JP2007245367A - 樹脂成形品とその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂成形品の全ての部位で外皮層と芯材と断熱材とが順に積層して成る高強度の層構造を有するようにして強度を確保した樹脂成形品及びその製造方法を提供する。
【解決手段】芯材4に断熱材3をその少なくとも表面と全周端面とが露出しないように埋設して芯層2を形成する。外皮となる外皮層5を上記芯層2に囲うように積層一体化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂成形品とその製造方法に関するものである。
従来から、図6(a)のように断熱材3と芯材4とが積層された芯層2とその外皮となる外皮層5とが積層一体化されて成る樹脂成形品1´は浴槽10に用いられている(たとえば特許文献1参照)。このような樹脂成形品1´の周端面は成形型からの脱型後にバリの除去等の仕上げ処理によって切断端面24となることが一般的であり、内部の層構造がそのまま外部に露出することとなる。上記従来一般の浴槽10はエプロン21や浴室壁22等で囲繞されて浴室13に配置されることから、上記浴槽10を構成する樹脂成形品1における切断端面24はエプロン21等で隠匿されて浴室13の外観上問題になることはなかったが、近年では趣向の多様化からたとえば西洋式の浴槽10(浴槽10全体が外観に露出するタイプの浴槽10(図1(a)参照))を設置したいという希望も顧客サイドからあがってきており、この西洋式の浴槽10は少なくとも底面以外の箇所が外観に露出することから、切断端面24はおろか芯層2自体が外観に露出する上記従来一般の樹脂成形品1´は使用できるものではない。
このような希望に対処するには、たとえば図6(b)のようにいずれの外面も外皮層5となるように芯層2を外皮層5で囲うような樹脂成形品1´´で構成した浴槽10を採用することができる。しかしながら、この樹脂成形品1´´は従来一般の上記樹脂成形品1´と同様にその周端部が切断端面24となっている。したがって、この樹脂成形品1´´を西洋式の浴槽10として使用するには仕上げ処理で切断端面24に外皮層5を被覆することが行われるのであるが、このとき断熱材3の周端面に外皮層5を直接被着するようにすると、この部位では外皮層5と芯材4と断熱材3とが順に積層して成る高強度の層構造を得ることができず強度不足に陥ってしまうのである。殊に樹脂成形品1の周端部分は人や物がぶつかったりし易い箇所であるので、樹脂成形品1の破損を招き易いのである。
特開平8−197573号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて為したものであって、樹脂成形品の全ての部位で外皮層と芯材と断熱材とが順に積層して成る高強度の層構造を有するようにして強度を確保した樹脂成形品及びその製造方法を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明の請求項1に係る樹脂成形品は、芯材4に断熱材3をその少なくとも表面と全周端面とが露出しないように埋設して芯層2を形成すると共に、外皮となる外皮層5を上記芯層2に囲うように積層一体化したことを特徴とする。これによると、樹脂成形品1の全ての部位で外皮層5と芯材4と断熱材3とが順に積層して成る高強度の層構造を得ることができ、全ての部位で強度を確保した樹脂成形品1を得ることができる。
また請求項2に係る樹脂成形品は、請求項1において、芯材4に断熱材3をその全面が露出しないように埋設して芯層2を形成したことを特徴とする。これによると、樹脂成形品1の表面及び裏面からの層構造がそれぞれ外皮層5と芯材4と断熱材3とが順に積層して成る高強度の層構造となり、表面及び裏面に衝撃が加わる恐れのある箇所で樹脂成形品1を使用する際に有効である。
また請求項3に係る樹脂成形品は、請求項1または2において、断熱材3に表裏に貫通する貫通孔6を形成すると共にこの貫通孔6に芯材4を充填して芯層2を形成したことを特徴とする。これによると、芯材4と断熱材3との接合強度を向上できるのであり、断熱材3の表面及び裏面側に芯材4がそれぞれ存在する場合(請求項2の樹脂成形品1)には上記各芯材4同士も貫通孔6への充填部分で一体に連結できて芯材4の剛強度を向上でき、芯層2の強度を向上できるのである。
また請求項4に係る樹脂成形品の製造方法は、半割り状の一対の成形型15の型面にそれぞれ外皮形成樹脂を沿わせて外皮層5を形成し、一方の成形型15の外皮層5の周端部以外の外皮層5の内面部位に沿わせて断熱材3を配置し、一対の成形型15を型締めして対向させた各外皮層5の間に、外皮層5の内面と断熱材3の表面との間の隙間16aと、各外皮層5の周端部の内面と断熱材3の周端面との間に隙間16cとが備わる芯材形成用キャビティ16を形成し、この芯材形成用キャビティ16に芯材形成樹脂4aを充填して、芯材4に断熱材3が少なくとも表面と全周端面とを露出させずに埋設された芯層2を得ると共に、この芯層2に外皮となる外皮層5が囲うように積層一体化された樹脂成形品1を得るようにしたことを特徴とする。これによると、樹脂成形品1の全ての部位で外皮層5と芯材4と断熱材3とが順に積層して成る高強度の層構造となった樹脂成形品1を得ることができる。
また請求項5に係る樹脂成形品の製造方法は、請求項4において、一方の成形型15に形成した外皮層5の内面にスペーサ材7を介して断熱材3の裏面を対向するように配置して、芯材形成用キャビティ16に外皮層5の内面と断熱材3の裏面との間の隙間16bを備え、この芯材形成用キャビティ16に芯材形成樹脂4aを充填して、芯材4に断熱材3の全面が露出せずに埋設された芯層2を得るようにしたことを特徴とする。これによると、樹脂成形品1の表面及び裏面からの層構造がそれぞれ外皮層5と芯材4と断熱材3とが順に積層して成る高強度の層構造となった、表面及び裏面に衝撃が加わる恐れのある箇所で使用する際に有効な樹脂成形品1を得ることができる。
また請求項6に係る樹脂成形品の製造方法は、請求項5において、芯材形成用キャビティ16における外皮層5の内面と断熱材3の裏面との間の隙間16bに露出するスペーサ材7の面のうち、成形型15の注入口18から芯材形成用キャビティ16の上記隙間16bに流れる芯材形成樹脂4aの流れ方向に対向する面14を、上記流れ方向に非直交状態に傾斜させるようにして、スペーサ材7を配置したことを特徴とする。これによると、芯材形成用キャビティ16に芯材形成樹脂4aを充填した際にスペーサ材7が芯材形成樹脂4aの流れを阻害することを防止でき、つまり芯材形成用キャビティ16の隅々にまで芯材形成樹脂4aを確実に至らしめることができて、樹脂成形品1の歩留まりを向上できる。
本発明は、樹脂成形品の全ての部位で外皮層と芯材と断熱材とが順に積層して成る高強度の層構造を得ることができ、樹脂成形品の全ての部位で強度を確保できる、という利点を有する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本例の樹脂成形品1は浴槽10として使用されるものであって、入浴者が入浴する入浴用凹所10cを内部に形成するべく底壁部10bの周縁から側壁部10aが立設されて主体が形成されている。この樹脂成形品1の主体は、図1(b)のように、入浴用凹所10cに臨む側壁部10aの内面部位及び底壁部10bの上面部位を構成する内側層11になる外皮層5aと、入浴用凹所10cに臨まない浴槽10の側壁部10aの外面部位及び底壁部10bの外面部位を構成する外側層12になる外皮層5bを有し、これら内側層11や外側層12を構成する両外皮層5a,5bの間に、入浴用凹所10cに張られた浴水が冷めないように浴槽10の断熱性能を確保すると共に浴槽10の強度を確保するための芯層2を有してなる層構造に形成されている。
詳しくは、本例の樹脂成形品1で構成された浴槽10は、図1(a)のように浴槽10の周囲をエプロン21(図6(a)参照)などで覆わずに浴室13の床13aに単体で載置される西洋式の浴槽10に用いられるものであって、浴槽10の入浴者の目にふれる部位(少なくとも浴槽10の底壁部10bの外面部位(下面)を除く全ての表面部位)を、良好な外観を確保する化粧面としている。ここで、化粧面は浴室13に露出する浴槽10に良好な外観を付与できる面であり、たとえば後述のように浴槽10を成形する際に形成されるゲルコート層8で構成される。化粧面とした浴槽10の部位は浴室13に露出させても外観が良く、つまり、浴槽10の周囲をエプロン21や浴室壁22(図6(a)参照)等で囲わずに浴槽10を浴室13に設置した場合にも、浴槽10の浴室13への配設状態に良好な外観が現出可能にされている。
本例の樹脂成形品1は、上述のように浴槽10の周囲をエプロン21などで覆わずに浴室13に配設する西洋式の浴槽10として使用されるものであって、つまり周囲がエプロン21で保護されずにそのまま浴室13に露出することとなるから、浴槽10の上縁部分(樹脂成形品1の周端部分)は、入浴者が不意にその身体をぶつけたりして衝撃が加わり易いと共に、入用者が座ったり手をついて身体を支えたり等、集中的に荷重がかけられる部位となっており、すなわち樹脂成形品1の他部位に比べても特に強度が必要とされる部位である。従来技術にある樹脂成形品1で構成した浴槽10では浴槽10の上縁部分を構成する樹脂成形品1の周端面に高い強度を備えることができないものであったが、本例の樹脂成形品1では他の部位同様にこの樹脂成形品1の周端面にも高い強度を備えている。
すなわち、本例の樹脂成形品1は、芯材4に断熱材3をその全面が露出しないように埋設して芯層2を形成すると共に、外皮となる外皮層5を上記芯層2に囲うように積層一体化して成るものであって、つまり、樹脂成形品1の全ての部位で外皮層5と芯材4と断熱材3とが順に積層して成る高強度の層構造が得られたものであり、周端面にも強度が確保された樹脂成形品1となっている。詳しくは、樹脂成形品1に衝撃等の外力がかかった場合、この外力が比較的軟質の断熱材3に至る前に比較的硬質の外皮層5と芯材4とで支えることができるから、上記外皮層5と芯材4と断熱材3とが順に積層して成る層構造には高い強度が確保されているのである。
しかも、本例の樹脂成形品1の芯層2は芯材4が断熱材3をその表裏から挟むようなサンドイッチ構造の層構造となっているから、樹脂成形品1の表面側(浴槽10の内面側)及び裏面側(浴槽10の外面側)から見た樹脂成形品1の層構造がそれぞれ外皮層5と芯材4と断熱材3とが順に積層して成る高強度の層構造となっているので、上述した西洋式の浴槽10等、表面及び裏面に衝撃が加わる恐れのある箇所で樹脂成形品1を使用する際に有効なものとなっている。
更に言うと、本例の断熱材3には図3のように所定間隔毎に表裏に貫通する貫通孔6が穿設されており、この貫通孔6には断熱材3を埋設させた芯材4が充填されていて、この貫通孔6に充填した芯材4の部位は断熱材3の表側及び裏側に位置する芯材4の部位を一体に連結させているから、芯材4と断熱材3との接合強度は勿論のこと断熱材3を挟む芯材4の剛強度も向上できて芯層2に高い強度が備えられている。
上記構成の樹脂成形品1は図2のように製造される。この製造方法は、まず、樹脂成形品1の表面側を構成して浴槽10の内側層11となる外皮層5aや、樹脂成形品1の裏面側を構成して浴槽10の外側層12となる外皮層5bを別個に製造する。各外皮層5は半割り状の一対の成形型15の型面にそれぞれ外皮形成樹脂を沿わせて形成されるのであるが、詳しくは、まず、成形型15の型面にスプレーガン17にて樹脂を塗布して化粧面となるゲルコート層8を成形し、次にこのゲルコート層8にガラスマットを積層させた後に樹脂を含浸させてFRP層を得ると共に上記ゲルコート層8に貼り付け、このFRP層にガラスマットを積層させた後に樹脂を含浸させて更なるFRP層を得ると共に先のFRP層に貼り付けるといった作業を複数回繰り返し、ゲルコート層8を表面に有したFRP層9で構成された所定厚みの外皮層5を得るものである。なお、浴槽10の内側層11となる外皮層5aは浴槽10の内面形状に対応した型面を有する雄成形型15aを用いて成形されるのであり、浴槽10の外側層12となる外皮層5bは浴槽10の外面形状に対応した型面を有した雌成形型15bを用いて成形される。ここで、雌成形型15bには、外皮層5bに貫通する注入口用穴19を形成するための穴形成用突部20が設けられると共に、穴形成用突部20の突出端面に芯材樹脂充填用の注入口18が開口するように設けられている。また、上記ゲルコート層8の成形のために塗布される樹脂及びFRP層を成形するべくガラスマットに含浸させる樹脂にはそれぞれ、たとえば不飽和ポリエステル樹脂や、アクリル樹脂や、ビニルエステル樹脂を好適に用いることができる。
次に、一方の成形型15(本例では雌成形型15b)の外皮層5の内面部位に断熱材3をその裏面が外皮層5の内面に対向するように沿わせて配置する。断熱材3は図3のように板状であって、たとえば独立発泡のウレタン発泡体や、塩ビ発泡体、PE/PS発泡体(ポリエチレンとポリスチレンとの合成発泡体)、フェノール発泡体が好適に用いられる。この断熱材3には所定間隔(好ましくは100〜200mm間隔)ごとに表裏に貫通する径3〜20mmの貫通孔6が穿設されている。本例では断熱材3を外皮層5の内面部位に配置するにあたってはスペーサ材7を用いて行われる。スペーサ材7は断熱性や軽量化を考慮して断熱材3と同質の材料で形成されるたとえば矩形柱体7a(図4(a))や円柱体7b(図4(b))のような柱体であり、成形型15に配置する前の断熱材3の裏面の四隅部にタッカーやウレタンまたはエポキシ系の接着剤等を用いて取付けられる。断熱材3を成形型15に動かないように配置するために、断熱材3に取り付けたスペーサ材7は外皮層5の内面にも固着される。上記スペーサ材7の外皮層5の内面への固着は、接着剤を用いたり、硬化する前の外皮層5の内面にスペーサ材7を圧接して硬化する外皮層5と一体化させることで行われる。上記のように行われる断熱材3の成形型15への配置は、従来技術のように外皮層5の全内面部位に断熱材3を沿わせて配置するのではなく、外皮層5の周端部以外の外皮層5の内面部位に断熱材3を沿わせて配置する。つまり、断熱材3は外皮層5の周端部の内面には配置されないようになっている。なお、本例では断熱材3は浴槽10の底壁部10bと側壁部とに対応してそれぞれ配置されている。
次に、上記外皮層5や断熱材3が型面内に有する状態にある一対の成形型15を型締めする。このとき各成形型15の各外皮層5は内面同士が隙間を隔てて対向するのであってこの隙間は芯材形成用キャビティ16となる。詳しくは、この芯材形成用キャビティ16には、外皮層5の内面と断熱材3の表面との間の隙間16a、外皮層5の内面と断熱材3の裏面との間の隙間16b、各外皮層5の内面の周端面部分と断熱材3の周端面との間の隙間16cが備わるようになっている。
次に、芯材形成用キャビティ16に雌成形型15bの注入口18から溶融状態にある芯材形成樹脂4aを流し込んで充填する。芯材形成樹脂4aとしてはポリエステル、エポキシ、ウレタン、アクリル樹脂が好適に用いられる。このとき芯材形成樹脂4aは芯材形成用キャビティ16の上記各隙間16a,16b,16cを埋めるように充填されることから、断熱材3はその全面が芯材4で覆われるようになる。なお、樹脂成形品1に良好な強度を確保するために、芯材4と外皮層5との合計厚みは3〜10mmにされることが望ましい。
ここで、芯材形成用キャビティ16への芯材形成樹脂4aの充填の際には、芯材形成用キャビティ16への隅々にまで芯材形成樹脂4aを至らせるために、芯材形成樹脂4aを加圧して芯材形成用キャビティ16に充填させたり、成形型15を振動させながら行うことも好ましい。
また、断熱材3には上述のように多数の貫通孔6が穿設されているが、この貫通孔6によっても芯材形成用キャビティ16への芯材形成樹脂4aの充填効率の向上が図られている。つまり、芯材形成樹脂4aは多数の貫通孔6に通って芯材形成用キャビティ16の隅々にまで素早く充填されるようになっている。
また、芯材形成用キャビティ16の外皮層5の内面と断熱材3の裏面との間の隙間16bにはスペーサ材7が位置するのであるが、このスペーサ材7は外皮層5の内面と断熱材3の裏面との間の隙間16bを流れる芯材形成樹脂4aの流れを阻害しないように配置されている。つまり、芯材形成用キャビティ16における外皮層5の内面と断熱材3の裏面との間の隙間16bに露出するスペーサ材7の面のうち、成形型15の注入口18から芯材形成用キャビティ16の上記隙間16bに流れる芯材形成樹脂4aの流れ方向に対向する面14を、上記流れ方向に非直交状態に傾斜させるようにして、スペーサ材7が配置されているのであり、これにより図4のように上記隙間16bに流れる芯材形成樹脂4a(矢印B)は上記スペーサ材7の面14に沿うように分岐してスムーズに流れるのであり(矢印C)、芯材形成用キャビティ16への芯材形成樹脂4aの充填効率が向上されている。
芯材形成用キャビティ16に充填された芯材形成樹脂4aが硬化すると、断熱材3を芯材4に埋設させてなる芯層2が得られると同時に、この芯層2に外皮となる外皮層5が囲うように積層一体化された樹脂成形品1が得られるのであり、芯材形成樹脂4aの硬化後には成形型15から脱型し、注入口18や一対の成形型15のパーティングラインに残る芯材形成樹脂4aのバリを除去する等の仕上げ処理をし、西洋式の浴槽10として使用可能な本例の樹脂成形品1を得るのである。
なお、上記例では西洋式の浴槽10となる樹脂成形品1を例に挙げたが、たとえば図5の例ように床材23となる樹脂成形品1であってもよい。この樹脂成形品1は、スペーサ材7を用いずに樹脂成形品1の裏面側を構成する外皮層5bの内面に断熱材3の裏面を載置するようにして配置しているが、芯材形成用キャビティ16には、外皮層5の内面と断熱材3の裏面との間の隙間16bは無いが、外皮層5の内面と断熱材3の表面との間の隙間16a、外皮層5の周端部と断熱材3の周端面との間の隙間16cが備わっているために、断熱材3の表面と全周端面とが露出せずに芯材4に埋設された芯層2を有すると共に外皮となる外皮層5がこの芯層2を囲うように積層一体化してなる樹脂成形品1を製造することができたものであり、つまり、先例と同様に、樹脂成形品1の全ての部位で外皮層5と芯材4と断熱材3とが順に積層して成る高強度の層構造を得ることができたものであり、強度が確保された樹脂成形品1となっている。
本発明の実施の形態の例であって、(a)は西洋式の浴槽としての樹脂成形品を浴室に設置した状態の斜視図であり、(b)は(a)のA−A断面線における樹脂成形品の断面図である 同上の樹脂成形品の製造方法を説明する説明図である。 同上の成形型に配置する前の状態の断熱材の斜視図である。 (a)(b)は同上のスペーサ材の例の斜視図である。 本発明の実施の形態の他例の樹脂成形品の製造方法を説明する説明図である。 従来技術の例であり、(a)は一般の樹脂成形品である浴槽の設置状態を示す側断面図であり、(b)は西洋式の浴槽を構成する樹脂成形品の側断面図である。
符号の説明
1 樹脂成形品
2 芯層
3 断熱材
4 芯材
5 外皮層
6 貫通孔
7 スペーサ材
10 浴槽

Claims (6)

  1. 芯材に断熱材をその少なくとも表面と全周端面とが露出しないように埋設して芯層を形成すると共に、外皮となる外皮層を上記芯層に囲うように積層一体化したことを特徴とする樹脂成形品。
  2. 芯材に断熱材をその全面が露出しないように埋設して芯層を形成したことを特徴とする請求項1に記載の樹脂成形品。
  3. 断熱材に表裏に貫通する貫通孔を形成すると共にこの貫通孔に芯材を充填して芯層を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の樹脂成形品。
  4. 半割り状の一対の成形型の型面にそれぞれ外皮形成樹脂を沿わせて外皮層を形成し、一方の成形型の外皮層の周端部以外の外皮層の内面部位に沿わせて断熱材を配置し、一対の成形型を型締めして対向させた各外皮層の間に、外皮層の内面と断熱材の表面との間の隙間と、各外皮層の周端部の内面と断熱材の周端面との間に隙間とが備わる芯材用キャビティを形成し、この芯材用キャビティに芯材形成樹脂を充填して、芯材に断熱材が少なくとも表面と全周端面とを露出させずに埋設された芯層を得ると共に、この芯層に外皮となる外皮層が囲うように積層一体化された樹脂成形品を得るようにしたことを特徴とする樹脂成形品の製造方法。
  5. 一方の成形型に形成した外皮層の内面にスペーサ材を介して断熱材の裏面を対向するように配置して、芯材用キャビティに外皮層の内面と断熱材の裏面との間の隙間を備え、この芯材用キャビティに芯材形成樹脂を充填して、芯材に断熱材の全面が露出せずに埋設された芯層を得るようにしたことを特徴とする請求項4に記載の樹脂成形品の製造方法。
  6. 芯材用キャビティにおける外皮層の内面と断熱材の裏面との間の隙間に露出するスペーサ材の面のうち、成形型の注入口から芯材用キャビティの上記隙間に流れる芯材形成樹脂の流れ方向に対向する面を、上記流れ方向に非直交状態に傾斜させるようにして、スペーサ材を配置したことを特徴とする請求項5に記載の樹脂成形品の製造方法。
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