JP2007248041A - 乾燥用治具組立装置、乾燥用治具分解装置、乾燥用治具循環装置、セラミック成形体の乾燥方法、及び、ハニカム構造体の製造方法 - Google Patents
乾燥用治具組立装置、乾燥用治具分解装置、乾燥用治具循環装置、セラミック成形体の乾燥方法、及び、ハニカム構造体の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007248041A JP2007248041A JP2007010589A JP2007010589A JP2007248041A JP 2007248041 A JP2007248041 A JP 2007248041A JP 2007010589 A JP2007010589 A JP 2007010589A JP 2007010589 A JP2007010589 A JP 2007010589A JP 2007248041 A JP2007248041 A JP 2007248041A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jig
- drying
- molded body
- drying jig
- ceramic molded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】ロボットアーム114Aは、ハンド114aを構成する2つの把持部1140が、上治具102の2つの押さえ具103bの外側に位置するようにハンド114aを下降させ、押さえ具103bの外側近傍に把持部1140を位置させる。その後、把持部1140を狭める方向に移動させ、押さえ具103bを内側に倒し込みながら、上治具102を把持し、この上治具102を下治具101上に移動させ、上治具102を下治具101上に載置した後、把持部1140を外側に移動させる。これにより、押さえ具103bがバネの付勢により矢印で示すように回転動作し、上治具102に下治具101がしっかりと固定され、乾燥用治具100がセラミック成形体11を保持した状態(固定状態)となる。
【選択図】図9
Description
そこで、排ガス中のパティキュレートを捕集して、排ガスを浄化するフィルタとして多孔質セラミックからなるハニカム構造体を用いたハニカムフィルタが種々提案されている。
また、ハニカム焼成体40は、図8(a)及び(b)に示すように、長手方向に多数のセル41が並設され、セル41同士を隔てるセル壁43がフィルタとして機能するようになっている。
その後、このハニカム成形体の端部を上記セラミック粒子を主成分とする封止材ペーストで市松模様状に封口し、その後、脱脂、焼成の各処理を施すことでハニカム焼成体を製造する。
また、ハニカム成形体を乾燥させる方法において、ハニカム成形体を載置する受け皿を繰り返し使用するために、特許文献2には、受け皿を循環させる方法が開示されている。
また、特許文献2に開示された繰り返し使用する受け皿は、ハニカム成形体は単に載置するだけのものであるため、上述したような乾燥用治具を用いた乾燥方法に適用することはできなかった。
即ち、本発明の乾燥用治具組立装置は、ロボットアームと、セラミック成形体乾燥時にセラミック成形体を保持する乾燥用治具を載置する可動テーブルとを備え、
上記可動テーブル上で、上記乾燥用治具に上記セラミック成形体を保持させる乾燥用治具組立装置であって、
上記乾燥用治具は、2つ以上の分離した治具からなり、いずれかの治具に両者を一体化するための固定部材を備えた乾燥用治具、又は、開閉可能な1つの治具からなり、閉鎖状態を維持するための固定部材を備えた乾燥用治具であり、
上記可動テーブル上に載置された上記乾燥用治具の所定の位置に、上記ロボットアームを用いて、セラミック成形体を搭載する成形体搭載機構と、
上記乾燥用治具が上記セラミック成形体を保持した状態を維持するように、上記乾燥用治具を一体化するか又は閉鎖状態とした後、上記固定部材を動作せしめるセラミック成形体保持機構とを有することを特徴とする。
上記可動テーブル上で、上記乾燥用治具に保持された上記セラミック成形体を取り出す乾燥用治具分解装置であって、
上記乾燥用治具は、2つ以上の分離した治具からなり、いずれかの治具に両者を一体化するための固定部材を備えた乾燥用治具、又は、開閉可能な1つの治具からなり、閉鎖状態を維持するための固定部材を備えた乾燥用治具であり、
上記可動テーブル上に載置され、上記セラミック成形体を保持した状態を維持している上記乾燥用治具の保持状態を解除するように、上記固定部材を動作せしめる治具開放機構と、
上記ロボットアームを用いて、上記乾燥用治具で保持されていたセラミック成形体を取り出す成形体取出機構とを有することを特徴とする。
乾燥用治具で保持されたセラミック成形体を乾燥させる乾燥機、
ロボットアームと、セラミック成形体乾燥時にセラミック成形体を保持する乾燥用治具を載置する可動テーブルとを備え、上記可動テーブル上で、上記乾燥用治具に保持された上記セラミック成形体を取り出す乾燥用治具分解装置、及び、
上記乾燥用治具分解装置でセラミック成形体が取り出された乾燥用治具を、上記乾燥用治具組立装置に搬送する乾燥用治具循環コンベアを備えた乾燥用治具循環装置であって、
上記乾燥用治具は、2つ以上の分離した治具からなり、いずれかの治具に両者を一体化するための固定部材を備えた乾燥用治具、又は、開閉可能な1つの治具からなり、閉鎖状態を維持するための固定部材を備えた乾燥用治具であり、
上記乾燥用治具組立装置は、上記可動テーブル上に載置された上記乾燥用治具の所定の位置に、上記ロボットアームを用いて、セラミック成形体を搭載する成形体搭載機構と、
上記乾燥用治具が上記セラミック成形体を保持した状態を維持するように、上記乾燥用治具を一体化するか又は閉鎖状態とした後、上記固定部材を動作せしめるセラミック成形体保持機構と、
上記セラミック成形体を保持した乾燥用治具を、上記乾燥機に受け渡す治具受渡機構とを有し、
上記乾燥用治具分解装置は、上記セラミック成形体を保持した乾燥用治具を、上記乾燥機から受け取る治具受取機構と、
上記可動テーブル上に載置され、上記セラミック成形体を保持した状態を維持している上記乾燥用治具の保持状態を解除するように、上記固定部材を動作せしめる治具開放機構と、
上記ロボットアームを用いて、上記乾燥用治具で保持されていたセラミック成形体を取り出す成形体取出機構とを有することを特徴とする。
乾燥用治具で保持されたセラミック成形体を乾燥させる乾燥機、及び、
ロボットアームと、セラミック成形体乾燥時にセラミック成形体を保持する乾燥用治具を載置する可動テーブルとを備え、上記可動テーブル上で、上記乾燥用治具に保持された上記セラミック成形体を取り出す乾燥用治具分解装置を使用し、
セラミック成形体を乾燥用治具に保持させた状態で行うセラミック成形体の乾燥方法であって、
上記乾燥用治具は、2つ以上の分離した治具からなり、いずれかの治具に両者を一体化するための固定部材を備えた乾燥用治具、又は、開閉可能な1つの治具からなり、閉鎖状態を維持するための固定部材を備えた乾燥用治具であり、
上記乾燥用治具組立装置は、上記可動テーブル上に載置された上記乾燥用治具の所定の位置に、上記ロボットアームを用いて、セラミック成形体を搭載する成形体搭載機構と、
上記乾燥用治具が上記セラミック成形体を保持した状態を維持するように、上記乾燥用治具を一体化するか又は閉鎖状態とした後、上記固定部材を動作せしめるセラミック成形体保持機構と、
上記セラミック成形体を保持した乾燥用治具を、上記乾燥機に受け渡す治具受渡機構とを有し、
上記乾燥用治具分解装置は、上記セラミック成形体を保持した乾燥用治具を、上記乾燥機から受け取る治具受取機構と、
上記可動テーブル上に載置され、上記セラミック成形体を保持した状態を維持している上記乾燥用治具の保持状態を解除するように、上記固定部材を動作せしめる治具開放機構と、
上記ロボットアームを用いて、上記乾燥用治具で保持されていたセラミック成形体を取り出す成形体取出機構とを有することを特徴とする。
上記乾燥用治具は、2つ以上の分離した治具からなり、いずれかの治具に両者を一体化するための固定部材を備えた乾燥用治具、又は、開閉可能な1つの治具からなり、閉鎖状態を維持するための固定部材を備えた乾燥用治具であり、
上記成形体乾燥工程は、ロボットアームと、ハニカム成形体乾燥時にハニカム成形体を保持する乾燥用治具を載置する可動テーブルとを備え、上記可動テーブル上で、上記乾燥用治具に上記ハニカム成形体を保持させる乾燥用治具組立装置、
乾燥用治具で保持されたハニカム成形体を乾燥させる乾燥機、及び
ロボットアームと、ハニカム成形体乾燥時にハニカム成形体を保持する乾燥用治具を載置する可動テーブルとを備え、上記可動テーブル上で、上記乾燥用治具に保持された上記ハニカム成形体を取り出す乾燥用治具分解装置を使用して行い、
上記乾燥用治具組立装置は、上記可動テーブル上に載置された上記乾燥用治具の所定の位置に、上記ロボットアームを用いて、ハニカム成形体を搭載する成形体搭載機構と、
上記乾燥用治具が上記ハニカム成形体を保持した状態を維持するように、上記乾燥用治具を一体化するか又は閉鎖状態とした後、上記固定部材を動作せしめるハニカム成形体保持機構と、
上記ハニカム成形体を保持した乾燥用治具を、上記乾燥機に受け渡す治具受渡機構とを有し、
上記乾燥用治具分解装置は、上記ハニカム成形体を保持した乾燥用治具を、上記乾燥機から受け取る治具受取機構と、
上記可動テーブル上に載置され、上記ハニカム成形体を保持した状態を維持している上記乾燥用治具の保持状態を解除するように、上記固定部材を動作せしめる治具開放機構と、
上記ロボットアームを用いて、上記乾燥用治具で保持されていたハニカム成形体を取り出す成形体取出機構とを有することを特徴とする。
本発明の乾燥用治具組立装置は、ロボットアームと、セラミック成形体乾燥時にセラミック成形体を保持する乾燥用治具を載置する可動テーブルとを備え、
上記可動テーブル上で、上記乾燥用治具に上記セラミック成形体を保持させる乾燥用治具組立装置であって、
上記乾燥用治具は、2つ以上の分離した治具からなり、いずれかの治具に両者を一体化するための固定部材を備えた乾燥用治具、又は、開閉可能な1つの治具からなり、閉鎖状態を維持するための固定部材を備えた乾燥用治具であり、
上記可動テーブル上に載置された上記乾燥用治具の所定の位置に、上記ロボットアームを用いて、セラミック成形体を搭載する成形体搭載機構と、
上記乾燥用治具が上記セラミック成形体を保持した状態を維持するように、上記乾燥用治具を一体化するか又は閉鎖状態とした後、上記固定部材を動作せしめるセラミック成形体保持機構とを有することを特徴とする。
図1は、本発明の乾燥用治具組立装置の概要を模式的に示す概念図であり、図2は、本発明の乾燥用治具組立装置の正面図である。また、図9(a)及び(b)は、セラミック成形体保持機構、治具開放機構として機能するロボットアームと、操作の対象となる乾燥用治具とを示す正面図である。
乾燥用治具組立装置111では、セラミック成形体11を上治具102と下治具101との間に載置し、固定部材による下治具101の上治具102への固定を自動的に行う。
図1、2に示すように、乾燥用治具組立装置111は、ロボットアーム113、114を備えるとともに、可動テーブル112を備えている。ロボットアーム113は、吸引機構を有し、これによりセラミック成形体11を吸着して移動させる役割を有しており、一方、ロボットアーム114は、把持機構を有しており、乾燥用治具100の移動、組立(固定)、分解等を行う役割を有している。
従って、乾燥用治具組立装置111では、ロボットアーム113が、成形体搭載機構として機能することとなる。
なお、乾燥用治具100の構成については、後に詳述する。
このような乾燥用治具について、図面を参照しながらもう少し詳しく説明する。
乾燥用治具100は、2つの細長い板状体の長辺側を主面が直角になるように張り合わせて作製した上治具102と、同様の形状の下治具101との2つの治具からなる。上治具102には、図3に示すように、上治具102と下治具101とを組み合わせた後に固定するための固定部材103が設けられている。
固定部材103は、上治具102に設けられていてもよく、下治具101に設けられていてもよいが、2つの治具部材(上治具102及び下治具101)を分離、固定する際の利便性を考慮して上治具102に設けられていることが好ましい。
また、下治具101にも同様に載置部材101aが取り付けられている。
このような載置部材を備えることにより、必要に応じて、各治具を可動テーブル112上等に安定的に載置することができる。
また、載置部材101a、102aは、V字状の溝が形成された面と反対側の面が、平坦面である。そのため、下治具101と上治具102とが固定された乾燥用治具100同士を上下に積み重ねることができる。
さらに、下治具101の載置部材101aの底面に、上治具102の載置部材102aと嵌合する凹部が形成されていてもよく、この場合、より安定な状態で、下治具101と上治具102とを上下に積み重ねることができる。
このような乾燥用治具としては、例えば、上治具102と下治具101とを図3に示すように重ね合わせたときに、水平位置で対称的に備え付けられている固定部材103の一方を蝶番機構に代え、該蝶番機構により上治具102と下治具101とを互いに回動可能に支持したもの等が挙げられる。
このような弾性部材を取り付けることにより、セラミック成形体を乾燥させた際に蒸発した水分がこの弾性部材に吸収されることとなるため、セラミック成形体の乾燥効率が向上することとなる。
上記弾性部材としては、プラスチック製又はゴム製の多孔質弾性部材が挙げられ、具体的には、シリコンスポンジが好ましい。
上記セラミック成形体の長手方向に垂直な断面における四角形の対角が略同一の鉛直線上に並ぶように下治具を傾斜させた場合、換言すると、X軸及びY軸が水平方向となす角度の小さい方が略45°となるように下治具を傾斜させた場合、セラミック成形体を下治具に載置させる際に、仮にセラミック成形体を所定の位置以外の位置(セラミック成形体の長手方向に垂直な断面における四角形がX軸又はY軸方向にずれた位置)に載置したとしても、載置されたセラミック成形体は、上記X軸又はY軸の傾斜により、上記四角形の1つの角が原点と重なるように移動して、載置位置が所定の位置に修正される。すなわち、セラミック成形体は、重力により下治具上で最も低い位置へと移動する。そのため、さらに、上治具を積み重ねた場合にも、セラミック成形体の破損等の発生を防止することができるのである。
そして、このような下治具にセラミック成形体を載置する場合、セラミック成形体を載置する際に、所定の位置以外の位置にセラミック成形体を載置してしまうと、下治具の一方の側面が水平方向にあり、他方の側面が垂直方向にあるため、自然にセラミック成形体が所定の位置に移動することはなく、載置後、位置ずれを修正する作業を行う必要があり、載置位置がずれたままでは、上治具を重ね合わせた際に、セラミック成形体に破損等が発生する場合があった。
しかしながら、このような場合には、下治具、上治具ともに、長手方向に垂直な断面を鉛直線で分割した形状が左右対称とはならない。そのため、治具を重ね合わせる際には、逐次、治具の向きを確認する作業を必要とし、そのため、上記乾燥用治具組立装置に、治具の向きを確認することができる機能を付与する必要があるとの点で不利である。
従って、本発明の乾燥用治具は、上述したような構成を有することが望ましい。
そのため、吸引機構等を有するハンドを備えたロボットアームを使用してセラミック成形体や上治具を下治具上に載置したり、逆に、持ち上げたりするのに適することとなる。
本発明の乾燥用治具分解装置は、ロボットアームと、セラミック成形体乾燥時にセラミック成形体を保持する乾燥用治具を載置する可動テーブルとを備え、
上記可動テーブル上で、上記乾燥用治具に保持された上記セラミック成形体を取り出す乾燥用治具分解装置であって、
上記乾燥用治具は、2つ以上の分離した治具からなり、いずれかの治具に両者を一体化するための固定部材を備えた乾燥用治具、又は、開閉可能な1つの治具からなり、閉鎖状態を維持するための固定部材を備えた乾燥用治具であり、
上記可動テーブル上に載置され、上記セラミック成形体を保持した状態を維持している上記乾燥用治具の保持状態を解除するように、上記固定部材を動作せしめる治具開放機構と、
上記ロボットアームを用いて、上記乾燥用治具で保持されていたセラミック成形体を取り出す成形体取出機構とを有することを特徴とする。
図4は、本発明の乾燥用治具分解装置の概要を模式的に示す概念図である。
図4に示すように、本発明の乾燥用治具分解装置の構成部材は、上述した本発明の乾燥用治具組立装置の構成部材と略同様である。
すなわち、図4に示すように、乾燥用治具分解装置131は、1台のロボットアーム133及び4台のロボットアーム134(134A〜134D)と、セラミック成形体11を保持する乾燥用治具100を載置する可動テーブル132とを備えている。ここで、乾燥用治具100は、下治具101及び上治具102の2つの分離可能な治具から構成されている。
乾燥用治具分解装置131では、上治具102と下治具101との間にセラミック成形体11が載置され、固定部材103により上治具102と下治具101とが固定された乾燥用治具100を分解し、乾燥用治具100からセラミック成形体11を取り出す工程を自動的に行う。なお、乾燥用治具100については、乾燥用治具組立装置の説明で、既に説明した通りである。
従って、乾燥用治具分解装置131では、ロボットアーム134Bが治具開放機構として機能することとなる。
上治具102と下治具101とを分離する方法としては、既に説明した乾燥用治具組立装置で使用した方法と同様の方法を用いることができる。
その後、成形体受渡部135に受け渡されたセラミック成形体11は、セラミック成形体を搬送するための乾燥体搬出コンベア139上に載置され、後工程に搬送されることとなる。
その理由は、乾燥用治具組立装置の説明で説明した通りである。
本発明の乾燥用治具循環装置は、ロボットアームと、セラミック成形体乾燥時にセラミック成形体を保持する乾燥用治具を載置する可動テーブルとを備え、上記可動テーブル上で、上記乾燥用治具に上記セラミック成形体を保持させる乾燥用治具組立装置、
乾燥用治具で保持されたセラミック成形体を乾燥させる乾燥機、
ロボットアームと、セラミック成形体乾燥時にセラミック成形体を保持する乾燥用治具を載置する可動テーブルとを備え、上記可動テーブル上で、上記乾燥用治具に保持された上記セラミック成形体を取り出す乾燥用治具分解装置、及び、
上記乾燥用治具分解装置でセラミック成形体が取り出された乾燥用治具を、上記乾燥用治具組立装置に搬送する乾燥用治具循環コンベアを備えた乾燥用治具循環装置であって、
上記乾燥用治具は、2つ以上の分離した治具からなり、いずれかの治具に両者を一体化するための固定部材を備えた乾燥用治具、又は、開閉可能な1つの治具からなり、閉鎖状態を維持するための固定部材を備えた乾燥用治具であり、
上記乾燥用治具組立装置は、上記可動テーブル上に載置された上記乾燥用治具の所定の位置に、上記ロボットアームを用いて、セラミック成形体を搭載する成形体搭載機構と、
上記乾燥用治具が上記セラミック成形体を保持した状態を維持するように、上記乾燥用治具を一体化するか又は閉鎖状態とした後、上記固定部材を動作せしめるセラミック成形体保持機構と、
上記セラミック成形体を保持した乾燥用治具を、上記乾燥機に受け渡す治具受渡機構とを有し、
上記乾燥用治具分解装置は、上記セラミック成形体を保持した乾燥用治具を、上記乾燥機から受け取る治具受取機構と、
上記可動テーブル上に載置され、上記セラミック成形体を保持した状態を維持している上記乾燥用治具の保持状態を解除するように、上記固定部材を動作せしめる治具開放機構と、
上記ロボットアームを用いて、上記乾燥用治具で保持されていたセラミック成形体を取り出す成形体取出機構とを有することを特徴とする。
図5は、本発明の乾燥用治具循環装置の概要を模式的に示す概念図である。
乾燥用治具循環装置110は、乾燥用治具組立装置111、乾燥機151、乾燥用治具分解装置131、及び、乾燥用治具循環コンベア161を備えている。
ここで、乾燥用治具組立装置111、及び、乾燥用治具分解装置131としては、既に説明した本発明の乾燥用治具組立装置及び乾燥用治具分解装置のそれぞれを用いることができ、ここでは、その詳細な説明を省略する。
また、ここでは、セラミック成形体11の流れに沿って、上記乾燥用治具循環装置について説明する。
乾燥用治具循環装置110では、ロボットアーム114Bが治具受渡機構として機能することとなる。
また、セラミック成形体11が取り出された乾燥用治具100は、セラミック成形体11を保持せず、上治具102と下治具101とが固定された状態で、ロボットアーム134Dにより、循環コンベア161A(図4中、コンベア143)上に載置され、乾燥用治具循環コンベア161により、乾燥用治具組立装置111に戻されることとなる。
図6は、本発明の乾燥用治具循環装置を構成する乾燥機の断面図である。
図5、6に示すように、乾燥機151は、乾燥用治具組立装置111から乾燥用治具100を受け取る搬入コンベア156と、乾燥用治具を多段(乾燥機151では2段)に積み重ねる乾燥用治具段積装置154と、乾燥用治具100を搬送する炉内搬送コンベア153を有する乾燥炉152と、積み重ねられた乾燥用治具を1段ずつにばらす乾燥用治具段ばらし装置155と、乾燥用治具を乾燥用治具分解装置に受け渡す搬出コンベア157とを備えている。
さらに、乾燥炉152内の熱風吹出し口158よりも出口寄りで、セラミック成形体11の端面に冷風が吹き付けられる位置には、炉内搬送コンベア153の両側に冷風吹出し口159が配設されている。
また、乾燥用治具段ばらし装置155も乾燥用治具段積装置154と同様の構成を有し、こちらは、炉内搬送コンベア153で搬送されてきた乾燥用治具100をロボットアーム160により把持し、搬出コンベア157上に載置する。
なお、ロボットアーム160は、把持機構を有するものに限定されず、把持機構に代えて吸着機構を有していてもよく、吸引機構と把持機構との両者を有するものであってもよい。
上述したように、乾燥用治具100は炉内搬送コンベア153上では、2段に積み重ねられるため、炉内搬送コンベア153は断続的に移動することとなる。即ち、乾燥用治具100をロボットアーム160により積み重ねている間は、炉内搬送コンベアは停止しており、乾燥用治具100を積み重ねている時間以外の時間に移動しているのである。
なお、搬出コンベア157への積み替え時には、炉内搬送コンベアは停止している。従って、炉内搬送コンベア153が停止している際には、その両端において、乾燥用治具の積み重ね、及び、乾燥用治具の段ばらしのそれぞれが行われていることとなる。
なお、搬出コンベア157と図4中のコンベア144は同一である。
なお、乾燥用治具同士を積み重ねることなく乾燥処理を行う場合には、乾燥用治具段積装置及び乾燥用治具段ばらし装置を備える必要はなく、さらに、搬入コンベア、炉内搬送コンベア及び搬出コンベアが1つのコンベアにより構成されていてもよい。
また、冷風吹出し口についても、その個数は4個に限定されず、1〜3個であってもよいし、5個以上であってもよい。また、上記冷風吹出し口も必ずしも炉内搬送コンベアの両側に配設されている必要はなく、上記炉内搬送コンベアの片側にのみ配設されていてもよい。ただし、上記冷風吹出し口は、上記炉内搬送コンベアの両側に配設されていることが望ましく、この場合、冷風吹出し口同士が対向しないように、互い違いに配設されていることが望ましい。
なお、図6に示した乾燥炉152では、熱風を照射する領域と冷風を照射する領域とは特に仕切られていないが、両者は、シャッターや布製のカーテン、乾燥用治具が通過できる開口が形成された仕切り板等で仕切られていてもよい。
図5に示すように、乾燥用治具循環コンベア161は、4つのコンベア(循環コンベア161A〜循環コンベア161D)から構成されている。そして、循環コンベア161B及び循環コンベア161Cは、上下2段に配設されている。
さらに、乾燥用治具循環コンベア161は、循環コンベア間で、乾燥用治具100を受け渡すためのロボットアーム166A、166Bを備えている。ロボットアーム166A、166Bは、乾燥用治具を把持するための把持機構を有している。
具体的には、乾燥用治具100は、まず循環コンベア161Aにより循環コンベア161B、161Cに向かって搬送され、ロボットアーム166Aにより、循環コンベア161B又は循環コンベア161Cに積み替えられる。その後、循環コンベア161B、161Cのそれぞれにより循環コンベア161Dに向かって搬送され、ロボットアーム166Bで循環コンベア161Dに積み替えられ、続いて、循環コンベア161Dにより乾燥用治具組立装置111に搬送される。ここで、循環コンベア161Cの両端部には、循環コンベア161Aから乾燥用治具100を受け取るための乾燥用治具受取部167Aと、循環コンベア161Dに乾燥用治具100を受け渡すための乾燥用治具受渡部167Bが配置されており、これらはリフト機構を有し、上下動可能に構成されている。なお、乾燥用治具受取部167A及び乾燥用治具受渡部167Bは、必要に応じて配設されていればよい。
このように、乾燥用治具循環コンベア161で、乾燥用治具100を乾燥用治具分解装置131から乾燥用治具組立装置111に搬送することにより、乾燥用治具100を繰り返し使用することができる。
本発明のセラミック成形体の乾燥方法は、ロボットアームと、セラミック成形体乾燥時にセラミック成形体を保持する乾燥用治具を載置する可動テーブルとを備え、上記可動テーブル上で、上記乾燥用治具に上記セラミック成形体を保持させる乾燥用治具組立装置、
乾燥用治具で保持されたセラミック成形体を乾燥させる乾燥機、及び、
ロボットアームと、セラミック成形体乾燥時にセラミック成形体を保持する乾燥用治具を載置する可動テーブルとを備え、上記可動テーブル上で、上記乾燥用治具に保持された上記セラミック成形体を取り出す乾燥用治具分解装置を使用し、
セラミック成形体を乾燥用治具に保持させた状態で行うセラミック成形体の乾燥方法であって、
上記乾燥用治具は、2つ以上の分離した治具からなり、いずれかの治具に両者を一体化するための固定部材を備えた乾燥用治具、又は、開閉可能な1つの治具からなり、閉鎖状態を維持するための固定部材を備えた乾燥用治具であり、
上記乾燥用治具組立装置は、上記可動テーブル上に載置された上記乾燥用治具の所定の位置に、上記ロボットアームを用いて、セラミック成形体を搭載する成形体搭載機構と、
上記乾燥用治具が上記セラミック成形体を保持した状態を維持するように、上記乾燥用治具を一体化するか又は閉鎖状態とした後、上記固定部材を動作せしめるセラミック成形体保持機構と、
上記セラミック成形体を保持した乾燥用治具を、上記乾燥機に受け渡す治具受渡機構とを有し、
上記乾燥用治具分解装置は、上記セラミック成形体を保持した乾燥用治具を、上記乾燥機から受け取る治具受取機構と、
上記可動テーブル上に載置され、上記セラミック成形体を保持した状態を維持している上記乾燥用治具の保持状態を解除するように、上記固定部材を動作せしめる治具開放機構と、
上記ロボットアームを用いて、上記乾燥用治具で保持されていたセラミック成形体を取り出す成形体取出機構とを有することを特徴とする。
ここでは、被乾燥物であるセラミック成形体として、多数のセルがセル壁を隔てて長手方向に並設された柱状のハニカム成形体を用いる場合を例に、望ましい乾燥条件等を説明する。
勿論、本発明の乾燥方法における被乾燥物は、ハニカム成形体に限定されるわけではなく、種々のセラミック成形体が被乾燥物となる。
なお、本発明において、「柱状」には、円柱状や多角柱状等の任意の柱の形状を含むこととする。
但し、本発明の乾燥方法は、乾燥用治具組立装置、乾燥機及び乾燥用治具分解装置を使用して行えばよく、必ずしも上記乾燥用治具循環装置を構成する乾燥用治具循環コンベアは使用しなくてもよい。なお、作業効率の向上の点からは、乾燥用治具循環コンベアも使用することが望ましい。
乾燥用治具組立装置において、乾燥用治具でハニカム成形体を保持する方法については、本発明の乾燥用治具組立装置の説明において、既に説明したとおりであるので、ここではその説明を省略する。
ここでは、乾燥用治具を1段ずつ搬送しながら乾燥処理を施してもよいし、乾燥用治具を2段等の多段に積み重ねて乾燥処理を施してもよい。作業効率の向上との点からは乾燥用治具を多段に積み重ねて乾燥させることが望ましい。
乾燥機の構成については、本発明の乾燥用治具循環装置の説明において、既に説明したとおりであるので、ここではその説明を省略する。
乾燥炉内部の温度が上記範囲にあると、ハニカム成形体を充分に乾燥させることができ、また、過度の加熱よるバインダ等の消失を防止することができる。
熱風の風速が上記範囲にあると、ハニカム成形体を短時間で乾燥させることができ、また、乾燥用治具を多段に積み重ねた際に、熱風による乾燥用治具の位置ずれが発生することがない。
乾燥炉の内部にハニカム成形体が滞在する時間は、10〜20minが好ましく、この時間範囲で所望の乾燥状態にまで乾燥させることができる。
これらのなかでは、熱風乾燥が望ましい。ハニカム成形体の乾燥を熱風により行った場合、各セル内を熱風が通過することとなるため、ハニカム成形体全体を均一に乾燥させることができるからである。
乾燥用治具分解装置において、乾燥用治具からハニカム成形体を取り出す方法については、本発明の乾燥用治具分解装置の説明において、既に説明したとおりであるので、ここではその説明を省略する。
また、乾燥用治具循環コンベアは必ずしも使用する必要はなく、例えば、乾燥用治具分解装置において、ハニカム成形体が取り出された乾燥用治具を一旦保管しておき、これを人手等により乾燥用治具分解装置にまで搬送してもよい。
本発明のハニカム構造体の製造方法は、セラミック原料を成形することで、多数のセルがセル壁を隔てて長手方向に並設された柱状のハニカム成形体を作製し、このハニカム成形体を乾燥用治具に保持させた状態で乾燥させる成形体乾燥工程を行った後、さらに、乾燥されたハニカム成形体を焼成してハニカム焼成体からなるハニカム構造体を製造するハニカム構造体の製造方法であって、
上記乾燥用治具は、2つ以上の分離した治具からなり、いずれかの治具に両者を一体化するための固定部材を備えた乾燥用治具、又は、開閉可能な1つの治具からなり、閉鎖状態を維持するための固定部材を備えた乾燥用治具であり、
上記成形体乾燥工程は、ロボットアームと、ハニカム成形体乾燥時にハニカム成形体を保持する乾燥用治具を載置する可動テーブルとを備え、上記可動テーブル上で、上記乾燥用治具に上記ハニカム成形体を保持させる乾燥用治具組立装置、
乾燥用治具で保持されたハニカム成形体を乾燥させる乾燥機、及び
ロボットアームと、ハニカム成形体乾燥時にハニカム成形体を保持する乾燥用治具を載置する可動テーブルとを備え、上記可動テーブル上で、上記乾燥用治具に保持された上記ハニカム成形体を取り出す乾燥用治具分解装置を使用して行い、
上記乾燥用治具組立装置は、上記可動テーブル上に載置された上記乾燥用治具の所定の位置に、上記ロボットアームを用いて、ハニカム成形体を搭載する成形体搭載機構と、
上記乾燥用治具が上記ハニカム成形体を保持した状態を維持するように、上記乾燥用治具を一体化するか又は閉鎖状態とした後、上記固定部材を動作せしめるハニカム成形体保持機構と、
上記ハニカム成形体を保持した乾燥用治具を、上記乾燥機に受け渡す治具受渡機構とを有し、
上記乾燥用治具分解装置は、上記ハニカム成形体を保持した乾燥用治具を、上記乾燥機から受け取る治具受取機構と、
上記可動テーブル上に載置され、上記ハニカム成形体を保持した状態を維持している上記乾燥用治具の保持状態を解除するように、上記固定部材を動作せしめる治具開放機構と、
上記ロボットアームを用いて、上記乾燥用治具で保持されていたハニカム成形体を取り出す成形体取出機構とを有することを特徴とする。
以下、炭化ケイ素を構成材料の主成分とするハニカム構造体の製造方法を例に、本発明のハニカム構造体の製造方法を工程順に説明する。
ハニカム焼成体の気孔径等を調節するためには、焼成温度を調節する必要があるが、無機粉末の粒径を調節することにより、気孔径を調節することができる。
上記バインダの配合量は、通常、無機粉末100重量部に対して、1〜10重量部が望ましい。
また、上記潤滑剤としては特に限定されず、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル等のポリオキシアルキレン系化合物等が挙げられる。
潤滑剤の具体例としては、例えば、ポリオキシエチレンモノブチルエーテル、ポリオキシプロピレンモノブチルエーテルが挙げられる。
なお、可塑剤、潤滑剤は、場合によっては、上記混合液体に含まれていなくてもよい。
さらに、上記湿潤混合物中には、成形助剤が添加されていてもよい。
上記成形助剤としては特に限定されず、例えば、エチレングリコール、デキストリン、脂肪酸、脂肪酸石鹸、ポリアルコール等が挙げられる。
上記バルーンとしては特に限定されず、例えば、アルミナバルーン、ガラスマイクロバルーン、シラスバルーン、フライアッシュバルーン(FAバルーン)、ムライトバルーン等を挙げることができる。これらのなかでは、アルミナバルーンが望ましい。
また、上記湿潤混合物中の有機分の割合は10重量%以下であることが望ましく、水分の含有量は8〜20重量%であることが望ましい。
上記乾燥処理の具体的な方法としては、既に説明した、乾燥用治具を用いて行う本発明の乾燥方法と同様の方法を用いることができる。
この場合、図9(a)及び(b)を用いて説明したセラミック成形体保持機構は、ハニカム成形体保持機構として機能する。
また、上記乾燥処理では、乾燥後のハニカム成形体の水分含有量を0〜2重量%とすることが望ましい。
その理由は、2重量%を超えると、ハニカム成形体を乾燥用治具から取り出した後、さらに水分が蒸発した際に、ハニカム成形体に反り等が発生するおそれがあるからである。
このような乾燥処理を経ることにより、反り等の発生のないハニカム成形体の乾燥体を得ることができる。
このプレ乾燥処理は、ハニカム成形体を乾燥用治具で保持する前に、マイクロ波乾燥等により行うことが望ましい。
このように、マイクロ波等により予め乾燥されたハニカム成形体は、未乾燥の成形体に比べて高い強度を有するので、例えば、ハニカム成形体を乾燥用治具の下治具に載置する際の取り扱い性等が良好となる。また、ハニカム成形体を所定の位置ではない位置で下治具上に載置した場合の位置修正において、ハニカム成形体が崩れる等の破損が生じるおそれがなくなる。
そして、このマイクロ波乾燥装置内では、照射するマイクロ波をマイクロ波撹拌羽根で攪拌することにより、ハニカム成形体に均一にマイクロ波を照射して、分散媒液等を加熱することにより乾燥を行う。
乾燥後の水分量が、乾燥前の水分量の30重量%未満では、ハニカム成形体中の水分量が少なくなりすぎ、ハニカム成形体に反りやクラック等が発生することがあり、さらに、30重量%未満となるまで水分量を減少させようとすると、マイクロ波がセラミック粉末に吸収されるようになり、ハニカム成形体内のセラミック粉末の温度が急激に上昇して脱脂が始まってしまうことがある。一方、乾燥後の水分量が乾燥前の水分量が70重量%を超えると、乾燥が不充分で、依然として取り扱い性に劣ることがあるからである。
なお、乾燥後の水分量は、乾燥時間を調整や、マイクロ波の出力、熱風の温度等を調整することにより、調整することができる。
上記封止材ペーストとしては特に限定されないが、後工程を経て製造される封止材の気孔率が30〜75%となるものが望ましく、例えば、上記湿潤混合物と同様のものを用いることができる。
上記ハニカム成形体の脱脂及び焼成の条件は、従来から多孔質セラミックからなるフィルタを製造する際に用いられている条件を適用することができる。
上記無機バインダとしては、例えば、シリカゾル、アルミナゾル等を挙げることができる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。上記無機バインダのなかでは、シリカゾルが望ましい。
上記バルーンとしては特に限定されず、例えば、アルミナバルーン、ガラスマイクロバルーン、シラスバルーン、フライアッシュバルーン(FAバルーン)、ムライトバルーン等を挙げることができる。これらのなかでは、アルミナバルーンが望ましい。
次に、ダイヤモンドカッター等を用い、ハニカム焼成体がシール材層(接着材層)を介して複数個接着されたハニカム焼成体の集合体に切削加工を施し、円柱形状のハニカムブロックを作製する。
触媒を担持させる場合には、ハニカム構造体の表面に高い比表面積のアルミナ膜を形成し、このアルミナ膜の表面に助触媒、及び、白金等の触媒を付与することが望ましい。
上記アルミナ膜に助触媒を付与する方法としては、例えば、Ce(NO3)3等の希土類元素等を含有する金属化合物の溶液をハニカム構造体に含浸させて加熱する方法等を挙げることができる。
上記アルミナ膜に触媒を付与する方法としては、例えば、ジニトロジアンミン白金硝酸溶液([Pt(NH3)2(NO2)2]HNO3、白金濃度4.53重量%)等をハニカム構造体に含浸させて加熱する方法等を挙げることができる。
また、予め、アルミナ粒子に触媒を付与して、触媒が付与されたアルミナ粉末を含有する溶液をハニカム構造体に含浸させて加熱する方法で触媒を付与してもよい。
なお、集合型ハニカム構造体の主な構成材料は、炭化ケイ素や炭化ケイ素に金属ケイ素を配合したものが望ましく、一体型ハニカム構造体の主な構成材料は、コージェライトやチタン酸アルミニウムが望ましい。
次いで、入口側セル群の出口側の端部、及び、出口側セル群の入口側の端部に、封止材となる封止材ペーストを所定量充填し、セルを目封じする。
その後、集合型ハニカム構造体の製造と同様に、脱脂、焼成を行うことによりハニカムブロックを製造し、必要に応じて、シール材層(コート層)の形成を行うことにより、一体型ハニカム構造体を製造することができる。また、上記一体型ハニカム構造体にも、上述した方法で触媒を担持させてもよい。
またここでは、ハニカム構造体として、排ガス中のパティキュレートを捕集する目的でも用いるハニカムフィルタを中心に説明したが、上記ハニカム構造体は、排ガスを浄化する触媒担体(ハニカム触媒)としても好適に使用することができる。
平均粒径10μmのα型炭化ケイ素粉末250kgと、平均粒径0.5μmのα型炭化ケイ素粉末100kgと、有機バインダ(メチルセルロース)と20kgとを混合し、混合粉末を調製した。
次に、別途、潤滑剤(日本油脂社製 ユニルーブ)12kgと、可塑剤(グリセリン)5kgと、水65kgとを混合して液体混合物を調製し、この液体混合物と混合粉末とを湿式混合機を用いて混合し、湿潤混合物を調製した。
なお、ここで調製した湿潤混合物の水分含有量は、14重量%であった。
なお、押出成形機投入直前の湿潤混合物の水分含有量は、13.5重量%であった。
そして、押出成形により、セルの端部が封止されていない以外は、図8に示した形状と同様の形状の成形体を作製した。
その後、水分含有量を40%減少させたハニカム成形体を、図5に示した乾燥用治具循環装置110を用い、乾燥用治具100(エポキシ樹脂製)で保持して熱風乾燥した。
ここで、乾燥条件は、乾燥炉152内の温度100℃、熱風の速度50.0m/秒、乾燥炉152内滞在時間15minとした。また、乾燥後の水分含有量は1重量%であった。
次いで、再び乾燥機を用いて乾燥させた後、400℃で脱脂し、常圧のアルゴン雰囲気下2200℃、3時間で焼成を行なうことにより、気孔率が40%、平均気孔径が12.5μm、その大きさが34.3mm×34.3mm×254mm、セルの数(セル密度)が46.5個/cm2、セル壁の厚さが0.20mmの炭化ケイ素焼結体からなるハニカム焼成体を製造した。
30 ハニカム構造体
31 シール材層(接着剤層)
32 シール材層(コート層)
33 ハニカムブロック
40 ハニカム焼成体
41 セル
43 セル壁
100 乾燥用治具
101 下治具
102 上治具
103 固定部材
110 乾燥用治具循環装置
111 乾燥用治具組立装置
112 可動テーブル
113 ロボットアーム
114 ロボットアーム
131 乾燥用治具分解装置
132 可動テーブル
133 ロボットアーム
134 ロボットアーム
151 乾燥機
152 乾燥炉
153 炉内搬送コンベア
154 乾燥用治具段積装置
155 乾燥用治具段ばらし装置
161 乾燥用治具循環コンベア
Claims (11)
- ロボットアームと、セラミック成形体乾燥時にセラミック成形体を保持する乾燥用治具を載置する可動テーブルとを備え、
前記可動テーブル上で、前記乾燥用治具に前記セラミック成形体を保持させる乾燥用治具組立装置であって、
前記乾燥用治具は、2つ以上の分離した治具からなり、いずれかの治具に両者を一体化するための固定部材を備えた乾燥用治具、又は、開閉可能な1つの治具からなり、閉鎖状態を維持するための固定部材を備えた乾燥用治具であり、
前記可動テーブル上に載置された前記乾燥用治具の所定の位置に、前記ロボットアームを用いて、セラミック成形体を搭載する成形体搭載機構と、
前記乾燥用治具が前記セラミック成形体を保持した状態を維持するように、前記乾燥用治具を一体化するか又は閉鎖状態とした後、前記固定部材を動作せしめるセラミック成形体保持機構とを有することを特徴とする乾燥用治具組立装置。 - 前記ロボットアームは、前記セラミック成形体を吸着する吸引機構を備えている請求項1に記載の乾燥用治具組立装置。
- 前記乾燥用治具として、四角柱状のセラミック成形体を、その長手方向が水平となり、かつ、その長手方向に垂直な断面における四角形の対角が同一の鉛直線上に並ぶように保持する乾燥用治具を用いる請求項1又は2に記載の乾燥用治具組立装置。
- ロボットアームと、セラミック成形体乾燥時にセラミック成形体を保持する乾燥用治具を載置する可動テーブルとを備え、
前記可動テーブル上で、前記乾燥用治具に保持された前記セラミック成形体を取り出す乾燥用治具分解装置であって、
前記乾燥用治具は、2つ以上の分離した治具からなり、いずれかの治具に両者を一体化するための固定部材を備えた乾燥用治具、又は、開閉可能な1つの治具からなり、閉鎖状態を維持するための固定部材を備えた乾燥用治具であり、
前記可動テーブル上に載置され、前記セラミック成形体を保持した状態を維持している前記乾燥用治具の保持状態を解除するように、前記固定部材を動作せしめる治具開放機構と、
前記ロボットアームを用いて、前記乾燥用治具で保持されていたセラミック成形体を取り出す成形体取出機構とを有することを特徴とする乾燥用治具分解装置。 - 前記ロボットアームは、前記セラミック成形体を吸着する吸引機構を備えている請求項4に記載の乾燥用治具分解装置。
- 前記乾燥用治具として、四角柱状のセラミック成形体を、その長手方向が水平となり、かつ、その長手方向に垂直な断面における四角形の対角が同一の鉛直線上に並ぶように保持する乾燥用治具を用いる請求項4又は5に記載の乾燥用治具分解装置。
- ロボットアームと、セラミック成形体乾燥時にセラミック成形体を保持する乾燥用治具を載置する可動テーブルとを備え、前記可動テーブル上で、前記乾燥用治具に前記セラミック成形体を保持させる乾燥用治具組立装置、
乾燥用治具で保持されたセラミック成形体を乾燥させる乾燥機、
ロボットアームと、セラミック成形体乾燥時にセラミック成形体を保持する乾燥用治具を載置する可動テーブルとを備え、前記可動テーブル上で、前記乾燥用治具に保持された前記セラミック成形体を取り出す乾燥用治具分解装置、及び、
前記乾燥用治具分解装置でセラミック成形体が取り出された乾燥用治具を、前記乾燥用治具組立装置に搬送する乾燥用治具循環コンベアを備えた乾燥用治具循環装置であって、
前記乾燥用治具は、2つ以上の分離した治具からなり、いずれかの治具に両者を一体化するための固定部材を備えた乾燥用治具、又は、開閉可能な1つの治具からなり、閉鎖状態を維持するための固定部材を備えた乾燥用治具であり、
前記乾燥用治具組立装置は、前記可動テーブル上に載置された前記乾燥用治具の所定の位置に、前記ロボットアームを用いて、セラミック成形体を搭載する成形体搭載機構と、
前記乾燥用治具が前記セラミック成形体を保持した状態を維持するように、前記乾燥用治具を一体化するか又は閉鎖状態とした後、前記固定部材を動作せしめるセラミック成形体保持機構と、
前記セラミック成形体を保持した乾燥用治具を、前記乾燥機に受け渡す治具受渡機構とを有し、
前記乾燥用治具分解装置は、前記セラミック成形体を保持した乾燥用治具を、前記乾燥機から受け取る治具受取機構と、
前記可動テーブル上に載置され、前記セラミック成形体を保持した状態を維持している前記乾燥用治具の保持状態を解除するように、前記固定部材を動作せしめる治具開放機構と、
前記ロボットアームを用いて、前記乾燥用治具で保持されていたセラミック成形体を取り出す成形体取出機構とを有することを特徴とする乾燥用治具循環装置。 - ロボットアームと、セラミック成形体乾燥時にセラミック成形体を保持する乾燥用治具を載置する可動テーブルとを備え、前記可動テーブル上で、前記乾燥用治具に前記セラミック成形体を保持させる乾燥用治具組立装置、
乾燥用治具で保持されたセラミック成形体を乾燥させる乾燥機、及び、
ロボットアームと、セラミック成形体乾燥時にセラミック成形体を保持する乾燥用治具を載置する可動テーブルとを備え、前記可動テーブル上で、前記乾燥用治具に保持された前記セラミック成形体を取り出す乾燥用治具分解装置を使用し、
セラミック成形体を乾燥用治具に保持させた状態で行うセラミック成形体の乾燥方法であって、
前記乾燥用治具は、2つ以上の分離した治具からなり、いずれかの治具に両者を一体化するための固定部材を備えた乾燥用治具、又は、開閉可能な1つの治具からなり、閉鎖状態を維持するための固定部材を備えた乾燥用治具であり、
前記乾燥用治具組立装置は、前記可動テーブル上に載置された前記乾燥用治具の所定の位置に、前記ロボットアームを用いて、セラミック成形体を搭載する成形体搭載機構と、
前記乾燥用治具が前記セラミック成形体を保持した状態を維持するように、前記乾燥用治具を一体化するか又は閉鎖状態とした後、前記固定部材を動作せしめるセラミック成形体保持機構と、
前記セラミック成形体を保持した乾燥用治具を、前記乾燥機に受け渡す治具受渡機構とを有し、
前記乾燥用治具分解装置は、前記セラミック成形体を保持した乾燥用治具を、前記乾燥機から受け取る治具受取機構と、
前記可動テーブル上に載置され、前記セラミック成形体を保持した状態を維持している前記乾燥用治具の保持状態を解除するように、前記固定部材を動作せしめる治具開放機構と、
前記ロボットアームを用いて、前記乾燥用治具で保持されていたセラミック成形体を取り出す成形体取出機構とを有することを特徴とするセラミック成形体の乾燥方法。 - さらに、前記乾燥用治具分解装置でセラミック成形体が取り出された乾燥用治具を、前記乾燥用治具組立装置に搬送する乾燥用治具循環コンベアを使用する請求項8に記載のセラミック成形体の乾燥方法。
- セラミック原料を成形することで、多数のセルがセル壁を隔てて長手方向に並設された柱状のハニカム成形体を作製し、このハニカム成形体を乾燥用治具に保持させた状態で乾燥させる成形体乾燥工程を行った後、さらに、乾燥されたハニカム成形体を焼成してハニカム焼成体からなるハニカム構造体を製造するハニカム構造体の製造方法であって、
前記乾燥用治具は、2つ以上の分離した治具からなり、いずれかの治具に両者を一体化するための固定部材を備えた乾燥用治具、又は、開閉可能な1つの治具からなり、閉鎖状態を維持するための固定部材を備えた乾燥用治具であり、
前記成形体乾燥工程は、ロボットアームと、ハニカム成形体乾燥時にハニカム成形体を保持する乾燥用治具を載置する可動テーブルとを備え、前記可動テーブル上で、前記乾燥用治具に前記ハニカム成形体を保持させる乾燥用治具組立装置、
乾燥用治具で保持されたハニカム成形体を乾燥させる乾燥機、及び
ロボットアームと、ハニカム成形体乾燥時にハニカム成形体を保持する乾燥用治具を載置する可動テーブルとを備え、前記可動テーブル上で、前記乾燥用治具に保持された前記ハニカム成形体を取り出す乾燥用治具分解装置を使用して行い、
前記乾燥用治具組立装置は、前記可動テーブル上に載置された前記乾燥用治具の所定の位置に、前記ロボットアームを用いて、ハニカム成形体を搭載する成形体搭載機構と、
前記乾燥用治具が前記ハニカム成形体を保持した状態を維持するように、前記乾燥用治具を一体化するか又は閉鎖状態とした後、前記固定部材を動作せしめるハニカム成形体保持機構と、
前記ハニカム成形体を保持した乾燥用治具を、前記乾燥機に受け渡す治具受渡機構とを有し、
前記乾燥用治具分解装置は、前記ハニカム成形体を保持した乾燥用治具を、前記乾燥機から受け取る治具受取機構と、
前記可動テーブル上に載置され、前記ハニカム成形体を保持した状態を維持している前記乾燥用治具の保持状態を解除するように、前記固定部材を動作せしめる治具開放機構と、
前記ロボットアームを用いて、前記乾燥用治具で保持されていたハニカム成形体を取り出す成形体取出機構とを有することを特徴とするハニカム構造体の製造方法。 - さらに、前記乾燥用治具分解装置でハニカム成形体が取り出された乾燥用治具を、前記乾燥用治具組立装置に搬送する乾燥用治具循環コンベアを使用する請求項10に記載のハニカム構造体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007010589A JP5121237B2 (ja) | 2006-02-17 | 2007-01-19 | 乾燥用治具組立装置、乾燥用治具分解装置、乾燥用治具循環装置、セラミック成形体の乾燥方法、及び、ハニカム構造体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007531517 | 2006-02-17 | ||
JP2007531517 | 2006-02-17 | ||
JP2007010589A JP5121237B2 (ja) | 2006-02-17 | 2007-01-19 | 乾燥用治具組立装置、乾燥用治具分解装置、乾燥用治具循環装置、セラミック成形体の乾燥方法、及び、ハニカム構造体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007248041A true JP2007248041A (ja) | 2007-09-27 |
JP5121237B2 JP5121237B2 (ja) | 2013-01-16 |
Family
ID=38592543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007010589A Active JP5121237B2 (ja) | 2006-02-17 | 2007-01-19 | 乾燥用治具組立装置、乾燥用治具分解装置、乾燥用治具循環装置、セラミック成形体の乾燥方法、及び、ハニカム構造体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5121237B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109458791A (zh) * | 2018-12-21 | 2019-03-12 | 深圳市信宇人科技股份有限公司 | 电池或电池材料快速干燥方法、小容量热传导式真空干燥装置及其智能干燥系统 |
CN109747036A (zh) * | 2019-03-14 | 2019-05-14 | 张贵火 | 一种陶胚烘干压模自动化加工设备 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63162203A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-05 | 高浜工業株式会社 | 陶磁器類の自動製造装置における成形品の自動取出し装置 |
JPH08337320A (ja) * | 1995-06-14 | 1996-12-24 | Sumitomo Kinzoku Electro Device:Kk | 側面に未乾燥ペーストを有するワークの炉自動搬送装置 |
JPH11300543A (ja) * | 1998-04-17 | 1999-11-02 | Babcock Hitachi Kk | ハニカム成形体の乾燥治具への挿入方法および装置 |
JP2001130973A (ja) * | 1999-08-24 | 2001-05-15 | Ibiden Co Ltd | セラミック成形体の乾燥方法 |
JP2002046089A (ja) * | 2000-07-31 | 2002-02-12 | Ibiden Co Ltd | 棒状体吸着用治具、棒状体の搬送方法 |
-
2007
- 2007-01-19 JP JP2007010589A patent/JP5121237B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63162203A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-05 | 高浜工業株式会社 | 陶磁器類の自動製造装置における成形品の自動取出し装置 |
JPH08337320A (ja) * | 1995-06-14 | 1996-12-24 | Sumitomo Kinzoku Electro Device:Kk | 側面に未乾燥ペーストを有するワークの炉自動搬送装置 |
JPH11300543A (ja) * | 1998-04-17 | 1999-11-02 | Babcock Hitachi Kk | ハニカム成形体の乾燥治具への挿入方法および装置 |
JP2001130973A (ja) * | 1999-08-24 | 2001-05-15 | Ibiden Co Ltd | セラミック成形体の乾燥方法 |
JP2002046089A (ja) * | 2000-07-31 | 2002-02-12 | Ibiden Co Ltd | 棒状体吸着用治具、棒状体の搬送方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109458791A (zh) * | 2018-12-21 | 2019-03-12 | 深圳市信宇人科技股份有限公司 | 电池或电池材料快速干燥方法、小容量热传导式真空干燥装置及其智能干燥系统 |
CN109458791B (zh) * | 2018-12-21 | 2023-11-10 | 深圳市信宇人科技股份有限公司 | 电池或电池材料快速干燥方法、小容量热传导式真空干燥装置及其智能干燥系统 |
CN109747036A (zh) * | 2019-03-14 | 2019-05-14 | 张贵火 | 一种陶胚烘干压模自动化加工设备 |
CN109747036B (zh) * | 2019-03-14 | 2023-11-24 | 张贵火 | 一种陶胚烘干压模自动化加工设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5121237B2 (ja) | 2013-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7708933B2 (en) | Drying method of ceramic molded body | |
US7842227B2 (en) | Drying jig, drying method of honeycomb molded body, and manufacturing method of honeycomb structured body | |
US7687013B2 (en) | Method for firing ceramic molded body and method for manufacturing honeycomb structure | |
EP1854607B1 (en) | Method for manufacturing a honeycomb structured body | |
US20080111274A1 (en) | Degreasing jig assembling apparatus, degreasing jig disassembling apparatus, degreasing jig circulating apparatus, method for degreasing ceramic molded body, and method for manufacturing honeycomb structured body | |
EP1835249A1 (en) | Drying apparatus, drying method of ceramic molded body and method for manufacturing honeycomb structured body | |
US8161642B2 (en) | Holding apparatus and method for manufacturing honeycomb structure | |
US7632452B2 (en) | Method for manufacturing honeycomb structure | |
US20080136053A1 (en) | Cooling apparatus for fired body, firing furnace, cooling method of ceramic fired body, and method for manufacturing honeycomb structure | |
JP2007230859A (ja) | ハニカム構造体の製造方法 | |
WO2007132530A1 (ja) | ハニカム成形体用端面処理装置、ハニカム成形体の封止方法、及び、ハニカム構造体の製造方法 | |
JP2008145095A (ja) | 焼成用治具組立装置、焼成用治具分解装置、循環装置、セラミック成形体の焼成方法、及び、ハニカム構造体の製造方法 | |
JP4987559B2 (ja) | 把持装置、及び、ハニカム構造体の製造方法 | |
JP2008134036A (ja) | 乾燥装置、セラミック成形体の乾燥方法及びハニカム構造体の製造方法 | |
JP5121237B2 (ja) | 乾燥用治具組立装置、乾燥用治具分解装置、乾燥用治具循環装置、セラミック成形体の乾燥方法、及び、ハニカム構造体の製造方法 | |
JP2008175517A (ja) | 焼成体用冷却機、焼成炉、セラミック焼成体の冷却方法、及び、ハニカム構造体の製造方法 | |
JP2008133131A (ja) | 脱脂炉投入装置、及び、ハニカム構造体の製造方法 | |
JP2008170139A (ja) | 脱脂用治具組立装置、脱脂用治具分解装置、脱脂用治具循環装置、セラミック成形体の脱脂方法、及び、ハニカム構造体の製造方法 | |
JP2008132754A (ja) | ハニカム構造体の製造方法、ハニカム成形体受取機及びハニカム成形体取出機 | |
JP6196301B2 (ja) | セラミック・フィルタの配列を結合するプロセス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120313 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120509 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20120509 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121023 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121023 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5121237 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |