JP2007234802A - 薄膜電子部品の製造方法 - Google Patents

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【課題】短絡の発生が十分に防止された薄膜電子部品を得ることが可能な薄膜電子部品の製造方法を提供すること。
【解決手段】基板10の第1の主面10a側に電極層31,32を有する薄膜電子素子40を形成する薄膜電子素子形成工程と、第2の主面10b側に前記薄膜電子素子40と対応するアライメントマーク70を形成するアライメントマーク形成工程と、基板10及び電極層31,32を貫通する貫通孔52、53を第2の主面10b側からの穿孔により形成する貫通孔形成工程等を備え、貫通孔形成工程よりも前に、第2の主面10bを研磨する研磨工程を備える、薄膜電子部品100の製造方法。
【選択図】図4

Description

本発明は、薄膜電子部品の製造方法に関する。
従来、基板上に薄膜コンデンサ等の薄膜電子素子が形成された薄膜電子部品を製造する方法として、基板の表面に薄膜コンデンサ等の薄膜電子素子を形成した後、導通スルーホールを形成するための貫通孔をレーザを用いて穿孔する工程を備える方法が知られている(例えば、特許文献1。)。この方法の場合、エネルギー供給過剰による薄膜電子素子の破壊を回避するため、一般に、表面に薄膜電子素子が形成されている基板の裏面からレーザを照射して基板に貫通孔が形成される。
特開2001−358248号公報
しかしながら、従来の方法では、裏面からレーザを照射する際の位置精度が必ずしも十分でなく、レーザによって薄膜電子素子の一部が破壊されて、これが薄膜電子部品における短絡発生の原因となるという問題があった。
そこで、本発明は、短絡の発生が十分に防止された薄膜電子部品を得ることが可能な薄膜電子部品の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の薄膜電子部品の製造方法は、電極層を有する薄膜電子素子を第1及び第2の主面を有する基板の当該第1の主面側に形成する薄膜電子素子形成工程と、第2の主面上に薄膜電子素子と対応するアライメントマークを形成するアライメントマーク形成工程と、基板及び電極層を貫通する貫通孔を第2の主面側からの穿孔により形成する貫通孔形成工程と、貫通孔の内面に導電性材料を付着させて導通スルーホールを形成する導通スルーホール形成工程と、を備える。更に、本発明の製造方法は、貫通孔形成工程よりも前に、第2の主面を研磨する研磨工程を備える。
上記電極層には開口が形成されており、貫通孔形成工程においてこの開口と連通する位置に上記貫通孔を形成することが好ましい。
上記本発明の製造方法によれば、貫通孔形成工程の前に基板の裏面(第2の主面)を研磨し、また、基板の裏面に薄膜電子素子と対応するアライメントマークを形成したことにより、貫通孔を形成する際にアライメントマークの位置を光学的に明瞭に認識することできる。これにより、貫通孔を高い位置精度で形成することが可能となり、その結果、短絡の発生が十分に防止された薄膜電子部品を得ることが可能となった。
上記基板は、耐熱性、絶縁性及び機械的強度が優れていることから、セラミック基板であることが好ましい。なお、本発明においてセラミック基板とは、非金属の無機材料を用い、成型・焼成等の工程を経て得られる基板をいう。
研磨工程においては、第2の主面をRzが500nm以下となるまで研磨することが好ましい。これにより、短絡発生防止の効果がより顕著なものとなる。
本発明の製造方法によれば、短絡の発生が十分に防止された薄膜電子部品を得ることが可能である。
以下、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。なお、図面の説明において同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る薄膜電子部品の製造方法を示すフロー図である。本実施形態は、第1及び第2の主面を有する基板の当該第1の主面側に電極層を有する薄膜電子素子を形成する薄膜電子素子形成工程S1と、第2の主面上に薄膜電子素子と対応するアライメントマークを形成するアライメントマーク形成工程S2と、基板及び電極層を貫通する貫通孔を第2の主面側からの穿孔により形成する貫通孔形成工程S3と、貫通孔の内面に導電性材料を付着させて導通スルーホールを形成する導通スルーホール形成工程S4と、を備える。そして、本実施形態は更に、基板の第2の主面を研磨する研磨工程S10を備えており、研磨工程S10は薄膜電子素子形成工程S1の前の段階で行われる。研磨工程S10は、貫通孔形成S3よりも前にあればよい。
図2、3、4及び5は、本実施形態に係る薄膜電子部品の製造方法を示す概略断面図である。本実施形態では、基板と当該基板上に形成された薄膜電子素子としての薄膜コンデンサとを備える薄膜電子部品を製造する。まず、基板10(厚さ0.35mm)を用意し(図2の(a))、基板10の第一の主面10a及び第二の主面10bを研磨剤を用いた精密研磨方法により研磨してそれぞれの表面を平滑化する(図2の(b)、研磨工程)。このとき、それぞれの主面における最大高さ(粗さ曲線における平均線から最も高い山頂までの高さと最も低い谷底までの深さとの和)Rz(JISB0601:2001)が500nm以下となるまで研磨することが好ましく、Rzが50nm以下となるまで研磨することがより好ましい。
研磨の後、薄膜コンデンサが形成される側の面である第一の主面10aを絶縁膜12(膜厚:10μm)で覆う(図2の(c))。絶縁膜12はSiOから構成されており、プラズマCVDや化学溶液堆積(CSD)などの方法により形成することができる。絶縁膜12は、化学機械研磨方法(CMP)により、2〜3μmの厚さ分が研磨される。研磨後の絶縁膜12の表面の最大高さRzは10nm程度である。
次に、図3の(d)〜(g)に示されるように、基板10の第一の主面10a側に薄膜コンデンサ40が形成される(薄膜電子素子形成工程)。この工程ではまず、絶縁膜12上にTiOからなる密着層14(膜厚:10nm)及びPtからなる下部電極層15(膜厚:100nm)がこの順でスパッタ法により形成され、これらの層はフォトリソグラフィー法によって所定の位置に開口14aが形成されるようにパターニングされる(図3の(d))。密着層14はTiOターゲットを用いたRFスパッタにより形成される。また、下部電極層15はDCスパッタ法によりPtを成膜して形成される。密着層14及び下部電極層15は、例えば、下部電極層15上にフォトレジストパターンを形成し、その状態でアルゴンを用いたドライミリングによって開口14aを形成し、有機溶剤及び酸素アッシング装置を用いてフォトレジストパターンを除去してパターニングされる。なお、下部電極層15の形成の前に密着層14を熱処理することにより、下部電極層15におけるヒロックの発生が抑制される。
開口14aは円環状の平面形状を有する溝であり、下部電極層15の上面から下部電極層15及び密着層14を貫通して絶縁膜12の上面まで延びている。開口14aの内側には、密着層14及び下部電極層15からなる積層構造の主要部分21から分離されたアイランド部20が残る。アイランド部20は、円形の平面形状を有している。
続いて、図3の(e)に示されるように、高い誘電率を有する誘電体層16が下部電極層15上に形成される。この誘電体層16は、BST(チタン酸ストロンチウムバリウム)から構成されている。誘電体層16は開口14aを充填し、絶縁膜12に接触する。誘電体層16は、複数の開口16a及び16bが形成されるように、フォトリソグラフィー法を利用してパターニングされる。開口16a及び16bは円形の平面形状を有している。開口16aは、アイランド部20に位置合わせされている。このため、アイランド部20の表面が開口16aから露出する。開口16bは、密着層14及び下部電極層15の主要部分21の上に形成されている。このため、主要部分21の表面の一部が開口16bから露出する。フォトリソグラフィー法によるパターニングは、例えば、誘電体層16上にフォトレジストパターンを形成し、その状態でバッファードフッ酸(フッ化水素とフッ化アンモニウムとの混合物の水溶液)を用いたエッチングによって開口16a、16bを形成し、有機溶剤を用いてフォトレジストパターンを除去することにより行われる。
この後、図3の(f)に示されるように、PtをDCスパッタ法によって成膜して、誘電体層16を覆う上部電極層18(厚さ100nm)が形成される。上部電極層18は誘電体層16の開口16aおよび16bを充填し、下部電極層15と接触する。上部電極層18において、下部電極層15及び密着層14の主要部分21の上方には、開口18aが形成される。開口18aは円環状の平面形状を有する溝であり、上部電極層18の上面から上部電極層18を貫通して誘電体層16の上面まで延びている。開口18aの内側には、上部電極層18の主要部分23から離間したアイランド部22が残る。アイランド部22は円形の平面形状を有している。
上部電極層18の主要部分23は、誘電体層16の開口16aを充填し、アイランド部20における下部電極層15と接触する。この結果、アイランド部20と主要部分23とは、一つのコンデンサ電極層31として機能する。また、上部電極層18のアイランド部22は、誘電体層16の開口16bを充填し、主要部分21における下部電極層15と接触する。この結果、アイランド部22と主要部分21とは、一つのコンデンサ電極層32として機能する。コンデンサ電極層31及び32は、誘電体層16を介して互いに電気的に絶縁されている。このようにして、開口50、51が形成されている二つのコンデンサ電極層31及び32の間に誘電体層16が挟まれた構造を有する薄膜コンデンサ40が基板10の第1の主面10a側に形成される。
薄膜コンデンサ40においては、コンデンサ電極層31を貫通する開口50、及びコンデンサ電極層32を貫通する開口51が形成される(図3の(g))。開口50及び51は、上部電極層18の上面から絶縁膜12の上面まで延在する。開口50及び51は円形の横断面を有している。開口50及び51は、フォトリソグラフィー法を利用して開口14a等と同様にして形成される。
そして、基板10の第2の主面10b上にCrからなるアライメントマーク70(膜厚:25μm)が形成される(図4の(h)、アライメントマーク形成工程)。アライメントマーク70は、例えば、以下のようにして形成される。まず、第2の主面10b上にスパッタ法にてCr膜を成膜し、このCr膜を覆うフォトレジスト層を形成する。そして、第1の主面10a側の薄膜コンデンサ40の位置と対応する位置で第2の主面側を露光できるマスクアライナーを用いてフォトレジスト層を露光する。露光後フォトレジストを現像し、Cr膜の露出した部分をウェットエッチング等により除去してパターニングする。パターニング後に有機溶剤を用いてフォトレジスト層を除去して、アライメントマーク70が形成される。当業者には理解されるように、薄膜コンデンサ40の位置を認識しながらフォトレジスト層を露光する工程を経てパターニングすることにより、極めて高い精度で薄膜コンデンサ40の位置を反映したアライメントマーク70が形成される。
本実施形態においては、アライメントマーク70は第1の主面10aのうち薄膜コンデンサ40が形成されていない部分の反対側の部分の第2の主面10b上に形成される。薄膜コンデンサ40が形成されている部分の反対側にアライメントマークを形成してもよいが、導通スルーホールを避けるように配置しなければならない等の設計上の制約が多いため、また、生産効率や歩留まり向上等の観点からは、本実施形態のような位置にアライメントマーク70を形成することが好ましい。
次に、図4の(i)に示されるように、薄膜コンデンサ40の基板10と反対側の面上及び第2の主面10b上にポリイミドからなるパッシベーション膜24及び25が形成される。パッシベーション膜24は、上部電極層18を覆うとともに、開口50、51に位置合わせされた開口24aが形成されるようにパターニングされる。パッシベーション膜25は、第2の主面10bを覆うとともに、開口50、51の直下に配置された開口25aが形成されるようにパターニングされる。具体的には、例えば、ポジ型の感光性ポリイミドをそれぞれの面に塗付し、マスクアライナーを用いてこれを露光し、アルカリ溶液で現像した後、350℃で1時間窒素中で熱処理して感光性ポリイミドを硬化して形成される。
続いて、図4の(j)に示されるように、基板10、絶縁膜12及びコンデンサ電極層31を貫通する貫通孔52と、基板10、絶縁膜12及びコンデンサ電極層32を貫通する貫通孔53とが形成される(貫通孔形成工程)。貫通孔52は開口50に連通するように形成され、ほぼ円形の横断面を有している。本実施形態では、貫通孔52は開口50の部分までほぼ等しい径を有しているが、開口50の部分でより小さい径を有していてもよい。同様に、貫通孔53は開口51に連通するように形成され、ほぼ円形の横断面を有している。本実施形態では、貫通孔53は開口51の部分までほぼ等しい径を有している。
貫通孔52、53は、レーザドリリングやマイクロドリリングなどの方法を用いて、アライメントマーク70を利用して位置合わせをしながら第2の主面10bから穿孔される。アライメントマーク70は上述のように薄膜コンデンサ40の位置を正確に反映して形成されているため、アライメントマーク70の位置に基づいて穿孔の位置決めを行うことにより、薄膜コンデンサ40における開口50、51に連通するような貫通孔を形成することが可能である。そして、第2の主面10bは上述のように研磨により平滑化されているため、アライメントマーク70の位置が光学的に明瞭に認識され、これにより高い位置精度での穿孔が可能となる。
例えば、レーザドリリングを使用する場合、パッシベーション膜25の開口25aを通して基板10の第二の主面10bにレーザ光が照射され、孔が掘り進められる。これらの孔は基板10の第二の主面10bに対してほぼ垂直に形成され、絶縁膜12を貫通して、開口50、51に連通する。こうして、貫通孔52、53が形成される。
以下に、レーザドリリングの代表的な装置と条件を示す。
・レーザ機種:ESI社製UV LASER μ VIA DRILL model5320
・光源:UV−YAG
・加工方式:スパイラル法(開口の中心から最外周まで螺旋状にレーザを照射する)
・レーザ出力:2.8W
・ショット数:100ショット
なお、第2の主面10bにレーザ光を照射するのは、第1の主面10a上に形成された薄膜コンデンサ40に損傷を与えないようにするためである。一般に、レーザドリリングでは、レーザ光のエネルギーが基板で減衰するため、入射光側の方が出射光側に比してレーザ光のエネルギーが高くなる傾向がある。このため、第1の主面10aにレーザ光を照射すると、薄膜コンデンサ40に損傷を与える可能性が高くなる。
次に、レーザー照射の際に貫通孔52、53内に堆積した残さを有機溶媒中での超音波処理により除去した後、貫通孔52、53に導電性材料を充填して、基板10の一方の側から他方の側に延びる導通スルーホール54、55を形成する(図5の(k)、導通スルーホール形成工程)。導電性材料の例としては、銀や銅が挙げられる。導電性材料は、貫通孔52、53を完全に充填してもよいし、貫通孔52、53の内面に付着しているだけでもよい。導通スルーホール54、55は、それぞれ第1および第2のコンデンサ電極層31、32と接触しており、これらの電極層との間に電気的な導通を有している。
続いて、パッシベーション膜24、25上にTi層26(膜厚:5nm)及びCu層27(膜厚:200nm)がこの順でRFスパッタ法によりめっきのシード層として成膜される。そして、めっきを行うべき部分のCu層27が露出するように、フォトレジストパターン層28が形成される(図5の(l))。
フォトレジストパターン層28をマスクとして電気めっき法によってCuめっき層41及びSnPbめっき層42がこの順で形成される。SnPbめっき層42は実装のためのバンプとして機能する層であり、第1の主面10a側のSnPbめっき層42の高さは第2の主面10b側のSnPbめっき層42の高さよりも大きくなっている。めっき後、フォトレジストパターン層28が有機溶剤によって除去され、更にTi層26及びCu層27がアルゴンを用いたドライミリングにより除去される(図5の(m))。
以上のようにして、薄膜コンデンサ40を有する薄膜電子部品100が得られる。薄膜電子部品100は、アライメントマーク70が形成されている部分の基板10を除去して使用される。
以下、実施例を挙げて本発明についてより具体的に説明する。ただし、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
上述の実施形態と同様の方法によって複数の薄膜コンデンサを実際に作製した。このとき、第2の主面10bの研磨後のRzが表1に示すような値となるよう条件でそれぞれ研磨したアルミナ基板を用いた。また、誘電体層の組成はBa0.7Sr0.3TiOであった。表1では、レーザの出射孔の位置の予め決められた位置からのズレの値の平均値(位置のズレ)と、短絡の発生した薄膜コンデンサの割合(ショート率)とを示した。
Figure 2007234802
表1に示すように、研磨を行わなかった比較例ではアライメントマークの視認性が良好でないために位置のズレが大きく、ショート率は100%であり作製した全ての薄膜コンデンサにおいて短絡が発生した。これに対して、研磨された基板を用いた実施例では位置のズレが減少し、これに伴ってショート率の低下が認められた。特に、第2の主面をRzが500nm以下となるまで研磨した基板を用いた実施例1〜6においては短絡防止の効果が顕著に発現した。
実施形態に係る薄膜コンデンサの製造方法を示すフロー図である。 実施形態に係る薄膜コンデンサの製造方法を示す概略断面図である。 実施形態に係る薄膜コンデンサの製造方法を示す概略断面図である。 実施形態に係る薄膜コンデンサの製造方法を示す概略断面図である。 実施形態に係る薄膜コンデンサの製造方法を示す概略断面図である。
符号の説明
10…基板、10a…第一の主面、10b…第二の主面、12…絶縁膜、14…下部電極層、16…誘電体層、18…上部電極層、20…アイランド部、31、32…コンデンサ電極層、40…薄膜コンデンサ、50、51…開口、52、53…貫通孔、54、55…導通スルーホール、70…アライメントマーク、100…薄膜電子部品。


Claims (4)

  1. 電極層を有する薄膜電子素子を第1及び第2の主面を有する基板の当該第1の主面側に形成する薄膜電子素子形成工程と、
    前記第2の主面側に前記薄膜電子素子と対応するアライメントマークを形成するアライメントマーク形成工程と、
    前記基板及び前記電極層を貫通する貫通孔を前記第2の主面側からの穿孔により形成する貫通孔形成工程と、
    前記貫通孔の内面に導電性材料を付着させて導通スルーホールを形成する導通スルーホール形成工程と、を備え、
    前記貫通孔形成工程よりも前に、前記第2の主面を研磨する研磨工程を備える、薄膜電子部品の製造方法。
  2. 前記電極層には開口が形成されており、当該開口と連通する位置に前記貫通孔を形成する、請求項1記載の薄膜電子部品の製造方法。
  3. 前記基板がセラミック基板である、請求項1又は2記載の薄膜電子部品の製造方法。
  4. 前記研磨工程において、前記第2の主面をRzが500nm以下となるまで研磨する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の薄膜電子部品の製造方法。


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