JP2007237898A - 自動二輪車のステップ取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の機種間でステップステーを共用でき、リヤフレームの製造容易化や軽量化を図った自動二輪車のステップ取付構造を提供する。
【解決手段】自動二輪車10のリヤフレーム12にステップステー22Lを介してステップ21Lを取り付ける構造において、リヤフレーム12へ取り付けられる被取付部28と、ステップステー22Lを取り付ける取付部29とを有する中間ブラケット23Lを備え、リヤフレーム12に被取付部28を着脱自在に取り付けると共に、取付部29にステップステー22Lを着脱自在に取り付ける。好ましくは、リヤフレーム12の側方にフレームカバー36を設け、リヤフレーム12における中間ブラケット23Lの取付部分を、フレームカバー36によって側方から覆われるように形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動二輪車のステップ取付構造に関する。
下記特許文献1には、前端にヘッドパイプを設けたメインフレームの後端部にリヤフレームを設け、このリヤフレーム上に運転シート及び同乗者シートを設けるとともに、ステップステーを介して同乗者用のステップを取り付けた自動二輪車が開示されている。
前記リヤフレームは、押し出し又は引き抜き成型によって形成され、ステップステーは、リヤフレームに一体に形成された取付部に着脱自在に取り付けられている。
特開昭62−103285号公報
自動二輪車の同乗者用ステップは、同乗者の足を置きやすいように、同乗者用シートに対して所定の位置関係で配置する必要がある。そのため、ステップステーは、ステップを所定に位置付けることができるように、その形状が決められている。
しかし、リヤフレームに対するステップステーの取付位置やリヤフレームと同乗者用シートとの位置関係は、自動二輪車の機種ごとに異なるので、ステップを所定に位置付けるためには、ステップステーを各機種ごとに製作する必要がある。したがって、複数の機種間でステップステーを共用することは困難である。また、自動二輪車の機種によっては、ステップステーの周囲に排気管等の他の部品が配置されることがあり、この場合、当該部品を避けるようにステップステーを特殊な形状に形成する必要がある。このことも、ステップステーの共用化を妨げる一因となっている。
また、特許文献1では、ステップステー用の取付部をリヤフレームと一体に形成するため、リヤフレームにリブを一体に形成するとともに、該リブを部分的に切除してステップステーの取付部を形成している。そのため、取付部を含むリヤフレームの成型が煩雑になると共に、リヤフレーム全体の重量が増加し、切除によってステップステーの取付部を形成するため、作業工数が増加する。
一方、自動二輪車の同乗者用シートは、一人乗りしかしないユーザーにとっては不要なものであるため、同乗者用シートを取り外してカバーと交換し、同乗者用ステップをステップステーごと取り外してしまう場合がある。
しかし、特許文献1では、リヤフレームに形成したステップステー用の取付部が、リヤフレームから下方に大きく突出しているため、ステップステーを取り外すと、当該取付部が外部に露出し、外観を損なう原因になる。
本発明の目的は、複数の機種間でステップステーの共用化が可能であり、リヤフレーム自体の製造容易化や軽量化をも可能にする、自動二輪車のステップ取付構造を提供することである。
請求項1記載の発明は、自動二輪車のリヤフレームにステップステーを介してステップを取り付ける構造において、前記リヤフレームへ取り付けられる被取付部と、前記ステップステーを取り付ける取付部とを有する中間ブラケットを備え、前記リヤフレームに前記被取付部を着脱自在に取り付けてあると共に、前記取付部に前記ステップステーを取り付けてあることを特徴とする。
これによれば、例えば、他の機種で用いられているステップステーを共用しようとした場合に、シートに対して所定の位置関係にステップを配置するように、中間ブラケットを形成すればよい。また、ステップステーの周囲に排気管等の部品が配置されている場合にも、当該部品を避けるように中間ブラケットを形成すればよい。したがって、複数の機種間でステップステーを共用することができる。
また、従来技術のように、リヤフレームにステップステーの取付部を形成しなくてもよいので、リヤフレームの構造を簡単にすることができ、リヤフレームの製造容易化及び軽量化を図ることができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記リヤフレームの側方にフレームカバーを備え、前記リヤフレームの前記被取付部を取り付ける部分が、前記フレームカバーによって側方から覆われるように形成されていることを特徴とする。
これによれば、ステップが不要な場合には、中間ブラケットごとリヤフレームから取り外すことで、リヤフレームにおける中間ブラケットの取り付け部分がフレームカバーによって覆われて、外観を損なうことがなくなる。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記リヤフレームの前記被取付部を取り付ける部分が、前記リヤフレームの下面に設けられていることを特徴とする。
これによれば、中間ブラケットごとステップステーをリヤフレームから取り外した場合に、リヤフレームを側方から覆うフレームカバーが無くても、リヤフレームの中間ブラケットを取り付ける部分が側方に露出しなくなり、外観を損なうことがなくなる。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記中間ブラケットが、ステップステーへかかる外力を吸収する外力吸収部を有していることを特徴とする。
これによれば、ステップに過大な外力がかかった場合に、その外力を中間ブラケットの外力吸収部で吸収し、リヤフレームに伝わるのを防止することができる。
本発明によれば、複数の機種間でステップステーの共用化が可能であり、リヤフレーム自体の製造容易化や軽量化が可能になる。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の実施形態に係る自動二輪車の後部の左側面図である。この自動二輪車10は、前端にヘッドパイプを固着したメインフレーム(図示略)の後端に、左右一対のスイングアームブラケット11を下方へ突出状に設け、メインフレームの後部又はスイングアームブラケット11の上部に、後上方へ延びるリヤフレーム12を設けて構成された車体フレームを備えている。前記スイングアームブラケット11には、後輪13を回転自在に支持するスイングアーム14が左右方向のピボット軸15を介して上下揺動自在に支持されている。前記リヤフレーム12の上側には、運転者用のシート16が設けられると共に、該運転者用シート16の後側に隣接して同乗者用のシート17が設けられている。
リヤフレーム12の下方には、同乗者用のステップ21Lが配置されている。該ステップ21Lは、ステップステー22Lの下端部に折り畳み自在に設けられ、ステップステー22Lは、中間ブラケット23Lを介してリヤフレーム12の左側面に取り付けられている。
図2は、自動二輪車の後部の右側面であり、リヤフレーム12の右側面にも、中間ブラケット23Rを介してステップステー22Rが取り付けられ、ステップステー22Rの下端部にステップ21Rが折り畳み自在に設けられている。ステップステー22L,22R及び中間ブラケット23L,23Rは、例えば、アルミダイカストによって成形される。
図3は、リヤフレーム12の左側面図である。リヤフレーム12は、例えば、アルミダイカストにより成型され、前端側部に、メインフレーム又はスイングアームブラケット11(図1)への取り付けに用いる取付孔24が上下に2つ形成されている。リヤフレーム12の前部側の左右側面には、前後の2つの取付孔25が形成されている。この取付孔25を形成した部分は、中間ブラケット23Lを取り付けるための中間ブラケット用取付部26とされている。取付孔25内には、雌ねじが形成されている。
中間ブラケット23Lは、側面視で略平行四辺形に形成され、リヤフレーム12へ取り付けるためのリヤフレーム用被取付部28を上部に備え、ステップステー22Lを取り付けるためのステップステー用取付部29を下部に備え、開口23Aを中央部に形成している。
図4は、リヤフレーム12に左側のステップを取り付ける構造を示す縦断面図である。図3及び図4に示すように、リヤフレーム用被取付部28及びステップステー用取付部29には、それぞれ左右方向に貫通する取付孔30,31が前後2箇所に形成されている。ステップステー用取付部29の取付孔31内には雌ねじが形成されている。中間ブラケット23Lは、図3に示すように、各取付孔30,31を形成した部分が、上方及び下方に部分的に突出した形状となっている。
リヤフレーム用被取付部28の2つの取付孔30は、リヤフレーム12に形成した中間ブラケット用取付部26の取付孔25に適合されており、図4に示すように、中間ブラケット23Lの取付孔30にボルト32を左右方向に挿通し、該ボルト32をリヤフレーム12の取付孔25に螺合することによって、中間ブラケット23Lがリヤフレーム12に着脱自在に取り付けられるようになっている。
また、ステップステー22Lの上部にボルト35を左右方向に挿通するとともに、該ボルト35をステップステー用取付部29の取付孔31に螺合することによって、中間ブラケット23Lにステップステー22Lが着脱自在に取り付けられるようになっている。
中間ブラケット23Lは、リヤフレーム用被取付部28のやや下側から屈曲部33を介して左斜め下方に傾斜し、取付部29のやや上側から屈曲部34を介して略垂直な姿勢に戻っている。図3に示すように、屈曲部33,34は、開口23A部分を除き中間ブラケット23Lの前後にわたるように形成されている。
図1に示すように、リヤフレーム12の左側方は、左フレームカバー36によって覆われている。中間ブラケット23Lのリヤフレーム用被取付部28は、左フレームカバー36によって覆われ、ステップステー用取付部29は左フレームカバー36から下方に突出している。
図5は、中間ブラケット23Lからステップステー22Lを取り外した状態を示す自動二輪車の後部の左側面図である。この状態で、中間ブラケット23Lは左フレームカバー36から下方に突出し、外部に露出している。しかし、この中間ブラケット23Lを取り外せば、リヤフレーム12の中間ブラケット用取付部26は左フレームカバー36によって覆われ、側方に露出しないようになっている。
図2に示すように、車体の前下部に配置されたエンジン(図示略)の排気管38は、車体の下側を通って後方へ延びると共に、後輪13の前側で上方に立ち上がり、更に、リヤフレーム12の右側方に略沿うようにして後斜め上方に延設されている。排気管38の後斜め上方に延設された部分は、右フレームカバー40によって覆われている。また、中間ブラケット23Rも右フレームカバー40によって覆われている。
図6は、リヤフレーム12に右側のステップ21Rを取り付ける構造を示す縦断面図である。排気管38は、中間ブラケット23Rの右側方に配置されている。右側の中間ブラケット23Rは、左側の中間ブラケット23Lと同様に、リヤフレーム用被取付部28が、リヤフレーム12の中間ブラケット用取付部26にボルト32によって着脱自在に取り付けられ、ステップステー用取付部29に、ステップステー22Rの上部がボルト35によって取り付けられている。ステップステー22Rは、中間ブラケット23Rの下部から排気管38の下側を通って右方向へ延び、更に、右斜め下方に向けて湾曲しながら延伸している。
(本実施形態の作用効果)
(1)図1及び図2に示すように、同乗者用ステップ21L,21Rのステップステー22L,22Rは、中間ブラケット23L,23Rを介してリヤフレーム12に取り付けられているので、例えば、他の機種で用いられているステップステー22L,22Rを流用しようとした場合に、中間ブラケット23L,23Rの形状を変えるだけで、ステップ22L,22Rを同乗者用シート17に対する適切な位置に配置することができる。言い換えると、中間ブラケット23L,23Rを介してステップステー22L,22Rを取り付けることによって、異なる機種間でステップステー22L,22Rを共用することが可能となる。
(2)同乗者用ステップ21L,21Rをリヤフレーム12から取り外して自動二輪車を使用する場合、リヤフレーム12から中間ブラケット23L,23Rごとステップステー22L,22Rを取り外せば、リヤフレーム12の中間ブラケット用取付部26は、左右フレームカバー36,40によって覆われ、外部に露出しないようになっている。したがって、ステップ21L,21Rを取り外したとしても、外観を損なわないようにすることができる。
なお、図2に示すように、右フレームカバー40は、排気管38を覆うために左フレームカバー36よりも下側に大きく形成されているため、ステップステー22Rを中間ブラケット23Rから取り外すだけで、リヤフレーム12の中間ブラケット用取付部26と中間ブラケット23Rとを覆い隠すことができるようになっている。
(3)リヤフレーム12に中間ブラケット23L,23Rを介してステップステー22L,22Rを取り付けているので、従来技術で示したように、ステップステー用の取付部をリヤフレーム12と一体に形成する必要もなく、リヤフレームの構造を簡素化することができる。例えば、リヤフレーム12が図7に示すような断面形状に形成されている場合、仮に点線で示すようなステップステー用の取付部100が一体に形成されていると、ダイカスト等による型成形が困難となるが、このような取付部100を形成する必要がないので、上型及び下型によって容易に型成形することができる。
(4)図4に示すように、中間ブラケット23Lは、リヤフレーム用被取付部28とステップステー用取付部29との間に、屈曲部33,34を有しているので、例えば、ステップ21Lに矢印F1,F2のような負荷(外力)がかかった場合には、ステップステー22Lやリヤフレーム12と比べて、中間ブラケット23Lが屈曲部33,34で変形しやすくなっている。このため、自動二輪車10が横に倒れた場合等に、ステップ21Lから伝わる衝撃(外力)を中間ブラケット23Lによって吸収し、リヤフレーム12に伝えにくくすることができる。ここに、上記屈曲部33,34は、ステップステーにかかる外力を吸収する外力吸収部を構成している。また、中間ブラケット23Lの中央部に開口23A(図3)を形成することによって、軽量化と共に、外力吸収機能を高めることができる。
〔第2実施形態〕
図8は、本発明の第2実施形態に係るステップ取付構造の縦断面図である。本実施形態では、リヤフレーム12の下面に取付孔25’を有する中間ブラケット用取付部26’を形成し、中間ブラケット23Rを、略水平な横片45Aと、該横片45Aの左右方向外端部から下方に延びる略垂直な縦片45Bとで断面視略L字形状に形成し、中間ブラケット23Rの横片45Aに取付孔30を有するリヤフレーム用被取付部28を設け、縦片45Bに、取付孔31を有するステップステー用取付部29を設けている。そして、リヤフレーム12の中間ブラケット用取付部26’に、中間ブラケット23Rのリヤフレーム用被取付部28を重ね合わせてボルト32によって取り付け、ステップステー用取付部29に、ステップステー22Rをボルト35によって取り付けている。
本実施形態は、上記第1実施形態と略同様の作用効果を奏するが、中間ブラケット23Rを取り外したときに、右フレームカバー40が無くても中間ブラケット用取付部26’が外部に露出しなくなるという利点を有する。
〔第3実施形態〕
図9は、本発明の第3実施形態に係るステップ取付構造の縦断面図である。本実施形態では、ステップステー22Lの上端部を、中間ブラケット23Lのステップステー用取付部29の左右方向内側に重ね合わせて、ボルト35によって固定したものである。本実施形態においても第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
〔第4実施形態〕
図10は、本発明の第4実施形態に係るステップ取付構造の縦断面図である。本実施形態では、リヤフレーム12の側面と底面に取付孔25,25’を有する中間ブラケット用取付部26,26’を形成し、中間ブラケット23Lを、略垂直な上部縦片46Aと、上部縦片46Aの下端部から左右方向内側に突出する略水平な横片46Bと、上部縦片46Aと横片46Bとの境界部分から下方に延びる下部縦片46Cとによって、断面視略T字形状に形成し、上部縦片46Aと横片46Bとにそれぞれ取付孔30,30’を有するリヤフレーム用被取付部28,28’を設け、下部縦片46Cにステップステー用取付部29を設けている。そして、リヤフレーム12側面の中間ブラケット用取付部26に上部縦片46Aのリヤフレーム用被取付部28をボルト32によって取り付け、リヤフレーム12下面の中間ブラケット用取付部26’に横片46Bのリヤフレーム用被取付部28をボルト32’によって取り付け、下部縦片46Cのステップステー用取り付け部29に、ステップステー22Lをボルト35によって取り付けている。
本実施形態は、第1実施形態と同様の作用効果を奏し、さらに、リヤフレーム12に中間ブラケット23Lをより強固に固定することができる。
〔第5実施形態〕
図11は、本発明の第5実施形態に係るステップ取付構造の縦断面図である。本実施形態では、中間ブラケット23Lを、略垂直な縦片47Aと、縦片47Aの下端部から左右方向外方に突出する略水平な横片47Bとで、断面視略L字形状に形成し、縦片47Aにリヤフレーム用被取付部28を設け、横片47Bにステップステー用取付部29を設けている。そして、リヤフレーム用被取付部28は、第1実施形態と同様にしてリヤフレーム12に取り付けられ、ステップステー用取付部29には、ステップステー22Lの上端部が下面に重ね合わされるともに、上下方向のボルト35によって固定されている。本実施形態も上記第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく適宜設計変更可能であり、例えば、次のように構成することができる。
(1)中間ブラケット23L,23Rは、アルミダイカストに限らず、通常の鋳造やプレス加工等により形成することができる。また、材料についても特に限定されるものではない。
(2)例えば、図4、図6において、ボルト32,35の挿入方向を左右方向逆にし、ボルト32を中間ブラケット23Lに、ボルト35をステップステー22Lに螺合するようにしてもよい。また、図8において、ボルト32の挿入方向を上下逆にして、該ボルト32を中間ブラケット23Rに螺合するようにしてもよい。
(3)中間ブラケット23Lは、図4に示すような屈曲部33,34を形成せずに、中間ブラケット23Lの形状(一部薄肉化等)や材料、熱処理方法等によって、外力を吸収しやすい構造に形成してもよい。
(4)上記第2〜第5実施形態では、それぞれ左右一方のステップについての取付構造を示しているが、左右他方のステップの取付構造としても適用することができる。
(5)上記各実施形態では、中間ブラケット23L,23Rのステップステー用取付部29とステップステー22L,22Rとをボルト35によって着脱自在に取り付けてあるが、ステップステー用取付部29とステップステー22L,22Rとを、溶接やリベット止め等によって固着してもよい。
(6)本実施形態のボルト32,35は締付部を省略して図示しているが、通常の六角ボルトや六角アレンボルト等の着脱自在なボルトであればいずれも利用できる。
本発明は、一般用又はレース用のモーターサイクル等、各種自動二輪車に適用することができる。
本発明の実施形態に係る自動二輪車の後部の左側面図である。 同自動二輪車の後部の右側面である。 リヤフレームの左側面図である。 リヤフレームに左側のステップを取り付ける構造を示す縦断面図である。 中間ブラケットからステップステーを取り外した状態を示す自動二輪車の後部の左側面図である。 リヤフレームに右側のステップを取り付ける構造を示す縦断面図である。 リヤフレームの1例を示す縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る、ステップ取付構造の縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係るステップ取付構造の縦断面図である。 本発明の第4実施形態に係るステップ取付構造の縦断面図である。 本発明の第5実施形態に係るステップ取付構造の縦断面図である。
符号の説明
10 自動二輪車
12 リヤフレーム
21L、21R ステップ
22L、22R ステップステー
23L、23R 中間ブラケット
26 中間ブラケット用取付部
28 リヤフレーム用被取付部
29 ステップステー用取付部
33、34 屈曲部

Claims (4)

  1. 自動二輪車のリヤフレームにステップステーを介してステップを取り付ける構造において、
    前記リヤフレームへ取り付けられる被取付部と、前記ステップステーを取り付ける取付部とを有する中間ブラケットを備え、
    前記リヤフレームに前記被取付部を着脱自在に取り付けてあると共に、前記取付部に前記ステップステーを取り付けてあることを特徴とする、自動二輪車のステップ取付構造。
  2. 前記リヤフレームの側方にフレームカバーを備え、前記リヤフレームの前記被取付部を取り付ける部分が、前記フレームカバーによって側方から覆われるように形成されていることを特徴とする、請求項1記載の自動二輪車のステップ取付構造。
  3. 前記リヤフレームの前記被取付部を取り付ける部分が、前記リヤフレームの下面に設けられていることを特徴とする、請求項1記載の自動二輪車のステップ取付構造。
  4. 前記中間ブラケットが、ステップステーへかかる外力を吸収する外力吸収部を有していることを特徴とする、請求項1記載の自動二輪車のステップ取付構造。
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