JP2009103872A - アクティブマトリクス基板及び液晶表示装置、並びにアクティブマトリクス基板の製造方法 - Google Patents

アクティブマトリクス基板及び液晶表示装置、並びにアクティブマトリクス基板の製造方法 Download PDF

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貴文 端山
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Abstract

【課題】互いに隣り合って引き出された各配線同士でのリーク、及びチップが実装される実装領域から表示領域にかけての非表示領域での各配線の断線を検出する。
【解決手段】互いに平行に延びる複数の第1配線12と、各第1配線12に交差する方向に互いに平行に延びて一方側に引き出された複数の第2配線13と、各第2配線13の間に互いに平行に延びて各第2配線13が引き出された方向とは反対の他方側に引き出された複数の第3配線14と、各第1配線12と各第2配線13及び各第3配線14との交差部にそれぞれ設けられた複数のTFTと、各TFTにそれぞれ接続され、マトリクス状に設けられた複数の画素電極とを備えたアクティブマトリクス基板10において、複数の第2配線13及び複数の第3配線14を、実装領域18を経由して引き出し、引き出された各端部で1本おきに互いに連結するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、アクティブマトリクス基板及び液晶表示装置、並びにアクティブマトリクス基板の製造方法に関するものである。
従来から、薄型で低消費電力であるという特徴を生かして、パーソナルコンピュータ等のOA機器や、携帯電話及びPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯情報端末のディスプレイとして液晶表示装置が広く用いられている。
液晶表示装置は、複数の画素電極がマトリクス状に配置されたアクティブマトリクス基板と、アクティブマトリクス基板に対向して配置されて共通電極が形成された対向基板と、これら両基板の間で枠状のシール材によって封入された液晶層とを有する液晶表示パネルを備え、この液晶表示パネルにドライバLSI(Large Scale Integration)チップ等の実装部品が取り付けられて形成されている。この液晶表示装置は、各画素電極に所定の電荷を書き込むことで各画素電極と共通電極との間の液晶層に電圧を印加して液晶分子の配向を制御することにより、所望の表示を行うようになっている。
上記液晶表示装置を製造するには、ドライバLSIチップ等の実装部品を取り付ける前(液晶表示パネルが完成した時点)において、各配線のリーク及び断線等の欠陥を検出するための検査工程を行う(例えば、特許文献1参照)。この検査工程について、以下に、図14及び図15を参照しながら説明する。図14は、検査工程における従来のアクティブマトリクス基板100を概略的に示す平面図である。図15は、ソース検査信号及びゲート検査信号の信号パターン121,122,123を示す図である。
アクティブマトリクス基板100は、その中央部が液晶表示パネルの表示領域を構成している。表示領域には、図14に示すように、縦方向(図中上下方向)に互いに平行に延びる複数のソース線101と、それら各ソース線101と直交する横方向(図中左右方向)に互いに平行に延びる複数のゲート線102,103とが形成されている。
各ソース線101と各ゲート線102,103との交差部には、図示は省略するが、ソース線101及びゲート線102,103に接続された複数の薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor、以下、TFTを称する)がそれぞれ形成されている。そして、各TFTにそれぞれ接続された画素電極がマトリクス状に設けられている。
また、その表示領域を囲むように矩形環状のコモン配線104が形成されている。このコモン配線104には、複数の補助容量配線105が接続されていると共に、その四隅に共通電極に電気的に接続されたコモン転移端子106が形成されている。
この表示領域の外側の領域、つまり非表示領域には、上記複数のゲート線102,103が、図中左右両側に交互に引き出され、ドライバLSIチップが実装される実装領域107側における対向基板から露出した端子領域100aに互いに並んでそれぞれ引き出されている。
これら液晶表示パネルの一方側(図中右側)に引き出された各ゲート線102と、他方側(図中左側)に引き出された各ゲート線103は、実装領域107を経由してそれぞれ引き出され、これら各ゲート線102,103には実装領域107にゲートドライバLSI搭載用端子108が形成されている。そして、各ゲート線102,103は、実装領域107よりも外側に引き出され、各端部が互いに異なるショートリング109,110に接続されている。具体的には、一方側へ引き出された各ゲート線102がショートリング109に接続して互いに短絡されている一方、他方側へ引き出された各ゲート線103がショートリング110に接続して互いに短絡されている。これらショートリング109,110には、ゲート信号入力端子111,112がそれぞれ形成されている。
また、コモン配線104は、各ゲート線103に沿って延びるコモン引き出し配線113に接続されている。そして、そのコモン引き出し配線113の端部には、コモン信号入力端子114が形成されている。複数のソース線101におけるゲート信号入力端子111,112と反対側の端部は、各ゲート線102に沿ってゲート信号入力端子111側に延びる一対の引き出し配線116の一方にTFT115を介して交互に接続されている。各引き出し配線116の端部には、ゲート信号入力端子111に並んでソース信号入力端子117が形成されている。また、各TFT115のゲート電極は、各ゲート線102に沿ってゲート信号入力端子111側に延びる引き出し配線118に接続されている。そして、その引き出し配線118の端部には、ソース信号入力端子117に並んでTFT駆動信号入力端子119が形成されている。
さらに、アクティブマトリクス基板100の縦方向下側の中央部分には、各ソース線101が実装領域107へ引き出されている。その各ソース線101の引き出された各端部には、ソースドライバLSI搭載用端子120がゲートドライバLSI搭載用端子108の間に形成されている。
この液晶表示パネルの検査工程に際しては、まず、共通電極に電気的に接続されたコモン信号入力端子114に一定のコモン検査信号を入力すると共に、TFT駆動信号用端子119にTFT駆動信号を入力することによって各TFT115をオン状態にしながら、図15に示すように、ゲート信号入力端子111,112に書き込み時間124だけタイミングをずらして所定のゲート検査信号122,123をそれぞれ入力することにより、各ゲート線102に接続されたTFTを順にオン状態に切り替える。
そして、各ソース信号入力端子117に、図15に示すように、所定のソース検査信号121を入力することによって、ドレイン電極を介して特定の画素電極に所定の電荷を書き込む。このとき、特定の画素電極と共通電極との間で液晶層に所定の電圧が印加されることにより、その画素電極を含む画素が点灯状態になる。そうして、各画素を適宜点灯させることによって液晶表示パネルの検査工程を行う。
このとき、各ゲート線102,103が断線している場合には、各ゲート線102,103にゲート検査信号122,123を供給したときに、断線しているゲート線102,103が接続された画素は点灯しない。また、一方側に引き出された各ゲート線102と他方側に引き出された各ゲート線103との間でリークが生じた場合(例えば、図14で示す領域125においてゲート線102,103の間でリークが生じた場合)には、各ゲート線102にゲート検査信号122を供給したときに、信号122が未供給であるはずのゲート線103に接続された画素も点灯する。これらのことから、各ゲート線102,103の断線及び各ゲート線102,103の間のリークを検出する。
特開平5−307192号公報
しかし、同じ方向に互いに並んで引き出された各ゲート線は、同一のショートリングに短絡されているため、同時にゲート検査信号が入力される。そのことにより、互いに隣り合って引き出された各ゲート線同士でリークした場合(例えば、図14に示す領域126においてゲート線102同士でリークした場合)には、そのリークを検出できない。その結果、液晶表示パネルにドライバLSIチップを搭載して、液晶表示パネルをドライバ駆動させたときに初めて欠陥が顕在化するため、製造歩留まりが低下してしまう。
本発明は、斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、互いに隣り合って引き出された各配線同士でのリークを検出することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係るアクティブマトリクス基板は、互いに平行に延びるように設けられた複数の第1配線と、上記各第1配線に交差する方向に互いに平行に延びるように設けられ、一方側に引き出された複数の第2配線と、上記各第2配線の間に互いに平行に延びるように設けられ、上記各第2配線が引き出された方向とは反対の他方側に引き出された複数の第3配線と、上記各第1配線と上記各第2配線及び各第3配線との交差部にそれぞれ設けられた複数のスイッチング素子と、上記各スイッチング素子にそれぞれ接続され、マトリクス状に設けられた複数の画素電極とを備えたアクティブマトリクス基板であって、上記複数の第2配線及び上記複数の第3配線は、引き出された各端部において、1本おきに互いに連結されていることを特徴とする。
上記構成によれば、各第1配線に所定の信号を供給すると共に、互いに連結された各第2配線同士に互いに異なるタイミングで所定の信号を供給することによって、隣り合って引き出された各第2配線同士の間でリークが生じた場合には、一方の互いに連結された各第2配線に所定の信号を供給したときに、信号が未供給であるはずの他方の互いに連結された各第2配線におけるリーク先の第2配線にも信号が供給される。そのことにより、他方の互いに連結された各第2配線におけるリーク先の第2配線に接続された各画素も一方の互いに連結された各第2配線に接続された各画素と同時に点灯するため、隣り合って引き出された各第2配線同士でのリークが検出される。
さらに、互いに連結された各第3配線同士にも互いに異なるタイミングで所定の信号を供給することにより、上記各第2配線と同様に、隣り合って引き出された各第3配線同士でのリークが検出される。
また、互いに連結された各第2配線同士の間の電気抵抗を測定することにより、隣り合って引き出された各第2配線同士の間でリークが生じていない場合には互いに連結された各第2配線同士の間の電気抵抗が無限大になるのに対し、これら各第2配線同士の間でリークが生じた場合にはその電気抵抗が小さくなるため、隣り合って引き出された各第2配線同士でのリークが検出される。これにより、表示上は確認し難い微小な各第2配線同士のリークも容易に検出される。
さらに、互いに連結された各第3配線同士の間の電気抵抗も測定することによって、上記各第2配線と同様に、隣り合って引き出された各第3配線同士でのリークが検出され、表示上は確認し難い微小な各第3配線同士のリークも容易に検出される。したがって、隣り合って引き出された各第2配線同士及び各第3配線同士でのリークが検出される。さらに、アクティブマトリクス基板の検査精度が向上して生産性が高められる。
上記各第1配線は、ソース線であり、上記各第2配線及び上記各第3配線は、ゲート線であってもよい。
上記構成によれば、本発明の作用効果が具体的に奏されることとなる。
上記互いに連結された各第2配線は、互いに異なる第1短絡配線に接続され、上記互いに連結された各第3配線は、互いに異なる第2短絡配線に接続されていてもよい。
上記構成によれば、本発明の作用効果が具体的に奏されることとなる。
上記各第2配線及び上記各第3配線は、集積回路チップが実装される実装領域を経由して引き出されていることが好ましい。
上記構成によれば、各第2配線及び各第3配線が実装領域を経由せずに引き出されている場合には、実装領域へ引き出された各第2配線及び各第3配線の一部が検査されないことに対し、各第2配線及び各第3配線が実装領域を経由して引き出されている場合には、各第2配線及び各第3配線を実装領域から表示領域の全体に亘って検査することが可能になる。
上記各第2配線及び上記各第3配線は、上記互いに連結された領域と上記実装領域との間で切断されていることが好ましい。
上記構成によれば、互いに連結された各第2配線の端部が各第2配線から切り離され、且つ互いに連結された各第3配線の端部が各第3配線から切り離されているため、集積回路チップから各第2配線毎及び各第3配線毎に信号がそれぞれ正常に供給される。
また、本発明に係る液晶表示装置は、上記アクティブマトリクス基板と、上記アクティブマトリクス基板に対向して配置され、上記各画素電極に対向する共通電極が形成された対向基板と、上記アクティブマトリクス基板と上記対向基板との間で枠状のシール材によって封入された液晶層とを備える。
上記構成によれば、液晶表示装置に上記アクティブマトリクス基板が適用されることにより、液晶表示装置の生産性が高められる。
また、本発明に係るアクティブマトリクス基板の製造方法は、互いに平行に延びるように設けられた複数の第1配線と、上記各第1配線に交差する方向に互いに平行に延びるように設けられ、一方側に引き出された複数の第2配線と、上記各第2配線の間に互いに平行に延びるように設けられ、上記各第2配線が引き出された方向とは反対の他方側に引き出された複数の第3配線と、上記各第1配線と上記各第2配線及び各第3配線との交差部にそれぞれ設けられた複数のスイッチング素子と、上記各スイッチング素子にそれぞれ接続され、マトリクス状に設けられた複数の画素電極とを備え、上記複数の第2配線及び上記複数の第3配線が、引き出された各端部において、1本おきに互いに連結されたアクティブマトリクス基板を準備するアクティブマトリクス基板準備工程と、上記各第1配線に所定の信号を供給し、且つ上記互いに連結された各第2配線同士に互いに異なるタイミングで所定の信号を供給すると共に、上記互いに連結された各第3配線同士に互いに異なるタイミングで所定の信号を供給して上記アクティブマトリクス基板を検査する検査工程とを含むことを特徴とする。
上記方法によれば、各第1配線に所定の信号を供給すると共に、互いに連結された各第2配線同士に互いに異なるタイミングで所定の信号を供給することにより、隣り合って引き出された各第2配線同士の間でリークが生じた場合には、一方の互いに連結された各第2配線に所定の信号を供給したときに、信号が未供給であるはずの他方の互いに連結された各第2配線におけるリーク先の第2配線にも信号が供給される。そのことにより、他方の互いに連結された各第2配線におけるリーク先の第2配線に接続された各画素も一方の互いに連結された各第2配線に接続された各画素と同時に点灯するため、隣り合って引き出された各第2配線同士でのリークが検出される。
さらに、互いに連結された各第3配線同士にも互いに異なるタイミングで所定の信号を供給するので、上記各第2配線と同様に、隣り合って引き出された各第3配線同士でのリークが検出される。したがって、隣り合って引き出された各第2配線同士及び各第3配線同士でのリークが検出される。さらに、アクティブマトリクス基板の検査精度が向上して生産性が高められる。
また、本発明に係るアクティブマトリクス基板の製造方法は、互いに平行に延びるように設けられた複数の第1配線と、上記各第1配線に交差する方向に互いに平行に延びるように設けられ、一方側に引き出された複数の第2配線と、上記各第2配線の間に互いに平行に延びるように設けられ、上記各第2配線が引き出された方向とは反対の他方側に引き出された複数の第3配線と、上記各第1配線と上記各第2配線及び各第3配線との交差部にそれぞれ設けられた複数のスイッチング素子と、上記各スイッチング素子にそれぞれ接続され、マトリクス状に設けられた複数の画素電極とを備え、上記複数の第2配線及び上記複数の第3配線が、引き出された各端部において、1本おきに互いに連結されたアクティブマトリクス基板を準備するアクティブマトリクス基板準備工程と、上記互いに連結された各第2配線同士の間の電気抵抗と、上記互いに連結された各第3配線同士の間の電気抵抗とを測定して上記アクティブマトリクス基板を検査する検査工程とを含むことを特徴とする。
上記方法によれば、互いに連結された各第2配線同士の間の電気抵抗を測定することにより、隣り合って引き出された各第2配線同士の間でリークが生じていない場合には互いに連結された各第2配線同士の間の電気抵抗が無限大になるのに対し、これら各第2配線同士の間でリークが生じた場合にはその電気抵抗が小さくなるため、隣り合って引き出された各第2配線同士でのリークが検出される。これにより、表示上は確認し難い微小な各第2配線同士のリークも容易に検出される。
さらに、互いに連結された各第3配線同士の間の電気抵抗も測定するので、隣り合って引き出された各第3配線同士でのリークも検出されることにより、表示上は確認し難い微小な各第3配線同士のリークも容易に検出される。したがって、隣り合って引き出された各第2配線同士及び各第3配線同士でのリークが検出される。さらに、アクティブマトリクス基板の検査精度が向上して生産性が高められる。
上記検査工程では、上記互いに連結された各第2配線と、上記互いに連結された各第3配線とに所定の信号を書き込み時間だけずらして連続して供給することが好ましい。
上記方法によれば、互いに連結された各第2配線と、互いに連結された各第3配線とに所定の信号を書き込み時間だけずらして連続して供給するため、互いに連結された各第2配線同士と互いに連結された各第2配線同士とに所定の信号が互いに異なるタイミングで効率的に供給される。また、互いに連結された各第2配線及び互いに連結された各第3配線にそれぞれ互いに異なるタイミングで所定の信号が供給されるため、表示領域における各第2配線と各第3配線との間のリークと、非表示領域における各第2配線同士及び各第3配線同士でのリークとが効率的に検出される。そのことにより、各第2配線及び各第3配線が効率よく検査されるため、アクティブマトリクス基板の検査速度が速くなる。
上記アクティブマトリクス基板準備工程で準備された上記アクティブマトリクス基板は、上記各第2配線及び上記各第3配線が集積回路チップを実装するための実装領域を経由して引き出されており、上記検査工程の後に、上記各第2配線及び上記各第3配線を互いに連結された領域と上記実装領域との間で切断する切断工程を含むことが好ましい。
上記方法によれば、互いに連結された各第2配線の端部が各第2配線から切り離され、且つ互いに連結された各第3配線の端部が各第3配線から切り離されるため、集積回路チップから各第2配線毎及び各第3配線毎に信号がそれぞれ正常に供給される。
上記切断工程の後に、上記各第1配線に所定の信号を供給すると共に、上記各第2配線及び上記各第3配線の互いに連結された各端部に所定の信号をそれぞれ供給することが好ましい。
上記方法によれば、切断工程において各第2配線及び各第3配線が切断不良によって未切断となっている場合には、各第1配線、各第2配線及び各第3配線に所定の信号が供給されたときに、未切断の各第2配線及び各第3配線に接続された画素が点灯状態となるため、各第2配線及び各第3配線の切断不良が容易に検出される。
本発明によれば、複数の第2配線及び複数の第3配線が、引き出された端部で1本おきに互いに連結されているので、互いに隣り合って引き出された各第2配線同士及び各第3配線同士でのリークを検出できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の各実施形態に限定されるものではない。
《発明の実施形態1》
図1〜図12は、本発明の実施形態1を示している。図1は、アクティブマトリクス基板10を概略的に示す平面図である。図2は、図1のアクティブマトリクス基板10が適用された液晶表示装置Sを概略的に示す平面図である。図3は、図2の液晶表示装置SのIII−III線断面を概略的に示す図である。
液晶表示装置Sは、図2及び図3に示すように、アクティブマトリクス基板10と、アクティブマトリクス基板10に対向して配置された対向基板40と、これらアクティブマトリクス基板10と対向基板40との間に枠状のシール材41によって封入された液晶層42とを有する液晶表示パネル43を備えている。この液晶表示パネル43は、中央部にマトリクス状に配置された複数の画素からなる表示領域Aと、その表示領域Aの外側の非表示領域Bとを有している。
上記アクティブマトリクス基板10は、矩形状等に形成され、図示は省略するが、各画素を構成する領域(以下、画素領域と称する)にスイッチング素子である複数の薄膜トランジスタ(TFT、Thin Film Transistor、以下、TFTと称する)と、各TFTにそれぞれ接続されてマトリクス状に設けられた複数の画素電極とを備えている。また、アクティブマトリクス基板10には、液晶層42側の表面にポリイミド樹脂等からなる配向膜(図示省略)が設けられていると共に、液晶層42とは反対側の表面に偏光板44が積層されている。
上記対向基板40は、矩形状等に形成され、図示は省略するが、各画素を構成する領域にアクティブマトリクス基板10の各画素電極に対向してITO(Indium Tin Oxide)等からなる共通電極及びカラーフィルタ等が形成されている。また、対向基板40には、液晶層42側の表面に配向膜(図示省略)が設けられていると共に、液晶層42とは反対側の表面に偏光板45が積層されている。
アクティブマトリクス基板10は、図2に示すように、縦方向(図中上下方向)の長さが対向基板40の縦方向の長さよりも大きく形成されていると共に、アクティブマトリクス基板10の表面に垂直な方向から見て、その上辺(図中上側辺)が、対向基板40の上辺に重なっている。そして、対向基板40よりも外側に突出して対向基板40から外部に露出したアクティブマトリクス基板10の下辺側の端子領域10aには、対向基板40側の表面に、上記複数のTFTの駆動を制御するための集積回路チップであるドライバLSI(Large Scale Integration)チップ46が異方性導電フィルム(図示省略、ACF:Anisotropic Conductive Film、以下、ACFと称する)を介して実装される実装領域18が設けられている。また、後述する検査工程の後では、実装領域18にドライバLSIチップ46が実装されている。
上記シール材41は、例えばエポキシ系樹脂とアクリル系樹脂等とを配合した光熱併用硬化型の絶縁性を有する樹脂材料から形成されており、このシール材41には導電性粒子(図示省略)が含まれている。導電性粒子には、例えば弾性を有する樹脂材料等からなる球状の粒子の表面をニッケル又は金等の導電性材料によって被覆する等して形成されたニッケルメッキ粒子又は金メッキ粒子や、カーボン粒子、銀粒子等が適用される。
次に、図1を参照しながら、上記アクティブマトリクス基板10について、より詳細に説明する。
アクティブマトリクス基板10は、図1に示すように、互いに平行に延びるように設けられた複数の第1配線であるソース線12と、各ソース線12に交差する方向に互いに平行に延びるように設けられ、一方側(図中右側)に引き出された第2配線である第1ゲート線13と、各第1ゲート線13の間に互いに平行に延びるように設けられ、各第1ゲート線13が引き出された方向とは反対の他方側(図中左側)に引き出された複数の第3配線である第2ゲート線14と、各ソース線12と各第1ゲート線13及び各第2ゲート線14との交差部毎にそれぞれ設けられた上記複数のTFT及び画素電極とを備えている。
すなわち、アクティブマトリクス基板10の表示領域Aには、縦方向(図中上下方向)に互いに所定の間隔を設けてそれぞれ延びる上記複数のソース線12と、横方向(図中左右方向)、つまり各ソース線12に直交する方向に互いに所定の間隔を設けてそれぞれ延びる複数のゲート線13,14とが形成されている。そして、これら各ソース線12と各ゲート線13,14との交差部毎に画素領域が設けられ、各画素領域にソース線12及びゲート線13,14に接続された上記TFTとTFTに接続された上記画素電極とが形成されている。
また、アクティブマトリクス基板10には、表示領域Aを囲むように矩形環状のコモン配線15が形成されている。このコモン配線15には、複数の補助容量配線16が接続されていると共に、その四隅にシール材41中の導電性粒子を介して対向基板40の共通電極に電気的に接続されたコモン転移端子17が形成されている。各補助容量配線16は、図中に示すように、各ゲート線13,14の間にそれぞれ延び、コモン配線15における左右方向の両側辺にそれぞれ接続されている。
アクティブマトリクス基板10における表示領域Aの外側の領域、つまり非表示領域Bには、図中左右両側に交互に引き出された各第1ゲート線13及び各第2ゲート線14が、各ソース線12に沿って端子領域10aにそれぞれ互いに並んで引き出されている。これら各第1ゲート線13及び第2ゲート線14は、実装領域18を経由して引き出され、各ゲート線13,14には、ドライバLSIチップ46にACFを介して接続されるゲートドライバ搭載用端子19が実装領域18にそれぞれ形成されている。
そして、これら複数の第1ゲート線13及び複数の第2ゲート線14は、引き出された各端部において、1本おきに互いに連結されている。互いに連結された各第1ゲート線13は、互いに異なる第1短絡配線である第1ショートリング21,22に接続され、互いに連結された各第2ゲート線14は、互いに異なる第2短絡配線である第2ショートリング23,24に接続されている。
具体的には、互いに連結された各第1ゲート線13のうち、内側から奇数番目の各第1ゲート線(以下、第1奇数ゲート線と称する)13aは第1ショートリング(以下、第1奇数配線ショートリングと称する)21に接続される一方、内側から偶数番目の各第1ゲート線(以下、第1偶数ゲート線と称する)13bは第1ショートリング(以下、第1偶数配線ショートリングと称する)22に接続されている。
また、互いに連結された各第2ゲート線14のうち、内側から奇数番目の各第2ゲート線(以下、第2奇数ゲート線と称する)14aは第2ショートリング(以下、第2奇数配線ショートリングと称する)23に接続される一方、内側から偶数番目の各第2ゲート線(以下、第2偶数ゲート線と称する)14bは第2ショートリング(以下、第2偶数配線ショートリングと称する)24に接続されている。そうして、互いに連結された第1ゲート線13a,13b同士は、同一の第1ショートリング21,22に接続されることによって互いに短絡(連結)され、互いに連結された第2ゲート線14a,14b同士は、同一の第2ショートリング23,24に接続されることによって互いに短絡(連結)されている。
第1ショートリング21,22及び第2ショートリング23,24には、各端部にゲート信号入力端子25,26,27,28がそれぞれ形成されている。すなわち、第1奇数配線ショートリング21にはゲート信号入力端子25が形成されていると共に、第1偶数配線ショートリング22にはゲート信号入力端子26が形成されている。また、第2奇数配線ショートリング23にはゲート信号入力端子27が形成されていると共に、第2偶数配線ショートリング24にはゲート信号入力端子28が形成されている。また、後述する検査工程の後では、各第1ゲート線13及び各第2ゲート線14が、互いに連結された領域と実装領域18との間で切断されている。
上記各ソース線12は、一方の端部がそれぞれ実装領域18に引き出され、その引き出された各端部にACFを介してドライバLSIチップ46に接続されるソースドライバ搭載用端子20がそれぞれ形成されている。一方、各ソース線12の他方の端部は、それぞれTFT29のドレイン電極に接続されている。各TFT29のソース電極は、各第1ゲート線13の外側でそれら各第1ゲート線13に沿ってゲート信号入力端子25,26側に延びる一対の引き出し配線30の一方に交互に接続されている。各引き出し配線30の引き出された端部には、ソース信号入力端子31がそれぞれ形成されている。
また、各TFT29のゲート電極は、各第1ゲート線13の外側でそれら各第1ゲート線13aに沿ってゲート信号入力端子25,26側に延びる引き出し配線32に接続されている。その引き出し配線32の引き出された端部には、ソース信号入力端子31に並んでTFT駆動信号入力端子33が形成されている。
上記コモン配線15は、各第2ゲート線14の外側でそれら各第2ゲート線14に沿って延びるコモン引き出し配線34の端部に接続されている。このコモン引き出し配線34の引き出された端部には、コモン信号入力端子35が形成されている。そうして、共通電極は、シール材41中の導電性粒子、コモン配線15及びコモン引き出し配線34を介してコモン信号入力端子35に電気的に接続されている。
こうして、液晶表示装置Sは、コモン信号入力端子35に一定のコモン信号を入力しながら、ドライバLSIチップ46によって、各ソース線12に所定のソース信号を供給すると共に、各ゲート線13,14に所定のゲート信号を供給することにより、各ゲート線13,14に接続されたTFTを順にオン状態に切り替え、ドレイン電極を介して各画素電極に所定の電荷を書き込む。これにより、各画素電極と共通電極との間で液晶層42に所定の電圧が印加されることによって、液晶分子の配向を制御して所望の表示を行うようになっている。
−製造方法−
次に、液晶表示装置Sを製造する方法について、図4〜図11を参照しながら説明する。図4〜図7は、液晶表示パネル43を形成する方法を説明するための図である。図8は、各ソース線12及び各ゲート線13,14に供給する信号パターン60,61,62,63,64を示す図である。図9は、各ゲート線13,14を切断した状態のアクティブマトリクス基板10を示す平面図である。図10は、ドライバLSIチップ46を実装した状態の液晶表示パネル43におけるアクティブマトリクス基板10を概略的に示す平面図である。図11は、ドライバLSIチップ46を実装した状態の液晶表示パネル43を概略的に示す平面図である。尚、本実施形態では、複数のセル単位を同時に作製する多面取りによる液晶表示装置Sの製造方法を例に挙げて説明する。
液晶表示装置Sの製造方法には、アクティブマトリクス母基板準備工程と、対向母基板準備工程と、貼り合わせ工程と、分断工程と、検査工程と、切断工程と、実装工程とを含む。ここで、アクティブマトリクス母基板準備工程は、アクティブマトリクス基板準備工程に対応している。
アクティブマトリクス母基板準備工程では、図4に示すように、上記構成の複数のアクティブマトリクス基板10を形成する領域(以下、アクティブマトリクス基板領域と称する)51がマトリクス状に配置されたアクティブマトリクス母基板50を準備する。尚、図4では、各ソース線12、各ゲート線13,14、各配線15,16,30,32,34、TFT29、各端子17,19,20、及び各ショートリング21,22,23,24の図示は省略している。
次に、例えば純水、超音波及び紫外線の照射等によってアクティブマトリクス母基板50を洗浄して基板表面に付着したパーティクルや不純物を除去する。その後、例えば印刷法等によってポリイミド樹脂等からなる配向膜を各画素電極を覆うようにアクティブマトリクス母基板50に設ける。
対向母基板準備工程では、図5に示すように、複数の対向基板40を形成する領域(以下、対向基板領域と称する)53がマトリクス状に配置された対向母基板52を準備する。すなわち、矩形状の対向基板領域53を複数有する大判ガラス基板の一方の表面に対し、対向基板領域53毎に複数のカラーフィルタ及び共通電極等を形成して、各対向基板領域53をそれぞれ対向基板40の構造にすることによって対向母基板52を準備する。その後、例えば印刷法等によって共通電極を覆うように対向母基板52に配向膜を設ける。
次に行う貼り合わせ工程では、まず、対向母基板52に未硬化のシール材41を各対向基板領域53に矩形枠状にそれぞれ供給する。尚、シール材41は、各アクティブマトリクス基板領域51にそれぞれ供給してもよい。次に、対向母基板52の各シール材41の内側に液晶材料を所定量滴下する。その後、図6に示すように、アクティブマトリクス母基板50と対向母基板52とを、配向膜が形成された面を互いに向かい合わせ、端子領域10aを除く各アクティブマトリクス基板領域51と各対向基板領域53とがそれぞれ対向するように貼り合わせる。このとき、アクティブマトリクス母基板50と対向母基板52とを貼り合わせると同時に、両母基板50,52の間で各シール材41によって封入された複数の液晶層42が形成される。
次に、シール材41に紫外線を照射してシール材41を仮硬化させた後に加熱処理を行ってシール材41を本硬化させる。このようにして、各アクティブマトリクス基板領域51と各対向基板領域53とが枠状のシール材41とシール材41によって封入された液晶層42とを介してそれぞれ貼り合わされた複数の液晶表示パネル43を形成する領域(以下、液晶表示パネル領域と称する)56を含む液晶表示母パネル55を形成する。その後、液晶表示母パネル55の両面に大判の偏光板(図示省略)を加圧ローラー等によってそれぞれ貼り付けて積層する。
次に行う分断工程では、液晶表示母パネル55の分断ライン57,58上の大判の偏光板を切断すると共に剥離して除去し、図7に示すように、例えばレーザー又はカッターホイール等によって液晶表示母パネル55を分断ライン57,58で分断する。このとき、分断ライン57においては、アクティブマトリクス母基板50及び対向母基板52の双方を分断する。一方、分断ライン58においては、対向母基板52のみを分断して端子領域10aを対向基板40から露出させる。そうして、液晶表示母パネル55を各液晶表示パネル領域56毎に分断することにより、図2に示す液晶表示パネル43を複数形成する。
次に行う検査工程では、図8に示すように、各ソース線12にソース検査信号60を供給し、且つ互いに連結された各第1ゲート線13a,13b同士に互いに異なるタイミングでゲート検査信号61,63を供給すると共に、互いに連結された各第2ゲート線14a,14b同士に互いに異なるタイミングでゲート検査信号62,64を供給してアクティブマトリクス基板10を検査する。この検査工程では、互いに連結された各第1ゲート線13a,13bと、互いに連結された各第2ゲート線14a,14bとにゲート検査信号61,62,63,64を書き込み時間65だけずらして連続して供給する。
具体的には、TFT駆動信号入力端子33にTFT制御信号を入力して各TFT29をオン状態にしながら、各ソース信号入力端子31にソース検査信号60を入力することによって各引き出し配線30及び各TFT29を介して各ソース配線12にソース検査信号60を供給する。そして、ゲート信号入力端子25にゲート検査信号61を入力することによって、第1奇数配線ショートリング21を介して各第1奇数ゲート線13aにゲート検査信号61を供給する。次に、ゲート信号入力端子25へのゲート検査信号61の入力から書き込み時間65だけずらしてゲート信号入力端子28にゲート検査信号62を入力することによって、第2偶数配線ショートリング24を介して各第2偶数ゲート線14bにゲート検査信号62を供給する。
続いて、ゲート信号入力端子28へのゲート検査信号62の入力から書き込み時間65だけずらしてゲート信号入力端子26にゲート検査信号63を入力することによって、第1偶数配線ショートリング22を介して各第1偶数ゲート線13bにゲート検査信号63を供給する。その後、ゲート信号入力端子26へのゲート検査信号63の入力から書き込み時間65だけずらしてゲート信号入力端子27にゲート検査信号64を入力することによって、第2奇数配線ショートリング23を介して各第2奇数ゲート線14aにゲート検査信号64を供給する。そうして、液晶表示パネル43の表示領域Aにおける各第1ゲート線13と各第2ゲート線14との間のリークと、非表示領域Bにおける各第1ゲート線13a,13b同士及び各第2ゲート線14a,14b同士でのリークとを検出すると共に、各第1ゲート線13及び各第2ゲート線14の断線を検出する。
次に行う切断工程では、図9に示すように、各第1ゲート線13及び各第2ゲート線14を、これら各ゲート線13,14が互いに連結された領域と実装領域18との間でレーザー等によって切断する。
その後、再度、各ソース線12にソース検査信号60を供給すると共に、各第1ゲート線13及び各第2ゲート線14の互いに連結された各端部にゲート検査信号61,62,63,64を供給する。すなわち、TFT駆動信号入力端子33にTFT駆動信号を入力して各TFT29をオン状態にしながら、各ソース信号入力端子31にソース検査信号60を入力すると共に、各ゲート信号入力端子25,26,27,28にゲート検査信号61,62,63,64をそれぞれ入力する。
その後行う実装工程では、図10及び図11に示すように、アクティブマトリクス基板10の実装領域18にドライバLSIチップ46を実装する。まず、実装領域18にACFを配置させた後、その実装領域18にドライバLSIチップ46を位置合わせすると共にACFを介して配置させる。そして、圧着装置によってドライバLSIチップ46を実装領域18に圧着することにより、ACFを介して各ソースドライバLSI搭載用端子20及び各ゲートドライバLSI搭載用端子19にドライバLSIチップ46を接続して実装する。以上の工程により、液晶表示パネル43に対して各ソース線12及び各ゲート線13,14に接続されたドライバLSIチップ46が実装された液晶表示装置Sを製造する。
−実施形態1の効果−
したがって、この実施形態1のアクティブマトリクス基板10及びその製造方法によると、アクティブマトリクス基板準備工程では、複数の第1ゲート線13及び複数の第2ゲート線14が、引き出された各端部で1本おきに互いに連結されたアクティブマトリクス基板10を準備し、検査工程では、各ソース線12にソース検査信号60を供給し、且つ互いに連結された各第1ゲート線13a,13b同士に互いに異なるタイミングでゲート検査信号61,63を供給するため、隣り合って引き出された各第1ゲート線13a,13b同士の間でリークが生じた場合(例えば、図12で示す領域66における第1ゲート線13a,13b同士の間でリークが生じた場合)には、互いに連結された各第1奇数ゲート線13aにゲート検査信号61を供給したときに、信号61が未供給であるはずのリーク先の第1偶数ゲート線13bにも信号61が供給される。そのことにより、リーク先の第1偶数ゲート線13bに接続された各画素も各第1奇数ゲート線13aに接続された各画素と同時に点灯する。
また、互いに連結された各第1奇数ゲート線13bにゲート検査信号63を供給したときに、信号63が未供給であるはずのリーク先の第1奇数ゲート線13aにも信号63が供給される。そのことにより、リーク先の第1奇数ゲート線13aに接続された各画素も各第1偶数ゲート線13bに接続された各画素と同時に点灯する。これにより、隣り合って引き出された各第1ゲート線13a,13b同士でのリークを検出できる。
さらに、互いに連結された各第2ゲート線14a,14b同士に互いに異なるタイミングでゲート検査信号62,64を供給するため、上記各第1ゲート線13と同様に、隣り合って引き出された各第2ゲート線14a,14b同士でのリークを検出できる。したがって、隣り合って引き出された各第1ゲート線13a,13b同士及び各第2ゲート線14a,14b同士でのリークを検出できる。さらに、アクティブマトリクス基板10の検査精度を向上させることができ、生産性を高めることができる。
各第1ゲート線13及び各第2ゲート線14は、ドライバLSIチップ46が実装される実装領域18を経由して引き出されているため、各ゲート線13,14が実装領域18を経由せずに引き出された場合には、ドライバLSIチップ46に接続するために実装領域18へ引き出された各第1ゲート線13及び各第2ゲート線14の一部が検査されないのに対し、各ゲート線13,14が実装領域18を経由して引き出された場合には、各第1ゲート線13及び各第2ゲート線14を実装領域18から表示領域Aの全体に亘って検査できる。
各第1ゲート線13及び各第2ゲート線14が、互いに連結された領域と実装領域18との間で切断されていることにより、互いに連結された各第1ゲート線13の端部が各第1ゲート線13から切り離され、且つ互いに連結された各第2ゲート線14の端部が各第2ゲート線14から切り離されている。そのことによって、ドライバLSIチップ46から各第1ゲート線13毎及び各第2ゲート線14毎にゲート信号をそれぞれ正常に供給できる。
また、検査工程では、互いに連結された各第1ゲート線13a,13bと、互いに連結された各第2ゲート線14a,14bとにゲート検査信号61,62,63,64を書き込み時間65だけずらして連続して供給するため、互いに連結された各第1ゲート線13a,13b及び各第2ゲート線14a,14bにゲート検査信号61,62,63,64を互いに異なるタイミングで効率的に供給できる。また、互いに連結された各第1ゲート線13a,13b及び互いに連結された各第2ゲート線14a,14bに互いに異なるタイミングでゲート検査信号61,62,63,64が供給されることにより、表示領域Aにおける各第1ゲート線13と各第2ゲート線14との間のリーク(例えば、図12で示す領域67における第1ゲート線13aと第2ゲート線14aとの間のリーク)と、非表示領域Bにおける各第1ゲート線13a,13b同士及び各第2ゲート線14a,14b同士でのリークとを効率的に検査できる。したがって、各第1ゲート線13及び各第2ゲート線14を効率よく検査でき、アクティブマトリクス基板10の検査速度を速くできる結果、生産性をより高めることができる。
切断工程の後に、各ソース配線12にソース検査信号60を供給すると共に、各第1ゲート線13及び各第2ゲート線14の互いに連結された各端部にゲート検査信号61,62,63,64をそれぞれ供給するため、切断工程において各第1ゲート線13及び各第2ゲート線14が切断不良によって未切断となっている場合には、未切断の各第1ゲート線13及び各第2ゲート線14に接続された各画素が点灯状態となることから、各第1ゲート線13及び各第2ゲート線14の切断不良を容易に検出できる。
また、本実施形態の液晶表示装置Sは、上記アクティブマトリクス基板10と、アクティブマトリクス基板10に対向して配置され、各画素電極に対向する共通電極が形成された対向基板40と、アクティブマトリクス基板10と対向基板40との間で枠状のシール材41によって封入された液晶層42とを備えるので、液晶表示装置Sに上記アクティブマトリクス基板10を適用することにより、液晶表示装置Sの生産性を高めることができる。
《発明の実施形態2》
図13は、本発明の実施形態2を示している。尚、以降の各実施形態では、図1〜図12と同じ部分については同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。図13は、アクティブマトリクス基板10における各ゲート線13,14が互いに連結された要部を示す図である。
上記実施形態1では、検査工程において、各ソース配線12に信号60を供給し、且つ互いに連結された各第1ゲート線13a,13b同士に互いに異なるタイミングで信号61,63を供給すると共に、互いに連結された各第2ゲート線14a,14b同士に互いに異なるタイミングで信号62,64を供給することにより、アクティブマトリクス基板10を検査するとしたが、本実施形態では、図13に示すように、互いに連結された各第1ゲート線13a,13b同士の間の電気抵抗と、互いに連結された各第2ゲート線14a,14b同士の電気抵抗とを測定してアクティブマトリクス基板10を検査する。
すなわち、本実施形態のアクティブマトリクス基板10の製造方法も、アクティブマトリクス基板準備工程と、検査工程とを含む。アクティブマトリクス基板準備工程では、上記実施形態1と同様に、複数の第1ゲート線13及び複数の第2ゲート線14が引き出された各端部で1本おきに互いに連結された図1に示すアクティブマトリクス基板10を準備する。
そして、検査工程では、図13に示すように、電気抵抗を測定する機能を有する抵抗測定部70によってゲート信号入力端子25とゲート信号入力端子26との間の電気抵抗を測定することにより、第1奇数配線ショートリング21に接続された各第1奇数ゲート線13aと、第1偶数配線ショートリング22に接続された各第1偶数ゲート線13bとの間の電気抵抗を測定する。それと共に、抵抗測定部71によってゲート信号入力端子27とゲート信号入力端子28との間の電気抵抗を測定することにより、第2奇数配線ショートリング23に接続された各第2奇数ゲート線14aと、第2偶数配線ショートリング24に接続された各第2偶数ゲート線14bとの間の電気抵抗を測定する。
−実施形態2の効果−
したがって、この実施形態2によると、アクティブマトリクス基板準備工程において、上記複数の第1ゲート線13及び複数の第2ゲート線14が、引き出された各端部において、1本おきに互いに連結されたアクティブマトリクス基板10を準備し、検査工程では、互いに連結された各第1ゲート線13a,13b同士の間の電気抵抗を測定するため、隣り合って引き出された各第1ゲート線13a,13b同士がリークしていない場合には互いに連結された各第1ゲート線13a,13b同士の間の電気抵抗が無限大になるのに対し、これら各第2配線13a,13b同士がリークした場合にはその電気抵抗が小さくなるため、隣り合って引き出された各第1ゲート線13a,13b同士でのリークを検出できる。これにより、表示上は確認し難い微小な各第1ゲート線13a,13b同士のリークも容易に検出できる。
さらに、互いに連結された各第2ゲート線14a,14b同士の間の電気抵抗も測定するため、隣り合って引き出された各第2ゲート線14a,14b同士でのリークが検出できることにより、表示上は確認し難い微小な各2ゲート線14a,14b同士のリークも容易に検出できる。その結果、隣り合って引き出された各第1ゲート線13a,13b同士及び各第2ゲート線14a,14b同士での微小なリークを検出できる。さらに、アクティブマトリクス基板10の検査精度をより向上させることができ、生産性を高めることができる。
《その他の実施形態》
上記実施形態1では、検査工程において、互いに連結された各ゲート線13a,14b,13b,14aにゲート検査信号61,62,63,64を順に連続して供給するとしたが、本発明はこれに限られず、その他の順で各ゲート線13a,13b,14a,14bに信号61,62,63,64を供給してもよい。また、各ゲート線13a,13b,14a,14bにゲート検査信号61,62,63,64を連続して供給せずに互いに書き込み時間65よりも長い時間ずらして供給してもよい。
また、互いに連結された各第1ゲート線13のうちの一方の互いに連結された各第1ゲート線13と、互いに連結された各第2ゲート線14のうちの一方の互いに連結された各第2ゲート線14とに同時にゲート検査信号を供給した後、書き込み時間65以上の時間ずらして他方の互いに連結された各第1ゲート線13と、他方の互いに連結された各第2ゲート線14とに同時にゲート検査信号を供給してもよい。
このようなタイミングで互いに連結された各ゲート線13a,13b,14a,14bにゲート検査信号61,62,63,64を供給しても、上記実施形態1と同様に、互いに隣り合って引き出された各第1ゲート線13a,13b同士及び各第2ゲート線14a,14b同士でのリークを検出できる。この検査工程では、互いに連結された各第1ゲート線13a,13b同士に互いに異なるタイミングでゲート検査信号を供給すると共に、互いに連結された各第2ゲート線14a,14b同士に互いに異なるタイミングでゲート検査信号が供給されていればよい。
上記各実施形態では、アクティブマトリクス基板準備工程において、液晶表示パネル43を形成し、その液晶表示パネル43におけるアクティブマトリクス基板10に検査工程を行うとしたが、本発明はこれに限られず、液晶表示パネル43を形成する前に、アクティブマトリクス母基板50における各アクティブマトリクス基板領域51に検査工程を行ってもよく、個別のアクティブマトリクス基板10に検査工程を行ってもよい。
上記各実施形態では、実装領域18を経由して各第1ゲート線13及び各第2ゲート線14が引き出されているとしたが、本発明はこれに限られず、各第1ゲート線13及び各第2ゲート線14はアクティブマトリクス基板10における実装領域18とは反対の一辺側に引き出されて各端部が1本おきに互いに連結されていてもよく、実装領域18側の一辺側とは異なる他辺側へ引き出されていてもよい。
上記各実施形態では、各第1配線がソース線12であり、各第2配線及び各第3配線がゲート線13,14であるとしたが、本発明はこれに限られず、各第1配線がゲート線であり、各第2配線及び各第3配線がソース線であってもよい。
上記各実施形態では、各第1ゲート線13及び各第2ゲート線14が引き出された各端部で1本おきに連結されているとしたが、本発明はこれに限られず、各第1ゲート線13及び各第2ゲート線14は、引き出された各端部において、複数本おきに連結されていてもよい。
この構成によっても、各ソース線12にソース検査信号を供給し、且つ互いに連結された各第1ゲート線13同士に互いに異なるタイミングでゲート検査信号を供給すると共に、互いに連結された第2ゲート線14同士に互いに異なるタイミングでゲート検査信号を供給することにより、上記実施形態1と同様に、互いに隣り合って引き出された各第1ゲート線13同士及び各第2ゲート14線同士でのリークを検出できる。また、互いに連結された各第1ゲート線13同士の間の電気抵抗と、互いに連結された各第2ゲート線14同士の間の電気抵抗を測定することによって、上記実施形態2と同様に、互いに隣り合って引き出された各第1ゲート線13同士及び各第2ゲート線14同士でのリークを検出でき、表示上は確認し難い微小なリークも検出できる。
上記実施形態1では、シール材41の内側に液晶材料を滴下した後にシール材41及び液晶材料を介して両母基板50,52を貼り合わせる、いわゆる滴下注入法(ODF:One Drop Filling)によって各液晶層42を形成するとしたが、本発明はこれに限られず、いわゆる真空注入法によって各液晶層42を形成してもよい。
上記各実施形態では、各ソース線12と各ゲート線13,14との交差部にそれぞれ設けられた複数のスイッチング素子がTFTであるとしたが、本発明はこれに限られず、各ソース線12と各ゲート線13,14との交差部には、MIM(Metal Insulator Metal)素子等のTFT以外のスイッチング素子がそれぞれ設けられていてもよい。
上記各実施形態では、上記アクティブマトリクス基板10が適用された液晶表示装置Sについて説明したが、本発明はこれに限られず、エレクトロルミネッセンス表示装置等のその他の表示装置に適用することが可能である。
以上説明したように、本発明は、アクティブマトリクス基板及び液晶表示装置並びアクティブマトリクス基板の製造方法について有用であり、特に、互いに隣り合って引き出された各配線同士でのリークを検出する場合に適している。
実施形態1のアクティブマトリクス基板を概略的に示す平面図である。 液晶表示装置を概略的に示す平面図である。 図2におけるIII−III線断面を概略的に示す図である。 アクティブマトリクス母基板を概略的に示す平面図である。 対向母基板を概略的に示す平面図である。 液晶表示母パネルを概略的に示す平面図である。 液晶表示母パネルの分断領域を示す平面図である。 検査工程において各ソース線及び各ゲート線に供給する信号パターンを示す図である。 各ゲート線が切断された状態のアクティブマトリクス基板を概略的に示す平面図である。 ドライバLSIが実装された液晶表示パネルにおけるアクティブマトリクス基板を概略的に示す平面図である。 ドライバLSIが実装された液晶表示パネルを概略的に示す平面図である。 アクティブマトリクス基板における各ゲート線のリーク箇所を示す平面図である。 実施形態2における検査工程を説明するためのアクティブマトリクス基板の各ゲート線が互いに連結された要部を示す図である。 検査工程を行う従来のアクティブマトリクス基板を概略的に示す平面図である。 従来の検査工程で各ソース線及びゲート線に供給する信号パターンを示す図である。
符号の説明
S 液晶表示装置
10 アクティブマトリクス基板
12 ソース線(第1配線)
13 第1ゲート線(第2配線)
13a 第1奇数ゲート線(第2配線)
13b 第1偶数ゲート線(第2配線)
14 第2ゲート線(第3配線)
14a 第2奇数ゲート線(第3配線)
14b 第2偶数ゲート線(第3配線)
18 実装領域
21 第1奇数配線ショートリング(第1短絡配線)
22 第1偶数配線ショートリング(第1短絡配線)
23 第2奇数配線ショートリング(第2短絡配線)
24 第2偶数配線ショートリング(第2短絡配線)
40 対向基板
41 シール材
42 液晶層
46 ドライバLSIチップ(集積回路チップ)
60 ソース検査信号(各第1配線に供給する所定の信号)
61,63 各第1ゲート線に供給するゲート検査信号(各第2配線に供給する所定の信号)
62,64 各第2ゲート線に供給するゲート検査信号(各第3配線に供給する所定の信号)

Claims (11)

  1. 互いに平行に延びるように設けられた複数の第1配線と、
    上記各第1配線に交差する方向に互いに平行に延びるように設けられ、一方側に引き出された複数の第2配線と、
    上記各第2配線の間に互いに平行に延びるように設けられ、上記各第2配線が引き出された方向とは反対の他方側に引き出された複数の第3配線と、
    上記各第1配線と上記各第2配線及び各第3配線との交差部にそれぞれ設けられた複数のスイッチング素子と、
    上記各スイッチング素子にそれぞれ接続され、マトリクス状に設けられた複数の画素電極とを備えたアクティブマトリクス基板であって、
    上記複数の第2配線及び上記複数の第3配線は、引き出された各端部において、1本おきに互いに連結されている
    ことを特徴とするアクティブマトリクス基板。
  2. 請求項1に記載のアクティブマトリクス基板において、
    上記各第1配線は、ソース線であり、
    上記各第2配線及び上記各第3配線は、ゲート線である
    ことを特徴とするアクティブマトリクス基板。
  3. 請求項1に記載のアクティブマトリクス基板において、
    上記互いに連結された各第2配線は、互いに異なる第1短絡配線に接続され、
    上記互いに連結された各第3配線は、互いに異なる第2短絡配線に接続されている
    ことを特徴とするアクティブマトリクス基板。
  4. 請求項1に記載のアクティブマトリクス基板において、
    上記各第2配線及び上記各第3配線は、集積回路チップが実装される実装領域を経由して引き出されている
    ことを特徴とするアクティブマトリクス基板。
  5. 請求項4に記載のアクティブマトリクス基板において、
    上記各第2配線及び上記各第3配線は、上記互いに連結された領域と上記実装領域との間で切断されている
    ことを特徴とするアクティブマトリクス基板。
  6. 請求項1に記載のアクティブマトリクス基板と、
    上記アクティブマトリクス基板に対向して配置され、上記各画素電極に対向する共通電極が形成された対向基板と、
    上記アクティブマトリクス基板と上記対向基板との間で枠状のシール材によって封入された液晶層とを備える
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  7. 互いに平行に延びるように設けられた複数の第1配線と、上記各第1配線に交差する方向に互いに平行に延びるように設けられ、一方側に引き出された複数の第2配線と、上記各第2配線の間に互いに平行に延びるように設けられ、上記各第2配線が引き出された方向とは反対の他方側に引き出された複数の第3配線と、上記各第1配線と上記各第2配線及び各第3配線との交差部にそれぞれ設けられた複数のスイッチング素子と、上記各スイッチング素子にそれぞれ接続され、マトリクス状に設けられた複数の画素電極とを備え、上記複数の第2配線及び上記複数の第3配線が、引き出された各端部において、1本おきに互いに連結されたアクティブマトリクス基板を準備するアクティブマトリクス基板準備工程と、
    上記各第1配線に所定の信号を供給し、且つ上記互いに連結された各第2配線同士に互いに異なるタイミングで所定の信号を供給すると共に、上記互いに連結された各第3配線同士に互いに異なるタイミングで所定の信号を供給して上記アクティブマトリクス基板を検査する検査工程とを含む
    ことを特徴とするアクティブマトリクス基板の製造方法。
  8. 互いに平行に延びるように設けられた複数の第1配線と、上記各第1配線に交差する方向に互いに平行に延びるように設けられ、一方側に引き出された複数の第2配線と、上記各第2配線の間に互いに平行に延びるように設けられ、上記各第2配線が引き出された方向とは反対の他方側に引き出された複数の第3配線と、上記各第1配線と上記各第2配線及び各第3配線との交差部にそれぞれ設けられた複数のスイッチング素子と、上記各スイッチング素子にそれぞれ接続され、マトリクス状に設けられた複数の画素電極とを備え、上記複数の第2配線及び上記複数の第3配線が、引き出された各端部において、1本おきに互いに連結されたアクティブマトリクス基板を準備するアクティブマトリクス基板準備工程と、
    上記互いに連結された各第2配線同士の間の電気抵抗と、上記互いに連結された各第3配線同士の間の電気抵抗とを測定して上記アクティブマトリクス基板を検査する検査工程とを含む
    ことを特徴とするアクティブマトリクス基板の製造方法。
  9. 請求項7に記載のアクティブマトリクス基板の製造方法において、
    上記検査工程では、上記互いに連結された各第2配線と、上記互いに連結された各第3配線とに所定の信号を書き込み時間だけずらして連続して供給する
    ことを特徴とするアクティブマトリクス基板の製造方法。
  10. 請求項7又は8に記載のアクティブマトリクス基板の製造方法において、
    上記アクティブマトリクス基板準備工程で準備された上記アクティブマトリクス基板は、上記各第2配線及び上記各第3配線が集積回路チップを実装するための実装領域を経由して引き出されており、
    上記検査工程の後に、上記各第2配線及び上記各第3配線を互いに連結された領域と上記実装領域との間で切断する切断工程を含む
    ことを特徴とするアクティブマトリクス基板の製造方法。
  11. 請求項10に記載のアクティブマトリクス基板の製造方法において、
    上記切断工程の後に、上記各第1配線に所定の信号を供給すると共に、上記各第2配線及び上記各第3配線の互いに連結された各端部に所定の信号をそれぞれ供給する
    ことを特徴とするアクティブマトリクス基板の製造方法。
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