JP2007235914A - デジタル映像監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】予備の映像データ記録装置を準備しなくても障害発生時に監視映像の記録動作を継続させることができるデジタル映像監視システムを提供する。
【解決手段】監視コントローラ40Aの状態確認部43が定期的に映像データ記録装置31〜33の動作状態を確認し、映像データ記録装置31に障害が発生して記録動作が行えない状態になった場合には、監視コントローラの記録割り当て決定部44が、正常と確認されない映像データ記録装置31が担当していた監視カメラ1〜4の記録を、他の正常動作している映像データ記録装置32、33に担当させるように、監視カメラの割り当て状態を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、監視対象領域の映像データを出力する複数の監視カメラと、映像データを割り当てて記録する複数の映像データ記録装置とがそれぞれネットワークに接続されたデジタル映像監視システムに関する。
従来から、様々な監視対象領域を監視カメラで撮影し、それぞれの監視カメラからの映像を警備室などで集中的に監視や記録を行うシステムでは、同軸ケーブルなどを伝送路とするアナログ映像監視システムが使われてきた。近年、このアナログ映像監視システムに代わり、デジタル映像を扱うデジタル映像監視システムが普及してきている。デジタル映像監視システムは、カメラで撮影した映像をインターネットなどのネットワーク経由で伝送するものである。
図7はこの種の従来のデジタル映像監視システムの概略構成図である。図7において、監視カメラとしてのネットワークカメラ1〜8が、ハブ21を介して、ネットワーク20に接続されている。ネットワーク20には、もう1つのハブ22を介して、映像データ記録装置としてのネットワークレコーダ31、32と、監視コントローラ50とが接続されている。ここで、ネットワークカメラ1〜8はそれぞれ監視対象領域を撮影した画像をJPEG圧縮した後、ネットワークレコーダ31、32に伝送する。ネットワークレコーダ31、32は、それぞれネットワークカメラ1〜8のうち、半分の台数の映像データを受信して内蔵しているハードディスク(図示せず)に記録する。
ここで、ネットワークレコーダ31、32はそれぞれ120fps(フレーム/秒)の記録性能を有しているとすると、ネットワークカメラ1〜4からの各映像データはネットワークレコーダ31によって30fpsで記録され、ネットワークカメラ5〜8からの各映像データはネットワークレコーダ32によって30fpsで記録される。監視コントローラ50はネットワークレコーダ31、32の制御を行うとともに、ネットワークカメラ1〜8から映像データを取得して、その表示、再生を行う。
上述したような従来のデジタル映像監視システムでは、常時、監視及び記録を継続することが要求される。したがって、機器の故障などによる動作の停止は避けなければならない。図7に示したデジタル映像監視システムにおいて、例えば、ネットワークレコーダ31が故障すると、ネットワークカメラ1〜4の映像データは記録できないことになる。そこで、下記の特許文献1に開示されているように、あらかじめ機器を冗長化して設置しておき、故障などがあった場合には予備機に切り替える方法が一部で採用されている。このように、機器の冗長化によって、障害発生時の監視及び記録が停止する事態をかなりの割合で抑止することができる。
特開2004−112191号公報
しかしながら、機器を冗長化した場合、冗長度に応じて、例えば2倍や3倍の構成機器が必要となり、システムの構築には多大な費用がかかることになる。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、第1の目的は、予備の映像データ記録装置を準備しなくても障害発生時に監視映像の記録動作を継続させることができるデジタル映像監視システムを提供することにある。
本発明の第2の目的は、障害発生時においてもあらかじめ設定しておいた重要監視地点の監視カメラの記録品質を落とすことなく記録を継続することができるデジタル映像監視システムを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、監視対象領域の映像データを出力する複数の監視カメラと、前記映像データを割り当てて記録する複数の映像データ記録装置と、前記複数の映像データ記録装置を制御する監視コントローラとがそれぞれネットワークに接続されたデジタル映像監視システムであって、
前記監視コントローラは、
前記複数の監視カメラ及び前記複数の映像データ記録装置の各識別情報、並びに前記複数の映像データ記録装置の各記録性能が登録されている機器登録部と、
前記機器登録部に登録された識別情報を用いて前記複数の映像データ記録装置の動作状態を定期的に確認する状態確認部と、
前記状態確認部によって動作状態が正常と確認された前記映像データ記録装置ごとに、その記録性能と前記機器登録部に識別情報が登録された前記監視カメラの台数とに基づいて、映像データを記録すべき監視カメラを割り当てる記録割り当て決定部と、
前記記録割り当て決定部による前記監視カメラの割り当て情報に従って前記映像データ記録装置に記録指令を与える制御部とを備え、
前記状態確認部によって動作状態が正常と確認される前記映像データ記録装置の台数が変化するごとに、前記記録割り当て決定部は監視を継続するべきすべての前記監視カメラの映像データが正常動作している前記映像データ記録装置に記録されるように、前記複数の映像データ記録装置に対する前記複数の監視カメラの割り当て状態を変更するように構成される。
この構成により、監視コントローラの状態確認部が定期的に各映像データ記録装置の動作状態を確認し、映像データ記録装置に障害が発生して記録動作が行えない状態になった場合には、監視コントローラの記録割り当て決定部が、正常と確認されない映像データ記録装置が担当していた監視カメラの記録を、他の正常動作している映像データ記録装置に担当させるように、監視カメラの割り当て状態を変更するため、予備の映像データ記録装置を準備しなくても障害発生時に監視映像の記録動作を継続させることができる。
また、本発明は、前記監視コントローラが、前記監視カメラごとに設定された重要度を記憶するカメラ情報部を備え、前記記録割り当て決定部は前記カメラ情報部に記憶された重要度が高くなるほど記録品質が高まるように、前記映像データ記録装置ごとに映像データを記録すべき前記監視カメラを割り当てる。
この構成により、監視コントローラの記録割り当て決定部が映像データ記録装置の記録動作を変更するときに、システム全体の記録性能が足りないときには重要度の高い監視カメラの記録フレームレートを高く維持しておき、重要度の低い監視カメラの記録フレームレートを低くするように調整して記録割り当てを決定することができ、これによって、障害発生時においてもあらかじめ設定しておいた重要監視地点の監視カメラの記録品質を落とすことなく記録を継続することができる。
また、本発明は、監視対象領域の映像データを出力する複数の監視カメラと、前記複数の監視カメラの映像データを割り当てて記録する複数の映像データ記録装置とがそれぞれネットワークに接続されたデジタル映像監視システムであって、
前記複数の映像データ記録装置のそれぞれは、
前記複数の監視カメラの各識別情報を記憶するとともに、他の前記映像データ記録装置の各識別情報、並びにすべての前記映像データ記録装置の各記録性能を記憶する機器情報記憶部と、
前記機器情報記憶部に記憶された他の前記映像データ記録装置の各識別情報を用いて他の前記映像データ記録装置の各動作状態を定期的に確認し、前記複数の映像データ記録装置のいずれか1つの動作状態が変化するごとに、動作状態が正常な装置に対する前記複数の監視カメラの割り当てを変更し、その割り当てに従って記録指令を生成する記録指令生成部と、
前記記録指令生成部で生成された自身に対する前記記録指令に従って記録動作を行う記録動作制御部とを備え、
時間的に先に動作状態の変化を検出した前記映像データ記録装置のみが前記記録指令を生成するように構成したものである。
この構成により、予備の映像データ記録装置を準備しなくても障害発生時に監視映像の記録動作を継続させることができるほか、映像データ記録装置の台数が少ない場合に、そのシステムを構築するコストを抑制することができ、また、システム全体が機能しなくなることを未然に防ぐことができる。
本発明によれば、映像データ記録装置に障害が発生して記録動作が行えない状態になった場合には、監視を継続すべきすべての監視カメラの映像データが正常動作している映像データ記録装置に記録されるように、監視カメラの割り当て状態を変更するので、予備の映像データ記録装置を準備しなくても障害発生時に監視映像の記録動作を継続させることができる。
以下、本発明を図面に示す好適な実施の形態に基づいて詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
図1は本発明に係るデジタル映像監視システムの第1の実施の形態の概略構成図である。図1において、監視カメラとしてのネットワークカメラ1〜12が、ハブ21を介して、ネットワーク20に接続されている。ネットワーク20には、もう1つのハブ22を介して、映像データ記録装置としてのネットワークレコーダ31〜33と、監視コントローラ40Aとが接続されている。
上記のように構成された第1の実施の形態の動作について以下に説明する。ネットワークカメラ1〜12はそれぞれの監視対象領域を撮影した画像をJPEG圧縮した後、映像データをそれぞれに定められたマルチキャストアドレスに送信する。ネットワークレコーダ31〜33はマルチキャストで送信されている映像データを受信し、受信日時と共に内蔵している不図示のハードディスクに映像データファイルとして記録する。ネットワークレコーダ31〜33は120fpsの記録性能を有しており、それぞれネットワーク20を介して送られてくる映像データを30fpsで記録するとすれば、ネットワークカメラ1〜12のうち4台分の映像データを記録することができる。
監視コントローラ40Aには、その詳細を後述するように、ネットワークカメラ1〜12及びネットワークレコーダ31〜33が各種の情報と共に登録されている。そして、監視コントローラ40Aは、例えば、ネットワークレコーダ31にはネットワークカメラ1〜4を、ネットワークレコーダ32にはネットワークカメラ5〜8を、ネットワークレコーダ33にはネットワークカメラ9〜12をそれぞれ割り当てて、各映像データを記録するように制御している。また、監視コントローラ40Aは、定期的にネットワークレコーダ31〜33に対してTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)で状態確認コマンドを送り、ネットワークレコーダ31〜33から、監視コントローラ40Aに対して、その応答を返させることによって、稼動確認を行っている。
ここで、例えば、ネットワークレコーダ31が故障したとする。監視コントローラ40Aは状態確認コマンドを送ってもネットワークレコーダ31から応答がないことから、ネットワークレコーダ31が故障したと判定する。監視コントローラ40Aは登録されているネットワークカメラ1〜4と正常動作中のネットワークレコーダ32、33の記録性能とから、映像データの記録を担当すべきネットワークカメラ1〜4の割り当てを決定し、ネットワークレコーダ32及び33に対して記録動作を変更するように制御する。これによって、ネットワークレコーダ31が故障した場合でもすべてのネットワークカメラ1〜12の映像を記録し続けることができる。
図2は本発明の第1の実施の形態を構成する監視コントローラ40Aの詳細な構成を示すブロック図である。この監視コントローラ40Aは、コマンドを送信し、その応答を受信する通信部41と、ネットワークカメラ1〜12及びネットワークレコーダ31〜33の識別情報、並びにネットワークレコーダ31〜33の記録性能が登録されている機器登録部42、ネットワークレコーダ31〜33の動作状態を定期的に確認する状態確認部43と、動作状態が正常と確認されたネットワークレコーダ31、32、33ごとに、その記録性能と識別情報が登録されたネットワークカメラの台数とに基づいて、映像データを記録すべきネットワークカメラを割り当てる記録割り当て決定部44と、記録割り当て決定部44によるネットワークカメラの割り当て情報に従ってネットワークレコーダ31〜33に記録指令を与えるレコーダ制御部45とを備えている。
次に、この監視コントローラ40Aの動作について説明する。通信部41はレコーダ制御部45から送信するコマンドと送信先のIPアドレスなどを受け取って、TCP/IPで送信先にコマンドを送り、その応答を受信してレコーダ制御部45に返す。機器登録部42はネットワークカメラ1〜12とそのIPアドレスや送信するマルチキャストアドレスなどの情報、並びにネットワークレコーダ31〜33とそのIPアドレス、記録性能の情報などをユーザがGUI(Graphical User Interface)によって入力することによって登録し、登録内容及び各機器の稼動状態を記憶している。
状態確認部43は機器登録部42からネットワークレコーダ31〜33の情報を入手し、通信部41を介して、ネットワークレコーダ31〜33の状態確認を行い、その結果を機器登録部42に伝え、稼動状態を記憶させる。そのとき、前回の状態と比較して変化があった場合には記録割り当て決定部44に対して状態が変化したことを伝える。記録割り当て決定部44は、ネットワークレコーダ31〜33の状態が変化したことが伝えられると、機器登録部42から情報を入手して、正常動作中のネットワークレコーダの記録性能の合計であるシステム全体の記録性能と、登録されているネットワークカメラの台数とから、映像データを記録すべきネットワークカメラの割り当てを決定する。
図1に示したデジタル映像監視システムにおいて、ネットワークレコーダ31が故障したとき、ネットワークレコーダ32、33がそれぞれ120fpsの記録性能を持つものであるとすると、システム全体の記録性能240fpsに対してネットワークカメラが12台であるから、1台のネットワークカメラに割り当てられる記録フレームレートは20fpsとなる。したがって、監視コントローラ40Aはネットワークカメラ1〜6をネットワークレコーダ32に割り当て、ネットワークカメラ7〜12をネットワークレコーダ33に割り当ててそれぞれ20fpsで記録するように決定する。記録割り当て決定部44は割り当てた結果とネットワークレコーダ31〜33のIPアドレスなどの情報をレコーダ制御部45に伝える。レコーダ制御部45は、通信部41を介して、コマンドを送ることによってネットワークレコーダ32、33の記録動作を変更させる。
このようにして、第1の実施の形態によれば、ネットワークレコーダ31〜33以外に、予備のネットワークレコーダを準備しなくても障害発生時に監視映像の記録動作を継続させることができる。なお、第1の実施の形態では通信部41がTCP/IPでコマンドを送っているが、UDP(User Datagram Protocol)など他のプロトコルを使ってもよい。
<第2の実施の形態>
図3は本発明に係るデジタル映像監視システムの第2の実施の形態として、図2に示した監視コントローラ40Aに代えてネットワークレコーダ31〜33の制御を行う監視コントローラ40Bの構成を示したブロック図であり、図3中、図2に示した要素と同一又は同様の機能を有する要素には同一の符号を付してその説明を省略する。監視コントローラ40Bには監視コントローラ40Aの構成要素に対して、レコーダ情報部46とカメラ情報部47とが追設されている。このうち、レコーダ情報部46はネットワークレコーダ31〜33のIPアドレスや記録性能などの情報をそれぞれ記録するもので、カメラ情報部47はネットワークカメラ1〜12のIPアドレス、送信するマルチキャストアドレス及びネットワークカメラの重要度などを記録するものである。この場合、機器登録部42はGUIにより入力された情報のうち、ネットワークレコーダ31〜33に関する情報はレコーダ情報部46に、ネットワークカメラ1〜12に関する情報はカメラ情報部47にそれぞれ伝えて記憶させる。
上記のように構成された監視コントローラ40Bの動作について、特に、監視コントローラ40Aと構成を異にする部分を中心にして以下に説明する。状態確認部43はレコーダ情報部46からネットワークレコーダ31〜33の情報を入手し、通信部41を介して、ネットワークレコーダ31〜33の状態確認を行い、その結果をレコーダ情報部46に伝えてそれぞれの稼動状態を記憶させる。このとき、状態確認部43は前回の稼動状態と比較して変化があった場合には、記録割り当て決定部44に対して稼動状態が変化したことを伝える。記録割り当て決定部44は稼動状態に変化があったことが伝えられると、レコーダ情報部46及びカメラ情報部47から情報を入手して、ネットワークカメラの台数と、ネットワークカメラそれぞれの重要度と、システム全体の記録性能とからネットワークレコーダが映像データを記録すべきネットワークカメラの割り当てを決定する。
図1に示したデジタル映像監視システムにおいて、ネットワークレコーダ31が故障したとき、ネットワークレコーダ32、33がそれぞれ120fpsの記録性能を持つものとする。また、ネットワークカメラ1〜4の重要度が10段階中の「10」で、ネットワークカメラ5〜12の重要度が「5」に設定されていたとする。ネットワークカメラ1〜4については重要度が最高の「10」であるため、それまでと同じ30fpsで記録するものとすれば、その4台で120fpsを占有することになる。そこで、残り8台のネットワークカメラ5〜12で残りの120fpsの記録性能を使用すると1台につき15fpsを割り当てることができる。したがって、記録割り当て決定部44はネットワークレコーダ32に対してネットワークカメラ1〜4の映像データを30fpsで記録し、ネットワークレコーダ33に対してネットワークカメラ5〜12の映像データを15fpsで記録するように割り当てを決定する。記録割り当て決定部44は割り当てた結果とネットワークレコーダ32、33のIPアドレスなどの情報をレコーダ制御部45に伝える。レコーダ制御部45は、通信部41を介して、コマンドを送りネットワークレコーダ32、33の記録動作を変更させる。
このようにして、ネットワークレコーダに障害が発生した場合でも、重点監視が必要なネットワークカメラの記録については通常時と同じ高い記録品質で記録を続けることができる。なお、ここでは、重要度を「10」と「5」の場合について説明したが、重要度を「0」とした場合には、ネットワークレコーダの障害発生時にシステム全体の記録性能に余裕がない場合ではそのカメラの映像データは記録しないなど、それ以外の動作も設定しておくことが可能である。
<第3の実施の形態>
図4は本発明に係るデジタル映像監視システムの第3の実施の形態として、図3に示した監視コントローラ40Bに代えてネットワークレコーダ31〜33の制御を行う監視コントローラ40Cの構成を示したブロック図であり、図4中、図3に示した要素と同一又は同様の機能を有する要素には同一の符号を付してその説明を省略する。この実施の形態は図1に示すネットワークカメラ1〜12に動き検出機能を持たせ、この動き検出機能がオン(ON)になった場合には監視コントローラ40Cに対してTCP/IPでアラーム通知を送信するように設定されている。これに対応して監視コントローラ40Cにアラーム処理部48を設けた点が監視コントローラ40Bと構成を異にしている。アラーム処理部48はアラーム通知を受け取ったとき、カメラ情報部47に記憶されているネットワークカメラの重要度を変更して記録割り当て決定部44に通知する機能を有している。
上記のように構成された監視コントローラ40Cの動作について、特に、監視コントローラ40Bと構成を異にする部分を中心にして以下に説明する。機器登録部42はGUIにより入力された情報のうち、ネットワークレコーダ31〜33に関する情報はレコーダ情報部46に、ネットワークカメラ1〜12に関する情報はカメラ情報部47に渡す。レコーダ情報部46及びカメラ情報部47はそれぞれ自身に渡された情報を記憶している。通信部41はTCP/IPで受信待ちの動作をしており、ネットワークカメラ1〜12からTCP/IPでアラーム通知を受け取ると、受け取ったアラームの内容とアラーム送信元のIPアドレスをアラーム処理部48に伝える。アラーム処理部48はカメラ情報部47から該当するカメラ情報を取得し、該当するネットワークカメラの重要度を、動き検出機能がオンであれば「+5」というように通知内容によって変更を行わせる。そして、記録割り当て決定部44に対して重要度が変化したことを伝える。記録割り当て決定部44は重要度が変化したことが伝えられるとレコーダ情報部46及びカメラ情報部47からそれぞれ必要な情報を入手して、ネットワークカメラの台数と、それぞれの重要度と、システム全体の記録性能とからネットワークレコーダが映像データを記録すべきネットワークカメラの割り当てを決定する。
図1に示したデジタル映像監視システムにおいて、ネットワークレコーダ31は故障中で、ネットワークレコーダ32、33は120fpsの記録性能を持っていたとする。また、ネットワークカメラ1〜4の重要度は「10」で、ネットワークカメラ5〜12の重要度は「5」に設定されていたとする。そのとき、ネットワークカメラ5の動き検出機能がオンになり、このネットワークカメラ5が監視コントローラ40Cに対してアラーム通知を行ったとする。
このとき、監視コントローラ40Cのアラーム処理部48は、動き検出アラームが通知されたことによって、カメラ情報部47のネットワークカメラ5の重要度をそれまで設定されていた「5」に「5」をプラスして「10」に変更し、記録割り当て決定部44に通知する。記録割り当て決定部44は重要度の変更通知を受けて記録割り当ての変更を行う。この場合、ネットワークカメラ1〜5については重要度が最高値の「10」であるため、30fpsで記録するものとし、その5台で150fpsを占有することになるため、残りの7台のネットワークカメラ6〜12を12fpsで記録するように割り当てを決定する。記録割り当て決定部44はネットワークレコーダ32に対してネットワークカメラ1〜4を30fpsで、ネットワークレコーダ33に対してネットワークカメラ5を30fpsで、ネットワークカメラ6〜12を12fpsで記録するように割り当てを決定する。記録割り当て決定部44は割り当てた結果とネットワークレコーダ32、33のIPアドレスなどの情報をレコーダ制御部45に伝える。レコーダ制御部45は、通信部41を介して、コマンドを送ることによってネットワークレコーダ32、33の記録動作を変更させる。
このようにして、あるネットワークレコーダが故障中の状態において、ネットワークカメラの重要度が変化した場合にも重要なネットワークカメラの記録については通常時と同じ高い品質で記録を行うことができるようになる。ここでは、動き検出をする場合について説明したが、赤外センサ、音声入力などでも同じように動作させることが可能である。また、ここでは重要度を「+5」としたが、動き検出機能がオフの場合に「−5」とするなどそれ以外の値を設定しておくことも可能である。
なお、上述した第1〜第3の実施の形態では、3台のネットワークレコーダで記録する場合について説明したが、2台以上であれば何台でも可能である。また、ネットワークカメラは映像データをマルチキャストで送信しているが、ネットワークレコーダがネットワークカメラを制御することにより、ユニキャストで映像データを送信するようにしてもよい。さらに、アラームの待ち受けについても、第3の実施の形態ではTCP/IPを使用したが、UDPなど他のプロトコルを使用してもよい。
なおまた、上述した第1〜第3の実施の形態では、3台のネットワークレコーダのいずれかが故障した場合について説明したが、故障したネットワークレコーダが復帰した場合には、元の割り当て状態に戻すようにしてもよく、あるいは他の割り当て状態に変更してもよい。すなわち、監視を継続するべきすべてのネットワークカメラの映像データが正常動作しているネットワークレコーダに記録されるように、割り当て状態を変更すればよい。
<第4の実施の形態>
上述した第1〜第3の実施の形態では、説明の簡単化のために、1台の監視コントローラによって監視、制御されるネットワークレコーダが3台である場合について説明したが、これらの実施の形態を構成する監視コントローラ40A〜40Cによれば、監視、制御されるネットワークレコーダが4台以上の多数台であったとしても、その一部の障害発生に対して、それぞれ監視映像の記録動作を継続させることができる。しかし、ネットワークレコーダが実際に2、3台の小規模なシステムにおいても、比較的大掛かりな装置となる監視コントローラが必要になるため、システムを構築するコストが高騰することになる。また、1台の監視コントローラ自体に障害が発生するとシステム全体が機能しなくなることもあり得るため、その冗長化も考慮しなければならないことになる。
第4の実施の形態は、これらの事情を考慮してなされたもので、映像データ記録装置の台数が少ない場合に、そのシステムを構築するコストを抑制することができ、また、システム全体が機能しなくなることを未然に防ぐことができるデジタル映像監視システムであり、以下、図面を参照して説明する。
図5は本発明に係るデジタル映像監視システムの第4の実施の形態の概略構成図である。図5において、監視カメラとしてのネットワークカメラ1〜12が、ハブ21を介して、ネットワーク20に接続されている。ネットワーク20には、もう1つのハブ22を介して、映像データ記録装置としてのネットワークレコーダ61〜63が接続されている。これらのネットワークレコーダ61〜63には、それぞれが受信している映像を表示するためのディスプレイ71〜73が接続されている。
ネットワークレコーダ61〜63には、その詳細を後述するように、それぞれ他のネットワークレコーダのIPアドレスなどの識別情報が登録されており、定期的に他のネットワークレコーダに対してTCP/IPで動作情報を取得するためのコマンドを送り、他のネットワークレコーダの動作情報を取得して記憶している。なお、動作情報としては、ネットワークレコーダが映像情報を記録中のネットワークカメラそれぞれのIPアドレス、送信マルチキャストアドレスや記録フレームレート、ネットワークレコーダの最大記録レート及び現在の総記録レートが含まれている。
上記のように構成された第4の実施の形態について、初めにシステム全体の概略動作について説明し、その後にネットワークレコーダ61〜63の詳細な構成及び動作について説明する。ネットワークカメラ1〜12は監視対象エリアの画像を撮影してJPEG圧縮した後、映像データをそれぞれに定められたマルチキャストアドレスに送信する。ネットワークレコーダ61〜63はマルチキャストで送信されている映像データを受信し、その映像データを受信日時と共に内蔵している不図示のハードディスクに映像データファイルとして記録する。ディスプレイ71〜73はその映像を表示する。
ネットワークレコーダ61〜63はそれぞれ120fpsの記録性能を有しており、ネットワーク20を介して送られてくる映像データを30fpsで記録するとすれば、ネットワークカメラ1〜12のうち4台分の映像データを記録することができる。そこで、ネットワークレコーダ61はネットワークカメラ1〜4の各映像データを記録し、ネットワークレコーダ62はネットワークカメラ5〜8の各映像データを記録し、ネットワークレコーダ63はネットワークカメラ9〜12の各映像データを記録しているものとする。
ここで、ネットワークレコーダ61が故障したとする。ネットワークレコーダ62及びネットワークレコーダ63は両方とも定期的に動作確認のコマンドをネットワークレコーダ61に対して送信しているが、ネットワークレコーダ61の故障発生後、ネットワークレコーダ62がネットワークレコーダ63よりも先に動作確認のためのコマンドを送信したとすれば、ネットワークレコーダ62はネットワークレコーダ61から応答が無いことからネットワークレコーダ61は故障したと判断する。ネットワークレコーダ62はネットワークレコーダ63に対してネットワークレコーダ61が故障したことを通知するとともに、ネットワークレコーダ63の最新の動作情報を取得する。ネットワークレコーダ62は最後にネットワークレコーダ61から取得した動作情報と、現在の自身の動作情報と、ネットワークレコーダ63の動作情報とに基づいて、自身及びネットワークレコーダ63がそれぞれ映像情報を記録するべきネットワークカメラの割り当てを決定し、自身の記録動作を変更するとともに、ネットワークレコーダ63に対して記録動作を変更するコマンドを送信する。ネットワークレコーダ63は、ネットワークカメラの割り当てや記録指令の生成をせずに、ネットワークレコーダ62から送られたコマンドを受信して記録動作を変更する。
ここでは、ネットワークレコーダ62がネットワークレコーダ63よりも先にネットワークレコーダ61の故障を検知したため、映像情報を記録するべきネットワークカメラ1〜12の割り当てをネットワークレコーダ62が行ったが、ネットワークレコーダ63がネットワークレコーダ62よりも先にネットワークレコーダ61の故障を検知した場合には、ネットワークレコーダ63が映像情報を記録するべきネットワークカメラ1〜12の割り当てを行うことになる。
このように、ネットワークレコーダ61が故障したとき、ネットワークレコーダ62及びネットワークレコーダ63がそれぞれ120fpsの記録性能を持っているものとすれば、システム全体の記録性能が240fpsであるのに対してネットワークカメラが12台であるから、1台のネットワークカメラに割り当てられる記録フレームレートは20fpsとなる。したがって、ネットワークレコーダ62はネットワークカメラ1〜6を自身に割り当て、ネットワークカメラ7〜12をネットワークレコーダ63に割り当ててそれぞれ20fpsで記録するように決定する。このように構成することによって、ネットワークレコーダ61が故障した場合でも、ネットワークカメラ1〜12のすべての画像情報を記録し続けることができる。
次に、ネットワークレコーダ61〜63の詳細な構成及びその動作について説明する。図6はそれぞれ同一に構成されたネットワークレコーダ61〜63のうち、例えば、ネットワークレコーダ62の詳細な構成を示すブロック図であり、設定入力部601、設定記憶部602、記録動作制御部603、映像データ受信部604、データ記録部605、外部レコーダ制御部606、コマンド通信部607及び記録割り当て決定部608を備えている。このうち、設定記憶部602が本発明の機器情報記憶部に対応し、外部レコーダ制御部606及び記録割り当て決定部608を合わせたものが本発明の記録指令生成部に対応している。
このうち、設定入力部601は、ネットワークレコーダ62自身のIPアドレス、記憶レートなどの基本動作の情報、ネットワークカメラ1〜12のIPアドレス、連携して動作する他のネットワークレコーダ61、63のIPアドレスなどの情報を設定値として、外部からGUIにより入力させるもので、設定記憶部602は設定入力部601によって入力された設定値を記憶させるものである。記録動作制御部603は設定記憶部602に記憶されている設定値に基づいて映像データ受信部604及びデータ記録部605を制御し、これによって、映像データ受信部604はネットワークカメラ1〜12からマルチキャストで送信された映像データを受信してデータ記録部605に渡し、データ記録部605はその映像データを受信して不図示のハードディスクなど記録媒体に記録するものである。
外部レコーダ制御部606は設定記憶部602に記憶されている他のネットワークレコーダ61、63のIPアドレスなどの情報を取得し、コマンド通信部607を介して他のネットワークレコーダ61、63から動作情報を取得したり、他のネットワークレコーダ61、63の動作を変更させたりするものである。記録割り当て決定部608は外部レコーダ制御部606からネットワークカメラ1〜12や他のネットワークレコーダ61、63の動作情報などを受け取って記録割り当ての決定を行うものである。
次に、図6に示したネットワークレコーダ62の動作について、特に、ネットワークレコーダ61が故障した場合について説明する。設定入力部601を介して、ネットワークレコーダ62自身の記憶レートなどの基本動作の情報、ネットワークカメラ1〜12のIPアドレス、連携して動作する他のネットワークレコーダ61、63のIPアドレスなどの情報が外部から入力されると、これらの情報は設定記憶部602に記憶される。外部レコーダ制御部606は設定記憶部602に記憶されている他のネットワークレコーダ61、63のIPアドレスと通信ポートとを取得し、定期的にコマンド通信部607に動作状態取得コマンドを他のネットワークレコーダ61、63に送信させる。コマンド通信部607は他のネットワークレコーダ61、63からの応答を受信し、その受信情報を外部レコーダ制御部606に伝える。外部レコーダ制御部606ではその受信情報を記憶する。
もし、コマンド通信部607が他のネットワークレコーダ61、63から動作状態取得コマンドを受け取った場合には、外部レコーダ制御部606に動作状態取得コマンドを受け取ったことを伝える。このとき、外部レコーダ制御部606は設定記憶部602から現在の記録動作に関する設定値を取得し、その情報をコマンド通信部607に渡す。コマンド通信部607は外部レコーダ制御部606から渡された情報を応答として、動作状態取得コマンドを送信してきたネットワークレコーダ61又は63に送信する。
一方、ネットワークレコーダ62の外部レコーダ制御部606が、コマンド通信部607に対して動作状態取得コマンドを送信させた後、あらかじめ定めた制限時間内に他のネットワークレコーダ61又は63から応答が得られなかった場合には、そのネットワークレコーダは故障したと判断する。この場合には、正常動作中のすべてのネットワークレコーダに対して、故障したネットワークレコーダの情報を通知コマンドで送信する。続いて、外部レコーダ制御部606は動作状態取得コマンドで正常なすべてのネットワークレコーダの動作状態の情報を取得して、設定記憶部602から取得した自身の動作設定情報とともに記録割り当て決定部608に渡す。記録割り当て決定部608は外部レコーダ制御部606から渡された情報から映像情報を記録すべきネットワークカメラを決定し、外部レコーダ制御部606に渡す。外部レコーダ制御部606は記録すべきネットワークカメラの割り当て結果を受け取って、設定記憶部602の設定値を変更するとともに、コマンド通信部607を介して、他のネットワークレコーダに対して動作変更コマンドを送信し、その記録動作を変更させる。
この結果、ネットワークレコーダ61が故障したとき、ネットワークレコーダ62及びネットワークレコーダ63がネットワークカメラ1〜12のすべての画像情報を記録し続けることができる。
このようにして、第4の実施の形態によれば、ネットワークレコーダ61〜63が、それぞれネットワークカメラ1〜12の各識別情報を記憶するとともに、他のネットワークレコーダの各識別情報、並びにすべてのネットワークレコーダの各記録性能を記憶する機能と、記憶されたネットワークレコーダの各識別情報を用いて他のネットワークレコーダの各動作状態を定期的に確認し、複数の映像データ記録装置のいずれか1つが故障すると、動作状態が正常なネットワークレコーダに対するネットワークカメラ1〜12の割り当てを変更し、その割り当てに従って記録指令を生成する機能と、その記録指令に従って記録動作を行う機能とを備えているため、ネットワークレコーダの台数が少ない場合に、そのシステムを構築するコストを抑制することができ、また、システム全体が機能しなくなることを未然に防ぐことができる。
なお、第4の実施の形態はネットワークレコーダが3台の場合について説明したが、本発明はこれに適用を限定されるものではなく、2台以上であれば何台でも適用可能である。また、ネットワークカメラ1〜12は映像データをマルチキャストで送信しているが、ネットワークレコーダ61〜63がネットワークカメラ1〜12の送信先を制御することにより、ユニキャストで映像データを送信するようにしてもよい。また、ネットワークレコーダ61〜63間のコマンドのやり取りにはTCP/IPを使っているが、UDPなど他のプロトコルを使うことも可能である。
また、第4の実施の形態では、動作状態が正常なネットワークレコーダ61又は63のいずれか1台が故障した場合について説明したが、この両方が故障した場合にはネットワークカメラ1〜12の映像データをネットワークレコーダ62のみで記録することも可能であり、その後に、ネットワークレコーダ63が正常に復帰した場合には上述したと同様に、ネットワークレコーダ62及びネットワークレコーダ63がネットワークカメラ1〜12の画像情報を記録するようにネットワークレコーダ62が映像情報を記録すべきネットワークカメラを決定する。すなわち、複数のネットワークレコーダのいずれか1つの動作状態が変化するごとに、動作状態が正常なネットワークレコーダに対するネットワークカメラ1〜12の割り当てを変更する。
本発明は、映像データ記録装置に障害が発生して記録動作が行えない状態になった場合には、正常と確認されない映像データ記録装置が担当していた監視カメラの記録を、他の正常動作している映像データ記録装置に担当させるように、監視カメラの割り当て状態を変更するので、監視システムを始めとして、複数の撮像装置と複数の記録装置からなる映像記録システムに適用可能である。
本発明に係るデジタル映像監視システムの第1の実施の形態の概略構成図である。 本発明の第1の実施の形態を構成する監視コントローラの詳細な構成を示すブロック図である。 本発明に係るデジタル映像監視システムの第2の実施の形態として、監視コントローラの構成を示したブロック図である。 本発明に係るデジタル映像監視システムの第3の実施の形態として、監視コントローラの構成を示したブロック図である。 本発明に係るデジタル映像監視システムの第4の実施の形態の概略構成図である。 本発明に係るデジタル映像監視システムの第4の実施の形態を構成するネットワークレコーダの詳細な構成を示すブロック図である。 従来のデジタル映像監視システムの概略構成図である。
符号の説明
1〜12 ネットワークカメラ(監視カメラ)
20 ネットワーク
31〜33、61〜63 ネットワークレコーダ(映像データ記録装置)
40A、40B、40C 監視コントローラ
41 通信部
42 機器登録部
43 状態確認部
44 記録割り当て決定部
45 レコーダ制御部
46 レコーダ情報部
47 カメラ情報部
48 アラーム処理部
71〜73 ディスプレイ
601 設定入力部
602 設定記憶部(機器情報記憶部)
603 記録動作制御部
604 映像データ受信部
605 データ記録部
606 外部レコーダ制御部(記録指令生成部)
607 コマンド通信部
608 記録割り当て決定部(記録指令生成部)

Claims (3)

  1. 監視対象領域の映像データを出力する複数の監視カメラと、前記映像データを割り当てて記録する複数の映像データ記録装置と、前記複数の映像データ記録装置を制御する監視コントローラとがそれぞれネットワークに接続されたデジタル映像監視システムであって、
    前記監視コントローラは、
    前記複数の監視カメラ及び前記複数の映像データ記録装置の各識別情報、並びに前記複数の映像データ記録装置の各記録性能が登録されている機器登録部と、
    前記機器登録部に登録された識別情報を用いて前記複数の映像データ記録装置の動作状態を定期的に確認する状態確認部と、
    前記状態確認部によって動作状態が正常と確認された前記映像データ記録装置ごとに、その記録性能と前記機器登録部に識別情報が登録された前記監視カメラの台数とに基づいて、映像データを記録すべき監視カメラを割り当てる記録割り当て決定部と、
    前記記録割り当て決定部による前記監視カメラの割り当て情報に従って前記映像データ記録装置に記録指令を与える制御部とを備え、
    前記状態確認部によって動作状態が正常と確認される前記映像データ記録装置の台数が変化するごとに、前記記録割り当て決定部は監視を継続するべきすべての前記監視カメラの映像データが正常動作している前記映像データ記録装置に記録されるように、前記複数の映像データ記録装置に対する前記複数の監視カメラの割り当て状態を変更するように構成したデジタル映像監視システム。
  2. 前記監視コントローラは、前記監視カメラごとに設定された重要度を記憶するカメラ情報部を備え、前記記録割り当て決定部は前記カメラ情報部に記憶された前記監視カメラの重要度が高くなるほど記録品質が高まるように、前記映像データ記録装置ごとに映像データを記録すべき前記監視カメラを割り当てる請求項1に記載のデジタル映像監視システム。
  3. 監視対象領域の映像データを出力する複数の監視カメラと、前記複数の監視カメラの映像データを割り当てて記録する複数の映像データ記録装置とがそれぞれネットワークに接続されたデジタル映像監視システムであって、
    前記複数の映像データ記録装置のそれぞれは、
    前記複数の監視カメラの各識別情報を記憶するとともに、他の前記映像データ記録装置の各識別情報、並びにすべての前記映像データ記録装置の各記録性能を記憶する機器情報記憶部と、
    前記機器情報記憶部に記憶された他の前記映像データ記録装置の各識別情報を用いて他の前記映像データ記録装置の各動作状態を定期的に確認し、前記複数の映像データ記録装置のいずれか1つの動作状態が変化するごとに、動作状態が正常な装置に対する前記複数の監視カメラの割り当てを変更し、その割り当てに従って記録指令を生成する記録指令生成部と、
    前記記録指令生成部で生成された自身に対する前記記録指令に従って記録動作を行う記録動作制御部とを備え、
    時間的に先に動作状態の変化を検出した前記映像データ記録装置のみが前記記録指令を生成するように構成したデジタル映像監視システム。
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