JP2007235889A - 固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像するときの最初の第1フレーム期間の最後に読み出したオプティカルブラック部やダミー画素部から読み出したデータを用いてデータ補正を行うことができる様にする。
【解決手段】フォトセンサの検出電荷が読み出され転送パルスに従って転送する電荷転送路11を備えると共に電荷転送路11の電荷転送方向の前端部16及び後端部17にオプティカルブラック部およびダミー画素部の少なくとも一方が設けられる固体撮像素子10と、固体撮像素子10に転送パルスφVを印加して電荷転送路11を転送駆動する駆動手段30とを有する固体撮像装置において、駆動手段30は、固体撮像素子10からデータを読み出す第1フレーム期間の当初に後端部17の不定ノイズを掃き出す空転送を行いその後に電荷転送路11の全段数の転送を行う転送パルスφVを固体撮像素子10に印加する。
【選択図】図1

Description

本発明はCCD(電荷結合素子:Charge Coupled Devices)型の固体撮像装置に係り、特に、有効撮像領域外のオプティカルブラック部(光学黒部)等の読み出しデータを用いて有効撮像領域の画像データを補正するCCD型固体撮像装置に関する。
図3は、一般的なCCD型固体撮像素子の表面模式図である。半導体基板の表面部には図示しない多数のフォトセンサ(画素)や垂直転送路(VCCD)が設けられており、その中央部分が有効撮像領域1となり、周辺部にオプティカルブラック(OB)部2が設けられる。
半導体基板の下辺部には水平転送路(HCCD)3が設けられ、垂直転送路に沿って転送されてきたフォトセンサの検出電荷が水平転送路3で出力端まで転送され、出力端に設けられた出力アンプ4により、信号電荷の電荷量に応じた電圧値信号が画像データとして出力される。
オプティカルブラック(OB)部2の水平転送路側の帯状部分が前垂直OB部5となり、水平転送路から離れた帯状部分が後垂直OB部6となる。
図4は、図3に示したCCD型固体撮像素子からデータを読み出す時間経過を示す図である。この固体撮像素子からデータを読み出す場合には、垂直同期信号(VD信号)に同期して読み出しパルスが印加され、その後に垂直転送路,水平転送路が転送駆動されることで、先ず、前垂直OB部5のデータ5aが読み出され、次に、有効撮像領域1のデータ1aが読み出され、次に後垂直OB部6のデータ6aが読み出される。
今、高輝度被写体の画像8が撮像面を高速に移動したとすると、これに応じて帯状9にスミア電荷が発生する。このスミア電荷分だけ、画像データ(有効撮像領域1から読み出したデータ1a)を補正することで、スミアのない良好な画像データを再生することが可能となる。
そこで、オプティカルブラック部5,6から読み出したデータからスミア電荷成分を求め、データ補正を行うことが行われている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開平7―67038号公報
オプティカルブラック(OB)部2から読み出したデータを用いて各種データ補正を行う場合、オプティカルブラック(OB)部2にノイズ電荷が重畳されていると、データ補正精度を上げることができない。
撮像するとき最初に読み出したフレーム期間(第1フレーム)のデータ5a,1a,6aには、フォトセンサ,垂直転送路,水平転送路のいずれにも不定電荷によるノイズが乗っている可能性が高い。
このため、従来は、第1フレーム期間のデータ5a,1a,6aは不定データ期間として全て破棄し、次フレーム(第2フレーム)以後に読み出した前垂直OB部データ,後垂直OB部データを用いてデータ補正を行う様にしている。
図4には図示しない第3フレーム期間の有効撮像領域1から読み出した画像データを補正する場合、第3フレーム期間の最初に読み出された前垂直OB部データの他に、第2フレーム期間の最後に読み出された後垂直OB部データ6bも利用できるため、データ補正精度を上げることができる。
しかし、第2フレーム期間の有効撮像領域1から読み出した画像データを補正する場合、第1フレーム期間の最後に読み出した後垂直OB部データ6aはノイズ重畳により利用できず、第2フレーム期間の最初に読み出した前垂直OB部データ5bしか利用できないため、データ補正精度を上げることができないという問題がある。
尚、オプティカルブラック部のデータを用いてデータ補正する例について述べたが、オプティカルブラック部ではなく、前垂直部分や後垂直部分に設けたダミー画素のダミーデータを用いてデータ補正する場合も上記と同様である。
本発明の目的は、第1フレーム期間の最後に読み出したオプティカルブラック部やダミー画素部から読み出したデータを用いてデータ補正を行うことができる固体撮像装置を提供することにある。
本発明の固体撮像装置は、フォトセンサの検出電荷が読み出され転送パルスに従って転送する電荷転送路を備えると共に該電荷転送路の電荷転送方向の前端部及び後端部にオプティカルブラック部およびダミー画素部の少なくとも一方が設けられる固体撮像素子と、該固体撮像素子に前記転送パルスを印加して前記電荷転送路を転送駆動する駆動手段とを有する固体撮像装置において、前記駆動手段は、前記固体撮像素子からデータを読み出す第1フレーム期間の当初に前記後端部の不定ノイズを掃き出す空転送を行いその後に前記電荷転送路の全段数の転送を行う転送パルスを前記固体撮像素子に印加する手段を備えることを特徴とする。
本発明の固体撮像装置は、前記空転送を前記後端部の電荷転送段数分だけ行うことを特徴とする。
本発明の固体撮像装置は、前記第1フレーム期間の最後に読み出される前記後端部のデータと該第1フレーム期間の次の第2フレーム期間の最初に読み出される前記前端部のデータとにより前記固体撮像素子から読み出した画像データの補正を行う信号処理手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、第1フレーム期間の最後に読み出されるオプティカルブラック部等のデータをデータ補正に使用することができるため、精度の高いデータ補正を実現可能となる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るデジタルカメラ(CCD型固体撮像装置)の要部構成図である。このデジタルカメラは、図3で説明したのと同じCCD型固体撮像素子10と、デジタルカメラを統括制御するCPU20と、CPU20からの指示によりCCD型固体撮像素子10を駆動する撮像素子駆動部30と、固体撮像素子10から読み出されたデータを受け取り信号処理して画像出力を行う信号処理手段40とを備える。撮像素子駆動部30は、CCD型固体撮像素子10に対して、読み出しパルスや、垂直転送パルスφV,水平転送パルスφHを出力する。
CCD型固体撮像素子10には、半導体基板の表面部に二次元アレイ状に配列形成された多数の図示しないフォトセンサ(画素)と、各フォトセンサ列の側部に形成された垂直転送路(VCCD)11とが設けられている。半導体基板受光面の周辺部は遮光膜に覆われ、遮光膜に覆われない中央領域が有効撮像領域12となり、遮光膜に覆われた部分がオプティカルブラック(OB)部13になっている。
半導体基板の下辺部には水平転送路(HCCD)14が設けられ、垂直転送路11に沿って転送されてきたフォトセンサの検出電荷が水平転送路14で出力端まで転送され、出力端に設けられた出力アンプ15により、信号電荷の電荷量に応じた電圧値信号が画像データとして出力される。
オプティカルブラック(OB)部13には、図3で説明したのと同様に、前垂直OB部16と、後垂直OB部17とがある。信号処理手段40は、前垂直OB部16や後垂直OB部17から読み出したデータを用いて、有効撮像領域12から読み出した画像データのデータ補正(例えばスミア補正)を行い、補正後の画像データを出力し、図示しない記録メディア等に格納する。
尚、本実施形態の固体撮像装置では、オプティカルブラック部のデータを用いてデータ補正するが、オプティカルブラック部ではなく、前垂直部分16や後垂直部分17に設けたダミー画素部のダミーデータを用いてデータ補正しても良いことは前述の通りである。
図2は、図1に示したCCD型固体撮像素子からデータを読み出す時間経過を示す図である。本実施形態でも、図4と同様に、垂直同期信号(VD信号)に同期する読み出しパルスが撮像素子駆動部30からCCD型固体撮像素子10に印加され、撮像素子駆動部30からCCD型固体撮像素子10に転送パルスφV,φHが印加されて垂直転送路11,水平転送路14が転送駆動される。
このとき、本実施形態のデジタルカメラでは、撮像初期の最初の第1フレーム期間の読み出しパルス印加前に、撮像素子駆動部30が垂直転送パルスφVを所定数だけCCD型固体撮像素子10に印加する。これにより、読み出しパルス前に、CCD型固体撮像素子10の垂直転送路11が空転送される。
即ち、図1において、この空転送により、不定ノイズが重畳したデータ(前垂直OB部16のデータ16a,有効撮像領域12の画像データ12a,後垂直OB部17のデータ17a)が空転送のパルス数だけ水平転送路14の方向に送られることになる。
空転送を行う垂直転送パルスφVのパルス数を、後垂直OB部17の段数分にすると、この空転送により、後垂直OB部17のデータは、「空」状態すなわち不定電荷によるノイズが掃き出され無くなった状態になる。
その後に、撮像素子駆動部30がCCD型固体撮像素子10に対して読み出しパルスを印加すると共にCCD型固体撮像素子10の垂直方向の全段数分の垂直転送パルスφVを印加することで、第1フレーム期間が終了する。次に、再び読み出しパルスが印加され垂直転送路11,水平転送路14が転送駆動されることで、第2フレーム期間が終了する。
本実施形態によれば、第1フレーム期間の当初に垂直転送路11の空転送を行うため、好適には後垂直OB部17の垂直方向段数分だけ或いはダミー画素行の垂直方向行数分を加えた段数の空転送を行うため、第1フレーム期間の最後に読み出される後垂直OB部17のデータ17aは、不定電荷によるノイズが空転送で掃き出されたデータになっている。
従って、第2フレーム期間に有効撮像領域12から読み出される画像データ12bを、第1フレーム期間最後の後垂直OB部データ17aと、第2フレーム期間最初の前垂直OB部データ16bとを用いてデータ補正することができ、補正精度を向上させることが可能となる。
尚、垂直OB部16,17のデータの代わりにダミー画素部のデータを使用する場合は、空転送後の読み出しパルス印加は特に必要ではない。また、垂直OB部16,17の画素(遮光膜に覆われたフォトセンサ)に不要電荷の蓄積がある場合には、空転送前に読み出しパルスを追加することで、垂直OB部画素内の不定電荷を掃き出すことができる。更に、読み出し前に、電子シャッタ電圧をCCD型固体撮像素子10に印加することで、同様の効果を得ることもできる。
本発明に係る固体撮像装置は、有効撮像領域から読み出した画像データのデータ補正を撮像初期から高精度に行うことができ、デジタルカメラ等に搭載すると有用である。
本発明の一実施形態に係るCCD型固体撮像装置の要部構成図である。 図1に示すCCD型固体撮像装置の動作を時間経過に従って説明する図である。 一般的なCCD型固体撮像素子の表面模式図である。 図3に示すCCD型固体撮像素子の動作を時間経過に従って説明する図である。
符号の説明
10 CCD型固体撮像素子
11 垂直転送路
12 有効撮像領域
12a,12b 有効撮像領域から読み出されたデータ
13 オプティカルブラック(OB)部
14 水平転送路
15 出力アンプ
16 前垂直OB部
16a,16b 前垂直OB部から読み出されたデータ
17 後垂直OB部
17a,17b 後垂直OB部から読み出されたデータ
20 CPU
30 撮像素子駆動部
40 信号処理手段
φV 垂直転送パルス(空転送用の垂直転送パルスを含む)

Claims (3)

  1. フォトセンサの検出電荷が読み出され転送パルスに従って転送する電荷転送路を備えると共に該電荷転送路の電荷転送方向の前端部及び後端部にオプティカルブラック部およびダミー画素部の少なくとも一方が設けられる固体撮像素子と、該固体撮像素子に前記転送パルスを印加して前記電荷転送路を転送駆動する駆動手段とを有する固体撮像装置において、前記駆動手段は、前記固体撮像素子からデータを読み出す第1フレーム期間の当初に前記後端部の不定ノイズを掃き出す空転送を行いその後に前記電荷転送路の全段数の転送を行う転送パルスを前記固体撮像素子に印加する手段を備えることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記空転送を前記後端部の電荷転送段数分だけ行うことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記第1フレーム期間の最後に読み出される前記後端部のデータと該第1フレーム期間の次の第2フレーム期間の最初に読み出される前記前端部のデータとにより前記固体撮像素子から読み出した画像データの補正を行う信号処理手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の固体撮像装置。
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