JP2008190369A - 樹脂材製バタフライ弁装置及びそれを用いた内燃機関の樹脂材製スロットル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】樹脂材製スロットルボディの内部空気通路に配置されたスロットルバルブが固定された樹脂材製スロットルシャフトを樹脂材製スロットルボディに回転支持するもので、軸受を樹脂材製スロットルボディに圧入固定するとクリープや熱応力によるスロットルボディの当該部破損による、軸受の緩みや抜け・回り(ガタ)が生じないようにする。
【解決手段】樹脂材製スロットルボディの軸受孔部の内周に金属ホルダーを固定し、軸受をこのホルダーに圧入により固定する。具体的にはホルダーの一端に鍔があり、他端にはこのホルダーに軸受を圧入していくと、押し上げられスロットルボディ軸受孔部周辺に接触しスラスト方向の規制すると共に回り止めとなる爪を設けた。
【選択図】図1
【解決手段】樹脂材製スロットルボディの軸受孔部の内周に金属ホルダーを固定し、軸受をこのホルダーに圧入により固定する。具体的にはホルダーの一端に鍔があり、他端にはこのホルダーに軸受を圧入していくと、押し上げられスロットルボディ軸受孔部周辺に接触しスラスト方向の規制すると共に回り止めとなる爪を設けた。
【選択図】図1
Description
本発明は気体の流量を制御するバタフライ式の弁装置に関し、特に樹脂材製の回転軸を樹脂材製の軸受孔部で回転支持する樹脂材製バタフライ弁装置に関する。このバタフライ弁装置は例えば、内燃機関の空気流量制御用のスロットル装置に適用され得る。
この種樹脂材製バタフライ弁装置は、内燃機関の空気量制御用のスロットル装置として特開2006−017005号公報などに記載されている。
樹脂材製ボディの流体通路を流れる流体の量を制御するバタフライ弁は、樹脂材製の回転軸に固定され、樹脂材製ボディには樹脂材製の回転軸を回転支持する軸受孔部が形成されている。
両者の間には回転軸をスムースに回転させるために、転がり軸受(例えばニードルベアリング)や滑り軸受(例えばメタル軸受)等の軸受が固定されている。
しかしながら、ボディが樹脂で構成されている場合、軸受を直接軸受孔に圧入により固定すると軸受孔部にクリープや、熱応力によるスロットルボディの当該部の破損により軸受の抜けや回り(ガタ)が生じ、バタフライ弁を常に適切な位置に回転支持出来なくなるという問題がある。
本発明の目的は樹脂材製ボディの軸受孔部とこの軸受孔部に挿通される樹脂材製の回転軸の間に軸受を固定する場合に、軸受が抜けたり、回転方向にガタを生じたりしないようにするものである。
本発明は、上記目的を解決するために、樹脂材製ボディの軸受孔部と軸受の間に金属材製のホルダーを設ける。このホルダーは樹脂材製ボディの軸受孔部に対し、スラスト方向及び回転方向に対する移動が抑制され、軸受はこのホルダーに圧入により固定されるように構成した。
本発明によれば、樹脂材製ボディの軸受孔部とこの軸受孔部に挿通される樹脂材製の回転軸の間に軸受を固定する場合に、軸受が抜けたり、回転方向にガタを生じたりすることが少なくなる。
以下、本発明が適用される一実施例として、内燃機関のスロットル装置を例に挙げて詳しく説明する。
樹脂成形により成形されたスロットルボディには、そのスロットルボディの内部空気通路に配置されたスロットルバルブと一体で回転するスロットルシャフトを回転支持する部位が存在する。両者の間には摺動性を良くする為に、転がり軸受や滑り軸受等の軸受が挿入される。これまでは、スロットルボディがアルミ等の金属であった為、それら軸受の外輪は、スロットルボディに圧入するか、挿入し別部材を軸受の上から圧入し軸受を固定してきた。
しかしながら、スロットルボディが樹脂で構成されると軸受を従来にように圧入により固定するとクリープや、熱応力によるスロットルボディの当該部の破損により軸受の抜け・回り(ガタ)が生じ、スロットルシャフトを常に適切な位置に回転支持出来なくなるという問題がある。
また、スロットルボディを樹脂化した時には、スロットルボディの軸受孔に金属カラーをインサートモールド成形し、その金属カラーに軸受を圧入するという方法も考案されているが、成形収縮時の金属カラーに対する応力に加え、雰囲気温度の変化による繰り返しの熱応力により軸受孔部のクリープや破損等による軸受の抜け・回り(ガタ)が生じ、スロットルシャフトを常に適切な位置に回転支持出来なくなるという問題がある。
本実施例では、上記課題を解決するために、スロットルボディ軸穴部と軸受の間にホルダーを設ける。このホルダーは金属で出来ておりスロットルボディ軸穴部に対し、スラスト方向及び回転方向に対し固定され、軸受はこのホルダーに圧入により固定される。このホルダーのスロットルボディ軸穴部に対する固定方法は、ホルダーの一端には、スロットルボディ軸穴に対し必要以上に挿入されない為の鍔があり、他端にはこのホルダーをスロットルボディ軸穴に挿入する時に妨げにならないように、ホルダーの円筒形状の中心方向に向けて爪がたてられる。そして、軸受をホルダーに圧入していくと、ホルダーの爪は押し上げられ、スロットルボディ軸穴部周辺に接触しスラスト方向の規制をする。また、ホルダーはスロットルボディ軸穴に対しラジアル方向に動かないように、そのホルダーの爪の変形部位に位置するスロットルボディの内部空気通路には凹形状を設け、その凹形状部に爪が挟まるような構成をとる。
また、樹脂に対し線膨張係数差の小さく熱応力が極力小さくなるような金属(例えば、アルミやステンレス等)を用い、ホルダーに抜け止め回り止めとなる凹部、凸部をホルダー側面または端面に設けたり、ローレットをホルダー側面に付けたりして、仮に熱等によりスロットルボディ軸穴部とホルダーの界面が剥離したとしても、ホルダーはスロットルボディに対し機械的にスラスト方向及び回転方向に動かないようにする構造をとり、ホルダーをスロットルボディにインサートモールドする。そして、その内側に軸受を圧入すると言ったような方法もある。
本実施例によれば、スロットルボディを樹脂にて形成した場合においても、軸受の緩みや抜け・回り(ガタ)等が発生することなく、スロットルシャフトを常に適切な位置にて回転支持することが出来る。
図1は本発明の実施例における主要断面図である。スロットル装置は内燃機関の吸気通路の一部を形成するスロットルボディ内部空気通路1Aを備え、そのスロットルボディ内部空気通路1Aに回転可能に取り付けられたスロットルバルブ2Aを備える。当該スロットルバルブ2Aはスロットルシャフト2Bと樹脂一体形状にてバルブシャフト2を形成しておりスロットルシャフト2Bは、スロットルボディ内部空気通路1Aの両端に形成されたスロットルボディ軸受孔1B内に金属製のホルダー3が配置され、更にこのホルダー3内に圧入固定された転がり軸受または滑り軸受等の軸受4にて回転自在に保持される。
また、このホルダー3は、図2に示すように、一端に鍔3Aが設けられておりこれとスロットルボディ1の軸受孔端面1Fが接触し、スラスト方向の一方向について固定され、他端には爪3Bが2箇所付いており、これでもう一方向のスラスト方向についても固定される。このホルダー3の爪3Bは、軸受4が圧入される前は、図3に示すように、内径側に曲げられているが、軸受4が圧入されきると、図2に示すようにホルダー3の爪3Bは、軸受により押され外径側へと変形させられる。この変形させられた爪3Bがスロットルボディ内部空気通路1Aの一部(後述する凹形状部1C)と接触し上述した、もう一方向のスラスト方向の固定となる。また、爪3B周辺のスロットルボディ内部空気通路1Aには、スロットルバルブ2Aが全開となる位置において凹形状部1Cを形成する。この凹形状部1Cに軸受4の圧入時に変形させられたホルダー3の爪3B部が嵌るようになっており、これがホルダー3の回り止めの役割を果たす。以上のようにしてホルダー3は、スロットルボディ軸受孔1Bに固定されることから、その内部に圧入された軸受4もまた、スロットルボディ軸受孔1Bに対し固定され、スロットルシャフト2Bをガタ無く安定的に回転自在に支持することが出来る。
回転自在に支持されたスロットルシャフト2Bの一端には、後述する非接触センサに影響を及ぼさないことや樹脂で出来たスロットルシャフト2Bと線膨張係数差が小さく熱応力に有利な非磁性体で出来ている例えば、樹脂で出来たスロットルギア5を樹脂で出来たナット6にてネジ固定される。この時、熱を含めた接合部強度面において不足と考えられる場合には、更にナット6とスロットルシャフト2Bを、ねじ固定以外に接着剤固定やレーザー溶着固定を更に行い、固定方法を2つ以上としても良い。図1に示すように、このスロットルギア5とスロットルボディ1の間には、スロットルバルブ2Aがあらゆる開度から全閉開度よりいくらか開いたある一定の角度となるデフォルト開度位置(以下、デフォルト開度)に戻るようにスプリング7が配置される。図4に示すようにスプリングフック7Aはスロットルボディボス1Dに掛けられ、もう一端のスプリングフック7Bはスロットルギアフック5Aに掛けられ、スロットルバルブ2Aを常に閉じる方向にトルクを発生させる。スプリングフック7Bの先には、デフォルト開度以下においてスロットルバルブ2Aを開く方向にトルクを発生するデフォルトスプリング7Cを一体で備えておりデフォルトスプリング端部7Dとスロットルギアボス5Bは当接されスロットルギア5内においてデフォルト開度以上ではスプリング力は、スロットルギア5の内力として作用するようになっている。デフォルト開度においては、このスプリングフック7Bは、スロットルボディDEFボス1Eにも当接し、更にデフォルト開度以下では、スロットルギアフック5Aから離れ、スロットルボディDEFボス1Eとスロットルギアボス5Bの間でスプリング荷重が働くようになり、スロットルギア5と一体で回るスロットルバルブ2Aをデフォルト開度に押し戻す方向にトルクが発生する。
尚、図4は説明する上で理解しやすいように、スロットルボディ1の一部、バルブシャフト2,スロットルギア5,ナット6,スプリング7,ローターホルダー9及びローター8のみを表示した。
上述したように、スロットルシャフト2Bとスロットルギア5の結合にはナット6を用いるが、スロットルシャフト2Bとスロットルギア5との結合部とには、トルクがかかった時、スロットルシャフト2Bに発生する応力を分散するようスロットルシャフト2Bとスロットルギア5の両者に複数個の切欠きが付けられた形状とそれに嵌る形状で例えば図5に示すような形状にて結合される。スロットルシャフト2Bの切り欠き部となるスプライン形状2C部には、スロットルギア5を固定するナット6とネジで噛合うようにスプライン形状山部2Dにネジが切られる。また、スロットルギア5は、スロットルシャフト
2Bに対し垂直の姿勢を保つ為にスロットルギアガイド5Cを備え、スロットルシャフト2Bの周りに微小隙間を空け覆い被さるようにする。スロットルギアガイド5Cが長ければ長い程、微小隙間が同一でもスロットルシャフト2Bに対するスロットルギア5の傾きは小さく抑えることができる為、レイアウト上許す限りスロットルギアガイド5Cを長くする。
2Bに対し垂直の姿勢を保つ為にスロットルギアガイド5Cを備え、スロットルシャフト2Bの周りに微小隙間を空け覆い被さるようにする。スロットルギアガイド5Cが長ければ長い程、微小隙間が同一でもスロットルシャフト2Bに対するスロットルギア5の傾きは小さく抑えることができる為、レイアウト上許す限りスロットルギアガイド5Cを長くする。
図6に示すように、ローター8をローターホルダー9に接着により固定し、ローターホルダーガイド9Aの内径とスロットルシャフト2B先端にあるスプライン形状山部2Dの2箇所が削除された小円筒面部2Fにて位置決めされる。ローターホルダーガイド9Aの外周と図5に示したナット6のストレート部6Aとの間に僅かに設けられた隙間で接着剤にて固定する。更に図1に示したように、ローター8から平行に微小距離離れた位置に、非接触センサ基板10がギアカバー11に固定され更にその上にセンサカバー12を接着し密閉する。特に図示はしないが、このギアカバー11は、スロットルボディフランジ面1Gにネジ,リベットや溶着等により固定される。このローター8と非接触センサ基板
10によりスロットルシャフト2Bと一体で回転するスロットルバルブ2Aの開度を、電圧出力としてスロットル装置外へ発信する。また、本部位とは、反対側には、キャップ
13がスロットルボディ1に溶着されており内部空気通路1Aと外部を隔離する。
10によりスロットルシャフト2Bと一体で回転するスロットルバルブ2Aの開度を、電圧出力としてスロットル装置外へ発信する。また、本部位とは、反対側には、キャップ
13がスロットルボディ1に溶着されており内部空気通路1Aと外部を隔離する。
図7はギアカバー11を省略したスロットル装置全体の断面図象である。スロットルギア5は、スロットルボディ1より突出した中間ギアシャフト14を中心として回転する2段式の中間ギア15の中間ギア大15Aと噛合い、中間ギア小15Bとはスロットルボディ1に固定されたモータ16の先端に固定されているモータギア16Aと噛合い、モータ16のトルクをスロットルギア5と一体で回転するスロットルバルブ2Aへ伝達し、スロットルバルブ2Aを開閉させる。
図8は、本発明の別の実施例である。〔実施例1〕では、ホルダー3に鍔や爪等を付け抜け止や回り止めとしたが、ホルダーを図9に示すように円筒形状としその外周部に、凹形状の抜け止及び回転止め形状17Aを付けた円筒ホルダー17とし、スロットルボディ軸受孔1Bにインサートモールド成形により固定する。その円筒ホルダー17の内部に軸受4を圧入により固定することで、スロットルボディ軸受孔1Bに対し軸受4は固定される。このような構成をとることで、軸受4の内径内にあるスロットルシャフト2Bをガタ無く安定的にスロットルボディ軸受孔1Bに対し回転自在に支持する。また、ここでは図示しないが、凹形状の抜け止め及び回り止め形状の変りに、凸形状やローレット形状の抜け止め及び回り止めを円筒ホルダー17の外周部に設けてもよい。
図10は、本発明の別の実施例である。〔実施例1〕では、ホルダー3に鍔や爪等を付け抜け止や回り止めとしたが、図11に示すようにホルダーの端部に、切り欠き18Aを設けた形状の切り欠き付き円筒ホルダー18をスロットルボディ軸受孔1Bにその両端面をスロットルボディ1の樹脂が被い込むようにインサートモールド成形し固定する。その切り欠き付き円筒ホルダー18内部に軸受4を圧入により固定することで、スロットルボディ軸受孔1Bに対し軸受4は固定される。このような構成をとることで、軸受4の内径内にあるスロットルシャフト2Bをガタ無く安定的にスロットルボディ軸受孔1Bに対し回転自在に支持する。
図12は、本発明の別の実施例である。〔実施例1〕では、ホルダー3に鍔や爪等を付け抜け止や回り止めとしたが、図13に示すようにホルダーの一端に切り欠き付き鍔19Aを備え、その切り欠き付き鍔19Aがスロットルボディ軸受孔1Bの軸受孔端面1Fに引っ掛かり切り欠き鍔付きホルダー19の内部空気通路1A方向のスラスト規制をする。その切り欠き付き鍔19Aは、その切り欠き形状に沿った形で樹脂ボディより突起部1Hが突出しており、その部位を熱加締めすることにより内部空気通路1A方向とは逆方向のスラスト規制と回り止めの機能を果たし、スロットルボディ軸受孔1Bに固定される。その切り欠き鍔付きホルダー19内部に軸受4を圧入により固定することで、スロットルボディ軸受孔1Bに対し軸受4は固定される。このような構成をとることで、軸受4の内径内にあるスロットルシャフト2Bをガタ無く安定的にスロットルボディ軸受孔1Bに対し回転自在に支持する。
スロットルボディ軸受孔1Bとホルダー3のスラスト方向の規制は、〔実施例1〕で述べたようにホルダー3の鍔3Aと軸受孔端面1Fの接触及び、爪3Bの変形によるスロットルボディ内部空気通路1Aの接触により行い、スロットルボディ軸受孔1Bとホルダー3の回転方向の規制は、〔実施例4〕で述べたようにホルダー3の鍔3Aの形状のみを切り欠き付き鍔19Aの形状とし、その切り欠き形状に沿った形状で樹脂ボディより突起部
1Hが突出しそれらの形状が嵌り合うことでなされる。この場合、突起部1Hにおける熱加締めは必要としないが、より信頼性を高める為に突起部1Hを熱加締めしてもよい。このようにスラスト規制は〔実施例1〕の方法で、回転方向の規制は〔実施例4〕の方法を組合わせホルダー3を固定し、その内部に圧入固定される軸受4の内径内にあるスロットルシャフト2Bをガタ無く安定的にスロットルボディ軸受孔1Bに対し回転自在に支持する。
1Hが突出しそれらの形状が嵌り合うことでなされる。この場合、突起部1Hにおける熱加締めは必要としないが、より信頼性を高める為に突起部1Hを熱加締めしてもよい。このようにスラスト規制は〔実施例1〕の方法で、回転方向の規制は〔実施例4〕の方法を組合わせホルダー3を固定し、その内部に圧入固定される軸受4の内径内にあるスロットルシャフト2Bをガタ無く安定的にスロットルボディ軸受孔1Bに対し回転自在に支持する。
図14に別の実施例を示す。この実施例では図1,図2に示す実施例のホルダー3をスロットルボディ軸受孔1Bに固定し、スロットルシャフト2Bとスロットルボディ軸受孔1Bの間に転がり軸受としてニードルベアリング40を固定した実施例である。
具体的には、ニードルベアリング40の外周のレース44をホルダー3の内周に挿入し圧入する。レース44の外周はホルダー3の爪3B(弾性片)を外側に拡開しながらスロットルシャフト2Bの段部2Gに接するまで圧入される。
これにより、ホルダー3は鍔部3Aと弾性片としての爪3Bとの間に樹脂材製軸受孔部材の両端を挟みつけ、軸受孔部にしっかりと固定される。このとき、レース44の圧入によってホルダー3が外側に押し拡げられることで、ホルダー3と樹脂材製軸受孔の内壁との間に形成されたわずかな隙間が減少あるいはなくなり、ホルダー3は軸受孔の内周面にぴったりと接触する。かくしてレース44圧入時の外方への応力は緩和され、軸受孔部材のクリープが防止される。
スロットルシャフト2Bの外周はニードル41によって支持され、レース44とは非接触である。ニードル41の両端にはシールゴム42,43が保持されており、レース44の内周面と、スロットルシャフト2Bの外周面との間がシールされ、空気の流通が抑止される。
シールゴム42,43はニードル41に対して軸方向に保持する保持力を与え、ニードル41がレース44から落ちないようにする機能もある。
本実施例の実施の態様を列挙すると以下の通りである。
(実施態様1)
内燃機関の吸入空気流量を制御する絞り弁を持つ樹脂製スロットル装置において、絞り弁の回転中心となる絞り弁と一体かもしくは、別体固定されたシャフトの両端を回転自在に支持する軸受と樹脂製スロットルボディの軸受孔との間に金属製ホルダーを有し、その金属製ホルダーは一端に鍔を備え、その鍔により樹脂スロットルボディ軸受孔部の端面に引っ掛かり金属製ホルダーの一方向のスラスト規制をするように構成し、もう一方向のスラスト規制は、金属製ホルダーの他端に複数の爪を内径側に設け、軸受を金属ホルダー内に入れた時、軸受に金属ホルダーの爪が押され金属ホルダーの外径側に爪が変形し、その変形によって樹脂製スロットルボディのボア壁面に引っ掛かることにより軸方向の固定がなされることを特徴とする内燃機関の樹脂製スロットル装置。
内燃機関の吸入空気流量を制御する絞り弁を持つ樹脂製スロットル装置において、絞り弁の回転中心となる絞り弁と一体かもしくは、別体固定されたシャフトの両端を回転自在に支持する軸受と樹脂製スロットルボディの軸受孔との間に金属製ホルダーを有し、その金属製ホルダーは一端に鍔を備え、その鍔により樹脂スロットルボディ軸受孔部の端面に引っ掛かり金属製ホルダーの一方向のスラスト規制をするように構成し、もう一方向のスラスト規制は、金属製ホルダーの他端に複数の爪を内径側に設け、軸受を金属ホルダー内に入れた時、軸受に金属ホルダーの爪が押され金属ホルダーの外径側に爪が変形し、その変形によって樹脂製スロットルボディのボア壁面に引っ掛かることにより軸方向の固定がなされることを特徴とする内燃機関の樹脂製スロットル装置。
(実施態様2)
実施態様1において、金属製ホルダーの爪の両側には、樹脂製スロットルボディのボア壁面の一部が金属製ホルダーの爪の側面部とほぼ平行かそれに近い形状にて隣接し、金属製ホルダーの樹脂製スロットルボディ軸受孔に対する回転を防止することを特徴とする内燃機関の樹脂製スロットル装置。
実施態様1において、金属製ホルダーの爪の両側には、樹脂製スロットルボディのボア壁面の一部が金属製ホルダーの爪の側面部とほぼ平行かそれに近い形状にて隣接し、金属製ホルダーの樹脂製スロットルボディ軸受孔に対する回転を防止することを特徴とする内燃機関の樹脂製スロットル装置。
(実施態様3)
実施態様2において、樹脂製スロットルボディのボア壁面の一部が金属製ホルダーの爪の側面部とほぼ平行かそれに近い形状となる部位は、樹脂製スロットルボディの円筒かそれに類するボア壁面に凹形状により形成されることを特徴とする内燃機関の樹脂製スロットル装置。
実施態様2において、樹脂製スロットルボディのボア壁面の一部が金属製ホルダーの爪の側面部とほぼ平行かそれに近い形状となる部位は、樹脂製スロットルボディの円筒かそれに類するボア壁面に凹形状により形成されることを特徴とする内燃機関の樹脂製スロットル装置。
(実施態様4)
実施態様1において、金属製ホルダーの他端に設けられた爪の数を1つとし、その爪の範囲は、金属製ホルダー端の一部かもしくは全周に設置し、金属製ホルダーの樹脂製スロットルボディ軸受孔に対する軸方向の固定がなされることを特徴とする内燃機関の樹脂製スロットル装置。
実施態様1において、金属製ホルダーの他端に設けられた爪の数を1つとし、その爪の範囲は、金属製ホルダー端の一部かもしくは全周に設置し、金属製ホルダーの樹脂製スロットルボディ軸受孔に対する軸方向の固定がなされることを特徴とする内燃機関の樹脂製スロットル装置。
(実施態様5)
実施態様1及び実施態様4において、金属ホルダーの一端に設けられた鍔には、切り欠きが1つ以上付いておりその切り欠き形状に沿った形で樹脂ボディより突起が突出する。その樹脂ボディの突起と金属ホルダーの切り欠き部が嵌り合うことにより、金属製ホルダーの樹脂製スロットルボディ軸受孔に対する回転を防止することを特徴とする内燃機関の樹脂製スロットル装置。
実施態様1及び実施態様4において、金属ホルダーの一端に設けられた鍔には、切り欠きが1つ以上付いておりその切り欠き形状に沿った形で樹脂ボディより突起が突出する。その樹脂ボディの突起と金属ホルダーの切り欠き部が嵌り合うことにより、金属製ホルダーの樹脂製スロットルボディ軸受孔に対する回転を防止することを特徴とする内燃機関の樹脂製スロットル装置。
(実施態様6)
内燃機関の吸入空気流量を制御する絞り弁を持つ樹脂製スロットル装置において、絞り弁の回転中心となる絞り弁と一体かもしくは、別体固定されたシャフトの両端を回転自在に支持する軸受と樹脂製スロットルボディの軸受孔との間に金属製ホルダーを有し、その金属製ホルダーは円筒形状をしその外周部に、凹または凸形状の抜け止め及び回転止めを有し樹脂製スロットルボディ軸受孔にインサートモールド成形により固定され、その内部に軸受を固定することを特徴とする樹脂製スロットル装置。
内燃機関の吸入空気流量を制御する絞り弁を持つ樹脂製スロットル装置において、絞り弁の回転中心となる絞り弁と一体かもしくは、別体固定されたシャフトの両端を回転自在に支持する軸受と樹脂製スロットルボディの軸受孔との間に金属製ホルダーを有し、その金属製ホルダーは円筒形状をしその外周部に、凹または凸形状の抜け止め及び回転止めを有し樹脂製スロットルボディ軸受孔にインサートモールド成形により固定され、その内部に軸受を固定することを特徴とする樹脂製スロットル装置。
(実施態様7)
内燃機関の吸入空気流量を制御する絞り弁を持つ樹脂製スロットル装置において、絞り弁の回転中心となる絞り弁と一体かもしくは、別体固定されたシャフトの両端を回転自在に支持する軸受と樹脂製スロットルボディの軸受孔との間に金属製ホルダーを有し、その金属製ホルダーは円筒形状とし少なくともその一端面に回り止めとなる切り欠きを有し、両端面は樹脂製スロットルボディに被われる形状となるようにインサートモールドされ回り止めとスラスト規制される。その金属ホルダー内部に軸受を固定することを特徴とする樹脂製スロットル装置。
内燃機関の吸入空気流量を制御する絞り弁を持つ樹脂製スロットル装置において、絞り弁の回転中心となる絞り弁と一体かもしくは、別体固定されたシャフトの両端を回転自在に支持する軸受と樹脂製スロットルボディの軸受孔との間に金属製ホルダーを有し、その金属製ホルダーは円筒形状とし少なくともその一端面に回り止めとなる切り欠きを有し、両端面は樹脂製スロットルボディに被われる形状となるようにインサートモールドされ回り止めとスラスト規制される。その金属ホルダー内部に軸受を固定することを特徴とする樹脂製スロットル装置。
(実施態様8)
内燃機関の吸入空気流量を制御する絞り弁を持つ樹脂製スロットル装置において、絞り弁の回転中心となる絞り弁と一体かもしくは、別体固定されたシャフトの両端を回転自在に支持する軸受と樹脂製スロットルボディの軸受孔との間に金属製ホルダーを有し、その金属製ホルダーは一端に鍔を備え、その鍔により樹脂スロットルボディ軸受孔部の端面に引っ掛かり金属製ホルダーの一方向のスラスト規制をする。その鍔には、切り欠きが1つ以上付いておりその切り欠き形状に沿った形で樹脂ボディより突起が突出する。その部位を熱加締めすることによりもう一方のスラスト規制と金属製ホルダーの樹脂製スロットルボディ軸受孔に対する回転を防止することを特徴とする内燃機関の樹脂製スロットル装置。
内燃機関の吸入空気流量を制御する絞り弁を持つ樹脂製スロットル装置において、絞り弁の回転中心となる絞り弁と一体かもしくは、別体固定されたシャフトの両端を回転自在に支持する軸受と樹脂製スロットルボディの軸受孔との間に金属製ホルダーを有し、その金属製ホルダーは一端に鍔を備え、その鍔により樹脂スロットルボディ軸受孔部の端面に引っ掛かり金属製ホルダーの一方向のスラスト規制をする。その鍔には、切り欠きが1つ以上付いておりその切り欠き形状に沿った形で樹脂ボディより突起が突出する。その部位を熱加締めすることによりもう一方のスラスト規制と金属製ホルダーの樹脂製スロットルボディ軸受孔に対する回転を防止することを特徴とする内燃機関の樹脂製スロットル装置。
(実施態様9)
実施態様1〜8の構成の軸受部構成を、樹脂製スロットル装置のスロットルシャフト支持の少なくとも1端に適用することを特徴とする内燃機関の樹脂製スロットル装置。
実施態様1〜8の構成の軸受部構成を、樹脂製スロットル装置のスロットルシャフト支持の少なくとも1端に適用することを特徴とする内燃機関の樹脂製スロットル装置。
本発明は、内燃機関のモータ駆動による樹脂製電子制御スロットル装置に用いるものであるが、ボディを樹脂材料とした時は、それ以前に用いられてきたワイヤーでスロットルバルブを開閉させるいわゆるメカ式のスロットル装置に用いることもできる。また、ガソリンエンジンだけでなく、ディーゼルエンジンのスロットル装置のように空気圧によりスロットルバルブを閉じ方向に動かすスロットル装置にも用いることができる。
さらに、軸受を保持するハウジングが樹脂材料であれば、空気を代表とする気体の流量を制御する種々のバルブに用いることができる。
1 スロットルボディ
1A スロットルボディ内部空気通路
1B スロットルボディ軸受孔
1C 凹形状部
1D スロットルボディボス
1E スロットルボディDEFボス
1F 軸受孔端面
1G スロットルボディフランジ面
1H 突起部
2 バルブシャフト
2A スロットルバルブ
2B スロットルシャフト
2C スプライン形状
2D スプライン形状山部
2F 小円筒面部
3 ホルダー
3A 鍔
3B 爪
4 軸受(メタル軸受もしくはすべり軸受)
5 スロットルギア
5A スロットルギアフック
5B スロットルギアボス
5C スロットルギアガイド
6 ナット
6B ストレート部
7 スプリング
7A,7B スプリングフック
7C デフォルトスプリング
7D デフォルトスプリング端部
8 ローター
9 ローターホルダー
9A ローターホルダーガイド
10 非接触センサ基板
11 ギアカバー
12 センサカバー
13 キャップ
14 中間ギアシャフト
15 中間ギア
15A 中間ギア大
15B 中間ギア小
16 モータ
16A モータギア
17 円筒ホルダー
17A 凹形状の抜け止及び回転止め形状
18 切り欠き付き円筒ホルダー
18A 切り欠き
19 切り欠き鍔付きホルダー
19A 切り欠き付き鍔
40 ニードルベアリング(転がり軸受)
41 ニードル
42,43 シールゴム
44 レース
1A スロットルボディ内部空気通路
1B スロットルボディ軸受孔
1C 凹形状部
1D スロットルボディボス
1E スロットルボディDEFボス
1F 軸受孔端面
1G スロットルボディフランジ面
1H 突起部
2 バルブシャフト
2A スロットルバルブ
2B スロットルシャフト
2C スプライン形状
2D スプライン形状山部
2F 小円筒面部
3 ホルダー
3A 鍔
3B 爪
4 軸受(メタル軸受もしくはすべり軸受)
5 スロットルギア
5A スロットルギアフック
5B スロットルギアボス
5C スロットルギアガイド
6 ナット
6B ストレート部
7 スプリング
7A,7B スプリングフック
7C デフォルトスプリング
7D デフォルトスプリング端部
8 ローター
9 ローターホルダー
9A ローターホルダーガイド
10 非接触センサ基板
11 ギアカバー
12 センサカバー
13 キャップ
14 中間ギアシャフト
15 中間ギア
15A 中間ギア大
15B 中間ギア小
16 モータ
16A モータギア
17 円筒ホルダー
17A 凹形状の抜け止及び回転止め形状
18 切り欠き付き円筒ホルダー
18A 切り欠き
19 切り欠き鍔付きホルダー
19A 切り欠き付き鍔
40 ニードルベアリング(転がり軸受)
41 ニードル
42,43 シールゴム
44 レース
Claims (13)
- 気体の流量を制御するバタフライ弁が固定された回転軸が樹脂材で形成され、樹脂材製のボディに設けられた軸受孔部に前記回転軸が挿通され、当該回転軸の回転が支持される樹脂材製バタフライ弁装置において、
前記軸受孔部の内周部に固定された金属材製のホルダーと、
前記回転軸と前記ホルダーとの間に位置し、その外周が前記ホルダーの内周に固定される軸受と、
を備えた樹脂材製バタフライ弁装置。 - 請求項1に記載したものにおいて、
前記金属材製のホルダーは、当該金属材製のホルダーの前記スロットル弁側の端部に、前記軸受の外周によって半径方向外側に拡開される少なくとも一つの弾性片を備え、
前記金属材製のホルダーは他端部に前記樹脂材製軸受部の段付き部と軸方向に係合する半径方向外側に延びる係合突起部を備え、
前記弾性片と係合突起部とによって前記ホルダーのスラスト方向の動きを規制している樹脂材製バタフライ弁装置。 - 請求項2に記載したものにおいて、
前記弾性片の両側部に前記ホルダーの回転方向の動きを規制する壁部が前記樹脂材製のスロットルボディに形成されている樹脂材製バタフライ弁装置。 - 請求項2に記載したものにおいて、前記係合突起部が環状の鍔部として前記金属材製のホルダーの他端部に形成されている樹脂材製バタフライ弁装置。
- 請求項2に記載したものにおいて、
前記弾性片は前記ホルダーの内側に向かって折れ曲がった爪を有する樹脂材製バタフライ弁装置。 - 請求項1に記載したものにおいて、
前記金属材製のホルダーは、前記軸受孔部の内周に前記スロットルボディの樹脂成形時にインサート樹脂成形されるものである樹脂材製バタフライ弁装置。 - 請求項6に記載したものにおいて、
前記金属材製のホルダーはその外周に前記スロットルボディ形成用の樹脂材で満たされる窪みあるいはローレット若しくは前記スロットルボディ形成用の樹脂材の中に突出する突起を備えている樹脂材製バタフライ弁装置。 - 請求項6に記載したものにおいて、
前記金属材製のホルダーはその端部に前記スロットルボディ形成用の樹脂材で満たされる切欠き部を備えている樹脂材製バタフライ弁装置。 - 請求項1に記載したものにおいて、
前記金属材製のホルダーは、前記スロットル弁とは反対側の端部に半径方向外側に拡径された切欠き付きの鍔部を備え、
前記スロットルボディの前記軸受孔部の端面に前記鍔部の前記切欠きに合致する樹脂材製の突起が形成されており、
当該樹脂材製突起を熱加締めすることで前記金属材製ホルダーが前記軸受孔部に固定されるものである樹脂材製バタフライ弁装置。 - 請求項1乃至9のいずれかに記載したものにおいて、
前記軸受の外周面が前記ホルダーの内周面に圧入によって密着している樹脂材製バタフライ弁装置。 - 請求項1乃至10のいずれかに記載したものにおいて、
前記軸受がメタル軸受である樹脂材製バタフライ弁装置。 - 請求項1乃至10のいずれかに記載したものにおいて、
前記軸受がニードル軸受である樹脂材製バタフライ弁装置。 - 請求項1乃至12のいずれかに記載された樹脂材製バタフライ弁装置によって構成されるものであって、
前記流量が制御される気体が空気であり、
前記バタフライ弁がスロットル弁として構成されている内燃機関の樹脂材製スロットル弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007023636A JP2008190369A (ja) | 2007-02-02 | 2007-02-02 | 樹脂材製バタフライ弁装置及びそれを用いた内燃機関の樹脂材製スロットル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007023636A JP2008190369A (ja) | 2007-02-02 | 2007-02-02 | 樹脂材製バタフライ弁装置及びそれを用いた内燃機関の樹脂材製スロットル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008190369A true JP2008190369A (ja) | 2008-08-21 |
Family
ID=39750700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007023636A Pending JP2008190369A (ja) | 2007-02-02 | 2007-02-02 | 樹脂材製バタフライ弁装置及びそれを用いた内燃機関の樹脂材製スロットル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008190369A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010106690A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Denso Corp | バルブユニットおよびその製造方法 |
JP2012007636A (ja) * | 2010-06-22 | 2012-01-12 | Tanico Corp | バタフライ弁 |
CN112324962A (zh) * | 2020-11-04 | 2021-02-05 | 贵州电网有限责任公司 | 一种免拆卸的压力释放阀压力校验阀门 |
CN112344033A (zh) * | 2020-11-04 | 2021-02-09 | 贵州电网有限责任公司 | 一种压力释放阀免拆卸测试阀装置 |
-
2007
- 2007-02-02 JP JP2007023636A patent/JP2008190369A/ja active Pending
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