JP2007237748A - 電気融着受口 - Google Patents

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宏昭 坂本
Motosuke Matsuzaki
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Abstract

【構成】 先端が鋭角の突起36が外表面の全周に形成された内層18を左内型46に装着し、内層18に発熱体30を装着する。そして、内層18および発熱体30と間隔を隔てて外層用キャビティを形成するように外層用上外型60,外層用下外型62等を配置して、キャビティ内に内層18と同種の溶融樹脂を射出する。このとき、突起36の先端が溶融樹脂の熱によって溶融する。溶融樹脂および突起36の先端の溶融した樹脂が固化すると、内層18の突起36と溶融樹脂で形成された外層20とが融着接合する。また、内層18と外層20との境界部分68が融着部42で密封されるので、受口10内に露出する境界部分68の縁部68aから浸入する水が受口10の外表面に露出する境界部分68の縁部68bから漏出することを防止できる。
【効果】 内層と外層とを十分な強度で融着接合できるとともに、受口内の水が外部に漏出することを確実に防止できる。
【選択図】 図7

Description

この発明は多層射出成形方法に関し、特にたとえば水道配水用やガス用の合成樹脂管が接合される受口を形成するための、多層射出成形方法に関する。
従来の合成樹脂製の電気融着受口の一例として図11に示すものがある。この電気融着受口1を製造するときは、まず、たとえば内層1aを形成してこの内層1aに電熱線1bを装着する。そして、この電熱線1bが装着された内層1aの外表面を被覆するように外層1cを射出成形する。なお、電熱線1bは、端子1d,1dに接続されている。
しかし、図11に示す電気融着受口1では、内層1aおよび外層1cの厚みの相違による収縮量の差や、各層1a,1cの残留歪等によって、内層1aと外層1cとの境界部分2が剥離して、この2つの層1a,1cの間に隙間2aが形成されることがある。この隙間2aは、受口1の内周面1eに露出しているので、この隙間2aに管3,3内の水等が浸入して、矢印2bに示すように移動することがある。これによって、水がこの隙間2aと連通する端子1dの挿通孔(図示せず)を通って外部に漏出することがある。そこで、漏水を防止するための対策として、図12〜図15に示す方法がある。
図12に示す電気融着受口4は、内層4aが外層4bの内表面の全体を覆うように形成されたものである(たとえば、特許文献1参照。)。この内層4aと外層4bとの境界部分5の縁部5a,5bは、受口4の内面に露出しておらず、受口4の両端面で露出するようにしてある。これによって、管3内の水が境界部分5の縁部5a,5bから浸入しないので、端子1dの挿通孔等からの漏水を防止できる。
図14に示す電気融着受口6は、内層6aと外層6bとの境界部分7の一方の縁部7aが受口6の内面(接水部)6cに露出しているが、この縁部7aが熱融着されて融着部7bが形成されている。このように、境界部分7の縁部7aが熱融着されて境界部分7の隙間が閉じられているので、この縁部7aが剥離することを防止できる。これによって、端子1dの挿通孔等からの漏水を防止できる。
図15に示す電気融着受口8は、内層8aと外層8bとの境界部分9の一方の縁部9aが受口8の内面(接水部)8cに露出しているが、内層8aのこの縁部9aが形成されている端部の外周面にシール溝が形成され、このシール溝にシール部材(たとえばOリング)9bが装着されている。このシール部材9bによって境界部分9を密封しており、これによって、端子1dの挿通孔等からの漏水を防止できる。
特開2001−295978号公報
しかし、図12に示す電気融着受口4では、この受口4の小径部の端部4cに合成樹脂管3の管端を突合せ接合したときに、この接合部内に空洞部が形成されることがある。その結果、十分な接合強度が得られないことがある。なお、受口4の端部4cと管端とを突合せ接合するときは、まず、図13(A)に示すように、受口4の端部4cの端面を平に形成する。そして、この端部4cを加熱溶融する。すると、図13(B)に示すように、内層4aおよび外層4bの境界部分5の縁部5aと5aとが剥離することがある。このように縁部5aが剥離した受口4の端部4cと、加熱溶融された管端とを圧着接合すると、図13(C)に示すように、この接合部内に空洞部5cが形成されることがあり、上記のように十分な接合強度が得られないという問題が生じる。
図14に示す電気融着受口6では、内層6aおよび外層6bの縁部7aを熱融着するという後工程を必要とするので、手間がかかりコストが嵩む。そして、熱融着されるのは、境界部分7の縁部7aだけであるので融着面積が狭く、したがって十分な融着強度が得られない。このように十分な融着強度が得られないので、漏水を確実に防止できない。
図15に示す電気融着受口8では、シール部材9bの費用が嵩むし、シール部材9bをシール溝に装着するための手間が掛かる。そして、外層8bは、内層8aの外表面に射出成形されて取り付けられているだけであり、融着されていないので、外層8bと内層8aとの結合力(剥離強度)が比較的小さい。したがって、内層8aのシール部材9bが装着されている端部が外層8bから剥離することがあり、漏水を確実に防止できない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、内層と外層とを十分な強度で接合できるとともに、内層と外層との境界部分を確実に密封できる、多層射出成形方法を提供することである。
この発明は、(a) 先端が鋭角の少なくとも1つの突起を外表面に形成した合成樹脂からなる内層を準備し、(b) 内層内面に内型を装着し、(c) 内層の外表面と間隔を隔てたキャビティを形成するように外型を配置し、そして(d) キャビティ内に内層と同じ種類の溶融合成樹脂を射出する、多層射出成形方法である。
この発明によると、合成樹脂製の内層の外表面と外型の内表面との間に形成されたキャビティに、内層と同じ種類の溶融合成樹脂(以下、単に「溶融樹脂」と言う。)を射出充填することによって、内層の外表面に外層を成形することができる。そして、キャビティに溶融樹脂が射出充填されたときに、内層に形成されている突起の先端がその溶融樹脂の熱によって溶融する。そして、キャビティ内の溶融樹脂および突起の先端の溶融した樹脂は、射出圧力によってそれぞれの分子が混ざり合い、そしてこの状態で溶融樹脂が固化すると、突起と外層とが融着して一体化し、内層と外層とが強固に融着接合する。
また、この発明の多層射出成形方法を使用してたとえば受口を成形する場合、突起を内層の外表面の全周にわたって環状に形成すると、突起と外層の内表面とを内層の全周にわたって融着接合することができる。これによって、内層の外表面と外層の内表面との境界部分において、環状の突起の融着部で受口の先端側と奥側との間の密封性を確保できる。
この発明によると、キャビティ内の溶融樹脂が固化して成形された外層と、内層に形成された突起とが融着して一体化するので、内層と外層とを強固に融着接合することができる。よって、内層と外層とがその融着部で剥離することがない。したがって、この発明の多層射出成形方法によって、外層と内層との接合強度の品質の向上を図ることができるし、品質のばらつきを解消することができる。さらに、キャビティ内に射出される溶融樹脂の熱によって内層の突起の先端を溶融させているので、突起の先端を加熱溶融させるための作業が不要であり、製造コストを低減できる。
また、この発明の多層射出成形方法を使用してたとえば受口を成形する場合、突起を内層の外表面の全周にわたって環状に形成すると、内層の外表面と外層の内表面との境界部分において、環状の突起の融着部で受口の先端側と奥側との間の密封性を十分に確保できる。
したがって、内層と外層との境界部分の縁部が受口の内面(たとえば接水部)に露出するように形成した場合でも、受口内の流体が受口の外部に漏出することを確実に防止できる。そして、内層と外層との境界部分の縁部が受口の内面に露出するように形成して、その境界部分の縁部が受口の端部に露出しないようにすると、受口の端部に管端を突合せ接合したときに、接合部に図13(C)に示すような空洞部が形成されることがなく、十分な接合強度が得られる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この発明に係る多層射出成形方法の第1実施例を図1〜図7を参照して説明する。この第1実施例の多層射出成形方法は、図1に示す合成樹脂からなる電気融着受口10を射出成形する方法である。この電気融着受口10は、図2に示すように、短円筒形の小径部12の端部が直管14の管端と突合せ接合されて、たとえば電気融着受口片受け直管(以下、単に「片受け直管」と言うこともある。)16が形成される。この片受け直管16は、直管14の差口14aを他の片受け直管16の受口10に電気融着接合して、順次接合していくことによって、管路を形成することができる。この管路は、たとえば水道配水用管路またはガス用管路として使用される。この電気融着受口10および直管14は、たとえばポリエチレン,ポリプロピレン,ポリブテン等の熱可塑性樹脂製である。
電気融着受口10は、図1に示すように、内層18と外層20とを備えており、この内層18および外層20は、同じ種類のたとえばポリエチレンで形成されている。そして、直管14もこの内層18等と同じ種類のポリエチレンで形成されている。
内層18は、図1に示すように、受口10の先端側から奥側に向かって、ほぼ短円筒形の接合部22、および平行部24が順に形成されている。接合部22の外周面には、螺旋状の溝28が形成されており、この溝28には発熱体30がコイル状に巻回されている。この発熱体30は、たとえばステンレス線やニクロム線等から成っている。この発熱体30の両端部は、外層20の外表面に突出して設けられているピン32,32に接続されている。この接合部22は、内径が直管14の差口14aの外径とほぼ同一の寸法であり、この接合部22に直管14の差口14aを挿入して電気融着接合できるように形成されている。平行部24の内径は、接合部22の内径よりも小さい寸法であって、直管14の内径とほぼ等しい寸法に形成されている。よって、接合部22と平行部24との境界に段差部34が形成されている。直管14の差口14aは、図2に示すように、この段差部34に突き当たるまで受口10に挿入されて接合される。
平行部24の奥側端にテーパ状に形成された外表面には、図3に示すように、その全周にわたって円環状の突起36が2つ形成されている。各突起36は、図7(B)の拡大断面図に示すように、それぞれの先端が外層20の内表面に融着して一体化しており、これによって、内層18と外層20とが強固に融着接合している。この融着部42は、内層18の外表面の全周にわたって形成されている。ただし、各突起36は、それぞれの先端が外層20の内表面に融着される前の状態では、図5(B)に示すように、先端の角度θ1が鋭角であって、ほぼ三角形の断面形状に形成されている。この角度θ1は、15°〜60°が好ましく、この実施例では約30°に形成されている。
外層20は、図1に示すように、受口10の先端側から奥側に向かって、ほぼ短円筒形の大径部38,テーパ部40および小径部12が順に形成されている。外層20の大径部38およびテーパ部40は、それらの内表面が内層18の接合部22および平行部24の外表面に密着した状態でこの内層18を被覆している。なお、外層20のテーパ部40の内表面は、上述したように、内層18に形成されている各突起36の先端と融着接合している。外層20の小径部12の内径は、内層18の平行部24の内径、すなわち、直管14の内径とほぼ等しい寸法に形成されている。そして、大径部38の外表面には、2つの短円筒形の凸部44が形成されており、各凸部44の内側に各ピン32が収容されている。
この電気融着受口10は、図2に示すように、小径部12の端部が直管14の管端と突合せ接合されて、電気融着受口片受け直管16として形成されている。
次に、図1に示す電気融着受口10を、多層射出成形方法を使用して成形する手順を図4〜図7等を参照して説明する。まず、図4(A)に示すように、内層18を射出成形するための左内型46,右内型48,内層用上外型50および内層用下外型52を準備して組み付ける。このように、各型46等を組み付けた状態で内層用キャビティ54が形成される。この内層用キャビティ54は、内層18と対応する形状である。
左内型46は、フランジ部46aおよび円柱状部46bを備えている。円柱状部46bは、その外周表面46cが内層18の内表面18aと対応する形状となっており、先端部46dが内層用キャビティ54よりも右内型48側に突出する長さに形成されている。この先端部46dは、短円柱形に形成されている。そして、フランジ部46aおよび円柱状部46bの表面が交わる隅角部56は、内層18の開口縁と対応する形状となっている。
右内型48は、フランジ部48aおよび円柱部48bを備えている。円柱部48bは、その先端部が左内型46の先端部46dと当接する長さに形成されている。この円柱部48bおよび円柱状部46bの先端部46dの直径は、図1に示す受口10の小径部12の内径とほぼ同一の寸法である。
内層用上外型50および内層用下外型52は、半割構造となっており、図4(A)に示すように、組み付けた状態で、それぞれの内表面50a,52aが内層18の外表面18bと対応する形状となっている。
なお、図4(B)に示すように、内層用上外型50および内層用下外型52の内表面50a,52aには、内層18に形成される2つの円環状の突起36を成形するための2つの円環状の溝58が形成されている。この溝58の底の角度はθ1であり、突起36の先端の角度θ1と同一である。
次に、図5(A)に示すように、内層用キャビティ54内に溶融合成樹脂(以下、単に「溶融樹脂」という。)を射出充填する。この射出された溶融樹脂が冷却されて固化すると、内層18が成形される。図5(B)は、成形された内層18の突起36を示す拡大断面図である。
次に、内層用上外型50および内層用下外型52を取り外す。そして、図6(A)に示すように、内層18が左内型46に装着された状態で、発熱体30を内層18に形成されている溝28に装着し、この発熱体30の両端部に接続されているピン32,32を外層用上外型60に取り付ける。そして、この図6(A)に示すように、左内型46に内層18が装着された状態で、この左および右内型46,48に外層用上外型60および外層用下外型62を組み付ける。このように組み付けた状態で、外層用キャビティ64が形成され、この外層用キャビティ64は、外層20と対応する形状である。つまり、外層用上外型60および外層用下外型62は、半割構造になっており、組み付けた状態で、それぞれの内表面60a,62aが外層20の外表面20aと対応する形状となっている。したがって、外層用上外型60および外層用下外型62の内表面60a,62aは、外層用キャビティ64を形成するように内層18の外表面18bと間隔を隔てて配置されている。よって、外層20の内表面の一部が内層18の外表面18bによって成形される。図6(B)は、外層用キャビティ64が内層18の突起36によって形成されている部分を示す拡大断面図である。なお、外層用上外型60の内表面60aには、各ピン32を装着するための各挿入口、および各凸部44を成形するための各凹部66が形成されている。
次に、図7(A)に示すように、外層用キャビティ64内に溶融樹脂を射出充填する。この射出された溶融樹脂が冷却されて固化すると、外層20が成形される。ただし、図7(B)に示すように、外層用キャビティ64に溶融樹脂が射出充填されたときに、内層18に形成されている各突起36の先端がその溶融樹脂の熱によって溶融する。そして、外層用キャビティ64内の溶融樹脂および突起36の先端の溶融した樹脂は、その射出圧力によってそれぞれの分子が混ざり合い、そして、この状態で溶融樹脂が固化すると、突起36と外層20とが融着して一体化し、内層18と外層20とが強固に融着接合する。このようにして、融着部42が形成される。
なお、内層18および外層20の材質がたとえばポリエチレンの場合、突起36の先端が外層用キャビティ64内に射出された溶融樹脂によって溶融して、突起36と外層20とが融着して一体となるようにするには、この溶融樹脂の温度が180℃以上であって、圧力が約20Pa(パスカル)程度必要である。これに対して、外層用キャビティ64内に射出された溶融樹脂の温度が210〜250℃であって、外層用キャビティ64内の圧力が約20Pa以上であるので、この条件を満たしており、突起36と外層20とが融着して一体となる。
次に、外層用上外型60および下外型62、ならびに左および右内型46,48を移動させて開き、これらの型60等からこの成形された電気融着受口10を取り外す。これによって、図1に示す電気融着受口10が得られる。
この多層射出成形方法によると、図7(B)に示すように、外層用キャビティ64内の溶融樹脂が固化して成形された外層20と、内層18に形成された突起36とが融着して一体化するので、内層18と外層20とを強固に融着接合することができる。よって、内層18と外層20とがその融着部42で剥離することがない。しかも、内層18に形成されている突起36と外層20とが互いに噛み合う状態で結合しているので、内層18と外層20との間で十分な接合強度が得られる。したがって、この多層射出成形方法によって、電気融着受口(以下、単に「受口」と言うこともある。)10の外層20と内層18との接合強度の品質の向上を図ることができるし、品質のばらつきを解消することができる。さらに、外層用キャビティ64内に射出される溶融樹脂の熱によって内層18の突起36の先端を溶融させているので、突起36の先端を加熱溶融させるための作業が不要であり、その分だけ製造コストを低減できる。
そして、内層18に形成されている突起36は、図3に示すように、内層18の外表面18bの全周にわたって環状に形成してあるので、突起36と外層20の内表面とを内層18の全周にわたって融着接合することができる。これによって、図1に示す内層18の外表面18bと外層20の内表面との境界部分68(図7(B)参照)において、環状の突起36の融着部42で受口10の先端側と奥側との間の水密性を十分に確保できる。
つまり、内層18と外層20との境界部分68の縁部68a,68bは、図1に示すように、受口10の内面(たとえば接水部)と、外層20に形成されている凸部44の内側とに露出しているが、この2箇所の縁部68aと68bとの間に環状の突起36の融着部42が形成されているので、受口10内の水等の流体が受口10内に形成されている縁部68aから浸入して、受口10の外表面に形成されている縁部68bから外部に漏出することを確実に防止できる。
そして、内層18と外層20との境界部分68の縁部68aが受口10の内面に露出するように形成してあり、この縁部68aが受口10の小径部12の端面12aに露出していないので、受口10の端面12aに直管14の管端を突合せ接合したときに、その接合部70に図13(C)に示すような空洞部5cが形成されることがなく、十分な接合強度が得られる。なお、図1に示す受口10の小径部12の端部と、直管14の管端とを突合せ接合するときは、それぞれの端部を加熱溶融し、すばやく突き合わせて圧着接合すればよい。これによって、図2に示す電気融着受口片受け直管16が得られる。
次に、この電気融着受口片受け直管16を用いて配管施工を行うときは、図2に示すように、一方の片受け直管16の差口14aを他方の片受け直管16の受口10に電気融着接合して、この融着接合された片受け直管16を設置すればよい。この電気融着接合の手順は、まず、一方の片受け直管16の差口14aを他方の片受け直管16の受口10に挿入して、2つの各ピン32にケーブルを接続する。各ケーブルは、コントローラ(図示せず)に接続している。そして、コントローラから通電して発熱体30を発熱させることによって差口14aと受口10とを電気融着接合できる。
次に、この発明に係る多層射出成形方法の第2実施例を図8〜図10を参照して説明する。この第2実施例の多層射出成形方法は、図8に示す電気融着受口片受け直管(以下、単に「片受け直管」と言うこともある。)72を射出成形する方法である。この片受け直管72は、直管74の端部に形成されている拡径部(内層)76に外層80を融着接合することによって形成されている。この外層80および拡径部76は、この片受け直管72の電気融着受口78として形成されている。この片受け直管72は、第1実施例と同様に、直管74の差口74aを他の片受け直管72の受口78に電気融着接合して、順次接合していくことによって、管路を形成することができる。この管路は、たとえば水道配水用管路またはガス用管路として使用される。この直管74および外層80は、たとえばポリエチレン,ポリプロピレン,ポリブテン等の熱可塑性樹脂製であり、この実施例では、両者は同じ種類のたとえばポリエチレンで形成されている。
直管74は、図8に示すように、本体部82、およびこの本体部82の管端に形成されている拡径部76を備えている。拡径部76は、短円筒形状であり、その内径が本体部82の差口74aの外径とほぼ同一の寸法である。そして、拡径部76の外周面には、第1実施例と同様に、その全周にわたって円環状の突起36が2つ形成されている。各突起36は、第1実施例と同等のものであり、図9の拡大断面図に示すように、それぞれの先端が外層80の内表面に融着して一体化しており、これによって、拡径部76(内層)と外層80とが強固に融着接合している。この融着部42は、拡径部76の外表面の全周にわたって形成されている。ただし、各突起36は、それぞれの先端が外層80の内表面に融着される前の状態では、先端の角度θ1が鋭角であって、ほぼ三角形の断面形状に形成されている。この角度θ1は、約30°である。
外層80は、図8に示すように、受口78の先端側に接合部84が形成されており、その奥側に拡径部86が形成されている。接合部84の内周面には、コイル状に巻回された発熱体30が埋め込まれている。発熱体30は、第1実施例と同様に、たとえばステンレス線やニクロム線等から成っている。この発熱体30の両端部は、外層80の外表面に突出して形成されているピン32,32に接続されている。各ピン32は、外層80の外表面に形成されている短円筒形の各凸部44の内側に収容されている。この接合部84の内径は、直管74の差口74aの外径とほぼ同一の寸法であり、接合部84に直管74の差口74aを挿入して電気融着接合できるように形成されている。なお、接合部84の内径は、直管74の拡径部76の内径とほぼ同一の寸法である。
拡径部86は、図8に示すように、その内表面が直管74の拡径部76の外表面に密着した状態でこの拡径部76を被覆している。なお、外層80の拡径部86の内表面は、上述したように、直管74の拡径部76(内層)に形成されている各突起36の先端と融着接合している。
次に、図8に示す電気融着受口片受け直管72を、多層射出成形方法を使用して成形する手順を図8〜図10を参照して説明する。まず、この多層射出成形方法で使用する内型88,上外型90および下外型92を説明する。この内型88,上外型90および下外型92は、図10に示すように、予め形成して得られた直管74を内型88に装着し、この直管74の拡径部76を上外型90と下外型92との間に挟み込むようにして組み付けた状態で外層用キャビティ94が形成される。この外層用キャビティ94は、外層80と対応する形状である。
内型88は、図10に示すように、フランジ部88aおよび円柱状部88bを備えている。円柱状部88bは、その表面が受口78の内表面78aと対応する形状となっている。つまり、円柱状部88bの先端には傾斜段部96が形成され、さらにその先端に小径の案内部98が形成されている。この案内部98は、直管74の本体部82内に所定の深さで装着される長さに形成されている。この円柱状部88b(傾斜段部96および案内部98を除く)の外径は、外層80の接合部84の内径とほぼ同一の寸法であり、案内部98の外径は直管74の本体部82の内径とほぼ同一の寸法である。
上外型90および下外型92は、半割構造となっており、図10に示すように、組み付けた状態で、それぞれの内表面90a,92aが外層80の外表面80aと対応する形状となっている。この上外型90および下外型92の軸方向の一方の各端部には、内型88のフランジ部88aおよび円柱状部88bの外周面と当接する側壁部90b,92bが設けられ、他方の各端部には直管74の拡径部76の傾斜段部100および本体部82の外周面と当接する側壁部90c,92cが設けられている。また、上外型90の内表面90aには、各ピン32を装着するための各挿入口、および各凸部44を成形するための各凹部66が形成されている。
次に、図8に示す電気融着受口片受け直管72を射出成形する手順を説明する。まず、図10に示すように、内型88の円柱状部88bの外周面にコイル状の発熱体30を装着し、この発熱体30の両端部に接続している各ピン32を上外型90に形成されている各挿入口に装着する。そして、直管74の拡径部76を内型88の先端に装着し、拡径部76の傾斜断部100が内型88の傾斜断部96に当接するまでこの直管74を押し込む。なお、この発熱体30は、たとえばステンレス製の電熱線を間隔を隔てて所定のピッチで螺旋状に巻回したものを、ポリエチレン等の合成樹脂(この実施例では、ポリエチレンを使用している。)で被覆して、円筒状に形成したものである。また、直管74は、予めたとえば射出成形によって形成して準備したものである。なお、直管74の拡径部76の外表面には、図10に示すように、全周にわたって2つの円環状の突起36が形成されている。各突起36の先端の角度θ1は、約30°である。
次に、上外型90および下外型92を移動させて図10に示す状態に組み付ける。これによって、外層用キャビティ94が形成され、この外層用キャビティ94は、外層80と対応する形状である。
次に、外層用キャビティ94内に溶融樹脂を射出充填する。この射出された溶融樹脂が冷却されて固化すると、外層80が成形される。ただし、図9に示すように、外層用キャビティ94に溶融樹脂が射出充填されたときに、第1実施例と同様に、直管74の拡径部76(内層)に形成されている各突起36の先端がその溶融樹脂の熱によって溶融する。そして、外層用キャビティ94内の溶融樹脂および突起36の先端の溶融した樹脂は、射出圧力によってそれぞれの分子が混ざり合い、そして、この状態で溶融樹脂が固化すると、突起36と外層80とが融着して一体化し、直管74の拡径部76と外層80とが強固に融着接合する。このようにして融着部42が形成される。
なお、直管74および外層80の材質がポリエチレンであり、外層用キャビティ94内に射出された溶融樹脂の温度が210〜250℃であって、外層用キャビティ94内の圧力が約20Pa以上であるので、第1実施例と同様に、突起36と外層80とが融着して一体となる。
次に、上外型90および下外型92を移動させて開き、内型88からこの成形された電気融着受口片受け直管72を取り外すことによって、図8に示す電気融着受口片受け直管72が得られる。
この多層射出成形方法によると、外層用キャビティ94内の溶融樹脂が固化して成形された外層80と、直管74の拡径部76に形成された突起36とが融着して一体化するので、直管74と外層80とを強固に融着接合することができる。よって、直管74と外層80とがその融着部42で剥離することがない。しかも、直管74に形成されている突起36と外層80とが互いに噛み合う状態で結合しているので、外層80と直管74との間で十分な接合強度が得られる。したがって、この多層射出成形方法によって、受口78を構成する外層80と直管74との接合強度の品質の向上を図ることができるし、品質のばらつきを解消することができる。さらに、外層用キャビティ94内に射出される溶融樹脂の熱によって直管74の突起36の先端を溶融させているので、突起36の先端を加熱溶融させるための作業が不要であり、その分だけ製造コストを低減できる。
そして、直管74に形成されている突起36は、拡径部76の外表面の全周にわたって環状に形成してあるので、突起36と外層80の内表面とを拡径部76の全周にわたって融着接合することができる。これによって、図9に示す拡径部76の外表面と外層80の内表面との境界部分102において、環状の突起36の融着部42で受口78の内側と外側との間の水密性を十分に確保できる。
つまり、直管74の拡径部76と外層80との境界部分102の縁部102a,102bは、図9に示すように、受口78の内面(たとえば接水部)と、受口78の外面とに露出しているが、この2箇所の縁部102aと102bとの間に環状の突起36の融着部42が形成されているので、受口78内の水等の流体が受口78内に形成されている縁部102aから浸入して、受口78の外表面に形成されている縁部102bから外部に漏出することを確実に防止できる。
そして、外層80と融着接合される拡径部76は、予め直管74の本体部82と一体に形成されているので、第1実施例のように、受口78に直管74の本体部82を突合せ接合する必要がない。したがって、片受け直管72の製造コストをその分だけ低減することができる。
次に、この電気融着受口片受け直管72を用いて配管施工を行うときは、図8に示すように、一方の片受け直管72の差口74aを他方の片受け直管72の受口78に電気融着接合して、この融着接合された片受け直管72を設置すればよい。この融着接合の手順は、第1実施例と同等であるので、その説明を省略する。
ただし、第1および第2実施例では、内層18および直管74をそれぞれ射出成形によって形成したが、これ以外の方法によって形成してもよい。
そして、第1および第2実施例では、この発明を電気融着受口片受け直管16,72に適用したが、これ以外の樹脂成形品にも適用できる。要は、外層20,80と内層(拡径部76)18とを有し、外層を射出成形することによって内層の表面に形成するものであれば、この発明を適用することができる。
また、第1および第2実施例では、図5(B)等に示すように、突起36を2つ形成したが、これに代えて、突起36を1つまたは3つ以上形成してもよい。
この発明の第1実施例に係る電気融着受口を示す縦断面図である。 図1の電気融着受口に直管が接合されて形成された片受け直管に別の片受け直管が電気融着接合された状態を示す縦断面図である。 図1の電気融着受口に設けられている内層を示す半断面図である。 (A)は図3の内層を射出成形するための左内型,右内型,内層用上外型および内層用下外型を示す縦断面図、(B)は図4(A)に示す内層用キャビティの突起を成形する部分の拡大断面図である。 (A)は図4(A)の内層用キャビティ内に溶融樹脂を射出した状態を示す縦断面図、(B)は図4(B)の内層用キャビティの突起を成形する部分に溶融樹脂が射出された状態を示す拡大断面図である。 (A)は図1の外層を射出成形するための左内型、右内型、外層用上外型および外層用下外型を示す縦断面図、(B)は図6(A)の外層用キャビティにおける内層の突起によって形成される部分を示す拡大断面図である。 (A)は図6(A)の外層用キャビティ内に溶融樹脂を射出した状態を示す縦断面図、(B)は図6(B)の外層用キャビティにおける内層の突起によって形成される部分に溶融樹脂が射出された状態を示す拡大断面図である。 この発明の第2実施例に係る電気融着受口片受け直管に別の片受け直管が電気融着接合された状態を示す縦断面図である。 図8の片受け直管の外層と直管の拡径部との融着接合の状態を示す部分拡大断面図である。 図8の外層を射出成形するための内型,上外型および下外型を示す縦断面図である。 従来の電気融着受口の構造および漏水の原理を模式的に説明する縦断面図である。 従来の他の電気融着受口を示す縦断面図である。 (A)は図12に示す従来の電気融着受口の端部の部分拡大断面図、(B)は図13(A)の端部を突合せ接合するために加熱溶融した状態を示す部分拡大断面図、(C)は図13(B)の端部に管端を突合せ接合した状態を示す部分拡大断面図である。 従来のさらに他の電気融着受口を示す縦断面図である。 従来の他の電気融着受口を示す縦断面図である。
符号の説明
10,78 …電気融着受口
12 …小径部
12a …小径部の端面
14,74 …直管
14a,74a …差口
16,72 …電気融着受口片受け直管
18 …内層
18a,50a,52a,60a,62a,90a,92a …内表面
18b,20a,80a …外表面
20,80 …外層
22,70,84 …接合部
40 …テーパ部
30 …発熱体
32 …ピン
36 …突起
38 …大径部
42 …融着部
46 …左内型
46a,48a,88a …フランジ部
46b,88b …円柱状部
46c …外周表面
46d …先端部
48 …右内型
48b …円柱部
50 …内層用上外型
52 …内層用下外型
54 …内層用キャビティ
58 …溝
60 …外層用上外型
62 …外層用下外型
64,94 …外層用キャビティ
68,102 …境界部分
68a,68b,102a,102b …縁部
76,86 …拡径部
82 …本体部
88 …内型
90 …上外型
92 …下外型

Claims (3)

  1. (a) 先端が鋭角の少なくとも1つの突起を外表面に形成した合成樹脂からなる内層を準備し、
    (b) 前記内層内面に内型を装着し、
    (c) 前記内層の外表面と間隔を隔てたキャビティを形成するように外型を配置し、そして
    (d) 前記キャビティ内に前記内層と同じ種類の溶融合成樹脂を射出する、多層射出成形方法。
  2. 前記キャビティ内に射出される溶融合成樹脂および前記内層によって電気融着受口が形成され、前記ステップ(a)では、前記突起が前記内層の外表面の全周にわたって形成されており、前記ステップ(b)では、前記内層に発熱体が取り付けられ、前記ステップ(c)では、前記発熱体と間隔を隔てた前記キャビティを形成するように前記外型を配置する、請求項1記載の多層射出成形方法。
  3. 前記キャビティ内に射出される溶融合成樹脂および前記内層によって電気融着受口が形成され、前記ステップ(a)では、前記突起が前記内層の外表面の全周にわたって形成されており、前記ステップ(b)では、前記内型の外表面に発熱体を装着し、前記ステップ(c)では、前記発熱体と間隔を隔てた前記キャビティを形成するように前記外型を配置する、請求項1記載の多層射出成形方法。
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