JP2007248502A - 表示装置の製造方法及び表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1表示パネルを製造した段階で、第1表示パネルに設けた第2表示パネル専用の配線状態の検査を容易にして装置の不良率を低減できるようにした表示装置の製造方法及び表示装置を提供すること。
【解決手段】第1、第2表示パネル2、3を備えた表示装置の製造方法であって、
(1)第1表示パネルの一方の基板上の外周縁部に第1及び第2端子を配設するとともに、第1及び第2端子間を接続するように複数本の専用線を表示部外に形成する工程、
(2)複数個の第1端子同士及び第2端子同士を互いに接続手段によって接続することにより複数本の専用線を直列接続する工程、
(3)直列接続した複数本の専用線の両端に所定の信号を印加して専用線の断線検知を行う工程、
(4)複数本の専用線の直列接続を解除する工程、
(5)接続が解除された複数本の専用線の一端に駆動回路を接続し、他端に第2表示パネルを接続する工程、を含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、2枚の表示パネルを設けて2画面表示ができる表示装置の製造方法及び表示装置に係り、特に、2枚の表示パネルを接続する前に一方の表示パネルの配線状態の検査を容易にして装置の不良率を低減できるようにした表示装置の製造方法及び表示装置に関するものである。
2枚の第1、第2表示パネルを接続して2画面表示ができるようにした表示装置、例えば2枚の液晶パネルを用いて2画面表示ができるようにした液晶表示装置は、折畳み型の携帯電話機に使用されている。この液晶表示装置には、2枚の第1、第2液晶パネルをフレキシブル基板で接続して、一方の液晶パネルに設けた駆動回路により第1、第2液晶パネルを駆動するようにしたものがある(例えば、下記特許文献1参照)。
図7は下記特許文献1に記載された液晶表示装置の平面図、図8は図7の駆動回路のブロック図である。
この液晶表示装置1'は、メイン(主)となる第1液晶パネル2'と、この液晶パネルより小型サイズのサブ(副)の第2液晶パネル3'とを備え、第1液晶パネル2'にICチップ等からなる駆動回路4'を搭載するとともに、第2液晶パネル3'を駆動させる専用の配線(以下、専用線という)GL〜GL2m、GL2m+1〜GL2nを設け、これらの第1、第2液晶パネル2'、3'をフレキシブル基板FPC'で接続して、第1液晶パネル2'に設けた駆動回路4'により、両液晶パネルを駆動するようになっている。なお、駆動回路4'はフレキシブル基板FPC'を介して外部装置に接続されている。また、第1、第2液晶パネルは共通の構成を有している。その共通の構成は、複数本のデータラインSL〜SL及び走査ライン(ゲートライン)GL〜GLがマトリクス状に配列され各ラインの交点に薄膜トランジスタが接続された第1基板PL'(PL')と、この第1基板と対向する第2基板PL'(PL')とを備え、これらの基板が枠状のシール材5'を介して接合され、第1、第2基板PL'(PL')、PL'(PL')とシール材5'とで囲まれた空間内に液晶が封入されたものとなっている。
この液晶表示装置1'の駆動は、図8に示すように、先ず、外部装置(例えばCPU)10から原始映像信号(O−DATA)及び原始制御信号(OCS)が駆動回路11へ入力される。これらの信号を受信した駆動回路11は、原始映像信号(O−DATA)及び原始制御信号(OCS)に応答して、第1液晶パネル2'と第2液晶パネル3'とを駆動するための各種信号、メイン映像信号(M−DATA)、サブ映像信号(S−DATA)、メインゲート信号(M−GS)及びサブゲート信号(S−GS)を出力する。この出力信号により、第1液晶パネル2'は、メイン映像信号(M−DATA)及びメインゲート信号(M−GS)によりメイン映像を表示し、また、第2液晶パネル3'は、サブ映像信号(S−DATA)及びサブゲート信号(S−GS)によりサブ映像を表示するようになっている。
特開2005−196217号公報(図1、図2、段落〔0028〕〜〔0043〕)
この液晶表示装置1'は、第1液晶パネル2'上に搭載された駆動回路4'により、第1、第2液晶パネル2'、3'を駆動させているので、第1液晶パネル2'上には、この第1液晶パネル2'の駆動になんら関与しない第2液晶パネル3'を駆動させる第2液晶パネル3'専用の専用線が配線されているが、これらの専用線は、製造工程において、隣接する配線間での短絡、或いは各配線が断線することがある。特に、第2液晶パネル3'に高精細化が要求されると、これに比例して配線本数も増大し、これらの増大した専用線が第1液晶パネル2'の表示領域外の額縁部分に密集された状態で引き回されるので、このような密集配線は短絡或いは断線等の発生が多くなる。そこで、この専用線の短絡或いは断線等の検査が必要になるが、この検査は、この種の液晶パネルで通常行なわれている液晶駆動用半導体素子(以下、ICチップという)が搭載される前の中間検査で行なうことになる。そして、この中間検査では、専用線の一本一本に検査プローブを当てて検査するか、あるいは第1、第2液晶パネルをフレキシブル基板FPC'で接続した後に、ICチップを駆動させて第2液晶パネル3'を駆動してそれに画像表示がされるか否かによって判定することになる。しかしながら、この検査法は、第1、第2液晶パネル2'、3'の通常の検査に追加して専用線の検査を行なうことになるので、専用線の一本一本に検査プローブを当てて行なう検査では時間が掛かってしまい、液晶パネルの生産性の低下を招来する恐れがある。また、この検査を第1、第2液晶パネル2'、3'をフレキシブル基板FPC'で接続した後で行なうと、専用線の不具合によって本来良品の第2液晶パネルをも不良品と判定して良品を無駄にしてしまう恐れもある。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、第1表示パネルを製造した段階で、第1表示パネルに設けた第2表示パネル専用の配線状態の検査を容易かつより正確に行えるようにした表示装置の製造方法及び表示装置を提供するものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の表示装置の製造方法は、一対の基板からなりそれぞれ表示部を有する第1、第2表示パネルを備えた表示装置の製造方法であって、
(1)前記第1表示パネルの一方の基板上の互いに対向する外周縁部にそれぞれ複数個の第1及び第2端子を配設するとともに、前記複数個の第1及び第2端子間をそれぞれ接続するように複数本の専用線を表示部外に形成する工程、
(2)前記それぞれ複数個の第1端子同士及び第2端子同士を互いに接続手段によって接続することにより前記複数本の専用線を直列接続する工程、
(3)前記直列接続した複数本の専用線の両端に所定の信号を印加することによって前記専用線の断線検知を行う工程、
(4)前記第1表示パネルの前記断線検知を行った複数本の専用線の直列接続を解除する工程、
(5)前記接続が解除された複数本の専用線の一端に前記第1及び第2表示パネルの表示部を駆動するための駆動回路を接続するとともに、他端に前記第2表示パネルを接続する工程、
を含むことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の表示装置の製造方法において、前記(2)の工程における前記接続手段を短絡線で形成するとともに、前記(4)の工程における前記複数本の専用線の直列接続の解除を、前記第1表示パネルの前記第1及び第2端子が位置する外周縁部を切断することにより行ったことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の表示装置の製造方法において、前記(2)の工程における前記接続手段をスイッチング素子で形成したことを特徴とする。
請求項4に記載の表示装置の発明は、表示部を駆動する駆動回路及び該駆動回路に接続されて第2表示パネルへ信号を供給する複数本の専用線が配設された第1表示パネルと、前記第1表示パネルに接続されて前記駆動回路により駆動される第2表示パネルとを備え、前記複数本の専用線は、一端部に前記駆動回路に接続される複数個の第1端子及び他端部に前記第2表示パネルに接続される複数個の第2端子がそれぞれ設けられているとともに、前記第1表示パネルの表示領域外へ引き回された表示装置において、
前記複数本の専用線は、それぞれの複数個の第1端子同士及び第2端子同士を接続手段を介して接続することにより直列接続され、該直列接続された専用線の両端に所定の信号を印加することで前記専用線の断線検知を行った後に、前記接続手段の接続が解除されたものであることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の表示装置において、前記接続手段は短絡線で形成され、前記専用線の断線検知を行った後に前記短絡線を設けた箇所が切断されたものであること特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の表示装置において、前記接続手段はスイッチング素子で形成されていることを特徴とする。
請求項7に記載の表示装置の製造方法の発明は、一対の基板からなりそれぞれ表示部を有する第1及び第2表示パネルを備えた表示装置の製造方法であって、
(1)前記第1表示パネルの一方の基板上の互いに対向する外周縁部にそれぞれ複数個の第1及び第2端子を配設し、前記複数個の第1端子及び第2端子間をそれぞれ接続するように複数本の専用線を表示部外に形成する工程、
(2)前記複数本の専用線のうち、奇数番目又は偶数番目に位置する隣接する第1端子同士を第1接続手段を用いて接続するとともに、偶数番目又は奇数番目に位置する隣接する第2端子同士を第2接続手段を用いて接続する工程、
(3)前記第1接続手段及び第2接続手段に所定の信号を印加することによって前記専用線の短絡検知を行う工程、
(4)前記第1接続手段及び第2接続手段を除去する工程、
(5)前記複数本の専用線の一端に前記第1及び第2表示パネルの表示部を駆動するための駆動回路を接続し、他端に前記第2表示パネルを接続する工程、
を含むことを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の表示装置の製造方法において、前記第1端子及び第2端子は、前記第1表示パネルの一方側の外周縁部において前記第1端子の奇数番目が外縁側に位置し偶数番目が内縁側に位置するように、かつ、前記第1表示パネルの他方側の外周縁部において前記第2端子の偶数番目が外縁側位置し奇数番目内縁側に位置するように配置するか、又は、
前記第1表示パネルの一方側の外周縁部において前記第1端子の偶数番目が外縁側に位置し奇数番目が内縁側に位置するように、かつ、前記第1表示パネルの他方側の外周縁部において前記第2端子の奇数番目が外縁側に位置し偶数番目が内縁側に位置するように配置することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項7に記載の表示装置の製造方法において、前記第1及び第2接続手段として、剥離可能な導電性部材を用いたことを特徴とする。
請求項10に記載の表示装置の発明は、表示部を駆動する駆動回路及び該駆動回路に接続されて第2表示パネルへ信号を供給する複数本の専用線が所定間隔を空けて実質的に平行に配設された第1表示パネルと、前記第1表示パネルに接続されて前記駆動回路により駆動される第2表示パネルとを備え、前記複数本の専用線は、一端部に前記駆動回路に接続される第1端子及び他端部に前記第2表示パネルに接続される第2端子がそれぞれ設けられているとともに、前記複数個の第1及び第2端子間をそれぞれ接続するように前記第1表示パネルの表示部外へ引き回された表示装置において、
奇数番目又は偶数番目の隣接する第1端子同士を第1接続手段で接続するとともに、偶数番目又は奇数番目の隣接する前記第2端子同士を第2接続手段で接続して、前記第1及び第2接続手段間に所定の信号を印加することで前記専用線間の短絡の有無を検知した後に、前記第1接続手段及び第2接続手段の接続を解除したものであることを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の表示装置の製造方法において、前記第1端子及び第2端子は前記第1表示パネルの対向する外周縁部に配設され、前記第1表示パネルの一方側の外周縁部において前記第1端子の奇数番目が外縁側に位置し偶数番目が内縁側に位置するように、かつ、前記第1表示パネルの他方側の外周縁部において前記第2端子の偶数番目が外縁側位置し奇数番目内縁側に位置するように配置されているか、又は、
前記第1表示パネルの一方側の外周縁部において前記第1端子の偶数番目が外縁側に位置し奇数番目が内縁側に位置するように、かつ、前記第1表示パネルの他方側の外周縁部において前記第2端子の奇数番目が外縁側に位置し偶数番目が内縁側に位置するように配置されていることを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項10に記載の表示装置において、前記第1及び第2接続手段は、前記複数個の第1端子及び複数個の第2端子のそれぞれを短絡可能な長さを有する検査プローブであることを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項10に記載の表示装置において、前記第1及び第2接続手段はスイッチング素子で形成されていることを特徴とする。
請求項14に記載の表示装置の発明は、表示部を駆動する駆動回路及び該駆動回路に接続されて第2表示パネルへ信号を供給する複数本の専用線が所定間隔を空けて実質的に平行に配設された第1表示パネルと、前記第1表示パネルに接続されて前記駆動回路により駆動される第2表示パネルとを備え、前記複数本の専用線は、一端部に前記駆動回路に接続される第1端子及び他端部に前記第2表示パネルに接続される第2端子がそれぞれ設けられているとともに、前記複数個の第1及び第2端子間をそれぞれ接続するように前記第1表示パネルの表示領域外へ引き回された表示装置において、
前記第1端子の奇数番目又は偶数番目と隣接する前記第1端子の偶数番目又は奇数番目とを第1スイッチング素子で接続し、前記第2端子の偶数番目又は奇数番目と隣接する前記第2端子の奇数番目又は偶数番目とを第2スイッチング素子で接続し、前記第1端子の奇数番目又は偶数番目の隣接する第1端子同士を第3スイッチング素子で接続し、前記第2端子の偶数番目又は奇数番目の隣接する前記第2端子同士を第4スイッチング素子で接続し、
前記第1〜第4スイッチング素子を適宜組み合わせてオン状態とすることにより前記第1端子及び第2端子間の短絡と断線を切り替えて検査し得るようになされたことを特徴とする。
本発明は、上記構成を備えることにより以下の優れた効果を奏する。すなわち、請求項1の発明によれば、第1表示パネルの製造中に第2表示パネルに接続する専用線の断線の有無を検知することが可能になるので、専用線の不良に起因した第2表示パネルの表示不良を検査することができ、無用に第2表示パネルを廃棄することがないので歩留まりの高い表示装置の製造方法を提供することができる。
また、請求項2の発明によれば、接続手段を短絡線で形成することにより、簡単な配線で断線検知ができる。また、この短絡線は、第1表示パネルの形成に必要な配線と同じ工程で形成することにより、特別な工程を増やすことなく簡単に配線できる。さらに、この直列接続を解除する際には、第1及び第2端子が配設された第1基板の外周縁部を切断除去することによってなされるので、切断された短絡線等が基板上に残ることがなく、専用線の良好な通電を維持することができる。
また、請求項3の発明では、接続手段にスイッチング素子を使用することにより、接続手段として短絡線を用いた場合のように検査終了後に短絡線を切除する必要がなく、第1、第2端子間の接続・非接続を自由に変更することができる。
請求項4の発明によれば、上記請求項1の効果と同様の効果を奏する表示装置を提供することができるようになる。
また、請求項5の発明によれば、接続手段を短絡線とし、断線検知が完了した後にこの短絡線を切断するようにしているので、簡単な構成で断線検知を行うことができる。
また、請求項6の発明によれば、請求項3の効果と同様の効果を奏する表示装置を提供することができるようになる。
請求項7の発明によれば、第1表示パネルの製造中に第2表示パネル専用線の短絡の有無を検知することが可能になるので、専用線の不良に起因した第2表示パネルの表示不良を検査することができ、無用に第2表示パネルを廃棄することがないので歩留まりの高い表示装置の製造方法を提供することができる。
また、請求項8の発明によれば、第1端子又は第2端子の奇数番目と偶数番目とをそれぞれ異なる位置、例えば異なる直線上に配設することにより、専用線の短絡検査の際に、接続手段による接続及び除去を容易に行えるようになる。
また、請求項9の発明によれば、第1、第2接続手段に剥離可能な導電性部材を用いることで、短絡検知が完了したのちに簡単に接続手段の除去を行うことができるようになる。
請求項10の発明によれば、上記請求項7の効果と同様の効果を奏する表示装置を提供することができるようになる。
また、請求項11の発明によれば、上記請求項8の効果と同様の効果を奏する表示装置を提供することができるようになる。
また、請求項12の発明によれば、接続手段に検査プローブを使用して、この検査プローブで奇数番目及び前記偶数番目のそれぞれの第1、2端子を接続することにより、特別な配線、例えば短絡線等を使用することなく、簡単に短絡の有無を検知できる。
請求項13の発明では、接続手段にスイッチング素子を使用することにより、接続手段として短絡線を用いた場合のように検査終了後に短絡線を切除する必要がなく、第1、第2端子間の接続・非接続を自由に変更することができる。
請求項14の発明によれば、第1表示パネルの製造中に第2表示パネルに接続する専用線の断線及び短絡の有無を両方検知することが可能になるので、専用線の不良に起因した第2表示パネルの表示不良を検査することができ、無用に第2表示パネルを廃棄することのない表示装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための表示装置の製造方法及び表示装置のうち、特に液晶表示装置について説明したものであるが、本発明はこの液晶表示装置に特定するものでなく、他の表示装置、例えばプラズマ表示装置、EL表示装置等にも同様に適用し得るものである。
図1は本発明の実施例1に係る液晶表示装置を示し、下基板の配線が上基板から透視して見えるように図示した平面図である。
この液晶表示装置1は、第1液晶パネル2と、このパネルより小型サイズの第2液晶パネル3とを備え、これら第1、2液晶パネル2、3はフレキシブル基板FPCで接続され、第1液晶パネル2に設けた駆動回路4により、第1、第2液晶パネル2、3が駆動される構成となっている。なお、この液晶表示装置1が携帯電話機に使用される場合は、第1液晶パネル2がメインパネルとして用いられ、第2液晶パネル3が機器の背面に設けられるサブパネルとして用いられる。
第1液晶パネル2は、複数本のデータラインSL〜SL及び走査ライン(ゲートライン)GL〜GLがマトリクス状に配列され各ラインの交点に薄膜トランジスタ及び画素電極(図示省略)が設けられた第1基板PLと、この第1基板PLに対向する第2基板PLとを有し、これら第1、第2基板PL、PLが枠状のシール材5を介して接合され、第1、第2基板PL、PLとシール材5とで囲まれた空間内に液晶が封入された構成を有している。なお、第1、第2基板PL、PLは、透明性の絶縁基板、例えばガラス基板、樹脂基板等で形成される。
第1基板PLは、薄膜トランジスタ及び画素電極が設けられた領域が表示領域DAとなり、この表示領域DA外の外周辺が主にICチップが搭載されるチップ搭載領域EA、各種の配線が引き回される配線領域EA、EA及びフレキシブル基板FPCが結合される端子領域EAとなっている。チップ搭載領域EAは、第1基板PLの一端周辺(図1下辺)にあって、この領域に表示領域DAから延出された引回し線が導入されるとともにフレキシブル基板FPCへ接続される配線が導出されている。このチップ搭載領域EAには、半導体集積回路(LSI)からなるICチップ4が搭載される。各配線領域EA、EAは、図1における第1基板PLの両側周辺にあって、表示領域DAから延出されたゲートラインが引き回されてICチップ搭載領域EAへ導入される引回し線が配線され、さらに、ICチップ4から第2液晶パネル3へ駆動信号を搬送するゲートラインGL〜GL2m、GL2m+1〜GL2nが配線されている。これらのゲートラインGL〜GL2m、GL2m+1〜GL2nは第2液晶パネルPLの専用線となっている。また、各データラインSL〜SLは、第1液晶パネル2の表示領域DAを通って第2液晶パネル3へ配線されている。これらのデータラインは、第1、第2液晶パネル2、3と共用になっている。端子領域EAは、図1における第1基板PLの上端部に設けられ、この領域EAには第2液晶パネル3と接続されるフレキシブル基板FPCが接続される。
第2液晶パネル3は、第1液晶パネル2と略同じ構造、すなわち複数本のデータライン及び走査ライン(ゲートライン)がマトリクス状に配列され各ラインの交点近傍に薄膜トランジスタ及び画素電極が設けられた第1基板PLと、この第1基板PLと対向する第2基板PLとを備え、これらの第1、第2基板PL、PLが枠状のシール材5を介して接合され、第1、第2基板PL、PLとシール材5とで囲まれた空間内に液晶が封入された構成を有し、第1基板PLは、薄膜トランジスタ及び画素電極が設けられた領域が表示領域DAとなっている。この第2液晶パネル3において第1液晶パネル2と異なる構成は、ICチップ搭載領域がなく、またフレキシブル基板FPCが結合される端子領域EAが1つとなっているところにある。
この液晶表示装置1は、第1、第2液晶パネル2、3を共通のICチップによって駆動するので、ICチップを実装する面積が削減でき小型化が可能となり、また、部品の共通化による低コスト化が可能となる。
第1、第2液晶パネルは、ほぼ同じ工程を経て製造される。そこで、これらの液晶パネルに共通する一般的な製造工程を以下に説明する。
第1、第2液晶パネルは、一度に複数枚のパネルを製造できる大きさの大判2枚の第1、第2マザー基板を使用して、各種の製造工程を経て製造される。この製造工程を簡単に説明すると、先ず、第1マザー基板(図示省略)にデータライン及び走査ライン、薄膜トランジスタ及び画素電極等を設けて個々の第1基板PLを形成する工程を実行し、同様に第2マザー基板(図示省略)にフィルター等を形成して個々の第2基板PLを形成する工程を実行し、これらの工程で形成された第1、第2マザー基板をシール材を介在して貼り合わせる貼合わせ工程を実行し、この工程で貼り合わされた第1、第2マザー基板を所定の厚さに研磨する研磨工程を実行し、所定厚になった第1、第2基板を個々のパネルに分割する分断工程を実行し、分断された液晶パネルに液晶を封入する封入工程を実行することで第1、第2液晶パネルが製造される。
これらの製造工程は第1、第2液晶パネル2、3に共通するが、第1液晶パネル2は、その第1マザー基板に第1基板PLを形成するときにそれぞれ複数本のゲートラインGL〜GL2m、GL2m+1〜GL2nからなる専用線が形成される。
このような工程を経て製造された第1、第2液晶パネル2、3は、フレキシブル基板FPCと接続される前に専用線の配線状態の検査が行なわれる。この検査は、上記の製造工程で第1基板PLに専用線を形成する際に、専用線に断線検知手段或いは短絡検知手段を設けることにより行なわれる。
次に、これらの断線及び短絡検知手段について説明する。
先ず、断線検知手段及び検査法を説明する。図2は図1の配線領域の一方に配設された専用線を模式的して示した平面図である。なお、この図では、一方の配線領域EAに配線された複数本のゲートラインGL〜GL2mからなる専用線の説明を簡略化するために纏めてG〜Gとして図示されている。なお、他方の配線領域EAも同様の構造を備えている。
それぞれの専用線G〜Gは、所定の間隔をあけて略平行に配設され、長手方向の一端部にICチップに接続される端子t〜tとフレキシブル基板FPCに接続される端子t'〜t'を設ける。また、両サイドの専用線G、Gの一端部には、第1、第2パッドT、Tを設けるとともに、隣接する専用線の端子を接続手段を構成する短絡線S〜Sにより接続して、第1、第2パッドT、T間の専用線G〜Gを直列接続する。この短絡線を用いて専用線を直列した直列回路が断線検知手段となっている。
この断線検知手段による検査法は、第1、第2パッドT、Tにそれぞれ検査プローブ(図示省略)を接触して、所定の電圧を印加して導通検査を行なう。このとき、専用線G〜Gが断線していると導通しないので断線を検知できる。この検査で、断線がないときは、第1基板PLの両端部を切断線L、Lに沿ってレーザにより或いはエッチングよるなどして切断することで接続手段の接続を解除する。そして、切断した基板を次工程へ移送して加工する。この液晶パネルによれば、短絡線を用いて専用線を直列接続することにより、簡単に専用線の断線の有無を検知できる。また、短絡線は第1表示パネル上の他の配線と同じ材料を用い同じ工程で形成できるので、簡単に形成できる。
図3は実施例2に係る液晶表示装置の第1液晶パネルに形成した専用線を示した平面図である。なお、この図は、実施例1の図2に対応して示されている。
この第1液晶パネル2の断線検知手段は、実施例1の第1液晶パネル2の短絡線S〜Sに代えて接続手段を構成するスイッチング素子を使用した点が異なり、他の構成は同じである。そこで説明の重複を避けて共通部分の説明は省略する。各専用線G〜Gのうち、両サイドの専用線G、Gの端子t、t'には第1、第2パッドT、Tを設け、残りの端子のうち、隣接する端子、例えばt'とt'、tとt、t'とt'…とをそれぞれスイッチング素子Tr、例えば薄膜トランジスタ(TFT)で接続する。このTFTを使用すると、液晶パネルの薄膜トランジスタと同じ工程で作成できるので、特別に工程を増やすことなく簡単に作成できる。
この断線検知手段を設けた検査法は、第1、第2パッドT、Tにそれぞれ検査プローブを接触し、所定の電圧を印加するとともに、各スイッチング素子Trのゲートに信号線L、Lから所定の信号を印加して隣接する端子間を接続して、第1、第2パッドT、T間に各専用線G〜Gを接続した直列回路を形成して導通検査をする。このとき、断線があると直列回路が導通しないので断線があることが検知できる。この検知手段を設けた液晶パネルによれば、実施例1の液晶パネルのように検査後に基板の切断を行うことなく、スイッチング素子をオフにすることで接続を解除状態にすることができる。
次に、短絡検知手段及び検査法を説明する。図4は、実施例3に係る液晶表示装置の第1液晶パネルに形成した専用線を示した平面図である。
この液晶パネルの短絡検知手段は、実施例1、2の液晶パネルに対し、奇数、偶数番目の各専用線の端子をそれぞれ検査プローブで接続できるようにした点が異なり、他の構成は同じであるので、共通する部分の説明は省略する。
この検査法は、図4に示すように、奇数番目の専用線G、G、…の一側の端子t'、t' …に第1接続手段を構成する第1検査プローブPを接触し、一方、偶数番目の専用線G、G…は、他側の端子t、t…に第2接続手段を構成する第2検査プローブPを接触し、第1、第2検査プローブP、Pに所定の電圧を印加して導通検査を行なう。このとき、第1、第2検査プローブが電気的に導通されると専用線間が短絡していることを検知できる。反対に第1、第2検査プローブが電気的に導通されないと短絡がないことになる。そして第1検査プローブP、第2検査プローブPを取り除くことで、第1接続手段、第2接続手段の接続を解除した状態となる。このとき、第1及び第2検査プローブP、Pが接触される専用線の端部には、検査用の端子を設けるのが好ましく、また、この接触される専用線の端部は接触されない専用線の端部に対して延長された位置に配設すると、各検査プローブP、Pの接触がより容易に行える。また、検査プローブには、導電ラバーからなる帯状体を使用するのが好ましい。この検知手段を設けた液晶パネルによれば、所定長さの検査プローブを使用することにより、簡単に専用線の短絡検知ができる。なお、実施例3においては例えば、t、tを細長く形成することで検査プローブと接触させているが、t、tの更に外側において検査プローブと接触させる専用の端子を別途形成しておいてもかまわない。
図5は実施例4に係る液晶表示装置の第1液晶パネルに形成した専用線を示した平面図である。この液晶パネルの短絡検知手段は、実施例3の液晶パネルに対し、各専用線の端子間を帯状の検査プローブで接続するのに代えてスイッチング素子で接続するようにした点が異なり、他の構成は同じであるので、共通する部分の説明は省略する。
奇数番目の専用線G、G…は、一方側の各端子t'、t'…を第1接続手段であるスイッチング素子Trで接続し、また、偶数番目の専用線G、G…は、他方側の端子t、t…を第2接続手段であるスイッチング素子Trで接続し、両サイドの専用線G、Gの一端にパッドT、Tを設けるとともに、各スイッチング素子Trのゲートを信号線G、Gで接続したものである。この検査法は、それぞれのスイッチング素子Trに各信号線G、Gを介してゲート信号を与えるとともに、パッドT、Tに所定の電圧を印加して、奇数番目、偶数番目の専用線をそれぞれ導通させる。このとき、パッドT、Tが間で導通があれば専用線間が短絡していることを検知できる。そしてスイッチング素子をオフ状態にすることで第1接続手段、第2接続手段の接続を解除状態として後の工程に進んでいく。この検知手段を設けた液晶パネルによれば、スイッチング素子を使用することにより、簡単に専用線の短絡検知ができる。
図6は実施例5に係る液晶表示装置の第1液晶パネルの専用線を示した平面図である。
この液晶パネルは、実施例2及び実施例4のパネルの検査手段を組み合わせたもので、専用線の断線及び短絡検査ができるようにしたものである。
それぞれの専用線G〜Gのうち、両サイドの専用線G、Gの端子t、t'に第1、第2パッドT、Tを設け、残りの端子のうち、隣接する端子、例えばt'とt'、tとt、t'とt'…とをそれぞれスイッチング素子、例えば薄膜トランジスタTrで接続する。また、奇数番目の専用線G、G…は、一方側の各端子t'、t'…をスイッチング素子Trで接続し、さらに、偶数番目の専用線G、G…は、他方側の端子t、t…をスイッチング素子Trで接続したものである。
この専用線の配線で断線検査は、第1、第2パッドT、Tにそれぞれ検査プローブを接触し、所定の電圧を印加するとともに、各スイッチング素子Trのゲートに信号線L、Lから所定の信号を印加して隣接する端子間を接続して、第1、第2パッドT、T間に各専用線G〜Gを接続した直列回路を形成して導通検査をする。このとき、断線があると直列回路が導通しないので断線があることを検知できる。また、短絡検査は、それぞれのスイッチング素子Trに各信号線G、Gを介してゲート信号を与えるとともに、パッドT、Tに所定の電圧を印加して、奇数番目、偶数番目の専用線をそれぞれ導通させる。このとき、パッドT、T間で導通があれば専用線間が短絡していることを検知できる。この検知手段を設けた液晶パネルによれば、簡単に専用線の断線及び短絡検知ができる。
図1は本発明の実施例1に係る液晶表示装置を示し、下基板の配線が上基板から透視して見えるように図示した平面図である。 図2は図1の配線領域の一方に配設された専用線を模式的し示した平面図である。 図3は本発明の実施例2に係る液晶表示装置の第1液晶パネルに形成した専用線を示した平面図である。 図4は本発明の実施例3に係る液晶表示装置の第1液晶パネルに形成した専用線を示した平面図である。 図5は本発明の実施例4に係る液晶表示装置の第1液晶パネルに形成した専用線を示した平面図である。 図6は本発明の実施例5に係る液晶表示装置の専用線を示した平面図である。 図7は従来技術の液晶表示装置の平面図である。 図8は図7の駆動回路のブロック図である。
符号の説明
1 液晶表示装置
2 第1液晶パネル
3 第2液晶パネル
4 半導体(IC)チップ(駆動回路)
5 シール材
PL 第1基板
PL 第2基板
GL〜GL2m、GL2m+1〜GL2n、G〜G 専用線

Claims (14)

  1. 一対の基板からなりそれぞれ表示部を有する第1、第2表示パネルを備えた表示装置の製造方法であって、
    (1)前記第1表示パネルの一方の基板上の互いに対向する外周縁部にそれぞれ複数個の第1及び第2端子を配設するとともに、前記複数個の第1及び第2端子間をそれぞれ接続するように複数本の専用線を表示部外に形成する工程、
    (2)前記それぞれ複数個の第1端子同士及び第2端子同士を互いに接続手段によって接続することにより前記複数本の専用線を直列接続する工程、
    (3)前記直列接続した複数本の専用線の両端に所定の信号を印加することによって前記専用線の断線検知を行う工程、
    (4)前記第1表示パネルの前記断線検知を行った複数本の専用線の直列接続を解除する工程、
    (5)前記接続が解除された複数本の専用線の一端に前記第1及び第2表示パネルの表示部を駆動するための駆動回路を接続するとともに、他端に前記第2表示パネルを接続する工程、
    を含むことを特徴とする表示装置の製造方法。
  2. 前記(2)の工程における前記接続手段を短絡線で形成するとともに、前記(4)の工程における前記複数本の専用線の直列接続の解除を、前記第1表示パネルの前記第1及び第2端子が位置する外周縁部を切断することにより行ったことを特徴とする請求項1に記載の表示装置の製造方法。
  3. 前記(2)の工程における前記接続手段をスイッチング素子で形成したことを特徴とする請求項1に記載の表示装置の製造方法。
  4. 表示部を駆動する駆動回路及び該駆動回路に接続されて第2表示パネルへ信号を供給する複数本の専用線が配設された第1表示パネルと、前記第1表示パネルに接続されて前記駆動回路により駆動される第2表示パネルとを備え、前記複数本の専用線は、一端部に前記駆動回路に接続される複数個の第1端子及び他端部に前記第2表示パネルに接続される複数個の第2端子がそれぞれ設けられているとともに、前記第1表示パネルの表示領域外へ引き回された表示装置において、
    前記複数本の専用線は、それぞれの複数個の第1端子同士及び第2端子同士を接続手段を介して接続することにより直列接続され、該直列接続された専用線の両端に所定の信号を印加することで前記専用線の断線検知を行った後に、前記接続手段の接続が解除されたものであることを特徴とする表示装置。
  5. 前記接続手段は短絡線で形成され、前記専用線の断線検知を行った後に前記短絡線を設けた箇所が切断されたものであること特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記接続手段はスイッチング素子で形成されていることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  7. 一対の基板からなりそれぞれ表示部を有する第1及び第2表示パネルを備えた表示装置の製造方法であって、
    (1)前記第1表示パネルの一方の基板上の互いに対向する外周縁部にそれぞれ複数個の第1及び第2端子を配設し、前記複数個の第1端子及び第2端子間をそれぞれ接続するように複数本の専用線を表示部外に形成する工程、
    (2)前記複数本の専用線のうち、奇数番目又は偶数番目に位置する隣接する第1端子同士を第1接続手段を用いて接続するとともに、偶数番目又は奇数番目に位置する隣接する第2端子同士を第2接続手段を用いて接続する工程、
    (3)前記第1接続手段及び第2接続手段に所定の信号を印加することによって前記専用線の短絡検知を行う工程、
    (4)前記第1接続手段及び第2接続手段を除去する工程、
    (5)前記複数本の専用線の一端に前記第1及び第2表示パネルの表示部を駆動するための駆動回路を接続し、他端に前記第2表示パネルを接続する工程、
    を含むことを特徴とする表示装置の製造方法。
  8. 前記第1端子及び第2端子は、前記第1表示パネルの一方側の外周縁部において前記第1端子の奇数番目が外縁側に位置し偶数番目が内縁側に位置するように、かつ、前記第1表示パネルの他方側の外周縁部において前記第2端子の偶数番目が外縁側位置し奇数番目内縁側に位置するように配置するか、又は、
    前記第1表示パネルの一方側の外周縁部において前記第1端子の偶数番目が外縁側に位置し奇数番目が内縁側に位置するように、かつ、前記第1表示パネルの他方側の外周縁部において前記第2端子の奇数番目が外縁側に位置し偶数番目が内縁側に位置するように配置することを特徴とする請求項7に記載の表示装置の製造方法。
  9. 前記第1及び第2接続手段として、剥離可能な導電性部材を用いたことを特徴とする請求項7に記載の表示装置の製造方法。
  10. 表示部を駆動する駆動回路及び該駆動回路に接続されて第2表示パネルへ信号を供給する複数本の専用線が所定間隔を空けて実質的に平行に配設された第1表示パネルと、前記第1表示パネルに接続されて前記駆動回路により駆動される第2表示パネルとを備え、前記複数本の専用線は、一端部に前記駆動回路に接続される第1端子及び他端部に前記第2表示パネルに接続される第2端子がそれぞれ設けられているとともに、前記複数個の第1及び第2端子間をそれぞれ接続するように前記第1表示パネルの表示部外へ引き回された表示装置において、
    奇数番目又は偶数番目の隣接する第1端子同士を第1接続手段で接続するとともに、偶数番目又は奇数番目の隣接する前記第2端子同士を第2接続手段で接続して、前記第1及び第2接続手段間に所定の信号を印加することで前記専用線間の短絡の有無を検知した後に、前記第1接続手段及び第2接続手段の接続を解除したものであることを特徴とする表示装置。
  11. 前記第1端子及び第2端子は前記第1表示パネルの対向する外周縁部に配設され、前記第1表示パネルの一方側の外周縁部において前記第1端子の奇数番目が外縁側に位置し偶数番目が内縁側に位置するように、かつ、前記第1表示パネルの他方側の外周縁部において前記第2端子の偶数番目が外縁側位置し奇数番目内縁側に位置するように配置されているか、又は、
    前記第1表示パネルの一方側の外周縁部において前記第1端子の偶数番目が外縁側に位置し奇数番目が内縁側に位置するように、かつ、前記第1表示パネルの他方側の外周縁部において前記第2端子の奇数番目が外縁側に位置し偶数番目が内縁側に位置するように配置されていることを特徴とする請求項10に記載の表示装置の製造方法。
  12. 前記第1及び第2接続手段は、前記複数個の第1端子及び複数個の第2端子のそれぞれを短絡可能な長さを有する検査プローブであることを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
  13. 前記第1及び第2接続手段はスイッチング素子で形成されていることを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
  14. 表示部を駆動する駆動回路及び該駆動回路に接続されて第2表示パネルへ信号を供給する複数本の専用線が所定間隔を空けて実質的に平行に配設された第1表示パネルと、前記第1表示パネルに接続されて前記駆動回路により駆動される第2表示パネルとを備え、前記複数本の専用線は、一端部に前記駆動回路に接続される第1端子及び他端部に前記第2表示パネルに接続される第2端子がそれぞれ設けられているとともに、前記複数個の第1及び第2端子間をそれぞれ接続するように前記第1表示パネルの表示領域外へ引き回された表示装置において、
    前記第1端子の奇数番目又は偶数番目と隣接する前記第1端子の偶数番目又は奇数番目とを第1スイッチング素子で接続し、前記第2端子の偶数番目又は奇数番目と隣接する前記第2端子の奇数番目又は偶数番目とを第2スイッチング素子で接続し、前記第1端子の奇数番目又は偶数番目の隣接する第1端子同士を第3スイッチング素子で接続し、前記第2端子の偶数番目又は奇数番目の隣接する前記第2端子同士を第4スイッチング素子で接続し、
    前記第1〜第4スイッチング素子を適宜組み合わせてオン状態とすることにより前記第1端子及び第2端子間の短絡と断線を切り替えて検査し得るようになされたことを特徴とする表示装置。
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