JP2007242105A - 単リール型テープカートリッジ - Google Patents

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Kenji Ota
健司 太田
Keiji Ban
啓司 伴
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Abstract

【課題】リール押さえとリールボスとのロック解除不良を解消できる単リール型テープカートリッジを提供する。
【解決手段】本体ケース1の内部に、テープ3を巻き込み収納する1個のリール2と、不使用時のリール2を回転不能にロック保持するリールロック機構とを配置する。リールロック機構は、上ケース1aの内面に設けたガイド体17で上下スライドのみ可能に案内支持されるリール押さえ18と、リール押さえ18を押し下げ付勢するばね19と、リール押さえ18とリールボス8の底壁10との対向面に形成される上下のロック歯20・21とを含む。ガイド体17に係合するほぼ長円形状のボス26の直線辺部26aに、これと直交する向きのリブ30を突設し、ロック解除時にリブ30が上ケース1aに接当することでリール押さえ18の傾動を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明はリールロック機構を備えている単リール型のテープカートリッジに関する。
単リール型のテープカートリッジにおいて、本体ケースの上ケースとリールボスの底壁との間にリールロック機構を設けることは、例えば特許文献1に公知である。リールロック機構は、上ケースの内面に設けたガイド体で上下スライドのみ可能に案内支持されるリール押さえと、リール押さえを押し下げ付勢する圧縮コイル型のばねと、リール押さえとリールボスの底壁との対向面に形成される上下のロック歯とを含む。リール押さえの下面には、操作軸が下向きに突設してあり、この操作軸をテープドライブ側の駆動軸に設けた解除ピンで押し上げ操作することによりリールをロック解除できる。
リール押さえの上面にはガイド体と係合するボスが形成されており、これによりリール押さえを回転規制した状態で上下スライド操作できる。このスライド操作を円滑に行うために、ボスとガイド体との間に余裕隙間が設けてある。そのため、リール押さえを押し上げ操作する際に、余裕隙間分だけリール押さえが傾動し、リール押さえのロック歯と、リールボスのロック歯とが、リール押さえの傾斜下端側で部分的に当接して異音を発生する。最悪の場合にはロック解除が不十分なままでリールが回転駆動され、両ロック歯を傷めてしまうこともある。
上記のようなリール押さえの異常傾動を防止することは、特許文献2に公知である。そこでは、テープドライブの駆動軸を利用してリール押さえの異常傾動を防いでいる。詳しくは、駆動軸に傾動規制軸を設け、傾動規制軸と係合する規制穴をリール押さえの操作軸に設けている。
特開平11−149749号公報(段落番号0016、図4) 特開2004−288302号公報(段落番号0023、図1)
特許文献2のテープカートリッジによれば、ロック解除時には、傾動規制軸と規制穴とが他に先行して嵌係合し、次いでリール押さえが押し上げ操作されるので、リール押さえが傾動することを防止できる。しかし、テープドライブの駆動軸と、テープカートリッジのリール押さえの構造変更を行う必要があるので、全体としてコストが嵩む。改良されたテープカートリッジを既存のテープドライブに適用しても、リール押さえの傾動を規制できない不利もある。
本発明の目的は、リール押さえのロック歯とリールボスのロック歯との間のロック解除不良を確実に解消できる、信頼性の高い単リール型テープカートリッジを提供することにある。本発明の目的は、リール押さえの構造を一部変更するだけでよく、低コストでリールロック機構の信頼性を高めることができるうえ、既存のテープドライブに適用する場合にも異常傾動を確実に防止できる単リール型テープカートリッジを提供することにある。
本発明のテープカートリッジは、上下ケース1a・1bを蓋合わせ状に接合してなる本体ケース1の内部に、磁気信号を記録するテープ3と、テープ3を巻き込み収納する1個のリール2と、不使用時のリール2を回転不能にロック保持するリールロック機構とが配置されている。リールロック機構は、上ケース1aの内面に設けたガイド体17で上下スライドは可能に、しかし回転は不能に案内支持されるリール押さえ18と、上ケース1aとリール押さえ18との間に設けられて、リール押さえ18を押し下げ付勢する圧縮コイル型のばね19と、リール押さえ18とリールボス8の底壁10との対向面に形成されて互いに係合する上下のロック歯20・21とを含む。以て、リール押さえ18の上面に、ガイド体17と係合する回動規制体26と、ロック解除状態において上ケース1aの内面に当接してリール押さえ18の傾動を規制する傾動規制体30とが形成してあることを特徴とする。
上記の傾動規制体26は、ほぼ長円形状に形成される前記回動規制体の直線辺部26aに連続するリブ状の突起として形成する。
本発明のリールロック機構においては、リール押さえ18の上面に、回動規制体26とは別に傾動規制体30を設けて、ロック解除状態において傾動規制体30が他に先行して上ケース1aの内面と当接することによりリール押さえ18の傾動を規制するので、リール押さえ18のロック歯20とリールボス8のロック歯21との間のロック解除不良を確実に解消でき、従来のテープカートリッジに比べてリールロック機構の信頼性を向上できる。
さらに、回動規制体26の周囲に傾動規制体30を付加するだけで、リール押さえ18の傾動に伴うロック解除不良を確実に解消できるので、駆動軸と操作軸との間に傾動規制構造を設ける場合に比べて、コストが少なくて済むうえ、既存のテープドライブに適用する場合にも異常傾動を確実に防止できる点で有利である。
回動規制体26がほぼ長円形状に形成してある場合には、両端の円弧辺部26bに比べて直線辺部26aがリール押さえ18の中心軸の近くに位置する。そのため、回動規制体26とガイド体17との間の余裕隙間が均等に設けてあるにもかかわらず、直線辺部26aと直交する向きの傾動角度が、円弧辺部26bの側の傾動角度より大きくなる。したがって、回動規制体26の直線辺部26aに傾動規制体30を設けると、リール押さえ18の異常傾動をさらに確実に防止してロック解除不良を一掃できる。また、傾動規制体30を回動規制体26の直線辺部26aに連続するリブ状の突起として形成すると、リール押さえ18のベース22と回動規制体26とを傾動規制体30で繋いで補強でき、その分だけリール押さえ18の構造強度を増強できる利点もある。
図1ないし図5は本発明に係る単リール型テープカートリッジの実施例を示す。図2においてテープカートリッジは、上下ケース1a・1bを蓋合わせ状に接合してなる角箱状の本体ケース1を有し、本体ケース1の内部に1個のリール2が収容してある。リール2には磁気信号を記録するテープ3が巻き込んである。本体ケース1の一側前隅にはテープ引出口4が開口してあり、その内部にリーダーブロック5が保持固定してある。リーダーブロック5にはテープ3の繰り出し端が固定される。リーダーブロック5をテープドライブ側のローディング部材で捕捉し、ローディング操作することにより、テープ3をテープドライブ側に引き渡すことができる。符号6は誤消去防止具であり、これを回転操作することにより、書き込み可能な状態と書き込み不能な状態とに切り換えることができる。
図3においてリール2は、下フランジ7と、下フランジ7と一体に成形したリールボス8と、リールボス8の上端に溶着固定される上フランジ9とからなる。リールボス8の底壁10の中央には通口11が上下貫通状に形成してあり、底壁10の上面周縁寄りにはロック歯21が周回状に設けられている。底壁10の下面側で通口11の周りには、吸着リング12が固定され、その外側に駆動歯13が周回状に形成してある。
図4に示すように、テープドライブ側の駆動軸Dには、リール2の通口11、吸着リング12、および駆動歯13に対応して、解除ピン14、磁石15、およびギヤ歯16が同心状に設けられている。
リール2の遊動を防いで不使用時のテープ3のたるみを防ぐために、上ケース1aとリールボス8の底壁10との間に、リールロック機構を配置している。図3および図4においてリールロック機構は、上ケース1aの内面に設けた前後に長い平板状のガイド体17と、このガイド体17で上下スライドのみ可能に案内支持されるリール押さえ18と、上ケース1aとリール押さえ18との間に設けられて、リール押さえ18を押し下げ付勢する圧縮コイル型のばね19と、リール押さえ18と底壁10との対向面に形成されて互いに係合する上下のロック歯20・21とからなる。
図4および図5においてリール押さえ18は円盤状のベース22を有し、ベース22の下面中央に操作軸23を下向きに突設し、その周縁に鋸刃状のロック歯20を周回状に形成する。ベース22の上面中央にはほぼ長円形状のボス(回動規制体)26を形成し、その周縁寄りにばね19の下端を受け止めるばね受座27を形成する。ボス26には、先のガイド体17に係合する凹部28が形成されている。
不使用時においては、図4に示すようにリール押さえ18がばね19で押し下げられて、そのロック歯20とリールボス8の底壁10のロック歯21とが係合し、リール2の回転を阻止している。この状態のテープカートリッジをテープドライブに挿入すると、テープドライブ側の駆動軸Dに設けた解除ピン14が、ばね19の押し下げ力に抗して操作軸23を押し上げる。これにより上下のロック歯20・21の係合が解かれ、リールロック状態が解除される。駆動軸Dはさらに押し上げ操作され、その磁石15が吸着リング12と密着し、ギヤ歯16が駆動歯13と係合した状態のままで、リール2の全体を押し上げて下ケース1bから分離させる(図1の状態)。この状態でリール2を回転駆動することにより、本体ケース1からテープ3を繰り出し、あるいは巻き込むことができる。
ガイド体17と凹部28との余裕隙間は、リール押さえ18のスライドが円滑に行える範囲内でなるべく小さく設定するが、この余裕隙間があると、リール押さえ18を押し上げ操作する場合に、リール押さえ18が傾動するおそれがある。このような不具合を解消するために、ボス26を構成する一対の直線辺部26aの中央に、これと直交する向きのリブ(傾動規制体)30をそれぞれ突設した。
上記のように直線辺部26aの中央部分にリブ30が突設してあると、リブ30が他に先行して上ケース1aの内面に当接するので、リール押さえ18が傾動するのを規制し、ロック歯20・21間のロック解除不良を解消できる。異常傾動を防ぐための構造変更はリブ30を付加するだけでよく、従来のテープカートリッジに比べて低コストでリールロック機構の信頼性を高めることができる。また、既存のテープドライブに適用する場合にも異常傾動を確実に防止できる。因みに、前後方向(ボス26の長手方向)に傾動しようとした場合は、円弧辺部26bが上ケース1aの内面に当接して傾動を規制できる。
傾動規制体30の形状は以上のものに限られず、例えば平面視で三角形状などであってもよい。傾動規制体30は直線辺部26aに加えて円弧辺部26bの側にも突設することができる。ロック歯20・21は必ずしも上下に噛みあう必要はなく、周方向に噛み合う形態を採ることができる。
リールがロック解除された状態の縦断正面図である。 テープカートリッジの横断平面図である。 リールロック機構の分解断面図である。 リールがロックされた状態の縦断正面図である。 リール押さえの斜視図である。
符号の説明
1 本体ケース
1a 上ケース
1b 下ケース
2 リール
3 テープ
8 リールボス
10 底壁
17 ガイド体
18 リール押さえ
19 ばね
20 ロック歯
21 ロック歯
26 回動規制体(ボス)
30 傾動規制体(リブ)

Claims (2)

  1. 上下ケースを蓋合わせ状に接合してなる本体ケースの内部に、磁気信号を記録するテープと、前記テープを巻き込み収納する1個のリールと、不使用時の前記リールを回転不能にロック保持するリールロック機構とが配置されており、
    前記リールロック機構は、前記上ケースの内面に設けたガイド体で上下スライドは可能に、しかし回転は不能に案内支持されるリール押さえと、前記上ケースと前記リール押さえとの間に設けられて、前記リール押さえを押し下げ付勢する圧縮コイル型のばねと、前記リール押さえとリールボスの底壁との対向面に形成されて互いに係合する上下のロック歯とを含み、
    前記リール押さえの上面に、前記ガイド体と係合する回動規制体と、ロック解除状態において前記上ケースの内面に当接して前記リール押さえの傾動を規制する傾動規制体とが形成してあることを特徴とする単リール型テープカートリッジ。
  2. 前記傾動規制体が、ほぼ長円形状に形成される前記回動規制体の直線辺部に連続するリブ状の突起として形成してある請求項1記載の単リール型テープカートリッジ。
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