情報処理装置で実行することにより、本発明を実現することができる。
1 ホスト端末
11 アプリケーション
12 プリンタドライバ
121 情報授受部
122、222 GUI制御部
123 設定値保持部
124、224 描画部
13 ポート制御部
2 情報処理装置
21 基本機能実行手段
22 拡張機能実行手段
23 判定手段
24 制御手段
25 設定手段
26 設定画面表示手段
27 操作手段
11 アプリケーション
12 プリンタドライバ
121 情報授受部
122、222 GUI制御部
123 設定値保持部
124、224 描画部
13 ポート制御部
2 情報処理装置
21 基本機能実行手段
22 拡張機能実行手段
23 判定手段
24 制御手段
25 設定手段
26 設定画面表示手段
27 操作手段
Claims (6)
- スレーブ装置を制御するための情報処理装置において、
前記スレーブ装置に予め備わる基本機能を実行する基本機能実行手段と、
前記スレーブ装置の拡張機能を実行する拡張機能実行手段と、
該拡張機能実行手段により実行されるべき拡張機能の有無を判定する判定手段と、
前記基本機能実行手段及び前記拡張機能実行手段を動作させる制御手段とを有し、
前記判定手段は、前記基本機能実行手段が前記基本機能を実行するための情報から、前記拡張機能実行手段により実行されるべき拡張機能の有無を判定し、
前記制御手段は、前記判定手段により前記拡張機能が存在すると判定された場合に、前記基本機能実行手段及び前記拡張機能実行手段の両方を動作させ、一方、前記判定手段により前記拡張機能が存在しないと判定された場合には、前記基本機能実行手段のみを動作させることを特徴とする情報処理装置。 - 前記基本機能実行手段により実行される基本機能及び前記拡張機能実行手段により実行される拡張機能を設定する設定手段を更に有し、
該設定手段は、前記判定手段により前記拡張機能が存在すると判定された場合に、前記拡張機能を設定するための設定画面を表示することを特徴とする、請求項1記載の情報処理装置。 - 前記設定手段は、更に、前記基本機能実行手段により実行される基本機能を設定するための設定画面を表示し、
該設定画面は、前記拡張機能の追加を選択するための項目が表示されることを特徴とする、請求項2記載の情報処理装置。 - スレーブ装置を制御するためのプログラムにおいて、
コンピュータを、
前記スレーブ装置に予め備わる基本機能を実行する基本機能実行手段、
前記スレーブ装置の拡張機能を実行する拡張機能実行手段、
該拡張機能実行手段により実行されるべき拡張機能の有無を判定する判定手段、及び
前記基本機能実行手段及び前記拡張機能実行手段を動作させる制御手段として機能させ、
前記判定手段は、前記基本機能実行手段が前記基本機能を実行するための情報から、前記拡張機能実行手段により実行されるべき拡張機能の有無を判定し、
前記制御手段は、前記判定手段により前記拡張機能が存在すると判定された場合に、前記基本機能実行手段及び前記拡張機能実行手段の両方を動作させ、一方、前記判定手段により前記拡張機能が存在しないと判定された場合には、前記基本機能実行手段のみを動作させることを特徴とするプログラム。 - 前記基本機能実行手段により実行される基本機能及び前記拡張機能実行手段により実行される拡張機能を設定する設定手段を更に有し、
該設定手段は、前記判定手段により前記拡張機能が存在すると判定された場合に、前記拡張機能を設定するための設定画面を表示することを特徴とする、請求項4記載のプログラム。 - 前記設定手段は、更に、前記基本機能実行手段により実行される基本機能を設定するための設定画面を表示し、
該設定画面は、前記拡張機能の追加を選択するための項目が表示されることを特徴とする、請求項5記載のプログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006073404A JP2007249701A (ja) | 2006-03-16 | 2006-03-16 | スレーブ装置を制御するための情報処理装置及びプログラム |
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