JP2007247812A - 静圧空気軸受け監視装置及び静圧空気軸受け監視装置を備えたステージ装置 - Google Patents

静圧空気軸受け監視装置及び静圧空気軸受け監視装置を備えたステージ装置 Download PDF

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拓也 細畠
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洋 森田
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靖 小梁川
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龍太 中島
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Abstract

【課題】本発明は静圧空気軸受けがガイド面に非接触状態を維持しているか否かを監視することを課題とする。
【解決手段】ステージ装置10は、静圧空気軸受け22が非接触状態を維持しているか否かを監視する監視装置80を有する。監視装置80は、電圧検出回路82と、判定回路84と、報知手段86とを有する。電圧検出回路82は、複数の信号線66を介して静圧空気軸受け22〜22に電圧を印加し、信号線76からの電圧と比較して静圧空気軸受け22〜22と固定側電極60との電位差を検出する。判定回路84は、静圧空気軸受け22〜22と固定側電極60との電位差に応じた検出信号に基づいて静圧空気軸受け22〜22と固定側電極60との接触の有無を判定する。報知手段86は、判定回路84により静圧空気軸受け22〜22の何れかと固定側電極60との接触が発生したと判定された場合に報知する。
【選択図】図3

Description

本発明はガイド面に対して空気圧により浮上して移動する静圧空気軸受けの状態を常時監視するよう構成された静圧空気軸受け監視装置及びステージ装置に関する。
半導体や液晶パネルの製造工程に用いられる露光装置または検査装置においては、平面ステージまたはXYステージなどのステージ装置に半導体ウエハや液晶パネルを保持させてX方向またはY方向に移動させる際の制御特性の改善を図るために非接触式の静圧空気軸受け(「エアベアリング」または「エアパッド」とも呼ばれている)によってガイド面に対して空気圧により浮上させるガイド機構が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、静圧空気軸受けは、ガイド面に対して微小な隙間を介して対向するように空気圧が設定されており、ステージに作用する過負荷や偏荷重やガイド面の反りや面粗さが規定以上に悪い場合には、空気圧によって支えきれずガイド面に接触するおそれがある。このような静圧空気軸受けとガイド面との接触が生じた場合、静圧空気軸受けが破損したり、あるいは接触による破片が塵埃として発生し、他の装置へ悪影響を及ぼすこともある。
ステージ装置の組立工程では、組立作業が終了すると、実際にステージを移動させて静圧空気軸受けがガイド面に接触せずに浮上した状態を維持することができるか否かを検査している。
従来の検査方法では、例えば、ステージを手動で押しながら移動させる際に摩擦による抵抗がない場合に静圧空気軸受けがガイド面に接触しないことを確認している。また、計測器を用いて確認する方法としては、静圧空気軸受けの上面をマイクロメータで計測しながら、エアの供給、またはエア供給停止の差違により高さ位置の差を求めることで静圧空気軸受けがガイド面に接触しないことを検査する方法もある。
特開平9−317766号公報
しかしながら、上記のような従来の検査方法では、実際のステージをモータの駆動力で駆動する状態での検査ではないので、例えば、静止状態のステージをリニアモータの駆動力によって移動させる際のトルク変動、あるいは加速時や減速時の速度変化に伴うピッチングあるいはローリングなどの動作によってガイド面に対する荷重が変動して静圧空気軸受けがガイド面に接触するような状態の変化を検査することができなかった。
また、経時変化による静圧空気軸受けの浮上状態の変化も検査することが難しかった。
さらに、動作範囲の広い(移動距離の長い)ステージ装置あるいは動作面積の広い平面ステージでは、動作範囲の全てで検査することが困難であった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決した静圧空気軸受け監視装置及びステージ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
本発明は、ガイド面に形成された固定電極と前記ガイド面に対して空気圧により浮上して移動する静圧空気軸受けに形成された可動電極と間に所定電圧を印加し、前記固定電極と前記可動電極との間の状態に応じた電気的変化を検出する検出手段と、前記検出手段により得られた検出信号の変化に応じて前記ガイド面に対する前記静圧空気軸受けの接触の有無を判定する判定手段とを備えており、上記課題を解決するものである。
前記検出手段は、前記ガイド面と前記静圧空気軸受けとの間の電位差に応じた検出信号を出力することが望ましい。
前記検出手段は、前記ガイド面と前記静圧空気軸受けとの間隔に応じた静電容量の検出信号を出力することが望ましい。
前記判定手段は、前記ガイド面と前記静圧空気軸受けとが接触したときの電圧の変化を記憶する記憶手段と、前記検出手段により検出された検出信号の変化と前記記憶手段に記憶された電圧の変化とを照合する照合手段と、を有し、前記検出信号と前記電圧との変化パターンが一致した場合に前記静圧空気軸受けが前記ガイド面に接触したものと判定することが望ましい。
また、本発明は、前記判定手段により前記静圧空気軸受けが前記ガイド面に接触したものと判定された場合には、前記静圧空気軸受けが前記ガイド面に接触したことを報知する報知手段を備えており、上記課題を解決するものである。
また、本発明は、ガイド面に対して空気圧により浮上して移動する静圧空気軸受けを有するステージと、該ステージを駆動する駆動手段と、該駆動手段を制御する制御手段とを備えたステージ装置において、前記制御手段は、前記静圧空気軸受けが前記ガイド面に接触したか否かを監視する監視手段を備えており、上記課題を解決するものである。
前記監視手段は、前記請求項1乃至5の何れかに記載の静圧空気軸受け監視装置であることが望ましい。
本発明によれば、ガイド面に通電して固定電極を形成し、ガイド面に対して空気圧により浮上して移動する静圧空気軸受けに通電して可動電極を形成し、固定電極と可動電極との間の電気的変化を検出する検出手段により得られた検出信号の変化に応じてガイド面に対する静圧空気軸受けの接触の有無を判定するため、実際に移動させた状態で静圧空気軸受けがガイド面に接触していないことを確認することが可能になり、且つ静圧空気軸受けがガイド面に接触した場合には直ちに検出可能であるので、例えば、移動距離の長い場合、あるいはXY平面の面積が大きい場合でも常に静圧空気軸受けがガイド面に接触したか否かを正確に判定することが可能になる。
また、ガイド面と静圧空気軸受けとの間の電位差を検出、あるいはガイド面と静圧空気軸受けとの間隔に応じた静電容量を検出することにより、静圧空気軸受けがガイド面に接触したか否かを電気的に監視することができ、検出精度を高めることが可能になる。
また、判定手段が、ガイド面と静圧空気軸受けとが接触したときの印加電圧に対する出力電圧の変化を記憶し、検出信号の変化と記憶された出力電圧の変化とを照合することで検出信号と出力電圧との変化パターンが一致した場合に静圧空気軸受けがガイド面に接触したものと判定するため、より高精度に接触の有無を判定することが可能になる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本発明による静圧空気軸受け監視装置の一実施例が適用されたステージ装置を示す斜視図である。図1に示されるように、ステージ装置10は、ベース12と、ベース12上に固定された一対のガイドレール14,16と、Yステージ18と、Yステージ18をY方向に駆動するY方向駆動部19と、Xステージ30と、Xステージ30をX方向に駆動するX方向駆動部31とを有する。Xステージ30は、Yステージ18に移動可能に搭載されており、Yステージ18と共に移動体ユニット21を構成している。
ベース12は、上面が移動体ユニット21の水平移動をガイドする静圧空気軸受けガイド面12aとして形成されている。また、ガイドレール14,16は、夫々、Yステージ18の両端をガイドするように互いに対向し合う側面にY方向ガイド面14a,16aが形成されている。
ガイドレール14と16との間には、Yステージ18が横架されている。このYステージ18は、ベース12のガイド面12aに沿ってY方向にスライドする本体18aと、本体18aの両端に設けられガイドレール14,16のY方向ガイド面14a,16aに沿ってY軸方向にガイドされるスライダ18b,18cを有する。
また、Yステージ18は、スライダ18b,18cの側面に4個の静圧空気軸受け20と、スライダ18b,18cの下面に設けられた3個の静圧空気軸受け22とを有する。静圧空気軸受け20及び22〜22は、ベース12上のX−Y平面に対して垂直なZ軸まわりの回転1自由度を持つ4個の継ぎ手(図示せず)を介してYステージ18のスライダ18b,18cの側面に保持されている。
尚、静圧空気軸受け22は、Yステージ18のX方向の中心軸に対応する箇所に設けられ、静圧空気軸受け22,22は、Yステージ18の中心軸に対してY方向にほぼ対称な位置に設けられる。すなわち、静圧空気軸受け22〜22は、それぞれの中心が二等辺三角形を形成するように配置されている。
また、Yステージ18には、Xステージ30がY方向と直交するX方向に移動可能に搭載されている。Yステージ18は、その延在方向に平行な前後側面がXステージ30をX方向にガイドするためのX方向ガイド面18d,18eとして形成されている。Xステージ30は、Yステージ18の上面及び前後面を跨ぐようにコ字状に形成されており、X方向ガイド面18d,18eに対向する4個の静圧空気軸受け32〜32と、ベース12のガイド面12aに対向する3個の静圧空気軸受け34〜34とを有する。
静圧空気軸受け20,22〜22は、圧縮空気を吹出すことによりベース12のガイド面12a及びガイドレール14,16に対して微小な空気層を形成しており、この空気層の圧力によりフローティング状態(非接触状態)でYステージ18をガイドする。
また、静圧空気軸受け32〜32,34〜34は、上記静圧空気軸受け20,22〜22と同様に、圧縮空気を吹出すことによりベース12のガイド面12a及びYステージ18のガイド面18d,18eに対して微小な空気層を形成しており、この空気層の圧力によりフローティング状態(非接触状態)でXステージ30をガイドする。
上記静圧空気軸受け20,22〜22,32〜32,34〜34は、監視装置80により夫々ガイド面との非接触状態であることを監視されている。尚、監視装置80の詳細については後述する。
Y方向駆動部19は、ガイドレール14上に設けられたY1リニアモータ36と、ガイドレール16上に設けられたY2リニアモータ38とからなる。また、X方向駆動部31は、Yステージ18の本体18a上に設けられたXリニアモータ42を有する。
さらに、ガイドレール14,16上には、Y方向に延在形成されたY1リニアスケール48、Y2リニアスケール50と、Yステージ18に設けられY1リニアスケール48、Y2リニアスケール50に対する相対位置を検出するY1リニアエンコーダ52、Y2リニアエンコーダ54とが設けられている。そのため、Yステージ18のスライダ18b,18cの移動位置は、Y1リニアエンコーダ52、Y2リニアエンコーダ54から出力されたパルス数を演算することによって検出される。また、Y1リニアエンコーダ52から出力されたパルス数と、Y2リニアエンコーダ54から出力されたパルス数との差からYステージ18の回転角θが検出される。
また、Yステージ18の本体18a上には、X方向に延在形成されたXリニアスケール(図示せず)と、Xステージ30に設けられXリニアスケールに対する相対位置を検出するXリニアエンコーダ(図示せず)とが設けられている。そのため、Xステージ30の移動位置は、Xリニアエンコーダ(X位置検出器)から出力されたパルス数を演算することによって検出される。
ステージ装置10の制御装置90では、Yステージ18の両端に設けられたスライダ18b,18cをY1,Y2リニアモータ36,38によって同時に並進駆動する場合、両方の推力が同じ大きさとなるようにY1,Y2リニアモータ36,38を制御している。
図2は実施例1の静圧空気軸受け22の取付状態を拡大して示す縦断面図である。以下、静圧空気軸受け20の構成について説明するが、他の静圧空気軸受け20,22〜22,32〜32,34〜34も静圧空気軸受け22とほぼ同様な構成になっている。
図2に示されるように、ベース12が石材などの非導電材により形成されている場合、ガイド面12aの表面には、銅または鉄などの導電材による固定側電極60を形成する。
固定側電極60の形成方法としては、例えば、めっき法などの薄膜形成法、あるいは導電塗料を塗布するインクジェットノズルなどによる印刷法などが考えられる。尚、ベース12が鉄などの導電性金属材により形成されている場合には、固定側電極60を形成する必要はない。
静圧空気軸受け22は、ガイド面12a及び固定側電極60に圧縮空気を吹出す多孔質材により形成された空気吐出パッド62と、空気吐出パッド62を収容するパッドハウジング64とを有する。パッドハウジング64は、下面側に空気吐出パッド62を収容する凹部64aを有し、導電性金属材により形成されている。また、上記空気吐出パッド62は、導電性の焼結金属により形成されており、上面側に空気供給用のエアチューブ68が接続され、下面側の空気噴射面62aがガイド面12a及び固定側電極60に対向している。そのため、静圧空気軸受け22は、信号線66により電圧を印加される可動側電極として機能する。
さらに、静圧空気軸受け22は、Yステージ18に絶縁クランプ部材70を介して支持された支持棒72の下端にボール軸受け74により揺動可能に支持されている。尚、絶縁材70を設けることにより、静圧空気軸受け22に通電された電流がYステージ18に流れることを防止する。
静圧空気軸受け22は、空気噴射面62aからの空気をガイド面12aに噴射してガイド面12aと空気吐出パッド62との間に空気層を形成することでガイド面12aから微小隙間を介して非接触状態となる。
図3は静圧空気軸受け22の状態を監視する監視装置を示すブロック図である。尚、図3においては、説明の便宜上、Yステージ18のみを示し、Xステージ30は省略してある。
図3に示されるように、ステージ装置10は、Yステージ18及びXステージ30を移動させながら各静圧空気軸受け22〜22が非接触状態を維持しているか否かを監視する監視装置80を有する。この監視装置80は、電圧検出回路(検出手段)82と、判定回路(判定手段)84と、報知手段86とを有する。
電圧検出回路82は、−端子が信号線76を介して固定側電極60に接続され、+端子が複数の信号線66を介して静圧空気軸受け22〜22に接続されている。従って、電圧検出回路82は、複数の信号線66を介して静圧空気軸受け22〜22に電圧を印加し、静圧空気軸受け22〜22と固定側電極60との電位差を検出する。
判定回路84は、静圧空気軸受け22〜22と固定側電極60との電位差に応じた検出信号に基づいて静圧空気軸受け22〜22と固定側電極60との接触の有無を判定する。報知手段86は、判定回路84により静圧空気軸受け22〜22の何れかと固定側電極60との接触が発生したと判定された場合にアラームなどの警報を発する警報器と、異常内容を報知するための液晶ディスプレイなどを有する。
電圧検出回路82は、例えば、静圧空気軸受け22に+(プラス)側の電圧を印加して可動電極側を一定の電圧に維持しており、ベース12上の固定側電極60に信号線66を介して−(マイナス)側とする。
静圧空気軸受け22は、ガイド面12aと空気吐出パッド62との間に空気層を形成することで固定側電極60と空気吐出パッド62とが微小隙間を介して非接触状態となる。この非接触状態では、固定側電極60と空気吐出パッド62とが電気的に導通していないので、電位差が所定値となる。
ところが、Yステージ18を移動させる際に水平状態よりわずかに傾きを生じた場合、あるいはガイド面12aに反りがあると、空気吐出パッド62の空気噴射面62aがガイド面12aの固定側電極60に接触することがある。その場合、導電材により形成された静圧空気軸受け22から固定側電極60に電流が流れて電位差が殆どゼロに低下する。判定回路84においては、電位差が減少したことが検出された場合、どの静圧空気軸受け22〜22の電圧が低下したのかを判別すると共に、接触判定信号を出力する。そのため、報知手段86は、アラームを発してオペレータに報知すると共に、液晶ディスプレイなどに接触した静圧空気軸受けの番号を表示して異常のあった箇所を表示する。
また、制御装置90は、判定回路84から接触判定信号が入力されたときは、各リニアモータ36,38,42の駆動を停止させてステージ18,30の移動を止める。これにより、ガイド面に接触した静圧空気軸受け22及び固定側電極60の損傷を最小に抑えることができると共に、接触に伴う発塵を防止することができる。そして、オペレータは、報知手段86のアラーム及び表示により接触した箇所を容易に認識することが可能になり、点検及び修理を速やかに行える。
このように、Yステージ18及びXステージ30を移動させながら各静圧空気軸受けが各ガイド面に非接触状態を維持しているか否かを監視することができるので、実際の動作に伴って発生する接触の有無を確認することができ、判定結果の信頼性をより高められる。
従って、本実施例では、Yステージ18及びXステージ30を実際に移動させた状態で静圧空気軸受けがガイド面に接触した場合には直ちに検出可能であるので、例えば、移動距離の長い場合、あるいはXY平面の面積が大きい場合でも常に静圧空気軸受けがガイド面に接触したか否かを正確に判定することが可能になる。
図4は実施例2の構成を示すブロック図である。尚、図4において、上記実施例1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。また、図4では、説明の便宜上、Yステージ18のみを示し、Xステージ30は省略してある。
図4に示されるように、Yステージ18は導電材により形成されており、且つYステージ18の下面に配置された各静圧空気軸受け22は上記実施例1と異なり、絶縁クランプ部材70を使用せず、直接Yステージ18に支持されている。また、Yステージ18には、信号線76が接続されており、電圧検出回路82からの印加電圧はYステージ18を介して各静圧空気軸受け22に供給される。
また、電圧検出回路82の端子aと端子bとの間には、抵抗Rが設けられている。通常、静圧空気軸受け22は、ガイド面12aと微小隙間を介して非接触状態のとき、固定側電極60と空気吐出パッド62とが電気的に導通していないので、端子bには、抵抗Rを介して所定値の電圧が入力される。
ところが、Yステージ18が水平状態よりわずかに傾きを生じた場合、あるいはガイド面12aに反りがあると、空気吐出パッド62の空気噴射面62aがガイド面12aの固定側電極60に接触することがある。その場合、導電材により形成されたYステージ18及び静圧空気軸受け22から固定側電極60に電流が流れるため、端子bの電圧は殆どゼロに低下する。判定回路84においては、端子bの電圧低下が検出された場合、静圧空気軸受け22〜22の何れかがガイド面12aに接触したものと判別すると共に、接触判定信号を出力する。そのため、報知手段86は、アラームを発してオペレータに報知すると共に、液晶ディスプレイなどに異常のあった箇所を表示する。
また、制御装置90は、判定回路84から接触判定信号が入力されたときは、各リニアモータ36,38,42の駆動を停止させてステージ18,30の移動を禁止する。これにより、ガイド面に接触した静圧空気軸受け22及び固定側電極60の損傷を最小に抑えることができる。そして、オペレータは、報知手段86のアラーム及び表示により接触した箇所を容易に認識することが可能になり、点検及び修理を速やかに行える。
図5は実施例3の構成を示すブロック図である。図5に示されるように、ステージ装置100は、格子状の突起を所定ピッチで有するプラテン110と、プラテン110上のXY平面を形成するガイド面112に対して非接触で移動する移動ステージ120とから構成されている。また、移動ステージ120は、下面にガイド面112上を空気圧を介して浮上する静圧空気軸受け130を有する。
また、移動ステージ120は、X方向駆動用コイル122とY方向駆動用コイル124とを有し、制御装置90からの制御信号が各コイルに印加されることにより移動方向を制御される。
プラテン110及び移動ステージ120は、鉄などの導電性金属材により形成されており、夫々監視装置180の信号線66,76が接続されている。尚、信号線66には、プラテン110に移動ステージ120が接触(短絡)したときの障害を防止するための抵抗Rが設けられている。
監視装置180は、プラテン110と移動ステージ120との間の電圧変化を検出する電圧検出回路150と、判定回路160、パルス発生器170とを有する。パルス発生器170は、予め設定された周波数のパルス(矩形波)を出力し、移動ステージ120にパルス状の電圧を印加する。
電圧検出回路150は、プラテン110と移動ステージ120との間の電圧変化パターンを検出するCH1と、パルス発生器140から出力されたパルスの電圧変化パターンを検出するCH2とを有し、静圧空気軸受け130とガイド面112との状態に応じた電圧変化を検出する。判定回路160は、ガイド面112と静圧空気軸受け130との状態に応じたCH1で検出された電圧変化パターンを記憶する記憶手段164と、電圧検出回路150により検出された検出信号の変化パターンと記憶手段164に記憶された電圧変化パターンとを照合する照合手段166とを有する。そして、判定回路160は、電圧検出回路150のCH1で検出された検出信号Aの変化パターンがどの電圧変化パターンと一致するかを照合し、照合結果に応じて静圧空気軸受け130とガイド面112との状態を判定する。
図6(A)は静圧空気軸受け130がガイド面112に非接触の場合の検出信号Aの変化パターンを示す波形図である。図6(B)は静圧空気軸受け130の一部がガイド面112に部分的に接触した場合の検出信号Aの変化パターンを示す波形図である。図6(C)は静圧空気軸受け130がガイド面112に接触した場合の検出信号Aの変化パターンを示す波形図である。上記図6(A)〜(C)に示す各波形は、記憶手段164に記憶されている。そして、照合手段166では、電圧検出回路150のCH1で検出された検出信号Aの変化パターンと記憶手段164に記憶された各電圧変化パターンとを照合する。
照合手段166は、上記図6(A)〜(C)の各波形図を比較し、照合することにより、静圧空気軸受け130とガイド面112との状態(接触の有無)を正確に判定することが可能になる。
例えば、電圧検出回路150のCH1で検出された検出信号Aの変化パターンが図6(A)に示す波形とほぼ一致したときは、静圧空気軸受け130とガイド面112とが非接触(正常)と判定する。また、電圧検出回路150のCH1で検出された検出信号Aの変化パターンが図6(B)に示す波形とほぼ一致したときは、静圧空気軸受け130の一部がガイド面112に部分的に接触した接触状態(異常)と判定する。また、電圧検出回路150のCH1で検出された検出信号Aの変化パターンが図6(C)に示す波形とほぼ一致したときは、静圧空気軸受け130がガイド面112に接触した接触状態(異常)と判定する。
このように、監視装置180は、電圧検出回路150によって検出された電圧変化パターンと記憶手段164に記憶された各圧変化パターンとを照合することで静圧空気軸受け130とガイド面112との状態が非接触か接触かを正確に判定することが可能になり、判定結果の信頼性をより高められる。
図7はステージ装置100のプラテン110と移動ステージ120をコンデンサとしてモデル化した図である。図7に示されるように、プラテン110と移動ステージ120は、信号線66,76を介して通電されることによりコンデンサとして扱うことが可能になる。すなわち、プラテン110と移動ステージ120との間の間隔が変化するのに伴って静電容量が変化する。
静圧空気軸受け130のエアギャップ(プラテン110と移動ステージ120との隙間)に対して抵抗Rが直列に接続されており、且つエアギャップにはパルス発生器140から出力されたパルス波による電圧が印加されている。従って、エアギャップは、可変コンデンサCgと可変抵抗Rgとが並列に接続されたものとしてモデル化できる。可変コンデンサCgの静電容量は、プラテン110と移動ステージ120との間の静電容量(平板コンデンサとして近似)、抵抗Rgはプラテン110と移動ステージ120とが接触した場合に対応する。移動ステージ120がプラテン110から浮上して非接触状態のとき、可変抵抗はRg=∞、移動ステージ120がプラテン110に接触状態のとき、可変抵抗はRg=0になる。
以下、プラテン110と移動ステージ120との状態に応じて得られた電圧波形からエアギャップの静電容量Cg及び漏れ電流Iに対する抵抗値Rgを算出する方法について説明する。
まず、図7に示す系の伝達関数G(s)を次式(1)を用いて導出する。
Figure 2007247812
最終値の定理により、Vi=V/sのステップ入力に対する最終値は、次式(2)のようになる。
Figure 2007247812
(∞)の値は、実験により求まる。
Figure 2007247812
次に、静電容量Cgをステップ応答の時定数から求める。
Figure 2007247812
(t)の時系列データは、実験値として得られるので、y(t)を計算して最小二乗法を適用することにより、tyグラフ(図示せず)の傾きの逆数として時定数Tが求められる。さらに、(1)式より静電容量が求まる。
Figure 2007247812
上記エアギャップ(プラテン110と移動ステージ120との隙間)が平板コンデンサに近似できると仮定すると、静電容量と浮上量の関係は、次式(6)のようになる。
Figure 2007247812
従って、プラテン110と移動ステージ120との隙間が変化して浮上量が減少した場合には、エアギャップの静電容量が変化する。そのため、実施例4では、図8に示されるように、監視装置180をプラテン110と移動ステージ120との間の静電容量を検出する静電容量検出回路190と、静電容量判定回路200、パルス発生器170とにより構成する。
そして、静電容量検出回路190は、プラテン110と移動ステージ120との間の静電容量変化を検出するCH1と、パルス発生器140から出力されたパルスの静電容量変化を検出するCH2とを有し、エアギャップに応じた静電容量の変化を検出する。静電容量判定回路200は、ガイド面112と静圧空気軸受け130との状態に応じた静電容量を記憶する記憶手段204と、静電容量検出回路190により検出された静電容量の変化パターンと記憶手段204に記憶された静電容量変化パターンとを照合する照合手段206とを有する。そして、静電容量判定回路200は、静電容量検出回路190のCH1で検出された静電容量検出信号Aの変化パターンがどの変化パターンと一致するかを照合し、照合結果に応じて静圧空気軸受け130とガイド面112との状態を判定する。
従って、本実施例では、静圧空気軸受け130とガイド面112との間隔に応じた静電容量を検出することにより、静圧空気軸受け130がガイド面112に接触したか否かを電気的に監視することができ、検出精度を高めることが可能になる。
また、静電容量判定回路200が、ガイド面112と静圧空気軸受け130とが接触したときの静電容量の変化を記憶し、検出された静電容量の変化パターン(または変化した値または変化率など)に基づいて予め記憶された静電容量のデータとを照合することで静圧空気軸受け130がガイド面112に接触したか否かを判定するため、より高精度に接触の有無を判定することが可能になる。
また、上記エアギャップの静電容量の変化に対応するステップ応答の立ち上がり時定数に基づいて静圧空気軸受け130とガイド面112との状態を判定することも可能である(図6(A)参照)。
また、静圧空気軸受け130とガイド面112とが接触した場合、あるいは静圧空気軸受け130とガイド面112との間に異物が挟まった場合は、漏れ電流Iが発生し、ステップ入力の最終値が変化する(図6(B)(C)参照)。
従って、監視装置180によりエアギャップの静電容量の変化パターンを照合する方法を用いても良いし、あるいはステップ応答の立ち上がり時定数、あるいは漏れ電流Iの変化、あるいはステップ入力の最終値に基づいて静圧空気軸受け130とガイド面112との状態を判定する方法を用いることが可能である。
図9は実施例5の構成を模式的に示す図である。図9に示されるように、ベース12が鉄などの導電性を有する金属により形成され、且つ静圧空気軸受け22が導電性を有しない材質(例えば、セラミックスなど)により形成されていた場合は、静圧空気軸受け22の空気吐出パッド62の下面に可動側電極としての導電性金属膜300を形成する。
この導電性金属膜300は、空気吐出パッド62の空気吐出孔を塞がないように形成される。この導電性金属膜300の形成方法としては、例えば、めっき法などの薄膜形成法、あるいは導電塗料を塗布するインクジェットノズルなどを用いた印刷法などが考えられる。
従って、静圧空気軸受け22が非導電性材により形成された場合でも導電性金属膜300を形成することにより、圧空気軸受け22がベース12のガイド面12aに接触したか否かを判定することが可能になる。
図10は実施例6の構成を模式的に示す図である。図10に示されるように、ベース12が石などの非導電性の材料により形成され、且つ静圧空気軸受け22が導電性を有しない材質(例えば、セラミックスなど)により形成されていた場合は、ベース12の上面に固定側電極としての導電性金属膜310を形成し、静圧空気軸受け22の空気吐出パッド62の下面に可動側電極としての導電性金属膜300を形成する。
このように、静圧空気軸受け22及びベース12が非導電性材により形成された場合でも導電性金属膜300,310を形成することにより、圧空気軸受け22がベース12のガイド面12aに接触したか否かを判定することが可能になる。
上記実施例では、ステージ装置の静圧空気軸受けを例に挙げて説明したが、これに限らず、ステージ装置以外の装置においても静圧空気軸受けにより移動体を浮上させて移動させる構成であれば、本発明を適用できるのは勿論である。
本発明による静圧空気軸受け監視装置の一実施例が適用されたステージ装置を示す斜視図である。 実施例1の静圧空気軸受け22の取付状態を拡大して示す縦断面図である。 静圧空気軸受け22の状態を監視する監視装置を示すブロック図である。 実施例2の構成を示すブロック図である。 実施例3の構成を示すブロック図である。 静圧空気軸受けとガイド面との状態に応じた検出信号の変化を示す波形図である。 ステージ装置100のプラテン110と移動ステージ120をコンデンサとしてモデル化した図である。 実施例4の構成を示すブロック図である。 実施例5の構成を模式的に示す図である。 実施例6の構成を模式的に示す図である。
符号の説明
10 ステージ装置
12 ベース
12a,112 ガイド面
14,16 ガイドレール
14a,16a Y方向ガイド面
18 Yステージ
18b,18c スライダ
18d,18e X方向ガイド面
20,22〜22,32〜32,34〜34,130 静圧空気軸受け
30 Xステージ
36 Y1リニアモータ
38 Y2リニアモータ
42 Xリニアモータ
60 固定側電極
62 空気吐出パッド
64 パッドハウジング
66,76 信号線
80,180 監視装置
82,150 電圧検出回路
84,160 判定回路
86 報知手段
90 制御装置
110 プラテン
120 移動ステージ
164,204 記憶手段
166,206 照合手段
170 パルス発生器
190 静電容量検出回路
200 静電容量判定回路
300,310 導電性金属膜

Claims (7)

  1. ガイド面に形成された固定電極と前記ガイド面に対して空気圧により浮上して移動する静圧空気軸受けに形成された可動電極と間に所定電圧を印加し、前記固定電極と前記可動電極との間の状態に応じた電気的変化を検出する検出手段と、
    前記検出手段により得られた検出信号の変化に応じて前記ガイド面に対する前記静圧空気軸受けの接触の有無を判定する判定手段と、
    を備えたことを特徴とする静圧空気軸受け監視装置。
  2. 前記検出手段は、前記ガイド面と前記静圧空気軸受けとの間の電位差に応じた検出信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の静圧空気軸受け監視装置。
  3. 前記検出手段は、前記ガイド面と前記静圧空気軸受けとの間隔に応じた静電容量の検出信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の静圧空気軸受け監視装置。
  4. 前記判定手段は、
    前記ガイド面と前記静圧空気軸受けとが接触したときの電圧の変化を記憶する記憶手段と、
    前記検出手段により検出された検出信号の変化と前記記憶手段に記憶された電圧の変化とを照合する照合手段と、
    を有し、前記検出信号と前記電圧との変化パターンが一致した場合に前記静圧空気軸受けが前記ガイド面に接触したものと判定することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の静圧空気軸受け監視装置。
  5. 前記判定手段により前記静圧空気軸受けが前記ガイド面に接触したものと判定された場合には、前記静圧空気軸受けが前記ガイド面に接触したことを報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の静圧空気軸受け監視装置。
  6. ガイド面に対して空気圧により浮上して移動する静圧空気軸受けを有するステージと、該ステージを駆動する駆動手段と、該駆動手段を制御する制御手段とを備えたステージ装置において、
    前記制御手段は、前記静圧空気軸受けが前記ガイド面に接触したか否かを監視する監視手段を備えたことを特徴とするステージ装置。
  7. 前記監視手段は、前記請求項1乃至5の何れかに記載の静圧空気軸受け監視装置であることを特徴とする請求項6に記載のステージ装置。
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