JP2007233465A - 画面再現用データ生成システム、画面再現用データ生成方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

画面再現用データ生成システム、画面再現用データ生成方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】個人情報保護に配慮しつつ、画面の中の情報のうち保守担当者の作業に必要なものを記録媒体に出力する。
【解決手段】端末装置3に、エラーが発生した時にディスプレイに表示されている電子カルテ画面FRの中に配置されている一つまたは複数の情報のうち秘密にすべき情報を、そのエラーの内容に応じて決定する画面イメージ出力対象決定部307と、秘密にすべきであると決定した情報が認識できない状態でその電子カルテ画面FRを再現するための画面再現用データGSを生成する画面再現用データ生成部308と、生成した画面再現用データGSをプリンタ4に出力するデータ出力部309と、を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、ディスプレイに表示されている画面を印刷などの方法で出力するシステムおよび方法に関する。
従来、病院などの医療の現場において、電子カルテシステムなどの情報管理システムが用いられている。病院は、電子カルテシステムなどを導入することにより、患者に対するサービスの向上および業務の効率化などを図ることができる。
この電子カルテシステムには、医師が診察のために使用する端末装置が設けられており、医師は、それを操作してディスプレイに患者の電子カルテを表示させ、その電子カルテを見ながら患者の診察を行う。このように電子カルテシステムを使用することによって、医師は、患者の電子カルテを簡単に検索して閲覧することができ、また、必要に応じて容易に電子カルテに内容を追加することができる。
医師などのユーザが端末装置を操作していると、電子カルテシステムにおいてエラーが発生することがある。発生したエラーは、その内容などを示すメッセージがディスプレイに表示されることによってユーザに知らされる。エラーが発生した場合、ユーザは、そのエラーについてのメッセージを確認した後、そのまま操作を継続できることもあれば、継続できないこともある。いずれにしても、その後の円滑な電子カルテシステムの運用のために、そのエラーの原因を調査し、適切に対処することが必要な場合がある。そこで、ユーザは、エラーが発生したら、保守担当者にそのときの状況を伝える。その際に、エラーが発生した時点でディスプレイに表示されていた画面を用紙に印刷(ハードコピー)し、保守担当者に渡す。保守担当者は、そのハードコピーに示される情報を手掛かりにしてエラーの原因について調査するなどして、メンテナンスを行う。
ところが、通常、端末装置に表示された電子カルテの画面には、個人情報が含まれている。このような画面が用紙にハードコピーされると、その用紙が何らかの手違いで第三者の手に渡り、個人情報が悪用されてしまうおそれがある。従って、ハードコピーを行う際は、個人情報保護の観点から、個人情報の部分を認識できないようにするために何らかの処置を施す必要がある。そこで、特許文献1、2に示されるような方法を用いることが考えられる。
特許文献1によると、カルテをイメージスキャナで読み取った際のディジタルデータに対して、個人を特定するデータ部分を指定してマスキングする。そして、残りの医療属性情報部分をイメージデータとして取り込み保存する。これによって、個人を特定する情報が隠されると同時に、医療関連の属性情報記載部分のみがイメージスキャナを用いてイメージ化される。
また、特許文献2によれば、クライアントに対して発行する秘匿情報を、印刷した後、目視不可能なように密閉処理する。これにより、その秘匿情報が、危険な状態で申請書類などの紙媒体に記載されることを防ぐ。
特開2004−318875号 特開2005−4330号
上述の通り、特許文献1、2に記載されるような方法によると、個人情報などの第三者に秘密にすべき秘密情報が常にマスクされるため、秘密情報に対するセキュリティを向上させることができる。
しかし、このような従来の方法では、保守担当者は、メンテナンスの作業を行うに当たって、必要な情報を得られないことがある。そうすると、その作業の効率が悪くなってしまう。また、作業そのものができなくなってしまうこともある。
個人情報保護の観点からは秘密情報は全て隠されるべきであるが、メンテナンスの作業を効率化し、システムの円滑な運用を図ることも重要である。
本発明は、このような問題点に鑑み、個人情報保護に配慮しつつ、画面の中の情報のうち保守担当者によるメンテナンスのために必要なものを用紙またはリムーバブルディスクなどの記録媒体に出力できるようにすることを目的とする。
本発明に係る画面再現用データ生成システムは、一つまたは複数の情報が配置された画面を表示する表示手段と、エラーが発生した時に表示されている前記画面の中に配置されている情報のうち秘密にすべき情報を、当該エラーに応じて決定する決定手段と、エラーが発生した時に表示されている前記画面の中に配置されている情報のうち秘密にすべきであると決定した情報が認識できない状態で当該画面を再現するための画面再現用データを生成する画面再現用データ生成手段と、を有することを特徴とする。
好ましくは、一つまたは複数の情報が配置された第一の画面および発生したエラーをユーザに知らせるための第二の画面を表示する表示手段と、エラーが発生した時に表示されている前記第一の画面の中に配置されている情報のうち秘密にすべき情報を、当該エラーに応じて決定する決定手段と、エラーが発生した時に表示されている前記第一の画面の中に配置されている情報のうち秘密にすべきであると決定した情報が認識できない状態で当該第一の画面を再現しかつ当該エラーの前記第二の画面を再現するための画面再現用データを生成する画面再現用データ生成手段と、を有することを特徴とする。
図1は本発明に係る電子カルテシステム1の全体的な構成の例を示す図、図2は端末装置3のハードウェア構成の例を示す図、図3は電子カルテシステム1の機能的構成の例を示す図、図4は電子カルテ画面FRの例を示す図、図5はメッセージボックスMBの例を示す図、図6は電子カルテ画面FRとメッセージボックスMBとが同時にディスプレイ32に表示されている場合の例を示す図である。
図1に示すように、本発明に係る電子カルテシステム1は、電子カルテサーバ2、端末装置3a,3b,…、およびプリンタ4a,4b,…などによって構成されている。以下、端末装置3a,3b,…を「端末装置3」と総称し、プリンタ4a,4b,…を「プリンタ4」と総称することがある。
電子カルテサーバ2および端末装置3は、通信回線5を介して互いに接続されている。通信回線5として、LAN、WAN、インターネット、公衆回線、または専用線などが用いられる。また、端末装置3には、それぞれ一台ずつプリンタ4が接続されている。
電子カルテシステム1は、病院で診察、治療、または検査などを受ける患者のカルテを電子化して取り扱うシステムである。以下、複数の診療科を有する病院Xにおいて電子カルテシステム1が使用される場合を例に説明する。
電子カルテサーバ2は、病院Xの患者の電子化したカルテ(電子カルテ)を一元的に管理するサーバである。この電子カルテサーバ2は、病院Xのシステムの管理部門または外部のアウトソーシングセンタなどに設置される。電子カルテサーバ2として、既に病院Xで運用されている電子カルテサーバが用いられる。または、新たに電子カルテサーバを構築しても構わない。ただし、いずれの場合も、図3に示すような患者データ保存部201および患者データ検索部202が設けられるように構成する。なお、これら各部の機能を実現するためのプログラムおよびデータは、電子カルテサーバ2のハードディスクにインストールされており、必要に応じてRAMに読み出され、CPUによってプログラムが実行される。
端末装置3は、病院Xの診療科ごとに少なくとも1台ずつ設置され、医師が患者の電子カルテを使用するために用いられる。この端末装置3は、図2に示すように、端末装置本体31、ディスプレイ32、キーボード33、およびマウス34などによって構成される。端末装置3として、パーソナルコンピュータまたはワークステーションなどが用いられる。
図2において、端末装置本体31は、CPU311、ROM312、RAM313、通信インタフェース314、ハードディスク315、および入出力インタフェース316などによって構成される。
ROM312およびハードディスク315には、OS(Operating System)、種々のアプリケーションプログラム、およびプリンタドライバなどがインストールされている。
さらに、図3に示すデータ保存部301、コマンド受付部302、電子カルテ画面生成部303、表示制御部304、エラー検出部305、メッセージボックス生成部306、画面イメージ出力対象決定部307、画面再現用データ生成部308、およびデータ出力部309などの機能を実現するためのプログラムおよびデータがインストールされている。これらのプログラムおよびデータは必要に応じてRAM313に読み出され、CPU311によってプログラムが実行される。
通信インタフェース314は、他の装置と通信を行うためのインタフェースである。通信インタフェース314として、NIC(Network Interface Card)、またはモデムなどが用いられる。
入出力インタフェース316は、キーボード33およびマウス34などからの入力を受け付けまたはプリンタ4などへデータを出力するためのインタフェースである。このインタフェースとしてUSBまたはRS232Cなどが用いられる。必要に応じて、光磁気ディスク、フロッピディスク、またはCD−Rなどのリムーバブルディスクに対応したドライブなどを接続することができる。
ディスプレイ32は、CRTディスプレイまたは液晶ディスプレイなどである。このディスプレイ32は、その表示面全体にデスクトップを構成する。デスクトップの上には、患者の電子カルテの内容を示す様々な電子カルテ画面FRが表示される。電子カルテ画面FRとは、例えば、図4に示すように、「患者ID」、「患者氏名」、または「処方箋コメント」などの電子カルテに関する項目が設けられたウィンドウである。以下、電子カルテ画面FRに設けられているこれらの項目を「画面項目」と記載する。電子カルテ画面FRには、他の電子カルテ画面FRと区別するための画面コードが与えられている。画面項目には、他の画面項目と区別するための項目コードが与えられている。
また、医者などのユーザが端末装置3を使用しているときにエラーが発生した場合、図5に示すようなメッセージボックスMBをデスクトップの上に表示する。発生したエラーは、このメッセージボックスMBによってユーザに通知される。
メッセージボックスMBは、図6のように、エラーが発生した時点で表示されていた電子カルテ画面FR(注射画面FR1)の上に重なって表示されるダイアログボックスである。
キーボード33およびマウス34は、ユーザが端末装置本体31に対して指示(コマンド)を与えるための入力装置である。
プリンタ4は、それ自身が接続されている端末装置3のディスプレイ32に表示された画面を印刷(ハードコピー)する。また、従来のようにそのままの画面を印刷するのではなく、一部分が編集されたものを印刷する場合がある。なお、プリンタ4として、インクジェットプリンタ、レーザープリンタ、または複合機などが用いられる。
図7は患者テーブルTKMの例を示す図、図8はエラーテーブルTEMの例を示す図、図9は秘密項目指定テーブルTGMの例を示す図、図10は電子カルテ画面FRおよびメッセージボックスMBの両方が用紙に印刷された例を示す図、図11はメッセージボックスMBのみが用紙に印刷された例を示す図である。
次に、図3に示す電子カルテサーバ2および端末装置3の各部の処理の内容について説明する。
図3において、電子カルテサーバ2の患者データ保存部201は、患者テーブルTKMを保存している。
図7に示すように、患者テーブルTKMは、患者の電子カルテである患者データKM1,KM2,…(以下、「患者データKM」と総称することがある。以下、他のデータについても同様である。)を患者ごとに格納する。患者データKMは、患者を識別するためのID(患者ID)、患者の氏名(患者氏名)、生年月日、年齢、住所、および既往歴などに関する情報を示している。
端末装置3のデータ保存部301は、エラーテーブルTEMおよび秘密項目指定テーブルTGMを保存している。エラーテーブルTEMには、図8に示すように、エラーが発生したときの電子カルテ画面FRおよびメッセージボックスMBの印刷についての設定に関するデータであるエラーデータEMが格納される。このエラーデータEMは、端末装置3が使用されているときに発生し得るエラーごとに1つずつ格納される。
図8において、エラーデータEMには、「エラーコード」、「タイトル」、「エラーメッセージ」、「画面出力モード」、「有効フラグ」、および「備考」などのデータが含まれる。
エラーコードは、端末装置3が使用されているときに発生し得る各エラーに対して一意に割り振られたコードを示す。このエラーコードは、電子カルテシステム1を設計する段階で割り振るようにしてもよいし、OSなどに予め設定されているエラーコードを利用するようにしてもよい。なお、本実施形態においては、このエラーコードをエラーメッセージの識別コードとしても使用する。
タイトルおよびエラーメッセージは、それぞれ、発生したエラーの表題およびエラーの内容をユーザに知らせるためのメッセージを示す。これらに基づいて、図5に示すメッセージボックスMBのタイトルMTおよびエラーメッセージMSが決定する。
画面出力モードは、そのエラーが発生した際にデスクトップの上に表示されている画面についての画面イメージ出力に関するモードを指定する。「画面イメージ出力」とは、デスクトップの上に表示されている画面を印刷することによって用紙などの紙媒体に出力したり、その画面のデータをビットマップ形式などの画像ファイルとしてハードディスク315などに書き出したりすることである。以下、画面イメージ出力として、印刷を行う場合を例に説明する。なお、画面出力モードの使用方法については、後に説明する。
有効フラグは、そのエラーに関するエラーメッセージMSをデスクトップの上に表示するかどうかを指定するためのフラグである。このフラグが「1」である場合はエラーメッセージMSを表示することを意味し、「0」である場合は表示しないことを意味する。
備考は、電子カルテシステム1の設計者などによって書き込まれたそのエラーについての補足的な説明などを示す。
図9において、秘密項目指定テーブルTGMには、エラーが発生した際にデスクトップに表示されている電子カルテ画面FRの中の画面項目を画面イメージ出力の対象とするか否かを決めるためのデータが格納される。具体的には、「エラーコード」、「画面コード」、および「項目コード」の組合せごとに秘密項目指定データGMが1つずつ格納される。
秘密項目指定データGMには、エラーコード、画面コード、および項目コードの組合せに係る画面項目つまりそのエラーコードに係るエラーが発生した時点で表示されているその画面コードに係る電子カルテ画面FRの中のその項目コードに係る画面項目を画面イメージ出力の対象から除外するか否かを示す「秘密フラグ」が含まれる。「1」は画面イメージ出力の対象から除外することを意味し、「0」は画面イメージ出力の対象から除外しないことを意味する。
例えば、秘密項目指定データGM1は、画面コードが「OD001」である電子カルテ画面FR(本実施形態のおいては「注射画面FR1」)の中の項目コードが「FD001」である画面項目(本実施形態のおいては「患者ID」)についてはエラーコードが「E0003」であるエラーが発生した際の画面イメージ出力の対象から除外する、ということを示している。
そのほか、秘密項目指定データGMには、電子カルテシステム1の設計者などが補足的な説明を自由に書き込むための「備考」が含まれる。
図3に戻って、患者データ検索部202は、端末装置3から要求された患者データKMを患者データ保存部201の患者テーブルTKMから検索し、検索によって取得した患者データKMをその端末装置3に送信する。
コマンド受付部302は、ユーザがキーボード33またはマウス34を操作して入力したコマンドを受け付ける。
電子カルテ画面生成部303は、電子カルテ画面FRをデスクトップの上に表示するためのデータである電子カルテ画面データGAを生成するための処理を行う。この処理は、次のようにして行う。
例えば、ユーザが電子カルテ画面FRのタイプおよび患者の患者IDを指定して電子カルテ画面FRの表示のコマンドを入力すると、コマンド受付部302によってそのコマンドが受け付けられる。すると、電子カルテ画面生成部303は、そのコマンドに係る患者IDに対応する患者データKMを送信するように電子カルテサーバ2に対して要求する。
電子カルテサーバ2において、患者データ検索部202は、その患者データKMを患者データ保存部201の患者テーブルTKMから検索し、検索によって取得した患者データKMを要求元の端末装置3に送信する。
そして、電子カルテ画面生成部303は、患者データ検索部202から送信されて来た患者データKMの内容を示す電子カルテ画面FRをデスクトップの上に表示するための電子カルテ画面データGAを生成する。
表示制御部304は、電子カルテ画面データGAまたは後に説明するメッセージボックスデータMAに基づいて、電子カルテ画面FRまたはメッセージボックスMBをデスクトップの上に表示させる。
医師は、デスクトップに表示された電子カルテ画面FRを見ながら患者の診察を行う。そして、必要に応じて、その電子カルテにデータを追加したり他のタイプの電子カルテ画面FRに切り換えたりすることができる。医師がこのように端末装置3を操作しているときに不意にエラーが発生することがある。エラー検出部305は、このように端末装置3が使用されているときに発生したエラーを検出しそのエラーコードを取得する。
メッセージボックス生成部306は、エラー検出部305が検出したエラーを医師に知らせるメッセージボックスMBを表示するためのメッセージボックスデータMAを、次のようにして生成する。
エラー検出部305が検出したエラーのエラーコードに対応するエラーデータEMをデータ保存部301のエラーテーブルTEMから取得する。そして、そのエラーデータEMのエラーメッセージMSおよびタイトルMTを含むメッセージボックスMBのメッセージボックスデータMAを生成する。
画面イメージ出力対象決定部307は、エラーが発生しそのエラーに関するメッセージボックスMBがデスクトップの上に表示されたときに、その時点にデスクトップの上に表示されている各画面およびそれらの中の画面項目に示される情報のうち画面イメージ出力の対象とするものとそうでないものとを決定する。係る決定は、次のような手順で行う。
画面イメージ出力対象決定部307は、エラー検出部305が検出したエラーのエラーコードに対応するエラーデータEMをデータ保存部301のエラーテーブルTEMから取得する。そして、そのエラーデータEMの「画面出力モード」の項目の値に基づいて、画面イメージ出力の対象とする画面を選択する。すなわち、その値が「2」である場合は、デスクトップの上に表示されている電子カルテ画面FRおよびメッセージボックスMBの両方を対象として選択する。「1」である場合は、メッセージボックスMBのみを対象として選択する。「0」である場合は、いずれの画面も選択しない。すなわち、この場合は、画面イメージ出力は行わない。
さらに、画面出力モードが「2」であった場合、すなわち電子カルテ画面FRを画面イメージ出力の対象とする場合は、エラー検出部305が検出したエラーのエラーコードおよびその電子カルテ画面FRの画面コードを示す秘密項目指定データGMを秘密項目指定テーブルTGMから取得する。そして、取得した秘密項目指定データGMの秘密フラグの値に基づいて、その秘密項目指定データGMに示される項目コードに係る画面項目を秘密にするか否かを決定する。すなわち、その画面項目に示される情報を画面イメージ出力の対象から除外するか否かを決定する。具体的には、秘密フラグが「1」であった場合はその画面項目を秘密にすると決定し、「0」であった場合に秘密にしないと決定する。
画面再現用データ生成部308は、画面イメージ出力対象決定部307が画面イメージ出力の対象に決定した画面および画面項目の内容を印刷によって再現するための画面再現用データGSを生成する。
つまり、メッセージボックスMBのみが画面イメージ出力の対象に決定した場合は、そのメッセージボックスMBを再現するための画面再現用データGSを、例えば次のように生成する。現在のデスクトップ全体をキャプチャする。そして、それによって得られた画像の中からメッセージボックスMBの領域の画像を抽出する画像処理を行い、その抽出した画像の画像データを画面再現用データGSとする。
または、メッセージボックスMBおよび電子カルテ画面FRの両方が画面イメージ出力の対象に決定した場合は、その両方を再現するための画面再現用データGSを、例えば次のように生成する。現在のデスクトップ全体をキャプチャする。それによって得られた画像の中から、その電子カルテ画面FRに含まれる画面項目のうち秘密にすると決定された画面項目の領域の画像を検索する。そして、その領域の画像を削除しまたは所定の色で塗りつぶすなどの画像処理を施して、秘密にする画像項目の情報を人間が認識できないようにマスクする。つまり、マスキングの処理を施す。このような処理が施されたデスクトップ全体の画像の画像データを画面再現用データGSとする。
なお、デスクトップをキャプチャすることによって得られる画像データは、通常、ビットマップデータであることが多い。そうすると、上述のような方法で生成された画面再現用データGSもビットマップデータとなる。しかし、ビットマップデータに基づいて画像の印刷を行う機能を持たないプリンタが多い。そこで、画面再現用データ生成部308は、必要に応じて、上述の画像処理によって得られた画像データをプリンタ4に対応したフォーマットのデータ(例えば、プリンタ4のページ記述言語のデータ)に変換することによって、画面再現用データGSを生成する。
データ出力部309は、プリンタ4に画面再現用データGSを出力する。すると、プリンタ4は、その画面再現用データGSに基づいて印刷を実行する。以上の処理によって、電子カルテ画面FRおよびメッセージボックスMBの両方が画面イメージ出力の対象である場合は、図10のような印刷物が得られる。メッセージボックスMBのみが画面イメージ出力の対象である場合は、図11のような印刷物が得られる。
これらの印刷物は、保守担当者に渡され、電子カルテシステム1の保守、維持、および管理などのメンテナンスの作業のための資料として用いられる。
図12は端末装置3における画面イメージ出力の処理の流れの例を説明するためのフローチャートである。
次に、医師が患者を診察する際に使用される端末装置3の全体的な処理の流れについて、図12のフローチャートを参照して説明する。
診察室に患者が入室すると、医師は、その診察室に設置されている端末装置3にその患者の患者IDを入力するなどの所定の操作を行う(#11)。すると、その端末装置3は、電子カルテサーバ2からその患者の患者データKMを取得し、電子カルテ画面FRを表示する(#12)。医師は、この電子カルテ画面FRを参照しながら患者の診察を行う。
医者がこのように端末装置3を操作している間にエラーが発生することがある。エラーが発生すると(#13)、端末装置3は、そのエラーを検出し、検出したエラーのエラーコードを取得する。そして、そのエラーコードに対応するエラーデータEMをエラーテーブルTEMから検索する。ここでは、このエラーコードが「E0004」であったとする。その場合、図8に示すエラーデータEM4が検索によって抽出される。
エラーを検出しそのエラーコードを取得すると、デスクトップの上にメッセージボックスMBを表示する(#14)。このメッセージボックスMBのタイトルMTおよびエラーメッセージMSには、それぞれ、エラーデータEM4に基づいて「データ取得エラー」および「データの取得に失敗しました。」が示される。
メッセージボックスMBを表示した後、印刷の対象となる画面を画面出力モードに基づいて選択する。エラーデータEM4には、画面出力モードとして「2」が設定されているので(#15で「2」)、現在デスクトップに表示されている電子カルテ画面FRおよびメッセージボックスMBの両方を印刷の対象として選択する(#16)。選択した電子カルテ画面FRに含まれる画面項目のうち秘密にするものを次のように決定する(#17)。
まず、発生したエラーのエラーコードである「E0004」と選択した電子カルテ画面FRつまり現在表示されている電子カルテ画面FRの画面コードとを示す秘密項目指定データGMを秘密項目指定テーブルTGMから検索する。例えば、その電子カルテ画面FRの画面コードが「OD001」であった場合は、図9の秘密項目指定データGM5、GM6、およびGM7が検索によって抽出される。
これらの秘密項目指定データGM5、GM6、およびGM7には、項目コードとして「FD001」、「FD002」、および「FD006」が示されている。なお、本実施形態においては、これらの項目コードに、それぞれ、「患者ID」、「患者氏名」、および「選択注射薬」の画面項目が対応する。
これらの秘密項目指定データGMのうち秘密フラグに「1」が設定されているものは、秘密項目指定データGM5およびGM6であるので、「FD001」および「FD002」のそれぞれの項目コードに対応する画面項目すなわち「患者ID」および「患者氏名」を秘密にする画面項目として決定する。
秘密にする画面項目を決定すると、その画面項目に示される内容を認識できない状態にした電子カルテ画面FRおよびメッセージボックスMBの画像データを生成し、必要に応じて変換処理を施すことによって、画面再現用データGSを生成する(#18)。そして、生成した画面再現用データGSに基づいて印刷が実行されるようにプリンタ4を制御する(#19)。
これにより、図10に示すように、秘密にすると決定した画面項目である「患者ID」および「患者氏名」が認識できないように塗りつぶされた状態で、電子カルテ画面FRおよびメッセージボックスMBが用紙PAに印刷される。
一方、もしも画面出力モードが「1」であったならば(#15で「1」)、すなわち、ステップ#13で例えばエラーコードが「E0002」であるエラーが発生していたならば、印刷の対象としてメッセージボックスMBのみを選択する(#20)。そして、メッセージボックスMBのみを再現するための画面再現用データGSを生成し(#18)、その画面再現用データGSに基づいて印刷を実行する(#19)。この場合は、図11に示すように、メッセージボックスMBのみが用紙PAに印刷される。
または、もしも画面出力モードが「0」であったならば(#15で「0」)、すなわち、ステップ#13で例えばエラーコードが「E0001」であるエラーが発生していたならば、印刷は行わず、そのまま処理を終了する。
本実施形態によれば、エラーが発生した際の画面を、従来のようにそのまま印刷するのではなく、画面の中の各事項を秘密にする事項と出力する事項とに分類し秘密にする事項を認識できない状態にして印刷した。しかも、エラーに応じて分類するので、個人情報保護に配慮しつつ、画面の中の情報のうち保守担当者によるメンテナンスの作業に必要なものを印刷することができる。
図13は秘密にする画面項目を隠す方法の変形例を示す図、図14は電子カルテ画面FRの領域を複数に分割した分割領域の例を示す図、図15は指定された分割領域にメッセージボックスMBが配置された例を示す図、図16は電子カルテ画面FRおよびメッセージボックスMBが互いに重ならない状態で印刷された例を示す図である。
ところで、患者の患者データKMの内容または医師の操作の内容などによっては、電子カルテ画面FRの中には、エラーが発生した時点で何もデータが入力されていない空白の画面項目が存在する場合がある。もしも、秘密にすると決定された画面項目が空白であるならば、その画面項目を秘密する必要はない。従って、エラーが発生したら、空白である画面項目を確認し、その画面項目を、秘密にするか否かを決定する処理の対象から除外し、秘密にしないと決定してもよい。
本実施形態では、秘密にする画面項目を、その部分の画像領域を塗りつぶす画像処理を施すことによって認識できないようにした。そのような処理を行う代わりに、図13に示すように、秘密にする画面項目(図13の例においては「患者ID」および「患者氏名」)の内容が示される場所にメッセージボックスMBが重なる(覆いかぶさる)ようにすることによって認識できないようにしてもよい。この場合は、例えば、次のように構成すればよい。
予め、電子カルテ画面FR全体の領域を複数に分割した分割領域を定義し、図14に示すように各分割領域に識別番号を「1」〜「9」を割り振っておく。秘密項目指定データGM(図9参照)の代わりに、「エラーコード」、「画面コード」、および「配置位置番号」を示す秘密項目指定データGM’を設けておく。その配置位置番号は、そのエラーコードのエラーが発生した場合にその画面コードの電子カルテ画面FRの中のどの分割領域にメッセージボックスMBを配置するのか、を示すものである。電子カルテシステム1の開発者は、秘密にすべき画面項目の位置が上手く隠れるように配置位置番号を予め設定しておく。
そして、エラーが発生したら、そのエラーのエラーコードおよびその時点で表示されている電子カルテ画面FRの画面コードを示す秘密項目指定データGM’を呼び出し、電子カルテ画面FRの中の、その秘密項目指定データGM’に示される配置位置番号の分割領域に、メッセージボックスMBを表示する。さらに具体的には、その分割領域の中央の点SP1とメッセージボックスMBの中央の点SP2とを一致させるように配置する。または、その分割領域の左上端とメッセージボックスMBの左上端とを一致させるように配置してもよいし、分割領域の右下端とメッセージボックスMBの右下端とを一致させるように配置してもよい。
または、メッセージボックスMBの表示位置によっては、秘密にする必要のない画面項目がメッセージボックスMBによって隠れてしまうことがある。そこで、次のように構成してもよい。秘密項目指定データGM’の配置位置番号として「0」を設定できるようにしておく。そして、「0」が設定されている場合は、図16に示すように、メッセージボックスMBを電子カルテ画面FRと重ならない位置に配置する。
本実施形態では、画面イメージ出力の対象の画面として、電子カルテ画面FRおよびメッセージボックスMBの両方またはメッセージボックスMBのみを選択できるように構成したが、電子カルテ画面FRのみ、という選択肢も用意しておいてもよい。例えば、エラーデータEM(図8参照)の画面出力モードに示される値が「3」であった場合に、電子カルテ画面FRのみが印刷されるようにしてもよい。
本実施形態では、画面を印刷することによって画面イメージ出力を行う場合について説明したが、画像ファイルを生成しそれをフロッピディスクまたはハードディスクなどの記録媒体に書き込むことによって行うようにしてもよい。その場合は、前述の通りデスクトップをキャプチャした画像を編集することによって画面の再現用の画像データを生成し、これをビットマップなどの形式の画像ファイルとして出力し、ハードディスク315などに保存する。または、画像ファイルを電子メールに添付するなどして外部に送信し出力してもよい。
この画像ファイルを使用して電子カルテ画面FRおよびメッセージボックスMBの画像をディスプレイに再現(表示)させても、これらの電子カルテ画面FRおよびメッセージボックスMBの位置関係をウィンドウと同じ様には変えることはできないので、電子カルテ画面FRの中の情報のうちメッセージボックスMBで覆い隠した情報を見ることは不可能である。
本実施形態では、電子カルテサーバ2、端末装置3、およびプリンタ4などによって電子カルテシステム1が構成される場合の例を示したが、本発明は、1組のパーソナルコンピュータおよびプリンタだけで構成される電子カルテシステムまたは1台のパーソナルコンピュータだけで構成される電子カルテシステム、つまり、スタンドアロン型の電子カルテシステムにも適用可能である。
本実施形態では、本発明の画面再現用データ生成システムを電子カルテシステム1に適用した場合を例に説明したが、住民の個人情報を扱う市役所などで使用されるシステムまたは社員の個人情報を扱う給与システムなど、個人情報などの秘密情報を扱う他のシステムにも適用することができる。
その他、電子カルテシステム1、電子カルテサーバ2、および端末装置3の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、画面の構成、およびテーブルの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
上に述べた実施例には、以下に述べるような付記も開示されている。
(付記1)
画面を表示する表示部を有する情報処理システムのメンテナンスの支援を行うメンテナンス支援装置であって、
前記情報処理システムにおいてエラーが発生した時に前記表示部に表示されている画面であるエラー発生時画面の中に配置されている一つまたは複数の情報のうち秘密にすべき情報を、当該エラーの内容に応じて決定する決定手段と、
前記決定手段が秘密にすべきであると決定した情報が認識できない状態で前記エラー発生時画面を再現するための画面再現用データを生成する画面再現用データ生成手段と、
前記画面再現用データを当該メンテナンス支援装置の外部に出力する画面再現用データ出力手段と、
を有することを特徴とするメンテナンス支援装置。
(付記2)
前記画面再現用データ生成手段は、前記画面再現用データとして、エラーが発生した時の前記エラー発生時画面とともに当該エラーをユーザに知らせるための画面であるエラー通知画面を再現するための画面再現用データを生成する、
付記1記載のメンテナンス支援装置。
(付記3)
前記画面再現用データ生成手段は、前記エラー発生時画面の中に配置されている情報のうち秘密にすべきであると決定した情報の位置に前記エラー通知画面を配置することによって当該決定した情報を認識できない状態にして当該エラー発生時画面および当該エラー通知画面を再現する前記画面再現用データを生成する、
付記2記載のメンテナンス支援装置。
(付記4)
前記画面再現用データ生成手段は、前記エラー発生時画面と前記エラー通知画面とを両者が重なり合わない状態で再現する前記画面再現用データを生成する、
付記2記載のメンテナンス支援装置。
(付記5)
画面を表示する表示部を有する情報処理システムのメンテナンスの支援を行うメンテナンス支援装置であって、
前記情報処理システムにおいてエラーが発生した時に前記表示部に表示されている画面であるエラー発生時画面および当該エラーをユーザに知らせるためのエラー通知画面のうち出力すべき画面を当該エラーの内容に応じて選択する選択手段と、
エラーが発生した時の前記エラー発生時画面の中に配置されている一つまたは複数の情報のうち秘密にすべき情報を、当該エラーの内容に応じて決定する決定手段と、
出力すべき画面として前記エラー発生時画面および前記エラー通知画面の両方が選択された場合は、当該エラー発生時画面の中に配置されている情報のうち秘密にすべきであると決定した情報が認識できない状態で当該エラー発生時画面を再現し且つ当該エラー通知画面を再現するための画面再現用データを生成し、出力すべき画面として前記エラー通知画面のみが選択された場合は、当該エラー通知画面のみを再現するための画面再現用データを生成する、画面再現用データ生成手段と、
前記画面再現用データによって生成された画面再現用データを当該メンテナンス支援装置の外部に出力する画面再現用データ出力手段と、
を有することを特徴とするメンテナンス支援装置。
(付記6)
画面を表示する表示部を有する情報処理システムのメンテナンスのために使用するデータを生成するデータ生成方法であって、
当該情報処理システムにおいてエラーが発生した時に前記表示部に表示されている画面であるエラー発生時画面に配置されている一つまたは複数の情報のうち秘密にすべきものを、当該エラーの内容に応じて決定し、
秘密にすべきであると決定した情報が認識できない状態で前記エラー発生時画面を再現するための画面再現用データを生成する、
ことを特徴とするデータ生成方法。
(付記7)
画面を表示する表示部を有する情報処理システムのメンテナンスを支援するためのコンピュータにおいて用いられるコンピュータプログラムであって、
当該情報処理システムにおいてエラーが発生した時に前記表示部に表示されている画面であるエラー発生時画面に配置されている一つまたは複数の情報のうち秘密にすべきものを、当該エラーの内容に応じて決定する処理と、
秘密にすべきであると決定した情報が認識できない状態で前記エラー発生時画面を再現するための画面再現用データを生成する処理と、
前記画面再現用データを出力する処理と、
をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
本発明に係る電子カルテシステムの全体的な構成の例を示す図である。 端末装置のハードウェア構成の例を示す図である。 電子カルテシステムの機能的構成の例を示す図である。 電子カルテ画面の例を示す図である。 メッセージボックスの例を示す図である。 電子カルテ画面とメッセージボックスとが同時にディスプレイに表示されている場合の例を示す図である。 患者テーブルの例を示す図である。 エラーテーブルの例を示す図である。 秘密項目指定テーブルの例を示す図である。 電子カルテ画面およびメッセージボックスの両方が用紙に印刷された例を示す図である。 メッセージボックスのみが用紙に印刷された例を示す図である。 端末装置における画面イメージ出力の処理の流れの例を説明するためのフローチャートである。 秘密にする画面項目を隠す方法の変形例を示す図である。 電子カルテ画面の領域を複数に分割した分割領域の例を示す図である。 指定された分割領域にメッセージボックスが配置された例を示す図である。 電子カルテ画面およびメッセージボックスが互いに重ならない状態で印刷された例を示す図である。
符号の説明
1 電子カルテシステム(情報処理システム)
3 端末装置(メンテナンス支援装置)
307 画面イメージ出力対象決定部(決定手段)
308 画面再現用データ生成部(画面再現用データ生成手段)
309 データ出力部(画面再現用データ出力手段)
FR 電子カルテ画面(エラー発生時画面)
GS 画面再現用データ
MB メッセージボックス(エラー通知画面)

Claims (5)

  1. 画面を表示する表示部を有する情報処理システムのメンテナンスの支援を行うメンテナンス支援装置であって、
    前記情報処理システムにおいてエラーが発生した時に前記表示部に表示されている画面であるエラー発生時画面の中に配置されている一つまたは複数の情報のうち秘密にすべき情報を、当該エラーの内容に応じて決定する決定手段と、
    前記決定手段が秘密にすべきであると決定した情報が認識できない状態で前記エラー発生時画面を再現するための画面再現用データを生成する画面再現用データ生成手段と、
    前記画面再現用データを当該メンテナンス支援装置の外部に出力する画面再現用データ出力手段と、
    を有することを特徴とするメンテナンス支援装置。
  2. 前記画面再現用データ生成手段は、前記画面再現用データとして、エラーが発生した時の前記エラー発生時画面とともに当該エラーをユーザに知らせるための画面であるエラー通知画面を再現するための画面再現用データを生成する、
    請求項1記載のメンテナンス支援装置。
  3. 前記画面再現用データ生成手段は、前記エラー発生時画面の中に配置されている情報のうち秘密にすべきであると決定した情報の位置に前記エラー通知画面を配置することによって当該決定した情報を認識できない状態にして当該エラー発生時画面および当該エラー通知画面を再現する前記画面再現用データを生成する、
    請求項2記載のメンテナンス支援装置。
  4. 画面を表示する表示部を有する情報処理システムのメンテナンスのために使用するデータを生成するデータ生成方法であって、
    当該情報処理システムにおいてエラーが発生した時に前記表示部に表示されている画面であるエラー発生時画面に配置されている一つまたは複数の情報のうち秘密にすべきものを、当該エラーの内容に応じて決定し、
    秘密にすべきであると決定した情報が認識できない状態で前記エラー発生時画面を再現するための画面再現用データを生成する、
    ことを特徴とするデータ生成方法。
  5. 画面を表示する表示部を有する情報処理システムのメンテナンスを支援するためのコンピュータにおいて用いられるコンピュータプログラムであって、
    当該情報処理システムにおいてエラーが発生した時に前記表示部に表示されている画面であるエラー発生時画面に配置されている一つまたは複数の情報のうち秘密にすべきものを、当該エラーの内容に応じて決定する処理と、
    秘密にすべきであると決定した情報が認識できない状態で前記エラー発生時画面を再現するための画面再現用データを生成する処理と、
    前記画面再現用データを出力する処理と、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。

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