JP2007237957A - フォークリフト用動力伝達装置 - Google Patents

フォークリフト用動力伝達装置 Download PDF

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Abstract

【課題】駆動モータの場積を小さくし且つコスト増を抑えたコンパクトなフォークリフト用動力伝達装置を提供する。
【解決手段】アクスルハウジング1内部に、固定斜板式アキシャル型ダブルモータ2と、モータ出力軸3と、遊星歯車式減速機4と、デファレンシャル5と、駆動軸6a及び6bと、がそれぞれの回転軸を同一軸上に配設する。また、駆動軸6bは、モータ出力軸3の中空部内を貫通するように配設する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一対の駆動輪間に配置したフォークリフト用動力伝達装置に関する。
従来から用いられている一対の駆動輪間に配置したフォークリフト用動力伝達装置として、例えば、特許文献1で提案されたように、車体フレームによって懸架されているアクスルハウジング内に、駆動輪に駆動力を伝達する駆動軸と、この駆動軸に駆動力を供給する駆動モータと、を同軸上に配置する構成が提案されている。
特許文献1に記載されたフォークリフト用動力伝達装置としては、車体フレームによって懸架されているアクスルハウジング内に、駆動輪に連結した駆動軸と、遊星歯車式減速機の入力軸と、前記駆動軸に駆動力を伝達する電動式駆動モータの出力軸と、かさ歯車方式のデファレンシャルの出力軸と、を同軸上に配置する構成となっている。
即ち、図4に示すような断面構成を有している。図4に示すように、図示せぬ車体フレームによって懸架されているアクスルハウジング76は、右側の駆動輪を支持する第1アクスルハウジング76aと、左側の駆動輪を支持する第2アクスルハウジング76bと、で構成されている。
前記第1アクスルハウジング76aは、ステータ72及びロータ73より構成された電動式駆動モータ71を内部に収納している。前記ロータ73は、前記電動式駆動モータ71の出力軸と同軸になるような円筒状の中空部が内部に形成されており、後述する第1段遊星歯車式減速機74の入力軸83に連結されている。前記第2アクスルハウジング76bは、第1段遊星歯車式減速機74及び第2段遊星歯車式減速機75からなる2段式の遊星歯車式減速機と、かさ歯車式のデファレンシャル80と、を内部に収納している。
前記第1アクスルハウジング76a及び前記第2アクスルハウジング76bは、前記第1アクスルハウジング76aと前記第2アクスルハウジング76bとの間に前記第1段遊星歯車式減速機74のリングギヤ74a及び第2段遊星歯車式減速機75のリングギヤ75aを挟み、ボルト76cによる共締めにて固着されている。ブラケット74は、前記第1アクスルハウジング76a及び第2アクスルハウジング76bを図示せぬ車体フレームに固定している。
前記第1段遊星歯車式減速機74は、サンギヤ74c、遊星歯車74b、リングギヤ74a及び遊星歯車74bを支承するキャリヤ74dから構成されており、また、前記第2段遊星歯車式減速機75は、サンギヤ75c、遊星歯車75b、リングギヤ75a及び遊星歯車75bを支承するキャリヤ75dから構成されている。
前記第1段遊星歯車式減速機74のサンギヤ74cは、前記入力軸83に連結されている。第1段遊星歯車式減速機74のキャリヤ74dは、第2段遊星歯車式減速機75のサンギヤ75cに連結され、第2段遊星歯車式減速機75のキャリヤ75dは、前記かさ歯車式デファレンシャル80のデフケース80eに連結されている。
前記かさ歯車式デファレンシャル80を構成する出力側における一方のかさ歯車80bは、出力軸77に連結されている。出力軸77は、中空部を有する前記入力軸83の内部を貫通し、図面上右側のハブ82に対して前記出力軸77の軸端が固着されている。ハブ82には、図面上右側の車輪79がボルト81により固着されている。
また、他方側のかさ歯車80aは出力軸78に連結され、出力軸78の軸端は図面上左側のハブ82に固着されている。ハブ82には、図面上左側の車輪79がボルト81により固着されている。
車体フレームによって懸架されているアクスルハウジング76内には、駆動輪に連結した前記出力軸77及び前記出力軸78と、前記電動式駆動モータ71と、前記第1段遊星歯車式減速機74及び前記第2段遊星歯車式減速機75と、前記かさ歯車式デファレンシャル80と、をこれら各装置の回転軸が同軸上となるように配置されている。
前記第2段遊星歯車式減速機75のキャリヤ75dからこのデフケース80eに動力を伝達できるように、前記キャリヤ75d及びデフケース80eは一体に構成されている。デフケース80eには、一対のかさ歯車80a、80bに噛合するかさ歯車80dが回転自在に支承されている。
また、特許文献1に類似の構成として、フォークリフトに適用されたものではないが、一般車両用動力伝達装置が、特許文献2の構成が開示されている。特許文献2に記載された動力伝達装置は、アクスルハウジング内に、一対の駆動輪に各々連結した第1及び第2駆動軸と、遊星歯車式減速機の入力軸と、前記第1及び第2駆動軸の一方及び他方に連結された第1及び第2油圧モータの出力軸と、を同軸上に配置した構成となっている。
特許文献2の動力伝達装置は、図5に示す模式図で示すことができる。図5に示すように、動力伝達装置85は、駆動源93に連結された斜板式油圧ポンプ86と、図示せぬ車体フレームによって懸架されているアクスルハウジング91と、一対の駆動輪94に各々連結されている一対の遊星歯車式減速機95と、前記一対の遊星歯車式減速機95に各々連結されている第1駆動軸88及び第2駆動軸90と、前記第1駆動軸88及び第2駆動軸90に各々連結されている第1油圧モータ87及び第2油圧モータ89と、第1油圧モータ87及び第2油圧モータ89との間に位置するようにクラッチ装置92と、で構成されている。
前記アクスルハウジング91は、前記遊星歯車式減速機95と、前記第1駆動軸88及び第2駆動軸90と、前記第1油圧モータ87及び第2油圧モータ89と、前記クラッチ装置92と、を内部に収納している。
駆動源93により駆動される前記斜板式油圧ポンプ86は、前記第1油圧モータ87及び前記第2油圧モータ89に対して圧油を供給することができる。前記第1油圧モータ87及び前記第2油圧モータ89は固定容量型油圧モータとして構成されている。
前記クラッチ装置92を介して、前記第1油圧モータ87と前記第2油圧モータ89との回転が相対回転しないようにすることができる。また、前記クラッチ装置92と、前記第1油圧モータ87及び前記第2油圧モータ89と、の間には前記遊星歯車式減速機95が配設されている。
特開2001−121980号公報 特開2005−178407号公報
フォークリフトは、小型のフォークリフトであっても1トン以上の荷役作業が必要であるため、特許文献1に記載された前記電動式駆動モータであっても、このような荷役作業に必要なだけのトルク性能を実現することが求められる。このため、電動モータを使用した場合には、前記電動式駆動モータ内部に配置されている前記ロータ73及びステータ72のラジアル方向のサイズを大きく構成して高トルクを得ることが必要であった。
特許文献1では、ロータ73及びステータ72のラジアル方向におけるサイズをあまり大きく構成しないですむように、遊星歯車式減速機を2段に配設して大きな減速比を得ているが、充分な高トルクを得ることはできない。このため、ロータ73及びステータ72のラジアル方向のサイズを大きくせざるを得なくなっている。
前記ロータ73及びステータ72のサイズを大きく構成することで、前記第1アクスルハウジング76a内に収納している前記電動式駆動モータ71の場積が増大する。電動式駆動モータの場積の増大に合わせてフォークリフトの設計を行うと、前記アクスルハウジング装置全体のサイズも大きくなってしまう問題が生じる。また、特許文献1のように遊星歯車式減速機74、75を2段に配設すると、車軸方向の寸法が長くなってしまう問題を生じる。
一方、特許文献2に記載された一般の車両の動力伝達装置では、駆動力を発生させる駆動モータとして前記第1油圧モータ87及び第2油圧モータ89という2台の油圧モータが使用されている。特許文献1の構成例で用いられている電動モータと比較した場合、モータの回転軸からのラジアル方向のサイズを大きく構成せずに、トルク性能を実現することはできる。
しかし、アクスルハウジング91内に、前記第1油圧モータ87及び第2油圧モータ89を直列に並べて配設することが必要となる。しかも、各々の油圧モータ87、89に対応して遊星歯車式減速機95もそれぞれ車軸方向に並べて配設することが必要となる。このため、駆動モータや遊星歯車式減速機を配設するための場積が増大するとともに、動力伝達装置全体の車軸方向の長さ寸法が拡大してしまうことになる。
ところで、フォークリフト車体のコンパクトな設計を意図する際には、マストの下端部をフォークリフト車体の前面下部において、水平軸線回りに回動可能に支承させる構成が合理的である。このため、特許文献1に記載されたフォークリフト用動力伝達装置を用いると、前記アクスルハウジング装置のラジアル方向におけるサイズが拡大し、従来から取付けていた位置にマストの下端部を支承することができなくなる。
前記マストは、従来のマスト取付け位置以外で支承することも可能であるが、マスト取りつけ位置を設計変更する場合には、これに伴って他の各種装置の位置合わせの調整、形状変更及び新規構造の追加といった設計変更が必要となり、フォークリフトの開発コストが増大してしまう。
また、ラジアル方向に大きな電動式駆動モータとの干渉を避けて、マストの取付け位置を変更すると、フォークリフトの前後長が長くなり、フォークリフトをコンパクトに設計することができなくなる。
特許文献2に記載された動力伝達装置を用いると、アクスルハウジング装置全体の車軸方向での長さが長くなり、駆動輪間の間隔を従来サイズの間隔内に抑えられなくなる。特に、狭い場所での機敏な走行性能が求められる小型のフォークリフトでは、駆動輪間の車軸方向のサイズ拡大が深刻な問題になる。しかも、駆動輪間の間隔が広がることにより、最小回転半径が大きくなり走行性能を低下させるという問題もあった。
本発明は、上記の問題点を解決することを課題として、駆動モータの場積を小さくし且つコスト増を抑えたコンパクトなフォークリフト用動力伝達装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明では、フォークリフト用動力伝達装置において、アクスルハウジングと、固定斜板式アキシャル型ダブルモータと、前記固定斜板式アキシャル型ダブルモータの出力を伝達する中空部を有したモータ出力軸と、前記出力軸の出力をデファレンシャルに伝達する遊星歯車式減速機と、前記遊星歯車式減速機のキャリヤの回転を取り出すかさ歯車式の前記デファレンシャルと、前記デファレンシャルから伝達された駆動力を一対の駆動輪にそれぞれ伝達する一対の駆動軸と、を備え、前記一方の駆動軸が前記出力軸の中空部内を貫通して前記一方の駆動輪側に配設され、前記アクスルハウジング内部に、前記固定斜板式アキシャル型ダブルモータと、前記出力軸と、前記遊星歯車式減速機と、前記デファレンシャルと、前記一対の駆動軸と、がそれぞれの回転軸を同一軸上に配設されてなることを最も主要な特徴となしている。
第2の発明では、前記固定斜板式アキシャル型ダブルモータの両側にオイルシールを配設したことを主要な特徴としている。
第3の発明では、前記デファレンシャルのデフケースの両端側及び固定斜板式アキシャル型ダブルモータの両端側をそれぞれ別のベアリングにより前記アクスルハウジングで支持したことを主要な特徴としている。
本発明では、電動モータと比較した場合に小型でもトルク性能が得やすく、駆動軸方向の車幅サイズを抑え、さらに2段式変速機能を有するモータとして固定斜板式アキシャル型ダブルモータを採用している。
この固定斜板式アキシャル型ダブルモータは、可変斜板式アキシャル型油圧モータと比較して、変速機能のために前記斜板の傾転角を制御する制御ピストン等の傾転角制御装置が不要となる。このため、これら傾転角制御装置を廃する分だけ駆動モータの場積をより小さく構成することができる。
この固定斜板式アキシャル型ダブルモータを採用することで、駆動モータのラジアル方向及び車軸方向の場積を小さく抑えつつ、しかも、アクスルハウジング内に駆動モータを合理的に収めることができる。これにより、フォークリフト用動力伝達装置のコンパクト化を図れる。
本発明に係るフォークリフト用動力伝達装置の実施形態について、以下に図面を参照して具体的に説明する。図1には、本発明に係るフォークリフト用動力伝達装置の断面構成を示す。図2には、ダブルモータを構成する弁板とシリンダバレルの構成を示している。図3には、本発明に係るフォークリフト用動力伝達装置の油圧回路を示している。
本願発明のフォークリフト用動力伝達装置の構成としては、以下で説明する形状、配置構成以外にも本願発明の課題を解決することができる形状、配置構成であれば、それらの形状、配置構成を採用することができる。このため、本発明は、以下に説明する実施例に限定されることはなく、多様な変更が可能である。
尚、図1、2、3は、構成を説明し易くするため、縦横比等を誇張して示しているものである。
図1に示すように、図示せぬ車体フレームによって懸架されているアクスルハウジング1内には、固定斜板式アキシャル型ダブルモータ2と、前記固定斜板式アキシャル型ダブルモータ2の出力を伝達する中空部を有したモータ出力軸3と、前記モータ出力軸3の出力をデファレンシャル5に伝達する遊星歯車式減速機4と、デフケースと一体に形成された前記遊星歯車式減速機4のキャリヤ11と、前記キャリヤ11の回転を取り出すかさ歯車方式デファレンシャル5と、前記デファレンシャル5から伝達された駆動力を一対の図示せぬ駆動輪にそれぞれ伝達する一対の駆動軸6a、6bと、が配設されている。
図1に示すように、アクスルハウジング1は、図面中央に位置する分離壁20を内部に配設されており、同分離壁20によって内部を2室に区分されている。
分離壁20は、遊星歯車式減速機4とかさ歯車方式デファレンシャル5を収納するアクスルハウジング第1室21と、固定斜板式アキシャル型ダブルモータ2を収納するアクスルハウジング第2室22と、にアクスルハウジング1内部を区分している。
図1に示すように、アクスルハウジング第2室22内に収納されている固定斜板式アキシャル型ダブルモータ2は、弁板33と、シリンダブロック31と、ピストン37p〜48pと、各ピストン37p〜48pの先端部にそれぞれ揺動可能に配設されたシュー37s〜48sと、シューリテーナ34と、固定斜板30と、モータ出力軸3と、で構成されている。因みに図1では、ピストン38p〜48p及びシュー38s〜48sの記載は省略している。
本実施例では、図2に示すように、ピストンの構成本数が12本の場合で説明しているが、ピストンの本数と、この本数に対応して変化するシリンダボア等の他の構成物数の組み合わせは、同様の効果を得られるものであればいずれの本数でも可能である。
図1に示すように、シリンダブロック31は、図面上右側の端面でアクスルハウジング1に固着されている弁板33と摺動結合されている。
図2b及び図2cに示すように、シリンダブロック31は、モータの回転軸と同一軸の円筒状の中空部35と、同中空部35と同心円上の半径距離D/2上に軸心が円周方向に沿って等間隔に位置するシリンダボア37〜48を備えている。
尚、図2(b)の図示例においては、シリンダボア37〜48は、時計回り方向に順番に配した例を示している。また、図1に示すように各シリンダボア37〜48内には、ピストン37p〜48pが摺動可能に嵌挿されている。因みに図1では、シリンダボア38〜48及びピストン38p〜48pの記載は省略している。
ピストン37p〜48pは、嵌挿されているそれぞれのシリンダボア37〜48から図1において図面左側に向かって突出しており、モータ回転軸に対してシリンダボア37〜48内において並列方向に自在に往復動する。また、ピストン37p〜48pのそれぞれの図面左側突端には、シュー37s〜48sの球形端部と嵌合する球形の窪みを備え、各ピストン37p〜48pの先端部にはそれぞれシュー37s〜48sが揺動可能に配設されている。
シュー37s〜48sは、固定斜板30と同一の傾斜角度で傾倒している環状のシューリテーナ34によって固定斜板30に案内されており、固定斜板30端面上に環状軌跡を描くように摺動する。
固定斜板30は、モータ出力軸3が貫通される穴を内部に有し、モータの特性に応じて設計された傾転角を有するように配設されており、アクスルハウジング1内部の分離壁20に回転不能に固着されている。
固定斜板30と各ピストン37p〜48pとは、それぞれのシュー37s〜48sを介して摺動結合された状態に配されており、シリンダブロック31の回転に伴って各ピストン37p〜48pは、それぞれのシリンダボア37〜48内を往復動する。(モータの回転に伴うピストンの往復動の詳細については後述する)
モータ出力軸3は、固定斜板式アキシャル型ダブルモータ2の回転を直接伝達するためにシリンダブロック31と一体に形成されている。そして、モータ出力軸3の回転軸と同一軸上に配設した駆動軸6bを内部に貫通させ、アクスルハウジング1に対して回転自在に配設されている。また、モータ出力軸3は、分離壁20、アクスルハウジング1に固着されたベアリング18a、18bによって両側を軸支され、遊星歯車式減速機4を構成するサンギヤ9に対して図面左側の軸端でスプライン結合している。
以上の構成によって、固定斜板式アキシャル型ダブルモータ2で発生する回転は、モータ出力軸3を通じてサンギヤ9に伝達される。
図2aに弁板33の正面図を示すように、弁板33は、モータ出力軸3を貫通させる軸穴36と、一対の円弧状に形成されたポート28a及びポート28bと、同様に一対の円弧状に形成されたポート29a及びポート29bと、を備えている。
ポート28a及びポート28bと、ポート29a及びポート29bとは、それぞれ同一円周上に沿って形成され、ポート28a及びポート28bは半径D1/2(>D/2)上に沿って円弧状の溝が形成されている。また、ポート29a及びポート29bは半径D2/2(<D/2)上に沿って円弧状の溝が形成されている。溝の幅、溝の形状又は溝の位置に関しては、本実施例と同様の効果が得られるものであれば他の構成も可能である。
図2a及び図2bに示すように、シリンダブロック31の回転時において、シリンダボア37、39、41、43、45、47の各ポート37a、39a、41a、43a、45a、47aは、ポート28a及びポート28bにそれぞれ連通するように配設されている。また、シリンダボア38、40、42、44、46、48の各ポート38a、40a、42a、44a、46a、48aは、ポート29a及びポート29bにそれぞれ連通するように配設されている。この様にして、2個のモータを構成している。
図1に示すように、オイルシール25a、25bは、モータ出力軸3の左端と右端にそれぞれ配設され、アクスルハウジング第2室22側にてアクスルハウジング1とモータ出力軸3との間を油密状態に密封している。
特に、オイルシール25aは、アクスルハウジング1の内壁である分離壁20に配設されることで、アクスルハウジング第1室21とアクスルハウジング第2室22のオイルの混合を防止している。
図1に示すように、遊星歯車式減速機4は、単段の減速装置であって、サンギヤ9と、リングギヤ13と、複数からなる遊星歯車10と、遊星歯車10と同数からなる遊星歯車軸12と、各遊星歯車軸12を支承するデフケースを兼ねたキャリヤ11と、で構成されている。
サンギヤ9は、サンギヤ9の回転軸と駆動軸6bとは同一軸上に配設されており、遊星歯車10と噛合している。また、サンギヤ9は、モータ出力軸3と内径でスプライン結合されており、モータ出力軸3の回転が伝達される。
サンギヤ9に伝達された回転は、設計上任意の減速比にて遊星歯車10に減速されながら伝達される。本実施例では、遊星歯車式減速機4は単一段での減速を行う構成となっているが、多段での減速が行える構成とすることも可能である。
遊星歯車10は、サンギヤ9とリングギヤ13との間に介設され、キャリヤ11に支承された遊星歯車軸12によって軸支されており、アクスルハウジング第1室21内周面に固着されたリングギヤ13に噛合している。
デファレンシャル5は、遊星歯車10と一体となって回転するキャリヤ11と、ピニオンギヤ23aと、ピニオンギヤ軸23bと、で構成されている。
キャリヤ11は、ピニオンギヤ23a及びピニオンギヤ軸23bが内部に配設されており、アクスルハウジング第1室21内周面に固着されたベアリング19a、19bによって両端が軸支されており、遊星歯車10の公転によってモータ出力軸3の回転速度を減速した状態で回転する。
駆動軸6a及び6bは、デファレンシャル5で分断されており、ピニオンギヤ23aから伝達された回転によって回転駆動される。また、駆動軸6bは、モータ出力軸3の中空部35を貫通した状態でモータの回転軸と同一軸上に配設されている。
駆動軸6a及び6bに伝達された回転が駆動軸6a及び6bに連結されている一対の図示せぬ駆動輪に伝達されることで、フォークリフトは走行動作を行う。
フォークリフトの図示せぬマストは、アクスルハウジング1に設けられたマスト取付位置14a、14bにて、マスト下端部で水平軸線回りに回動可能に支承されている。
以下、フォークリフト用動力伝達装置に用いられている油圧回路の動作について、図3を用いて説明する。
図3に示すように、フォークリフト用動力伝達装置に用いられている油圧回路は、エンジン15と、可変容量型油圧ポンプ16と、補助ポンプ17と、切換弁54と、チェック弁55a、55bと、油路56a、56b、56c、56dと、油路57a、57b、57c、57d、57eと、油路58a、58b、58c、58dと、第1モータ26、第2モータ27と、駆動輪50と、で構成されている。
尚、図1のフォークリフト用動力伝達装置と重複する構成部材については、図1で用いたものと同じ符号を用いることで説明を省略している。また、低圧シャトル弁、リリーフ弁の記載は省略している。
また、第1モータ26及び第2モータ27は、固定斜板式アキシャル型ダブルモータ2の動作を本実施例で詳細に説明するため、仮想的に2機の油圧モータに分けて表現したものである。
図3を用いて、可変容量型油圧ポンプ16により第1モータ26及び第2モータ27を駆動する際の油圧回路の動作について説明する。
図3に示すように、エンジン15によって駆動される可変容量型油圧ポンプ16は、油路56a又は油路56bに第1モータ26及び第2モータ27を駆動するための圧油を供給している。補助ポンプ17は、油路内でオイルの過不足が起こらないように適宜圧油を供給している。
例えば、可変容量型油圧ポンプ16から油路56aに圧油が吐出された場合には、フォークリフトは前進走行を行い、油路56bに圧油が吐出された場合には、フォークリフトは後進走行を行うことができる。以下では、可変容量型油圧ポンプ16から油路56aに圧油が吐出された場合について説明を行う。
油路56aに吐出した圧油は油路56cを通り、油路56cから分岐した油路58aを通って第1モータ26のポート7aに供給することができ、また、油路56cから分岐した油路58bを通って切換弁54のポートAに供給することができる。第1モータ26のポート7bは、油路58c、油路56d、油路56bを通って、可変容量型油圧ポンプ16に接続している。また、油路56bに接続している油路56dは、油路58dを通って切換弁54のポートCに接続している。
切換弁54は、2位置5ポートの切換弁として構成され、切換位置(I)、(II)の2種類の切換位置に切り換えることができる。ここで切換弁54が切換位置(I)の場合、可変容量型油圧ポンプ16からの圧油によって、第2モータ27は駆動可能となる。
次に、切換弁54が切換位置(II)の場合、前記ポートAに到達した圧油及びポートCの圧油は、切換弁54内部で流路が遮断された状態になる。またこのとき、可変容量型油圧ポンプ16からの圧油が、全て第1モータ26の回転駆動に使用されることになるため、切換位置(I)の場合に供給される量の約2倍の圧油で第1モータ26を駆動することになる。第1モータ26は、2倍の圧油を得て高速回転する。
即ち、切換弁54が切換位置(II)の場合、第1モータ26のみが駆動され、フォークリフトは、高速・低トルクモードで走行を行うことができる。
ポートBに供給される圧油の流れは、後述の補助ポンプ17の説明にて行うが、ポートA及びCの圧油の流路が遮断されることで、第2モータ27には圧油が供給されず、第2モータ27は回転駆動が行われないことになる。即ち、図2aにおいて、ポート28aとポート28bとを連通させるか、あるいは、ポート29aとポート29bとを連通させることになる。
補助ポンプ17に連通した油路57dと可変容量型油圧ポンプ16に連通した油路56aとの間には、チェック弁55aが配設されている。
チェック弁55aによって、油路57dから油路56aへの圧油の連通のみが可能であり、高圧になった油路56aの圧油が油路57dへ逆流するのを防止し、さらに油路56aの油量が不足した際のオイルの補給を行っている。
一方、補助ポンプ17に連通した油路57cと可変容量型油圧ポンプ16に連通した油路56bとの間には、チェック弁55bが配設されている。油路57dと油路56aとの間に配設したチェック弁55aの作用と同様に、チェック弁55bによって、油路57cから油路56dへの圧油の連通のみが可能であり、高圧になった油路56dからの圧油が油路57cへ逆流するのを防止し、油路56dの油量が不足した際のオイルの補給を行っている。
油路57bから分流した油路57eは、切換弁54のポートBに連通している。切換弁54が切換位置(II)の場合、ポートBがポートD及びポートEに連通される。
ポートBに供給された補助ポンプ17からの圧油が、油路59a及び油路59bの両方を同圧の圧油で満たすことになり、第2モータ27は回転駆動力を発生しない。尚、ポートBは、タンクに繋げてもよい。
以上、図3を用いて、可変容量型油圧ポンプ16により、第1モータ26及び第2モータ27を回転駆動する際の油圧回路の動作について説明してきた。
以上の説明より、本発明のフォークリフト用動力伝達装置によれば、固定斜板式アキシャル型ダブルモータ2を使用することで、2段変速を行うことが可能となる。また、車軸方向のモータの場積と径方向の場積とを小さく構成できる。これにより、アクスルハウジング内に駆動モータをコンパクトに収めることができ、フォークリフト用動力伝達装置のコンパクト化を図ることができる。更に、従来のマスト取り付け位置を変更しなくて済むため、設計変更によるコスト増を抑えることができる。
また、オイルシール25a、25bは、アクスルハウジング第2室22側で、モータ出力軸3の両側にて液密状態に密封している。オイルシール25a、25bによって、アクスルハウジング第1室21とアクスルハウジング第2室22の作動油の混合を防止できる。しかも、アクスルハウジング第1室21側の遊星歯車式減速機4やデファレンシャル5で発生したギア損傷屑等が、アクスルハウジング第2室22側に侵入してしまうのを防げるので、固定斜板式アキシャル型ダブルモータ2に前記ギア損傷屑等が吸引されることによって発生するモータ内部の損傷を防ぐことができる。
デファレンシャル5を収納するアクスルハウジング第1室21内部には、アクスルハウジング1の内周面で固着されたベアリング19a、19bが配設されており、ベアリング19a、19bによってデファレンシャル5のキャリヤ11を軸支している。即ち、ベアリング19a、19bによって、デファレンシャル5を独立してアクスルハウジング第1室21内に支承しておくことができる。
固定斜板式アキシャル型ダブルモータ2を収納するアクスルハウジング第2室22内部には、アクスルハウジング1の内周面で固着されたベアリング18a、18bが配設され、ベアリング18a、18bによってモータ出力軸3を軸支している。即ち、ベアリング18a、18bによって、固定斜板式アキシャル型ダブルモータ2を独立してアクスルハウジング第2室22内に支承しておくことができる。
ベアリング18a、18b、19a及び19bからなる一連のベアリングは、デファレンシャル5や固定斜板式アキシャル型ダブルモータ2の駆動によってかかる荷重を安定的に支えることができる。しかも、デファレンシャル5及び固定斜板式アキシャル型ダブルモータ2を個別に支承することができるので、駆動軸6a及び6bに荷重がかかることによって変形することを確実に防ぐことができ、安定的に駆動力を伝達することができる。
本発明は、本発明の技術思想を適用することができる装置等に対しては、本発明の技術思想を適用することができる。
フォークリフト用動力伝達装置の断面構成図である。(実施例1) ダブルモータを構成する弁板とシリンダバレルの構成図である。(実施例1) フォークリフト用動力伝達装置の油圧回路図である。(実施例1) フォークリフト用動力伝達装置の他の実施例の構成を示す図である。(従来例) 一般車両用動力伝達装置の別の実施例の構成を示す図である。(従来例)
符号の説明
1・・・アクスルハウジング、 2・・・固定斜板式アキシャル型ダブルモータ、 3・・・モータ出力軸、 4・・・遊星歯車式減速機、 5・・・デファレンシャル、 6a、6b・・・駆動軸、 9・・・サンギヤ、 11・・・キャリヤ、 14a、14b・・・マスト取付位置、 16・・・可変容量型油圧ポンプ、 21・・・アクスルハウジング第1室、 22・・・アクスルハウジング第2室、 26・・・第1モータ、 27・・・第2モータ、 31・・・シリンダブロック、 37〜48・・・シリンダボア、 54・・・切換弁、 71・・・電動式駆動モータ、 72・・・ステータ、 73・・・ロータ、 74・・・第1段遊星歯車式減速機、 75・・・第2段遊星歯車式減速機、 76・・・アクスルハウジング、 76a・・・第1アクスルハウジング、 76b・・・第2アクスルハウジング、 80・・・デファレンシャル、 80e・・・デフケース、 85・・・動力伝達装置、 86・・・斜板式油圧ポンプ、 87・・・第1油圧モータ、 89・・・第2油圧モータ、 91・・・アクスルハウジング、 92・・・クラッチ装置、 95・・・遊星歯車式減速機。

Claims (3)

  1. フォークリフト用動力伝達装置において、
    アクスルハウジングと、固定斜板式アキシャル型ダブルモータと、前記固定斜板式アキシャル型ダブルモータの出力を伝達する中空部を有したモータ出力軸と、前記モータ出力軸の出力をデファレンシャルに伝達する遊星歯車式減速機と、前記遊星歯車式減速機のキャリヤの回転を取り出すかさ歯車式の前記デファレンシャルと、前記デファレンシャルから伝達された駆動力を一対の駆動輪にそれぞれ伝達する一対の駆動軸と、を備え、
    前記一方の駆動軸が前記モータ出力軸の中空部内を貫通して前記一方の駆動輪側に配設され、
    前記アクスルハウジング内部に、前記固定斜板式アキシャル型ダブルモータと、前記モータ出力軸と、前記遊星歯車式減速機と、前記デファレンシャルと、前記一対の駆動軸と、がそれぞれの回転軸を同一軸上に配設されてなることを特徴とするフォークリフト用動力伝達装置。
  2. 前記固定斜板式アキシャル型ダブルモータの両側にオイルシールを配設してなることを特徴とする請求項1記載のフォークリフト用動力伝達装置。
  3. 前記デファレンシャルのデフケースの両端側がベアリングを介して前記アクスルハウジングに支持され、
    前記固定斜板式アキシャル型ダブルモータの両端側がベアリングを介して前記アクスルハウジングに支持されてなることを特徴とする請求項1又は2記載のフォークリフト用動力伝達装置。
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