JP2007241641A - 下部構造体と上部構造体を有する装置 - Google Patents

下部構造体と上部構造体を有する装置 Download PDF

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Abstract

【課題】下部構造体と、下部構造体に対して開閉可能に設けた上部構造体とを有し、上部構造体の閉時に連結ギアが噛み合う装置において、歯飛びが発生せず、またギアまたは構造体の破損を防止したギア機構を有する装置を提供する。
【解決手段】下部構造体22に上下動可能なギア駆動ピン27を設け、ギア駆動ピン27にラック部31を設ける。ラック部31は連結ギア24cを回転させるギア列24に噛み合い可能にする。上部構造体23に設けられた連結ギア26は把手32に設けられたロック機構35により回転を制止可能である。上部構造体23を開状態から閉じると、ギア駆動ピン27が押し下げられ、ラック部31によりギア列24が回転し、連結ギア24cは上部構造体23の連結ギア26を迎え入れる方向に回転する。これにより連結ギア24cと連結ギア26が衝突しても両連結ギアを良好に噛み合わせることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、紙幣、通帳、カードまたは帳票等の紙葉類を搬送する搬送装置等の、下部構造体と上部構造体を有する装置に関する。
従来、下部構造体と上部構造体を有し、紙葉類を搬送する装置として紙幣入出金装置が知られている。図8、図9に従来の紙幣入出金装置を示す。図8は従来の紙幣入出金装置を示す側面図、図9は従来の入出金装置を示す平面図である。両図において、紙幣入出金装置1は、下部構造体2と上部構造体3を有し、下部構造体2と上部構造体3の間を紙幣4が搬送されるようになっている。搬送途中で紙幣4がジャムした場合に備えて、紙幣4を取り除けるように、または清掃等のために、上部構造体3は下部構造体2に対して支点5を中心に回動し、上方へ回動することにより開状態となる。
下部構造体2および上部構造体3には、紙幣4を搬送するための搬送ローラ6a、6b、6c、7a、7b、7cがそれぞれ設けられている。下部構造体2にはギア8a、8b、8cから成るギア列8が設けられ、ギア8aがモータ9のギアと噛み合っている。また上部構造体3には連結ギア10が設けられており、上部構造体3が閉状態(図8に示す状態)にあるとき、連結ギア10はギア列8のギア8cと噛み合う。
連結ギア10は図示しないベルトにより搬送ローラ7a、7b、7cに連結されており、連結ギア10がギア列8から回転を伝達されると、これらの搬送ローラ7a、7b、7cが回転する。上部構造体3が上方へ回動されて開けられると、連結ギア10はギア8cから外れ、搬送ローラ7a、7b、7cは回転しない。また下部構造体2のギア列8も図示しないベルトにより搬送ローラ6a、6b、6cに連結されており、モータ9により回転駆動される。
このように装置1が開閉構造で、開閉動作に伴ってギアを連結させたり外したりする場合、一方のギア(例えば上部構造体3の連結ギア10)を固定とし、他方のギア(例えば下部構造体2のギア8c)を遥動構造とするのが一般的である。このように一方のギアを遥動構造とするものに、例えば特開平6−138721号公報に開示されるものがある。
図8、図9に示す例では、ギア列8のギア8cが遥動構造となっており、またスプリング11により片側に引っ張られている。上部構造体3が開状態から閉動作を行い、連結ギア10と遥動ギア8cの歯先同士が衝突した場合でも遥動ギア8cが逃げ、ギア歯の破損を防止する。歯先同士が衝突した場合、連結ギア10と遥動ギア8cは噛み合っていないが、駆動力が伝達されて一方のギア(遥動ギア8c)が回転すると互いの歯先同士の位置がずれて噛み合う。
上部構造体3を開閉する度に上記の動作を繰り返すが、連結ギア10と遥動ギア8cとが噛み合い過ぎるのを防止するために、連結ギア10と遥動ギア8cとの距離を一定に保つための図示しないピッチリングが一般に用いられている。
特開平6−138721号公報
しかしながら、上記構成の装置においては、上部構造体3を閉動作して連結ギア10を遥動ギア8cに噛み合わせようとする場合に、遥動ギア8cが逃げる方向(図8に示す矢印A方向)に回転していた場合、連結ギア10が遥動ギア8cに噛み合った後、遥動ギア8cに働く逃げ方向の力により、遥動ギア8cが連結ギア10から逃げ、歯飛びが発生し、駆動が伝達されなくなる場合がある。
これを防止するために、スプリング11の引っ張り力を強くする等により、遥動ギア8cを連結ギア10に大きな力で押し付けるようにすると、上部構造体3を閉動作して連結ギア10を遥動ギア8cに噛み合わせようとして両方のギアの歯先同士が衝突した場合、遥動ギア8cが逃げずに、図10に示すように、歯先同士の位相が合い、両方のギア10、8cまたは両方の構造体2、3が破損する惧れがあるという問題があった。なお図10は従来の問題点を示す説明図である。
そこで本発明は、歯飛びが発生せず、またギアまたは構造体の破損を防止したギア機構を有する装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、下部構造体と、該下部構造体に対して開閉可能に設けた上部構造体とを有し、下部構造体における駆動を上部構造体に伝達する装置において、下部構造体に回転可能に設けられた第1の連結ギアと、上部構造体に回転可能に設けられた第2の連結ギアと、上部構造体の閉動作に伴って前記第1の連結ギアを所定の方向に回転させる回転起動手段と、前記回転起動手段による前記第1の連結ギアへの回転の伝達を解除する解除手段とを有し、上部構造体の閉時に、前記回転起動手段により前記所定の方向に回転している前記第1の連結ギアが前記第2の連結ギアに噛み合い、その後前記解除手段が前記回転起動手段による前記第1の連結ギアへの回転の伝達を解除することを特徴とするものである。
本発明によれば、上部構造体の閉時に上部構造体の第2の連結ギアが下部構造体の第1の連結ギアに歯先が衝突した場合、第1の連結ギアが所定の方向に回転しているので、衝突した次の瞬間に歯先の位相がずれて第1の連結ギアと第2の連結ギアは良好に噛み合う。したがって連結ギアまたは構造体に破損は発生しない。また第1の連結ギアは遥動構造にはなっていないので、歯飛びが発生することもない。
以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって説明する。なお各図面に共通する要素には同一の符号を付して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態の紙幣入出金装置を示す側面図、図2は第1の実施の形態の紙幣入出金装置を示す平面図である。
図1、図2において、紙幣入出金装置21は、下部構造体22と上部構造体23を有し、下部構造体22と上部構造体23の間を紙幣4が搬送されるようになっている。搬送途中で紙幣4がジャムした場合に備えて、紙幣4を取り除けるように、または清掃等のために、上部構造体23は下部構造体22に対して支点25を中心に回動し、上方へ回動することにより開状態となる。
下部構造体22および上部構造体23には、紙幣4を搬送するための搬送ローラ6a、6b、6c、7a、7b、7cがそれぞれ設けられている。下部構造体22にはギア24a、24b、24cから成るギア列24が設けられ、ギア24aがモータ25のギア25aと噛み合っている。ギア列24のうちギア24cは上部構造体23に設けられている連結ギア26と連結するギアで(以下、連結ギアという)、遥動構造にはなっておらず、下部構造体に回転可能に位置固定されている。なお上部構造体23を開閉する度に連結ギア24cと連結ギア26との距離を保つためのピッチリングは本実施の形態では具備しておらず、上部構造体23を閉じた状態で両連結ギア24c、26間の距離が所定のギア間距離になるものである。
また下部構造体22にはギア列24の近傍に回転起動手段としてのギア駆動ピン27が上下方向に移動可能に設けられている。ギア駆動ピン27は、下部構造体22の側面部に固定された案内ピン28に沿って移動する。案内ピン28にはスプリング29がギア駆動ピン27とストッパ30の間に嵌装されており、スプリング29はギア駆動ピン27を上方に付勢している。
ギア駆動ピン27の側部にはラック部31が形成されている。ラック部31はギア列24のギア24aと噛み合い可能に設けられ、所定の長さに形成されている。即ち、ラック部31が一定の位置より下がるとギア24aとの噛み合いが外れるとともに、一定の位置より上方に移動すると同様にギア24aとの噛み合いが外れる。ラック部31の上下部はラック部31の移動だけでギア24aと噛み合うように傾斜部が設けられている。またギア列24は図示しないベルトにより搬送ローラ6a、6b、6cに連結されており、これらの搬送ローラ6a、6b、6cにより紙幣4が搬送される。
上部構造体23には上述の連結ギア26が設けられており、上部構造体23が閉状態(図1に示す状態)にあるとき、連結ギア26は下部構造体22の連結ギア24cと噛み合う。連結ギア26は図示しないベルトにより搬送ローラ7a、7b、7cに連結されており、連結ギア26が回転を伝達されるとこれらの搬送ローラ7a、7b、7cが回転する。上部構造体23が上方へ回動されて開けられると、連結ギア26は連結ギア24cから外れ、搬送ローラ7a、7b、7cは回転しない。
また上部構造体23には把手32が支軸33を中心に回転可能に設けられている。把手32は図示しないトーションスプリングにより図1に示す矢印B方向に付勢されており、また図1に示す水平状態で図示しない係止手段により係止されるようになっている。把手32には、操作者が握る把持部34、連結ギア26の回転を制止するロック機構35およびギア駆動ピン27を下方に押し下げるためのアーム部36が設けられている。
ロック機構35は、把持部34が持ち上げられて把手32が図1に示す反時計回り方(矢印B方向)に回転したとき、連結ギア26の軸26aに係合することにより連結ギア26の回転を制止し、把手32が図1に示す水平状態のときは連結ギア26の軸26aから離れ、連結ギア26は自由に回転できる状態になる。アーム部36は、把手32の支軸33に設けられ、側面から見て略半月状に形成されている。アーム部36は、ギア駆動ピン27に設けられたブラケット37に当接可能となっており、把手32の時計回り方向の回転によりブラケット37を押し下げる。これによりギア駆動ピン27が下降する構成となっている。
次に本実施の形態の動作を説明する。ここでは上部構造体23の開閉動作に伴う連結ギア24c、26の噛み合い動作について説明する。まず上部構造体23が開状態から閉動作を行う場合を説明する。図3は上部構造体23の開状態を示す動作説明図である。
図3において、上部構造体23が開状態の場合、上部構造体23の把手32は図示しないトーションスプリングにより反時計回り方向に回動しており、ロック機構35が連結ギア26の回転を制止している。また把手32のアーム部36はギア駆動ピン27から離れており、ギア駆動ピン27はスプリング29の付勢力により最上位の位置まで押し上げられている。
この状態から操作者が上部構造体23を押し下げると、上部構造体23は支点25を中心に反時計回り方向(矢印C方向)に回動し、上部構造体23の側端部23a(図2に示す)がギア駆動ピン27のブラケット37に接触し、これを押し下げる。これによりギア駆動ピン27は下降し、図4に示すように、ギア駆動ピン27に設けられているラック部31がギア列24のギア24aと噛み合う。このとき、ラック部31の下部に傾斜部が設けられていることにより、ラック部31はギア24aと噛み合うようになる。なお図4は上部構造体の閉動作を示す動作説明図である。
上部構造体23をさらに押し下げると、ラック部31がギア24aを回転させ、ギア列24のその他のギア24bおよび連結ギア24cも図4に示す矢印方向にそれぞれ回転する。このとき連結ギア24cの回転方向は、所定の方向、即ち、上部構造体23の連結ギア26を迎え入れる方向となっている。
上部構造体23をさらに押し下げると、図5に示すように、上部構造体23の連結ギア26は下部構造体22の連結ギア24cに歯先が重なる。なお図5は上部構造体の閉状態を示す動作説明図である。このとき両方の連結ギア24c、26の角度により歯先同士が衝突する場合があるが、上部構造体23側の連結ギア26は回転が制止され、下部構造体22側の連結ギア24cは連結ギア26を迎え入れる方向に回転しているので、衝突が発生した次の瞬間に歯先の位相がずれて両連結ギア24c、26は噛み合う。このとき下部構造体22側の連結ギア24cは位置が固定され、また連結ギア26を迎え入れる方向に回転しているので、連結ギア26の衝突で歯飛びが発生することはない。
さらに上部構造体23を押し下げると、上部構造体23は下部構造体22に密着して閉状態となり、ギア駆動ピン27の移動は停止し、ギア列24の回転も停止する。この状態から把手32を下ろす。即ち、図5に示す矢印D方向に回動させる。この把手32の回動によりロック機構35が連結ギア26の軸26aから離れ、連結ギア26のロックが解除される。またアーム部36がギア駆動ピン27のブラケット37を押し下げ、ギア駆動ピン27をさらに下方に押し下げ、図1に示す状態とする。
ギア駆動ピン27が押し下げられることにより、ラック部31がギア列24のギア24aから外れ、ギア列24はモータ25により回転可能になる。これにより装置21の運用に支障の無い状態となる。把手32は最下位まで押し下げられた状態で図示しない係止手段により係止される。
なお、上部構造体23を押し下げる際に、誤って上部構造体23を落下させてしまった場合には、上部構造体23の側端部23aがギア駆動ピン27のブラケット37に受け止められ、スプリング29の反力を受けるので、下部構造体22に対する衝撃が緩和される。
次に上部構造体が開動作を行う場合を説明する。図1に示す閉状態から図示しない係止手段を外して把手32の係止を解除する。そして図5に示す位置まで把手32の把持部34を持ち上げアーム部36をギア駆動ピン27のブラケット37から離すとともに、ロック機構35で連結ギア26の軸26aをロックする。アーム部36がブラケット37から離れることにより、ギア駆動ピン27が上昇し、ラック部31がギア列24のギア24aと噛み合う。
この状態で上部構造体23を持ち上げ、支点25を中心に回動させる。これによりギア駆動ピン27がスプリング29の付勢力により徐々に上昇し、ラック部31がギア列24を回転させる。このときギア列24の各ギア24a、24b、24cの回転方向は、図6に示すようになる。ギア列24のこの回転方向は、図示しないベルトの配設により、搬送ローラ6a、6b、6cによる紙幣4の搬送を図6に示す矢印E方向に搬送するものである。これにより上部構造体23を開ける直前に紙幣4が開放側端部にあった場合、紙幣4を装置21の内部に搬送することができる。このときの紙幣4の搬送される距離は、ギア駆動ピン27のラック部31とギア24aとが噛み合う長さにより決定される。なお図6は上部構造体の開動作を示す動作説明図である。
さらに上部構造体23を上方に開くと、それに伴ってギア駆動ピン27もさらに上昇し、図3に示すように、ラック部31がギア24aから離れ、さらに上昇して最上位の位置で停止する。ギア駆動ピン27はこの位置で図示しない係止手段により係止される。以上により開動作を終了する。
以上のように、上部構造体23の開動作においては、ギア駆動ピン27の上昇に伴って下部構造体22の搬送ローラ6a、6b、6cが回転するので、下部構造体22と上部構造体23との間に残留した紙幣4を搬送することが可能であり、紙幣4が落下しそうな位置に残留していた場合でも装置内部に引き戻すことができ、紙幣4の落下を防止することができる。
次に第2の実施の形態を説明する。図7は第2の実施の形態の紙幣入出金装置を示す側面図である。図7において、第2の実施の形態の紙幣入出金装置41は、第1の実施の形態と同様に、下部構造体22および上部構造体23を有し、下部構造体22にはギア駆動ピン42およびギア列24が設けられている。
ギア駆動ピン42は、第1の実施の形態と同様に、下部構造体22の側面部に固定された案内ピン28に沿って移動可能で、スプリング29により上方に付勢されている。ギア駆動ピン42の側部には突出部44が設けられ、突出部44の先端部には高摩擦部材45が設けられている。高摩擦部材45はギア列24のギア24aと同軸に設けられた摩擦ローラ46と接触可能に設けられ、所定の長さに形成されている。
即ち、高摩擦部材45が一定の位置より下がると摩擦ローラ46との接触が外れるとともに、一定の位置より上方に移動すると同様に摩擦ローラ46との接触が外れる。またギア列24は図示しないベルトにより搬送ローラ6a、6b、6cに連結されており、これらの搬送ローラ6a、6b、6cはモータ25により回転駆動される。その他の構成は前記第1の実施の形態と同様である。
以上のように構成した第2の実施の形態においても、上部構造体23の押し下げにより、ギア駆動ピン42が押し下げられ、高摩擦部材45が摩擦ローラ46に接触して同軸のギア24aを回転させ、ギア列24のその他のギア24bおよび連結ギア24cも回転させる。このとき連結ギア24cの回転方向は、所定の方向、即ち、上部構造体23の連結ギア26を迎え入れる方向となる。
この方向に連結ギア24cが回転することにより、連結ギア24cの歯先と上部構造体23の連結ギア26歯先が衝突した場合でも衝突の次の瞬間に歯先の位相をずらすことができ、両連結ギア24c、26は良好に噛み合う。
以上のように第2の実施の形態によれば、比較的簡単な構成で、歯飛びの発生および連結ギアまたは構造体の破損を防止することが可能になる効果を得ることができる。
上記各実施の形態では下部構造体と上部構造体を有する装置として紙幣入出金装置を例にして説明したが、これ以外に、例えば、通帳、カードあるいは帳票等を搬送する装置にも適用可能である。さらには印刷機や複写機等の媒体を搬送そる装置にも本発明は適用可能である。
第1の実施の形態の紙幣入出金装置を示す側面図である。 第1の実施の形態の紙幣入出金装置を示す平面図である。 上部構造体の開状態を示す動作説明図である。 上部構造体の閉動作を示す動作説明図である。 上部構造体の閉状態を示す動作説明図である。 上部構造体の開動作を示す動作説明図である。 第2の実施の形態の紙幣入出金装置を示す側面図である。 従来の紙幣入出金装置を示す側面図である。 従来の入出金装置を示す平面図である。 従来の問題点を示す説明図である。
符号の説明
21、41 紙幣入出金装置
22 下部構造体
23 上部構造体
24a、26 連結ギア
27、42 ギア駆動ピン
31 ラック部
32 把手
35 ロック機構
45 高摩擦部材
46 摩擦ローラ

Claims (5)

  1. 下部構造体と、該下部構造体に対して開閉可能に設けた上部構造体とを有し、下部構造体における駆動を上部構造体に伝達する装置において、
    下部構造体に回転可能に設けられた第1の連結ギアと、
    上部構造体に回転可能に設けられた第2の連結ギアと、
    上部構造体の閉動作に伴って前記第1の連結ギアを所定の方向に回転させる回転起動手段と、
    前記回転起動手段による前記第1の連結ギアへの回転の伝達を解除する解除手段とを有し、
    上部構造体の閉時に、前記回転起動手段により前記所定の方向に回転している前記第1の連結ギアが前記第2の連結ギアに噛み合い、その後前記解除手段が前記回転起動手段による前記第1の連結ギアへの回転の伝達を解除することを特徴とする下部構造体と上部構造体を有する装置。
  2. 前記回転起動手段は、上部構造体の開動作時に前記第1の連結ギアを前記所定方向の反対方向に回転させる請求項1記載の下部構造体と上部構造体を有する装置。
  3. 上部構造体の開時に、前記第2の連結ギアの回転を制止する制止手段を有する請求項1または2記載の下部構造体と上部構造体を有する装置。
  4. 前記制止手段による前記第2の連結ギアの回転の制止は、前記解除手段による前記第1の連結ギアへの回転伝達解除と連動して解除される請求項3記載の下部構造体と上部構造体を有する装置。
  5. 前記回転起動手段は、上部構造体の閉動作により移動するピン部材と、該ピン部材に形成されたラック部と、前記ピン部材と、上部構造体の閉動作による該ピン部材の移動方向の反対方向に付勢する付勢手段とを有する請求項1、2または3記載の下部構造体と上部構造体を有する装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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