JP2007239560A - エンジン制御装置および二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化および低コスト化を実現するエンジン制御装置およびそのエンジン制御装置を備えた移動体(特に二輪車)を提供すること。
【解決手段】吸気路を備えたスロットルボディ1と、スロットルボディ1とは別工程において作成された、センサユニットを格納するセンサユニット・ケース3と、スロットルボディ1とは別工程において作成された、センサユニット・ケース3とは別体の、アイドル回転時の空気量を制御するISCステッパモータ23,ISC制御弁25(25−1,25−2)を格納するISCユニット・ケース2と、スロットルボディ1に対して、センサユニット・ケース3およびISCユニット・ケース2をそれぞれ取り付けするねじ13,14,15,18と、を備える。
【選択図】図9

Description

この発明は、エンジン制御装置および当該エンジン制御装置を備えた移動体、特に二輪車に関する。
従来、小型化(省スペース化)その他の理由により、センサ類(スロット開度センサ、圧力センサ、温度センサ、冷却水温センサ)をスロットルボディに一体的に配設し、複数のセンサの出力信号を集合出力端子として備えたものが開示されている(たとえば特許文献1を参照。)。
また、さらに別の従来技術として、電子式制御装置、絞り機構、スロットル調整モータ、再生弁(パージ弁)空気量センサを前組立、前検査をした構成ユニットとしてスロットルスリーブに形成されるケーシングに収納するものが開示されている(たとえば特許文献2を参照。)。また、センサユニットと、アイドル回転時の空気量を制御する、いわゆる、ISC(Idle Speed Control)ユニットを一体化したものが開示されている(たとえば特許文献3を参照。)。
特開平9−250374号公報 特表平9−508954号公報 特開平2002−349397号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、スロットルボディとECUケースを一体化して成形してしまうと、ECUケースは特に精度を要求されないにもかかわらず、スロットルの全閉精度を確保するために、スロットルボディに適した材料にする必要があり、全体として高価になってしまう場合があった。また、特に二輪車に適用した場合はスロットルボディの口径がエンジンの要求吸入空気量で決定されるため、口径の異なる多くのバリエーションを設定しなければならない。そのため、大量生産ができないなどの理由から、さらにコストがかかる場合があった。
また、スロットルボディに各ケースを一体に形成する場合は、金型の構造が複雑となり、一度に複数個の成形が困難になることからコスト高となる。また、各ケースを一体型にすると素材を均一の厚さにする必要があることから各ケース部はより深い肉抜きとなり、抜いたスペースに樹脂を充填するには多量の材料が必要となるなどの問題点があった。
さらにまた、スロットルボディと各ケースを一体化させてしまうと、各ケースにおける、センサに対する各種情報を入出力するためおよび電源を供給するための集合入出力端子の設置場所が制限されてしまうことになる。すなわち、集合入出力端子は、一体化されたスロットルボディと各ケース端子自体の外側に設置しなければならず、そのため集合入出力端子自体の空間およびその集合入出力端子に接続される配線のための空間を一体化されたスロットルボディと各ケース端子自体の外側に確保しなければならず、その分だけ、全体として、エンジン制御装置の占める空間が大きくなり、他の装置の設置の自由度を少なくしてしまうという問題点があった。また、二輪車においては車体フレーム幅の制約や転倒時の損傷を考慮すると集合入出力端子の設置場所は重要な課題となっていた。
また、従来技術のようにセンサユニットとISCユニットを一体化した場合に、バイパスエア通路の取り回しの関係上、一体ユニットが大きくなる。また、通路をシールするためのOリングなどの形状が複雑となり、部品コストの上昇や、組み立て効率の低下など装置全体のコストアップの要因となってしまう。
二輪車、特に排気量の少ない小型エンジンを搭載する二輪車の場合、エンジン制御装置を含むエンジン全体を収納するスペースに限りがあるため、スロットルレバーを駆動するためのワイヤや各種センサへの電源供給および出力信号のための配線の位置を含め、より効率的かつ省スペースを考慮したエンジン制御装置全体のデザインが要求されるようになってきている。
この発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、小型化および低コスト化を実現するエンジン制御装置およびそのエンジン制御装置を備えた移動体(特に二輪車)を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、この発明にかかるエンジン制御装置は、吸気路を備えたスロットルボディと、前記スロットルボディとは別工程において作成された、前記吸気路を開閉するバルブの位置を検出するTPS(Throttle Position Sensor)、前記吸気路内の圧力を検出する吸気圧力センサおよび前記吸気路の温度を検出する吸気温度センサの少なくとも一つのセンサからなるセンサユニットを格納するセンサユニット・ケースと、前記スロットルボディとは別工程において作成された、前記センサユニット・ケースとは別体の、アイドル回転時の空気量を制御するISC(Idle Speed Control)ユニットを格納するISCユニット・ケースと、前記スロットルボディに対して、前記センサユニット・ケースおよび前記ISCユニット・ケースをそれぞれ取り付けする取り付け手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかるエンジン制御装置は、上記発明において、前記センサユニット・ケースおよび前記ISCユニット・ケースの少なくともいずれかと、前記スロットルボディとはそれぞれ異なる材質によって作成されたものであることを特徴とする。
また、この発明にかかるエンジン制御装置は、上記発明において、前記スロットルボディが、スロットルシャフトの一端に設けられた、当該スロットルシャフトを回動させるスロットルレバーを備えており、前記センサユニット・ケースおよび前記ISCユニット・ケースの少なくともいずれかが、前記スロットルシャフトの他端側に取り付けられたことを特徴とする。
また、この発明にかかるエンジン制御装置は、上記発明において、前記スロットルボディにバイパスエア通路を形成したことを特徴とする。
また、この発明にかかるエンジン制御装置は、上記発明において、ISCユニットが、前記バイパスエア通路の開閉を制御するISC制御弁と、当該ISC制御弁を駆動する駆動手段と、を備え、前記ISC制御弁が、本装置が移動体に搭載された際の前記スロットシャフトよりも上側において、当該ISC制御弁が二次元方向に移動することによって、前記バイパスエア通路の開閉を制御することを特徴とする。
また、この発明にかかるエンジン制御装置は、上記発明において、前記駆動手段が、ステッピングモータと、当該ステッピングモータの回転駆動を伝達する回転軸とからなり、前記ISC制御弁が、前記スロットルボディの所定位置に当接する凸部と、前記回転軸に設けられた螺旋状の溝と回転させることで嵌合する螺旋状の溝と、を備え、前記回転軸が正回転または逆回転することによって、前記スロットルボディの前記所定位置と前記ISC制御弁の前記凸部とが当接して当該ISC制御弁の回転が抑止され、かつ、前記螺旋状の溝が当該ISC制御弁に設けられた螺旋状の溝との嵌合を保持することによって、当該ISC制御弁が前記回転軸の長手方向のいずれかに移動することを特徴とする。
また、この発明にかかるエンジン制御装置は、上記発明において、前記ISC制御弁が、前記回転軸の長手方向に対して先端がテーパ状をなし、当該長手方向に移動して、当該ISC制御弁と前記バイパスエア通路との間に生じる隙間面積を調整することで、前記バイパスエア通路の開閉を制御することを特徴とする。
また、この発明にかかるエンジン制御装置は、上記発明において、前記駆動手段が、前記ISC制御弁を、本装置が移動体に搭載された際に上側から見た場合に、前記スロットルシャフトの長手方向と略平行となる方向に移動するように駆動することで、前記バイパスエア通路の開閉を制御することを特徴とする。
また、この発明にかかるエンジン制御装置は、上記発明において、前記駆動手段が、前記ISC制御弁を、本装置が移動体に搭載された際に上側から見た場合に、前記スロットルボアの長手方向と略直交となる方向に移動するように駆動することで、前記バイパスエア通路の開閉を制御することを特徴とする。
また、この発明にかかるエンジン制御装置は、上記発明において、前記バイパスエア通路が、少なくとも前記スロットルボアの吸気側につながる上流側通路を有し、前記駆動手段が、前記ISC制御弁を、前記上流通路の長手方向と略直交となる方向に移動するように駆動することで、前記バイパスエア通路の開閉を制御することを特徴とする。
また、この発明にかかるエンジン制御装置は、上記発明において、前記バイパスエア通路が、少なくとも前記スロットルボアの吸気側につながる上流側通路および前記スロットルボアの排気側につながる下流側通路を有し、前記上流側通路から前記下流側通路へ少なくとも3回以上曲げて連通していることを特徴とする。
また、この発明にかかるエンジン制御装置は、スロットルボディと、前記スロットルボディに形成された吸気路を開閉するバルブと、前記バルブに装着されるスロットルシャフトと、前記スロットルシャフトを回動させる回動機構と、前記吸気路を開閉するバルブの位置を検出するTPSと、前記吸気路内の圧力を検出する吸気圧力センサと、前記吸気路の温度を検出する吸気温度センサと、アイドル回転時の空気量を制御するISCと、を備え、前記TPS、前記吸気圧力センサ、前記吸気温度センサおよびISCが、前記吸気路を挟んで、前記回動機構とは反対側に配置したことを特徴とする。
また、この発明にかかるエンジン制御装置は、上記発明において、前記回動機構が、駆動源からの駆動力によって回動されるアクチュエータであることを特徴とする。
また、この発明にかかるエンジン制御装置は、上記発明において、前記回動機構が、アクセルに連絡されるワイヤによって作動されるレバーによって駆動されることを特徴とする。
また、この発明にかかるエンジン制御装置は、吸気路を備えたスロットルボディと、前記スロットルボディとは別工程において作成された、前記吸気路を開閉するバルブの位置を検出するTPS、前記吸気路内の圧力を検出する吸気圧力センサおよび前記吸気路の温度を検出する吸気温度センサの少なくとも一つのセンサからなるセンサユニットを格納するセンサユニット・ケースと、前記スロットルボディに対して、前記センサユニット・ケースを取り付けする取り付け手段と、を備え、前記センサユニット・ケースが、集合入力端子を収納する集合入力端子カバーを有し、前記集合入力端子カバーが、前記スロットルボディの上流側に向けて入力部が配置されていることを特徴とする。
また、この発明にかかる二輪車は、上記発明のエンジン制御装置を備えたことを特徴とする。
以上説明したように、この発明によれば、センサユニット・ケースと、センサユニット・ケースとは別体で形成されたISCユニット・ケースとを、スロットルボディに対して、別々に取り付けることによって、エンジン制御装置全体をより小型化できるとともに、取り付け時の調整をより簡易にし、それによって小型化および低コスト化を実現するエンジン制御装置およびエンジン装置を備えた移動体(特に二輪車)が得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるエンジン制御装置およびエンジン装置を備えた移動体(特に二輪車)の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、この発明は本実施の形態に限らず、種々変更可能である。
(エンジン制御装置の構成)
まず、この発明の本実施の形態にかかるエンジン制御装置の構成について説明する。図1はこの発明の本実施の形態にかかるエンジン制御装置を示す正面図であり、図2はこの発明の本実施の形態にかかるエンジン制御装置を示す上面図であり、図3はこの発明の本実施の形態にかかるエンジン制御装置を示す右側面図であり、図4はこの発明の本実施の形態にかかるエンジン制御装置を示す左側面図である。
図1〜図4において、エンジン制御装置は、二輪車の特に排気量の少ない(たとえば50〜250cc)小型エンジン用であり、スロットルボディ1と、アイドル回転時の空気量を制御するISCユニット(詳細は後述する)を格納するISCユニット・ケース2と、センサユニット(詳細は後述する)を格納するセンサユニット・ケース3とから構成される。そしてセンサユニット・ケース3は、スロットルボディ1とは別工程において作成される。またISCユニット・ケース2も、スロットルボディ1とは別工程において作成される。ISCユニット・ケース2は、さらに、センサユニット・ケース3とは別体として、スロットルボディ1に取り付けられる。
スロットルボディ1とISCユニット・ケース2とは、別の材質、たとえば、スロットルボディ1が金属、より具体的にはアルミダイカストで形成され、ISCユニット・ケース2が樹脂で形成されるものであるとよい。同様に、スロットルボディ1とセンサユニット・ケース3とは、別の材質、たとえば、スロットルボディ1が金属、より具体的にはアルミダイカストで形成され、センサユニット・ケース3が樹脂で形成されるものであるとよい。
ISCユニット・ケース2とセンサユニット・ケース3とは、同一の材質であってもよく、異なる材質であってもよい。ISCユニット・ケース2・センサユニット・ケース3の材質によっては、断熱性に優れたものを用いて、ISCユニット・ケース2に収納される上記ISCユニットおよびセンサユニット・ケース3に収納されるセンサユニットを熱から保護するようにすることもできる。
このように、スロットルボディ1とISCユニット・ケース2を別体とするとともに、スロットルボディ1とセンサユニット・ケース3を別体として、機械的要素と電気的要素とを別生産にすることで、生産コストをより低く押さえるとともに組付け後の性能をも向上させることができる。さらに、ISCユニット・ケース2と、センサユニット・ケース3とを別体で作成し、スロットルボディ1に別々に組み付けることで、両者を一体化して組み付けるよりも、組み付け時の調整作業をより簡易におこなうことができる。
また、スロットルボディ1は、バタフライバルブ式を採用し、スロットルレバー6は、リターンスプリング7、スロットル弁8、スロットル弁8をスロットルシャフト19(後述する図5、図6−1、図6−2、図9などを参照)を固定するためのスロットルねじ9、ブラケット10、アジャストねじ11、アジャストねじ11用のナット12などを備えている。また、スロットルレバー6を回動駆動するためのワイヤをガイドするブラケット10は、ねじ16および17によって、スロットルボディ1に固定される。
また、ISCユニット・ケース2には、ISCユニット・ケース2と一体で形成された、集合入出力端子5を収納する集合入出力端子カバー4を備えている。集合入出力端子カバー4はその入力部がスロットルボディ1の上流側に向いている。これによって、配線をより効率的に配置することができる。そして、ISCユニット・ケース2は、図4に示すように、ISCユニット・ケース固定用のねじ13および15によって、スロットルボディ1に直接に固定される。同様にして、センサユニット・ケース3は、センサユニット・ケース固定用ねじ14および18によって、スロットルボディ1に直接に固定される。
このように、スロットルボディ1は、スロットルシャフト19の一端すなわち、図1において向かって右側に設けられた、スロットルシャフト19を回動させるスロットルレバー6を備えており、これに対してISCユニット・ケース2およびセンサユニット・ケース3は、スロットルシャフト19の他端側、すなわち図1において向かって左側に取り付けられる。これによって、スロットルシャフト19が回動するに際して、回動の妨げにならない位置にISCユニット・ケース2およびセンサユニット・ケース3の両ケースあるいはいずれか一つのケースを配置することができ、より省スペース化を実現することができる。
これによって、TPS29、吸気圧力センサ、吸気温度センサ20およびISCユニット25は、吸気路であるスロットルベアを挟んで、回動機構であるスロットルレバー6とは反対側に配置する。
また、回動機構であるスロットルレバー6は、図示を省略する駆動源からの駆動力によって回動されるアクチュエータであってもよい。、また、スロットルレバー6は、図示を省略するアクセルに連絡されるワイヤによって作動されるレバーによって駆動されるようにしてもよい。
図5は、図1のA−Aにおける断面図である。図5において、スロットルボアの向かって右側が上流側で、吸気方向は右側から左側である。符号8はスロットル弁であり、図5においては、ほぼ全閉の状態である。このスロットル弁8が、スロットルシャフト19の回動によって、図5において反時計回りに回動し、吸気を可能にする。また、符号21は、アイドル時においてスロットル弁8が全閉している際に、吸気を確保するためのバイパスエア穴である。このように、バイパスエア穴21によって形成されたバイパスエア通路22は、スロットルボディ1に、スロットル弁8を挟んで、吸気の上流側と下流側に形成し、スロットルボアに通じるようにする(図12参照)。特に、本装置であるエンジン制御装置が、移動体(特に二輪車)に搭載された際のスロットシャフト19よりも上側に設けるとなおよい。
(ISCユニットの構成)
図6−1および図6−2は、図4のB−Bにおける断面図である。また、図6−3は、ISC制御弁25を、Cの方向(図6−1の左側)から見た図である。図6−1および図6−2において、符号23はISCステッパモータであり、ISCユニット・ケース2の中にはISCユニットとが格納されている。ISCユニットは、ISC制御弁25と、そのISC制御弁25を駆動するISCステッパモータ23とからなる。また、符号26はバイパスエア通路であり、27はISCステッパモータ23の固定用のねじであり、このねじ27で、ISCステッパモータ23をスロットルボディ1に固定する。ISCステッパモータ23は、駆動制御されることによって、回転軸28を正転・逆転させることが可能である。回転軸28の表面には、螺旋状の溝が設けられている。
ISC制御弁25は、先端部25−1と、後端部25−2とからなる。先端部25−1は、先端の凸部へ向かってテーパ部を有する形状(三角錐に似た形状)になっている。後端部25−2は、図6−3、図9に示すように、先端部25−1の三角錐形状の底部よりも直径が長く、円周を囲むような凸部を備える。なお、図6−1および図6−2に示すように、ISC制御弁25の移動する空間にスプリングを設けるようにしてもよい。スプリングを設けることによって、ISC制御弁25の開閉をより確実におこなわしめること可能となる。
また、ISC制御弁25の内部は、図6−3に示すように、回転軸28の螺旋状の溝と嵌合するように、回転軸28の螺旋状の溝と同様の螺旋状の溝が形成された嵌合穴25−4が設けられている。さらに、ISC制御弁25の外周には、図6−3、図9に示すように、凸部25−3を有している。この凸部25−3が、図8に示す回転防止部24に当接し、回転軸28が回転してもその回転にあわせてISC制御弁25が回転しないようにしている。
すなわち、ISCステッパモータ23は、ISC制御弁25の内部の螺旋状の溝部と回転軸28の螺旋状の溝部とを嵌合させ、ISC制御弁25をスロットルボディ1に設けられた挿入穴に挿入する状態で、ISCステッパモータ23をねじ27で、スロットルボディ1に固定する。その際、ISC制御弁25の後端部分が、スロットルボディ1に設けられた回転防止部24(図6−1,図6−2,図8を参照)に当接し、ISC制御弁25の回転がおこなわれないようになる。
図8はスロットルボディの左側面図である。図8において、符号57は、ISCステッパモータ23の固定用ねじ孔であり、ISC制御弁25を挿入する穴の周囲に2つ設けられている。また、ISC制御弁25を挿入する穴には、ISC制御弁25の回転を防止するための回転防止部24が設けられている。いずれも、スロットルボディ1に設けられている。
回転防止部24は、図8に示すように断面が略長円の形状をした溝であり、直径が短い部分は、後端部25−2よりも若干大きく、凸部25−3を考慮した直径よりは短くしてある。したがって、ISC制御弁25をスロットルボディ1の挿入穴に挿入した場合に、後端部25−2は上記長円部分にはめ込むことができるが、凸部25−3があるために、上記長円部分にはめ込まれた状態で回転することができないようになっている。このような構成にすることによって、ISC制御弁25を防止(抑止)している。
このような状態において、回転軸28の螺旋状の溝とISC制御弁25の螺旋状の溝(嵌合穴25−4)を嵌合させ、回転軸28を所定の方向へ回転させると、ISC制御弁25は回転が抑止されているので、回転軸28の螺旋状の溝がISC制御弁25に設けられた螺旋状の溝との嵌合を保持することによって、回転軸28の長手方向に沿って、ISCステッパモータ23に近づく方向に移動させることができるとともに、回転軸28を上記所定の方向と反対方向へ回転させると、ISC制御弁25は、回転軸28の長手方向に沿って、ISCステッパモータ23から遠ざかる方向に移動させることができる。
これによって、ISC制御弁25は、回転軸28の長手方向には移動可能に配置しているが、回転防止部24によって回転しないため、回転軸28を所定の方向へ回転させると、ISC制御弁25が、回転軸28の長手方向に沿って、ISCステッパモータ23に近づく方向に移動するとともに、回転軸28を上記所定の方向と反対方向へ回転させることによって、ISC制御弁25は、回転軸28の長手方向に沿って、ISCステッパモータ23から遠ざかる方向に移動する。ISC制御弁25が、ISCステッパモータ23から遠ざかる方向に移動し、所定の位置で、ISC制御弁25のテーパ部がバイパスエア通路に当接する。図6−2がこの状態である。この状態で、バイパスエア通路は遮断させ、空気の流れが遮断される。
そして、回転軸28が上記所定の方向に回転することによって、ISCステッパモータ23に近づく方向に移動する。その移動量に応じて、バイパスエア通路とISC制御弁25の凸部のテーバ部分との間隔が開く。このように、ISC制御弁25とバイパスエア通路との間に生じる隙間面積を調整することで、ISCステッパモータ23の回転駆動を制御するだけでバイパスエア通路60の開閉を制御することができる(図6−1を参照)。すなわち、ISCステッパモータ23の回転方向および回転量によって、バイパスエア通路60の開閉および開口量の制御をすることができる。
ISC制御弁25は、本装置であるエンジン制御装置が、たとえば二輪車などの移動体に搭載された際に上側から見た場合、すなわち図2の上面図において、スロットルシャフト19の長手方向(図2において水平方向)と略平行となる方向に駆動することで、バイパスエア通路の開閉を制御する。
また、ISC制御弁は、同様に、本装置であるエンジン制御装置が、たとえば二輪車などの移動体に搭載された際に上側から見た場合(図2の上面図において)、スロットルボアの長手方向(図2において垂直方向)と略直交となる方向に駆動することで、バイパスエア通路の開閉を制御する。
(センサユニットの構成)
図7はスロットルボディの正面図であり、図8はスロットルボディの左側面図である。いずれも、ISCユニット・ケース2およびケース内のユニットをはずした状態であり、かつセンサユニット・ケース3およびケース内の各センサをはずした状態(ただし、TPS29の一部はスロットルシャフト19に装着した状態)である。
図7および図8において、符号29はTPSである。また図8において、符号50は吸気圧力センサ用穴であり、51は吸気温度センサ用孔であり、符号53および符号55は、ISCユニット・ケース2の固定用ねじ孔であり、符号54および符号58は、センサユニット・ケース3の固定用ねじ孔である。また、図1において、符号20は、吸気温度センサ用孔51を介してスロットルボア内に突出した吸気温度センサの先端である。
(エンジン制御装置の組み立て)
図9は、この発明の本実施の形態にかかるエンジン制御装置を示す分解斜視図である。図9において、符号30はOリングであり、符号31はワッシャであり、符号32はスロットルシャフト19用のスプリングワッシャであり、符号33はスロットルシャフト19用のナットであり、符号34はパッキンであり、符号35はシールであり、符号36はリングである。
ISCユニット・ケース2は、Oリング30を介してスロットルボディ1に取り付けることで、ISCステッパモータ23をほこりや水分から防御する。ISCステッパモータ23とISC制御弁25との間にワッシャ31を設けることによって、ISC制御弁25の回転をより円滑におこなわせることができる。
また、スロットルシャフト19用のスプリングワッシャ32と、スロットルシャフト19用のナット33を用いてスロットルレバー6をスロットルシャフト19に確実に固定することができる。また、パッキン34およびシール35によって、スロットルボア側から侵入するほこりや水分からTPS28を防御する。また、リング36は、スロットルシャフトの回動をより円滑におこなわせることができる。
(バイパスエア通路の構成)
図10〜図12は、バイパスエア通路を示す説明図であり、図10は、図1と同様にエンジン制御装置を示す正面図であり、図11は、図2と同様にエンジン制御装置の上面図であり、図12は、図8と同様に図10のA−Aにおける断面図である。
図10〜図12において、符号22が上流側バイパスエア通路であり、符号61が下流側バイパスエア通路であり、符号26および符号60が、上流側バイパスエア通路22および下流側バイパスエア通路61をつなぐバイパスエア通路(中間バイパスエア通路)である。図11において、中間バイパスエア通路26および60は直交しており、いわゆる逆L字型をしており、左下において上流側バイパスエア通路22と略垂直につながっており、右上において下流側バイパスエア通路61とつながっている。
このように、バイパスエア通路は、少なくともスロットルボアの吸気側につながる上流側バイパスエア通路22とスロットルボアの排気側につながる下流側バイパスエア通路61を有し、上流側バイパスエア通路22から、下流側バイパスエア通路61へ、中間バイパスエア通路26,60を介することで、少なくとも3回以上曲げて連通している。
このようにすることで、スロットルボディ1を金型を用いて作成する際に、より容易にバイパスエア通路用の孔を作成することができる。また、上述のように逆L字に曲げることによって、ISC制御弁25による、空気量の調節をより容易におこなわしめることができる。
(センサユニット・ケースの別の構成例)
図13は、センサユニット・ケースの別の構成例を示す説明図(斜視図)である。図13において、センサユニット・ケース101は、集合入出力端子カバー102と、吸気温度センサ103と、TPS104と、吸気圧力センサ105と、ねじ孔(センサユニット・ケース固定用)106,107とを含む。そして、ねじ孔106と、図8に示したねじ孔54が、ねじ孔107と、図8に示したねじ孔58がそれぞれ対応する。
このセンサユニット・ケース101は、上述したセンサユニット・ケース3の代わりに、スロットルボディ1に取り付けることができる。図13において、C方向矢印が取り付け面である。また、A方向矢印が、スロットルボアの上流側であり、B方向矢印が、スロットルボアの下流側である。このセンサユニット・ケース101の特徴の一つは、集合入出力端子カバー102に収納された集合入出力端子が、スロットルボアの上流側(すなわち、A方向矢印側)を向いている点である。
図14は、センサユニット・ケースのさらに別の構成例を示す説明図(斜視図)である。図14は、図13のセンサユニット・ケースの天地を逆転させて取り付ける場合の例を示している。スロットルボアの上流側と下流側の向きに応じて、図13のように、集合入力端子カバー102が下側に配置される場合と、図14のように、集合入力端子カバーが上側に配置される場合とがある。いずれにせよ、吸気温度センサ103は、スロットルバルブ8よりも上流側に、吸気圧力センサ105は、スロットルバルブ8よりも下流側に、それぞれ配置されるのが望ましい。
このように、スロットルボディ1とは別工程において作成されたTPS、吸気圧力センサおよび吸気温度センサの少なくとも一つのセンサからなるセンサユニットを格納するセンサユニット・ケース101と、スロットルボディ1に対して、前記センサユニット・ケースを取り付けする取り付け手段(図示を省略するねじ)と、を備え、センサユニット・ケース101が、図示を省略する集合入力端子を収納する集合入力端子カバー102を有し、集合入力端子カバー102が、スロットルボディ1の上流側、すなわちスロットルボアの上流側に向けて入力部が配置されているので、配線をスロットルボアの上流側から容易に引き回すことができ、配線の自由度が増し、配線のレイアウトをより効率的なものにすることができる。
以上説明したように、この発明の実施の形態によれば、吸気路を備えたスロットルボディと、スロットルボディ1とは別工程において作成された、TPS、吸気圧力センサおよび吸気温度センサの少なくとも一つのセンサからなるセンサユニットを格納するセンサユニット・ケース3と、スロットルボディ1とは別工程において作成された、センサユニット・ケース3とは別体の、ISCユニット・ケース2と、スロットルボディ1に対して、センサユニット・ケース3およびISCユニット・ケース2をそれぞれ取り付けする取り付け手段としてのねじ13,14,15,18を備えている。
そのため、各ユニットの取り付け時の微調整などを考慮すると、センサユニット・ケース3とISCユニット・ケース2とを別々にスロットルボディ1に組み付けることができるので、組み立て効率をより向上させることができる。
また、この発明の実施の形態によれば、スロットルシャフト19の一端にスロットルレバー6を備え、センサユニット・ケース3およびISCユニット・ケース2が、スロットルシャフト19の他端側に取り付けられているので、スロットルレバー6の回動の障害にはならず、また、ISCユニットによるアイドル時の空気量の制御をするためのバイパスエア通路をスロットルレバー6を取り回さなくてよい分だけ、エンジン制御装置全体の大きさを抑制することができる。
また、この発明の実施の形態によれば、ISC制御弁25が、回転軸28の長手方向に対して先端25−1がテーパ状をなし、長手方向に移動して、ISC制御弁25とバイパスエア通路60との間に生じる隙間面積を調整することで、前記バイパスエア通路の開閉を制御するので、ISCステッパモータ23の回転駆動を制御することによって、高い精度で空気量の調整をおこなうことができる。
この発明にかかるエンジン制御装置は、二輪車などの内燃機関を備えた移動体に活用するのに有用であり、特に小型の排気量のエンジンにおいて用いられるのに適している。
この発明の本実施の形態にかかるエンジン制御装置を示す正面図である。 この発明の本実施の形態にかかるエンジン制御装置を示す上面図である。 この発明の本実施の形態にかかるエンジン制御装置を示す右側面図である。 この発明の本実施の形態にかかるエンジン制御装置を示す左側面図である。 図1のA−Aにおける断面図である。 図4のB−Bにおける断面図である。 図4のB−Bにおける断面図である。 ISC制御弁25をCの方向から見た図である。 スロットルボディの正面図である。 スロットルボディの左側面図である。 この発明の本実施の形態にかかるエンジン制御装置を示す分解斜視図である。 バイパスエア通路を示す説明図である。 バイパスエア通路を示す説明図である。 バイパスエア通路を示す説明図である。 センサユニット・ケースの別の構成例を示す説明図(斜視図)である。 センサユニット・ケースの別の構成例を示す説明図(斜視図)である。
符号の説明
1 スロットルボディ
2 ISCユニット・ケース
3,101 センサユニット・ケース
4 集合入出力端子カバー
5 集合入出力端子
6 スロットルレバー
7 リターンスプリング
8 スロットル弁
9 スロットルねじ
10 ブラケット
11 アジャストねじ
12 ナット
13 ねじ(ISCユニット・ケース固定用)
14 ねじ(センサユニット・ケース固定用)
15 ねじ(ISCユニット・ケース固定用)
16 ねじ(ブラケット固定用)
17 ねじ(ブラケット固定用)
18 ねじ(センサユニット・ケース固定用)
19 スロットルシャフト
20,103 吸気温度センサ
21 バイパスエア穴
22 バイパスエア通路(上流側)
23 ISCステッパモータ
24 回転防止部
25(25−1〜25−4) ISC制御弁
26 バイパスエア通路(中間)
27 ねじ(ISCステッパモータ固定用)
28 回転軸
29,104 TPS
30 Oリング
31 ワッシャ
32 スプリングワッシャ(スロットルシャフト用)
33 ナット(スロットルシャフト用)
34 パッキン
35 シール
36 リング
50 吸気圧力センサ用穴
51 吸気温度センサ用孔
53 ねじ孔(ISCユニット・ケース固定用)
54,106 ねじ孔(センサユニット・ケース固定用)
55 ねじ孔(ISCユニット・ケース固定用)
57 ねじ孔(ISCステッパモータ固定用)
58,107 ねじ孔(センサユニット・ケース固定用)
60 バイパスエア通路(中間)
61 バイパスエア通路(下流側)
102 集合入出力端子カバー
105 吸気圧力センサ
106,107 ねじ孔(センサユニット・ケース固定用)

Claims (16)

  1. 吸気路を備えたスロットルボディと、
    前記スロットルボディとは別工程において作成された、前記吸気路を開閉するバルブの位置を検出するTPS(Throttle Position Sensor)、前記吸気路内の圧力を検出する吸気圧力センサおよび前記吸気路の温度を検出する吸気温度センサの少なくとも一つのセンサからなるセンサユニットを格納するセンサユニット・ケースと、
    前記スロットルボディとは別工程において作成された、前記センサユニット・ケースとは別体の、アイドル回転時の空気量を制御するISC(Idle Speed Control)ユニットを格納するISCユニット・ケースと、
    前記スロットルボディに対して、前記センサユニット・ケースおよび前記ISCユニット・ケースをそれぞれ取り付けする取り付け手段と、
    を備えたことを特徴とするエンジン制御装置。
  2. 前記センサユニット・ケースおよび前記ISCユニット・ケースの少なくともいずれかと、前記スロットルボディとはそれぞれ異なる材質によって作成されたものであることを特徴とする請求項1に記載のエンジン制御装置。
  3. 前記スロットルボディは、スロットルシャフトの一端に設けられた、当該スロットルシャフトを回動させるスロットルレバーを備えており、
    前記センサユニット・ケースおよび前記ISCユニット・ケースの少なくともいずれかは、前記スロットルシャフトの他端側に取り付けられたことを特徴とする請求項1または2に記載のエンジン制御装置。
  4. 前記スロットルボディにバイパスエア通路を形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のエンジン制御装置。
  5. ISCユニットは、前記バイパスエア通路の開閉を制御するISC制御弁と、当該ISC制御弁を駆動する駆動手段と、を備え、
    前記ISC制御弁は、本装置が移動体に搭載された際の前記スロットシャフトよりも上側において、当該ISC制御弁が二次元方向に移動することによって、前記バイパスエア通路の開閉を制御することを特徴とする請求項4に記載のエンジン制御装置。
  6. 前記駆動手段は、ステッピングモータと、当該ステッピングモータの回転駆動を伝達する回転軸とからなり、
    前記ISC制御弁は、前記スロットルボディの所定位置に当接する凸部と、前記回転軸に設けられた螺旋状の溝と回転させることで嵌合する螺旋状の溝と、を備え、
    前記回転軸が正回転または逆回転することによって、前記スロットルボディの前記所定位置と前記ISC制御弁の前記凸部とが当接して当該ISC制御弁の回転が抑止され、かつ、前記螺旋状の溝が当該ISC制御弁に設けられた螺旋状の溝との嵌合を保持することによって、当該ISC制御弁が前記回転軸の長手方向のいずれかに移動することを特徴とする請求項5に記載のエンジン制御装置。
  7. 前記ISC制御弁は、前記回転軸の長手方向に対して先端がテーパ状をなし、当該長手方向に移動して、当該ISC制御弁と前記バイパスエア通路との間に生じる隙間面積を調整することで、前記バイパスエア通路の開閉を制御することを特徴とする請求項6に記載のエンジン制御装置。
  8. 前記駆動手段は、前記ISC制御弁を、本装置が移動体に搭載された際に上側から見た場合に、前記スロットルシャフトの長手方向と略平行となる方向に移動するように駆動することで、前記バイパスエア通路の開閉を制御することを特徴とする請求項4〜7のいずれか一つに記載のエンジン制御装置。
  9. 前記駆動手段は、前記ISC制御弁を、本装置が移動体に搭載された際に上側から見た場合に、前記スロットルボアの長手方向と略直交となる方向に移動するように駆動することで、前記バイパスエア通路の開閉を制御することを特徴とする請求項4〜8のいずれか一つに記載のエンジン制御装置。
  10. 前記バイパスエア通路は、少なくとも前記スロットルボアの吸気側につながる上流側通路を有し、
    前記駆動手段は、前記ISC制御弁を、前記上流通路の長手方向と略直交となる方向に移動するように駆動することで、前記バイパスエア通路の開閉を制御することを特徴とする請求項4〜9のいずれか一つに記載のエンジン制御装置。
  11. 前記バイパスエア通路は、少なくとも前記スロットルボアの吸気側につながる上流側通路および前記スロットルボアの排気側につながる下流側通路を有し、
    前記上流側通路から前記下流側通路へ少なくとも3回以上曲げて連通していることを特徴とする請求項4〜10のいずれか一つに記載のエンジン制御装置。
  12. スロットルボディと、
    前記スロットルボディに形成された吸気路を開閉するバルブと、
    前記バルブに装着されるスロットルシャフトと、
    前記スロットルシャフトを回動させる回動機構と、
    前記吸気路を開閉するバルブの位置を検出するTPS(Throttle Position Sensor)と、
    前記吸気路内の圧力を検出する吸気圧力センサと、
    前記吸気路の温度を検出する吸気温度センサと、
    アイドル回転時の空気量を制御するISCと、
    を備え、
    前記TPS、前記吸気圧力センサ、前記吸気温度センサおよびISCは、前記吸気路を挟んで、前記回動機構とは反対側に配置したことを特徴とするエンジン制御装置。
  13. 前記回動機構は、駆動源からの駆動力によって回動されるアクチュエータであることを特徴とする請求項12に記載のエンジン制御装置。
  14. 前記回動機構は、アクセルに連絡されるワイヤによって作動されるレバーによって駆動されることを特徴とする請求項12に記載のエンジン制御装置。
  15. 吸気路を備えたスロットルボディと、
    前記スロットルボディとは別工程において作成された、前記吸気路を開閉するバルブの位置を検出するTPS(Throttle Position Sensor)、前記吸気路内の圧力を検出する吸気圧力センサおよび前記吸気路の温度を検出する吸気温度センサの少なくとも一つのセンサからなるセンサユニットを格納するセンサユニット・ケースと、
    前記スロットルボディに対して、前記センサユニット・ケースを取り付けする取り付け手段と、
    を備え、
    前記センサユニット・ケースは、集合入力端子を収納する集合入力端子カバーを有し、
    前記集合入力端子カバーは、前記スロットルボディの上流側に向けて入力部が配置されていることを特徴とするエンジン制御装置。
  16. 前記請求項1〜15のいずれか一つに記載のエンジン制御装置を備えたことを特徴とする二輪車。
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