JP2007236919A - 真空掃除機用の補助ブラシ - Google Patents

Abstract

【課題】 本発明は部屋の底面のような面掃除と角部分のような隙間掃除とが同時にできる構造の改善された補助ブラシを提供する。
【解決手段】 幅に比べて長さが長く形成され、吸引ポートの形成された補助ブラシ胴体と、前記胴体に回転自在に設けられた連結管と、前記胴体に設けられた側面掃除部材と、を含む。
【選択図】 図１

Description

本発明は真空掃除機に関し、詳細には狭い隙間と角部の掃除が容易な補助ブラシに関する。

一般に、真空掃除機には広い底面（ｂａｒｅ ｆｌｏｏｒ）を掃除するための吸引ブラシ以外に、掃除対象となる場所に特化された様々な補助ブラシを有することができる。このような補助ブラシには、隙間掃除のためのクレビス道具（ｃｒｅｖｉｃｅ ｔｏｏｌ）、ベッドや寝具類などを掃除するための布団ブラシなどが一体に、あるいは個別に提供された。

かかる補助ブラシうち、クレビス道具は狭い隙間の掃除を行なうには便利であるが、広い底面の掃除をするためには改めて吸引ブラシに入れ替えて掃除作業を行なわなければならない。従って、狭い部屋掃除などのような狭小した空間を掃除する時に吸引ブラシとクレビス道具を頻繁に入れ替えて掃除しなければならない不都合があった。
米国登録特許第５４４０７８２号公報 韓国登録特許第０４８５７１１号公報 ドイツ公開特許第ＤＥ４０３０２３５ Ａ１号公報

本発明は前述した点を勘案して案出されたもので、その目的は、部屋の底面のような面掃除と角部といった隙間掃除とが同時に行なうことのできる改善された補助ブラシを提供することにある。

前述した目的を達成するための本発明に係る真空掃除機用の補助ブラシは、幅に比べて長さが長く形成され、吸引ポートの形成された補助ブラシ胴体と、前記胴体に回転自在に設けられた連結管と、前記胴体に設けられた側面掃除部材と、を含むことを特徴とする。

本発明の好適な実施形態によると、前記胴体の下面に底面掃除部材が設けられる。

前記胴体が、前記連結管が回転自在に結合される第１胴体と、前記吸引ポートが形成され、前記側面掃除部材が回りに設けられる第２胴体と、を含む。

前記吸引ポートが、前記第２胴体の正面に貫通形成された前面吸引ポートと、前記第２胴体の底面及び側面と連通される側面吸引ポートと、前記第２胴体の底面に貫通形成された底面吸引ポートと、を含む。

また、前記底面吸引ポートが、第１底面吸引ポートと、前記第１底面吸引ポートに比べ、幅が狭くて長さの長い第２底面吸引ポートと、を含むことができる。

前記第２胴体が、前記第１胴体の外側に向ってヒールが延長形成され、前記ヒールの両側と下面を取り囲むよう前記側面掃除部材と底面掃除部材と同じ材質のヒール掃除部材が設けられることが好ましい。

前記側面掃除部材が、多数の毛を有するウール部材で備えられる。

本発明の他の実施形態にかかる真空掃除機用の補助ブラシは、幅に比べて長さが長く形成され、掃除面と向かい合う下面に吸引ポートが形成された補助ブラシ胴体と、前記胴体に回転自在に設けられた連結管と、を含むことを特徴とする。

前記胴体が、側面掃除部材がその回りに設けられ、前記連結管が回転自在に結合される第１胴体と、前記吸引ポートが形成され、前記側面掃除部材が設けられる第２胴体と、を含む。

前記吸引ポートが、前記第２胴体の正面に貫通形成された前面吸引ポートと、前記第２胴体の底面及び側面と連通される側面吸引ポートと、前記第２胴体の底面に貫通形成された底面吸引ポートと、を含。

前記第２胴体の下面に底面掃除部材が設けられ、前記第１胴体の外側に向ってヒールが延長形成されることが好ましい。

前記ヒールの両側と下面を取り囲むよう前記側面掃除部材と底面掃除部材と同じ材質のヒール掃除部材が設けられる。

ここで、前記側面掃除部材が、多数の毛を有するウール部材であることが好ましい。

発明によると、部屋の底掃除と角部掃除とを同時に行なうことができるようになり、基本的に提供される吸引ブラシを入れ替る必要がなくなって使い易くなる利点がある。

以下、本発明の好適の実施形態について添付の図面とともに説明する。

図１は本発明に係る真空掃除機用の補助ブラシを図示した斜視図である。

図示されたように、真空掃除機用の補助ブラシは胴体１１０、連結管１２０、及び側面掃除部材１３０を含む。

胴体１１０は、図４に図示されたように、上下に組み付けられる第１胴体１１１と第２胴体１１２から構成されている。

第１胴体１１１には連結管１２０が回転自在に設けられている。このために第１胴体１１１には連結管１２０のヒンジ軸１２１（図４参照）が収容される軸収容孔１１３が形成される。軸収容孔は、図１に示されたとおり、１軸回転できるよう左右１対で構成されている。勿論、３軸以上の方向に自由回転の可能なユニバーサルジョイントのような構成を有することもできる。

第２胴体１１２は、第１胴体１１１の下部に結合し、掃除面と向かい合う下面に吸引ポート１が形成され、汚物の含まれた空気が流入される。吸引ポート１は、第２胴体１１２の正面に貫通形成された前面吸引ポート１０と、第２胴体１１２の底面及び側面と連通される側面吸引ポート２０、及び第２胴体１１２の底面に貫通形成された底面吸引ポート３０と、を含む。

第１及び第２胴体１１１、１１２は、スクリューなどを用いて締結されることもでき、スナップ結合されることもできる。一方、図示されていないが、胴体１１０は一体で構成されることも可能である。

正面吸引ポート１０は、第２胴体１１２の正面に貫通形成され、角部分にあるゴミを吸いこむ。側面吸引ポート２０は、側面掃除部材１３０が払い落としたゴミのような汚物を容易に捕集できるよう、第２胴体１１２の側面まで連通されるべく設けられている。底面吸引ポート３０は、第１底面吸引ポート３１及び第１底面吸引ポート３１と比較して幅は狭くかつ長さは長い第２底面吸引ポート３２から構成されている。第１底面吸引ポート３１は髪の毛のような細長い汚物を捕集し、第２底面吸引ポート３２の幅が大きいことから大きい汚物を捕集することができる。

一方、第２胴体１１２には、第１胴体１１１の外側に向って延長形成されたヒール１１２ａが用意される。ヒール１１２ａはユーザが本発明に係る補助ブラシを使用する際、第２胴体１１２が底面に最大密着するよう重量中心を取ってくれる役割を行なう。

連結管１２０は、図示されない延長官と連結されて吸引ポート１にて吸引された汚物の含まれた空気を掃除機の本体に伝達する。連結管１２０の両側には、図４に示されたように、円筒状のヒンジ軸１２１が突出形成され、軸収容孔１１３に回転自在に結合される。

側面掃除部材１３０は、第２胴体１１２の周囲に設けられる。側面掃除部材１３０は、図示されたように第２胴体１１２の両側にそれぞれ設けられることもでき、図示されないが、一つの部材が第２胴体１１２の周囲を取り囲むよう設けられることもできる。

側面掃除部材１３０は、図１及び図３に図示されたよう、多数の毛を有するウール部材として備えることが好ましく、衝撃吸収のためのバンパー役目にもっと大きい比重がある場合には、ウレタン、シリコンのような材質で形成されることもできる。

一方、図３に示されたように、第２胴体１１２の底面には底面掃除部材１４０が更に設けられ得る。

底面掃除部材１４０は、側面吸引ポート２０と底面吸引ポート３０の中央に横切るよう設けられた第１底面掃除部材１４０ａと、ヒール１１２ａに設けられる第２底面掃除部材１４０ｂとを有する。第２底面掃除部材１４０ｂは、図１に示されたように、ヒール１１２ａの側面に至るまで取り囲むよう設けられている。

以下、本発明に係る真空掃除機用の補助ブラシの動作について図面とともに説明する。

本発明に係る真空掃除機用の補助ブラシの胴体１１０は、図１に図示された通りに、幅に比べて長さの長い構成を有することから、家具の間の隙間といった狭い区域を掃除するのに便利である。また、机下のように広くない面掃除を簡便にできるべく、胴体１１０の下面には底面吸引ポート３０が形成されている。

一方、真空掃除機用の補助ブラシは、角部分の掃除を主に行なうことができるので、壁面または家具と頻繁に衝突する。従って、掃除される壁面及び底面と接する胴体１１０の側面および底面にバンパーの役割を行なうべく、図１ないし図４に示したように、ウール部材で形成された側面掃除部材１３０と底面掃除部材１４０を設置することにより、側面及び底面掃除部材１３０１４０と接触／衝突する際に生じる衝撃を前記掃除部材１３０、１４０が吸収することができることから、掃除面とブラシ胴体１１０とが損傷されることを防止する。さらに、掃除面とブラシ胴体１１０の接触部位において掃除部材１３０、１４０が底面と壁面に吸着されたゴミを叩くことができるので掃除作業が效率よく行なえる。

図１及び図３を参照すると、胴体１１０の前面、側面及び底面に連通されるよう吸引ポート１がそれぞれ形成されているので、部屋の角部分のような隅部分における汚物を容易に吸いこむことができるので便利である。

以上、図面に基づいて本発明の好適な実施形態を図示および説明してきたが本発明の保護範囲は、前述の実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物にまで及ぶものである。

本発明の一実施の形態に係る真空掃除機用の補助ブラシの斜視図である。 図１の切開斜視図である。 図１の底面を示した平面図である。 図１の分解斜視図である。

符号の説明

１ 吸引ポート
１１０ 胴体
１１１ 第１胴体
１１２ 第２胴体
１２０ 連結管
１３０ 側面掃除部材
１４０ 底面掃除部材

Claims (18)

1. 幅に比べて長さが長く形成され、吸引ポートの形成された補助ブラシ胴体と、
   前記胴体に回転自在に設けられた連結管と、
   前記胴体に設けられた側面掃除部材と、を含むことを特徴とする真空掃除機用の補助ブラシ。
2. 前記胴体の下面に底面掃除部材が設けられたことを特徴とする請求項１に記載の真空掃除機用の補助ブラシ。
3. 前記胴体が、
   前記連結管が回転自在に結合される第１胴体と、
   前記吸引ポートが形成され、前記側面掃除部材が回りに設けられる第２胴体と、を含むことを特徴とする請求項１に記載の真空掃除機用の補助ブラシ。
4. 前記吸引ポートが、
   前記第２胴体の正面に貫通形成された前面吸引ポートと、
   前記第２胴体の底面及び側面と連通される側面吸引ポートと、
   前記第２胴体の底面に貫通形成された底面吸引ポートと、を含むことを特徴とする請求項３に記載の真空掃除機用の補助ブラシ。
5. 前記底面吸引ポートが、
   第１底面吸引ポートと、
   前記第１底面吸引ポートに比べ、幅が狭くて長さの長い第２底面吸引ポートと、
   を含むことを特徴とする請求項４に記載の真空掃除機用の補助ブラシ。
6. 前記第２胴体が、前記第１胴体の外側に向ってヒールが延長形成されたことを特徴とする請求項２に記載の真空掃除機用の補助ブラシ。
7. 前記ヒールの両側と下面を取り囲むよう前記側面掃除部材と底面掃除部材と同じ材質のヒール掃除部材が設けられたことを特徴とする請求項６に記載の真空掃除機用の補助ブラシ。
8. 前記側面掃除部材が、多数の毛を有するウール部材であることを特徴とする請求項１に記載の真空掃除機用の補助ブラシ。
9. 前記底面掃除部材が、多数の毛を有するウール部材であることを特徴とする請求項２に記載の真空掃除機用の補助ブラシ。
10. 幅に比べて長さが長く形成され、掃除面と向かい合う下面に吸引ポートが形成された補助ブラシ胴体と、
    前記胴体に回転自在に設けられた連結管と、を含むことを特徴とする真空掃除機用の補助ブラシ。
11. 前記胴体が、側面掃除部材がその回りに設けられたことを特徴とする請求項１０に記載の真空掃除機用の補助ブラシ。
12. 前記胴体が、
    前記連結管が回転自在に結合される第１胴体と、
    前記吸引ポートが形成され、前記側面掃除部材が設けられる第２胴体と、を含むことを特徴とする請求項１０に記載の真空掃除機用の補助ブラシ。
13. 前記吸引ポートが、
    前記第２胴体の正面に貫通形成された前面吸引ポートと、
    前記第２胴体の底面及び側面と連通される側面吸引ポートと、
    前記第２胴体の底面に貫通形成された底面吸引ポートと、
    を含むことを特徴とする請求項１２に記載の真空掃除機用の補助ブラシ。
14. 前記第２胴体の下面に底面掃除部材が設けられたことを特徴とする請求項１２に記載の真空掃除機用の補助ブラシ。
15. 前記第２胴体が、前記第１胴体の外側に向ってヒールが延長形成されたことを特徴とする請求項１２に記載の真空掃除機用の補助ブラシ。
16. 前記ヒールの両側と下面を取り囲むよう前記側面掃除部材と底面掃除部材と同じ材質のヒール掃除部材が設けられたことを特徴とする請求項１５に記載の真空掃除機用の補助ブラシ。
17. 前記側面掃除部材が、多数の毛を有するウール部材であることを特徴とする請求項１１に記載の真空掃除機用の補助ブラシ。
18. 前記底面掃除部材が、多数の毛を有するウール部材であることを特徴とする請求項１４に記載の真空掃除機用の補助ブラシ。

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