JP2007242196A - 情報再生装置および情報再生方法 - Google Patents

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孝郎 上中
Yutaka Kanazawa
裕 金澤
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Abstract

【課題】 視聴者の嗜好に応じた再生手順で記録媒体に記録された情報を再生する。
【解決手段】 ディスク再生装置は、DVDを識別するためのディスク識別情報に関連付けて、DVDに記録された情報を再生する手順を定義したプレイリストファイルを複数記憶するパージステントストレージと、装着されたDVDからディスク識別情報を取得するための識別情報取得手段(S21)と、取得された識別情報に関連付けてパージステントストレージに記憶された複数のプレイリストファイルのいずれか一つの選択を受け付ける選択受付手段(S24)と、選択されたプレイリストに従ってDVDに記録された情報を再生する再生手段(S28)と、を備える。
【選択図】 図8

Description

この発明は情報再生装置および情報再生方法に関し、特に記録媒体に記録された情報を再生する情報再生装置およびそれにより実行される情報再生方法に関する。
現在、HD DVD(High Difinition Digital Versatile Disc)規格が定められ、HD DVD規格で記録された映像を再生する再生装置の開発が進められている。HD DVD規格では、DVDに記録された情報の再生に、プレイリストファイルが用いられる。再生装置は、プレイリストファイルに記述された再生管理情報に従って、DVDに記録された情報を再生する(例えば、特開2006−33067号公報)。プレイリストファイルはHD DVD−Video規格上、より新しいファイルに更新し、それを再生に使用することが可能である。プレイリストファイルの更新はAdvanced Applicationと呼ばれ、ディスクディストリビュータによって記述されたアプリケーションプログラムが実行されることによって制御される。Advanced Applicationはプレイリストファイルの取得先および保存先をURL(Uniform Resource Locator)で指定する。プレイリストファイルのファイル名は「VPLST%%%.XPL」もしくは「APLST&&&.XPL」(%%%、&&&はそれぞれ000〜999の数字が指定可能)として命名される。HD DVD−Video規格上、例えばVPLST000.XPLよりもVPLST002.XPLの方が新しいプレイリストファイルとして取り扱うように規定されている。再生装置は最新のプレイリストを再生に利用するためにHD DVDが装置内に装着されると、ディスク上またはパージステントストレージを検索して、それらのいずれかにプレイリストファイルが存在するかどうかを判断する。検索後、上述したファイル名付与規則に基づいて選定された最新のプレイリストを再生に利用する。
しかしながら、最新のプレイリストのみが再生に用いられるので、DVDに記録された情報をユーザが加工することができないといった問題があった。
特開2006−33067号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、ユーザの嗜好に応じた再生手順で記録媒体に記録された情報を再生することが可能な情報再生装置を提供することである。
この発明の他の目的は、ユーザの嗜好に応じた再生手順で記録媒体に記録された情報を再生することが可能な情報再生方法を提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、情報再生装置は、記録媒体を識別するための識別情報に関連付けて、記録媒体に記録された情報を再生する手順を定義したプレイリストを複数記憶する記憶手段と、装着された記録媒体から該記録媒体の識別情報を取得するための識別情報取得手段と、取得された識別情報に関連付けて記憶手段に記憶された複数のプレイリストのいずれか一つの選択を受け付ける選択受付手段と、選択されたプレイリストに従って記録媒体に記録された情報を再生する再生手段と、を備える。
この局面に従えば、ネットワークに接続された情報再生装置であって、記録媒体を識別するための識別情報に関連付けて、記録媒体に記録された情報を再生する手順を定義したプレイリストが複数記憶されており、装着された記録媒体から該記録媒体の識別情報が取得され、取得された識別情報に関連付けて記憶された複数のプレイリストのいずれか一つの選択が受け付けられると、選択されたプレイリストに従って記録媒体に記録された情報が再生される。このため、ユーザの嗜好に応じた再生手順で記録媒体に記録された情報を再生することが可能な情報再生装置を提供することができる。
好ましくは、ネットワークに接続されたコンピュータと通信するための通信手段と、取得された識別情報に対応するプレイリストを、ネットワークに接続されたコンピュータから取得して記憶手段に記憶するプレイリスト取得手段をさらに備える。
この局面に従えば、取得された識別情報に対応するプレイリストが、ネットワークに接続されたコンピュータから取得されて記憶される。このため、コンピュータで生成されたプレイリストに従って記録媒体に記録された情報を再生させることができる。
この発明の他の局面によれば、情報再生方法は、記録媒体を識別するための識別情報に関連付けて、記録媒体に記録された情報を再生する手順を定義したプレイリストを複数記憶するステップと、装着された記録媒体から該記録媒体の識別情報を取得するステップと、取得された識別情報に関連付けて記憶された複数のプレイリストのいずれか一つの選択を受け付けるステップと、選択されたプレイリストに従って記録媒体に記録された情報を再生するステップとを含む。
この局面によれば、ユーザの嗜好に応じた再生手順で記録媒体に記録された情報を再生することが可能な情報再生方法を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の一つにおけるディスク再生装置の全体構成を示す図である。図1を参照して、ディスク再生装置100は、画像および音声を圧縮符号化した画像データおよび音声データを記録したDVD20が装着され、そのDVD20から画像データおよび音声データを読み出して画像および音声を再生する。
ディスク再生装置100は、ディスク再生装置100の全体を制御するシステムコントローラ10と、それぞれがシステムコントローラ10に接続されたLAN(Local Area Network)インターフェース15、操作部12、表示部13、読み出し用バッファ26、パージステントストレージ28と、プレゼンテーションエンジン30とを含む。
DVD20は、スピンドルモータ22によって回転される。サーボ回路23は、スピンドルモータ22の回転数、ピックアップ21のフォーカスサーボおよびトラッキングサーボを制御する。DVD20に記録されたタイトルを再生する場合、DVD20に記録されたデータは、ピックアップ21により読み取られる。ピックアップ21は、DVD20で反射した光を受光し、受光した光を光電変換素子により電気信号に変換して、復調部24に出力する。復調部24に入力される電気信号は、DVD20への記録に適した信号に変調された信号であるため、復調部24はこれを復調して元の形に戻す。誤り訂正部25は、リードソロモン積符号(RS−PC)の訂正方式でエラー訂正し、エラー訂正したデータを読み出し用バッファ26に記憶する。
システムコントローラ10は、ナビゲーション情報解析部11を含む。ナビゲーション情報解析部11は、読み出し用バッファ26からデータを読み出し、ナビゲーション情報を解析する。また、システムコントローラ10は、読み出し用バッファ26からビデオパケット、オーディオパケット、サブピクチャパケットおよびシステム付加情報がマルチプレックスされたデータを読み出して、デマルチプレクサ(DEMUX)31に出力する。また、システムコントローラ10は、例えば、スマートメディアまたはUSBメモリなどの着脱式のパージステントストレージ28と接続される。パージステントストレージ28は、後述するプレイリストを記憶する。
プレゼンテーションエンジン30は、DEMUX31と、ビデオバッファ32と、サブピクチャバッファ33と、オーディオバッファ34と、ビデオデコーダ35と、バッファ35Aと、サブピクチャデコーダ36と、バッファ36Aと、オーディオデコーダ37と、バッファ37Aと、ミキサ38と、ビデオエンコーダ39とを含む。DEMUX31は、読み出し用バッファ26から入力されるビデオパケットからヘッダを取り除いたビデオデータをビデオバッファ32に転送し、サブピクチャパケットからヘッダを取り除いたサブピクチャユニットをサブピクチャバッファ33に転送し、オーディオパケットからヘッダを取り除いたオーディオデータをオーディオバッファ34に転送する。オーディオデコーダ37は、バッファ37Aと接続されており、オーディオバッファ34から読み出したオーディオデータをデコードして、デコードしたデジタルのオーディオデータを出力する。
ビデオデコーダ35は、バッファ35Aと接続されており、ビデオバッファ32からビデオデータを読出し、MPEG、H.264、またはVC−1E方式で復号し、復号して得られるビデオデータ(動画像)をミキサ38に出力する。サブピクチャデコーダ36は、バッファ36Aと接続されており、サブピクチャバッファ33からサブピクチャユニットを読出し、サブピクチャユニット内のピクセルデータをデコードし、サブピクチャデータを生成する。サブピクチャユニットは、表示されるピクセルデータの表示位置、期間等を制御するテーブルを含む。サブピクチャデコーダ36は、生成したサブピクチャデータを文字表示期間の間ミキサ38に出力する。
ミキサ38は、ビデオデコーダ35から入力されるビデオデータと、サブピクチャデコーダ36から入力されるサブピクチャデータとをミキシングして、ミキシングしたデータをビデオエンコーダ39に出力する。ビデオエンコーダ39は、ミキシングされたデータを表示用の画像に変換して出力する。
LANインターフェース15は、ディスク再生装置100をインターネット16に接続するための通信用のインターフェースである。ここでは、LANインターフェース15は、インターネット16に接続されており、システムコントローラ10は、そのインターネットに接続されたサーバ17と通信可能となっている。サーバ17は、一般的なコンピュータである。サーバ17に、MPEG規格で圧縮符号化されたデータを蓄積することが可能であり、サーバ17は、ディスク再生装置100からの要求により、蓄積したデータを送信する。このため、ディスク再生装置100は、サーバ17からデータを受信して、上述したDVD20から読み出したデータと同様にして、映像および音声を再生する。
操作部12は、ディスク再生装置100の前面に備えられた複数のボタンスイッチを有する。操作部12では、ディスク再生装置100を操作するユーザの指示の入力が受付けられる。また、操作部12は、リモートコントローラ(リモコン)14と赤外線による無線通信が可能となっている。リモコン14は、操作部12と同様の指示を入力するためのボタンスイッチを有する。このため、ユーザは、操作部12に入力するのと同様の指示を、リモコン14を用いて入力することができる。
表示部13は、蛍光表示管であり、ディスク再生装置100の動作状態の表示、操作部12に入力されたユーザの指示の表示等を行う。なお、蛍光表示管に代えて、または、それとともに液晶表示装置、有機エレクトロルミネッセンスディスプレイまたはLED(Light Emitting Diode)パネル等を用いてもよい。
図2は、システムコントローラの機能の概要を示す機能ブロック図である。図2を参照して、システムコントローラ10は、ナビゲーションマネージャ51と、ネットワークマネージャ52と、データキャッシュ53とを含む。ナビゲーションマネージャ51は、
ユーザからのキー入力やその他操作の入力に従って、ディスク再生装置100の全体を制御する。ネットワークマネージャ11は、LANインターフェース15と接続され、サーバ11等との通信を制御する。ネットワークマネージャ52は、OSI基本参照モデルに則ってプロトコル階層構造が構築されている。具体的には、ネットワークマネージャ52は、アプリケーション層としてHTTP(HyperText Transfer Protocol)/HTTPS(HTTP Security)、トランスポート層としてTCP(Transmission Control Protocol)、ネットワーク層としてIPV4(Internet Protocol Version 4)を実装する。ネットワークマネージャ52はHTTP/HTTPSのプロトコルをTCP/IP上で利用しながらサーバ17と通信し、ダウンロードしたデータをデータキャッシュ53に保存する。また、ネットワークマネージャ52は、ICMP(Internet Control Message Protocol)、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)などの機能を実装している。データキャッシュ53は、DVD20から読み出したデータ、または、ネットワークマネージャが取得したデータを記憶するためのキャッシュメモリである。
図3は、ディスク再生装置100が接続されるLAN(Local Area Network)の一例を示す図である。図3を参照して、ルータ62に、ディスク再生装置100と、パーソナルコンピュータ(PC)71と、ノートPC72とが接続されてLAN60が形成される。これにより、ディスク再生装置100と、PC71と、ノートPC72とがルータ62を介して通信可能となる。また、ルータ62は、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデム61に接続され、ADSLモデム61は、インターネット16に接続される。このため、ディスク再生装置100と、PC71と、ノートPC72とは、インターネット16に接続されたコンピュータ、例えばサーバ17と通信可能となる。ここでは、ルータ61に割り当てられたIPアドレスを192.168.0.1とし、PC71に割り当てられたIPアドレスを192.168.0.2とし、ノートPC72に割り当てられたIPアドレスを192.168.0.3とし、ディスク再生装置100に割り当てられたIPアドレスを192.168.0.4としている。
図4は、プレイリストファイルの内容の一例を示す図である。図4を参照して、プレイリストファイルは、再生すべき映像ファイルおよび音声ファイルのファイル名と共にタイトルの再生開始時間および終了時間、再生対象となる映像、音声、字幕の属性情報等が、XML(eXtensible Markup Language)で記述したデータを含む。XMLは、一般のユーザが読み取ることができ、比較的に理解し易いマークアップ言語である。このため、一般的なパーソナルコンピュータで編集プログラムを実行させることにより、プレイリストファイルの内容を容易に編集することができる。
図5は、プレイリスト取得処理の流れの一例を示すフローチャートである。プレイリスト取得処理は、システムコントローラ10がプレイリスト取得プログラムを実行することにより、システムコントローラ10により実行される処理である。図5を参照して、ディスク再生装置100にDVD20が装着されるまで待機状態となっており(ステップS01でNO)、DVD20が装着されると処理をステップS02に進める。そして、LAN60に接続されている機器を検索するために、ブロードキャストメッセージ(ICMP Echo Request)をLAN60に送信する(ステップS02)。ブロードキャストメッセージはホストアドレスを変更しつつ、繰り返し送信する。そして、接続されている機器が存在するか否かを判断し(ステップS03)、機器が存在すれば処理をステップS04に進め、機器が存在しなければ処理をステップS12に進める。ブロードキャストメッセージに対するレスポンスを受信したならば、接続された機器が存在するとして処理をステップS04に進め、全てのホストアドレスにおけるブロードキャストメッセージに対するレスポンスを受信しなければ機器が存在しないとして処理をステップS12に進める。
ステップS03で受信したレスポンスのホストアドレス(IPアドレス)を一覧で表示する接続機器一覧画面を生成し、表示する(ステップS04)。接続機器一覧画面は、表示部13に表示させてもよいし、ビデオエンコーダ39に出力させてもよい。図6は、接続機器一覧画面の一例を示す図である。図6を参照して、ルータ61に割り当てられたIPアドレス192.168.0.1と、PC71に割り当てられたIPアドレス192.168.0.2と、ノートPC72に割り当てられたIPアドレス192.168.0.3とが一覧表示される。
図5に戻って、ステップS05では、機器が選択されたか否かを判断する。ユーザがリモコン14をキー操作して、接続機器一覧画面に表示された接続機器のIPアドレスを指示することにより、機器の選択が受け付けられる。機器の選択の受け付け後、ダウンロードするフォルダを選択可能にしてもよい。そして、次のステップS06では、選択された機器に対してHTTPコネクションを要求する。そして、コネクションが確立したか否かを判断し(ステップS07)、コネクションが確立したならば処理をステップS08に進め、コネクションが確立しなければ処理をステップS12に進める。ステップS08では、プレイリストファイルの取得メッセージを送信する。続いてプレイリストファイル取得が完了したかどうかを判断し(ステップS09)、プレイリストファイルの取得に成功したならば処理をステップS10に進め、失敗したならば処理をステップS12に進める。ステップS12では、エラーメッセージを表示部13に表示させる、またはビデオエンコーダ39に出力させる。
ステップS10では、作業完了のメッセージを含む画面を表示部13に表示させる。また、ビデオエンコーダ39に出力させるようにしてもよい。そして、ダウンロードしたプレイリストファイルをパージステントストレージ28の所定の領域に記憶する(ステップS11)。
このように、ディスク再生装置100でプレイリスト取得処理が実行されると、LAN60に接続されたPC71またはノートPC72が記憶するプレイリストファイルが取得されて、パージステントストレージ28に記憶される。このため、ユーザは、PC71またはノートPC72で編集プログラムを実行させて、プレイリストファイルを編集して、編集後のプレイリストファイルを記憶させておけばよい。
ここで、パージステントストレージ28の記憶領域について説明する。図7は、パージステントストレージのディレクトリの構造の一例を示す図である。図7を参照して、ルートディレクトリの下位にディレクトリ201が配置され、そのディレクトリ名はHD_DVDである。ディレクトリ201の下位にディレクトリ202が、さらにその下位にディレクトリ203が配置される。ディレクトリ201のディレクトリ名は、DVD20に記録された情報を提供するプロバイダの識別情報ProviderIDであり、ディレクトリ203のディレクトリ名は、DVD20に記録された情報を識別するためのContentIDである。ディレクトリ202およびディレクトリ203とのディレクトリ名は、DVD20を識別するためのディスク識別情報である。ProviderIDとContentIDとは、DVD20に記録されるDiscID.DATファイルに記述されることが可能である。ディレクトリ203の下位にプレイリストファイル204が配置される。このプレイリストファイル204は、プレイリストのディストリビュータ(情報のプロバイダである場合とプロバイダでない場合とがある)が提供するものであり、ディスク再生装置100がディストリビュータのサーバ17からダウンロードして、ディレクトリ203の下位に配置して記録される。したがって、プレイリストは、コンテンツのプロバイダ別およびコンテンツ別にパージステントストレージ28に記録される。
ディレクトリ203の下位に、ディレクトリ205が配置される。ディレクトリ205は、ディスク再生装置100のユーザが指示したプレイリストファイル206,207を記録するための領域を確保する。プレイリストファイル206,207は、ディストリビュータが提供するプレイリストファイル204とは別のプレイリストファイルである。したがって、プレイリストファイル206,207は、コンテンツのプロバイダ別およびコンテンツ別に、さらに、ディストリビュータが提供するプレイリストファイル206,207と区別して配置されて記録される。なお、プレイリストファイル206,207のファイル名、ファイル拡張子はHD DVD規格において定められる命名規則に即していなくてもよい。
また、ディレクトリ203の下位にファイル208が配置されて記録される。ファイル203は、ディスク再生装置100がDVD20に記録された情報を再生する時に、最新のプレイリストファイルを検索するための情報として利用することが可能である。ファイル203は、プレイリストファイル204,206,207をパージステントストレージ28に記録する時の日時情報、またはプレイリストファイル204,206,207をサーバ17からダウンロードする時の日時情報、プレイリストファイル204,206,207が作成された時の日時情報、プレイリストファイル204,206,207のファイル名などが記述される。
ディレクトリ211は、DVD20に記録されるDiscID.DATファイルにProviderIDとContentIDが記述されていない場合に、ディスク再生装置100が記憶領域を確保するために生成するディレクトリである。ディレクトリ211のディレクトリ名は、任意に定めることができるが、ユニークである必要がある。例えば、DVD20に記録される情報のボリューム名からディレクトリ名を作成するようにすればよい。ディレクトリ211のディレクトリ名は、DVD20を識別するためのディスク識別情報である。ディレクトリ211の下位には、プレイリストファイル212が配置されて記録される。ここでは、プレイリストファイル212は、ユーザが作成したプレイリストを記録するファイルとしている。ファイル213は、ファイル208と同様に、プレイリストファイル212に関する情報が記述される。
次に、プレイリストを選択してDVDに記録された情報を再生するプレイリスト選択再生処理について説明する。図8は、プレイリスト選択再生処理の流れの一例を示すフローチャートである。このプレイリスト選択再生処理は、システムコントローラ10がプレイリスト選択再生プログラムを実行することにより、システムコントローラ10により実行される処理である。図8を参照して、ユーザが操作部12を操作して、ディスク再生装置100に装着されたDVD20を再生する指示を入力すると、パージステントストレージ28に記録されているプレイリストファイルを検索する。DVD20に記録されているDiscID.DATファイルにProviderIDとContentIDが記述されていれば、それらからディレクトリを特定して、特定したディレクトリの下位に配置されているプレイリストを抽出する。ディストリビュータが提供するプレイリストファイルが複数ある場合には、枝番の大きな最新のプレイリストファイルのみを抽出し、ディストリビュータが提供するのとは別のプレイリストファイルが複数ある場合には、ディストリビュータが提供するのとは別のプレイリストファイルのすべてを抽出する。DVD20に記録されているDiscID.DATファイルにProviderIDとContentIDが記述されていなければ、それらが記述されていない場合におけるディレクトリの作成規則、例えば、DVD20に記録される情報のボリューム名からディレクトリ名を作成する規則に従ってディレクトリを特定して、特定したディレクトリの下位に配置されているプレイリストファイルを抽出する。ディストリビュータが提供するのとは別のプレイリストファイルが複数ある場合には、ディストリビュータが提供するのとは別のプレイリストファイルのすべてを抽出する。
そして、抽出したすべてのプレイリストファイルのファイル名を一覧表示したリスト表示画面を生成して、表示部13に表示させる(ステップS23)。また、リスト表示画面をビデオエンコーダ39に出力させるようにしてもよい。リスト表示画面は、プレイリストファイルのファイル名をファイル名順に並べて表示してもよいし、プレイリストファイルに関連する日時情報の順に並べて表示してもよい。また、ユーザによる指示により、並べ替えの基準を切換え可能にして、表示を切換えるようにしてもよい。さらに、リスト表示画面は、プレイリストファイルのファイル名に加えて、プレイリストファイルに関連してファイル208,213に記録されている日時情報等を表示してもよい。これにより、ユーザがプレイリストファイルを選択する際の、参考情報を提供することができる。さらに、ディストリビュータが提供するプレイリストファイルが複数ある場合には、枝番の大きな最新のプレイリストファイルだけでなく、枝番が小さな古いプレイリストファイルのファイル名を併せて表示するようにしてもよい。
そして、プレイリストファイルが選択されたか否かを判断する(ステップS24)。ユーザがリモコン14をキー操作して、リスト表示画面に表示されたプレイリストファイルのファイル名を指示することにより、プレイリストファイルの選択が受け付けられる。プレイリストファイルの選択の受け付け後、選択されたプレイリストファイルの書式および内容が予め定められた規格を満たしているか否かを確認する(ステップS25)。規格を満たしていることが確認されたならば、処理をステップS26に進め、そうでなければ処理をステップS27に進める。ステップS26では、ステップS24で選択されたプレイリストファイルを、再生にしようするプレイリストに設定し、ステップS28に処理を進める。一方、ステップS27では、DVD20に予め記録されているプレイリストファイルを再生に使用するプレイリストに設定し、ステップS28に処理を進める。DVD20に予め記録されているプレイリストファイルよりも新しいプレイリストファイルがパージステントストレージ28に記憶されていれば、その最新のプレイリストファイルが再生に使用するプレイリストに設定される。そして、ステップS28では、設定されたプレイリストファイルを用いて再生する。
以上説明したように、本実施の形態におけるディスク再生装置100は、パージステントストレージ28が、DVD20を識別するためのディスク識別情報に関連付けて、記録媒体に記録された情報を再生する手順を定義したプレイリストファイルを複数記憶する。ディスク識別情報は、ProviderIDおよびContentIDを含んでいる。そして、装着されたDVD20からディスク識別情報が取得され、取得されたディスク識別情報に関連付けて記憶された複数のプレイリストファイルのいずれか一つの選択が受け付けられると(S24でYES)、選択されたプレイリストファイルに記述されたプレイリストに従って記録媒体に記録された情報が再生される(ステップS26、S28)。このため、ユーザの嗜好に応じた再生手順で記録媒体に記録された情報を再生することができる。
また、取得したディスク識別情報に対応するプレイリストファイルが、LAN60に接続されたPC71またはノートPC72から取得されて記憶される。このため、PC71またはノートPC72で生成されたプレイリストファイルに従ってDVD20に記録された情報を再生させることができる。
また、LAN60に接続されたPC71またはノートPC72の指定が受け付けられると(ステップS05でYES)、プレイリストファイルが取得される(ステップS08、S09)ので、簡単な操作でプレイリストを取得させることができる。
また、取得したディスク識別情報に関連付けて記憶された複数のプレイリストの一覧を表示する(S04)ので、プレイリストの選択操作が容易となる。
なお、上述した実施の形態においては、ディスク再生装置100について説明したが、ディスク再生装置100で図5および図8に示した処理を実行させる情報再生方法または情報再生プログラムとして発明を捉えることができるのは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<付記>
(1) 前記プレイリスト取得手段は、前記ネットワークに接続されたコンピュータの指定を受け付ける指定受付手段を含む、請求項2に記載の情報再生装置。この局面に従えば、ネットワークに接続されたコンピュータの指定が受け付けられる。このため、簡単な操作でプレイリストを取得させることができる。
(2) 前記選択受付手段は、前記取得された識別情報に関連付けて前記記憶手段に記憶された複数のプレイリストの一覧を表示する表示手段を含む、請求項1に記載の情報再生装置。この局面に従えば、取得された識別情報に関連付けて記憶された複数のプレイリストの一覧が表示されるので、プレイリストの選択操作が容易となる。
本発明の実施の形態の一つにおけるディスク再生装置の全体構成を示す図である。 システムコントローラの機能の概要を示す機能ブロック図である。 ディスク再生装置が接続されるLANの一例を示す図である。 プレイリストファイルの内容の一例を示す図である。 プレイリスト取得処理の流れの一例を示すフローチャートである。 接続機器一覧画面の一例を示す図である。 パージステントストレージのディレクトリの構造の一例を示す図である。 プレイリスト選択再生処理の流れの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 システムコントローラ、12 操作部、13 表示部、14 リモコン、15 インターフェース、16 インターネット、17 サーバ、20 DVD、21 ピックアップ、22 スピンドルモータ、23 サーボ回路、24 復調部、25 訂正部、26 読み出し用バッファ、28 パージステントストレージ、30 プレゼンテーションエンジン、31 DEMUX、35 ビデオデコーダ、36 サブピクチャデコーダ、37 オーディオデコーダ、38 ミキサ、39 ビデオエンコーダ、60 LAN、61 ADSLモデム、62 ルータ、71 PC、72 ノートPC、100 ディスク再生装置。

Claims (3)

  1. 記録媒体を識別するための識別情報に関連付けて、前記記録媒体に記録された情報を再生する手順を定義したプレイリストを複数記憶する記憶手段と、
    装着された記録媒体から該記録媒体の識別情報を取得するための識別情報取得手段と、
    前記取得された識別情報に関連付けて前記記憶手段に記憶された複数のプレイリストのいずれか一つの選択を受け付ける選択受付手段と、
    前記選択されたプレイリストに従って前記記録媒体に記録された情報を再生する再生手段と、を備えた情報再生装置。
  2. ネットワークに接続されたコンピュータと通信するための通信手段と、
    前記取得された識別情報に対応するプレイリストを、前記ネットワークに接続されたコンピュータから取得して前記記憶手段に記憶するプレイリスト取得手段をさらに備えた、請求項1に記載の情報再生装置。
  3. 記録媒体を識別するための識別情報に関連付けて、前記記録媒体に記録された情報を再生する手順を定義したプレイリストを複数記憶するステップと、
    装着された記録媒体から該記録媒体の識別情報を取得するステップと、
    前記取得された識別情報に関連付けて記憶された複数のプレイリストのいずれか一つの選択を受け付けるステップと、
    前記選択されたプレイリストに従って前記記録媒体に記録された情報を再生するステップとを含む、情報再生方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010262694A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Sony Corp 情報処理装置及び編集方法

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