JP2009184288A - 画像印刷装置、印刷ジョブ転送方法、および印刷ジョブ転送用プログラム - Google Patents

画像印刷装置、印刷ジョブ転送方法、および印刷ジョブ転送用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報漏洩のリスクの増加を防ぎつつ、画像印刷装置の負荷を分散する。
【解決手段】ネットワークを介して接続される1つ以上の端末から印刷ジョブを受け付けて処理する画像印刷装置であって、1つまたは複数の他の画像印刷装置と通信可能に接続され、端末から受け付けた印刷ジョブの転送先候補とする他の画像印刷装置を、該印刷ジョブの要求元のユーザ別または端末別に決定する。より具体的には、当該画像印刷装置に到達する印刷ジョブに付加される情報であって該印刷ジョブの要求元のユーザまたは端末を識別するための情報と、該印刷ジョブを転送可能な他の画像印刷装置の情報とを対応づけて記憶する転送先設定情報記憶手段と、受け付けた印刷ジョブに付加されている情報および前記転送先設定情報記憶手段に記憶されている情報に基づき、該印刷ジョブの転送先候補とする他の画像印刷装置を決定する転送先候補決定手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介して接続される1つ以上の端末から印刷ジョブを受け付けて処理する画像印刷装置、それに用いる印刷ジョブ転送方法、および印刷ジョブ転送用プログラムに関する。
画像印刷装置では、一般に、画像印刷中のジョブがある場合には新たなジョブを受信した時点で印刷待ちまたは通信エラーにてジョブを終了する。このような画像印刷装置を複数のユーザが使用する場合には、非常に長い時間、印刷待ちになる恐れがある。
印刷負荷を分散させる画像印刷装置の一例が、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載されているファクシミリシステムでは、自装置が印刷中に他の装置へ転送を行う。
また、例えば、特許文献2には、出力待機時間を予測し、予測した出力待機時間が所定以上であると判断した場合に、他のネットワークプリンタに印刷ジョブを転送するネットワークプリンタが記載されている。
また、例えば、特許文献3には、投入されたジョブの一覧を選択可能に表示して、他の画像処理装置への出力の設定を受け付けた場合にジョブを転送する画像処理装置が記載されている。特許文献3に記載されている画像処理装置では、印刷前に認証を要求する秘匿モード出力が可能であり、投入されたジョブについて秘匿モードの設定を受け付けた場合には、受け付けたモードでジョブを転送する。
特開2002−135483号公報(段落0007) 特開2005−275905号公報(段落0077−0081) 特開2005−156762号公報(段落0089−0092,0124−0126)
しかし、特許文献1や特許文献2に記載されているような、自装置の条件だけに基づいて他装置を利用する場合には、自装置と他装置ともに印刷中であった場合に最適な装置を選択することができない。さらに、個別設定ができないため、負荷分散の効率向上と情報漏洩のリスクの増加防止とを両立させるのが難しい。例えば、負荷分散の効率を上げようと多数の装置を登録すれば、秘匿性の高い印刷ジョブの印刷先も分散されるので、情報漏洩のリスクを増加させてしまうことになる。一方で、情報漏洩のリスクの増加を防ごうとすれば、装置の登録数を限定することになり、秘匿性の低い印刷ジョブについて十分な負荷分散の効果が得られないということになる。
また、特許文献3に記載されている画像処理装置では、秘匿モードに設定することにより情報漏洩のリスクはなくなるものの、ID等によって操作者のオーナー名を識別するとの記載から、秘匿モードのまま印刷する場合には、各転送先にユーザがログインする必要がある。
そこで、本発明は、情報漏洩のリスクの増加を防ぎつつ、負荷を分散できる画像印刷装置、印刷ジョブ転送方法、および印刷ジョブ転送用プログラムを提供することを目的とする。
本発明による画像印刷装置は、ネットワークを介して接続される1つ以上の端末から印刷ジョブを受け付けて処理する画像印刷装置であって、1つまたは複数の他の画像印刷装置と通信可能に接続され、端末から受け付けた印刷ジョブの転送先候補とする他の画像印刷装置を、該印刷ジョブの要求元のユーザ別または端末別に決定することを特徴とする。
また、本発明による印刷ジョブ転送方法は、ネットワークを介して接続される1つ以上の端末で共有される複数の画像印刷装置間で印刷ジョブを転送するための印刷ジョブ転送方法であって、端末から印刷ジョブを受け付けた画像印刷装置が、該印刷ジョブの転送先候補とする他の画像印刷装置を、該印刷ジョブの要求元のユーザ別または端末別に決定することを特徴とする。
また、本発明による印刷ジョブ転送用プログラムは、ネットワークを介して接続される1つ以上の端末で共有される複数の画像印刷装置間で印刷ジョブを転送するための印刷ジョブ転送用プログラムであって、各画像印刷装置に適用される印刷ジョブ転送用プログラムにおいて、コンピュータに、端末から受け付けた印刷ジョブの転送先候補とする他の画像印刷装置を、該印刷ジョブの要求元のユーザ別または端末別に決定する処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、情報漏洩のリスクの増加を防ぎつつ、負荷を分散できる画像印刷装置、印刷ジョブ転送方法、および印刷ジョブ転送用プログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明による画像印刷装置の構成例を示す説明図である。図1に示すように、画像印刷装置1は、転送先設定情報記憶手段11と、転送先候補決定手段12とを備える。
転送先設定情報記憶手段11は、当該画像印刷装置1に到達する印刷ジョブに付加される情報であって該印刷ジョブの要求元のユーザまたは端末を識別するための情報と、該印刷ジョブを転送可能な他の画像印刷装置の情報とを対応づけて記憶する。
転送先候補決定手段12は、端末から受け付けた印刷ジョブの転送先候補とする他の画像印刷装置を、該印刷ジョブの要求元のユーザ別または端末別に決定する。具体的には、転送先候補決定手段12は、受け付けた印刷ジョブに付加されている情報、および転送先候補決定手段12に記憶されている情報に基づき、該印刷ジョブの転送先候補とする他の画像印刷装置を決定する。
また、画像印刷装置は、図2に示すような構成であってもよい。図2は、本発明による画像印刷装置の他の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、画像印刷装置1は、さらに、印刷終了時刻予測手段13と、印刷終了時刻問い合わせ手段14と、印刷実行装置決定手段15とを備える。
印刷終了時刻予測手段13は、当該画像印刷装置での印刷終了時刻を予測する。印刷終了時刻予測手段13は、当該画像印刷装置において現在処理中の印刷ジョブを含む印刷待ちの印刷ジョブの画像の情報に基づいて、印刷終了時刻を予測してもよい。また、当該画像印刷装置での消耗品切れの有無に基づいて、印刷終了時刻を予測してもよい。
印刷終了時刻問い合わせ手段14は、転送先候補決定手段12によって転送先候補として決定された他の画像印刷装置に対して、該画像印刷装置で予測される印刷終了時刻を問い合わせる。また、印刷終了時刻問い合わせ手段14は、問い合わせた後、一定時間以内に応答のあった画像印刷装置の予測印刷終了時刻についてのみ受理してもよい。
印刷実行装置決定手段15は、印刷終了時刻予測手段13によって得られた当該画像印刷装置での予測印刷終了時刻と、印刷終了時刻問い合わせ手段14によって得られた転送先候補として決定された他の画像印刷装置での予測印刷終了時刻とに基づいて、受け付けた印刷ジョブの印刷処理を行う画像印刷装置を決定する。
印刷実行装置決定手段15は、例えば、当該画像印刷装置での予測印刷終了時刻および転送先候補として決定された他の画像印刷装置での予測印刷終了時刻のうち、最も早い予測印刷時刻の画像印刷装置を、受け付けた印刷ジョブの印刷処理を行う画像印刷装置として決定してもよい。
以下、より具体的な実施形態について説明する。図3は、本発明による画像印刷装置を適用した共有印刷システムの構成例を示すブロック図である。図3に示す共有印刷システムは、ネットワークシステム上に構築され、1つ以上の画像印刷装置100(画像印刷装置100−1〜100−n)と、1つ以上の端末200(端末200−1〜200−m)とを備える。図3に示す例では、各画像印刷装置100と各端末200とはそれぞれネットワーク300を介して接続されている。
画像印刷装置100は、例えば、ファクシミリやプリンタ、またはそれらの機能を複数実装した複合機であって、画像印刷部101と、画像転送部102と、ユーザ登録用メモリ103と、印刷終了時刻予測部104と、印刷先決定部105とを含む。
画像印刷部101は、端末200から受け付けた印刷ジョブを印刷出力する。本実施形態では、画像印刷部101は、印刷実行装置決定部105からの指示に従い、印刷ジョブを印刷出力する。
画像転送部102は、端末200から受け付けた印刷ジョブを他の画像印刷装置100に転送する。本実施形態では、画像転送部102は、印刷実行装置決定部105からの指示に従い、印刷ジョブを他の画像印刷装置100に転送する。
ユーザ登録用メモリ103は、当該画像印刷装置100を利用するユーザの情報および各ユーザの印刷ジョブを転送可能な他の画像印刷装置100の情報を記憶する。なお、当該画像印刷装置100を利用するユーザとは、当該画像印刷装置100に到達する印刷ジョブの要求元となるユーザである。
ユーザ登録用メモリ103は、例えば、当該画像印刷装置100を利用するユーザの識別子(以下、登録ユーザ情報という。)と、該ユーザの印刷ジョブを印刷可能な他の画像印刷装置100の識別子(以下、転送先装置情報という。)とを対応づけた情報を記憶するようにしてもよい。
なお、登録ユーザ情報は、印刷ジョブに付加される情報であって当該共有印刷システムにおけるユーザを識別可能な情報(以下、単に識別情報という。)であればよい。例えば、当該共有印刷システムを含むネットワークシステムにおけるドメイン管理上のユーザ名や、当該共有印刷システム用に割り当てたユーザ名などが考えられる。なお、ある端末200からの印刷ジョブであればログインユーザ名に関わらず受理させるといったように、特定の端末200を使用している任意のユーザを指定したい場合には、ユーザ名とコンピュータ名とを組み合わせた情報を用い、いずれか一方を無指定とするといった指定方法で登録ユーザ情報を管理するようにしてもよい。このような場合には、登録ユーザ情報の登録内容に応じて、ユーザ別または端末別に、転送候補とする画像印刷装置を決定することが可能となる。なお、コンピュータ名に限らず、IPアドレス等の端末200を識別できる情報であればよい。
また、転送先装置情報は、当該共有印刷システムにおける各画像印刷装置100を識別可能な情報(以下、単に識別情報という。)であればよい。例えば、当該共有印刷システムを含むネットワークシステムにおけるIPアドレスやコンピュータ名などが考えられる。
印刷終了時刻予測部104は、印刷ジョブまたは問い合わせジョブに対して、当該画像印刷装置100で印刷が終了する時刻(以下、印刷終了時刻という。)を予測する。印刷終了時刻の予測値は、例えば、当該画像印刷装置100の処理スペックと、現在印刷中ジョブおよび印刷待ちジョブの画像の情報(残枚数だけでなく、色数、画質、サイズ等)とに基づき算出すればよい。さらに、当該画像印刷装置100の状態をチェックし、消耗品切れを起こしている場合に終了時刻の予測値を多く見積もったり転送不可の応答を返すといった方法も考えられる。なお、印刷終了時刻の代わりに、印刷待ち時間を算出するようにしてもよい。
印刷実行装置決定部105は、受け付けた印刷ジョブの印刷処理を実行する画像印刷装置100(以下、印刷実行装置という。)を決定する。印刷実行装置決定部105は、受け付けた印刷ジョブを自装置で処理するか、他装置で処理させるか、またどの他装置で処理させるかを決定する。具体的には、転送候補とする画像印刷装置100は、該印刷ジョブのユーザについてユーザ登録用メモリ103に記憶されている転送可能な他の画像印刷装置100の情報に基づき決定した上で、自装置での印刷終了時刻の予測値と、転送先候補とする他の画像印刷装置100の印刷終了時刻の予測値とに基づいて決定する。なお、転送可能な画像印刷装置100としてユーザ登録用メモリ103に登録されている場合であっても、印刷終了時刻の予測値を問い合わせた結果、一定時間以内に応答がない場合には転送先候補から除外する。
なお、ユーザ登録用メモリ103は、図1および図2に示す転送先設定情報記憶手段11の機能を実現している記憶装置である。また、印刷終了時刻予測部104は、図2に示す印刷終了時刻予測手段13の機能を実装している処理部である。また、印刷実行装置決定部105は、図2に示す印刷終了時刻問い合わせ手段14および印刷実行装置決定手段15の機能を実装している処理部である。なお、処理部は、画像印刷装置100が備える制御手段(より具体的には、プログラムに従って動作するCPU等)によって実現される。
端末200は、画像印刷装置100に対して印刷ジョブを発行するパーソナルコンピュータ等のユーザ端末であって、画像形成部201と、画像送信部202と、ユーザ登録用メモリ203とを含む。
画像形成部201は、印刷出力する画像を作成する。画像形成部201は、例えば、文章作成ツールや画像作成ツールや、カラースキャナなどの画像情報読み取り装置(インタフェース部を含む)が用いられる。
画像送信部202は、画像形成部201によって作成された画像の情報を印刷ジョブとして、ネットワーク300を介して特定の画像印刷装置100に発行(送信)する。
ユーザ登録用メモリ203には、端末200を現在使用しているユーザの情報が記憶される。なお、ユーザ登録用メモリ203には、端末200使用時や画像印刷装置100用のドライバ起動時に、OS(オペレーティングシステム)またはドライバがユーザ認証を行うことにより、ユーザ登録用メモリ203に該ユーザの情報が記憶されるものとする。
次に、本実施形態の動作について説明する。図4は、本実施形態の画像印刷装置100の動作の一例を示すフローチャートである。まず、画像印刷装置100が新たな印刷ジョブを受信すると(ステップS101)、印刷実行装置決定部105が、印刷中ジョブの有無(すなわち、現在印刷中か否か)を判定する(ステップS102)。印刷実行装置決定部105は、例えば、画像印刷部101が保持しているステータス値を参照したり、印刷中ジョブ用メモリ(図示せず。)の所定の情報(例えば、残枚数)を参照することによって、印刷中ジョブの有無を判定すればよい。
判定の結果、現在印刷中でなかった場合には(ステップS102の”無し”)、そのまま当該画像印刷装置100で受信した印刷ジョブの印刷出力を行う(ステップS103)。印刷実行装置決定部105は、例えば、印刷待ちジョブ用メモリ(図示せず。)に、受信した印刷ジョブの情報を格納した上で、画像印刷部101に対して印刷出力の指示を行う。そして、画像印刷部101は、その指示に従って、印刷待ちジョブ用メモリから印刷ジョブの情報を読み出し、印刷出力を行う。画像印刷部101では、ステータス値を更新したり、印刷中ジョブ用メモリを更新しながら、印刷出力の処理を行う。
一方、判定の結果、現在印刷中であった場合には(ステップS102の”有り”)、受信した印刷ジョブの印刷先判定を行う(ステップS104〜S109)。まず、印刷実行装置決定部105は、受信した印刷ジョブの要求元ユーザ(または要求元端末)を判別する(ステップS104)。印刷実行装置決定部105は、例えば、受信した印刷ジョブに付加されているユーザの識別情報(または端末200の識別情報)を参照することによって、判別すればよい。次に、印刷実行装置決定部105は、判別した要求元ユーザ(または要求元端末)に基づき、ユーザ登録用メモリ103から、該印刷ジョブを転送可能な画像印刷装置100の情報を読み出す(ステップS105)。
ここで、要求元ユーザ(または要求元端末)に対して、転送可能な画像印刷装置100の情報がユーザ登録用メモリ103に登録されていなかった場合(すなわち、転送先候補が設定されていなかった場合)には(ステップS106のNo)、当該画像印刷装置100にて印刷待ち処理を行う(ステップS111)。印刷実行装置決定部105は、例えば、印刷待ちジョブ用メモリに、受信した印刷ジョブの情報を格納することにより、後に画像印刷部101が印刷出力を行えるようにすればよい。
一方、要求元ユーザ(または要求元端末)に対して、転送可能な画像印刷装置100の情報がユーザ登録用メモリ103に登録されていた場合(すなわち、転送先候補が設定されていた場合)には(ステップS106のYes)、その転送先候補の画像印刷装置100に対して、予測印刷終了時刻(印刷終了時刻の予測値)を問い合わせる(ステップS107)。印刷実行装置決定部105は、例えば、予測印刷終了時刻の問い合わせ要求メッセージを、転送先候補となった各画像印刷装置100に送信すればよい。
なお、問い合わせ要求メッセージを受信した転送先候補の画像印刷装置100では、印刷終了時刻予測部104が、現在印刷中ジョブおよび印刷待ちジョブの枚数や色数、画質、サイズに基づき、自装置での印刷終了時刻を予測して、その予測値を含む問い合わせ応答メッセージを返信する。
また、印刷ジョブを受信した画像印刷装置100では、印刷終了時刻予測部104が、自装置での印刷終了時刻を予測する(ステップS108)。
そして、転送先候補の画像印刷装置100での予測印刷終了時刻と、自装置での予測印刷終了時刻とに基づき、印刷先すなわち印刷実行装置を決定する(ステップS109)。印刷実行装置決定部105は、予測印刷終了時刻が最も早い時刻の画像印刷装置100を印刷実行装置として決定すればよい。
印刷実行装置決定部105は、印刷先を自装置に決定した場合には(ステップS109の”自装置”)、当該画像印刷装置100にて印刷待ち処理を行う(ステップS111)。
一方、印刷先を他装置に決定した場合には(ステップS109の”他装置”)、印刷先として決定した画像印刷装置100への印刷ジョブの転送処理を行う(ステップS110)。印刷実行装置決定部105は、例えば、転送ジョブ用メモリ(図示せず。)に、受信した印刷ジョブの情報および転送先の画像印刷装置100の情報を格納した上で、画像転送部102に対して転送の指示を行う。そして、画像転送部102は、その指示に従って、転送ジョブ用メモリから印刷ジョブの情報および転送先の画像印刷装置100の情報を読み出し、印刷ジョブの転送処理を行う。
画像転送部102は、例えば、転送を示す情報を付加した上で、端末200が印刷ジョブを発行するときと同様のメッセージを、印刷先として決定した画像印刷装置100に送信することにより、転送処理を行えばよい。また、例えば、転送用のメッセージを定義し、転送元の画像印刷装置100の情報等も付加して送信することも可能である。例えば、転送する印刷ジョブの情報を含む電子メールを印刷先として決定した画像印刷装置100に送信することも考えられる。なお、FTRやLPRによる送信であってもよい。
また、印刷ジョブを他装置に転送した場合には、その旨および転送先の情報を、要求元の端末200に通知するようにしてもよい。
なお、印刷ジョブが転送された画像印刷装置100では、その印刷ジョブについての転送判定は行わずに、自装置での印刷処理を行うようにする。例えば、印刷実行装置決定部105は、受信した印刷ジョブに転送を示す情報が付加されていた場合には、ステップS104〜S109の処理を行わずに、無条件で、当該画像印刷装置100にて印刷待ち処理を行うようにしてもよい。
また、上記例では、まず当該画像印刷装置100で現在印刷中か否かを判定し、現在印刷中であった場合に、自装置の予測印刷終了時刻と転送先候補となった他の装置の予測印刷終了時刻を元に印刷先を決定する方法を示したが、現在印刷中か否かを判定することなく、自装置の予測印刷終了時刻を算出し、自装置で印刷が終了するまでに所定の時間以上要する場合に、転送先候補となった他の装置の予測印刷終了時刻を問い合わせるようにしてもよい。すなわち、問い合わせにかかる時間およびネットワーク使用率を考慮した上で、自装置での印刷処理時間に許容値を設ける方法を用いてもよい。
また、例えば、転送先候補となる他の装置が多数存在するような場合には、そこからさらに所定数をランダムに選択して、予測印刷終了時刻の問い合わせを行うといった方法も可能である。また、以前の問い合わせ結果を記憶しておき、記憶されている予測印刷終了時刻が自装置の予測印刷終了時刻よりも遅い転送先候補については問い合わせ対象から除外するといった方法をとってもよい。
次に、図5〜図14を参照して、本実施形態の印刷先判定処理の具体例を示す。図5は、共有印刷システムが構築されたネットワークシステムの構成例を示す説明図である。また、図6〜図14は、図5に示すネットワークシステムにおける印刷ジョブの流れの一例を示す説明図である。図5に示すネットワークシステムでは、ユーザαおよびユーザγが使用しうる端末200−1と、ユーザβおよびユーザγが使用しうる端末200−2と、画像印刷装置100−1,100−2,100−3とが、ネットワーク300を介して接続されている。
本構成例において、ユーザαは、エリアAにのみ入場が許可されているものとする。従って、ユーザαが使用可能な画像印刷装置100は、エリアAに配置されている画像印刷装置100(具体的には、画像印刷装置100−1,100−2)となる。また、ユーザβは、エリアBにのみ入場が許可されているものとする。従って、ユーザβが使用可能な画像印刷装置100は、エリアBに配置されている画像印刷装置100(具体的には、画像印刷装置100−3)となる。また、ユーザγは、エリアAおよびBに入場が許可されているものとする。従って、ユーザγが使用可能な画像印刷装置100は、エリアAおよびBに配置されている画像印刷装置100(具体的には、画像印刷装置100−1,100−2,100−3)となる。
このような設定に基づき、予め各画像印刷装置100のユーザ登録用メモリ103には、以下の情報が記憶される。
・画像印刷装置100−1
登録ユーザ情報として、ユーザαおよびユーザγの識別情報を含む。
ユーザαの印刷ジョブの転送先装置情報として、画像印刷装置100−2の識別情報を含む。
ユーザγの印刷ジョブの転送先装置情報として、画像印刷装置100−2および画像印刷装置100−3の識別情報を含む。
・画像印刷装置100−2
登録ユーザ情報として、ユーザαおよびユーザγの識別情報を含む。
ユーザαの印刷ジョブの転送先装置情報として、画像印刷装置100−1の識別情報を含む。
ユーザγの印刷ジョブの転送先装置情報として、画像印刷装置100−1および画像印刷装置100−3の識別情報を含む。
・画像印刷装置100−3
登録ユーザ情報として、ユーザβおよびユーザγの識別情報を含む。
ユーザβの印刷ジョブの転送先装置情報として、無指定の旨の情報を含む。
ユーザγの印刷ジョブの転送先装置情報として、画像印刷装置100−1および画像印刷装置100−2の識別情報を含む。
なお、各画像印刷装置100に、共通の情報を登録することも可能である。そのような場合には、印刷実行装置決定部105は、転送先装置情報として登録されている画像印刷装置100の識別情報のうち自装置の識別情報を転送先候補から除外すればよい。なお、登録ユーザ情報に当該画像印刷装置100を利用しないユーザの識別情報が登録されていても、そのユーザからの印刷ジョブは到達しないので特に影響はない。なお、仮に到達する可能性がある場合には、ユーザの識別情報と対応づけて印刷ジョブ受理の許否を示す情報を対応づけて登録するようにすればよい。
ここで、図6に示すように、ユーザαからの指示に従い、端末200−1が、画像印刷装置100−1に対して印刷ジョブを発行したとする。なお、発行された印刷ジョブには、端末200−1の識別情報およびユーザαの識別情報が付加されているものとする。
端末200−1からユーザαの印刷ジョブを受信した画像印刷装置100−1では、印刷実行装置決定部105が、当該画像印刷装置100−1が現在印刷中であるとして、受信した印刷ジョブを転送可能な画像印刷装置100を判別する処理を行う。
画像印刷装置100−1の印刷実行装置決定部105は、受信した印刷ジョブに付加されているユーザの識別情報に基づき、ユーザ登録用メモリ103より該印刷ジョブを転送可能な画像印刷装置100の情報を読み出す。既に説明したように、画像印刷装置100−1のユーザ登録用メモリ103には、ユーザαの印刷ジョブの転送先装置情報として、画像印刷装置100−2の識別情報が登録されていることから、転送先候補の画像印刷装置100として、画像印刷装置100−2が特定される。
画像印刷装置100−1の印刷実行装置決定部105は、転送先装置情報に従い転送先候補として特定された画像印刷装置100−2に対し、予測印刷終了時刻を問い合わせる(図7参照。)。
なお、画像印刷装置100−1から予測印刷終了時刻の問い合わせを受けた画像印刷装置100−2では、印刷終了時刻予測部104が、問い合わせに応じて、自装置での印刷終了時刻を予測し、その予測値を予測印刷終了時刻として画像印刷装置100−1に応答(送信)する(図7参照。)。
また、画像印刷装置100−1の印刷終了時刻予測部104は、自装置での印刷終了時刻を予測する。
転送先候補とした画像印刷装置100(ここでは、画像印刷装置100−2)から予測印刷終了時刻の通知を待った上で、画像印刷装置100−1の印刷実行装置決定部105が、転送先候補とした各画像印刷装置100での予測印刷終了時刻と、自装置での予測印刷終了時刻とに基づき、印刷先の画像印刷装置100を決定する。ここでは、画像印刷装置100−2が現在印刷中でなく、最も早い予測印刷終了時刻であったとし、印刷先として画像印刷装置100−2を決定する。
印刷先を他装置(画像印刷装置100−2)に決定したことにより、画像印刷装置100−1では、画像転送部102が、受信した印刷ジョブを画像印刷装置100−2に転送する(図8参照。)。
印刷ジョブが転送された画像印刷装置100−2では、印刷実行装置決定部105が、受信した印刷ジョブに転送を示す情報が付加されていることを受けて、該印刷ジョブを当該画像印刷装置100−2にて印刷待ち処理を行うようにする。なお、画像印刷装置100−2が現在印刷中でなければ、直ちに印刷出力を行うようにすればよい。
また、ここで、図9に示すように、ユーザβからの指示に従い、端末200−2が、画像印刷装置100−3に対して印刷ジョブを発行したとする。なお、発行された印刷ジョブには、端末200−2の識別情報およびユーザβの識別情報が付加されているものとする。
端末200−2からユーザβの印刷ジョブを受信した画像印刷装置100−3では、印刷実行装置決定部105が、当該画像印刷装置100−3が現在印刷中であるとして、受信した印刷ジョブを転送可能な画像印刷装置100を判別する処理を行う。
画像印刷装置100−3の印刷実行装置決定部105は、受信した印刷ジョブに付加されているユーザの識別情報に基づき、ユーザ登録用メモリ103より該印刷ジョブを転送可能な画像印刷装置100の情報を読み出す。既に説明したように、画像印刷装置100−3のユーザ登録用メモリ103には、ユーザβの印刷ジョブの転送先装置情報として、無指定の旨の情報(または当該画像印刷装置100−3の識別情報のみ)が登録されていることから、転送先候補の画像印刷装置100の指定は無しとして処理される。
画像印刷装置100−3の印刷実行装置決定部105は、転送先候補が指定されていないため、このまま当該画像印刷装置100−3にて印刷待ち処理を行う(図10参照。)。
また、ここで、図11に示すように、ユーザγからの指示に従い、端末200−1が、画像印刷装置100−1に対して印刷ジョブを発行したとする。なお、発行された印刷ジョブには、端末200−1の識別情報およびユーザγの識別情報が付加されているものとする。
端末200−1からユーザγの印刷ジョブを受信した画像印刷装置100−1では、印刷実行装置決定部105が、当該画像印刷装置100−1が現在印刷中であるとして、受信した印刷ジョブを転送可能な画像印刷装置100を判別する処理を行う。
画像印刷装置100−1の印刷実行装置決定部105は、受信した印刷ジョブに付加されているユーザの識別情報に基づき、ユーザ登録用メモリ103より該印刷ジョブを転送可能な画像印刷装置100の情報を読み出す。既に説明したように、画像印刷装置100−1のユーザ登録用メモリ103には、ユーザγの印刷ジョブの転送先装置情報として、画像印刷装置100−2および画像印刷装置100−3の識別情報が含まれていることから、転送先候補の画像印刷装置100として、画像印刷装置100−2と画像印刷装置100−2とが特定される。
画像印刷装置100−1の印刷実行装置決定部105は、転送先装置情報に従い転送先候補として特定された画像印刷装置100−2および画像印刷装置100−3に対し、予測印刷終了時刻を問い合わせる(図12参照。)。
なお、画像印刷装置100−1から予測印刷終了時刻の問い合わせを受けた画像印刷装置100−2および画像印刷装置100−3では、それぞれ印刷終了時刻予測部104が、問い合わせに応じて、自装置での印刷終了時刻を予測し、その予測値を予測印刷終了時刻として画像印刷装置100−1に応答(送信)する(図12参照。)。
また、画像印刷装置100−1の印刷終了時刻予測部104は、自装置での印刷終了時刻を予測する。
転送先候補とした画像印刷装置100(ここでは、画像印刷装置100−2および画像印刷装置100−3)からそれぞれ予測印刷終了時刻の通知を待った上で、画像印刷装置100−1では、印刷実行装置決定部105が、転送先候補とした各画像印刷装置100での予測印刷終了時刻と、自装置での予測印刷終了時刻とに基づき、印刷先とする画像印刷装置100を決定する。ここでは、画像印刷装置100−2が現在印刷中だが、最も早い予測印刷終了時刻であったとし、印刷先として画像印刷装置100−2を決定する。
印刷先を他装置(画像印刷装置100−2)に決定したことにより、画像印刷装置100−1では、画像転送部102が、受信した印刷ジョブを画像印刷装置100−2に転送する(図13参照。)。
印刷ジョブが転送された画像印刷装置100−2では、印刷実行装置決定部105が、受信した印刷ジョブに転送を示す情報が付加されていることを受けて、該印刷ジョブを当該画像印刷装置100−2にて印刷待ち処理を行うようにする。なお、画像印刷装置100−2が現在印刷中でなければ、直ちに印刷出力を行うようにすればよい。
なお、各予測印刷終了時刻を比較した結果、自装置が、最も早い予測印刷終了時間である場合ももちろんあり得る。そのような場合には、このまま当該画像印刷装置100−1にて印刷待ち処理を行えばよい(図14参照。)。
このように、ユーザが入退出可能なエリアに応じて、各画像印刷装置100に転送先装置情報を登録することにより、ネットワーク上の意図しない画像印刷装置100での印刷を防ぎ、各ユーザに適した画像印刷装置100にて印刷を行うことができる。例えば、ユーザαに対しては、画像印刷装置100−1,100−2より最適な画像印刷装置100にて印刷が可能となる。また、ユーザβに対しては、画像印刷装置100−2にて転送されることなく確実に画像印刷装置100−3にて印刷が可能である。また、ユーザγに対しては、画像印刷装置100−1,100−2,100−3より最適な画像印刷装置100にて印刷が可能となる。
例えば、自装置が印刷中であれば無条件に他の装置に転送する方法であれば、転送先登録装置台数を増やすことによる誤転送のリスクを増やすことになるが、本実施形態では、ユーザ別(または端末別)に転送先の設定を登録しておくことにより、多くの画像印刷装置を誤転送のリスクを増やすことなく設置可能である。また、印刷ジョブの転送先を印刷終了時間の予測値から決定するため、相互転送によるネットワークの占有およびそれによる処理時間の浪費を防ぐことができ、効率よく負荷を分散させることができる。従って、転送先登録台数を増加させても情報漏洩によるリスク増加を防ぎつつ、十分な負荷分散を行うことができる。
なお、ユーザの物理的な入退出可能なエリアに応じて設定する他にも、各ユーザまたは各端末のネットワークのアクセス制限に応じて、転送先装置情報を登録することも考えられる。
また、例えば、複数の画像印刷装置に対するジョブの状態を管理するコントローラによる一括印刷指示を行う方法では、コントローラの故障によって全印刷がストップする可能性もあるが、本実施形態によれば、印刷ジョブを受信した各画像印刷装置100で各々印刷先の判定処理を行うため、例え、故障中した画像印刷装置100があっても、応答タイマ満了により該装置が転送先候補から除外されるだけで、それ以外の装置への影響なく処理を進めることができる。また、コントローラが印刷待ち時間を予測して指示を出す場合には、コントローラが受け付けた印刷ジョブを元に予測することになるが、本実施形態では、実際の当該画像印刷装置100の状態をもって印刷待ち時間を予測することができるので、現在印刷中のジョブの状態や給紙の状態等が考慮されたより厳密な予測値を元に、印刷先を判定することができる。
本発明は、画像印刷装置に限らず、ネットワークを介して接続される1つ以上の端末から秘匿性のあるジョブを受け付けて処理する装置であれば、好適に適用可能である。
本発明による画像印刷装置の構成例を示す説明図である。 本発明による画像印刷装置の他の構成例を示す説明図である。 本発明による画像印刷装置を適用した共有印刷システムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態の画像印刷装置100の動作の一例を示すフローチャートである。 共有印刷システムが構築されたネットワークシステムの構成例を示す説明図である。 図5に示すネットワークシステムにおける印刷ジョブの流れの一例を示す説明図である。 図5に示すネットワークシステムにおける印刷ジョブの流れの一例を示す説明図である。 図5に示すネットワークシステムにおける印刷ジョブの流れの一例を示す説明図である。 図5に示すネットワークシステムにおける印刷ジョブの流れの一例を示す説明図である。 図5に示すネットワークシステムにおける印刷ジョブの流れの一例を示す説明図である。 図5に示すネットワークシステムにおける印刷ジョブの流れの一例を示す説明図である。 図5に示すネットワークシステムにおける印刷ジョブの流れの一例を示す説明図である。 図5に示すネットワークシステムにおける印刷ジョブの流れの一例を示す説明図である。 図5に示すネットワークシステムにおける印刷ジョブの流れの一例を示す説明図である。
符号の説明
1,100 画像印刷装置
11 転送先設定情報記憶手段
12 転送先候補決定手段
13 印刷終了時刻予測手段
14 印刷終了時刻問い合わせ手段
15 印刷実行装置決定手段
101 画像印刷部
102 画像転送部
103 ユーザ登録用メモリ
104 印刷終了時刻予測部
105 印刷実行装置決定部

Claims (13)

  1. ネットワークを介して接続される1つ以上の端末から印刷ジョブを受け付けて処理する画像印刷装置であって、
    1つまたは複数の他の画像印刷装置と通信可能に接続され、
    端末から受け付けた印刷ジョブの転送先候補とする他の画像印刷装置を、該印刷ジョブの要求元のユーザ別または端末別に決定する
    ことを特徴とする画像印刷装置。
  2. 画像印刷装置に到達する印刷ジョブに付加される情報であって該印刷ジョブの要求元のユーザまたは端末を識別するための情報と、該印刷ジョブを転送可能な他の画像印刷装置の情報とを対応づけて記憶する転送先設定情報記憶手段と、
    受け付けた印刷ジョブに付加されている情報および前記転送先設定情報記憶手段に記憶されている情報に基づき、該印刷ジョブの転送先候補とする他の画像印刷装置を決定する転送先候補決定手段とを備えた
    請求項1に記載の画像印刷装置。
  3. 受け付けた印刷ジョブの印刷処理を行う画像印刷装置を決定する印刷実行装置決定手段と、
    当該画像印刷装置での印刷終了時刻を予測する印刷終了時刻予測手段と、
    転送先候補決定手段によって転送先候補として決定された他の画像印刷装置に対して、該画像印刷装置で予測される印刷終了時刻を問い合わせる印刷終了時刻問い合わせ手段とを備え、
    前記印刷実行装置決定手段は、前記印刷終了時刻予測手段によって得られた当該画像印刷装置での予測印刷終了時刻と、前記印刷終了時刻問い合わせ手段によって得られた転送先候補として決定された他の画像印刷装置での予測印刷終了時刻とに基づいて、受け付けた印刷ジョブの印刷処理を行う画像印刷装置を決定する
    請求項2に記載の画像印刷装置。
  4. 印刷実行装置決定手段は、当該画像印刷装置での予測印刷終了時刻および転送先候補として決定された他の画像印刷装置での予測印刷終了時刻のうち、最も早い予測印刷時刻の画像印刷装置を、受け付けた印刷ジョブの印刷処理を行う画像印刷装置として決定する
    請求項3に記載の画像印刷装置。
  5. 印刷終了時刻予測手段は、当該画像印刷装置において現在処理中の印刷ジョブを含む印刷待ちの印刷ジョブの画像の情報に基づいて、印刷終了時刻を予測する
    請求項3または請求項4に記載の画像印刷装置。
  6. 印刷終了時刻予測手段は、当該画像印刷装置での消耗品切れの有無に基づいて、印刷終了時刻を予測する
    請求項3から請求項5のうちのいずれか1項に記載の画像印刷装置。
  7. 印刷終了時刻問い合わせ手段は、問い合わせた後、一定時間以内に応答のあった画像印刷装置の予測印刷終了時刻についてのみ受理する
    請求項3から請求項6のうちのいずれか1項に記載の画像印刷装置。
  8. ネットワークを介して接続される1つ以上の端末で共有される複数の画像印刷装置間で印刷ジョブを転送するための印刷ジョブ転送方法であって、
    端末から印刷ジョブを受け付けた画像印刷装置が、該印刷ジョブの転送先候補とする他の画像印刷装置を、該印刷ジョブの要求元のユーザ別または端末別に決定する
    ことを特徴とする印刷ジョブ転送方法。
  9. 各画像印刷装置が、当該画像印刷装置に到達する印刷ジョブに付加される情報であって該印刷ジョブの要求元のユーザまたは端末を識別するための情報と、該印刷ジョブを転送可能な他の画像印刷装置の情報とを対応づけて記憶しておき、
    各画像印刷装置が、受け付けた印刷ジョブに付加されている情報および前記記憶されている情報に基づき、該印刷ジョブの転送先候補とする他の画像印刷装置を決定する
    請求項8に記載の印刷ジョブ転送方法。
  10. 印刷ジョブを受け付けた画像印刷装置における制御手段が、
    当該画像印刷装置での印刷終了時刻を予測し、
    転送先候補として決定された他の画像印刷装置に対し、予測される印刷終了時刻を問い合わせ、
    当該画像印刷装置での予測印刷終了時刻と、問い合わせた結果得られた転送先候補として決定された他の画像印刷装置での予測印刷終了時刻とに基づいて、受け付けた印刷ジョブの印刷処理を行う画像印刷装置を決定する
    請求項9に記載の印刷ジョブ転送方法。
  11. ネットワークを介して接続される1つ以上の端末で共有される複数の画像印刷装置間で印刷ジョブを転送するための印刷ジョブ転送用プログラムであって、各画像印刷装置に適用される印刷ジョブ転送用プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    端末から受け付けた印刷ジョブの転送先候補とする他の画像印刷装置を、該印刷ジョブの要求元のユーザ別または端末別に決定する処理
    を実行させるための印刷ジョブ転送用プログラム。
  12. 当該画像印刷装置に到達する印刷ジョブに付加される情報であって該印刷ジョブの要求元のユーザまたは端末を識別するための情報と、該印刷ジョブを転送可能な他の画像印刷装置の情報とを対応づけて記憶する記憶装置を備えたコンピュータに、
    受け付けた印刷ジョブに付加されている情報および前記記憶装置に記憶されている情報に基づき、該印刷ジョブの転送先候補とする他の画像印刷装置を決定する処理
    を実行させる請求項11に記載の印刷ジョブ転送用プログラム。
  13. コンピュータに、
    当該画像印刷装置での印刷終了時刻を予測する処理、
    転送先候補として決定された他の画像印刷装置に対し、予測される印刷終了時刻を問い合わせる処理、および
    当該画像印刷装置での予測印刷終了時刻と、問い合わせた結果得られた転送先候補として決定された他の画像印刷装置での予測印刷終了時刻とに基づいて、受け付けた印刷ジョブの印刷処理を行う画像印刷装置を決定する処理
    を実行させる請求項12に記載の印刷ジョブ転送用プログラム。
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