JP4972070B2 - バルブユニットおよびその製造方法 - Google Patents
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
従来より、合成樹脂製のスロットルバルブと、内部にスロットルボアが形成された円筒状のスロットルボア壁を有する合成樹脂製のスロットルボディとを備え、スロットルボディとスロットルバルブとを射出成形型内で略同時に射出成形する際に、スロットルバルブの全閉開度の状態以外の開度(例えば全開開度)にてスロットルボア壁の内部にスロットルバルブが回転自在に組み込まれた製品形状の樹脂成形品となるように製造するバルブユニット(例えば内燃機関の電子スロットル装置)の製造方法が提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
ここで、スロットルバルブとして、図13ないし図16に示したように、円板状のバルブ本体101の軸方向部(肉厚部)102に金属シャフト103をインサート成形した樹脂モールドバルブが採用されている。また、金属シャフト103の回転軸方向の両端部は、図13ないし図16に示したように、スロットルボディのスロットルボア壁104に形成される軸受け保持部105の軸受け孔106内に挿入されて、スロットルボア壁104の軸受け保持部105に回転自在に支持されている。
なお、スロットルバルブの全閉開度の状態以外の開度(例えば全開開度)にてスロットルボア壁104の内部にスロットルバルブが回転自在に組み込まれた製品形状の樹脂成形品を実現するには、スロットルバルブの製品形状のバルブキャビティと、スロットルボア壁104の製品形状のボディキャビティとの間を射出成形型で切り分ける必要があり、このためには、スロットルボア壁104の内径面(ボア内径面)にスロットルボアの軸線方向に平行で、しかもスロットルボアの軸線方向に沿って真っ直ぐに延びるスリット溝109を設ける必要がある。
ところが、従来の内燃機関の電子スロットル装置においては、洩れ低減カラー107およびベアリング108を組み付けた後に、スロットルバルブの回転軸方向の外径側端面とスロットルボア壁104のボア内径面とのスラスト方向の隙間分だけ、金属シャフト103をインサート成形したスロットルバルブがずれる。図16では、スロットルバルブが図示左側にずれている。
このように、スロットルバルブにスラストガタが発生すると、スロットルバルブを全開開度の状態から全閉開度の状態へと閉じ込む過程で、スロットルバルブの回転軸方向の外径側端部(スロットルバルブの軸方向部の両端面から突出している部分)が、スロットルボア壁104のボア内径面に形成されたスリット溝109(スロットルボア壁104の内側の壁面とスリット溝109の底面との間に形成される段差110)に引っ掛かったり、嵌まり込んだりする可能性がある。
そこで、スロットルバルブの動作に対する信頼性を確保するという目的で、スロットルバルブのスラストガタ量を小さく設定することが考えられる。この場合には、スロットルボア壁104に対するスロットルバルブのスラスト方向へのガタを規制するガタ規制構造や、寸法精度の高い精密な部品および高精度な組み付けが要求されるため、コストアップとなってしまう。
請求項3に記載の発明によれば、シャフトは、ダクトの軸受け孔内に設置される軸受けを介して、ダクトに回転自在に支持されている。そして、軸受けは、ダクトの軸受け孔内に挿入される挿入方向の先端部が、ダクトの軸受け孔から流体流路内に露出している。また、軸受けは、バルブの回転軸方向の端部近傍の位置で軸受け孔の孔壁面に圧入固定されている。
これによって、バルブを全閉した時に、ダクトの対向部の内側の壁面およびスリット溝の底面とバルブの回転軸方向の端部との間に形成される所定距離の隙間から洩れる流体の流量を低減することができる。
また、ダクトに対する軸受けの組み付けがある場合、シャフトの回転軸方向のスラストガタを小さくしなくても、信頼性を確保できるので、ラフ精度、簡単な組み付けができる。すなわち、ダクトの軸受け孔の軸方向位置に対する軸受けの組付精度を粗くできるので、コストダウンを図ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、バルブは、スリット溝の溝幅よりも板厚が薄いプレート状のバルブ本体を有している。
これによって、バルブ本体の第1、第2ディスクがオフセットした分だけ、スリット溝の溝幅方向の中心とバルブおよびシャフトの回転中心軸線が、ダクトの軸受け孔の開口端縁(バルブ閉じ側の開口端縁)より離れるので、スリット溝の底面と湾曲部の内側の壁面との間をより滑らかに接続する接続面(平面または曲面)を介して繋ぐことができる。したがって、スリット溝に対するバルブの引っ掛かり防止効果を向上することができる。
これによって、バルブ本体の第1、第2ディスクがオフセットした分だけ、スリット溝の溝幅方向の中心とバルブおよびシャフトの回転中心軸線が、ダクトの軸受け孔の開口端縁(バルブ閉じ側の開口端縁)より離れるので、スリット溝の底面と湾曲部の内側の壁面との間をより滑らかに接続する接続面(平面または曲面)を介して繋ぐことができる。したがって、スリット溝に対するバルブの引っ掛かり防止効果を向上することができる。
これによって、ダクトおよびバルブを成形型内で同時に成形する成形工程を実施する際に、ダクトの製品形状のキャビティとバルブの製品形状のキャビティとを確実に切り分けることができる。したがって、バルブがダクトに対して相対回転が可能となるように、ダクト内にバルブが組み込まれた製品形状の成形品を製造することができる。
図1ないし図7は本発明の実施例1を示したもので、図1は内燃機関の電子スロットル装置を示した図で、図2および図3はセンサカバーを取り外した状態を示した図で、図4および図5はスロットルボア壁の第1対向部を示した図で、図6は第1ベアリングを組み付けた状態を示した図である。
シリンダブロックの内部に形成されるシリンダボア内には、連接棒を介してクランクシャフトに連結されたピストンがその摺動方向に摺動自在に支持されている。
エアクリーナホースは、エアクリーナとスロットルボディとを接続するインテークパイプである。また、エアクリーナホースは、柔軟性を有するゴム系弾性体(または柔軟性を有する合成樹脂等の樹脂材料)によって形成されている。このエアクリーナホースは、スロットルボディの吸気流方向における上端部に気密的に結合されている。
また、電子スロットル装置は、スロットルボディおよびスロットルバルブの他に、スロットルバルブを閉弁作動方向(バルブ全閉方向に戻す方向)に付勢するリターンスプリング5を備えている。なお、本実施例では、リターンスプリング5としてコイルスプリングが使用されている。
また、スロットルボア壁10の外壁部には、内部に電動モータ4を収容するモータハウジング16が一体的に形成されている。また、スロットルボア壁10の回転軸方向の端部(図1において図示右側端部)には、スロットル開度を検出するスロットル開度センサを保持固定するセンサカバー17が装着されている。
なお、スロットルボディ、特にスロットルボア壁10の詳細は、後述する。
また、スロットルバルブは、全閉位置に設定されると、バルブ本体1の表裏両側面が、スロットルボディのスロットルボア壁10の流路方向に垂直な垂線に対して開弁作動方向に所定の回転角度だけ若干傾くように配置される。
そして、スロットルバルブは、スロットルボア9を開閉するプレート状(円板状)のバルブ本体1、およびこのバルブ本体1を支持する円柱状のシャフト3を有している。
ここで、本実施例のスロットルバルブは、金属により成形されるシャフト3を、その回転軸方向の両端部を突出した状態でインサート成形した樹脂モールドバルブである。
また、バルブ本体1は、その回転軸方向(直径方向)に延びる円筒状の軸方向部2を有している。この軸方向部2は、シャフト3のバルブ保持部を被覆するシャフト被覆部、つまりシャフト3のバルブ保持部をインサート成形する樹脂モールドを構成している。
また、バルブ本体1は、軸方向部2を境にして、軸方向部2の半径方向の両側にそれぞれ配置された2つの半円板状部(第1、第2ディスク、以下第1、第2バルブプレートと言う)21、22を有している。なお、本実施例では、スロットルバルブの全開時に、図5に示したように、第1バルブプレート21よりも第2バルブプレート22の方が吸気流方向(流路方向)における下流側に配置される。
そして、バルブ本体1の軸方向部2の回転軸方向の一端部には、スロットルバルブの全開時にスロットルボア壁10の第1対向部11に対して所定距離の隙間を隔てて対向する円環状の第1環状端面31が設けられている。また、バルブ本体1の軸方向部2の回転軸方向の他端部には、スロットルバルブの全開時にスロットルボア壁10の第2対向部11に対して所定距離の隙間を隔てて対向する円環状の第2環状端面32が設けられている。
また、バルブ本体1の回転軸方向の他端部には、スロットルバルブの全開時にスロットルボア壁10の第2対向部11に形成される第2スリット溝13の底面(平面部)に対して所定距離の隙間を隔てて対向する平坦な第2平面部42が設けられている。なお、バルブ本体1の第2平面部42は、軸方向部2の第2環状端面32から、その回転軸方向の他方側(第2スリット溝側、図2において図示右側)に向けて突き出した外径側端部(バルブ本体1の回転軸方向の他方側の外径側端部)であるか、あるいは第2環状端面32と同一面上にある。
そして、シャフト3は、バルブ本体1の軸方向部2の両端部である第1、第2環状端面31、32から回転軸方向の外方側に向かって突出する2つの第1、第2突出部51、52、および2つの第1、第2突出部51、52間に設けられて、バルブ本体1を一体的に結合するバルブ保持部を有している。2つの第1、第2突出部51、52のうちの一方の突出部(例えば第2突出部52)は、電動モータ4の出力軸に動力伝達機構を介して駆動連結されている。
シャフト3の第2突出部52は、スロットルボア壁10の第2対向部11の内側の壁面で開口する軸受け孔内に挿入されている。この第2突出部52の外周面の一部または全体は、第2ベアリング7の第2摺動孔の内周に対して回転自在に摺動する第2摺動面として機能する。
動力伝達機構は、電動モータ4の出力軸53の回転速度を所定の減速比となるように減速すると共に、電動モータ4の駆動力(モータトルク)を増大させる歯車減速機構によって構成されている。この歯車減速機構は、電動モータ4の出力軸53に固定されたピニオンギヤ(モータギヤ、第1ギヤ)54、このモータギヤ54と噛み合って回転する中間減速ギヤ(第2ギヤ)55、およびこの中間減速ギヤ55と噛み合って回転する最終減速ギヤ(バルブギヤ、第3ギヤ)56を有している。
なお、中間減速ギヤ55は、スロットルボディに圧入固定される支持軸57の周囲を回転する。また、電動モータ4の出力軸53をシャフト3に直結しても良い。
ここで、例えばコイルに電力の供給を受けると、スロットルバルブのシャフト3を駆動する駆動力を発生する電動モータ4は、ECUによって通電制御(駆動)されるように構成されている。このECUには、制御処理や演算処理を行うCPU、制御プログラムまたは制御ロジックや各種データを保存する記憶装置(ROMやRAM等のメモリ)、入力回路(入力部)、出力回路(出力部)、電源回路、タイマー等の機能を含んで構成される周知の構造のマイクロコンピュータが設けられている。
また、ECUには、クランク角度センサ、アクセル開度センサ、およびスロットル開度センサが接続されている。また、ECUには、冷却水温センサ、吸気温センサ、エアフローメータ、および吸気圧センサが接続されている。これらの各種センサからのセンサ信号は、A/D変換器によってA/D変換された後に、マイクロコンピュータに入力されるように構成されている。
ここで、ECUは、アクセル開度センサより出力されるアクセル開度信号とスロットル開度センサより出力されるスロットル開度信号との偏差がなくなるように電動モータ4のコイルへの供給電力をフィードバック制御している。
スロットルボア壁10は、内部にスロットルバルブを開閉自在に収容している。また、スロットルボア壁10は、スロットルボア9を有している。これにより、スロットルボア壁10は、エンジンの各気筒毎の燃焼室内に吸入空気を導入するための吸気導入ダクト(ハウジング)を構成する。そして、スロットルボア9は、スロットルボア壁10の入口側開口端から出口側開口端に向けて真っ直ぐに延びている。
なお、2つの第1、第2軸受け保持部61のうちで少なくとも一方側の第1軸受け保持部61に形成される軸受け孔63の外側の開口部(スロットルボア壁10の外側の開口部)65は、図示しないプラグによって気密的に密封されている。
ここで、第1ベアリング7として滑り軸受けが使用され、また、第2ベアリング7として滑り軸受け(またはころがり軸受けまたはボールベアリング)が使用されている。
2つの第1、第2ベアリング7の各円筒部は、シャフト3の回転軸方向の両端部(2つの第1、第2突出部51、52)を回転方向に摺動可能に支持している。
そして、2つの第1、第2ベアリング7の各円筒部は、両端面が平面である。
第1スリット溝13は、スロットルバルブの全開時にスロットルバルブの回転軸方向の一端部(バルブ本体1の回転軸方向の外径側端部である第1平面部41)に対して所定距離の隙間を隔てて対向する底面(平面部)を有している。また、第2スリット溝13は、スロットルバルブの全開時にスロットルバルブの回転軸方向の他端部(バルブ本体1の回転軸方向の外径側端部である第2平面部42)に対して所定距離の隙間を隔てて対向する底面(平面部)を有している。
ここで、バルブ本体1の回転軸方向の外径側端部である第1、第2平面部41、42は、第1、第2スリット溝13の溝幅(平坦な底面の幅)よりも板厚が薄くなっている。
なお、第1、第2傾斜面14を曲線状(円弧状)の凹曲面としても良い。また、第1、第2対向部11におけるポイントbとポイントcとの間も、直線状の傾斜面または曲線状の凹曲面で滑らかに繋いでも良い。また、第1、第2スリット溝13の底面から、少なくともダクト周方向のバルブ閉じ側に、第1、第2スリット溝13の底面(平面部)と第1湾曲部15の曲がり方向内側の壁面とを滑らかに繋ぐ部位があれば良い。
次に、本実施例の電子スロットル装置の製造方法を図1ないし図7に基づいて簡単に説明する。ここで、図7(a)、(b)はスロットルバルブおよびスロットルボディの射出成形工程を示した図である。
また、本実施例の電子スロットル装置は、スロットルバルブとスロットルボディとを、射出成形型(射出成形用金型)のキャビティ内で同時に射出成形(同時成形)する電子スロットル装置の製造装置(射出成形装置)によって製造される。
ここで、金型71は、スロットルバルブのバルブ本体1の軸方向部2を境にして、図示上下一対の金型であって、バルブ本体1の軸方向部2や第1、第2バルブプレート21、22の表裏両面およびバルブ本体1の外径側端面を形成する。また、金型71は、スロットルボディのスロットルボア壁10の内側の壁面(内周面、内壁面、流路壁面、ボア内径面)を形成する。
そして、金型73は、スロットルボディのスロットルボア壁10の外側の壁面(外周面、外壁面)を形成すると共に、2つの第1、第2軸受け保持部61の外周面を形成する。
この型開き工程の完了後に、射出成形型に付帯のエジェクタ機構を動作させて、射出成形型の複数の金型71〜73の中から射出成形品を取り出す(取り出し工程)。
これにより、スロットルバルブの全閉開度の状態以外の開度(例えば全開開度)にて、スロットルボディのスロットルボア壁10の内部(スロットルボア9)に、バルブ本体1にシャフト3をインサート成形したスロットルバルブが回転自在に組み込まれた製品形状の樹脂成形体(射出成形品、熱可塑性樹脂製品)が、スロットルボディおよびスロットルバルブの同時成形によって製造される。
次に、本実施例の内燃機関の吸気装置(電子スロットル装置)の作用を図1ないし図7に基づいて簡単に説明する。
ここで、運転者がアクセルペダルを踏み込むと、アクセル開度センサより出力されたアクセル開度信号がECUに入力される。そして、ECUによってスロットルバルブが所定のスロットル開度(回転角度)となるように電動モータ4への電力の供給が成されて、電動モータ4の出力軸53が回転する。これにより、電動モータ4の出力軸53に駆動連結されたシャフト3が、リターンスプリング5の付勢力に抗してアクセルペダルの踏み込み量(アクセル操作量)に対応した回転角度分だけ回転する。
そして、エンジンの特定気筒が排気行程から、吸気バルブが開弁し、ピストンが下降する吸気行程に移行すると、ピストンの下降に従って当該気筒の燃焼室内の負圧(大気圧よりも低い圧力)が大きくなり、開弁している吸気ポートから混合気が吸い込まれる。このとき、吸気ダクトの途中、つまりスロットルボディのスロットルボア9が所定のバルブ角度(電子スロットル装置のスロットル開度)だけ開かれるので、エンジン回転速度がアクセルペダルの踏み込み量(アクセル操作量)に対応した速度に変更される。
以上のように、本実施例の内燃機関の電子スロットル装置においては、スロットルボディのスロットルボア壁10に設けられる2つの第1、第2対向部11の内側の壁面に、スロットルボア9の流路方向に平行な第1、第2スリット溝13、および各第1、第2スリット溝13の底面と第1湾曲部15の曲がり方向内側の壁面とを段差なく滑らかに接続する第1、第2傾斜面14を形成している。
すなわち、2つの第1、第2対向部11におけるポイントa−b−e間は、スロットルバルブの軸方向部2の第1、第2環状端面31、32、およびバルブ本体1の回転軸方向の外径側端部である第1、第2平面部41、42に対して、射出成形型の金型71の第1、第2成形部74によってバルブキャビティとボディキャビティとに切り分けることが可能な所定距離の隙間分だけ離れている。また、第1、第2対向部11におけるポイントaとポイントdとの間を、直線状(平面状)の第1、第2傾斜面14で繋ぐ形状としている。
したがって、コストアップすることなく、しかもスロットルボディのスロットルボア壁10に対するスロットルバルブ(バルブ本体1およびシャフト3)の作動性を損なうことなく、信頼性を確保することができる。
これによって、図1に示したように、スロットルバルブを全閉した時に、スロットルボア壁10に設けられる2つの第1、第2対向部11の各第1、第2平面および各第1、第2スリット溝13の底面とスロットルバルブの軸方向部2の第1、第2環状端面31、32およびバルブ本体1の第1、第2平面部41、42との間に形成される所定距離の隙間を2つの第1、第2ベアリング7の各円筒部によって塞ぐことができる。
また、スロットルボディのスロットルボア壁10に対する2つの第1、第2ベアリング7の組み付けがある場合、シャフト3の回転軸方向のスラストガタを小さくしなくても、信頼性を確保できるので、ラフ精度、簡単な組み付けができる。すなわち、スロットルボア壁10に設けられる2つの第1、第2軸受け保持部61の軸受け孔63の軸方向位置に対する2つの第1、第2ベアリング7の組付精度を粗くできるので、コストダウンを図ることができる。
2つの第1、第2洩れ抑制ワッシャ6の各円筒部は、シャフト3の回転軸方向の両端部(2つの第1、第2突出部51、52)の外周面に圧入固定されている。
なお、本実施例では、2つの第1、第2洩れ抑制ワッシャ6の各円筒部の回転軸方向の一端面(各軸受け孔63の開口部からスロットルボア9内に露出している部分)が、バルブ本体1の第1、第2平面部41、42に当接している。また、2つの第1、第2洩れ抑制ワッシャ6の各円筒部の回転軸方向の他端面は、2つの第1、第2ベアリング7の各円筒部の回転軸方向の一端面との間に所定距離の隙間を隔てて対向している。
そして、2つの第1、第2洩れ抑制ワッシャ6の各円筒部は、両端面が平面である。
また、2つの第1、第2洩れ抑制ワッシャ6の各円筒部の一端面は、バルブ本体1の第1、第2平面部41、42に当接している。
なお、本実施例では、スロットルバルブの全閉時に、図10に示したように、第1バルブプレート21よりも第2バルブプレート22の方が重力方向における下方側に配置される。また、本実施例では、スロットルバルブの全開時に、図10に示したように、第1バルブプレート21よりも第2バルブプレート22の方が吸気流方向(スロットルボア9の流路方向)における下流側に配置される。
本実施例では、本発明のバルブを、内燃機関(エンジン)の燃焼室に供給される吸入空気量を制御するスロットルバルブに適用しているが、内燃機関(エンジン)の燃焼室において混合気の燃焼を促進させるための吸気渦流を発生させる吸気流制御バルブに適用しても良い。また、本発明のバルブを、内燃機関(エンジン)の吸気通路を開閉する吸気通路開閉装置の弁体に適用しても良い。
本実施例では、スロットルバルブのシャフト3を駆動するアクチュエータを、電動モータ4および動力伝達機構を備えた電動式アクチュエータによって構成しているが、バルブのシャフトを駆動するアクチュエータを、電磁式または電動式負圧制御弁を備えた負圧作動式アクチュエータによって構成しても良い。
また、エンジンとして、ディーゼルエンジンを用いても良い。また、エンジンとして、多気筒エンジンだけでなく、単気筒エンジンを用いても良い。
本実施例では、エアクリーナケースとスロットルボディとの間にエアクリーナホース(エアホース)を接続しているが、エアクリーナケースとスロットルボディとの間にインテークダクトを接続しても良い。
また、2つの第1、第2ベアリング7の各円筒部の一端面(スロットルバルブの回転軸方向の両端部(軸方向部2の第1、第2環状端面31、32)に所定距離の隙間を隔てて対向する側の端面)が、2つの第1、第2対向部11の外側の壁面(軸受け孔63の一部を塞ぐように突き出した壁:ストッパ)に当接するように構成しても良い。
本実施例では、スロットルバルブのバルブ本体1、スロットルボディを成形する合成樹脂材料としてポリフェニレンサルファイド(PPS)またはポリブチレンテレフタレート(PBT)またはポリエチレンテレフタレート(PET)またはポリフタルアミド(PPA)等の熱可塑性樹脂を採用しているが、スロットルバルブのバルブ本体1、スロットルボディを成形する合成樹脂材料として不飽和ポリエステル(UP)等の熱硬化性樹脂を採用しても良い。また、バルブ本体1およびシャフト3を合成樹脂材料または金属材料によって一体的に形成しても良い。
また、ダクトとバルブとを略同時に成形するのではなく、ダクトにバルブを後組み付けする構造や、シャフトをインサート成形したバルブサブアッセンブリを別に作り、そのバルブサブアッセンブリをダクトの成形時にダクト内部にインサートする構造でも良い。
また、スロットルバルブ、スロットルボディを成形する金属材料としてアルミニウム合金またはマグネシウム合金を用いても良い。
2 バルブ本体の軸方向部(樹脂モールド)
3 スロットルバルブ(樹脂モールドバルブ)のシャフト
6 第1、第2洩れ抑制ワッシャ
7 第1、第2ベアリング(軸受け)
9 スロットルボア(流体流路、空気流路、吸気通路)
10 スロットルボディのスロットルボア壁(ダクト、円筒部)
11 スロットルボア壁の2つの第1、第2対向部
12 第1、第2段差
13 第1、第2スリット溝
14 第1、第2傾斜面(接続面)
15 スロットルボア壁の2つの第1、第2湾曲部(凹曲面部)
21 バルブ本体の第1バルブプレート(第1ディスク)
22 バルブ本体の第2バルブプレート(第2ディスク)
31 軸方向部の第1環状端面(バルブ本体の回転軸方向の両端部)
32 軸方向部の第2環状端面(バルブ本体の回転軸方向の両端部)
41 バルブ本体の第1平面部(バルブ本体の回転軸方向の外径側端部)
42 バルブ本体の第2平面部(バルブ本体の回転軸方向の外径側端部)
51 シャフトの第1突出部
52 シャフトの第2突出部
61 第1、第2軸受け保持部
63 第1、第2軸受け保持部の軸受け孔
71 射出成形型の金型
72 射出成形型の金型
73 射出成形型の金型
74 金型の第1、第2成形部
75 金型の第1、第2成形部
Claims (8)
- (a)内部に流体流路が形成されたダクトと、
(b)前記流体流路の軸線方向に対して直交する回転軸方向に延びるシャフトを有し、前記ダクトに対して相対回転して前記流体流路を開閉するバルブと
を備えたバルブユニットにおいて、
前記ダクトは、少なくとも前記バルブを全開した時に前記バルブの回転軸方向の端部に対して所定距離の隙間を隔てて対向する対向部、およびこの対向部よりもダクト周方向のバルブ閉じ側に接続する湾曲部を有し、
前記対向部の内側の壁面には、前記流体流路の軸線方向に平行なスリット溝、およびこのスリット溝の底面と前記湾曲部の内側の壁面とを滑らかに接続する接続面が形成されていることを特徴とするバルブユニット。 - 請求項1に記載のバルブユニットにおいて、
前記ダクトは、少なくとも前記対向部の内側の壁面で開口した軸受け孔を有していることを特徴とするバルブユニット。 - 請求項2に記載のバルブユニットにおいて、
前記シャフトは、前記軸受け孔内に設置される軸受けを介して、前記ダクトに回転自在に支持されており、
前記軸受けは、前記軸受け孔内に挿入される挿入方向の先端部が、前記軸受け孔から前記流体流路内に露出しており、しかも前記バルブの回転軸方向の端部近傍の位置で前記軸受け孔の孔壁面に圧入固定されていることを特徴とするバルブユニット。 - 請求項2または請求項3に記載のバルブユニットにおいて、
前記シャフトは、前記軸受け孔内に設置される軸受けを介して、前記ダクトに回転自在に支持されており、
前記軸受けと前記バルブの回転軸方向の端部との間にワッシャを設け、
前記ワッシャは、前記軸受け孔内に挿入される挿入方向の先端部が、前記軸受け孔から前記流体流路内に露出しており、しかも前記バルブの回転軸方向の端部近傍の位置で前記シャフトの外周面に圧入固定されていることを特徴とするバルブユニット。 - 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載のバルブユニットにおいて、
前記バルブは、前記スリット溝の溝幅よりも板厚が薄いプレート状のバルブ本体を有していることを特徴とするバルブユニット。 - 請求項5に記載のバルブユニットにおいて、
前記バルブ本体は、その回転軸方向に延びる軸方向部、およびこの軸方向部を境にして前記バルブ本体の板厚方向に段違いとなるように配置される第1、第2ディスクを有し、 前記軸方向部に対する前記第1ディスクの位置は、前記軸方向部に対する前記第2ディスクの位置に対してオフセットされていることを特徴とするバルブユニット。 - 請求項5または請求項6に記載のバルブユニットにおいて、
前記バルブ本体は、その回転軸方向に延びる軸方向部、およびこの軸方向部を境にして前記バルブ本体の板厚方向に段違いとなるように配置される第1、第2ディスクを有し、 前記軸方向部の軸線方向に垂直な断面が円筒形状または円形状に形成されており、
前記第1ディスクおよび前記第2ディスクの位置は、前記軸方向部の半割り位置に対してオフセットされていることを特徴とするバルブユニット。 - 請求項1ないし請求項7のうちのいずれか1つに記載のバルブユニットを製造する製造方法において、
前記ダクトおよび前記バルブを成形型内で略同時に成形する成形工程を備え、
前記成形型は、前記対向部の内側の壁面および前記スリット溝の底面と前記バルブの回転軸方向の端部との間に形成される所定距離の隙間に入り込む成形部を有していることを特徴とするバルブユニットの製造方法。
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