JP2015146959A - 電気掃除機 - Google Patents

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龍一 内田
公義 相馬
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公義 相馬
健児 柳沢
Kenji Yanagisawa
健児 柳沢
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Abstract

【課題】手元ハンドル体を持った状態で床面吸込み具を狭い領域に導くことが可能な床面吸込み具を有する電気掃除機を提供することを目的とする。【解決手段】課題を解決するには、電気掃除機において、内部に電動送風機及び集塵部を設けた本体と、一端が前記本体に接続される吸引ホースと、吸引ホースの他端に取り付けられる手元ハンドル体と、手元ハンドル体に接続する延長管と、延長管に接続する床面吸込み具を備え、床面吸込み具は、ケース体と、延長管と接続する継手部と、被清掃面から塵埃をかき出す回転ブラシを有し、継手部は、延長管と接続する第1の接続管と、ケース体と接続する第2の接続管を有し、第2の接続管に対して第1の接続管が回転自在に接続し、継手部は、ケース体に対して、取り付け位置を中心に前後方向に回転自在に取り付けるように構成すればよい。【選択図】図1

Description

本発明は、被清掃面である床面から塵埃を吸引する床面吸込み具を有する電気掃除機に関するものである。
従来から、内部に電動送風機と集塵部を有する本体と、この本体にホースを介して接続する手元ハンドル体(把持部)と、この手元ハンドル体に接続する延長管と、この延長管に接続する床面吸込み具(吸込み口体)を有する電気掃除機がある。
このような電気掃除機を成す床面吸込み具は、被清掃面である床面から塵埃を吸込む部位であり、内部に回転ブラシを収容し下方に向けて開口する吸込み室が形成されたケース体と、このケース体の後部中央に取り付けられ取り込んだ塵埃の流路となると共に、延長管と接続する接続位置が形成された継手部(パイプ部)を有する。
そして、継手部はケース体に対して、取り付け位置を中心に前後に回転自在に取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−055906号公報(図2)
このような、従来の床面吸込み具では、継手部はケース体に対して、取り付け位置を中心に前後に回転自在に取り付けられていることから、ケース体から手元ハンドル体に至る形状が、T字形状(ケース体の左右方向に対して直角方向に延長管が延びる形状)を維持して使用することは可能である。
しかしながら、ケース体の前面幅より狭い家具の隙間などの狭い部分に、床面吸込み具を導き入れることができないという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決する為になされたもので、手元ハンドル体を持った状態で床面吸込み具を狭い領域に導くことが可能な床面吸込み具を有する電気掃除機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するには、電気掃除機において、内部に電動送風機及び集塵部を設けた本体と、一端が前記本体に接続される吸引ホースと、吸引ホースの他端に取り付けられる手元ハンドル体と、手元ハンドル体に接続する延長管と、延長管に接続する床面吸込み具を備え、床面吸込み具は、ケース体と、延長管と接続する継手部と、被清掃面から塵埃をかき出す回転ブラシを有し、継手部は、延長管と接続する第1の接続管と、ケース体と接続する第2の接続管を有し、第2の接続管に対して第1の接続管が回転自在に接続し、継手部は、ケース体に対して、取り付け位置を中心に前後方向に回転自在に取り付けるように構成すればよい。
本発明によれば、手元ハンドル体を持った状態で床面吸込み具を狭い領域に導くことが可能な床面吸込み具を有する電気掃除機を得ることができる。
実施の形態1に係る電気掃除機の全体斜視図 実施の形態1に係る床面吸込み具の側面図1 実施の形態1に係る床面吸込み具の上方から見た平面図 実施の形態1に係る床面吸込み具の底面図 実施の形態1に係る床面吸込み具の回転ブラシが外れた状態を示す底面図 図2のY−Y断面図 図3のX−X断面図 実施の形態1に係る床面吸込み具の分解斜視図1 実施の形態1に係る床面吸込み具の分解斜視図2 実施の形態1に係る床面吸込み具の分解斜視図3 実施の形態1に係る床面吸込み具の継手部の分解斜視図 実施の形態1に係る床面吸込み具の側面図2 実施の形態1に係る床面吸込み具の側面図3 (a)実施の形態1に係る床面吸込み具の側面図4 (b)実施の形態1に係る床面吸込み具の斜視図 図13のZ1−Z1断面図 図14のZ2−Z2断面図
(実施の形態1)
以下、図1〜図15を参照して実施の形態1を説明する。
まず、図1を参照して、電気掃除機1について説明する。
図1は、実施の形態1における電気掃除機1を示す斜視図である。
図1に示すように、電気掃除機1は、本体(掃除機本体)2、ホース3、手元ハンドル体4、延長管5、床面吸込み具6を備える。
床面吸込み具6は、下向きに形成された開口から、床面上のごみ(塵埃)を空気と一緒に内部に取り込む部位である。この床面吸込み具6の吸気側の端部には、次に説明する延長管5に接続する継手部70が設けられている。
次に延長管5は、後述する手元ハンドル体4に接続する集塵接続体の1つであり、全体として真直ぐな円筒状を呈する。延長管5の一端部は床面吸込み具6の継手部6aに接続し、他端部は手元ハンドル体4に接続する。
使用者は、延長管5に設けられたボタン5aの操作を行うことにより、床面吸込み具6を延長管5から取り外すことができる。
延長管5は、吸気側の端部にブラシ5cを備える。このブラシ5cは、床面吸込み具6を外した状態で被清掃面に接触させて使用するもので、延長管5の吸気側の開口周辺に移動可能である。
使用者は、延長管5の排気側の端部に設けられた伸縮ボタン5bを操作することにより、延長管5を伸縮させることができる。
ここでは、手元ハンドル体4に接続される集塵接続体の例として、延長管5について説明したが、この他に、先端が窄んだ形状に構成され狭い部分の塵埃を吸い取りやすく構成されたノズルや、先端にブラシが植毛され隙間などの塵埃を書き出しやすく構成されたブラシ等も、集塵接続体である。
また、床面吸込み具6も、延長管5に取り付けることで、間接的に手元ハンドル体4に取り付けられることから集塵接続体である。
次に、手元ハンドル体4は、掃除を行う時に使用者が持つ部分であり、操作体となる部位である。使用者は、手元ハンドル体4を持ち、この手元ハンドル体4を操作して、集塵接続体を被清掃面に向けて落ちている塵埃を吸引する。
例えば、本実施の形態の場合、使用者は、手元ハンドル体4を操作して、延長管5に取り付けた床面吸込み具6の位置及び向きを変える。手元ハンドル体4の吸気側の端部(吸込み側開口41)は、延長管5の排気側端部に接続する。
使用者は、手元ハンドル4に設けられた解除ボタン4aを操作することにより、延長管5を手元ハンドル体4から取り外すことができる。手元ハンドル体4は、吸気側の端部に、延長管5を取り外した状態で使用するためのブラシ400を備える。
次に、ホース3は、要部が、可撓性を備えた蛇腹状である中空の部材からなる。ホース3の吸気側の端部は、手元ハンドル体4に接続される。ホース3は、排気側の端部は、硬質の接続部3aを備え、この接続部3aが本体2に接続される。
本体2は、ホース3の接続部3aが接続し、ごみを含む空気(含塵空気)を集塵部に通すことで、空気と塵埃を分離する。この本体2は、後部に開口する排気口(図示せず)より、塵埃が取り除かれた空気(清浄空気)を排出する。空気から分離したごみは、本体2の内部に溜められる。
以上のように各部が接続されることで、床面吸込み具6や延長管5などの集塵接続体から、手元ハンドル体4、ホース3、そして、本体2(集塵部)へと至る一続きの風路Fが形成される。
次に、本体2は内部に、電動送風機11、集塵部12を備える。
電動送風機11は、電気掃除機1に形成された風路Fに、吸込み側である集塵接続体から排気側である排気口に向けて本体2内部に流下する気流を発生させる。
この電動送風機11が吸引動作を行うと、床面上のごみが空気と一緒に床面吸込み具6に吸い込まれる。床面吸込み具6に吸い込まれた含塵空気は、床面吸込み具6、延長管5、手元ハンドル体4、ホース3の各内部を通り、本体2に送られる。
集塵部12は、本体2の内部に流入したごみを空気(気流)から分離する。集塵部12は、空気から分離したごみを捕捉する。図1は、集塵部12の一例として、紙パック式の分離装置を示している。集塵部12として、サイクロン式の分離装置や他の方式の分離装置を採用してもよい。
また、本体2は、両側に大型の車輪13aを、下面に小型の車輪13bを備える。小型の車輪13bは、その向きを自在に変えることができるように取り付けられている。このため、本体2は、大型の車輪13a及び小型の車輪13bが床面に接触した状態で向きを変えることができる。
次に、本実施の形態の要部である床面吸込み具6について、図2〜図11を参照して説明する。
床面吸込み具6は、ケース体60と、このケース体60の後部中央に設けられる継手部70と、ケース体60の内部に収容される回転ブラシ80と、この回転ブラシを駆動するモーター91や駆動基板92やプーリー93やベルト94やシャフト95からなる駆動部90を有する。
ケース体60は、下ケース61、この下ケース61の上面に取り付けられる上ケース62と、上面を形成するカバー63(右カバー63a、左カバー63b、中カバー63c)を有する。
次に、下ケース61について説明する。
主に図4〜図6、図10を参照すると、下ケース61は、矩形状を成しており、下面側に内部に回転ブラシ80を収容し下方に向けて開口する吸込み室61aと、上面側に後述する駆動部90が搭載される駆動部搭載位置61dが形成されている。
吸込み室61aは、下ケース61の下面から内方に向けて凹んだ領域であり、吸込み室61aを形成する仕切り壁61bには、第1の吸込み室開口61Rと第2の吸込み室開口61Lが開口している。
この第1の吸込み室開口61Rと第2の吸込み室開口61Lは、吸込み室61aの内部に吸込んだ塵埃を吸込み室61aから集塵部12に向けて流下させるためのものである。
また、この第1の吸込み室開口61Rと第2の吸込み室開口61Lは、互いに左右中心に対称となる位置に開口している。
つまり、2つの吸込み室開口61R,61Lは、下ケース61の左右中心を挟んで、所定の間隔を隔てて開口している。
尚、2つの吸込み室開口61R,61Lの間隔は、後述する継手部70左右幅Rと同じか広い間隔である。また、2つの吸込み室開口61R,61Lは、吸込み室61aの右壁611a及び左壁612aより、内側に位置している。
また、この2つの吸込み室開口61R,61Lの間の後ろ側であって左右中央となる位置に、駆動部搭載位置61dが形成されている。
次に、上ケース62について説明する。
主に、図6〜図10を参照すると、上ケース62は、下ケース61の上面を被い、下ケース61に取り付けられた際に、第1の吸込み室開口61R、第2の吸込み室開口61Lにそれぞれ対向する第1の連通開口62R、第2の連通開口62Lが開口している。この2つ連通開口62R,62Lは、左右中心に対称となる位置に形成されている。
また、上ケース62の上面には、それぞれの連通開口62R,62Lと上ケース62の上面の一部を囲むように、リブ形状の仕切り62bが形成されている。
この仕切り62bには、側方から見て上方に向けて開口する半円状の下切り欠き62cが形成されている。この下切り欠き62cは、2つの仕切り62b、それぞれに形成されており、左右中心を挟んで向かい合っている。
尚、この下切り欠き62cが形成された一対の仕切り62bは、それぞれ左右中心に対称の位置となるように形成されている。
カバー63は、右カバー63aと左カバー63bと中カバー63cからなる。
右カバー63aは、右側に位置する仕切り62bから右側の下ケース61及び上ケース62を被う。左カバー63bは、左側に位置する仕切り62bから右側の下ケース61及び上ケース62を被う。
また、右カバー63aと左カバー63bには、それぞれ側方から見て下方に向けて開口する半円状の上切り欠き631a,631bが形成されている。
右カバー63aが上ケース62を被うと、それぞれ半円状の上切り欠き631aと下切り欠き62bが上下に合わさり、円形状の接続開口6aを形成する。同様に、上切り欠き631bと下切り欠き62bが上下に合わさり、円形状の接続開口6bを形成する。
このように、上ケース62の上面を右カバー63a及び左カバー63bで被うことにより、接続開口6a,6bは、ケース体60の上部に形成される。
更に、右カバー63aと上カバー62の右側の仕切り62aとこの仕切り62aに囲まれた上カバー62の上面に囲まれた第1の空間KRが形成される。この第1の空間KRは、連通開口62aから接続開口6aを連通する空間となる。
また、下ケース61の第1の吸込み室開口61Rと上ケース62の連通開口62aが対向することから、下ケース61の吸込み室61aから第1の空間KRを経て接続開口6aに至る空間は、一続きの連通した空間となる。
同様に、左カバー63bと上カバー62の左側の仕切り62aとこの仕切り62aに囲まれた上カバー62の上面に囲まれた第2の空間KLが形成される。この第2の空間KLは、連通開口62aから接続開口6bを連通する空間となる。
また、下ケース61の第2の吸込み室開口61Lと上ケース62の連通開口62aが対向することから、下ケース61の吸込み室61aから第2の空間KLを経て接続開口6bに至る空間は、一続きの連通した空間となる。
次に、継手部70について説明する。
主に図8〜図11を参照すると、継手部70は、第1の接続管71と第2の接続管72と、第1の接続管71と第2の接続管72の接続位置に介在するロック部材73から構成されている。
第1の接続管71の一端には、延長管5が接続する接続端部71aが形成されている。接続端部71aは、延長管5の内方に入り込み係合することで延長管5と接続する。
この接続端部71aには、延長管5の接続方向に突出した給電端子711aが設けられている。給電端子711aは、延長管5側の給電端子と接続することにより、回転ブラシ80を駆動する駆動部90へ電力を供給するためのものである。
また、第1の接続管71の他端には、開口部分に第2の接続管72と接続する接続受部71bが形成されている。接続受部71bは円形状に開口する部位であり、接続端部71aの開口と連通している。
尚、接続受部71bが形成されている開口の開口縁711bは、側方から見た場合、第1の接続管71が延びる方向に対して角度45度、接続端部側に傾いている。
次に、第2の接続管72は、後端と前側の左端と右端の3方向に向けて開口した形状を成しており、後方を向く開口部分には後接続部72a、右方を向く開口部分には右接続部72b、左方を向く開口部分には左接続部72cがそれぞれ形成されている。
また、後接続部72a、右接続部72R、左接続部72Lは、それぞれ筒状に突出した形状をなしており、それぞれの接続部の内方に形成された開口は連通している。
更に、第2の接続管72の内部であって、右接続部72Rと左接続部72Lが向かい合う位置の周囲の壁面には、継手部70から延長管5で構成される風路Fの方向に向けて突出する、整流手段となる整流リブ72dが設けられている。
このように形成された後接続部72aは、第1の接続管71の接続受部71bの内部に入り込み、第2の接続管72に対して第1の接続管71が回転自在となるように、接続される。つまり、後接続部72aが軸となり、接続受部71bが軸受となり接続され、第1の接続管71と第2の接続管72が対向する合わせ位置70aで、第2の接続管72に対して第1の接続管71が回転する。
このように、接続受部71bの内部に後接続部72aが接続した状態において、両部材の間には、ロック部材73が設けられる。
このロック部材73は、第2の接続管72に対して第1の接続管71が所定の回転位置(例えば、左右方向に90度回転した位置)まで回転すると、回転動作を抑制するロックをかけるものである。
尚、床面吸込み具6と延長管5と手元ハンドル体4が接続された状態で、使用者が手元ハンドル4を操作して、床面吸込み具6を床面から持ち上げた上体で、第2の接続管72と第1の接続管71がロックした状態が外れない程度の保持力である。
つまり、床面吸込み具6を床面に置いた状態で、使用者が手元とハンドル体4を操作して、第1の接続管71を第2の接続管72に対して回転させることで、容易にロックを解除することができる。(ロック機構の詳細な説明は後述する。)
次に、継手部70は、次のようにケース体60に取り付けられる。
右接続部72Rは、ケース体60に形成される接続開口6aの内部に入り込み、ケース体60に対して回転自在となるように接続される。つまり、右接続部72bが軸となり、接続開口6aが軸受となり接続される。
同様に、左接続部72Lは、ケース体60に形成される接続開口6bの内部に入り込み、ケース体60に対して回転自在となるように接続される。つまり、左接続部72cが軸となり、接続開口6bが軸受となり接続される。
尚、上記の構造は、まず、右接続部72bと左接続部72cは、それぞれ上方より一対の下切り欠き62cに嵌め込まれ、上方よりカバー63を取り付けることで、組み立てられる。
このように、第1の接続管71の右接続部72bと左接続部72cが、それぞれ接続開口6a,6bに入り込み、ケース体60に対して、継手部70が前後するように回転自在に接続される。つまり、右接続部72Rと左接続部72Lが軸と成り、接続開口6a,6bが軸受となり接続され、接続開口6a,6bを中心に前後に継手部70及びこの継手部70に接続する延長管5が前後方向に回転自在に接続する。このとき、接続開口6a,6bは、ケース体60の上部に位置しているので、継手部70の回転動作範囲を広くすることができる。
また、これら接続部は、円筒形状を成しており、各接続部の内側は後述する風路Fの一部となる。
以上のように構成した床面吸込み具6は、次のように形態を変形する。
図2,図10を参照すると、第1の接続管71の接続受部71bが形成されている開口の開口縁711bは、第1の接続管71が延びる方向に対して、45度の角度となっている。
従って、図2のように、継手部70を後方に倒し最も寝かした状態(床面に対して平行にした状態)では、第1の接続管71と第2の接続管72の合わせ位置70aは、床面G(水平面)を基準に、第1の接続管71側に45度傾いた状態となる。
この床面吸込み具6の状態は、主に、床面Gの上方に障害物があるような場所(例えば、ベットなどの家具の下の床面)を掃除するときの形態である。
次に図12は、継手部70を後方に倒し最も寝かした状態から45度前方に動かして起こした状態である。継手部70の第1の接続管71と第2の接続管72の合わせ位置70aは、床面G(水平面)を基準に、垂直の状態となる。
この状態は、主に、使用者が立った状態で手元ハンドル体4を握り、床面Gの上方空間に障害物が無い状態の床面を掃除するときの形態である。
以上、ここまでの床面吸込み具6の形態は、ケース体60の前面幅W方向に対して、継手部70及びこの継手部70に接続する延長管5が直交し、T字形状を成している。
つまり、このような状態は、使用者が手元ハンドル体4を前後に動かすことで、床面吸込み具6の前面幅Wの被清掃面の領域を一度に掃除できるが、家具の隙間等、前面幅Wより狭い被清掃面のある位置には、床面吸込み具6が入らない状態である。
次に図13は、継手部70を後方に倒し最も寝かした状態から、前方に135度動かした状態である。継手部70の第1の接続管71と第2の接続管72の合わせ位置70aは、水平面(床面)と平行な状態となる。
この状態において、第1の接続管71の接続端部71aは、前方斜め上方に向くことから、接続する延長管5も前方斜め上方に向かって延びる。従って、使用者は手元ハンドル体4を操作して、通常の使用の形態(図12で示す形態)から、立ったままこの状態にすることができる。
次に図14(a)(b)は、図13の状態から、第1の接続管71を第2の接続管72に対して、右方向に90度回転させた状態である。
この状態において、第1の接続管71の接続端部71aは、左方斜め上方に向くことから、接続する延長管5も左方斜め上方に向かって延びる。つまり、延長管5が左側面側から第1の接続管71に接続した形態となる。
また、この状態において、ロック部材73により、第2の接続管72に対して第1の接続管71の回転動作が抑制される。
この時、図14における床面吸込み具6の形態は、ケース体60の前面幅W方向に対して、第1の接続管5及び第1の接続管5に接続する延長管5が平行となり、I字形状を成している。
この状態において、第1の接続管71に接続する延長管5及び手元ハンドル体4は、左側面方向において、ケース体60の側面幅Lの空間内部にほぼ納まる。
従って、図14の状態では、T字形状のときは床面吸込み具6の側面側であった面が前方を向くことになる。つまり、通常ケース体6は、前面幅Wより側面幅Lの方が小さいことから、前面幅Wより狭い被清掃面のある位置に、床面吸込み具6を入れることが可能となる。
これにより、家具の隙間等の狭い部分に、床面吸込み具6を入れることができる。
特に、図13の状態に床面吸込み具6をしたとき、第1の接続管71と第2の接続管72の合わせ位置70aが被清掃面である床面と平行なとなる。
従って、手元ハンドル体4を握った状態で、図14の状態へと、第2の接続管72に対して第1の接続管71を回す際に、被清掃面である床面と平行な面内でまわすことができるので、接続される手元ハンドル体4が上下しない。
これにより、手元ハンドル体4を握ったままでも、床面吸込み具6をI字形状に変形しやすい。
以上、手元ハンドル体4を操作して、第1の接続管71を第2の接続管72に対して、右方向に90度回転させて、床面吸込み具4をI字形状の形態にする方法を説明したが、左回転させた場合も同様な効果を得る。
次に、第1の接続管71と第2の接続管72のロック機構について説明する
図11,図15〜図16を参照すると、第1の接続管71の接続受部71bは円筒状の内壁712bを有する。この内壁712bには、円筒の外方向に凹む、第1の係止凹部713bと第2の係止凹部714が形成されている。
第1の係止凹部712bと第2の係止凹部713bは、開口中心を挟んで向かい合う位置関係となるように形成されている。つまり、第1の係止凹部712bに対して、第2の係止凹部713bが、開口中心から180度ずれた位置に設けられている。
尚、図中においては、内壁712bの上側に位置する面に第2の係止凹部714bが位置し、下側に位置する面に第1の係止凹部713bが位置している。また、第1の接続管71と第2の接続管72の間の内壁712bは、凹凸が無い滑らかな壁面となっている。
次に、ロック部材73は、ばね性を有する材料により構成されており、内壁712bの曲面形状に沿う半円形状を成している。そして、ロック部材73の両端には、それぞれ係合爪73aが形成されており、中央部分には外方向に向けて突出する突起部73bが形成されている。
このように形成されたロック部材73は、第2の接続管72の後接続部72aの外周部721aを端部で挟むように被さり、係合爪73aを係合させて取り付けられる。係合爪73aが係合する位置は、係合受部722aである。
尚、このように取り付けられた状態において、ロック部材73と後接続部72aの間には、隙間Δdが形成された状態となっている。
また、ロック部材73が後接続部72aに取り付けられた状態において、ロック部材73の突起部73bと後接続部72aが合わさった最大外形Mは、接続受部71bの開口幅(係止凹部713b,714bは含まず)より、若干大きいものとなっている。
以上のように、ロック部材73が取り付けられた接続受部71bを、接続受部71bの内部に入れ込むことにより、第2の接続管72に対して第1の接続管71が回転可能に接続される。
ここで、図15を参照して、床面吸込み具6とこれに接続される延長管5が通常の使用状態(T字形状のとき)から、第2の接続管72に対して第1の接続管71が、左右90度未満の回転位置の状態を説明する。
ロック部材73の突起部73bと後接続部72aが合わさった最大外形Mは、接続受部71bの開口幅より若干大きいので、後接続部72aに取り付けられたロック部材73の突起部73bは、隙間Δdを小さくするように、第1の係止凹部712bと第2の係止凹部713bの間の内壁712bに押されて変形した状態となる。
このような状態で、第2の接続管72に対して第1の接続管71を回転させると、第1の係止凹部712bと第2の係止凹部713bの間の内壁712bは、凹凸が無い滑らかな壁面であるので、ロック部材73のバネ特性による復元力で、突起部73bが内壁712bを押した状態で、第1の接続管71は回転する。
つまり、第2の接続管72に対して第1の接続管71が、左右90度未満の範囲は、第2の接続管72に対して第1の接続管71は回転可能となっている。
次に、図16を参照して、床面吸込み具6とこれに接続される延長管5が通常の使用状態(T字形状のとき)から、右方向に90度回転した状態を説明する。
第2の接続管72に対して第1の接続管71を90度回転させると、突起部73bが第2の係合凹部714bと対向する位置となる。この時、ロック部材73のバネ特性による復元力で、突起部73bが外方向に移動し、第2の係合凹部714bに係合する。
これにより、ロック部材73が取り付けられた第2の接続管72に対して、第2の係合凹部714bが形成された第1の接続管71が固定され、第1の接続管71の回転を抑止することができる。
尚、第1の接続管71の回転を抑止した状態は、上述の通り、床面吸込み具6をI字形状に変形した状態である。
従って、床面吸込み具7がI字形状の際に手元ハンドル体4を操作して持ち上げても、ケース体60の自重による第1の接続管71の回転を抑止して、I字形状を保つことができる。これにより、I字形状の状態での使い勝手を向上させることができる。
1 電気掃除機、2 本体、3 ホース、4 手元ハンドル体、5 延長管(集塵接続体)、6 床面吸込み具。

Claims (5)

  1. 内部に電動送風機及び集塵部を設けた本体と、
    一端が前記本体に接続される吸引ホースと、
    前記吸引ホースの他端に取り付けられる手元ハンドル体と、
    前記手元ハンドル体に接続する延長管と、
    前記延長管に接続する床面吸込み具を備え、
    前記床面吸込み具は、ケース体と、前記延長管と接続する継手部と、被清掃面から塵埃をかき出す回転ブラシを有し、
    前記継手部は、前記延長管と接続する第1の接続管と、前記ケース体と接続する第2の接続管を有し、前記第2の接続管に対して前記第1の接続管が回転自在に接続し、
    前記継手部は、前記ケース体に対して、取り付け位置を中心に前後方向に回転自在に取り付けられることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記継手部は前記ケース体の上部側に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記継手部は、前記ケース体の前方に向けて動かすことで、前記第1の接続管と前記第2の接続管が対向する合わせ位置を、前記ケース体の上方で床面と平行にすることが可能であり、この状態において、前記第1の接続管を前記第2の接続管に対して回転させることで、該第1の接続管の延びる方向を、前記ケース体の側面方向に向けることが可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の電気掃除機。
  4. 前記第2の接続管に対する前記第1の接続管の回転動作を規制するロック機構を備えたことを特徴とする請求項1から請求項3に記載の電気掃除機。
  5. 前記ロック機構は、前記第2の接続管に対して前記第1の接続管が90度回転することで動作することを特徴とする請求項4に記載の電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105455734A (zh) * 2016-01-04 2016-04-06 江苏美的清洁电器股份有限公司 地刷和吸尘器
JP2019107573A (ja) * 2017-07-31 2019-07-04 アイリスオーヤマ株式会社 吸込具および電気掃除機

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