JP2007234194A - 光ヘッド装置 - Google Patents

光ヘッド装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007234194A
JP2007234194A JP2006057828A JP2006057828A JP2007234194A JP 2007234194 A JP2007234194 A JP 2007234194A JP 2006057828 A JP2006057828 A JP 2006057828A JP 2006057828 A JP2006057828 A JP 2006057828A JP 2007234194 A JP2007234194 A JP 2007234194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
polarization
diffracted light
diffraction
order diffracted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006057828A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4797706B2 (ja
Inventor
Koichi Murata
浩一 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP2006057828A priority Critical patent/JP4797706B2/ja
Publication of JP2007234194A publication Critical patent/JP2007234194A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4797706B2 publication Critical patent/JP4797706B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

【課題】光検出器への信号強度を低下させることなく複層光ディスクを記録再生することができる光ヘッド装置を提供すること。
【解決手段】光ヘッド装置100は、光源1と、光源1が出射した光束の一部を回折させてメインビームと2つのサブビームとで偏光状態が異なる3つのビームにする回折素子2と、光束を略平行光に変換するコリメータレンズ3と、コリメータレンズ3からのビーム及び光ディスク6からの戻り光を反射して光検出器8に導くビームスプリッタ4と、3つのビームを集光する対物レンズ5と、3つのビームの戻り光を光検出器8に集光するコリメータレンズ7と、3つのビームの戻り光を検出する光検出器8とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばCD、DVD等の光記録媒体(以下「光ディスク」という。)に対して記録再生を行うときに回折格子を切り替える必要のある光ヘッド装置に関する。
従来の光ディスクには、情報記録層が単層の単層光ディスクと、複数層ある複数層光ディスクとがある。例えば2層の記録層を有する2層光ディスクにおいて情報の記録再生を行うときに、トラッキング方式として、光源からの光を回折素子で0次回折光及び±1次回折光の3つのビームに分離し、±1次回折光を用いて3ビーム法や作動プッシュプル(DPP)法が採用される。このとき、分離された光の光量比−1次:0次:+1次は、例えば1:10以上:1、すなわち、0次回折光の光量を±1次回折光の光量よりも大きくすることが、光利用効率的に有利である。
また、記録再生時において、光検出器に戻る光は、対物レンズの焦点に位置した層のみならず、隣接した層からも影響を受ける。光ディスクの規格で定める層間間隔は、光ディスクの情報に層間クロストークが影響を与えない間隔で決定されるので、光ピックアップでは、このような層間クロストークがサーボ信号に影響を与えないような構成にする必要がある。なお、本明細書で用いる「記録再生」という文言は、光ディスクに対する記録、再生、記録及び再生を総称するものである。
従来の光ヘッド装置における2層光ディスク再生時の光路の模式図を図7に示す。図7に示すように、2層光ディスクの光入射面から近い層をL1層、遠い層をL2層とすると、L1層の再生時に光検出器に受光される光L11に対し、L2層で反射された光L12は、その焦点が光L11より前方に位置する。一方、L2層の再生時に光検出器に受光される光L22に対し、L1層で反射された光L21は、その焦点が光L22より後方に位置する。
そのため、L1層の再生時においてL1層からの反射光は、回折素子で回折された0次回折光、±1次回折光がそれぞれ光検出器に集光されるが、この光に、L2層より反射された光が、光検出器上で焦点を結ばないため、ビーム径が大きく光密度は低いものの、迷光となる。
この迷光は、L1層からの0次回折光(メインビーム)に対しては、光検出器上では十分に低いが、もともとメインビームに比べて光量が1/10以下の±1次回折光(サブビーム)に対しては無視できない光量となる。したがって、従来の光ヘッド装置では、この迷光によりトラッキング性能が劣化するという問題が生じていた。
この対策として、例えば特許文献1に示すような光ピックアップが提案されている。これは、図8に示すようなホログラム素子を光束中に配置し、光ディスクからの反射光の一部を回折し、サブビームの光検出器に照射される迷光を取り除くものである。
特開2005−203090号公報
しかしながら、特許文献1に示されたものでは、L2層からの迷光のみならず、本来情報を読み出したいL1層からの光もホログラム素子で回折することになり、光検出器に入る信号光強度も低下してしまうという問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたものであり、光検出器への信号強度を低下させることなく複層光ディスクを記録再生することができる光ヘッド装置を提供することを目的とする。
本発明の光ヘッド装置は、光源と、透過型の回折素子と、前記回折素子からの出射光を光記録媒体上に集光させる対物レンズと、前記対物レンズによって集光され前記光記録媒体により反射された光を検出する光検出器とを備え、前記光記録媒体に対して情報の記録再生を行う光ヘッド装置において、前記回折素子からの出射光は、0次回折光、+1次回折光及び−1次回折光を含む回折光に分離され、前記0次回折光と他の回折光とでは偏光状態が異なる構成を有している。
この構成により、メインビームである0次回折光とサブビームである±1次回折光の偏光状態が異なることで、光ディスクの読み出したい記録層から反射光のサブビームの偏光状態と、迷光となる記録層からの強度の大きなメインビームの偏光状態とが異なることで、この2つの光の干渉性が低減される。その結果、複層ディスクの層間隔や波長が変化して2つの光の干渉条件が変化することにより生じるトラッキング信号の強度変化によるトラッキング性能の低下を抑制することができる。
また、本発明の光ヘッド装置は、前記回折素子が、入射する光の偏光方向によって回折効率の異なる偏光回折格子で構成されている。
この構成により、回折素子の回折効率が偏光状態によって異なることにより0次回折光と1次回折光の偏光状態を異なるようにすることができる。
さらに、本発明の光ヘッド装置は、前記偏光回折格子は、互いに直交する2つの直線偏光の偏光方向により回折効率が異なり、回折効率の高い偏光方向の光に対する1次回折効率η1Hと回折効率の低い偏光方向の光に対する1次回折効率η1Lとの比η1H/η1Lが5以上であり、回折効率の低い偏光方向の光に対する0次回折効率η0Lと回折効率の高い偏光方向の光に対する0次回折効率η0Hとの比η0L/η0Hが5以上である構成を有している。
この構成により、偏光回折格子の偏光状態の選択的回折がより効果的に行われるために、0次回折光と1次回折光の偏光状態をより簡便に異なるようにできる。
さらに、本発明の光ヘッド装置は、前記偏光回折格子に入射する光の偏光状態が、前記回折効率の高い偏光方向の成分と、前記回折効率の低い偏光方向の成分との両方を有している構成である。
この構成により、偏光回折格子に入射する偏光成分のうち偏光回折格子の回折効率の高い偏光成分を1次回折光とし、回折効率の低い偏光成分を0次回折光とすることができ、0次回折光と1次回折光の偏光状態を明確に分離でき好ましい。
さらに、本発明の光ヘッド装置は、基準化ストークスパラメータを(S0k=1,S1k,S2k,S3k)と表すとき、前記回折素子による0次回折光及び±1次回折光のそれぞれの基準化ストークスパラメータ(1,S10,S20,S30)と(1,S11,S21,S31)との間に、式(1)の関係が成立している構成を有している。
この構成により、0次回折光と1次回折光の偏光状態のうち干渉する成分が小さくなり、2つの光の干渉によるトラッキング性能の低下をさらに抑制することができる。
また、式(2)、さらに式(3)で示された関係とすることで、さらに干渉性を低減できて好ましい。さらに、式(4)で示された関係とすることで、干渉性が非常に小さくなり好ましい。さらに、式(5)で示された関係とすることで、完全に干渉性が無くなり最も好ましい。
(S10−S11+(S20−S21+(S30−S31 ≧ 2.5 (2)
(S10−S11+(S20−S21+(S30−S31 ≧ 3 (3)
(S10−S11+(S20−S21+(S30−S31 = 4 (4)
(S10−S11+(S20−S21 = 4, S30=S31=0 (5)
さらに、本発明の光ヘッド装置は、前記回折素子と前記光記録媒体との間の光路中に、前記0次回折光以外の回折光に対して作用し、前記0次回折光以外の回折光の波面形状を変化させる偏光位相差発生素子を配置する構成を有している。
この構成により、次のような効果が得られる。一般に、対物レンズに対してメインビームは垂直に入射されるが、サブビームは斜めに入射される。そのため、対物レンズの軸外の非点収差がサブビームのみに発生してしまい、トラッキング性能を劣化させる。そこで、回折素子と光記録媒体との間の光路中に偏光位相差発生素子を配置することにより、1次回折光などの回折光のみ位相差の面内分布を発生させ、サブビームのみ波面形状を変化させることができる。つまり、回折光のみ非点収差を発生させることで、対物レンズの軸外光の非点収差を補正することができ、トラッキング性能が向上するので好ましい。
本発明は、光検出器への信号強度を低下させることなく複層光ディスクを記録再生することができるという効果を有する光ヘッド装置を提供することができるものである。
以下、本発明の一実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係る光ヘッド装置100の概念的な構成を示す図である。図1において、光ヘッド装置100は、所定の波長の光束を出射する光源1と、光源1が出射した光束の一部を回折させてメインビームと2つのサブビームとで偏光状態が異なる3つのビームにする回折素子2と、入射された光束を略平行光に変換するコリメータレンズ3と、コリメータレンズ3から出射した上記3つのビームを透過させると共に、光ディスク6の情報記録面6aから反射して戻ってくる3つのビームの戻り光を反射して光検出器8に導くビームスプリッタ4と、上記3つのビームを光ディスク6の情報記録面6aに集光する対物レンズ5と、上記3つのビームの戻り光を光検出器8に集光するコリメータレンズ7と、上記3つのビームの戻り光を検出する光検出器8とを備える。
光源1が出射した光束は、その一部が回折素子2で回折してメインビーム及び2つのサブビームからなる3つのビームになり、コリメータレンズ3、ビームスプリッタ4、対物レンズ5の順に透過し、光ディスク6の情報記録面6aに集光される。光ディスク6の情報記録面6aに集光された上記の3つのビームは、それぞれ、情報記録面6aで反射され、対物レンズ5を透過してビームスプリッタ4で反射され、コリメータレンズ7から光検出器8に入射される。
ここで、光検出器8の出力信号は、光ディスク6の情報記録面6aに記録された情報の、読み取り信号、フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号の生成に用いられる。なお、光ヘッド装置100は、上記のフォーカスエラー信号に基づいてレンズを光軸方向に制御する機構(フォーカスサーボ)と、上記のトラッキングエラー信号に基づいてレンズを光軸にほぼ垂直な方向に制御する機構(トラッキングサーボ)とを備えるが、図1に示す構成図では省略されている。
光源1は、例えば、半導体レーザで構成され、波長650nm近傍の波長かつ直線偏光の発散光束を出射するようになっている。なお、上記では光源1が波長650nm近傍の波長の光束を出射するように構成されているものとしたが、本発明は、光源1が波長650nm近傍の波長の光束を出射する構成に必ずしも限定されるものではなく、例えば400nm近傍の波長の光束、780nm近傍の波長の光束等を出射する構成でも、その他の波長の光束を出射する構成でもよい。ここで、400nm近傍、波長650nm近傍及び780nm近傍の波長とは、それぞれ、385nm〜430nm、630nm〜670nm及び760nm〜800nmの範囲にある波長を意味する。
なお、光源1が2つ又は3つの波長の光束を出射する構成とし、同一パッケージ内の同一基板上に2個又は3個の半導体レーザチップがマウントされた、所謂ハイブリッド型の2波長レーザ光源又は3波長レーザ光源をなすように、光源1が構成されるのでもよい。また、光源1は、互いに異なる波長を発光する2個の発光点を持ったモノリシック型の2波長レーザ光源(例えば、特開2004−39898号公報参照。)又は3個の発光点を持ったモノリシック型の3波長レーザ光源によって構成されるのでもよい。
図2は、本実施の形態に係る光ヘッド装置100が備える回折素子2の構成例としての偏光回折格子を模式的に示す断面図である。
回折素子2に入射した光は回折され、0次回折光、+1次回折光及び−1次回折光の3つのビームに分離され、その偏光状態が例えば図2に示すように、0次回折光25が紙面に平行方向で、±1次回折光24a及び24bが紙面に垂直な偏光状態とする。
図2に示された回折素子2は、例えば、一対の透明基板21と、透明基板21上に格子状に設けられた複屈折性媒質22と、一対の透明基板21に挟持される領域に充填された等方性媒質23とを備える。
透明基板21は、ガラスやプラスティック等の複屈折性の無い透明な基板で構成されるのが好ましい。複屈折性媒質22としては、例えば液晶を重合した高分子液晶が好ましいが、その他の単結晶などで構成してもよい。等方性媒質23は、複屈折の無い樹脂で構成されるのが好ましいが、例えばガラスで構成してもよい。
この構成において、紙面に平行な偏光の光に対しての複屈折性媒質22の屈折率と、等方性媒質23の屈折率とを等しくし、紙面に垂直な偏光方向の屈折率が複屈折性媒質22と等方性媒質23とでΔnだけ異なるようにする。ここで、複屈折性媒質22及び等方性媒質23からなる凹凸格子(以下「凹凸格子部」という。)の深さ(高さ)dとΔnとの積Δn・dが、用いる波長λに対して概ね1/2になるように設定することが好ましい。
前述のように構成された回折素子2において、紙面に平行な偏光成分の光に対しては、凹凸格子部の屈折率は等しいので、光はほとんど回折されずに透過し、0次回折光となる。これに対して紙面に垂直な偏光成分の光は、凹凸格子部でλ/2の位相回折格子の影響でほとんどの光が回折する。したがって、適当な偏光状態の光を入射することで、0次回折光及び±1次回折光の偏光状態を変えることができる。
このように、紙面に垂直な偏光方向と平行な偏光の光では、偏光回折素子の回折効率が異なる。偏光回折素子に入射する直線偏光の偏光方向を変えたとき、回折効率が最も高い偏光方向の光に対する、0次回折効率(透過率)及び1次回折効率をそれぞれη0H、η1Hとし、最も回折効率が低い偏光方向の光に対する0次回折効率(透過率)及び1次回折効率をそれぞれη0L、η1Lとしたとき、回折効率が高い、紙面に垂直な偏光の光に対して凹凸格子部でλ/2の位相差を持つ回折格子の±1次の回折効率η1Hは概ね40%ずつとなり、0次回折効率η0Hは概ね0%となる。一方、回折効率の低い、紙面に平行な偏光に対しては、凹凸格子部で位相差が概ね0となり、回折格子の±1次回折効率η1Lは概ね0%、0次回折効率(透過率)η0Lは概ね100%となる。つまり、計算上はη1H/η1L〜∞、η0L/η0H〜∞となり、偏光回折素子の回折効率の偏光依存性を大きくすることができる。この例は、η1H/η1L及びη0L/η0Hをそれぞれ最も大きくすることができる例の一つである。
また、図2に例示した回折素子2における回折効率は、紙面に垂直な偏光成分の±1次回折効率が概ね40%となるため、入射する光の偏光状態を紙面に平行な成分が80%、垂直な成分が20%となるような偏光とすると、紙面に平行な偏光成分の光は、ほとんど全て0次回折光となり0次回折光の光量が80%となる。一方、紙面に垂直な偏光成分の光は、1次回折効率40%で回折されるため、±1次回折光の光量はそれぞれ0.4×0.2=0.08(8%)となる。したがって、0次回折光と1次回折光との比が80%/8%=10の回折効率比の回折素子2を実現することができる。
上記のような入射偏光を実現する方法として、例えば直線偏光の偏光方向を紙面に垂直でも平行でもない斜め偏光(本例では紙面を基準として垂直方向に約27度傾いた偏光)を入射してもよいし、楕円偏光を入射することによっても実現することができる。
例えば、斜めの直線偏光を実現する方法としては、光源1である半導体レーザの偏光方向が所定の角度になるよう半導体レーザを回転して設置する方法がある。このとき、半導体レーザの偏光方向の個体ばらつきや、温度変化により偏光方向の変化が生じることがある。入射光の偏光方向が所定の角度からずれると、回折効率比が変化してしまう場合がある。この対策として、光源1と回折素子2との間の光路中に例えば偏光ビームスプリッタを所定の角度に配置することが好ましい。偏光ビームスプリッタとしては、偏光方向により透過率の異なる偏光ビームスプリッタプリズムや、偏光方向により透過率の異なる吸収型偏光子を用いることができる。なお、前述の偏光ビームスプリッタプリズムを用いる場合は、素子サイズが比較的大きいことと、プリズム外形及び透過偏光方向を自由に選択することができないため、回折型偏光ビームスプリッタを用いることが好ましい。
図3には、回折型偏光ビームスプリッタと回折格子とを一体にした回折素子2の構成例を示す。このように一体とすることで、別個で構成する場合よりも部品点数を減らすことができ、また、回折型偏光ビームスプリッタの透過する偏光方向と、回折格子に入射させたい光の偏光方向とを容易に高精度で合わせることができるため、回折効率比の精度を高めることができるので好ましい。
図3に示された回折素子2は、前述の図2で示したものと同様の透明基板21、複屈折性媒質22及び等方性媒質23に加え、回折型偏光ビームスプリッタとしての複屈折性媒質27からなる格子が積層されたものである。複屈折性媒質27が透過させる光の偏光方向(本例では紙面基準で垂直方向に約27度)に対する複屈折性媒質27の屈折率を、等方性媒質23とほぼ等しくし、それと直交する偏光方向では屈折率差が生じるように設定する。この設定により、約27度の偏光の光に対しては透過し、それと直交する偏光方向の光に対しては0次透過率を小さくするよう回折させることができる。その結果、複屈折性媒質27を透過した光は、ほぼ27度方向の直線偏光となり、回折格子に入射する偏光方向を安定させることができるので好ましい。ここで、複屈折性媒質27で回折された、不要な偏光成分の光は対物レンズ5に到達しないように設定することができる。
さらに、図4に示すように、偏光方向回転手段28を積層して回折素子2を構成することも可能である。偏光方向回転手段28を積層することにより、光源1を構成する半導体レーザの出射偏光方向を回転することなく、所望の偏光方向の光を得ることができる。偏光方向回転手段28としては、例えば1/2波長板や、ツイストされた高分子液晶素子を用いることができる。
次に、光検出器8の受光面上における光の集光状態について図5を用いて説明する。図5は、光検出器8の受光面上における光の集光状態の一例を模式的に示したものである。
図5において、光検出器8の受光面は、複数の受光エリア51、52及び53を有し、その受光エリア内に記録又は再生したい光ディスク記録層からの光が、集光スポット55、56及び57を形成している状態が示されている。ここで、集光スポット56は回折素子2から出射された0次回折光(メインビーム)に相当し、集光スポット55及び57は、±1次回折光(サブビーム)に相当する。また、集光スポット58は、迷光となる光ディスクの記録層からの反射光の集光スポットを示し、光検出器8の受光面上ではデフォーカス状態となっており、図5に示すような大きな半径を有する。
迷光の集光スポット58は、受光エリア51、52及び53にかかり、集光スポット55、56及び57の光と干渉してノイズとなる。特に、サブビームは前述のように光量がメインビームに比べて10分の1以下と小さいので、従来、この迷光の干渉の影響が特に大きくトラッキング性能の低下を導いていた。また、迷光の干渉の影響により、光ディスクの層間間隔や波長が変動すると、それぞれの層からの光の干渉条件が変化するので、特に問題となっていた。
前述のように、本実施の形態に係る回折素子2を用いることで、0次回折光と1次回折光の偏光状態を異なるようにすることができる。また、迷光の集光スポット58も回折素子2から出射される0次回折光と1次回折光との重ね合わせであるが、光量的には1次回折光に比べて0次回折光が10倍以上大きいので、この迷光の偏光状態は概ね0次回折光の偏光状態に等しいと考えて実質的に問題は無い。
つまり、本実施の形態に係る回折素子2を用いることで、サブビームの集光スポット55及び57の偏光状態と、迷光の集光スポット58の偏光状態とを異なるようにすることができる。偏光状態の異なる光は、干渉性が低下するため、本実施の形態に係る光ヘッド装置100は、サブビームとサブビームの迷光との干渉によるトラッキング性能の低下を抑制することができる。
以上のように偏光回折素子は、メインビームとサブビームとの偏光状態が異なることによりトラッキング性能の低下を抑制することができる。そのため、メインビームの偏光が偏光回折素子の回折効率が低い偏光方向の0次透過光(η0Lに対応)が支配的とし、サブビームの偏光が偏光回折素子の回折効率が高い偏光方向の1次回折光(η1Hに対応)が支配的とすることが好ましい。
そのために、偏光回折素子の回折効率の偏光依存性を式(6)及び(7)とすることで、メインビームとサブビームの偏光状態が概ね直交する直線偏光とすることができ、2つの光の干渉を抑制できるので好ましい。
η0L/η0H ≧ 5 (6)
η1H/η1L ≧ 5 (7)
さらに好ましくは、式(8)及び(9)とすることで、さらに効果が増すので好ましい。
η0L/η0H ≧ 10 (8)
η1H/η1L ≧ 10 (9)
なお、以上の記載において、説明を簡単にするため、0次回折光と1次回折光の偏光方向を図2に示すように、それぞれ、紙面に平行及び垂直としたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、0次回折光を右回り円偏光とし、1次回折光を左回り円偏光や楕円偏光、又はその他の偏光状態としてもよい。
次に、0次回折光と1次回折光の偏光状態を表すために、ストークスパラメータを用いて説明する。なお、ストークスパラメータの詳細な説明は、例えば培風館発行「応用光学2」第5−3章「偏光の表記」に記されている。ここでは、ストークスパラメータについて簡単に説明する。
z方向に進む光を、z方向に対して垂直な面内に(x,y)座標系を選んだとき、x、y成分の光Ex、Eyを次式で表すこととする。
=A・exp{i(ωt−k+δ)} (10)
=A・exp{i(ωt−k+δy)} (11)
ここで、ωは角周波数、kは波数ベクトル、δ、δはそれぞれx、y方向の光の位相、A、Aはそれぞれx、y方向の電場振幅を示す。
偏光状態は4つのパラメータであるストークスパラメータ(S,S,S,S)によって表すことができる。
=<A >+<A > (12)
=<A >−<A > (13)
=2<A・A・cosδ> (14)
=2<A・A・sinδ> (15)
ここで、δ=δ−δとし、記号"< >"は十分に長い時間の平均値を示す。
は光強度を表すパラメータなので、Sで規格化した基準化ストークスパラメータによって、光の偏光状態を表すことができる。つまり、基準化ストークスパラメータは、次のように表される。
0k={<A >+<A >}/{<A >+<A >}=1 (16)
1k={<A >−<A >}/{<A >+<A >} (17)
2k=2<A・A・cosδ>/{<A >+<A >} (18)
3k=2<A・A・sinδ>/{<A >+<A >} (19)
以下、S=1と規格化した基準化ストークスパラメータを用いて表記する。
0次回折光と1次回折光の偏光状態を、それぞれ(1,S10,S20,S30)と(1,S11,S21,S31)としたとき、式(15)に示された関係であると、2つの偏光状態の光の干渉性を半分以下にすることができるので好ましい。
(S10−S11+(S20−S21+(S30−S31 ≧ 2 (20)
さらに、式(16)に示された関係が好ましい。
(S10−S11+(S20−S21+(S30−S31 ≧ 2.5 (21)
さらに、式(17)に示された関係とすることで、干渉性を大きく抑制できるので好ましい。
(S10−S11+(S20−S21+(S30−S31 ≧ 3 (22)
さらに、式(23)に示された関係とすることで、干渉性を非常に小さく抑制できるので好ましい。
(S10−S11+(S20−S21+(S30−S31 = 4 (23)
最も好ましくは、式(24)に示された関係とすることで完全に干渉を抑制することができる。
(S10−S11+(S20−S21 = 4, S30=S31=0 (24)
具体的には、例えば(1,S10,S20,S30)=(1,1,0,0)と(1,S11,S21,S31)=(1,−1,0,0)のように直線偏光が直交した2つの偏光の組み合わせの場合や、(1,S10,S20,S30)=(1,0,0,1)と(1,S11,S21,S31)=(1,0,0,−1)のように円偏光の回転方向が左右逆周りの場合などがある。
次に、回折素子2と光ディスク6との間の光路中に回折光の偏光の光束に対してのみ、波面形状を変化させる偏光位相差発生素子を配置する例について説明する。なお、回折光には、透過光である0次回折光は含まれない。
一般に、対物レンズに対してメインビームは垂直に入射されるが、サブビームは斜めに入射される。そのため、対物レンズの軸外の非点収差がサブビームのみに発生してしまう。非点収差を持ったサブビームは、光ディスク上での集光特性が劣化し、トラッキング性能を劣化させる。この対策として、サブビームの偏光にのみ作用し位相差の面内分布を発生させることで、サブビームのみ波面形状を変化させることができる。つまり、回折光のみ非点収差を発生させることで、対物レンズの軸外光の非点収差を補正することができ、トラッキング性能を向上させることができるので好ましい。
変化させる波面形状としては、非点収差以外にも球面収差やフォーカス成分、コマ収差等があり、さまざまな収差発生が可能であるが、ここでは、説明を簡単にするために非点収差発生方法について説明する。
図6(a)は、本実施の形態に係る偏光位相差発生素子の構成例を模式的に示す図である。
図6(a)に示された偏光位相差発生素子は、一対の透明基板61に複屈折性媒質62が格子状に設けられ、一対の透明基板61に挟持される領域に充填された等方性媒質63を備えた構成となっている。透明基板61はガラスやプラスティックなど複屈折性の無い透明な基板が好ましい。複屈折性媒質62としては、液晶を重合した高分子液晶などが好ましいが、その他の単結晶でもよい。等方性媒質63としては、複屈折の無い樹脂が好ましいが例えばガラスでもよい。
この構成において、回折素子2で回折された偏光方向が図2に示すように紙面に垂直な場合、紙面に平行な偏光の光に対しての複屈折性媒質62の屈折率と等方性媒質63の屈折率を等しくし、紙面に垂直な偏光方向の屈折率が複屈折性媒質62と等方性媒質63でΔnだけ異なるようにする。この構成により、サブビームの偏光方向の光にのみ複屈折性媒質62の形状に対応し、透過光の波面形状が変化し、メインビームの光に対しては波面形状の変化は生じない。
例えば、複屈折性媒質62と等方性媒質63とからなる凹凸格子をシリンドリカルなホログラム回折格子とすることでサブビームにのみ非点収差を発生させることができる。なお、ホログラム回折格子に代えて例えば位相段差を設ける構成としてもよい。
回折格子の回折光であるサブビームの波面を変化させることは、回折格子のストライプ方向を直線格子ではなく湾曲させるホログラムとすることによっても可能である。しかしながら、この方法では、回折素子2から出射される±1次回折光では波面の形状が反転してしまう。例えば+1次回折光に対して凸レンズ的に作用するホログラムの場合、−1次回折光は凹レンズ的に作用してしまう。これに対し、図6(a)に示された偏光位相差発生素子を備えた構成では、±1次回折光に対して同じ様に波面形状を変化させることができるので好ましい。
さらに、図6(b)に示すように、対物レンズ変位時に発生するDPP信号の劣化を防ぐために、サブビームの波面に位相段差64を発生させることでレンズ変位時のトラッキング性能劣化を防ぐことができるので好ましい。
また、偏光位相差発生素子の波面を変化させる偏光方向と、回折素子2の回折格子の偏光方向とがずれると0次回折光の波面も若干変化してしまうので、2つの偏光方向は精度よく合わせる必要がある。
なお、図6(a)及び(b)に示された偏光位相差発生素子を回折素子2と一体とすることで部品点数を削減することができ、偏光位相差発生素子に入射する偏光状態を精度よく合わせることができるので好ましい。
以上のように、本実施の形態に係る光ヘッド装置100によれば、回折素子2を透過した出射光は0次回折光及び±1次回折光を含む光束に分離され、0次回折光とその他の回折光とでは偏光状態が異なる構成としたので、複層ディスクに対する記録再生時のトラッキング性能を向上させることができ、光検出器8への信号強度を低下させることなく複層光ディスクを記録再生することができる。
また、本実施の形態に係る光ヘッド装置100によれば、回折光の偏光の光に対して波面形状を変更する偏光位相差発生素子をさらに備えることにより、例えばトラックピッチが互いに異なる光ディスクの記録再生においても精度よくトラッキングを行うことができる。
以上のように、本発明に係る光ヘッド装置は、光検出器への信号強度を低下させることなく複層光ディスクを記録再生することができるという効果を有する光ヘッド装置等として有用である。
本発明の一実施の形態に係る光ヘッド装置の概念的な構成を示す図 本発明の一実施の形態に係る光ヘッド装置の回折素子の構成例を模式的に示す断面図 本発明の一実施の形態に係る光ヘッド装置の回折素子の構成例を模式的に示す断面図 本発明の一実施の形態に係る光ヘッド装置の回折素子の構成例を模式的に示す断面図 本発明の一実施の形態に係る光ヘッド装置の光検出器が受光する集光スポットの一例を示す模式図 本発明の一実施の形態に係る光ヘッド装置の偏光位相差発生素子の構成例を模式的に示す断面図 二層光ディスク再生時の光路の模式図 光ディスクからの反射光の一部を回折する従来のホログラム素子の模式図
符号の説明
1 光源
2 回折素子
3、7 コリメータレンズ
4 ビームスプリッタ
5 対物レンズ
6 光ディスク
6a 情報記録面
8 光検出器
21 透明基板
22 複屈折性媒質
23 等方性媒質
24a +1次回折光
24b −1次回折光
25 0次回折光
27 複屈折性媒質
28 偏光方向回転手段
51、52、53 受光エリア
55 メインビームの集光スポット
56、57 サブビームの集光スポット
58 迷光となる反射光の集光スポット
61 透明基板
62 複屈折性媒質
63 等方性媒質
64 位相段差
100 光ヘッド装置

Claims (6)

  1. 光源と、透過型の回折素子と、前記回折素子からの出射光を光記録媒体上に集光させる対物レンズと、前記対物レンズによって集光され前記光記録媒体により反射された光を検出する光検出器とを備え、前記光記録媒体に対して情報の記録再生を行う光ヘッド装置において、
    前記回折素子からの出射光は、0次回折光、+1次回折光及び−1次回折光を含む回折光に分離され、前記0次回折光と他の回折光とでは偏光状態が異なることを特徴とする光ヘッド装置。
  2. 前記回折素子は、入射する光の偏光方向によって回折効率の異なる偏光回折格子で構成されている請求項1記載の光ヘッド装置。
  3. 前記偏光回折格子は、互いに直交する2つの直線偏光の偏光方向により回折効率が異なり、回折効率の高い偏光方向の光に対する1次回折効率η1Hと回折効率の低い偏光方向の光に対する1次回折効率η1Lとの比η1H/η1Lが5以上であり、回折効率の低い偏光方向の光に対する0次回折効率η0Lと回折効率の高い偏光方向の光に対する0次回折効率η0Hとの比η0L/η0Hが5以上である請求項2記載の光ヘッド装置。
  4. 前記偏光回折格子に入射する光の偏光状態が、前記回折効率の高い偏光方向の成分と、前記回折効率の低い偏光方向の成分との両方を有している請求項2又は3記載の光ヘッド装置。
  5. 基準化ストークスパラメータを(S0k=1,S1k,S2k,S3k)と表すとき、前記回折素子による0次回折光及び±1次回折光のそれぞれの基準化ストークスパラメータ(1,S10,S20,S30)と(1,S11,S21,S31)との間に、式(1)の関係が成立している請求項1から4までのいずれか1項記載の光ヘッド装置。
    (S10−S11+(S20−S21+(S30−S31 ≧2 (1)
  6. 前記回折素子と前記光記録媒体との間の光路中に、前記0次回折光以外の回折光に対して作用し、前記0次回折光以外の回折光の波面形状を変化させる偏光位相差発生素子を配置する請求項1から5までのいずれか1項記載の光ヘッド装置。
JP2006057828A 2006-03-03 2006-03-03 光ヘッド装置 Expired - Fee Related JP4797706B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006057828A JP4797706B2 (ja) 2006-03-03 2006-03-03 光ヘッド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006057828A JP4797706B2 (ja) 2006-03-03 2006-03-03 光ヘッド装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007234194A true JP2007234194A (ja) 2007-09-13
JP4797706B2 JP4797706B2 (ja) 2011-10-19

Family

ID=38554616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006057828A Expired - Fee Related JP4797706B2 (ja) 2006-03-03 2006-03-03 光ヘッド装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4797706B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007328877A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Hitachi Media Electoronics Co Ltd 光ピックアップ及び光ディスク装置
WO2008132912A1 (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Nec Corporation 光ヘッド装置および光学式情報記録再生装置
JP2009146528A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Panasonic Corp 光ピックアップ装置、及び光ディスク装置
JP2016502222A (ja) * 2012-11-21 2016-01-21 オラクル・インターナショナル・コーポレイション ホログラフィック光学素子を有する光学テープピックアップユニット

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63314502A (ja) * 1986-12-16 1988-12-22 Nec Corp 複屈折回折格子型光偏光板
JPH0935352A (ja) * 1995-07-20 1997-02-07 Sony Corp 光学ピックアップ
JP2001076368A (ja) * 1999-07-06 2001-03-23 Toyo Commun Equip Co Ltd 光学ヘッドおよび1/4波長板
JP2002092925A (ja) * 2000-09-13 2002-03-29 Sony Corp 光学ピックアップ装置
JP2004039004A (ja) * 2002-06-28 2004-02-05 Asahi Glass Co Ltd 光ヘッド装置
JP2005063595A (ja) * 2003-08-18 2005-03-10 Sony Corp 光ピックアップ及びディスクドライブ装置
JP2005203090A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Samsung Electronics Co Ltd 光ピックアップ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63314502A (ja) * 1986-12-16 1988-12-22 Nec Corp 複屈折回折格子型光偏光板
JPH0935352A (ja) * 1995-07-20 1997-02-07 Sony Corp 光学ピックアップ
JP2001076368A (ja) * 1999-07-06 2001-03-23 Toyo Commun Equip Co Ltd 光学ヘッドおよび1/4波長板
JP2002092925A (ja) * 2000-09-13 2002-03-29 Sony Corp 光学ピックアップ装置
JP2004039004A (ja) * 2002-06-28 2004-02-05 Asahi Glass Co Ltd 光ヘッド装置
JP2005063595A (ja) * 2003-08-18 2005-03-10 Sony Corp 光ピックアップ及びディスクドライブ装置
JP2005203090A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Samsung Electronics Co Ltd 光ピックアップ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007328877A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Hitachi Media Electoronics Co Ltd 光ピックアップ及び光ディスク装置
WO2008132912A1 (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Nec Corporation 光ヘッド装置および光学式情報記録再生装置
JP2009146528A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Panasonic Corp 光ピックアップ装置、及び光ディスク装置
JP2016502222A (ja) * 2012-11-21 2016-01-21 オラクル・インターナショナル・コーポレイション ホログラフィック光学素子を有する光学テープピックアップユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP4797706B2 (ja) 2011-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7463569B2 (en) Optical disk apparatus with a wavelength plate having a two-dimensional array of birefringent regions
WO2007105767A1 (ja) 光ヘッド装置
KR20050074839A (ko) 광픽업
JP2006351086A (ja) 光路補正装置とこれを用いた光ピックアップ
JP2008171470A (ja) 光ピックアップ装置
WO2007043663A1 (ja) 光学ヘッド
JP2005339766A (ja) 光ディスク装置
US7710849B2 (en) Optical head device and optical information recording or reproducing device
JP4806643B2 (ja) 光ピックアップ及び光ディスク装置
JP4797706B2 (ja) 光ヘッド装置
US20070201324A1 (en) Optical-pickup head device, and method and apparatus for reproducing optical storage medium
KR100656000B1 (ko) 광회절 소자 및 광정보 처리 장치
JP2007328877A (ja) 光ピックアップ及び光ディスク装置
US8045443B2 (en) Optical pickup apparatus
WO2006112288A1 (ja) 光ヘッド装置及び光情報処理装置
JP2007272980A (ja) 光ピックアップ装置
JPWO2006064777A1 (ja) 光ヘッド装置、光ヘッド装置を備えた光学式情報記録/再生装置
JP2012174290A (ja) 光ピックアップ装置および光ディスク装置
JP4806661B2 (ja) 光ピックアップ及び光学的情報再生装置
JP2011065699A (ja) 光ピックアップ装置および光ディスク装置
KR100464419B1 (ko) 기록/재생용 호환형 광픽업
JP2007220175A (ja) 光ピックアップ装置
JP4985081B2 (ja) 光ヘッド装置
JP5119194B2 (ja) 光ピックアップ装置
JP2007242081A (ja) 光ピックアップ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110705

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110718

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140812

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees