JP2007234971A - フレキシブルプリント配線板およびフレキシブルプリント配線板をコネクタに挿入する方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】コネクタに挿入し易いフレキシブルプリント配線板およびこのようなフレキシブルプリント配線板をコネクタに挿入する方法を提供する。
【解決手段】コネクタに接続する接続部18を有するフレキシブルプリント配線板1は、接続部18の裏面に設けられた補強板14と、補強板14の後端14rに設けられた押当て部15とを備えることを特徴とする。これにより、押当て部15を押すことにより補強板14を後方から押すことができるので、接続部18をコネクタに容易に挿入することができる。
【選択図】図2
【解決手段】コネクタに接続する接続部18を有するフレキシブルプリント配線板1は、接続部18の裏面に設けられた補強板14と、補強板14の後端14rに設けられた押当て部15とを備えることを特徴とする。これにより、押当て部15を押すことにより補強板14を後方から押すことができるので、接続部18をコネクタに容易に挿入することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、コネクタに挿入し易いフレキシブルプリント配線板およびこのようなフレキシブルプリント配線板をコネクタに挿入する方法に関する。
フレキシブルプリント配線板は、電子機器などに設けられた駆動部品への接続や離れた場所に配置された部品への接続などに用いられる。フレキシブルプリント配線板の先端にはコネクタに接続する接続部が形成されている。接続部をコネクタに挿入することにより電気的な接続が取られる。
図16は、フレキシブルプリント配線板の接続部を上面からみた正面図である。図17は、図16の矢符Cからみた断面図である。
フレキシブルプリント配線板100は、可撓性を有するベースフィルム113とカバーフィルム111により導体パターン112を挟んだ構成となっている。フレキシブルプリント配線板100の一端には接続部118が設けられている。接続部118には接続端子118aが形成されている。接続端子118aは、ベースフィルム113からカバーフィルム111を剥離して導体パターン112を露出させることにより形成される。なお、図17では、ベースフィルム113および接着剤116以外の部分のハッチングを省略してある。
接続部118の裏面には接着剤116により補強板114が貼り付けられている。補強板114は接続部118の撓みや変形を防止するものである。この構成により、接続部118はコネクタの接点電極と確実に当接して接点が取れるものとなっている。
しかしながら、フレキシブルプリント配線板100は可撓性を有しており全体的に屈曲するので、コネクタに挿入しにくいという問題があった。すなわち、本体部120(接続部118をのぞく部分)は屈曲するものであるので本体部120を支持して接続部118をコネクタに挿入することができない。そこで、接続部118を支持してコネクタに挿入するが、接続部118はコネクタの内部に挿入されるものであるので、その形状は無駄のない形状に設計されており支持する部分がないために、コネクタの挿入作業は熟練を要するものであった。
また、フレキシブルプリント配線板100をコネクタに挿入するときに、本体部120を折り曲げてしまったり、ベースフィルム113やカバーフィルム111を破損してしまったりすることがあった。
このような問題に対して、接続部118の後方側であってその両側に突起を設けることによりコネクタに挿入し易いように工夫したフレキシブルプリント配線板が提案されている(特許文献1参照)。
特開平03−125493号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、接続部の両端に設けられた突起をピンセットなどで掴む必要があり作業性がよいものではなかった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、コネクタに挿入し易いフレキシブルプリント配線板およびこのようなフレキシブルプリント配線板をコネクタに挿入する方法を提供することを目的とする。
本発明に係るフレキシブルプリント配線板は、コネクタに接続する接続部を有するフレキシブルプリント配線板であって、前記接続部の裏面に設けられた補強板と、該補強板の後端に設けられた押当て部とを備えることを特徴とする。
この構成により、押当て部を押すことにより補強板を後方から押すことができるので、接続部をコネクタに容易に挿入することができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板では、前記押当て部の厚さは、前記補強板の厚さより大きいことを特徴とする。この構成により、押当て部をコネクタの内部に挿入しないようにすることができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板では、前記押当て部の厚さは、前記補強板の厚さに寸法公差の2倍の値を加えて得た値よりも大きくしたことを特徴とする。この構成により、押当て部の厚さ寸法がマイナス側に振れ、補強板の厚さ寸法がプラス側に振れた場合であっても、押当て部の厚さを補強板の厚さよりも大きくすることができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板では、前記補強板の長さは、前記接続部が前記コネクタに挿入される距離と略等しくしてあることを特徴とする。この構成により、挿入されるべき距離まで接続部をコネクタに押し込んだときに、押当て部がコネクタの端面に当接するので、接続部を適切な位置以上に押込みすぎることがなくなる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板では、前記押当て部の後端面は、前記接続部の裏面に対して傾斜させた傾斜面が形成されてなることを特徴とする。この構成により、押当て部の後端面の面積が大きくなることから、挿入治具の押圧面(押当て部を押す面)との摩擦が大きくなるので、押圧面と後端面とのずれが抑えられる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板では、前記押当て部は、後端面に凹部が形成されていることを特徴とする。この構成により、凹部に嵌合する凸部に対して位置決めされるものとすることができる。この結果、接続部をコネクタに挿入する挿入治具として凹部に嵌合する凸部を設けたものを用いることにより、接続部を挿入治具に対して正確に位置決めできるので、接続部を正確にコネクタに挿入することができる。また、凹部が凸部に嵌合することから、挿入治具と押当て部とのずれが生じないので、接続部をコネクタに確実に挿入することができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板では、前記凹部は、平面視で略長方形であることを特徴とする。この構成により、凹部と挿入治具に形成された凸部が嵌合するとき、夫々の角で位置決めされるので、挿入治具に対して接続部を正確に位置決めすることができる。これにより、コネクタに対して正確に位置決めして接続部を押し込むことができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板では、前記凹部は、平面視で略円形であることを特徴とする。この構成により、凹部に角がないので、挿入治具の凸部を容易に嵌合させることができる。また、凹部に角がないので応力集中がなくなり、押込み時において押当て部の破損がなくなる。また、平面視での凹部の形状を略円形としたことから、凹部の側面での摩擦を小さくすることができるので、小さい力で凹部と挿入治具の凸部を嵌合させることができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板では、前記凹部は、平面視で略三角形であることを特徴とする。この構成により、凹部と挿入治具の凸部を容易に嵌合させることができるので、接続部をコネクタに押し込む作業を速くすることができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板では、前記押当て部は、後端面に凸部が形成されていることを特徴とする。この構成により、凸部に嵌合する凹部に対して位置決めされるものとすることができる。この結果、接続部をコネクタに挿入する挿入治具として凸部に嵌合する凹部を設けたものを用いることにより、接続部は挿入治具に対して正確に位置決めできるので、接続部を正確にコネクタに挿入することができる。また、凸部が凹部に嵌合することから、挿入治具と押当て部とのずれが生じないので、接続部をコネクタに確実に挿入することができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板では、前記凸部は、平面視で略長方形であることを特徴とする。この構成により、凸部と挿入治具に形成された凹部が嵌合するとき、夫々の角で位置決めされるので、挿入治具に対して接続部を確実に位置決めすることができる。これにより、コネクタに対して正確に位置決めして接続部を押し込むことができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板では、前記凸部は、平面視で略円形であることを特徴とする。この構成により、凸部に角がないので、挿入治具の凹部を容易に嵌合させることができる。また、凸部に角がないので応力集中がなくなり、押込み時において押当て部の破損がなくなる。また、平面視での凸部の形状を略円形としたことから、凸部の側面での摩擦を小さくすることができるので、小さい力で凸部と挿入治具の凹部を嵌合させることができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板では、前記凸部は、平面視で略三角形であることを特徴とする。この構成により、凸部と挿入治具の凹部を容易に嵌合させることができるので、接続部をコネクタに押し込む作業を速くすることができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板では、前記押当て部は、前記補強板に一体的に設けられてなることを特徴とする。この構成により、補強板と押当て部が一体として形成されることから、補強板と押当て部を個別に取り付ける必要がなくなるので、製造コストを削減することができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板をコネクタに挿入する方法は、本発明に係るフレキシブルプリント配線板をコネクタに挿入する方法であって、前記押当て部を押す押圧部を有する挿入治具で前記押当て部を押すことにより、前記接続部を前記コネクタに挿入することを特徴とする。
この構成により、挿入治具により後端面を押すことができるので、容易に接続部をコネクタに挿入することができる。また、フレキシブルプリント配線板を手で触らずに、また、ピンセットなどで把持する必要もなく、押当て部を押す押圧部を有する挿入治具を用いて接続部をコネクタに容易に挿入することができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板をコネクタに挿入する方法では、前記押圧部の押圧面に前記傾斜面と当接する当接面を形成したことを特徴とする。この構成により、挿入治具により接続部をコネクタに挿入するときに、挿入治具の当接面を押当て部の傾斜面に当接させることから、広い面積で押当て部を押すことができるので、接続部をコネクタに確実に挿入することができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板をコネクタに挿入する方法では、前記押圧部の押圧面に前記凹部と嵌合する凸部を形成したことを特徴とする。この構成により、挿入治具により接続部をコネクタに挿入するときに、挿入治具の凸部を押当て部の凹部に嵌合させることができることから、接続部を挿入治具に対して位置決めすることができるので、接続部をコネクタに確実に挿入することができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板をコネクタに挿入する方法では、前記押圧部の押圧面に前記凸部と嵌合する凹部を形成したことを特徴とする。この構成により、挿入治具により接続部をコネクタに挿入するときに、挿入治具の凹部を押当て部の凸部に嵌合させることができることから、接続部を挿入治具に対して位置決めすることができるので、接続部をコネクタに正確かつ確実に挿入することができる。
本発明に係るフレキシブルプリント配線板によれば、補強板の後端に押当て部を設けていることから、この押当て部を押すことにより補強板を後方から押すことができるので、接続部をコネクタに容易に挿入することができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板によれば、押当て部の厚さは補強板の厚さより大きくしていることから、押当て部をコネクタの内部に挿入しないようにすることができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板によれば、押当て部の厚さを、補強板の厚さに寸法公差の2倍の値を加えて得た値よりも大きくしたことから、押当て部の厚さ寸法がマイナス側に振れ、補強板の厚さ寸法がプラス側に振れた場合であっても、確実に押当て部の厚さを補強板の厚さよりも大きくすることができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板によれば、補強板の長さを、接続部がコネクタに挿入される距離と略等しくしたことから、接続部が挿入されるべき距離までコネクタに押し込んだときに、押当て部がコネクタの端面に当接するので、接続部を押込みすぎることがなくなる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板によれば、押当て部の後端面は接続部の裏面に対して傾斜させた傾斜面に形成されてなることから、押当て部の後端面の面積が大きくなるので、挿入治具の押圧面(押当て部を押す面)との摩擦が大きくなる。これにより、挿入治具の押圧面と接続部の後端面とのずれが抑えられる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板によれば、押当て部の後端面に凹部(または凸部)を形成したことから、凹部(または凸部)に嵌合する凸部(または凹部)に対して位置決めされるものとなるので、挿入治具として凹部(または凸部)に嵌合する凸部(または凹部)を設けたものを用いることにより、接続部を正確にコネクタに挿入することができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板によれば、押当て部の凹部(または凸部)を平面視で略長方形としたことから、凹部(または凸部)と挿入治具の凸部(または凹部)が嵌合するとき、夫々の角で位置決めされるので、挿入治具に対して接続部を正確に位置決めすることができる。これにより、コネクタに対して正確に位置決めして接続部を押し込むことができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板によれば、押当て部の凹部(または凸部)を平面視で略円形として、凹部(または凸部)に角がない形状としたことから、挿入治具の凸部(または凹部)を容易に嵌合させることができる。また、凹部(または凸部)に角がないので応力集中がなくなり、押込み時において押当て部の破損がなくなる。また、平面視での凹部の形状を略円形としたことから、凹部(または凸部)の側面での摩擦を小さくすることができるので、小さい力で凹部(または凸部)と挿入治具の凸部(または凹部)を嵌合させることができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板によれば、押当て部の凹部(または凸部)を平面視で略三角形としたことから、凹部(または凸部)と挿入治具の凸部(または凹部)を容易に嵌合させることができるので、接続部をコネクタに押し込む作業を速くすることができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板によれば、押当て部を補強板に一体的に形成して一個の部品としたことから、補強板と押当て部を個別に取り付ける必要がなくなるので、製造コストを削減することができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板をコネクタに挿入する方法によれば、本発明に係るフレキシブルプリント配線板の押当て部を押す押圧部を有する挿入治具により押当て部を押すことから、容易に接続部をコネクタに挿入することができる。また、フレキシブルプリント配線板を手で触らずに、また、ピンセットなどで把持する必要もなく、押当て部を押す押圧部を有する挿入治具を用いて接続部をコネクタに容易に挿入することができる。
また、本発明に係るフレキシブルプリント配線板をコネクタに挿入する方法によれば、挿入治具の押圧部の押圧面に、押当て部の後端面の形状に対応させて当接面、凸部、または凹部を形成したことから、押圧面と押当て部の後端面とのずれを生じさせないので、接続部をコネクタに確実に挿入することができる。また、押圧部の凸部または凹部を押当て部の凹部または凸部に嵌合させることができることから、接続部を挿入治具の押圧部に対して位置決めできるので、接続部をコネクタに正確かつ確実に挿入することができる。
以下、本発明に係るフレキシブルプリント配線板の実施の形態を図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係るフレキシブルプリント配線板の接続部を上面からみた正面図である。図2は、本発明の実施の形態1に係るフレキシブルプリント配線板の接続部を図1矢符Aからみた断面図である。
図1は、本発明の実施の形態1に係るフレキシブルプリント配線板の接続部を上面からみた正面図である。図2は、本発明の実施の形態1に係るフレキシブルプリント配線板の接続部を図1矢符Aからみた断面図である。
本発明の実施の形態に係るフレキシブルプリント配線板1は、可撓性を有するベースフィルム13とカバーフィルム11により導体パターン12を挟んだ構成となっている。また、先端には、コネクタ50(図5参照)に接続する接続部18が形成されている。ここでは、接続部18をのぞく部分を本体部20とする。なお、図2では、ベースフィルム13および接着剤16のみにハッチングし、その他の部分のハッチングを省略してある(以下の図2乃至図8、または、図10、図12、図14のフレキシブルプリント配線板1においても同じくその他の部分のハッチングを省略してある。)。
ベースフィルム13およびカバーフィルム11はポリイミドなどにより形成されたフィルムが用いられる。また、導体パターン12は例えば銅により形成される。
接続部18は、カバーフィルム11の先端が剥離され導体パターン12(例えば、銅により形成される)を露出させることにより設けられる。接続端子18aは、露出した導体パターン12にニッケルメッキ(不図示)および金メッキ(不図示)などを施すことにより形成される。接続部18の裏面18bには、補強板14が貼り付けられている。
補強板14は、絶縁性を有するガラスエポキシ系基板により形成され、アクリル系またはエポキシ系の接着剤16により裏面18bに貼り付けられる。補強板14は接続部18の撓みや変形を防止するものであり、これにより、接続部18はコネクタ50に確実に挿入され接点が取れるようになっている。
すなわち、接続部18をコネクタ50に挿入すると、接続端子18aがコネクタ50の接点電極52(図5参照)に当接し、接続端子18aに押圧力が加えられる。接続部18は補強板14により補強されているため、接点電極52の押圧力に対して変形せず、接点電極52は確実に接続端子18aに当接することになる。
接着剤16としては、例えば、両面に熱硬化性接着剤が塗布された両面テープなどが用いられる。具体的には、まず、両面テープを接続部18の裏面18bに貼付し、次いで両面テープの反対側の面に補強板14を貼付したあと、熱を加えることにより補強板14を接着させている。
補強板14の後端14rには、押当て部15が設けられている。押当て部15は、例えば、ガラスエポキシ基板などにより形成される。また、押当て部15は接着剤16(例えば、エポキシ系接着剤)によりベースフィルム13に貼り付けられる。
押当て部15は、挿入治具30の押圧部31(実施の形態2、図8乃至図15参照)に押圧されるものである。この構成により、押当て部15を挿入治具30より補強板14を後方から押すことができるので、接続部18をコネクタ50に容易に挿入することができる。
また、押当て部15の後端面15rは、押圧部31の押圧面31a(図8乃至図15参照)に当接し易いように加工してもよい。例えば、後端面15rは、ベースフィルム13の面に対して略垂直に形成され面出しされる。このような構成によれば、後端面15rに対して略垂直な方向に挿入治具30を押し出すことにより、接続部18をコネクタ50に挿入する方向P(図8乃至図15参照)に正確に押し出すことができる。
図3は、本発明の実施の形態1に係るフレキシブルプリント配線板において押当て部を変形させた例を図1矢符Aからみた断面図である。
本例の押当て部15の後端面15rには、接続部18の裏面18bに対して傾斜した傾斜面15sが形成されている。これにより、押当て部15の後端面15rの面積が大きくなることから、挿入治具30の押圧面31aとの摩擦が大きくなり、挿入治具30の押圧面31aと後端面15rとのずれが抑えられる。
また、後端面15rの傾斜は、後端面15rとベースフィルム13(あるいは接続部18の裏面18b)とのなす角が鋭角になるようにして形成することが好ましい。この構成により、押圧部31を後端面15rに押し当てて押し出したときに後端面15rと押圧面31aがずれたとしても、押圧部31は後端面15rを前方に押しつつ接続部18の裏面18bを押す方向にずれることになる。すなわち、押圧部31が後端面15rから外れてしまって接続部18をコネクタ50に押し込めなくなることを防止することができる(図10参照)。
図4は、本発明の実施の形態1に係るフレキシブルプリント配線板における接続部を図1矢符Aからみた断面であり、押当て部の寸法について説明した説明図である。
押当て部15は、補強板14の厚さd1より厚く形成されている。押当て部15がコネクタ50に挿入しないようにするためである。すなわち、押当て部15を補強板14とともにコネクタ50の内部まで挿入させた場合、接点電極52が接続端子18aを押圧することから補強板14と押当て部15との境目で接続部18が屈曲してしまい、適切な接点が取れなくなってしまうからである。
押当て部15の厚さd2は、次式のように設定することが好ましい。
[数1]
(押当て部15の厚さd2)>(補強板14の厚さd1)+(厚さ寸法公差)×2
(押当て部15の厚さd2)>(補強板14の厚さd1)+(厚さ寸法公差)×2
これにより、確実に補強板14の厚さd1よりも押当て部15の厚さd2を厚くすることができる。すなわち、押当て部15の厚さd2がマイナス側に振れた場合(押当て部15の厚さd2=補強板14の厚さd1+厚さ寸法公差×1)であって、補強板14の厚さがプラス側に振れた場合(補強板14の厚さd1+厚さ寸法公差)でも、押当て部15の厚さd2を補強板14の厚さd1よりも大きくすることができる。
具体的には、厚さ寸法公差が0.05mmの場合は、押当て部15の厚さd2は補強板14の厚さd1に対して0.1mm加えた値よりも大きめの値とすることが好ましい。また、押当て部15の厚さd2は補強板14の厚さd1に対して0.3mm加えた値よりも小さくすることが好ましい。押当て部15の厚さd2を大きくしすぎると実装基板60に当接して本体部20を屈曲させるおそれがあるからである(図5参照)。
図5は、本発明の実施の形態1に係るフレキシブルプリント配線板をコネクタに挿入した状態において、接続部を図1矢符Aからみた断面であり、補強板の寸法について説明した説明図である。
フレキシブルプリント配線板1の接続部18は、コネクタ50の上壁51または下壁53に摺接しつつ挿入される。接続部18を所定の位置まで押し込むと接続端子18aは接点電極52に当接して接続部18とコネクタ50が接続される。図5は、フレキシブルプリント配線板1の接続部18を所定の位置までコネクタ50に挿入した状態を示している。
補強板14の長さd3は、接続部18がコネクタ50に挿入されるべき距離より大きくしてある。これにより、押当て部15をコネクタに押し込んでしまうことがなくなる。
あるいは、補強板14の長さd3は、接続部18がコネクタ50に挿入されるべき距離と略等しくなるようにすることが好ましい。これにより、接続部18を所定の距離までコネクタ50に挿入したときに、押当て部15の前端面15fがコネクタ50の端面に当接するので、接続部18を押込み過ぎることがなくなる。
なお、押当て部15は補強板14を延在させて形成してもよい。具体的には、補強板14を延長して、補強板14の後部に適当な厚さの基板を貼付したり、あるいは、補強板14の後部に適当な厚さの突起部を樹脂成形により設けたりして形成してもよい。
また、補強板14と押当て部15を一体的に形成してもよい。例えば、ガラスフィラーを含有した熱硬化性樹脂を用いて成形金型により成形するようにしてもよい。これにより、補強板14と押当て部15を個別に取り付ける必要がなくなるので、製造コストを削減することができる。
図6は、本発明の実施の形態1に係るフレキシブルプリント配線板において押当て部を変形させた例を図1矢符Aからみた断面図である。
押当て部15は、補強板14の厚さより厚く形成されている。また、押当て部15の後端面15rには凹部15cが形成されている。凹部15cは、挿入治具30の押圧部31に形成した凸部31vを嵌合させるものである(図12および図13参照)。これにより、接続部18は押圧部31に対して位置決めされるので、接続部18をコネクタ50に正確に挿入することができる。また、凹部15cが凸部31vに嵌合することから、挿入治具30と押当て部15とのずれが生じないので、接続部18をコネクタ50に確実に挿入することができる。なお、凹部15cの形状は、後端面15rを正面視して長方形、円形、楕円形または三角形のいずれでもよい。
凹部15cの形状を長方形にした場合は、凹部15cと押圧部31の凸部31vが嵌合するとき、夫々の角で位置決めされるので、挿入治具30に対して接続部18を正確に位置決めすることができる。これにより、コネクタ50に対して正確に位置決めして接続部18を押し込むことができる。
また、凹部15cの形状を円形または楕円形にした場合は、凹部15cに角がないので、押圧部31の凸部31vを容易に嵌合させることができる。また、凹部15cに角がないので応力集中がなくなり、押込み時において押当て部15の破損がなくなる。また、平面視での凹部15cの形状を略円形としたことから、側面15csでの摩擦を小さくすることができるので、小さい力で凹部15cと挿入治具30の凸部31vを嵌合させることができる。
また、凹部15cの形状を三角形にした場合は、凹部15cと押圧部31の凸部31vとを容易に嵌合させることができるので、接続部18をコネクタ50に押し込む作業を速くすることができる。
図7は、本発明の実施の形態1に係るフレキシブルプリント配線板において押当て部を変形させた例を図1矢符Aからみた断面図である。
押当て部15は、補強板14の厚さより厚く形成されている。また、押当て部15の後端面15rには凸部15vが形成されている。凸部15vは、挿入治具30の押圧部31に形成された凹部31cを嵌合させるものである(図14および図15参照)。これにより、接続部18は押圧部31に対して位置決めされるので、接続部18を正確にコネクタ50に挿入することができる。また、凸部15vが凹部31cに嵌合することから、挿入治具30と押当て部15とのずれが生じないので、接続部18をコネクタ50に確実に挿入することができる。なお、凸部15vの形状は、後端面15rに凹部15cを形成した場合と同様、後端面15rを正面視して長方形、円形、楕円形または三角形のいずれでもよい。
このように補強板14の後端14rに押当て部15を設けたことにより、押当て部15を押圧する挿入治具30を用いて接続部18をコネクタ50に押し込むことができる。すなわち、先端が細いピンセットなどを用いる必要がなくなるので、接続部18に傷をつけたり、また、フレキシブルプリント配線板1を破損したりするおそれがない。
また、押当て部15は形状が固定しているものであり寸法を予め制限することができ、かつ、フレキシブルプリント配線板1などのように屈曲するものでもないことから、接続部18をコネクタ50に挿入したときに押当て部15の存在により本体部20が持ち上げられないようにすることができる。
例えば、補強板14の後端14rに可撓性の取っ手を設けた場合、ピンセットなどで支持することで接続部18をコネクタ50に挿入することもできるが、取っ手が屈曲したとき本体部20と実装基板60の間の空間を押し広げ、本体部20を持ち上げてしまうことがある。本発明によれば、押当て部15は、予め寸法を設計することができるものであり、かつ、変形するものでもないので、本体部20が持ち上げられるような事態を回避することができる。
<実施の形態2>
次に、フレキシブルプリント配線板の接続部18をコネクタ50に挿入する方法について説明する。
次に、フレキシブルプリント配線板の接続部18をコネクタ50に挿入する方法について説明する。
図8は、本発明の実施の形態2に係るフレキシブルプリント配線板の接続部をコネクタに挿入する方法について説明した説明図である。図9は、図8矢符B1からみた断面であり、本発明の実施の形態2に係るフレキシブルプリント配線板の接続部をコネクタに挿入する方法について説明した説明図である。
まず、フレキシブルプリント配線板1の接続部18をコネクタ50(図5参照)に押し込む挿入治具30について説明する。なお、図8および図9では、挿入治具のハッチングを省略してある(以下の図10乃至図15についても同様に挿入治具のハッチングを省略してある。)。
挿入治具30は、押圧部31と押圧部31を支持する支持部33とから主要部が構成されている。挿入治具30は、押圧部31をフレキシブルプリント配線板1の押当て部15に押し当てて、接続部18をコネクタ50に挿入するものである。
押圧部31は、フレキシブルプリント配線板1の押当て部15に当接させる部分である。押圧部31に形成された押圧面31aは、押当て部15の後端面15rの面全体的に当接するように面だし加工されている。これにより、押圧部31を後端面15rに確実に当接させて接続部18をコネクタ50に押し込むことができる。なお、押圧部31は例えばステンレスなどの金属や耐磨耗性樹脂やセラミックなどを加工して形成される。
支持部33の他端は、例えば、押圧部31を前後に駆動させる駆動部(不図示)に取り付けられる。これにより、機械的に押込み作業ができる構成とすることができる。なお、押込み作業を手動で行う場合は、手で握り易い把持部(不図示)を支持部33の他端に設けてもよい。
押圧部31の両端には、押圧面31aから前方に突出するようにガイド部31gが設けられている。ガイド部31g同士の間隔は、押当て部15の幅より若干大きめとしてある。また、ガイド部31gの内側面31gs,31gsは前方に開くようにテーパが切られている。このような構成により、押圧部31を押当て部15に当接させるとき、両ガイド部31gの間に押当て部15が導かれるので、接続部18を押圧部31により保持させることができる。
次に、挿入治具30を用いてフレキシブルプリント配線板1の接続部18をコネクタ50に挿入する方法について説明する。
まず、コネクタ50に設けられたロックレバー(不図示)を引き上げ、ロックを解除する。ロックレバーは、接続部18がずれないように位置固定するためのものであり、フレキシブルプリント配線板1の接続部18を挿入したあとにロックレバーを押し下げて接続部18を固定する機能を有する。
次に、フレキシブルプリント配線板1の接続部18をコネクタ50の開口部50a(図5参照)に対向させて配置する。また、フレキシブルプリント配線板1の押当て部15に対して押圧部31を対向させて挿入治具30をフレキシブルプリント配線板1の後ろ側に配置する。さらに、押圧部31を押し出す方向を、接続部18をコネクタ50に挿入する方向Pと一致させる。なお、接続端子18aの向き(上向きか下向きか)はコネクタ50の接点電極52の配置に合わせる。
次に、押圧部31の押圧面31aを押当て部15の後端面15rに押し当てて、接続部18をコネクタ50に挿入する。そして、押当て部15の前端面15fがコネクタ50の本体壁(上壁51または下壁53)に当接したときに、挿入を停止する。あるいは、一定以上の反発力を感知したとき(あるいは感じたとき)に挿入を停止してもよい。これにより、接続部18をコネクタ50に所定の位置にまで挿入することができる。
次に、ロックレバーを押し下げて接続部18を固定する。
このような挿入方法によれば、挿入治具により接続部18の後端面15rを押すことができるので、容易に接続部18をコネクタ50に挿入することができる。また、接続部18を傷付けたり汚染したりすることなく確実にコネクタ50に挿入することができる。
次に、押当て部15の後端面15rが傾斜面15sとしてあるフレキシブルプリント配線板1の接続部18をコネクタ50に挿入する方法について説明する。
図10は、本発明の実施の形態2に係るフレキシブルプリント配線板の接続部をコネクタに挿入する方法であって、押当て部の後端面に傾斜面を設けたフレキシブルプリント配線板について本方法を適用した場合の説明図である。図11は、図10矢符B2からみた断面であり、本発明の実施の形態2に係るフレキシブルプリント配線板の接続部をコネクタに挿入する方法について説明した説明図である。
まず、フレキシブルプリント配線板1の接続部18をコネクタ50に押し込む挿入治具30について説明する。
挿入治具30は、押圧部31と押圧部31を支持する支持部33とから主要部が構成されている。挿入治具30の構成は、上述したものと同様であるので、説明を省略する。ここでは、押圧部31に形成された押圧面31aについて説明する。
押圧面31aは、押当て部15の傾斜面15sに当接するように面だし加工されている。すなわち、押圧面31aには、押当て部15の傾斜面15aに当接する当接面31sが形成され、当接面31sの傾斜角度は押当て部15の傾斜面15sの傾斜角度と略等しくされている。
この構成により、挿入治具30の当接面31sと押当て部15の傾斜面15sが当接する面積が拡大し、当接面31sと傾斜面15sとの摩擦が大きくなるので、挿入治具30の当接面31sと後端面15rとのずれが抑えられる。したがって、接続部18をコネクタ50に確実に挿入することができる。
また、押当て部15の後端面15rとベースフィルム13とのなす角を鋭角にした接続部18を備えたフレキシブルプリント配線板1について挿入治具30により接続部18を挿入する場合においては、挿入治具30の当接面31sと押当て部15の傾斜面15sがずれたとしても、押圧部31は後端面15rを前方に押しつつ接続部18の裏面18bを押す方向にずれるので、押圧部31が押当て部15から外れることはない。すなわち、押圧部31が後端面15rから外れて接続部18をコネクタ50に押し込めなくなることがなくなる。
接続部18をコネクタ50に挿入する方法については、上述した内容と同様である。本方法における接続部18をコネクタ50に挿入する方法によれば、押当て部15と押圧部31との当接が外れることがなくなることから、接続部18をコネクタ50に確実に挿入することができる。
次に、押当て部15の後端面15rに凹部15cを形成したフレキシブルプリント配線板1の接続部18をコネクタ50に挿入する方法について説明する。
図12は、本発明の実施の形態2に係るフレキシブルプリント配線板の接続部をコネクタに挿入する方法であって、押当て部の後端面に凹部を設けたフレキシブルプリント配線板について本方法を適用した場合の説明図である。図13は、図12矢符B3からみた断面であり、本発明の実施の形態2に係るフレキシブルプリント配線板の接続部をコネクタに挿入する方法について説明した説明図である。
まず、フレキシブルプリント配線板1の接続部18をコネクタ50に押し込む挿入治具30について説明する。
挿入治具30は、押圧部31と押圧部31を支持する支持部33とから主要部が構成されている。挿入治具30の構成は殆どが上述したものと同様であるので、説明を省略する。ここでは、押圧部31の押圧面31aについて説明する。
押圧部31の押圧面31aには、押当て部15の凹部15cに嵌合する凸部31vが形成されている。すなわち、凸部31vの形状は、正面視で凹部15cの形状に相似形であって凹部15cに嵌合するように若干小さめに形成されている。具体的には、押当て部15の凹部15cの形状、例えば、長方形、円形、楕円形、三角形に対応する形状に形成されている。これにより、押当て部の凹部15cが押圧部31の凸部31vに対して位置決めされることから、接続部18が正確に位置決めされる。
接続部18をコネクタ50に挿入する方法については、上述した内容と同様である。本方法における接続部18をコネクタ50に挿入する方法によれば、凹部15cと凸部31vを嵌合させることから、押当て部15と押圧部31とのずれが生じなくなり、かつ、押当て部15が押圧部31に対して正確に位置決めされるので、接続部18をコネクタ50に正確かつ確実に挿入することができる。
次に、押当て部15の後端面に凸部15vが形成されているフレキシブルプリント配線板1の接続部18をコネクタ50に挿入する方法について説明する。
図14は、本発明の実施の形態2に係るフレキシブルプリント配線板の接続部をコネクタに挿入する方法であって、押当て部の後端面に凸部を設けたフレキシブルプリント配線板について本方法を適用した場合の説明図である。図15は、図14矢符B4からみた断面であり、本発明の実施の形態2に係るフレキシブルプリント配線板の接続部をコネクタに挿入する方法について説明した説明図である。
まず、フレキシブルプリント配線板1の接続部18をコネクタ50に押し込む挿入治具30について説明する。
挿入治具30は、押圧部31と押圧部31を支持する支持部33とから主要部が構成されている。挿入治具30の構成は殆どが上述したものと同様であるので、説明を省略する。ここでは、押圧部31に形成された押圧面31aについて説明する。
押圧部31の押圧面31aには、押当て部15の凸部15vに嵌合する凹部31cが形成されている。すなわち、凹部31cの形状は、正面視で凸部15vの形状に相似形であって凸部15vに嵌合するように若干大きめに形成されている。具体的には、押当て部15の凸部15vの形状、例えば、長方形、円形、楕円形、三角形に対応する形状に形成されている。これにより、押当て部の凸部15vが押圧部31の凹部31cに対して位置決めされることから、接続部18が正確に位置決めされる。したがって、接続部18をコネクタ50に正確に挿入することができる。
接続部18をコネクタ50に挿入する方法については、上述した内容と同様である。本方法における接続部18をコネクタ50に挿入する方法によれば、凸部15vと凹部31cを嵌合させることから、押当て部15と押圧部31との当接が外れることがなくなり、かつ、押当て部15が押圧部31に対して正確に位置決めされるので、接続部18をコネクタ50に正確かつ確実に挿入することができる。
1 フレキシブルプリント配線板
14 補強板
14r 後端
15 押当て部
15f 前端面
15r 後端面
15c 凹部
15v 凸部
15s 傾斜面
18 接続部
18a 接続端子
18b 接続部の裏面
20 本体部
30 挿入治具
31 押圧部
31a 押圧面
31v 押圧部の凸部
31c 押圧部の凹部
31s 押圧部の当接面
P 挿入する方向
14 補強板
14r 後端
15 押当て部
15f 前端面
15r 後端面
15c 凹部
15v 凸部
15s 傾斜面
18 接続部
18a 接続端子
18b 接続部の裏面
20 本体部
30 挿入治具
31 押圧部
31a 押圧面
31v 押圧部の凸部
31c 押圧部の凹部
31s 押圧部の当接面
P 挿入する方向
Claims (18)
- コネクタに接続する接続部を有するフレキシブルプリント配線板であって、
前記接続部の裏面に設けられた補強板と、該補強板の後端に設けられた押当て部とを備えることを特徴とするフレキシブルプリント配線板。 - 前記押当て部の厚さは、前記補強板の厚さより大きいことを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルプリント配線板。
- 前記押当て部の厚さは、前記補強板の厚さに寸法公差の2倍の値を加えて得た値よりも大きくしたことを特徴とする請求項2に記載のフレキシブルプリント配線板。
- 前記補強板の長さは、前記接続部が前記コネクタに挿入される距離と略等しくしてあることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のフレキシブルプリント配線板。
- 前記押当て部の後端面は、前記接続部の裏面に対して傾斜させた傾斜面が形成されてなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載のフレキシブルプリント配線板。
- 前記押当て部は、後端面に凹部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載のフレキシブルプリント配線板。
- 前記凹部は、平面視で略長方形であることを特徴とする請求項6に記載のフレキシブルプリント配線板。
- 前記凹部は、平面視で略円形であることを特徴とする請求項6に記載のフレキシブルプリント配線板。
- 前記凹部は、平面視で略三角形であることを特徴とする請求項6に記載のフレキシブルプリント配線板。
- 前記押当て部は、後端面に凸部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載のフレキシブルプリント配線板。
- 前記凸部は、平面視で略長方形であることを特徴とする請求項10に記載のフレキシブルプリント配線板。
- 前記凸部は、平面視で略円形であることを特徴とする請求項10に記載のフレキシブルプリント配線板。
- 前記凸部は、平面視で略三角形であることを特徴とする請求項10に記載のフレキシブルプリント配線板。
- 前記押当て部は、前記補強板に一体的に設けられてなることを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか一つに記載のフレキシブルプリント配線板。
- 請求項1乃至請求項14のいずれか一つに記載のフレキシブルプリント配線板をコネクタに挿入する方法であって、
前記押当て部を押す押圧部を有する挿入治具で前記押当て部を押すことにより、前記接続部を前記コネクタに挿入することを特徴とするフレキシブルプリント配線板をコネクタに挿入する方法。 - 前記押圧部の押圧面に前記傾斜面と当接する当接面を形成したことを特徴とする請求項15に記載のフレキシブルプリント配線板をコネクタに挿入する方法。
- 前記押圧部の押圧面に前記凹部と嵌合する凸部を形成したことを特徴とする請求項15に記載のフレキシブルプリント配線板をコネクタに挿入する方法。
- 前記押圧部の押圧面に前記凸部と嵌合する凹部を形成したことを特徴とする請求項15に記載のフレキシブルプリント配線板をコネクタに挿入する方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006056564A JP2007234971A (ja) | 2006-03-02 | 2006-03-02 | フレキシブルプリント配線板およびフレキシブルプリント配線板をコネクタに挿入する方法 |
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