JP2007236200A - 交流発電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、遠心ファンから吐出された冷却風が接続部に衝突し、多相固定子巻線の冷却性が向上する。
【解決手段】この発明の車両用交流発電機では、回転方向に沿ってN極、S極を交互に形成する回転子と、この回転子を囲った固定子鉄心15及びこの固定子鉄心15の軸線方向に延び、かつ周方向に所定ピッチで複数形成されたスロット15aに装着された多相固定子巻線32とを有し、径方向での各接続部32a,32bにおいては、各接続部32a,32bはそれぞれ周方向にずれて設けられており、また、接続部32a,32bは、回転子7の端面に固着された遠心ファンと径方向に重なっている。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば乗用車、トラック等の乗り物に搭載される車両用交流発電機に関し、特にその固定子の固定子巻線に関するものである。
図15は従来の車両用交流発電機の断面図である。
車両用交流発電機は、ランドル型の回転子7がアルミニウム製のフロントブラケット1及びリヤブラケット2から構成されたケース3内にシャフト6を介して回転自在に装着され、固定子8が回転子7の外周側を覆うようにケース3の内壁面に固着されて構成されている。
シャフト6は、フロントブラケット1及びリヤブラケット2に回転可能に支持されている。このシャフト6の一端にはプーリ4が固着され、エンジンの回転トルクをベルト(図示せず)を介してシャフト6に伝達できるようになっている。
回転子7に電流を供給するスリップリング9がシャフト6の他端部に固着され、一対のブラシ10がこのスリップリング9に摺接するようにケース3内に配設されたブラシホルダ11に収納されている。固定子8で生じた交流電圧の大きさを調整するレギュレータ18がブラシホルダ11に嵌着されたヒートシク17に接着されている。固定子8に電気的に接続され、固定子8で生じた交流を直流に整流する整流器12がケース3内に装着されている。
回転子7は、電流を流して磁束を発生する回転子コイル13と、この回転子コイル13を覆うように設けられ、回転子コイル13で発生された磁束によって磁極が形成される一対のポールコア20、21とから構成される。一対のポールコア20、21は、鉄製で、それぞれ爪形状の爪状磁極22、23が外周縁に周方向に等角ピッチで複数突設され、爪状磁極22、23をかみ合わせるように対向してシャフト6に固着されている。さらに、遠心ファン5が回転子7の軸線方向の両端面に固着されている。
固定子8は、固定子鉄心15と、この固定子鉄心15に導線を巻回してなり、回転子7の回転に伴い、回転子7からの磁束の変化で交流が生じる固定子巻線16とから構成されている。
次に、固定子巻線16の構造について図16の巻線図を用いて説明する。
固定子巻線16は、a相固定子巻線部16a、b相固定子巻線部及びc相固定子巻線部から構成されている。a相固定子巻線部16a、b相固定子巻線部及びc相固定子巻線部は互いに1スロット15aずつずれて配置され、かつ星型結線されている。
図16はa相固定子巻線部16aの巻線図であり、b相固定子巻線部、c相固定子巻線図は示されていない。なお、この図では図中、実線はリヤブラケット2側の導線(後述する導体セグメントの連結部である。)を示し、点線はフロントブラケット1側の導線(後述する導体セグメントのつなぎ部である。)を示している。
a相固定子巻線部16aは、第1及び第2巻線部54、55を備えている。a相口出線100に接続された第1巻線部54は、スロット番号が1番でスロット15a内の外周側から2番目(以後、外周側から1番目は1番地、2番目は2番地、3番目は3番地、4番目は4番地と呼ぶ。)を始点として、反時計方向に延びてフロントブラケット1側からスロット番号4の1番地のスロット15a内に入る。そして、リヤブラケット2側から時計方向に延びてスロット番号4の4番地のスロット15a内に入り、フロントブラケット1側に出る。次に、反時計方向に延びてフロントブラケット1側からスロット番号4の3番地のスロット15a内に入り、リヤブラケット1側に出る。その後、反時計方向に延びてスロット番号7の2番地のスロット15a内に入り、フロントブラケット1側に出る。
このように、各スロット15a内の第1層目である1番地からリヤブラケット2側に導出された導線は3スロット時計方向に離れたスロット15a内の第4層目である4番地にフロントブラケット1側に向けて入る。また、各スロット15a内の第3層目である3番地からリヤブラケット2側に導出された導線は3スロット反時計方向に離れたスロット15a内の第2層目である2番地にフロントブラケット1側に向けて入る。
そして、最後にはスロット番号34の第3層目である3番地からリヤブラケット2側に出た導線が反時計方向に延びてスロット番号1の第1層目の1番地に到達し、ここが第1巻線部54の終点となる。
第1巻線部54の終点は第2巻線部55の始点でもあり、この第2巻線部55は、時計方向に延びてフロントブラケット1側からスロット番号34の第2層目である2番地のスロット15a内に入る。引き続きリヤブラケット2側から導出された導線は、リヤブラケット2側から時計方向に延びてスロット番号31の第3層目である3番地のスロット15a内に入り、フロントブラケット1側に出る。次に、時計方向に延びてフロントブラケット1側からスロット番号28の4番地のスロット15a内に入り、リヤブラケット1側に出る。その後、反時計方向に延びてスロット番号31の1番地のスロット15a内に入り、フロントブラケット1側に出る。この導線は時計方向に延びてスロット番号28の2番地のスロット15a内に入る。
このようにして、各スロット15a内の4番地からリヤブラケット2側に導出された導線は3スロット反時計方向に離れたスロット15a内の1番地にフロントブラケット1側に向けて入る。また、各スロット15a内の2番地からリヤブラケット2側に導出された導線は3スロット時計方向に離れたスロット15a内の3番地にフロントブラケット1側に向けて入る。
そして、最後にはスロット番号1の3番地からフロントブラケット1側に出た導線は時計方向に延びてスロット番号34の4番地に到達し、ここが第2巻線部55の終点となる。この終点には中性点引き出し線101が接続されている。
このように、a相固定子巻線部16aでは、a相口出し線100に接続された第1巻線部54は、3スロットおきに、複数箇所で時計方向に向きを変えながら、全体として反時計方向に1周回し、引き続き第2巻線部55は、3スロットおきに、複数箇所で反時計方向に向きを変えながら、全体として時計方向に1周回し、4ターンのa相固定子巻線部16aが構成されている。
なお、b相固定子巻線部及びc相固定子巻線部については、a相固定子巻線部と同様であり、その説明は省略する。
上記構成の3相固定子巻線16は、図17に示した多数の短尺の導体セグメント50を接合して形成される。
導線の構成要素である導体セグメント50は、絶縁被覆された断面丸形状の銅線材を略U字状に成形したもので、スロット15a内に収まる一対の直線部51a、51bと、直線部51a、51b同士を連結した連結部52と、直線部51a、51bの先端部に設けられ両開きして隣接した導体セグメント50同士をつなぐつなぎ部53a、53bとから構成されている。
次に、導体セグメント50を用いてa相固定子巻線部16aを形成する手順について説明する。
まず、図16に示すように、所定のスロット番号及び番地に、導体セグメント50の一方の直線部51a及び3スロット離れた他方の直線部51bをリヤブラケット2側から挿入し、各スロット15a内では、導体セグメント50の直線部51a、51bが径方向に1列に4本並んで配列される。
その後、フロントブラケット1側では、図16の巻線図の点線で示すように、フロントブラケット1側に直線部51aから延出されたつなぎ部53aと、3スロット離れた直線部51bから延出されたつなぎ部53bとを接合し、4ターンのa相固定子巻線部16aを形成する。なお、図16の点線から分かるように、スロット15a内の、第1層目及び第3層目からフロントブラケット1側にそれぞれ延出された導体セグメント50のつなぎ部53aは時計方向に3スロット離れたスロット15a内の、第2層目及び第4層目からフロントブラケット1側にそれぞれ延出された導体セグメント50のつなぎ部53bとそれぞれフロントブラケット1側で接合されている。
導体セグメント50のつなぎ部53a、53bの先端部同士は、曲げ工程のし易さから、導体セグメント50が挿入されている2つのスロット15a間のほぼ真ん中の位置で径方向に重ね合わされ、クランプ29が巻き付けられた後、半田溶接されている。内周側のつなぎ部53a、53bの先端部同士の接続部である内周側接続部56と、外周側のつなぎ部53a、53b同士の接続部である外周側接続部57とは、図18及び図19に示されるように、径方向に1列に並んで配置されている。
同様にして、4ターンのb相固定子巻線部、c相固定子巻線部が形成され、その後それぞれの各相固定子巻線部は星型結線されて3相固定子巻線16が形成される。
このように構成された車両用交流発電機では、電流がバッテリ(図示せず)からブラシ10及びスリップリング9を介して回転子コイル13に供給され、磁束が発生される。この磁束により、一方のポールコア20の爪状磁極22がN極に着磁され、他方のポールコア21の爪状磁極23がS極に着磁される。一方、エンジンの回転トルクがベルト及びプーリ4を介してシャフト6に伝達され、回転子7が回転される。そこで、固定子巻線16に回転磁界が与えられ、固定子巻線16に起電力が発生する。この交流の起電力が整流器12を通って直流に整流されるとともに、その大きさがレギュレータ18により調整され、バッテリに充電される。
車両用交流発電機においては、回転子コイル13、固定子巻線16、整流器12及びレギュレータ18は、発電中、常に発熱している。そこで、発電により発生する熱を冷却するために、吸気孔1a、2a及び排気孔1b、2bがフロントブラケット1及びリヤブラケット2に設けられている。
そして、図15中一点鎖線で示されるように、リヤ側においては、遠心ファン5の回転により、外気が整流器12のヒートシンク19及びレギュレータ18のヒートシンク17にそれぞれ対向して設けられた吸気孔2aを通じて吸い込まれて整流器12及びレギュレータ18を冷却し、その後遠心ファン5により遠心方向に曲げられて固定子巻線16のリヤ側のコイルエンド16bを冷却し、排気孔2bより外部に排出される。
一方、フロントブラケット1側においては、遠心ファン5の回転により、外気が吸気孔1aから軸方向に吸い込まれ、その後遠心ファン5により遠心方向に曲げられて固定子巻線16のフロント側のコイルエンド16aを冷却し、排気孔1bより外部に排出される。
ここで、固定子巻線16は、発熱度合いが高く、高温度となるとその出力特性が低下してしまうことから、そのコイルエンド16bを遠心ファン5と排気孔1b、2bとの間に位置させ、確実に冷却できるように構成されている。
上記構成の車両用交流発電機では、内周側接続部56と外周側接続部57とが径方向に近接しており、つなぎ部53a、53b同士をクランプ29で巻き付けるのが困難となり、かつ半田が隣接する内周側接続部56、外周側接続部57に乗り上げ易くなり、接続作業性及び歩留まりを低下させるという問題点があった。
また、内周側接続部56と外周側接続部57とが径方向に一列に配列されているので、遠心ファン5から吐出された冷却風が外周側接続部57に衝突しにくく、外周側の導体セグメント50の温度が上昇して外周側接続部57の半田が溶融滴下し、隣接した他の導体セグメント50と短絡するという問題点もあった。
また、車両用交流発電機は車両の中で最も振動の大きいエンジンに取り付けられるので、内周側接続部56と外周側接続部57とが振動により接触して短絡するという問題点もあった。
また、導体セグメント50のつなぎ部53a、53b同士の接合が半田付けに代えて例えばTIG溶接で行われる場合においても、内周側接続部56と外周側接続部57とが径方向に近接しているので、一方の接続部の溶接時に隣接した他方の接続部を同時に溶接して互いに接続されてしまい、接合作業性及び歩留まりが低下してしまうという問題点もあった。
このTIG溶接による接続においては、図21及び図22に示されるように、銅製の挟み込み治具40を一直線に並べ、挟み込み治具40の先端部同士を突き合わせて導体セグメント50を保持し、溶接時の発熱を挟み込み治具40を介して放熱用治具41に伝達させて放熱するようにしていたが、挟み込み治具40と導体セグメント50との接触面積が小さいので、溶接時の接続部56、57での熱が十分に放熱できず、接続部56、57近傍のつなぎ部53a、53bまでも皮膜焼けが発生して導体セグメント50同士の良好な絶縁状態が得られないという問題点もあった。
また、治具40は一列に並んだ接続部56、57を纏めて保持しているので、保持性が不確実で、TIG溶接が不安定になるという問題点もあった。
また、治具40は軟質の銅で構成されており、この先細の治具40同士が当接しているので、破損し易く、治具40の寿命が極端に悪いという問題点もあった。
また、絶縁用ワニスを接続部56、57に塗布した場合、ワニスが近接している接続部56、57に跨って塗布されてしまい、冷却風の通路を塞ぐこととなって騒音や固定子巻線16の冷却性が悪化してしまうという問題点もあった。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、遠心ファンから吐出された冷却風が接続部に衝突し、多相固定子巻線の冷却性が向上する等の交流発電機を得ることを目的とする。
この発明に係る交流発電機では、回転方向に沿ってN極、S極を交互に形成する回転子と、この回転子を囲った固定子鉄心及びこの固定子鉄心の軸線方向に延び、かつ周方向に所定ピッチで複数形成されたスロットに装着された多相固定子巻線とを有し、前記多相固定子巻線は、前記固定子鉄心の端面側の前記スロット外において、前記スロット内の第n層目から延出した第1の導線部の軸線方向に延びた先端部と、周方向に所定スロット数離れたスロット内の第(n+1)層目から延出された第2の導線部の軸線方向に延びた先端部とが接続された複数の接続部を有し、かつ接続部が周方向に複数列に配列されたコイルエンドが形成されている交流発電機であって、径方向での各前記接続部においては、各接続部はそれぞれ周方向にずれて設けられており、また前記接続部は、前記回転子の端面に固着された遠心ファンと径方向に重なっている。
この発明に係る交流発電機によれば、遠心ファンから吐出された冷却風が接続部に衝突し、多相固定子巻線の冷却性が向上する等の効果がある。
次に、この発明の実施の形態について図について説明するが、以下の説明では、従来のものと同一または相当部分は同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機の固定子30の要部を示す斜視図、図2は図1の固定子30をフロントブラケット1側(接続部側)から視たときの固定子鉄心及び接続部を示す平面図、図3は図2の要部拡大図である。
図1において、固定子鉄心15は、円筒状に成形され、溝方向を軸線方向とするスロット15aが内周側に開口するようにして周方向に等角ピッチで36個形成されている。
固定子巻線32は、絶縁被覆された銅線を略U字状に成形してなる複数の導体セグメント50から構成されており、固定子鉄心15の各スロット15aに図15の巻線図に示したように装着されている。
ここで、導体セグメント50は、例えば図16においてスロット番号19のスロット15a内の2番地からフロントブラケット1側に延出したつなぎ部53aの長さが、3スロット数離れたスロット番号22のスロット15a内の1番地からフロントブラケット1側に延出したつなぎ部53bの長さよりも若干長く、またスロット番号19のスロット15a内の4番地からフロントブラケット1側に延出したつなぎ部53aの長さが、スロット番号22の3番地からフロントブラケット1側に延出したつなぎ部53bの長さよりも若干短く成形されている。
このように、U字形状の導体セグメント50は左右のつなぎ部53a、53bの長さを違えることで、つなぎ部53a、53bの先端部の半田接合された内周側接続部32aと外周側接続部32bとが、図2及び図3に示されるように、周方向に1/2スロットずれて配置された構成を実現している。ここでは、1スロット15a数は36で、スロット15a間の間隔は10°であり、内周側接続部32aと外周側接続部32bとはスロット15a間の間隔角度の1/2の5°ずれている。
上記構成の車両用交流発電機では、先ず、各導体セグメント50のつなぎ部53a、53bをリヤブラケット2側から図16に示したように所定のスロット15aにそれぞれ挿入してフロントブラケット1側に突出させ、その後、周方向に互いに離れるように折曲させた後、その先端部同士を径方向に重ね合わせる。このとき、導体セグメント50の内周側のつなぎ部53a、53bの先端部同士と、導体セグメント50の外周側のつなぎ部53a、53bの先端部同士とは、周方向に1/2スロットずれている。そして、この先端部同士をクランプ29で巻き付けて固定した後、半田で溶接することで内周側接続部32a、外周側接続部32bが形成される。
この実施の形態1によれば、内周側接続部32aと外周側接続部32bとが周方向に1/2スロットずれており、径方向において重なることなく配列されているので、つなぎ部53a、53b同士へのクランプ29の巻き付けが容易となり、また半田が隣接する接続部32a、32bに乗り上げにくくなり、接続作業性及び歩留まりを向上させることができる。
また、遠心ファン5から吐出された冷却風が外周側の導体セグメント50のつなぎ部53a、53bに衝突し易くなり、固定子巻線32の冷却性が向上する。
本願の発明者がこの実施の形態1の固定子30を従来の固定子8に代えて車両用交流発電機を作動させて固定子30の温度を測定したところ、固定子30の温度が従来の固定子8と比較して10℃程度低下し、接続部32a、32bの半田が溶融滴下することもなかった。
また、内周側接続部32aと外周側接続部32bとが十分に離れているので、接続部32a、32bが振動により接触して短絡するという不具合も回避することができた。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、導体セグメント50の先端部同士を半田付けにより接合したが、この実施の形態2では、図4に示すように、導体セグメント50の先端部同士を半田溶接により接合し、さらに表面に絶縁性樹脂である絶縁ワニスを塗布して内周側接続部33a、外周側接続部33bを形成している。なお、他の構成は上記実施の形態1と同様である。
この実施の形態2による固定子30Aでは、実施の形態1と同様の効果を得ることができるとともに、絶縁ワニスが隣接した内周側接続部33a、外周側接続部33bを跨いで形成されるようなことはなく、絶縁ワニスが冷却風の通路を塞いで騒音の発生や固定子巻線33の冷却性の低下を招くといったことを防止することができる。
実施の形態3.
この実施の形態3の固定子30Bでは、図5に示されるように、内周側接続部34aの軸線方向高さを外周側接続部34bの軸線方向高さより高くしている。他の構成は上記実施の形態2と同様である。
この実施の形態3による固定子30Bでは、固定子巻線34の内周側接続部34aと外周側接続部34bとの距離をさらに大きくできるので、溶接作業性及び歩留まりを向上させることができるとともに、振動による接続部34a、34b同士の短絡を防止することができる。
実施の形態4.
この実施の形態4の固定子30Cでは、図6に示されるように、内周側接続部35a及び外周側接続部35bが径方向に対して回転子7の回転方向に沿うように傾斜して設けられている。ここでは、内周側接続部35a及び外周側接続部35bが、固定子巻線35の軸心を通る半径線に対して30°傾斜している。他の構成は上記実施の形態2と同様である。
この実施の形態4による固定子30Cでは、接続部35a、35bの傾きが遠心ファン5からの冷却風の吐出方向に略一致し、冷却風が円滑に排出される。
本願の発明者がこの実施の形態4の固定子30Cを従来の固定子8に代えて車両用交流発電機を回転子7が10000rpmの条件下で作動させて風騒音を測定したところ、従来のものと比較して5デシベルの騒音低減効果が得られた。
なお、上記各実施の形態では、接続部を半田溶接で形成したが、勿論このものに限定されるものではなく、接続部をTIG溶接で形成してもよい。
この例では、図7及び図8に示すように、径方向に重ね合わされたつなぎ部53a、53bの先端部を一対の挟み込み治具40で保持した状態で、つなぎ部53a、53bの先端部同士をそれぞれTIG溶接して接続する。
この時、一方の挟み込み治具40の先端が他方の挟み込み治具40内の径方向に重ね合わされた導体セグメント50のつなぎ部53a、53bを押し付けているので、つなぎ部53a、53bは確実に保持され、安定した溶接作業を行うことができる。
また、つなぎ部53a、53bと挟み込み治具40との接触面積は増大し、溶接時の熱が挟み込み治具40を介して放熱用治具41に伝達されて速やかに放熱され、溶接時に、つなぎ部53a、53bの接続部近傍の皮膜焼けの発生が防止され、接続部では良好な溶接状態が得られる。
また、挟み込み治具40の先細の先端部同士が当接した、図20及び図21に示された従来のものと比較して銅製の治具40は破損しにくくなり、本願の発明者が実験したところ、挟み込み治具40の寿命が約10倍に延びる結果が得られた。
実施の形態5.
この実施の形態5の固定子30Dでは、図9に示されるように、内周側接続部36a及び外周側接続部36bが、周方向に1/2スロットずれて、かつ、径方向に間隙Aを有するように配列されている。他の構成は上記実施の形態2と同様である。
この実施の形態5では、内周側接続部36aと外周側接続部36bとの間隙が実施の形態2と比較してさらに広く確保することができるので、TIG溶接時に隣接する接続部36a、36bを巻き込んで溶接するようなことが防止され、溶接作業性及び歩留まりをさらに向上させることができる。
また、この実施の形態5においても、図10及び図11に示されるように、径方向に重ね合わされたつなぎ部53a、53bの先端部を一対の挟み込み治具40で間隙Aを維持した状態で保持し、つなぎ部53a、53bの先端部同士をそれぞれTIG溶接して接続する。
この時も、一方の挟み込み治具40の先端が他方の挟み込み治具40内の径方向に重ね合わされた導体セグメント50のつなぎ部53a、53bを押し付けているので、つなぎ部53a、53bは確実に保持され、安定したTIG溶接作業を行うことができる。
実施の形態6.
図12はこの発明の実施の形態6の車両用交流発電機の固定子30Eの巻線図である。
図12はa相固定子巻線部161の巻線図であり、b相固定子巻線部、c相固定子巻線図は示されていない。なお、この図では図中、実線はリヤブラケット2側の導線100を示し、点線はフロントブラケット1側の導線100を示している。
実際には、導線100が巻装されるスロット15aを1つずつずらして6相分の固定子巻線部161が形成され、固定子巻線部161が3相分ずつ星型結線されて2組の3相固定子巻線が形成される。
この固定子30Eの固定子鉄心15Aには、回転子7の磁極数(16)に対応して、3相固定子巻線を2組収容するように、スロット15aが96箇所に等間隔に形成されている。また、固定子巻線101は、1本の導線100が、固定子鉄心15Aの端面側のスロット15a外で折り返されて、6スロット数毎にスロット15a内でスロット深さ方向に内層と外層とを交互に採るように波巻きされて巻装された複数の巻線部161から構成されている。
つまり、各スロット15a内において第1層目からフロントブラケット1側に導出された導線100は、6スロット離れたスロット15a内の第2層目に導入され、リヤブラケット2側に導出された後、再び6スロット離れたスロット15a内の第1層目に導入される。また、第4層目からフロントブラケット1側に導出された導線100は、6スロット離れたスロット15a内の第3層目に導入され、リヤブラケット2側に導出された後、再び6スロット離れたスロット15a内の第4層目に導入される。なお、導線100は、絶縁被覆された一連の銅線材が用いられている。
図13は図12の固定子30Eの要部をフロントブラケット1から視たときの斜視図であり、スロット15a内の第1層目から延出した第1の導線部100aの軸線方向に延びた先端部Bと、周方向に6スロット離れたスロット15a内の第2層目から延出された第2の導線部100bの軸線方向に延びた先端部Bとは連続的に接続され、一連の導線100で構成されている。また、スロット15a内の第3層目から延出した第1の導線部100aの軸線方向に延びた先端部Cと、周方向に6スロット離れたスロット15a内の第4層目から延出された第2の導線部100bの軸線方向に延びた先端部Cとは連続的に接続され、一連の導線100で構成されている。両先端部B、Cは1/2スロット15a分周方向に離れている。
この実施の形態6では、接続部でもある先端部B、Cは1/2スロット15a分周方向に離れており、径方向に重なっていないので、ファン5から吐出された冷却風は固定子巻線101のコイルエンド101aを円滑に通過し、固定子30Eは効率的に冷却され、固定子30Eの温度上昇が抑えられる。
実施の形態7.
図14はこの発明の実施の形態7の固定子30Fの要部をフロントブラケット1から視たときの斜視図であり、スロット15a内の第1層目から延出した第1の導線部110aの軸線方向に延びた先端部Dと、周方向に6スロット離れたスロット15a内の第2層目から延出された第2の導線部110bの軸線方向に延びた先端部Dとは連続的に接続され、一連の導線110で構成されている。また、スロット15a内の第3層目から延出した第1の導線部110aの軸線方向に延びた先端部Eと、周方向に6スロット離れたスロット15a内の第4層目から延出された第2の導線部110bの軸線方向に延びた先端部Eとは連続的に接続され、一連の導線110で構成されている。両先端部D、Eは、1/2スロット15a分周方向に離れているとともに、内周側の先端部Eは外周側の先端部Dよりも高く配置されている。
この実施の形態7では、接続部でもある先端部D、Eは1/2スロット15a分周方向に離れているので、ファン5から吐出された冷却風は固定子巻線111のコイルエンド111aを円滑に通過し、固定子30Fは効率的に冷却され、固定子30Fの温度上昇が抑えられる。
また、内周側の先端部Eは外周側の先端部Dよりも高く配置されているので、先端部Dと先端部Eとの間の距離が大きくなり、振動による短絡の発生を抑制することができる。
なお、上記各実施の形態の固定子巻線では4ターンの3相固定子巻線について説明したが、更に低速で高出力が要求される場合は、例えば導線のターン数を6ターン、8ターンとしてもよい。
以上説明したように、この発明に係る交流発電機によれば、多相固定子巻線は、固定子鉄心の端面側のスロット外において、スロット内の第n層目から延出した第1の導線部の軸線方向に延びた先端部と、周方向に所定スロット数離れたスロット内の第(n+1)層目から延出された第2の導線部の軸線方向に延びた先端部とが接続された複数の接続部を有し、接続部が周方向に複数列に配置されたコイルエンドが形成されており、径方向での各前記接続部においては、各接続部はそれぞれ周方向にずれて設けられているので、周方向に隣接した接続部とともに径方向に隣接した接続部間でも隙間を確実に確保でき、例えば接続部が溶接作業でなされた場合には、接合作業性が向上するとともに歩留まりも向上する。
また、回転子の回転により生じた冷却風は固定子巻線のコイルエンドを円滑に通過し、固定子は効率的に冷却され、固定子の温度上昇が抑えられる。
また、この発明に係る交流発電機によれば、第1のスロット内の第1層目から延出した第1の導線部の先端部と第2のスロット内の第2層目から延出された第2の導線部の先端部とが接続された外周側接続部と、前記第1のスロット内の第3層目から延出した第1の導線部の先端部と前記第2のスロット内の第4層目から延出された第2の導線部の先端部とが接続された内周側接続部とは1/2スロット分離れているので、周方向において等分間隔で内周側接続部と外周側接続部とが交互に配列され、例えば接続部が溶接作業でなされた場合には、接合作業性が向上するとともに歩留まりも向上し、かつ回転子の回転により生じた冷却風は固定子巻線のコイルエンドを均等に通過し、固定子は偏ることなく効率的に冷却され、固定子は平均的に温度上昇が抑えられる。
また、この発明に係る交流発電機によれば、固定子鉄心の内周側にある内周側接続部と固定子鉄心の端面との間の距離と、固定子鉄心の外周側にある外周側接続部と固定子鉄心の端面との間の距離とは異なるので、外周側接続部と内周側接続部との間の隙間を大きく確保でき、接続部が溶接作業でなされた場合、その溶接作業及び歩留まりを向上させることができるとともに、振動に起因するショートの発生を抑えることができる。
また、この発明に係る交流発電機によれば、第1の導線部の先端部と第2の導線部の先端部とが径方向において重なって接続部が形成されているので、接続部の周方向の幅寸法が小さく、周方向に隣接した接続部間の空隙寸法が大きくなり、回転子の回転により生じた冷却風の通過面積が大きくなって、固定子は効率的に冷却される。
また、この発明に係る交流発電機によれば、接続部は回転子の回転方向に径線から傾斜しており、接続部は回転子の回転で生じた冷却風を固定子鉄心の外部に案内するようになっているので、回転子の回転で生じた冷却風が円滑に固定子の外部に排出されて固定子が効率よく冷却されるとともに、風騒音を低減させることができる。
また、この発明に係る交流発電機によれば、固定子鉄心の内周側にある内周側接続部と、固定子鉄心の外周側にある外周側接続部とは径方向において隙間があるので、外周側接続部と内周側接続部との間の径方向の間隔を大きく確保でき、例えば接続部が溶接作業でなされた場合には、その接続作業性及び歩留まりをさらに向上させることができるとともに、振動に起因する短絡の発生を抑えることができる。
また、この発明に係る交流発電機によれば、第1の導線部、第2の導線部はほぼU字状の導体セグメントの端部が開いて構成され、また接続部は溶接接合されているので、スロット内の第n層目から延出した第1の導線部の軸線方向に延びた先端部と、周方向に所定スロット数離れたスロット内の第(n+1)層目から延出された第2の導線部の軸線方向に延びた先端部との接続作業を簡単、かつ確実に行うことができる。
また、この発明に係る交流発電機によれば、接続部は絶縁性樹脂で被覆されているので、接続部の絶縁性が確保され、かつ塩水等の耐電食性が向上する。
また、この発明に係る交流発電機によれば、第1の導線部及び第2の導線部は一連の導線であり、接続部では連続的に接続されているので、接続部では溶接等の作業が不要であり、固定子巻線が簡単に形成される。
この発明の実施の形態1の車両用交流発電機の固定子の要部を示す斜視図である。 図1の固定子を接続部側から視たときの固定子鉄心及び接続部を示す平面図である。 図2の要部拡大図である。 この発明の実施の形態2の車両用交流発電機の固定子の要部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3の車両用交流発電機の固定子の要部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4の車両用交流発電機の固定子を接続部から視たときの固定子鉄心及び接続部を示す平面図である。 接続部をTIG溶接で形成するときの説明図である。 図7の側断面図である。 この発明の実施の形態5の車両用交流発電機の固定子を接続部から視たときの固定子鉄心及び接続部を示す平面図である。 図9の接続部をTIG溶接で形成するときの説明図である。 図10の側断面図である。 この発明の実施の形態6の車両用交流発電機の巻線図である。 図12の固定子の要部斜視図である。 この発明の実施の形態7の車両用交流発電機の固定子の要部斜視図である。 従来の車両用交流発電機の断面図である。 図15の車両用交流発電機の巻線図である。 図15の固定子をリヤブラケット側から視たときの要部斜視図である。 図15の固定子をフロントブラケット側から視たときの要部斜視図である。 図15の固定子をフロントブラケット側から視たときの接続部及び固定子鉄心を示す平面図である。 図19の要部拡大図である。 TIG溶接で接続部を形成するときの説明図である。 図21の側断面図である。
符号の説明
5 遠心ファン、15 固定子鉄心、15a スロット、15A 固定子鉄心、30,30A,30B,30C,30D,30E,30F 固定子、32,33,33,34,35,36,101,111 固定子巻線、32a,33a,33a,34a,35a,36a 内周側接続部、32b,33b,33b,34b,35b,36b 外周側接続部、100,110 導線、100a,110a 第1の導線部、100b,110b 第2の導線部、101a,111a コイルエンド。

Claims (8)

  1. 回転方向に沿ってN極、S極を交互に形成する回転子と、この回転子を囲った固定子鉄心及びこの固定子鉄心の軸線方向に延び、かつ周方向に所定ピッチで複数形成されたスロットに装着された多相固定子巻線とを有し、
    前記多相固定子巻線は、前記固定子鉄心の端面側の前記スロット外において、前記スロット内の第n層目から延出した第1の導線部の軸線方向に延びた先端部と、周方向に所定スロット数離れたスロット内の第(n+1)層目から延出された第2の導線部の軸線方向に延びた先端部とが接続された複数の接続部を有し、かつ接続部が周方向に複数列に配列されたコイルエンドが形成されている交流発電機であって、
    径方向での各前記接続部においては、各接続部はそれぞれ周方向にずれて設けられており、
    また、前記接続部は、前記回転子の端面に固着された遠心ファンと径方向に重なっていることを特徴とする交流発電機。
  2. 第1のスロット内の第1層目から延出した前記第1の導線部の先端部と第2のスロット内の第2層目から延出された前記第2の導線部の先端部とが接続された外周側接続部と、前記第1のスロット内の第3層目から延出した前記第1の導線部の先端部と前記第2のスロット内の第4層目から延出された前記第2の導線部の先端部とが接続された内周側接続部とは1/2スロット分離れている請求項1に記載の交流発電機。
  3. 前記第1の導線部の先端部と前記第2の導線部の先端部とが径方向において重なって前記接続部が形成されている請求項1または2に記載の交流発電機。
  4. 前記接続部は前記回転子の回転方向に径線から傾斜しており、前記接続部は前記回転子の回転で生じる冷却風を前記固定子鉄心の外部に案内するようになっていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の交流発電機。
  5. 前記固定子鉄心の内周側にある内周側接続部と、前記固定子鉄心の外周側にある外周側接続部とは径方向において隙間がある請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の交流発電機。
  6. 前記第1の導線部、前記第2の導線部はほぼU字状の導体セグメントの端部が開く方向に折曲されて構成され、前記接続部は溶接接合して形成されている請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の交流発電機。
  7. 前記接続部は絶縁性樹脂で被覆されている請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の交流発電機。
  8. 前記第1の導線部及び前記第2の導線部は一連の導線であり、前記接続部では連続的に接続されている請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載の交流発電機。
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