JP2005295255A

JP2005295255A - 撮像装置、及び撮像画像の送信方法

Info

Publication number: JP2005295255A
Application number: JP2004108085A
Authority: JP
Inventors: Yasuhito Abiru; 康仁安蒜; Hiroshi Yoshimura; 博吉村; Koichi Mio; 浩一三尾
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 2004-03-31
Filing date: 2004-03-31
Publication date: 2005-10-20

Abstract

【課題】
ネットワークを介したファイル転送を対象としたネットワークカメラにおいて、送信すべき撮像画像を確実に蓄積サーバに記録することができる撮像装置、および送信方法を提供する。
【解決手段】
ネットワークカメラ装置１０は、全体の処理動作を制御し、後述する本発明の特徴である複数の蓄積サーバへの送信切り替え動作を制御するＭＰＵ２０と、これらの動作を司るプログラムを格納したり、画像信号の各処理動作を行うためのワークエリアを提供したり、動き検出などの際に発生させるアラーム表示等の音声データ、画像データが保存されるメモリ２１を有している。またメモリ２１は後述する複数の蓄積サーバとの画像データの送受信のための設定情報が登録されている。この設定情報をＭＰＵ２１が参照することより、メインサーバ２２と、セカンダリサーバ２３へ画像送信を切り替えた送信制御を実行する。
【選択図】図１

Description

本発明はネットワークカメラなどの撮像装置に関し、敷くにネットワークを介して撮像画像を外部の蓄積サーバに送信する送信方法に関する。

最近、デジタル機器の普及に伴い、デジタルカメラなどの画像情報機器についても多くの機種が開発され、製造されてきている。また遠隔監視をするためのカメラとしての監視カメラもその画像がデジタル化され、ネットワークを介してきれいな画像を送信することが可能となってきている。これらネットワークを介して撮像画像を送信可能なカメラは総じてネットワークカメラを賞されている。

ネットワークカメラを用いてネットワークを介して画像を送信する際は、従来はＦＴＰ（file transfer protocol）と呼ばれるファイル転送プロトコルに基づいて、ネットワーク内の特定の蓄積サーバの特定フォルダに記録することが行われている。
特開２００２−１７５１７５号公報（図１）

このように従来のネットワークを介したファイル転送（ＦＴＰ）を対象としたネットワークカメラにおいてはＦＴＰサーバの動作状態及び回線使用状態により定常的な記録ができない状態が発生した場合、転送フレームのとりこぼし、または蓄積サーバの動作停止などによる未記録部分が発生する可能性があり、蓄積サーバは、このような未記録部分が発生しないようにするために、バックアップ機能が必要となっている。しかし、従来では、バックアップ機能を実現するためには蓄積サーバ内に冗長の記録装置を設けてＲＡＩＤシステムを構築するなどしなければならず、コスト増を招いていた。

そこで本発明は、ネットワークを介したファイル転送を対象としたネットワークカメラにおいて、送信すべき撮像画像を確実に蓄積サーバに記録することができる撮像装置、および送信方法を提供することを目的とするものである。

上記した課題を解決し目的を達成するために、画像を撮像する撮像部と、撮像した画像をネットワークを介して蓄積サーバに送信する通信部とを有するネットワークカメラにおいて、
蓄積サーバとして、第１の蓄積サーバおよび第２の蓄積サーバへの送信設定情報を登録する登録手段と、この登録手段に登録された設定情報に基づいて、第１の蓄積サーバに画像を送信する送信手段と、前記第１の蓄積サーバの動作状態が変化したことを検出する検出手段と、この検出手段の検出結果に基づいて、前記登録手段に登録された設定情報を参照し、前記第２の蓄積サーバへの画像送信に切り替える送信制御手段とを具備したものである。

また本発明は上述した課題を解決するため、前記検出手段は、前記第１の蓄積サーバへの画像記録が不可能となったことを検出するものである。

また本発明は上述した課題を解決するため、前記撮像部で撮像された画像を解析し、通常時の画像であるか、非常時の画像であるかを判定する判定手段と、この判定手段の判定結果に基づいて、前記登録手段に登録された設定情報を参照し、前記第２の蓄積サーバへの画像送信に切り替える送信制御手段とを具備したものである。

また本発明は上述した課題を解決するため、画像を撮像する撮像部と、撮像した画像をネットワークを介して蓄積サーバに送信する通信部とを有するネットワークカメラの画像送信方法において、蓄積サーバとしての第１の蓄積サーバおよび第２の蓄積サーバへの送信設定情報を登録し、この登録された設定情報に基づいて、第１の蓄積サーバに画像を送信し、前記第１の蓄積サーバの動作状態が変化したことを検出し、この検出手段の検出結果に基づいて、前記登録手段に登録された設定情報を参照し、前記第２の蓄積サーバへの画像送信に切り替えるものである。

本発明によれば、ネットワークを介したファイル転送を対象としたネットワークカメラにおいて、送信すべき撮像画像を確実に蓄積サーバに記録することができる。

以下、図面を参照して本発明によるデジタルスチルカメラの実施の形態を説明する。

図１は本発明の一実施形態を示すネットワークカメラのシステム構成を示すブロック図である。

本発明に係る撮像装置であるネットワークカメラ装置１０は、図１に示すように対物レンズ１１と、これを通過した入射光を受け、所定の露出値に応じた制御信号を受けこれに応じて機械的な露出調整を行うアイリス機構１２と、露出調整された入射光を受けこれに応じた検出信号を出力するＣＣＤ素子等による固体撮像素子とを有している。さらに、この固体撮像素子１３は、タイミングジェネレータ１５から、入射光に応じて検出信号を変換する変換処理のタイミングを制御するための制御信号を受けて、変換処理を行うものであり、この制御信号が与えるタイミングに応じても、露出調整が可能である。さらに、固体撮像素子１３からの検出信号は、Ａ／Ｄコンバータ・ＡＧＣ（Auto Gain Control）１４に供給され、デジタル信号に変換され、さらに、タイミングジェネレータ１５からの制御信号に応じて、適正な値に変換されて出力される。

さらに、ネットワークカメラ装置１０は、Ａ／Ｄコンバータ・ＡＧＣ回路１４からの出力信号を受ける画像処理部１６と、ここで画像処理された画像信号をＭＰＥＧ圧縮またはＪＰＥＧ圧縮などの圧縮処理を行う画像圧縮部１７とを有している。画像処理部１６では、入力された画像信号に対して、例えば、シャープネス処理、コントラスト処理、ガンマ補正、ホワイトバランス処理、画素加算処理等の画像処理が施される。

さらに、ネットワークカメラ装置１０は、全体の処理動作を制御し、後述する本発明の特徴である複数の蓄積サーバへの送信切り替え動作を制御するＭＰＵ２０と、これらの動作を司るプログラムを格納したり、画像信号の各処理動作を行うためのワークエリアを提供したり、動き検出などの際に発生させるアラーム表示等の音声データ、画像データが保存されるメモリ２１を有している。またメモリ２１は後述する複数の蓄積サーバとの画像データの送受信のための設定情報が登録されている。この設定情報をＭＰＵ２１が参照することより、適宜画像送信すべき蓄積サーバを切り替えた送信制御を実行する。

そして、ネットワークカメラ装置１０は、ＭＰＵ２０にデータバスを介して、接続されたイーサネット（Ethernet/登録商標）通信部１８を有しており、外部の蓄積サーバとの間で通信処理を実行する。本実施形態では、外部の蓄積サーバとして、メインサーバ２２、セカンダリサーバ２３が設けられている。メインサーバ２２、セカンダリサーバ２３には、共に画像を記録するための大容量の記憶装置が配置されており、それぞれ固有のネットワークアドレスを持って、ネットワークカメラとのデータの送受信を行う。

具体的にはメモリ２１には図２に示すように、メインサーバ２２、セカンダリサーバ２３それぞれと通信を実行するための設定情報が登録されている。設定情報としては各サーバのアドレス情報と各サーバ内の記憶装置に記録する際に記録エリアを特定するパス情報と、この記録
エリアに記録する際のファイル名が登録されている。この登録された情報に基づいて、ネットワークカメラ１０が適宜一方の蓄積サーバに画像を送信するものである。

次に、本発明の動作について、図３のフローチャートを用いて説明する。

まず、撮像した画像をイーサネット通信部１８を介してメインサーバ２２に送信しているとする（ステップＳ３１）。この時にメインサーバ２２の動作状態に変化があった場合、具体的には、メインサーバ２２が動作を停止したり、通信回線が混雑することにより画像データを記録できなくなってしまった場合に（ステップＳ３２のＹ）、メインサーバ２２からの動作異常情報を受け取り、ＭＰＵ２０がセカンダリサーバ２３への画像送信に切り替える（ステップＳ３３）。一方、メインサーバ２２の動作異常がなかった場合であっても（ステップＳ３２のｎ）、転送条件の変化について検出する。転送条件の変化とは、本ネットワークカメラ装置１０を監視カメラとして利用したときに、侵入者を検出するたな撮像した画像に異常状態が認められる場合であったり、所定の場所を撮影した時であることである。このように転送条件の変化が認められた場合にもＭＰＵ２０がセカンダリサーバ２３への画像送信に切り替える（ステップＳ３４のｙ）。一方、転送条件の変化がない場合には、メインサーバ２２への画像送信を維持する。

このように本実施形態によれば、ＦＴＰサーバ等の蓄積サーバの動作状態において、定常的にトラフィックが重い状態またはサーバの動作停止といった状態が発生した場合に、カメラに設定されているセカンダリサーバへ自動的に転送先を変更することで未記録期間を発生させないようにすることができる。またカメラの設定により記録画像の種別に応じて蓄積サーバの自動切り替えが可能となる。

本発明の一実施の形態によるネットワークカメラのシステム構成を示すブロック図である。同実施の形態による蓄積サーバとの通信実施のための設定情報が登録されたメモリの設定内容を示す図である。同実施の形態による通信制御を示す動作を説明するためのフローチャートである。

符号の説明

１１…対物レンズ、１２…アイリス機構、１３…ＣＣＤ、１４…Ａ／Ｄコンバータ・ＡＧＣ回路、１５…タイミングジェネレータ、１６…画像処理部、１７…画像圧縮部、１８…イーサネット通信部、２０…ＭＰＵ、２１…メモリ、２２…メインサーバ、２３…セカンダリサーバ。

Claims

画像を撮像する撮像部と、撮像した画像をネットワークを介して蓄積サーバに送信する通信部とを有するネットワークカメラにおいて、
蓄積サーバとして、第１の蓄積サーバおよび第２の蓄積サーバへの送信設定情報を登録する登録手段と、
この登録手段に登録された設定情報に基づいて、第１の蓄積サーバに画像を送信する送信手段と、
前記第１の蓄積サーバの動作状態が変化したことを検出する検出手段と、
この検出手段の検出結果に基づいて、前記登録手段に登録された設定情報を参照し、前記第２の蓄積サーバへの画像送信に切り替える送信制御手段とを具備したことを特徴とするネットワークカメラ。
前記検出手段は、前記第１の蓄積サーバへの画像記録が不可能となったことを検出することを特徴とする請求項１記載のネットワークカメラ。
前記撮像部で撮像された画像を解析し、通常時の画像であるか、非常時の画像であるかを判定する判定手段と、
この判定手段の判定結果に基づいて、前記登録手段に登録された設定情報を参照し、前記第２の蓄積サーバへの画像送信に切り替える送信制御手段とを具備したことを特徴とする請求項１記載のネットワークカメラ。
画像を撮像する撮像部と、撮像した画像をネットワークを介して蓄積サーバに送信する通信部とを有するネットワークカメラの画像送信方法において、
蓄積サーバとしての第１の蓄積サーバおよび第２の蓄積サーバへの送信設定情報を登録し、
この登録された設定情報に基づいて、第１の蓄積サーバに画像を送信し、
前記第１の蓄積サーバの動作状態が変化したことを検出し、
この検出手段の検出結果に基づいて、前記登録手段に登録された設定情報を参照し、前記第２の蓄積サーバへの画像送信に切り替えることを特徴とする撮像画像の送信方法。