JP2007243504A - 移動通信端末における信号処理システム及びその方法並びにそれを用いた移動通信端末 - Google Patents

移動通信端末における信号処理システム及びその方法並びにそれを用いた移動通信端末 Download PDF

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Abstract

【課題】 SIRやデータレートに応じて、オーバーサンプリング周波数やディジタルフィルタ動作周波数を変更したり、デルタシグマADCに供給する電圧を変更したりすることにより、消費電力をより低減できる移動通信端末を得る。
【解決手段】 HSDPAなどの高速通信レート対応の移動通信端末のデルタシグマADCのオーバーサンプリング周波数や、ディジタルフィルタ動作周波数を、外部制御により変更可能とし、受信品質が劣化した場合、オーバーサンプリング周波数やディジタルフィルタ動作周波数を上げることにより、量子化ノイズをより低減させて、結果として受信特性を向上させる。逆に、受信品質が良好で、高速通信レートでない場合には、デルタシグマADCのオーバーサンプリング周波数やディジタルフィルタ動作周波数を、許容される受信品質まで下げ、また、ある程度の量子化ノイズを許容することにより、消費電力を削減させる。
【選択図】 図8

Description

本発明は移動通信端末における信号処理システム及びその方法並びにそれを用いた移動通信端末に関し、特に受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における消費電力削減のための信号処理方式に関するものである。
従来、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access )といった高速通信レートの通信方式に未対応の移動通信端末においては、RF(Radio Freqency)IC内蔵のアナログベースバンドフィルタで帯域外ノイズを低減し、その出力を通常のAD変換(並列型や逐次変換型)する方法を採している。この場合、現状では、アナログベースバンドフィルタのカットオフ周波数の精度が悪い上、そもそも理想的なナイキストフィルタの実現は困難であるために、EVM(エラーベクターマグニチュード)は12%前後程度となる。
一方、HSDPA通信方式において、例えば、データレート14.4MHzという高速レートで伝送する場合、復調方式として16QAM方式が採用され、約5%といった良好なEVMが要求されている。かかる要求を達成するためには、極力、アナログにて希望波信号を劣化させない状態で、デルタシグマADCでAD変換後に、ディジタルフィルタで帯域外ノイズを低減する方法が考えられている。
特開2000−049763号公報 特開2000−232362号公報
しかしながら、良好なEVMを得るためには、デルタシグマADCのオーバーサンプリング周波数を極力大きくする必要があり、その結果、高速通信レートでないときも消費電力が大きくなる問題がある。また、アナログにて希望波信号を劣化させないために、通常のアナログベースバンドフィルタを用いない場合には、今まで低減されていた大きな妨害波がそのままデルタシグマADCに入力されることになる。そのために、デルタシグマADCにおいて信号が飽和しないように、常にダイナミックレンジを大きく、かつ入出力線形特性を良くする必要があり、そのために消費電力が大きくなる問題もある。
なお、特許文献1では、オーバーサンプリング周波数を低減させて消費電力を削減する方法が提案されているが、プリアンブル信号と通常のデータ信号とで回路動作を切り換えることにより、消費電力の削減を図っており、本発明が目的とするSIRやデータレートに応じて、オーバーサンプリング周波数やディジタルフィルタ動作周波数を変更するものではない。
また、特許文献2では、伝送路歪みやデータレートに応じて、ビタビ復号器の動作周波数を低くすることにより、演算量が膨大なビタビ復号演算での消費電力を削減する方法が提案されているが、やはり、本発明が目的とするオーバーサンプリング周波数やディジタルフィルタ動作周波数を変更するものではない。
本発明の目的は、SIRやデータレートに応じて、オーバーサンプリング周波数やディジタルフィルタ動作周波数を変更したり、デルタシグマADCに供給する電圧を変更したりすることにより、消費電力をより低減できる移動通信端末における消費電力制御システム及びその方法を提供することである。
本発明による第一の信号処理システムは、受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理システムであって、受信品質に応じて前記アナログ/ディジタル変換手段のサンプリング周波数及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御手段を含むことを特徴とする。
本発明による第二の信号処理システムは、受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理システムであって、前記受信信号のデータレートに対応する受信品質に応じて前記アナログ/ディジタル変換手段のサンプリング周波数及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御手段を含むことを特徴とする。
本発明による第三の信号処理システムは、受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理システムであって、前記受信信号のデータレートに対応する受信品質に応じて前記アナログ/ディジタル変換手段の入出力線形特性とサンプリング周波数の変更制御及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御手段を含むことを特徴とする。
本発明による第四の信号処理システムは、受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理システムであって、前記受信信号のデータレートに対応する受信品質及び入力レベルに応じて前記アナログ/ディジタル変換手段の入出力線形特性とサンプリング周波数の変更制御及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御手段を含むことを特徴とする。
本発明による第一の信号処理方法は、受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理方法であって、受信品質に応じて前記アナログ/ディジタル変換手段のサンプリング周波数及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御ステップを含むことを特徴とする。
本発明による第二の信号処理方法は、受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理方法であって、前記受信信号のデータレートに対応する受信品質に応じて前記アナログ/ディジタル変換手段のサンプリング周波数及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御ステップを含むことを特徴とする。
本発明による第三の信号処理方法は、受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理方法であって、前記受信信号のデータレートに対応する受信品質に応じて前記アナログ/ディジタル変換手段の入出力線形特性とサンプリング周波数の変更制御及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御ステップを含むことを特徴とする。
本発明による第四の信号処理方法は、受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理方法であって、前記受信信号のデータレートに対応する受信品質及び入力レベルに応じて前記アナログ/ディジタル変換手段の入出力線形特性とサンプリング周波数の変更制御及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御ステップを含むことを特徴とする。
本発明による第一のプログラムは、受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理方法をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、受信品質に応じて前記アナログ/ディジタル変換手段のサンプリング周波数及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御処理を含むことを特徴とする。
本発明による第二のプログラムは、受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理方法をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、前記受信信号のデータレートに対応する受信品質に応じて前記アナログ/ディジタル変換手段のサンプリング周波数及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御処理を含むことを特徴とする。
本発明による第三のプログラムは、受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理方法をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、前記受信信号のデータレートに対応する受信品質に応じて前記アナログ/ディジタル変換手段の入出力線形特性とサンプリング周波数の変更制御及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御処理を含むことを特徴とする。
本発明による第四のプログラムは、受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理方法をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、前記受信信号のデータレートに対応する受信品質及び入力レベルに応じて前記アナログ/ディジタル変換手段の入出力線形特性とサンプリング周波数の変更制御及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御処理を含むことを特徴とする。
本発明の作用を述べる。HSDPAなどの高速通信レート対応の移動通信端末のデルタシグマADCのオーバーサンプリング周波数や、ディジタルフィルタ動作周波数を、外部制御により変更可能とし、希望信号と干渉波(妨害波)信号の比(SIR)などの受信品質が劣化した場合、オーバーサンプリング周波数やディジタルフィルタ動作周波数を上げることにより、量子化ノイズをより低減させて、結果として受信特性を向上させる。逆に、SIRが良好で、高速通信レートでない場合には、デルタシグマADCのオーバーサンプリング周波数やディジタルフィルタ動作周波数を、許容されるSIR程度まで下げ、また、ある程度の量子化ノイズを許容することにより、消費電力を削減させる。
例えば、高速通信レート時には、より良好な受信特性を要求されるため、デルタシグマADCのオーバーサンプリング周波数を高くして、量子化ノイズを極力低減させる対処を行い、結果として高速通信レートでない時にも、消費電力が大きくなっているが、本発明では、デルタシグマADCのオーバーサンプリング周波数やディジタルフィルタ動作周波数を、外部制御により変更する仕組みを持たせて、ディジタル信号処理装置がSIRの状態やデータレートに応じて、オーバーサンプリング周波数やディジタルフィルタ動作周波数を変更する。よって、受信特性を維持しつつ、消費電力を極力低減することができることになる。
本発明による第一の効果は、SIRが良好な場合、デルタシグマADC装置のオーバーサンプリング周波数やディジタルフィルタの動作周波数がを下げるようにしたので、消費電流を削減できることである。
また、本発明による第二の効果は、通信レートが高速でない場合、デルタシグマ装置のオーバーサンプリング周波数やディジタルフィルタの動作周波数を下げるようにしたので、消費電流を削減できることである。
更に本発明による第三の効果は、SIRが良好な場合、デルタシグマADC装置に内蔵された入出力線形特性制御回路をオフするようにしたので、消費電流を削減できることである。
更にはまた、本発明による第四の効果は、入力レベルが上下限範囲内ならば、デルタシグマADC装置に内蔵された入出力線形特性制御回路をオフするようにしたので、消費電流を削減できることである。
以下に、図面を参照しつつ本発明の実施例につき説明する。図1を参照すると、本発明の実施例が適用される移動通信端末の概略機能ブロック図であり、CPU装置10と、その基本的制御下にあるディジタル信号処理装置11と、アナログ信号処理装置12と、RF装置13と、メモリ装置14と、電源装置15と、バッテリー16と、アンテナ17とから構成されている。
本発明に必要な受信システムのみ限定して説明すると、CPU装置10は、ディジタル信号処理装置11、アナログ信号処理装置12、RF装置13、メモリ装置14、電源装置15の制御を行い、またディジタル信号処理装置11との間でデータの授受をなすものである。
RF装置13は無線信号の復調を行うものであり、アナログ信号処理装置12は、RF装置13からの信号をデルタシグマAD変換してディジタル信号処理装置11へ送出するものである。ディジタル信号処理装置11は、ディジタル信号処理を行い復号してCPU装置10へ送り、またSIRを測定し、その値に応じて、RF装置1300に制御信号を送り、更には、データレートに応じてRF装置13に制御信号を送るものである。また、受信信号のタイミング管理をも行っている。
メモリ装置14は、制御情報などが書き込まれており、CPU装置10が制御に応じて読み書きするものである。電源装置15は、CPU装置10からの制御に従い、CPU装置10、ディジタル信号処理装置11、アナログ信号処理装置12、RF装置13、メモリ装置14の電源供給を行うものである。バッテリー16は電源装置経由で装置全体に電圧を供給するものである。アンテナ17は基地局からの信号を受信するものとである。
図2は図1のRF装置13の受信システムのみに限定して示した図である。RF装置13は、通常、使用するアンテナを切り替えるアンテナスイッチ131、送信信号と受信信号を分離するフィルタであるデュプレクサ132、ノイズを極力抑えて信号増幅可能なアンプLNA(低雑音増幅器)133、受信信号以外を減衰させるBPF(バンドパスフィルタ)134、信号の復調回路やPLLシンセサイザからなるRFIC135から構成されている。
図3は図1のアナログ信号処理装置12の受信システムのみに限定して示した図である。アナログ信号処理装置12は、オーバーサンプリング周波数やディジタルフィルタ動作周波数、デシメーションフィルタ周波数を供給し、かつ周波数可変自在なPLLシンセサイザ回路121、高いレートでサンプリングすることで帯域内の量子化ノイズを低減可能なデルタシグマADC回路122、帯域外量子化ノイズを除去するディジタルフィルタ回路123、出力レートを間引くデシメーションフィルタ回路124、制御回路125から構成されている。
図4は図3のデルタシグマADC回路122の構成を示す図である。デルタシグマADC回路122は、差動のオペアンプからなるバッファ1221、オペアンプ、抵抗、コンデンサからなる積分器1222、1ビット出力するコンパレータ1223、DAC1224、バッファや積分器に供給する電源電圧を変更できる降圧回路1225から構成されている。
図5には、降圧回路1225の一例を示すが、これに限定されない。図5において、SW1〜SW3はスイッチ、Dはダイオード、Lはコイル、Cはコンデンサを、それぞれ示している。なお、この降圧回路に代えて、昇圧回路、昇降圧回路を使用してもよい。
先ず、SIRの求め方を説明する。ここでは、例として3GPP(第三世代携帯電話通信方式を策定するためのパートナーシッププロジェクト)で承認された通信方式であるWCDMAの場合で示す。WCDMA方式の場合、復調後I信号とQ信号とに分かれ、I信号とQ信号は直交しているために、複素平面上で表すとシンボル点ができるが、理想的には、1点にシンボル点が集まるが、実際には干渉波の影響でその点は広がりを持つ。この様子を図6に示す。
理想的なシンボル点までの強さを希望波平均信号電力(RSCP)と称し、これは逆拡散後の信号の電力である。広がりの強さ(シンボル点の分散)を干渉波(妨害波とも言う)信号平均電力(ISCP)と称し、逆拡散前と逆拡散後のシンボル点の差とも言える。そして、SIRとは、希望波平均信号電力と干渉波信号平均電力との比で導出される。すなわち、SIR=RSCP÷ISCPとなり、干渉波が大きい程値は小さくなる。
また、逆拡散前帯域内全電力(RSSI)とRSCPより、ビット辺りの希望信号エネルギーとノイズの比であるEc÷No(=RSCP÷RSSI)をSIRの代わりに使うこともできる。一般的には、SIRやEc/Noなど、受信品質を示す値であれば良いものである。この受信品質を求める処理は、全てディジタル信号処理装置11で行われる。
次に、オーバーサンプリング周波数と量子化ノイズとの関係を図7に示す。図7に示すように、オーバーサンプリング周波数が大きい程、量子化ノイズの総和は変わらないが、量子化ノイズの広がりが大きくなるため、帯域内の量子化ノイズは小さくなる。例えば、K倍オーバーサンプリング周波数が高くなると、10Log (K)分だけ量子化ノイズが改善する。つまり、オーバーサンプリング周波数が高くなればなるほど、帯域内の量子化ノイズが改善するが、その分消費電力が大きくなる。
以上のSIRの求め方と、オーバーサンプリング周波数と量子化ノイズの関係とに基づき、図8の制御フローチャートを参照して本発明の第一の実施例の動作を説明する。先ず、携帯電話機の電源を立ち上げ後、CPU装置10は、メモリ装置14から、SIR閾値を読み込み、ディジタル信号処理装置11にこのSIR閾値を設定する(ステップA1)。
次に、ディジタル信号処理装置11は、初期設定として、アナログ信号処理装置12内のPLLシンセサイザ回路121のオーバーサンプリング周波数を最大に設定する。同時に、ディジタルフィルタ動作周波数も同じに設定する(ステップA2)。次に、受信動作を開始する(ステップA3)。
そして、ディジタル信号処理装置11は、受信信号のSIRを測定する(ステップA4)。次に、ディジタル信号処理装置11は、測定したSIRとSIR閾値とを比較する(ステップA5)。測定SIRがSIR閾値以上で、かつオーバーサンプリング周波数が最小でないならば(ステップA6でNO)、ディジタル信号処理装置11は、オーバーサンプリング周波数を下げる(ステップA7)。同時に、ディジタルフィルタ動作周波数も下げる。
一方、SIR閾値未満で(ステップA5でNO)、かつオーバーサンプリング周波数が最大でないならば(ステップA8でNO)、ディジタル信号処理装置11は、オーバーサンプリング周波数を上げる(ステップA9)。同時に、ディジタルフィルタ動作周波数も上げる。そして、受信を継続するならば(ステップA10でYES)、再度ディジタル信号処理装置11は、受信信号のSIRを測定し、継続しないならば、制御を終了する(ステップA11)。
次に、本発明の第二の実施例について、図9の制御フローチャートを参照して説明する。本実施例では、データレート毎に対応したSIR閾値を設け、その閾値と現状のSIR値とを比較して、オーバーサンプリング周波数の変更を可能とする点で上記の実施例と異なる。
先ず、携帯電話機の電源を立ち上げ後、CPU装置10は、メモリ装置14から、データレートに対応したSIR閾値を読み込む。WCDMAでは、データレートとして、1.2Mbps、1.8Mbps、3.6Mbps、7.2Mbps、10.2Mbps、14.4Mbpsが、それぞれに規定されており、その場合、これら6つデータレートに対応したSIR閾値を読み込む。(ステップB1)。次に、ディジタル信号処理装置11は、初期設定として、アナログ信号処理装置12内のPLLシンセサイザ回路121のオーバーサンプリング周波数を最大に設定する。同時に、ディジタルフィルタ動作周波数も同じに設定する(ステップB2)。そして、受信動作を開始する(ステップB3)。
次に、ディジタル信号処理装置11は、受信信号のSIRを測定する(ステップB4)。次に、ディジタル信号処理装置11は、測定したSIRと現状のデータレートに対応するSIR閾値とを比較する(ステップB5)。ここで、ディジタル信号処理装置11は、上位レイヤーから報告される復調方式(QPSKや16QAM)や、通信を行うブロックの大きさや、TTI(Transmission Time Interval)で現状のデータレートを認識する。例えば、復調方式16QAM、ブロックサイズ28776、TTI=1msならば、データレートは14.4Mbpsとなる。
次に、測定SIRがSIR閾値以上で、かつオーバーサンプリング周波数が最小でないならば(ステップB6でNO)、ディジタル信号処理装置11はオーバーサンプリング周波数を下げる(ステップB7)。同時に、ディジタルフィルタ回路123の動作周波数も同じく下げる。
一方、SIR閾値未満で(ステップB5でNO)、かつオーバーサンプリング周波数が最大でないならば(ステップB8でNO)、ディジタル信号処理装置11はオーバーサンプリング周波数を上げる(ステップB9)。同時に、ディジタルフィルタ回路123の動作周波数も同じく上げる。そして、受信を継続するならば(ステップB10でYES)、再度ディジタル信号処理装置11は受信信号のSIRを測定し、継続しないならば、制御を終了する(ステップB11)。
次に、本発明の第三の実施例について、図10の制御フローチャートを参照して説明する。図11に示すように、従来、RFIC135内にアナログベースバンドフィルタがあり、妨害波をある程度減衰させているために、ADCに大きな妨害波が入力されることはない(図11(A))。一方、高速通信レートを達成するために、極力アナログにて希望波信号を劣化させないために、アナログフィルタの減衰特性は緩やかになり、妨害波を十分低減できない(図11(B))。そのために、デルタシグマADC回路122にあるバッファや積分回路に希望波と一緒に大きな妨害波が入力されてしまう可能性があるので、常にバッファや積分回路は良好な入出力線形特性や広いダイナミックレンジを有している必要がある。
この第三の実施例では、SIRが良好な場合、アナログ信号処理装置12内のデルタシグマADC回路122にあるバッファや積分回路に供給する電圧を下げ、入出力線形特性を多少劣化させ消費電力削減を図り、SIRが劣化した場合、供給する電圧を元に戻し、バッファや積分回路の入出力線形特性を改善させ、妨害波信号を含むRF信号が歪み、受信特性を劣化させることを回避する点で、先の各実施例と異なる。
先ず、携帯電話機の電源を立ち上げ後、CPU装置10は、メモリ装置14から、データレートに対応したSIR閾値を読み込む。WCDMAでは、データレートとして、1.2Mbps、1.8Mbps、3.6Mbps、7.2Mbps、10.2Mbps、14.4Mbpsが規定されており、その場合、6つのデータレートに対応したSIR閾値を読み込む(ステップC1)。
次に、ディジタル信号処理装置11は、初期設定として、アナログ信号処理装置12内のPLLシンセサイザ回路121のオーバーサンプリング周波数を最大に設定する。同時に、ディジタルフィルタ動作周波数も同じに設定する。また、降圧回路1225をオフに設定する(ステップC2)。そして、受信動作を開始する(ステップC3)。
次に、ディジタル信号処理装置11は受信信号のSIRを測定する(ステップC4)。そして、ディジタル信号処理装置11は測定したSIRと現状のデータレートに対応するSIR閾値とを比較する(ステップC5)。測定SIRがSIR閾値以上ならば、ディジタル信号処理装置11は、アナログ信号処理装置12内の降圧回路1225をオン、つまりバッファや積分回路に供給する電圧を下げ、入出力線形特性を劣化させる(ステップC6)。
一方、SIR閾値未満で、アナログ信号処理装置12内の降圧回路1225をオフ、つまりバッファや積分回路に供給する電圧を通常に戻し、入出力線形特性を改善させる(ステップC7)。次に、ディジタル信号処理装置11は受信信号のSIRを再測定する(ステップC8)。
次に、ディジタル信号処理装置11は測定したSIRと現状のデータレートに対応するSIR閾値とを比較する(ステップC9)。測定SIRがSIR閾値以上で、かつオーバーサンプリング周波数が最小でないならば(ステップC10でNO)、ディジタル信号処理装置11はオーバーサンプリング周波数を下げる(ステップC11)。同時に、ディジタルフィルタ回路123の動作周波数も下げる。
一方、SIR閾値未満で(ステップC9でNO)、かつオーバーサンプリング周波数が最大でないならば(ステップC12でNO)、ディジタル信号処理装置11はオーバーサンプリング周波数を上げる(ステップC13)。同時に、ディジタルフィルタ回路123の動作周波数も上げる。して、受信を継続するならば(ステップC14でYES)、再度ディジタル信号処理装置11は、受信信号のSIRを測定し、継続しないならば、制御を終了する(ステップC15)。
次に、本発明の第四の実施例について、図12の制御フローチャートを参照して説明する。本実施例は、図13に示すように、SIRの代替として、供給電圧とバッファや積分回路の線形領域の関係が既知ならば、AD変換値の上限と下限の閾値を設け、それ上下限の範囲内ならば、バッファや積分回路に供給する電圧を下げ、入出力線形特性を多少劣化させ、消費電力削減を図る。また、上下限の範囲外ならば、供給する電圧を元に戻し、バッファや積分回路の入出力線形特性を改善させ、妨害波信号を含むRF信号が歪み、受信特性を劣化させることを回避する点で、先の各実施例とは異なる。
先ず、携帯電話機の電源を立ち上げ後、CPU装置10は、メモリ装置14からデータレートに対応したSIR閾値を読み込む。WCDMAでは、データレートとして、1.2Mbps、1.8Mbps、3.6Mbps、7.2Mbps、10.2Mbps、14.4Mbpsが規定されており、その場合、6つのデータレートに対応したSIR閾値と、AD変換の上下限閾値を読み込む(ステップD1)。
次に、ディジタル信号処理装置11は、初期設定として、アナログ信号処理装置12内のPLLシンセサイザ回路121のオーバーサンプリング周波数を最大に設定する。同時に、ディジタルフィルタ動作周波数も同じに設定する。また、降圧回路1225をオフに設定する(ステップD2)。そして、受信動作を開始する(ステップD3)。
次に、ディジタル信号処理装置11は受信信号のAD変換値を測定する(ステップD4)。この時、アナログ信号処理装置12は、図14のようになり、AD変換測定専用としてディジタルフィルタ回路123の経路を通らず、デルタシグマADC回路122とデシメーションフィルタ回路126だけの経路を設け、ディジタル信号処理装置11に入力する構成とする。これは、ディジタルフィルタ回路123を通ると、妨害波成分が減衰されてしまうためであり、正確なバッファや積分回路の入力レベルが分からないためである。
そして、ディジタル信号処理装置11は、測定したAD変換値とAD変換の上下限閾値を比較する(ステップD5)。なお、ステップD4において、受信信号のAD変換値を測定するとは、以下の処理をいう。通常、デルタシグマADC回路122の出力は1ビットであるが、この出力を時間軸で測定すると、信号が大きくなると“1”が出力される回数が多くなる。逆に、信号が小さくなると、“0”が出力される回数が多くなる。従って、この出力値を常時積算する(出力が“1”ならば+1、出力が“0”ならば−1)ことにより、AD変換の出力レベルを測定することができる。
そして、ステップD5で、このAD変換値と上下限値と比較する際には、次の様に行う。例えば、積算された値が6に達した時を上限閾値、2に達した時を下限閾値とした場合、“011111110000”という出力のときには、−1+1+1+1+1+1+1+1=6となる7番目で上限値に達する。また、−1+1+1+1+1+1+1+1−1−1−1−1=2となる11番目で下限値に達することになる。
そして、AD変換値が上下限閾値内ならば(ステップD5でNO)、ディジタル信号処理装置11は、アナログ信号処理装置12内の降圧回路1225をオン、つまり、バッファや積分回路に供給する電圧を下げ(ステップD6)、入出力線形特性を劣化させ、上下限閾値外ならば(ステップD5でYES)、アナログ信号処理装置12内の降圧回路1225をオフ、つまり、バッファや積分回路に供給する電圧を通常に戻し(ステップD7)、入出力線形特性を改善させる。
次に、ディジタル信号処理装置11は、受信信号のSIRを測定する(ステップD8)。そして、ディジタル信号処理装置11は、測定したSIRと現状のデータレートに対応するSIR閾値とを比較する(ステップD9)。測定SIRがSIR閾値以上で(ステップD9でYES)、かつオーバーサンプリング周波数が最小でないならば(ステップD10でNO)、ディジタル信号処理装置11はオーバーサンプリング周波数を下げる(ステップD11)。同時に、ディジタルフィルタ動作周波数も下げる。
一方、SIR閾値未満で(ステップD9でNO)、かつオーバーサンプリング周波数が最大でないならば(ステップD12でNO)、ディジタル信号処理装置11はオーバーサンプリング周波数を上げる(ステップD13)。同時に、ディジタルフィルタ動作周波数も上げる。受信を継続するならば(ステップD14でYES)、再度ディジタル信号処理装置11は受信信号のSIRを測定し、継続しないならば、制御を終了する(ステップD15)。
以上述べた各実施例では、携帯電話機について述べたが、これに限定されることなく、移動通信端末に広く適用可能である。また、各実施例の動作を示す制御フローチャートは、予めこれらの制御動作をプログラムとしてROMなどの記録媒体に記録しておき、これをコンピュータにより読み取らせて実行させることができることは明白である。
本発明が適用される携帯電話機の概略機能ブロック図である。 図1のRF装置13の受信部の例を示す図である。 図1のアナログ処理装置12の例を示す図である。 図3のデルタシグマADC回路の例を示す図である。 図4の降圧回路1225の例を示す図である。 SIRを説明する図である。 オーバーサンプリング周波数と量子化ノイズレベルとの関係を説明する図である。 本発明の第一の実施例の動作を示すフローチャートである。 本発明の第二の実施例の動作を示すフローチャートである。 本発明の第三の実施例の動作を示すフローチャートである。 ADC前のアナログフィルタ特性を、従来の場合(A)と高速通信レート対応の場合(B)とでそれぞれ示す図である。 本発明の第四の実施例の動作を示すフローチャートである。 本発明の第四の実施例におけるアナログ回路の電圧と線形領域との関係を示す図である。 本発明の第四の実施例におけるアナログ信号処理回路12の例を示す図である。
符号の説明
10 CPU装置
11 ディジタル信号処理装置
12 アナログ信号処理装置
13 RF装置
14 メモリ装置
15 電源装置
16 バッテリー
17 アンテナ
121 PLLシンセサイザ回路
122 デルタシグマADC回路
123 ディジタルフィルタ回路
124,126 デシメーションフィルタ
125 制御回路
131 アンテナスイッチ
132 デュプレクサ
133 LNA
134 BPF
135 RFIC
1221 バッファ
1222 積分回路
1223 コンパレータ
1224 DAC
1225 降圧回路

Claims (15)

  1. 受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理システムであって、
    受信品質に応じて前記アナログ/ディジタル変換手段のサンプリング周波数及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御手段を含むことを特徴とする信号処理システム。
  2. 受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理システムであって、
    前記受信信号のデータレートに対応する受信品質に応じて前記アナログ/ディジタル変換手段のサンプリング周波数及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御手段を含むことを特徴とする信号処理システム。
  3. 受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理システムであって、
    前記受信信号のデータレートに対応する受信品質に応じて前記アナログ/ディジタル変換手段の入出力線形特性とサンプリング周波数の変更制御及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御手段を含むことを特徴とする信号処理システム。
  4. 受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理システムであって、
    前記受信信号のデータレートに対応する受信品質及び入力レベルに応じて前記アナログ/ディジタル変換手段の入出力線形特性とサンプリング周波数の変更制御及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御手段を含むことを特徴とする信号処理システム。
  5. 前記制御手段は、前記入出力線形特性を変更制御するために、前記アナログ/ディジタル変換手段内の回路に対する電源の降圧または昇圧回路を有することを特徴とする請求項3または4記載の信号処理システム。
  6. 請求項1〜5いずれか記載の信号処理システムを含むことを特徴とする移動通信端末。
  7. 受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理方法であって、
    受信品質に応じて前記アナログ/ディジタル変換手段のサンプリング周波数及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御ステップを含むことを特徴とする信号処理方法。
  8. 受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理方法であって、
    前記受信信号のデータレートに対応する受信品質に応じて前記アナログ/ディジタル変換手段のサンプリング周波数及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御ステップを含むことを特徴とする信号処理方法。
  9. 受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理方法であって、
    前記受信信号のデータレートに対応する受信品質に応じて前記アナログ/ディジタル変換手段の入出力線形特性とサンプリング周波数の変更制御及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御ステップを含むことを特徴とする信号処理方法。
  10. 受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理方法であって、
    前記受信信号のデータレートに対応する受信品質及び入力レベルに応じて前記アナログ/ディジタル変換手段の入出力線形特性とサンプリング周波数の変更制御及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御ステップを含むことを特徴とする信号処理方法。
  11. 前記制御ステップは、前記入出力線形特性を変更制御するために、前記アナログ/ディジタル変換手段内の回路に対する電源の降圧または昇圧をなすステップを有することを特徴とする請求項9または10記載の信号処理方法。
  12. 受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理方法をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、
    受信品質に応じて前記アナログ/ディジタル変換手段のサンプリング周波数及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御処理を含むことを特徴とするプログラム。
  13. 受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理方法をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、
    前記受信信号のデータレートに対応する受信品質に応じて前記アナログ/ディジタル変換手段のサンプリング周波数及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御処理を含むことを特徴とするプログラム。
  14. 受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理方法をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、
    前記受信信号のデータレートに対応する受信品質に応じて前記アナログ/ディジタル変換手段の入出力線形特性とサンプリング周波数の変更制御及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御処理を含むことを特徴とするプログラム。
  15. 受信信号をアナログ/ディジタル変換手段によりディジタル化してディジタル信号処理するようにした移動通信端末における信号処理方法をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、
    前記受信信号のデータレートに対応する受信品質及び入力レベルに応じて前記アナログ/ディジタル変換手段の入出力線形特性とサンプリング周波数の変更制御及びディジタルフィルタの動作周波数を変更制御する制御処理を含むことを特徴とするプログラム。
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