JP2007236555A - 弾球遊技機 - Google Patents

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幸喜 西村
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Abstract

【課題】 大当たりの当否に拘らず大当たりする予想時刻を設定して予告し、できるだけその時刻に大当たりするように仕向け、大当たりの予想時刻が近づくことによる遊技者の期待感を効果的に盛り上げる。
【解決手段】 大当たりの内部抽選毎に所定の演出を経て抽選結果を表示させる表示装置70及びこの表示装置の制御を含む遊技制御を担う制御装置を備える。制御装置は、大当たりの当選を表示させる予想時刻A1を設定して遊技者に予告する大当たり予告手段と、この予告手段の作動時、大当たりに非当選の外れを表示させる時は短時間の演出を主体に選択し、大当たりの当選を表示させる時は予想時刻A1に終期を適合させた長さの演出を選択する演出選択手段とを含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、パチンコ遊技機やアレンジボール遊技機等に代表される弾球遊技機に関し、特に、大当たりにより大量出玉の獲得が期待できるタイプの遊技機に係る。
従来、特許文献1又は2に記載されたように、大当たりの内部抽選の結果を所定の演出を経て表示させる際、先行する演出のために順番待ちとされる保留玉扱いの最大4個の抽選結果の中に大当たりが含まれる等の所定条件下で、先行する演出において将来の大当たりを示唆する予告的演出を出現させ、大当たりをその演出がされるよりも前の段階から期待させる工夫が提案されている。
特開平8−336642号公報 特開平7−068027号公報
しかし、上記従来の予告的演出は、基本的に大当たりの当選を前提としてされるため、その演出頻度が低いと共に、仮に最も早い段階から予告的演出がされるとしても、保留玉の最大個数となる4個前からしか行うことができず、このため、遊技者の期待感を効果的に盛り上げるには物足りない演出とならざるを得なかった。
本発明では、大当たりの当否に拘らず大当たりする予想時刻を設定して予告し、できるだけその時刻に大当たりするように仕向け、大当たりの予想時刻が近づくことによる遊技者の期待感を効果的に盛り上げることができる弾球遊技機を提供することを課題とする。
請求項1記載の発明は、図面に例示するように、大当たりの内部抽選毎に所定の演出を経て抽選結果を表示させる表示装置70及びこの表示装置70の制御を含む遊技制御を担う制御装置CNを備えた弾球遊技機において、前記制御装置CNは、大当たりの当選を表示させる予想時刻を設定して遊技者に予告する大当たり予告手段Xと、この予告手段Xの作動時、大当たりに非当選の外れを表示させる時は前記予想時刻までに複数回出現可能な演出を主体に選択し、大当たりの当選を表示させる時は前記予想時刻に終期を適合させた長さの演出を選択する演出選択手段Yとを含む特定事項をもつ。尚、大当たりの当選を表示させる演出の終期と予想時刻との間にずれがあってもよく、選択範囲内でずれが最小であればよい。
請求項2記載の発明は、前記制御装置CNは、前記予想時刻に終期を適合させた長さの演出により大当たりの当選を表示させないとき、前記予想時刻が外れたことを遊技者に知らせる予想外れ演出手段Wを含む特定事項をもつ。
請求項3記載の発明は、前記制御装置CNは、前記予想時刻に終期を適合させた長さの演出により大当たりの当選を表示させないとき、前記大当たり予告手段X及び前記演出選択手段Yを再作動させる仕様にしている特定事項をもつ。
請求項4記載の発明は、前記制御装置CNは、大当たりの遊技後、再度の大当たりを容易にした特典遊技モードへの移行時に、前記大当り予告手段X及び前記演出選択手段Yを作動させる仕様にしている特定事項をもつ。
請求項5記載の発明は、前記大当たり予告手段Xの作動時、前記予想時刻に対する残時間の更新情報を遊技者に都度報知する仕様にしている特定事項をもつ。
請求項1記載の発明によれば、大当たりの当選を表示させる予想時刻を設定して遊技者に予告するため、遊技の進行につれてその予想時刻に近づくことで大当たりに対する遊技者の期待感を効果的に盛り上げることができる。この予告がされる時、大当たりに非当選の外れを表示させる時は、予想時刻までに複数回出現可能な比較的短時間の演出が主体に選択されるため、大当たりの予想時刻までに大当たりの内部抽選結果の表示処理を促進でき、予想時刻までに大当たりの当選に至る機会を増やすことができる。そして、大当たりの当選を表示させる時は、その予想時刻に終期を適合させた長さの演出を経て大当たりの当選が表示されるため、大当たりに至るまでのストーリー的な連続演出等を比較的長期にわたり表示した後に完結した状態で無理なく締めくくることもできる。これらにより大当たりに対する期待を十分に高めることができる。
請求項2記載の発明によれば、大当たりの予想時刻が外れる場合もあるが、この場合、予想が外れたことが遊技者に知らされるため、一連の遊技結果が明確になり、遊技者にとっての気持ちの切換えに役立ち得る。
請求項3記載の発明によれば、再度のチャンスに期待をつなぐことができると共に、設定する予想時刻毎に大当たりを期待できるため、メリハリのある遊技性を遊技者に提供できる。遊技店側も、出玉を移し変えるドル箱等の準備タイミングをおおむね把握でき、効率的運営も可能になる。
請求項4記載の発明によれば、特典遊技モードへの移行時において、大当たりの当選を表示させる予想時刻の予告、並びに、短時間の演出と調整的な長さの演出の選択をするため、予想時刻に大当たりの当選を表示させ易く、所期の目的を良好に達成できる。
請求項5記載の発明によれば、遊技の進行と共に、大当たりの当選を表示させる予想時刻に近づいていることが明確に印象付けられるため、遊技者の期待感を一層高め得る。
図1は本発明を適用するパチンコ遊技機1を示し、遊技枠10に本体11を開扉可能に支持している。本体11の前面上部には、丸窓12にガラス13を嵌めたフロント扉14を有し、その内方に遊技盤2を備える。フロント扉14の下部には、貸球及び賞球を受ける上皿31、内方で溢れた球を受ける下皿32、遊技盤2に球を打出す発射ハンドル4、効果音等を出音する左右スピーカ51,52を備える。フロント扉14には、装飾や各種状態表示に用いるランプ類61〜65を備える。
遊技盤2には、次の1)〜5)の遊技部品を備える。
1)センターユニット7
このユニット7は、飾り枠71の中央にカラー液晶表示器から成る表示装置70を、右横に7セグメントLEDから成る風営法関連法規でいう特別図柄表示装置SDを、上部に緑ランプGL及び赤ランプRLから成る同風営法関連法規でいう普通図柄表示装置NDを各備える。表示装置70は、特別図柄表示装置SDと整合する演出を担い、始動口8への入賞(以下始動入賞という)に基づく大当たりの内部抽選結果を、魚釣り場面等の動画に左・中・右列L,C,Rの図柄更新を重ねた所定の演出を経て表示させる。
各列の更新図柄は例えば1〜9の数字から成り、当選時は111〜999の三つ揃いした何れかの当たり図柄が停止表示され、外れ時は三つ揃いしない外れ図柄が停止表示される。特別図柄表示装置SDは、例えば、当選時は当たり図柄を決定づける1〜9何れかの数字が表示され、外れ時はバー「−」が表示される。H1〜H4は、始動入賞に基づく先の演出が終わらないうち又は大当たりの遊技中に新たに始動入賞が生じたとき、最大4個を上限に取得した乱数を有効に記憶保存したことを明示する特別図柄用の保留玉表示器である。この表示器が全て点灯した状態で4個を超えて生ずる始動入賞は賞球の払出しの対象となるも、大当たりの内部抽選の対象から除外される。h1〜h4は、後述のゲートGTへの球通過を契機とした普通図柄用の同様な保留玉表示器である。
2)始動口8
始動口8はセンターユニット7の下方に配置し、左右一対の花弁81,82をもつ電動チューリップ80から成る普通電動役物で構成している。風営法関連法規上、役物とは入賞を容易にするための特別の装置をいい、普通電動役物は大入賞口以外の入賞口の入口を拡大等するものであり、大入賞口の入口を拡大等する特別電動役物と区別される概念である。始動入賞一個につき、所定数例えば3個の賞球を払出すと共に、次のア)〜ウ)に列挙する乱数をソフト又はハード乱数庫から各一つ取得し、後述の主制御部MCのRAMに記憶する。
ア)例えば0〜349の範囲内で高速更新する大当たり抽選用乱数
イ)例えば0〜99の範囲内で高速更新する特典遊技モード抽選用乱数
ウ)例えば0〜99の範囲内で高速更新する上限ラウンド抽選用乱数
通常時、大当たりの当選となるのは取得した大当たり抽選用乱数が例えば当選数値の7に一致している場合であり、当選確率は1/350である。特典遊技モードは、大当たり当選確率を例えば1/35と、通常時の10倍に高めた確率変動により再度の大当たりを得易くした有利な遊技状態であり、大当たり遊技後、該大当たりの契機となった始動入賞時に取得した特典遊技モード抽選用乱数に応じて、例えば80%の割合で突入し、再度大当たりするまで継続する。以下、特典遊技モードを、高確率側への確率変動を意味する確変と略す。
3)特別電動役物にかかる大入賞口9
大入賞口9は、遊技盤2の下方に配置し、大当たりの当選表示に続く大当たり遊技時、前方の入口を覆う球受部材90を手前に開放することにより入賞を著しく容易にする。入賞一個につき所定数例えば15個の賞球を払出す。最大例えば30秒の1ラウンドの開放毎に最大例えば10個の入賞を許容する。1ラウンドの終了により大入賞口9は一旦閉じ、2〜3秒の所定インターバルを経て再度開かれる。一回の大当たり遊技では、該大当たりの契機となった始動入賞時に取得した上限ラウンド抽選用乱数に応じて、例えば75%の振分け率で10ラウンド、25%の振分け率で5ラウンドを各上限に継続する。
4)ゲートGT
ゲートGTへの球通過により、例えば0〜250の所定範囲内で高速更新する普通図柄抽選用乱数をソフト又はハード乱数庫から一つ取得し、主制御部MCのRAMに記憶すると共に、普通図柄表示装置NDの緑ランプGL及び赤ランプRLの交互点灯による普通図柄変動を起動させる。普通図柄の当選確率は、例えば、通常時は25/251、確変時は250/251である。普通図柄の変動時間は、例えば、通常時は30秒、確変時は1秒である。所定時間の変動後、普通図柄の当選時は緑ランプGLの点灯にて、外れ時は赤ランプRLの点灯にて各停止される。当選時は、電動チューリップ80の花弁81,82を例えば、通常時は最大0.5秒か最大1球入賞を限度に開き、確変時は最大3秒か最大2球入賞を限度に開く。
5)その他
略円形の遊技領域200を区画し且つ発射ハンドル4により打出す球を導くレール20、球戻り防止片21、球止め22、入賞1個につき所定数例えば10個の賞球を払出す一般入賞口23〜26、左右の盤面サイドランプ27a,27b、4つの風車28a〜28d、入賞を逃した球を排出するアウト口29を備える。図示は適宜省略したが遊技領域200には独特のゲージに従い、もっと多数の釘Pが打たれている。
図2は、以上の遊技を制御する制御装置CNを示す。CPU、ROM、RAMを各備える主制御部MC、第1,第2周辺制御部SC1,2を備える。主制御部MCには、I/OポートINを介して、始動口8の入賞センサ8s、大入賞口9の入賞センサ9s、ゲートGTの球通過センサGTs、一般入賞口23〜26の入賞センサ23s〜26s等を入力している。主制御部MCから各周辺制御部SC1,2へは中継基板CBを介して一方通行的にコマンドを送信している。周辺制御部SC1,2相互間は、双方向的にデータを送受信している。
主制御部MCからは、ドライバ回路Dr0を介して、特別図柄表示装置SD、普通図柄表示装置ND、特別図柄用の保留玉表示器H1〜H4、普通図柄用の保留玉表示器h1〜h4、電動チューリップ80の花弁81,82を開閉させるソレノイド等による開閉用駆動部D1、大入賞口9の球受部材90を開閉させるソレノイド等による開閉用駆動部D2を制御している。第1周辺制御部SC1からは、ドライバ回路Dr1を介して、表示装置70を制御している。第2周辺制御部SC2からは、ドライバ回路Dr2を介して、スピーカ51,52及びランプ類61〜65を制御している。主制御部MCでは、周辺制御部SC1,2側に送信するコマンドで特定される演出時間の経過をタイマ管理し、主制御部MCの制御と周辺制御部SC1,2の制御とが整合するようにしている。
主制御部MCのROMに格納する遊技プログラム上には、次のア),イ)の手段を構築している。
ア)大当たり予告手段X
この大当たり予告手段Xは、大当たり遊技後に確変に突入した場合、該確変の開始時、大当たりの当選を表示させる予想時刻を数分〜数十分後、例えば5分後等と設定して第1周辺制御部SC1を介して表示装置70上にその予想時刻を例えば5:00等と表示させ、且つ、時間経過と共に残時間の更新情報を4:59,4:58・・・0:00等と都度カウントダウンして報知させる。
イ)演出選択手段Y
この演出選択手段Yは、大当たり予告手段Xの作動時、大当たりに非当選の外れを表示させる時は、予想時刻までに複数回出現可能な数秒例えば1秒の短時間で終わる変動パターン番号1のショート演出を主体に選択し、大当たりの当選を表示させる時は、予想時刻までの残時間を参照し、予想時刻に終期を適合させた長さの、数十秒以上数百秒以下、例えば60秒以上300秒以下の変動パターン番号8〜20のうちの何れかのロング演出を選択し、各選択した変動パターン番号と大当たりの当否種別とを特定したコマンドを第1周辺制御部SC1に送信する。
尚、大当たりの当選を表示させるロング演出は、予想時刻に一致して終わるもの、予想時刻の前に終わるもの、予想時刻の後に終わるもの何れでもよく、予想時刻までの残時間を参照し、選択範囲内でロング演出の終期と予想時刻との差が最も小さくなる演出時間をもつ変動パターンが選択される。又、予想時刻に対する残時間が大当たりのロング演出として最も短い例えば60秒を切った後、最初に外れを表示させる演出を起動する場合、予想時刻に終期を適合させた長さの変動パターン番号1〜8の何れかを選択して予想時刻を外れ演出で迎えさせ、予想時刻から遅れて大当たりの当選が表示されるケースをほぼ回避できるようにしている。
第1周辺制御部SC1のROMに格納する演出プログラム上には、予想時刻を外れ演出で迎えさせるか又は残時間60秒の間に演出の起動が途絶えるか何れかに該当し、主制御部MCからの送信コマンドにより予想時刻に終期を適合させたロング演出により大当たりの当選を表示させないときに、予想時刻が外れたことを、例えば下記のように遊技者に知らせる予想外れ演出手段Wを構築している。
i)予想時刻を外れ演出で迎えさせる場合、表示装置70上に、外れ図柄の停止表示と共に、例えば掛かった魚に糸を切られる等、動画をアンラッキーな態様で完結させる。
ii)演出の起動が途絶えた場合、表示装置70上に、図柄更新は伴わないが、予想時刻に、例えば魚が居なくなる等、動画をアンラッキーな態様で表示させる。
尚、稀ではあるが、60秒を切った残時間に最初に起動される演出が大当たりの当選を表示させるものなら、予想時刻を過ぎて演出が終わることになるが、この場合、予想時刻を挟む前半と後半に例えば5秒以上の所定時間余裕を確保できる場合等には、途中で到来する予想時刻において、外れ図柄を仮停止させると共に、例えば魚が釣針から外れる等のアンラッキーな動画を過渡的に出現させて予想の外れを報知し、その後、再変動を経て、最終的に当たり図柄の停止表示と共に、例えば魚の釣上げに成功する等のラッキーな動画で完結させるようにしてもよい。
図3に示すように、主制御部MCにおける特別図柄関連の処理では、保留玉を含めて始動入賞記憶つまり始動入賞時に取得した大当たり抽選用乱数の記憶があると(S1)、現在の遊技状態が確変時か否かを判定し(S2)、確変時で、大当たりに非当選の外れの場合(S3)、確変突入時に設定した予想時刻までの残時間が大当たりのロング演出として最短の例えば60秒を切るまでは(S4)、短時間のショート演出として例えば変動パターン1を選択する(S5)。
ステップS4の判定で60秒を切った後は、予想時刻を外れ演出で迎えさせるために予想時刻に終期を適合させた長さの演出として、60秒以下の変動パターン1〜8の何れか一つを選択する(S6)。ステップS5又はS6の演出選択後、外れの変動パターンコマンドを第1周辺制御部SC1へ送信すると共にタイマ管理下で演出の経過待ち処理をし(S7)、一の始動入賞に基づく特別図柄関連処理を終える。
ステップS3の判定で大当たりの当選の場合、予想時刻に終期を適合させた長さのロング演出として、60秒以上の変動パターン8〜20の何れか一つを選択して(S8)、大当たりの変動パターンコマンドを第1周辺制御部SC1へ送信すると共にタイマ管理下で演出の経過待ち処理をする(S9)。続いて、大入賞口9を開放させる大当たり遊技処理を経て(S10)、確変の突入の有無を判定し(S11)、突入有りなら予想時刻を例えば5分後等と設定して予告の作動オンを第1周辺制御部SC1へ指令する(S12)。確変への突入無しなら予告の作動オフを第1周辺制御部SC1へ指令する(S13)。
ステップS2の判定で確変時でない通常時の場合、大当たりの当選時は(S14)、変動パターンのうち極めて長期なものを除く例えば変動パターン8〜15の中から何れか一つを抽選により選択して(S15)、ステップS9以下の処理をする。大当たりに非当選の外れ時は(S14)、ガセで大当たりに期待を持たせるロング演出を適宜出現させるため、例えば変動パターン1〜15等の中から何れか一つを抽選により選択して(S16)、ステップS7以下の処理をする。
図4に示すように、大当たり遊技の終了後、確変に突入して、予告作動オンの状態になると、表示装置70の左上に、大当たりの当選が表示される予想時刻A1が5分後である旨の5:00が表示される。大当たり遊技時に貯まった保留玉及び確変時に頻繁に開く電動チューリップ80による始動入賞の促進により、連続的又は短期の休止を挟んで、図柄更新を伴う演出が頻繁に起動される。背景には、魚が針に近寄ったり離れたりを繰り返す動画が表示される。
外れ時は、変動パターン1により短時間で外れが表示され、始動入賞に基づく特別図柄関連の処理が促進される。確変時の大当たりの当選確率は1/35であるから、n回目までに大当たりに当選する確率は、1から(34/35)のnべき乗を引いた値となり、特別図柄関連処理の促進によりnを大きくとれるため、予想時刻までに大当たりの当選に至り易くなる。
例えば、残り時間2分32秒のときに、大当たりを表示させる演出が起動されると、予想時刻A1までの残時間が2分28秒つまり148秒のため、演出時間が140秒の変動パターン12が選択される。この場合、主制御部MCは、タイマ管理に拘束され、140秒後に表示装置70に大当たりの当選が表示されるものとして演出待ち処理をするため、第1周辺制御部SC1側において、予想時刻の残時間のカウントダウンを140秒後に0となるよう、例えば左右の図柄が揃うリーチ演出等を契機に、適宜早回しする調整演出がされる。選択された変動パターンが予想時刻A1の後に終わる場合は、逆に遅回しする調整演出がされる。カウントダウンが0:00となると、掛かった魚を見事釣り上げた動画と共に例えば7が三つ揃いした大当たりの当選が表示される。
図5に示すように、予想時刻A1前60秒を切るまでに大当たりの当選を表示させる演出の起動はなく、60秒を切って例えば残り59秒において最初に起動される演出が外れを表示させるものである場合、外れ演出で予想時刻A1を迎えさせるため、演出時間が60秒の変動パターン8が選択され、第1周辺制御部SC1でのカウントダウンの遅回し調整演出をしつつ、カウントダウン0:00において、掛かった魚に糸を切られるアンラッキーな動画と共に三つ揃いしない外れ図柄を表示し、予想時刻A1の外れ及び大当たり抽選での外れを表示させる。
尚、60秒を切って演出の起動が途絶えた場合、カウントダウン0:00において魚が居なくなる等のアンラッキーな動画を表示させ、予想時刻A1の外れを表示させる。又、60秒を切って最初に起動される演出が大当たりを表示させるものの場合は、大当たり演出として最短の変動パターン8を選択し、第1周辺制御部SC1でのカウントダウンの遅回し調整演出、及び又は、途中での外れ図柄の仮停止と過渡的なアンラッキー動画演出を適宜伴いつつ、最終的に掛かった魚を見事釣り上げた動画と共に大当たりの当選が表示される。もっとも、60秒を切って最初に起動される演出が大当たりを表示させるものである場合、変動パターン8ではなく、あえて長めの変動パターンを選択して予想時刻A1を大きく越える演出とし、二回目に設定する予想時刻A2に終期を適合させるようにしてもよい。
一回目の予想時刻A1に終期を適合させて大当たりを表示させることができなかった場合、一回目の予想時刻A1を外れの演出で迎えた場合の該演出終了後、又は一回目の予想時刻A1の直後、若しくは一回目の予想時刻A1後の最初の演出起動時、主制御部MCから、第1周辺制御部SC1に、二回目の予想時刻A2の予告作動オンを指令する。この二回目の予想時刻A2は、一回目と同様5分後に設定してもよいが、短めの例えば4分後に設定している。
表示装置70上では釣り人は再び仕掛けを下ろし、カウントダウン表示は0:00から4:00となる。二回目の予想時刻A2は、一回目の予想時刻A1よりも長くしてもよいし、抽選等により設定してもよい。尚、二回目の予想時刻A2の予告作動オンの指令は、表示装置70での円滑な画面移行等のためにその他の場面展開等を挿入した場合、その時間に応じて遅らせてもよい。二回目の予想時刻A2前60秒を切るまでに大当たりの当選を表示させる演出が起動されると、図4を参照して説明した処理と同様になり、60秒を切るまでに大当たりの当選を表示させる演出の起動がない場合は、一回目の予想時刻A1に終期を適合させて大当たりを表示させることができなかった上記説明と同様になり、三回目以降の予想時刻が設定される。
尚、以上の大当たり予告は確変時にその作動を限定したが、通常時に適宜設定するチャンスタイム時等において作動させるようにしてもよい。
本発明遊技機の一例であるパチンコ遊技機の正面図。 制御装置のブロック図。 主制御部での特別図柄関連処理フローチャート。 一回目の予想時刻に大当たりを表示させる演出例の説明図。 二回目の予想時刻に大当たりを表示させる演出例の説明図。
符号の説明
70;表示装置、CN;制御装置、MC;主制御部、SC1,2;周辺制御部
X;大当たり予告手段、Y;演出選択手段、Z;予想外れ演出手段

Claims (5)

  1. 大当たりの内部抽選毎に所定の演出を経て抽選結果を表示させる表示装置及びこの表示装置の制御を含む遊技制御を担う制御装置を備えた弾球遊技機において、
    前記制御装置は、大当たりの当選を表示させる予想時刻を設定して遊技者に予告する大当たり予告手段と、
    この予告手段の作動時、大当たりに非当選の外れを表示させる時は前記予想時刻までに複数回出現可能な演出を主体に選択し、大当たりの当選を表示させる時は前記予想時刻に終期を適合させた長さの演出を選択する演出選択手段とを含むことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記制御装置は、前記予想時刻に終期を適合させた長さの演出により大当たりの当選を表示させないとき、前記予想時刻が外れたことを遊技者に知らせる予想外れ演出手段を含む請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 前記制御装置は、前記予想時刻に終期を適合させた長さの演出により大当たりの当選を表示させないとき、前記大当たり予告手段及び前記演出選択手段を再作動させる仕様にしている請求項1又は2記載の弾球遊技機。
  4. 前記制御装置は、大当たりの遊技後、再度の大当たりを容易にした特典遊技モードへの移行時に、前記大当り予告手段及び前記演出選択手段を作動させる仕様にしている請求項1〜3何れか一記載の弾球遊技機。
  5. 前記大当たり予告手段の作動時、前記予想時刻に対する残時間の更新情報を遊技者に都度報知する仕様にしている請求項1〜4何れか一記載の弾球遊技機。
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