JP2007237481A - 画像形成システム及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】障害発生時であっても自動的にシステムを復旧することができる画像形成システム及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】複数のプリンタ1a,1b,1cのうちから一のプリンタ(例えば1a)を選択する。プリンタ1aは、画像形成の要求を行なうPC6a,6bから出力された画像データを受け付ける。そして、プリンタ1a,1b,1cのうちから印刷を行なうプリンタ(例えば1b)を選択し、受け付けた印刷データをそのプリンタ1bへ与えて印刷を指示する。各プリンタ1a,1b,1cに負荷分散機能を持たせ、そのうちの一のプリンタ1aに負荷分散機能を割り当てる。割り当てたプリンタ1aの負荷分散機能に障害が発生した場合は、他のプリンタ(例えば1b)の負荷分散機能を有効とすることにより、障害発生時であっても自動的にシステムを復旧することができる。
【選択図】図1
【解決手段】複数のプリンタ1a,1b,1cのうちから一のプリンタ(例えば1a)を選択する。プリンタ1aは、画像形成の要求を行なうPC6a,6bから出力された画像データを受け付ける。そして、プリンタ1a,1b,1cのうちから印刷を行なうプリンタ(例えば1b)を選択し、受け付けた印刷データをそのプリンタ1bへ与えて印刷を指示する。各プリンタ1a,1b,1cに負荷分散機能を持たせ、そのうちの一のプリンタ1aに負荷分散機能を割り当てる。割り当てたプリンタ1aの負荷分散機能に障害が発生した場合は、他のプリンタ(例えば1b)の負荷分散機能を有効とすることにより、障害発生時であっても自動的にシステムを復旧することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の画像形成装置が互いに接続され、各画像形成装置で負荷を分散して画像形成を行なう画像形成システム、及び該画像形成システムの構成要素としての画像形成装置に関する。
近年の情報通信技術の発達に伴って、種々の情報処理機器が接続されたネットワークを構築するに至っている。ネットワーク上には、通常、ユーザが共有して使用する複数の画像形成装置(プリンタ)が接続されている。
また、大量の文書の印刷を考慮し、図12に示すように、複数のプリンタ100a,100b,100cを負荷分散器としてのプリントサーバ装置110を経由して接続し、クライアントとしてのPC120a,120bからプリンタサーバ装置110を経由して複数のプリンタ100a,100b,100cに印刷負荷を分散し、複数のプリンタ100a,100b,100cが協業することによって印刷の効率化を図った負荷分散型の印刷システムが提案されている。
特許文献1には、複数のプリンタにそれぞれ対応した複数のプリントキューに、印刷データとリンク可能な情報を含むジョブ情報を登録し、プリントキューの空きに応じて最初にスケジュールアップしたジョブ情報以外のジョブ情報をスケジュールアップの対象外にし、スケジュールアップしたジョブ情報に基づく印刷ジョブが出力されたプリンタにおいて印刷中断が発生した場合には、スケジュールアップの対象外となっていたジョブ情報をスケジュールアップの対象とする技術が開示されている。このようにすれば、プリンタにおいて印刷中断が発生した場合であっても、効率的かつ効果的な印刷を行なうことができる。
特開2005−174210号公報
しかしながら、特許文献1に代表される従来の印刷システムでは、プリンタにおいて印刷中断が発生した場合を考慮しているが、負荷分散器に障害が発生したことまでは考慮されていない。しかるに、負荷分散器に障害が発生した場合は、負荷分散器による各プリンタへの指示が中断されることから、負荷分散器が復旧するまで印刷を行なうことができないという問題があった。
また、従来の印刷システムでは、各プリンタに接続する負荷分散器が必須の構成要素であり、ネットワークに新たにプリンタを接続したり、既存のプリンタをネットワークから切り離したりする場合、各機器の設定が煩雑であり、設定を簡略化するための技術が要望されていた。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、従来のような別体の負荷分散器を準備する必要がなく、また、障害発生時であっても自動的にシステムを復旧することができ、画像形成不可能という事態に陥ることを防止することができる画像形成システム及び該画像形成システムを構成する画像形成装置の提供を目的とする。
第1発明に係る画像形成システムは、互いに接続された複数の画像形成装置それぞれで負荷を分散して画像形成を行なう画像形成システムであって、各画像形成装置は、画像データを受け付ける受付手段と、前記複数の画像形成装置のうちから画像形成を行なう画像形成装置を選択する選択手段と、前記受付手段にて受け付けた画像データを前記選択手段によって選択された画像形成装置へ与えて画像形成を指示する指示手段とを備え、前記複数の画像形成装置のうちの一の画像形成装置の選択手段及び指示手段を有効にし、他の画像形成装置の選択手段及び指示手段を無効にして、前記一の画像形成装置が他の画像形成装置による画像形成を指示するようにしてあることを特徴とする。
第1発明にあっては、画像形成システムを構成する複数の画像形成装置のうちから一の画像形成装置を選択する。選択された画像形成装置は、画像形成の要求を行なう機器などから出力された画像データを受け付ける。そして、複数の画像形成装置のうちから画像形成を行なう画像形成装置を選択し、受け付けた画像データをその画像形成装置へ与えて画像形成を指示する。このように、各画像形成装置に負荷分散機能を内蔵させておき、互いに接続された複数の画像形成装置のうちの一の画像形成装置に負荷分散機能を割り当てる。これにより、従来のような別体の負荷分散器を準備する必要がなく、また、割り当てた画像形成装置の負荷分散機能に障害が発生した場合は、他の画像形成装置の負荷分散機能を有効とすることにより、障害発生時であっても自動的にシステムを復旧することができ、画像形成不可能という事態に陥ることを防止することができる。
第2発明に係る画像形成システムは、各画像形成装置が、該画像形成装置の状態及び/又は能力に関する第1情報を記憶しており、前記選択手段は、各画像形成装置の第1情報に基づいて、画像形成を行なう画像形成装置を選択するようにしてあることを特徴とする。
第2発明にあっては、各画像形成装置が、画像形成装置の能力及び/又は画像形成装置の状態に関する第1情報を記憶している。そして、各画像形成装置の状態及び/又は各画像形成装置の能力に基づいて、画像形成を行なう画像形成装置を選択する。例えば、画像形成の能力が同一である場合、実行中の画像形成装置より、実行待ちの画像形成装置に画像形成を指示した方が、画像形成の開始時間が早くなるので、当然の如く、画像形成の終了時間が早くなる。また、すべての画像形成装置が実行待ち状態である場合、画像形成の能力が優れた画像形成装置に画像形成を指示した方が、画像形成の終了時間が早くなる。
第3発明に係る画像形成システムは、各画像形成装置が、分散処理の能力に関する第2情報を記憶しており、各画像形成装置の第2情報に基づいて、該画像形成装置の選択手段及び指示手段を有効にするか否かを制御する制御手段を備えることを特徴とする。
第3発明にあっては、各画像形成装置が、分散処理の能力に関する第2情報を記憶している。そして、各画像形成装置の分散処理の能力に基づいて、画像形成システムを構成する画像形成装置のうちのいずれの画像形成装置の負荷分散機能を有効にするかを決定する。
第4発明に係る画像形成システムは、各画像形成装置の分散処理の能力に関する第2情報を記憶する情報記憶装置がさらに接続されており、各画像形成装置は、前記情報記憶装置に記憶された各画像形成装置の第2情報に基づいて、該画像形成装置の選択手段及び指示手段を有効にするか否かを制御する制御手段を備えることを特徴とする。
第4発明にあっては、画像形成システムに情報記憶装置を接続し、その情報記憶装置に、各画像形成装置の分散処理の能力に関する第2情報を記憶する。そして、各画像形成装置の分散処理の能力に基づいて、画像形成システムを構成する画像形成装置のうちのいずれの画像形成装置の負荷分散機能を有効にするかを決定する。
第5発明に係る画像形成システムは、前記第2情報が、前記受付手段にて受け付け可能な画像データ量に関する情報であることを特徴とする。
第5発明にあっては、第2情報が受付手段にて受け付け可能な画像データ量を考慮した情報であることとする。負荷分散機能を有効にする画像形成装置には、クライアントから画像データを含むジョブが送信されることから、大量の画像データが送信された場合であっても、画像データを受け付ける(蓄積する)必要があるので、受け付け可能な画像データ量が最大の画像形成装置を負荷分散機能を担当する装置として設定することが好ましい。
第6発明に係る画像形成システムは、前記制御手段が、当該画像形成装置による分散処理が最も優れている場合に、該画像形成装置の選択手段及び指示手段を有効にするようにしてあることを特徴とする。
第6発明にあっては、分散処理の能力が最も優れている画像形成装置の負荷分散機能を有効にする。負荷分散機能を有効とする画像形成装置を分散処理の能力が最も優れている装置とすることで、画像形成にかかる時間を短縮することができる。
第7発明に係る画像形成システムは、前記複数の画像形成装置のうち、障害が生じた画像形成装置の第2情報を変更するようにしてあることを特徴とする。
第7発明にあっては、複数の画像形成装置のうち、障害が生じた画像形成装置の第2情報を変更する。障害が生じた画像形成装置の分散処理の能力に関する第2情報を最低値とすることで、この画像形成装置の負荷分散機能を有効から無効に切換えることができる。これにより、他の画像形成装置に負荷分散機能を代替させることができる。
第8発明に係る画像形成システムは、画像形成の要求を行なう機器からは、前記選択手段及び指示手段が有効である画像形成装置のみが認識されるようにしてあることを特徴とする。
第8発明にあっては、画像形成の要求を行なう機器からは、画像形成システムを構成する画像形成装置のうちの負荷分散機能を有効とした画像形成装置のみが認識される。これにより、クライアントから画像形成の要求は、負荷分散機能が有効となっている画像形成装置へ送信される。
第9発明に係る画像形成装置は、一又は複数の画像形成装置に接続され、該画像形成装置と負荷を分散して画像形成を行なう画像形成装置であって、画像データを受け付ける受付手段と、該画像形成装置及び前記複数の画像形成装置のうちから画像形成を行なう画像形成装置を選択する選択手段と、前記受付手段にて受け付けた画像データを前記選択手段によって選択された画像形成装置へ与えて画像形成を指示する指示手段とを備えることを特徴とする。
第9発明にあっては、一又は複数の画像形成装置に接続され、接続された画像形成装置と協業することによって負荷を分散して画像形成を行なう。画像形成装置は、画像形成の要求を行なう機器などから出力された画像データを受け付け、自身及び接続された一又は複数の画像形成装置のうちから画像形成を行なう画像形成装置を選択し、受け付けた画像データをその画像形成装置へ与えて画像形成を指示する。このように、画像形成装置に負荷分散機能を内蔵させておき、互いに接続された複数の画像形成装置のうちの一つの画像形成装置に負荷分散機能を割り当てる。これにより、従来のような別体の負荷分散器を準備する必要はない。
第10発明に係る画像形成装置は、前記選択手段及び指示手段を有効にするか否かを制御する制御手段を備えることを特徴とする。
第10発明にあっては、画像形成装置の負荷分散機能を有効にするか否かを決定する。このような画像形成装置同士を接続した画像形成システムを構成することにより、複数の画像形成装置のうちの1つの画像形成装置の負荷分散機能を有効にし、他の画像形成装置の負荷分散機能を無効とすることができる。したがって、1つの画像形成装置の負荷分散機能に障害が発生した場合は、他の画像形成装置の負荷分散機能を有効とすることにより、障害発生時であっても自動的にシステムを復旧することができ、画像形成不可能という事態に陥ることを防止することができる。
本発明によれば、画像形成システムを構成する複数の画像形成装置に負荷分散機能を内蔵させておき、互いに接続された複数の画像形成装置のうちの一の画像形成装置に負荷分散機能を割り当てる構成としたので、従来のような別体の負荷分散器を準備する必要がなく、また、割り当てた画像形成装置の負荷分散機能に障害が発生した場合は、他の画像形成装置の負荷分散機能を有効とすることにより、障害発生時であっても自動的にシステムを復旧することができ、画像形成不可能という事態に陥ることを防止することができる。
本発明によれば、各画像形成装置が画像形成の能力及び/又は状態に関する第1情報を記憶し、第1情報に基づいて、画像形成を行なう画像形成装置を選択する構成としたので、例えば、画像形成の能力が同一である場合、実行中の画像形成装置ではなく、実行待ちの画像形成装置に画像形成を行なうように指示し、画像形成終了時間を早くすることができ、また、すべての画像形成装置が実行待ち状態である場合、画像形成の能力が優れた画像形成装置に画像形成を指示し、画像形成終了時間を早くすることができる。
本発明によれば、各画像形成装置が分散処理の能力に関する第2情報を記憶し、第2情報に基づいて、画像形成システムを構成する画像形成装置のうちのいずれの画像形成装置の負荷分散機能を有効にするかを決定する構成としたので、各画像形成装置の分散処理の能力に基づく一意の画像形成装置の負荷分散機能のみを有効にすることができる。この場合、他の画像形成装置においては、負荷分散機能が無効となり、従来の画像形成装置として機能することになる。
本発明によれば、画像形成システムに情報記憶装置を接続し、その情報記憶装置に各画像形成装置の分散処理の能力に関する第2情報を記憶し、第2情報に基づいて、画像形成システムを構成する画像形成装置のうちのいずれの画像形成装置の負荷分散機能を有効にするかを決定する構成としたので、各画像形成装置の分散処理の能力に基づく一意の画像形成装置の負荷分散機能のみを有効にすることができる。この場合、他の画像形成装置においては、負荷分散機能が無効となり、従来の画像形成装置として機能することになる。また、第2情報を各画像形成装置に記憶させておく必要がないので、各画像形成装置には第2情報を記憶させる領域を確保する必要はない。
本発明によれば、第2情報が受付手段にて受け付け可能な画像データ量を考慮した情報であることとしたので、クライアントから大量の画像データが送信された場合であっても、容量オーバとなる事態の発生を抑制することができる。このように、負荷分散機能を有効にする画像形成装置は、画像データを受け付ける(蓄積する)必要があるので、受け付け可能な画像データ量が最大の画像形成装置を負荷分散機能を担当する装置として設定することが好ましい。
本発明によれば、分散処理の能力が最も優れている画像形成装置の負荷分散機能を有効にすることとしたので、画像形成に要する時間を短縮することができる。
本発明によれば、複数の画像形成装置のうち、障害が生じた画像形成装置の第2情報を変更する構成としたので、例えば、障害が生じた画像形成装置の分散処理の能力に関する第2情報を最低値とすることで、この画像形成装置の負荷分散機能を有効から無効に切換えることができ、他の画像形成装置に負荷分散機能を担当させることができる。
本発明によれば、画像形成の要求を行なう機器からは、画像形成システムを構成する画像形成装置のうちの負荷分散機能を有効とした画像形成装置のみが認識されることとしたので、クライアントから画像形成の要求は、負荷分散機能が有効となっている画像形成装置へ送信され、負荷分散機能が無効となっている画像形成装置へは送信されることはない。
本発明によれば、画像形成の要求を行なう機器から出力された画像データを受け付け、自身及び接続された一又は複数の画像形成装置のうちから画像形成を行なう画像形成装置を選択し、受け付けた画像データをその画像形成装置へ与えて画像形成を指示する構成としたので、画像形成装置に負荷分散機能を内蔵させておき、互いに接続された複数の画像形成装置のうちの一つの画像形成装置に負荷分散機能を割り当てることにより、接続された画像形成装置と協業することによって負荷を分散して画像形成を行なうことができ、従来のような別体の負荷分散器を準備する必要がなくなる。
本発明によれば、画像形成装置の負荷分散機能を有効にするか否かを決定する構成としたので、このような画像形成装置同士を接続した画像形成システムを構成することにより、複数の画像形成装置のうちの1つの画像形成装置の負荷分散機能を有効にし、他の画像形成装置の負荷分散機能を無効とすることができ、1つの画像形成装置の負荷分散機能に障害が発生した場合は、他の画像形成装置の負荷分散機能を有効とすることにより、障害発生時であっても自動的にシステムを復旧することができ、画像形成不可能という事態に陥ることを防止することができる等、優れた効果を奏する。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係る画像形成装置(プリンタ)が接続された態様の画像形成システム(印刷システム)の構成を示す模式図である。
1a,1b,1cは、本発明に係るプリンタであり、プリンタ1a,1b,1cはLAN8に接続されている。LAN8には、認証サーバ5が接続されており、プリンタ1a,1b,1cは、先ず認証サーバ5にアクセスし、認証を受けることによって本サービスへの接続が許可される。認証については、認証サーバ5に予め登録されたプリンタ1a,1b,1cのそれぞれを識別するアカウント及び該アカウントに対応するパスワードにより行なわれる。
1a,1b,1cは、本発明に係るプリンタであり、プリンタ1a,1b,1cはLAN8に接続されている。LAN8には、認証サーバ5が接続されており、プリンタ1a,1b,1cは、先ず認証サーバ5にアクセスし、認証を受けることによって本サービスへの接続が許可される。認証については、認証サーバ5に予め登録されたプリンタ1a,1b,1cのそれぞれを識別するアカウント及び該アカウントに対応するパスワードにより行なわれる。
また、LAN8にはプリンタ1a,1b,1cに対して印刷の要求を行なうクライアントとしてのパーソナルコンピュータ(PC)6a,6bが接続されている。なお、プリンタ1a,1b,1cは物理的にLAN8に接続されているが、PC6a,6bからは、LAN8に接続されたプリンタ1a,1b,1cのうちの後述する負荷分散機能を実行する1つのプリンタ(ここでは1a)しか認識することができないようにしておく。換言すれば、PC6a,6bからは、プリンタ1b,1cを認識することができないようにしておく。これは、プリンタ1b,1cの標準的プリンタポートを閉じる(無効にする)ことにより実現できる。
PC6a,6bは、プリンタ1aしか認識できないので、印刷を行なう場合、先ず、プリンタドライバによって印刷データを含む印刷ジョブを生成し、生成した印刷ジョブをプリンタ1aに送信する。送信された印刷ジョブは、プリンタ1aのプリントキューに登録された後、プリンタ1aが他のプリンタ1b,1cと協業し、負荷を分散して印刷ジョブを実行することによって印刷を行なう。
図2は本発明に係るプリンタの構成を示すブロック図である。
プリンタ1(1a,1b,1c)は、制御部10、ROM11、RAM12、LANインタフェイス部(LANIF)13、記憶部14、画像形成部(印刷部)17、表示部18、操作部19などを備えている。
プリンタ1(1a,1b,1c)は、制御部10、ROM11、RAM12、LANインタフェイス部(LANIF)13、記憶部14、画像形成部(印刷部)17、表示部18、操作部19などを備えている。
制御部10は、具体的にはCPUで構成されており、上述したようなハードウェア各部と接続され、ROM11に格納された制御プログラムに従って上述した各部を制御する。本発明では、制御部10が各部と連携して又は単独で本発明における各種の手段として機能する。RAM12は、ソフトウェア的機能の実行時に発生する一時的なデータを記憶する。
LANIF13は、LAN8に接続された他のプリンタ1b,1c、認証サーバ5、PC6a,6bなどの各種の装置と通信を行なうためのインタフェイスであり、LAN8に接続されたクライアントとしてのPC6a,6bから印刷データ20を含む印刷ジョブを受け付け、受け付けた印刷データ20を記憶部14に記憶する。
記憶部14は、磁気ディスク(HD)、半導体メモリ(フラッシュメモリ)などの不揮発性の記憶デバイスであって、PC6a,6bから送信された印刷データ20を記憶する。なお、送信された印刷データ20には番号が付与され、番号に基づいて、送信された順序で印刷ジョブの実行が行なわれる。
また、ROM11には、印刷速度などのプリンタの印刷能力に関する印刷能力情報41が記憶されている。また、RAM12には、稼動状態などのプリンタの状態に関する状態情報42が記憶されている。状態情報42は、具体的には、プリンタが印刷中であるか否か(待機中)を識別する情報であり、使用状況によって刻々と変化することから、状態情報42を所定時間おきに更新するようになしてある。そして、制御部10は、相互に接続された他のプリンタ(1b,1c)の印刷能力情報41及び状態情報42をLAN8を介して取得する。
また、記憶部14には、本発明に特徴的な共有情報30が記憶されている。共有情報30は、具体的には、図3に示すように、プリンタの登録日時、IPアドレス、データ通信に使用するポートのポート番号、該プリンタが属するグループ名(グループに分類する場合(図11参照))、及び分散処理値が含まれる。分散処理値は、例えば記憶部14の容量値、LANIF13による通信速度、CPUの演算速度などを数値化したものである。なお、プリンタに障害が発生した場合、分散処理値が最低値に変更されるようになっている。
また、制御部10は、当該プリンタ1aの印刷能力情報41及び状態情報42、並びに、LAN8を介して取得した他のプリンタ1b,1cの印刷能力情報41及び状態情報42に基づいて、未実行(待機中)の印刷ジョブを各プリンタに振り分け、いずれのプリンタ1a,1b,1cに印刷処理を行なわせるかを決定する。そして、制御部10は、この決定に基づいて印刷を行なうべく、印刷先が他のプリンタ1b,1cである場合には、そのプリンタへ、記憶部14に記憶した印刷データ20をLAN8を通じて送信する。
ところで、本例のように複数のプリンタ1a,1b,1cが接続された形態では、各プリンタ1a,1b,1cが負荷分散機能を実行した場合、処理が煩雑になることから、複数のプリンタ1a,1b,1cのうちの1つのプリンタの負荷分散機能のみが機能するようにする。換言すれば、他のプリンタは、負荷分散機能を備えているが、その機能を無効となるように設定する。例えば、記憶部14に負荷分散機能の設定の有無を識別するためのフラグ情報(フラグ´1´=負荷分散機能を有効、フラグ´0´=負荷分散機能を無効)を記憶しておく。
負荷分散機能を有効にするプリンタには、クライアントから印刷データ20を含む印刷ジョブが送信されることから、大量の印刷データ20が送信された場合であっても、印刷データ20を記憶部14に記憶する必要があるので、記憶部14の容量を考慮して設定した分散処理値が最大のプリンタを負荷分散の担当装置として設定することが好ましい。
例えば、図4に示すように、プリンタ(例えば1a)の制御部10がLAN8を介して他のプリンタ(1b,1c)の記憶部14に記憶されている共有情報30を取得し、当該プリンタ1aの記憶部14に記憶されている共有情報30と比較することによってフラグ情報35を設定する。
つまり、当該プリンタ1aの分散処理値が最大である場合には、当該プリンタ1aのフラグ情報35を´1´に設定し、分散処理値が当該プリンタ1aより大きいプリンタが接続されている場合には、当該プリンタ1aのフラグ情報35を´0´に設定する。このように、LAN8に接続された各プリンタ1a,1b,1cがフラグ情報35の設定を行なうことによって、複数のプリンタのうちの1つのプリンタの負荷分散機能のみを有効にする。なお、このように、LAN8に接続された複数のプリンタ同士がホストを介在することなく、対等の関係で互いの記憶部14に記憶された共有情報30を交換する(PtoP(Peer to Peer)技術と呼ばれる)。
印刷部17は、印刷を行なうように決定された印刷ジョブに係る印刷データに応じた画像を、電子写真方式、インクジェット方式などにより、用紙にプリントアウトする。
表示部18は、液晶ディスプレイ、ELディスプレイなどの薄型の表示デバイスであり、プリンタの稼動状態を表示したり、ユーザへ操作入力を促すための表示したり、また、本例では、印刷部17にてプリントアウトされた印刷ジョブ名、該印刷ジョブの要求元クライアント名、印刷ジョブの投入日時などを表示して、ユーザに各種の情報を適宜報知する。
操作部19は、プリンタ1を操作するためのものであり、各種のファンクションキーなどを備えている。また、表示部18をタッチパネル方式とすることにより、操作部19の各種のファンクションキーのうちの一部又は全部を代用することも可能である。
図5は認証サーバの構成を示すブロック図である。
認証サーバ5は、制御部50、ROM51、RAM52、LANIF53、記憶部54、認証判定部55などを備えている。
認証サーバ5は、制御部50、ROM51、RAM52、LANIF53、記憶部54、認証判定部55などを備えている。
制御部50は、具体的にはCPUで構成されており、上述したようなハードウェア各部と接続され、ROM51に格納された制御プログラムに従って上述した各部を制御する。RAM52は、ソフトウェア的機能の実行時に発生する一時的なデータを記憶する。LANIF53は、プリンタ1a,1b,1c、PC6a,6bなどの各種の装置と通信を行なうためのインタフェイスである。
記憶部54には、本サービスへの接続を許可する各種装置(ここでは、プリンタ1a,1b,1c)の情報からなる認証テーブル54aが記憶されている。認証テーブル54aは、図6に示すように、各種装置のアカウントと該アカウントに対応するパスワードとが関連付けられた参照表である。
認証判定部55は、プリンタ1a,1b,1cから受け付けたアカウント及びパスワードが、記憶部54に記憶された認証テーブル54aにそのアカウント及びパスワードが存在するか否かを判定し、一致するアカウント及びパスワードの組み合わせが存在する場合に、本サービスへの接続を許可する。
次に、本発明に係る印刷システムの動作について説明する。図7及び図8は本発明に係る印刷システムの負荷分散機能の設定処理の動作手順を示すフローチャートである。
プリンタ1は、先ず、本サービスへの接続の認証を確立するため、アカウント及び該アカウントに対応するパスワードを認証サーバ5へ送信する(ステップS1)。認証サーバ5は、プリンタ1から送信されたアカウント及びパスワードを受信し(ステップS2)、記憶部54に記憶している認証テーブル54aを参照し、認証判定部55にてプリンタ1の本サービスへの接続の認証を判断する(ステップS3)。
プリンタ1は、先ず、本サービスへの接続の認証を確立するため、アカウント及び該アカウントに対応するパスワードを認証サーバ5へ送信する(ステップS1)。認証サーバ5は、プリンタ1から送信されたアカウント及びパスワードを受信し(ステップS2)、記憶部54に記憶している認証テーブル54aを参照し、認証判定部55にてプリンタ1の本サービスへの接続の認証を判断する(ステップS3)。
そして、認証の判断に基づいて、認証を付与するか否かを示す認証情報を生成し、生成した認証情報をプリンタ1へ送信する(ステップS4)。
プリンタ1は、認証サーバ5から送信された認証情報を受信し(ステップS5)、受信した認証情報に基づいて、本サービスへの接続が認証されたか否かを判別する(ステップS6)。認証されなかった場合(S6:NO)は処理を終了するが、認証された場合(S6:YES)は記憶部14に共有情報30が記憶されているか否かを判断し(ステップS7)、共有情報30が記憶されていないと判断した場合(S7:NO)、新たに共有情報30を生成して記憶部14に記憶する(ステップS8)。S8にて新たに生成する共有情報30には、他のプリンタのIPアドレスの情報が存在しないため、認証サーバ5にアクセスして、LANに接続されている他のプリンタのIPアドレスを取得する(ステップS9)。
一方、共有情報30が記憶部14にすでに記憶されていると判断した場合(S7:YES)は共有情報30を作成する必要はなく、また、共有情報30には他のプリンタのIPアドレスの情報が存在することから、認証サーバ5にアクセスする必要はない。また、共有情報30のうちの当該プリンタに関する情報については、定期的(又は不定期的)に更新(上書き)する。
そして、S9にて取得した他のプリンタのIPアドレス、又は、共有情報30に含まれている他のプリンタのIPアドレスに基づいて、他のプリンタとの接続を確立し、接続先のプリンタから共有情報30を取得し、記憶部14に記憶している共有情報30と比較して適宜更新する(ステップS10)。S10の処理は、共有情報30の更新処理に相当し、各プリンタは共有情報30を定期的又は不定期的に交換し、共有情報30は常に最新のものに更新される。
プリンタは、共有情報30のうち、当該プリンタの分散処理値が最も高いか否かを判定し(ステップS11)、当該プリンタの分散処理値が最も高いと判定した場合(S11:YES)、フラグ情報35を´1´に設定することにより、当該プリンタの負荷分散機能を有効にする(ステップS12)。
一方、当該プリンタの分散処理値が最も高いものではないと判定した場合(S11:NO)、フラグ情報35を´0´に設定することにより、当該プリンタの負荷分散機能を無効にする(ステップS13)。LAN8に接続された全てのプリンタ1a,1b,1cが上述したような処理を行なうことによって、プリンタ1a,1b,1cのうちの1つの負荷分散機能のみを有効とすることができる。なお、障害が生じたプリンタの分散処理値を、例えば最低値(´0´)に変更する。負荷分散機能の決定ロジックは各プリンタで常に動作しており、定期的に共有情報30を更新しているため、共有情報30内の分散処理値が´0´になると、他のプリンタの分散処理値が大きくなるので新たな負荷分散機能を担当するプリンタが自動的に決定される。このように、障害が生じたプリンタの分散処理値を変更することで、プリンタの負荷分散機能を有効から無効に切換えることができ、他のプリンタに負荷分散機能を代替させることができる。
次に、いずれのプリンタに負荷を分散させて印刷を行なわせるかについて説明する。図9はプリンタの決定方法を示すフローチャートである。
制御部10は、先ず、接続されているプリンタの各状態情報42から、待機中のプリンタが存在するか否かを判定する(ステップS21)。本例では状態情報42をLAN8を介して取得するようにしてあるため、各プリンタの状態を把握することができる。また、負荷分散処理を行なう直前に、各プリンタにアクセスして各状態情報42を取得するようにすることで、より正確に把握することができる。
制御部10は、先ず、接続されているプリンタの各状態情報42から、待機中のプリンタが存在するか否かを判定する(ステップS21)。本例では状態情報42をLAN8を介して取得するようにしてあるため、各プリンタの状態を把握することができる。また、負荷分散処理を行なう直前に、各プリンタにアクセスして各状態情報42を取得するようにすることで、より正確に把握することができる。
次に、待機中のプリンタが存在すると判定された場合(S21:YES)、待機中のプリンタのうちの最も印刷能力の高いプリンタを選択する(ステップS22)。本例では印刷能力情報41をLAN8を介して取得するようにしてあるため、各プリンタの印刷能力を正確に把握することができる。
そして、S22にて選択したプリンタへ、記憶部14に記憶されている印刷データ20をLAN8を通じて送信するとともに、印刷の指示を行なう(ステップS23)。これは、待機中のプリンタは、印刷の指示を与えることによって、印刷の実行を直ぐに行なえるからであり、待機中のプリンタを優先的に印刷対象の装置に決定する。さらに、待機中のプリンタのうちで、最も印刷能力の高いプリンタで印刷することによって、印刷開始から終了までに要する時間を短縮することができる。このようにして、印刷ジョブをいずれのプリンタにて実行すべきであるかを決定する。
一方、待機中のプリンタが存在しないと判定された場合(S21:NO)、いずれのプリンタへ印刷の指示を行なった場合であっても、指示を行なったプリンタにて印刷が待機されることから、処理をS21へ戻し、いずれかのプリンタが待機中になるまで、負荷分散機能を有効としたプリンタにて保留しておく。印刷能力が同一である場合、実行中のプリンタより、実行待ちのプリンタに印刷を指示した方が、印刷開始時間が早くなるので、当然の如く、印刷終了時間が早くなる。また、すべてのプリンタが実行待ち状態である場合、印刷能力が優れたプリンタに印刷を指示した方が、印刷終了時間が早くなる。
以上、実施の形態によれば、印刷システムを構成する複数のプリンタに負荷分散機能を内蔵させておき、そのうちの一のプリンタに負荷分散機能を割り当てることができる。したがって、別体の負荷分散器を準備する必要がなく、また、割り当てたプリンタの負荷分散機能に障害が発生した場合は、他のプリンタの負荷分散機能を有効とすることにより、障害発生時であっても自動的にシステムを復旧することができ、印刷が不可能になることを防止することができる。
なお、本実施の形態では、各プリンタが、共有情報30(分散処理値)を記憶し、各プリンタに記憶されている共有情報30を交換し、共有情報30に基づいて、負荷分散処理を有効にするか否かを決定する形態(PtoP)について説明したが、各プリンタの共有情報30を記憶する情報記憶装置をLAN8に接続し、情報記憶装置に記憶された共有情報30に基づいて、各プリンタの負荷分散処理を有効にするか否かを決定するようにしてもよい(クライアント/サーバ)。
図10は本発明に係る印刷システムの他の構成を示すブロック図である。情報記憶サーバ7は、LANIF71を介してLAN8に接続されている。また、情報記憶サーバ7は、記憶部70を備えており、記憶部70には共有情報30が記憶されている。各プリンタ1a,1b,1cは、クライアントとして情報記憶サーバ7にアクセスし、記憶部70に記憶されている共有情報30を取得する。このような構成とすることによって、各プリンタ1a,1b,1cに共有情報30を記憶させておく必要がなくなる。
また、本実施の形態では、LAN8に接続された全てのプリンタのうちの1つのプリンタの負荷分散機能を有効とする形態について説明したが、複数のプリンタをグループに振り分け、振り分けた各グループに属するプリンタから、それぞれ1つのプリンタの負荷分散機能を有効にするようにした形態であってもよい。
例えば、図11に示すように、プリンタ1a,1b,1c,1d,1e,1f,…のうち、プリンタ1a,1b,1cをグループG1に、プリンタ1d,1eをグループG2に、プリンタ1f,…をグループG3に、それぞれ振り分ける。そして、グループG1においてはプリンタ1aの負荷分散機能を有効に、グループG2においてはプリンタ1dの負荷分散機能を有効に、グループG3においてはプリンタ1fの負荷分散機能を有効にする。なお、グループを識別する識別名を共有情報30に追加し、プリンタがいずれのグループに属するかを把握する。
これにより、PC6a,6bからは、負荷分散機能を有効としたプリンタ1a,1d,1fを認識することができ、認識されたプリンタ1a,1d,1fのうちの1つを指定し、指定したプリンタへ印刷の要求を行なう。PC6a,6bから印刷の要求のあったプリンタは、同グループに属するプリンタで負荷を分散して印刷を行なう。
これは、LAN8上の全てのプリンタのうちの1つのプリンタに負荷分散機能を担当させた場合、LAN8上のいずれかのプリンタから出力されるため、ユーザの座席から遠く離れたプリンタに出力される虞がある。したがって、例えば、フロア(1F,2F,…)やセクション(ソフト設計,電子設計(東),電子設計(中央),電子設計(西),…)などを考慮してプリンタをグループに振り分け、出力先のプリンタの数をある程度制限する。
1(1a,1b,1c) 画像形成装置(プリンタ)
5 認証サーバ
6a,6b クライアント(PC)
7 情報記憶サーバ
8 LAN
10 制御部
11 ROM
12 RAM
13 LANインタフェイス部(LANIF)
14 記憶部
17 画像形成部(印刷部)
18 表示部
19 操作部
20 印刷データ
30 共有情報
35 フラグ情報
41 印刷能力情報
42 状態情報
5 認証サーバ
6a,6b クライアント(PC)
7 情報記憶サーバ
8 LAN
10 制御部
11 ROM
12 RAM
13 LANインタフェイス部(LANIF)
14 記憶部
17 画像形成部(印刷部)
18 表示部
19 操作部
20 印刷データ
30 共有情報
35 フラグ情報
41 印刷能力情報
42 状態情報
Claims (10)
- 互いに接続された複数の画像形成装置それぞれで負荷を分散して画像形成を行なう画像形成システムであって、
各画像形成装置は、
画像データを受け付ける受付手段と、
前記複数の画像形成装置のうちから画像形成を行なう画像形成装置を選択する選択手段と、
前記受付手段にて受け付けた画像データを前記選択手段によって選択された画像形成装置へ与えて画像形成を指示する指示手段と
を備え、
前記複数の画像形成装置のうちの一の画像形成装置の選択手段及び指示手段を有効にし、他の画像形成装置の選択手段及び指示手段を無効にして、前記一の画像形成装置が他の画像形成装置による画像形成を指示するようにしてあること
を特徴とする画像形成システム。 - 各画像形成装置は、
該画像形成装置の状態及び/又は能力に関する第1情報を記憶しており、
前記選択手段は、
各画像形成装置の第1情報に基づいて、画像形成を行なう画像形成装置を選択するようにしてあること
を特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。 - 各画像形成装置は、
分散処理の能力に関する第2情報を記憶しており、
各画像形成装置の第2情報に基づいて、該画像形成装置の選択手段及び指示手段を有効にするか否かを制御する制御手段を備えること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成システム。 - 各画像形成装置の分散処理の能力に関する第2情報を記憶する情報記憶装置がさらに接続されており、
各画像形成装置は、
前記情報記憶装置に記憶された各画像形成装置の第2情報に基づいて、該画像形成装置の選択手段及び指示手段を有効にするか否かを制御する制御手段を備えること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成システム。 - 前記第2情報は、
前記受付手段にて受け付け可能な画像データ量に関する情報であること
を特徴とする請求項3又は請求項4に記載の画像形成システム。 - 前記制御手段は、
当該画像形成装置による分散処理が最も優れている場合に、該画像形成装置の選択手段及び指示手段を有効にするようにしてあること
を特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の画像形成システム。 - 前記複数の画像形成装置のうち、障害が生じた画像形成装置の第2情報を変更するようにしてあること
を特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれかに記載の画像形成システム。 - 画像形成の要求を行なう機器からは、前記選択手段及び指示手段が有効である画像形成装置のみが認識されるようにしてあること
を特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の画像形成システム。 - 一又は複数の画像形成装置に接続され、該画像形成装置と負荷を分散して画像形成を行なう画像形成装置であって、
画像データを受け付ける受付手段と、
該画像形成装置及び前記複数の画像形成装置のうちから画像形成を行なう画像形成装置を選択する選択手段と、
前記受付手段にて受け付けた画像データを前記選択手段によって選択された画像形成装置へ与えて画像形成を指示する指示手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記選択手段及び指示手段を有効にするか否かを制御する制御手段を備えること
を特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006060258A JP2007237481A (ja) | 2006-03-06 | 2006-03-06 | 画像形成システム及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006060258A JP2007237481A (ja) | 2006-03-06 | 2006-03-06 | 画像形成システム及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007237481A true JP2007237481A (ja) | 2007-09-20 |
Family
ID=38583486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006060258A Pending JP2007237481A (ja) | 2006-03-06 | 2006-03-06 | 画像形成システム及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007237481A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009238206A (ja) * | 2008-03-07 | 2009-10-15 | Ricoh Co Ltd | 印刷システム、印刷装置、ホスト装置およびプログラム |
JP2010170360A (ja) * | 2009-01-23 | 2010-08-05 | Brother Ind Ltd | 画像出力装置および画像出力システム |
KR101182243B1 (ko) | 2007-12-05 | 2012-09-14 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치의 호스트장치 및 프린팅 계정 관리방법 |
JP2014044734A (ja) * | 2008-03-07 | 2014-03-13 | Ricoh Co Ltd | 印刷システム、印刷装置、ホスト装置およびプログラム |
WO2019171541A1 (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-12 | 富士通株式会社 | 印刷制御方法、印刷制御プログラム、及び印刷制御装置 |
-
2006
- 2006-03-06 JP JP2006060258A patent/JP2007237481A/ja active Pending
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