JP2007233053A - 光量調節装置および光学撮像機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】シャッタ羽根を軸支する支軸がロータマグネットとオーバーラップするため、ロータマグネットの支軸を地板の裏面側に設けていたため、光量調節装置の薄型化を阻害していた。
【解決手段】地板1の片面側にロータマグネット2を軸支する支軸1aを設け、後端部に長穴3bを形成した遮光羽根3をロータマグネット2の駆動ピン2aを支点として回転自在に支持し、地板1に形成した係合軸1bにこの長穴3bを係合させ、長穴3bが係合軸1bに係合することにより遮光羽根3の旋回方向を規制し、ロータマグネット2と一体に回転する遮光羽根3に所定方向の旋回を付与し、遮光羽根3の開閉動作を行わせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルスチルカメラ等の光学撮像機器に用いられるシャッタ装置などの光量調節装置に関するものである。
従来の光量調節装置において、シャッタ地板(以下単に地板と称す)に遮光羽根の旋回支軸、およびロータマグネットの回転支軸を形成しているものが提案されている(特許文献1)。
このような光量調節装置としては、図6〜図8に示すように、複数の遮光羽根13,14を、シャッタ地板11の表側に設けた支軸11b,11cに丸穴13a、14aを嵌合して回転可能に保持させ、さらに地板11の裏側から表側に向けて突き出ている駆動源のロータマグネット12の羽根駆動軸12aに遮光羽根13,14に形成されている長穴13b,14bを嵌合させている。このロータマグネット12は地板1の裏側に突出する支軸11aを中心として回動する。羽根駆動軸12aは、支軸11aとは軸心がずれた偏心軸となっており、ロータマグネット12の回動により遮光羽根13,14は支軸11b,11cを支点として旋回し、入射光を制御するよう構成されている。
光を通過させる場合は、図6のようにロータマグネット12を時計回り方向に回動させて、複数の遮光羽根13,14を地板11の開口部11dの光を遮らない領域まで退避させる。
また、遮光する場合は、図6のように駆動コイル16に通電することによって、ロータマグネット12を図6とは異なる位置に回動させる。これにより駆動軸12aは、遮光羽根13,14を支軸11b,11cを回転中心として回動させ、遮光羽根13,14は地板11の開口部11dを遮蔽する。
特開2003−131287号公報
近年の、シャッタ装置などの光量調節装置を必要とするデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラなどの製品では、小型・薄型が求められている。必然的に光量調節装置も小型、薄型の要求がある。
特許文献1に示す従来の光量調節装置では、一つの駆動源で複数の遮光羽根を駆動しようとすると、図6及び図7に示すように、地板11に設けた回転支軸11bはロータヨークを含む駆動源と重なる位置となり、遮光羽根の回転支軸11b,11cを形成するために駆動源と遮光羽根の間にも地板11が必要となる。このため、この地板の分だけ光量調節装置は厚くならざるをえない。
さらに、遮光羽根13,14とロータマグネット12の間に地板11があり、支軸11aに対してロータマグネット12を裏側から取り付けた後、裏側カバー板18を取り付け、また表側から遮光羽根13、14を取り付けた後に表側カバー板17を取り付ける為、これらの組立ては地板の両側から行うこととなり、作業性が悪い。
本発明の目的は、これらの問題を解決して、組立性に優れた小型・薄型の光量調節装置およびこの光量調節装置を備えた光学撮像機器を提供することにある。
本発明の目的を実現する光量調節装置の第1の構成は、請求項1に記載のように、入射光を制御する複数の遮光羽根と、前記入射光を通過させる開口部を有し、前記遮光羽根を片面側に回動可能に配置した地板と、永久磁石からなるロータマグネットとステータヨークと駆動コイルからなり、前記地板に取り付けられて前記遮光羽根を回動させる駆動源と、前記ロータマグネットの偏心軸を介して前記遮光羽根を所定の軌跡に沿って移動させる羽根駆動手段と、を有し、前記羽根駆動手段は、前記少なくとも一枚の遮光羽根を前記ロータマグネットの偏心軸を支点として回転自在に支持し、該ロータマグネットと一体に回転するに従って当該遮光羽根との当接により所定方向の旋回を付与する規制部材を前記地板の片面側に設けた遮光羽根旋回機構を有することを特徴とする。
本発明の目的を実現する光量調節装置の第2の構成は、請求項2に記載のように、上記した第1の構成において、前記遮光羽根旋回機構を備えた遮光羽根には、前記規制部材との当接により旋回方向を規制する直線状の長溝あるいは屈曲した長溝を備えていることを特徴とする。
本発明の目的を実現する光量調節装置の第3の構成は、請求項3に記載のように、上記したいずれかの構成において、前記遮光羽根旋回機構を備えた遮光羽根の全開位置を前記駆動源と前記開口部との間となるように配置したことを特徴とする。
本発明の目的を実現する光量調節装置の第4の構成は、請求項4に記載のように、上記した第3の構成において、前記遮光羽根旋回機構は、前記地板の平面内において前記駆動源とオーバーラップしない位置に配置されていることを特徴とする。
本発明の目的を実現する光量調節装置の第5の構成は、請求項5に記載のように、上記第4の構成において、前記駆動コイルを前記遮光羽根と同レベル位置に配置したことを特徴とする。
本発明の目的を実現する光量調節装置の第6の構成は、請求項6に記載のように、上記いずれかの構成において、前記地板の片面側には、前記ロータマグネットを回転自在に軸支する支軸の他に、前記遮光羽根旋回機構によらずに開閉駆動される遮光羽根を回転自在に軸支する支軸を該地板に取り付けられた駆動源と重ならない位置に設けたことを特徴とする。
本発明の目的を実現する光学撮像機器の構成は、請求項7に記載のように、上記したいずれかの構成の光量調節装置と、前記光量調節装置を通った被写体光が結像する撮像手段と、を有することを特徴とする。
以上説明したように、従来、複数のシャッタ羽根を用いて入射光を遮蔽するシャッタ装置は、シャッタ羽根を回転支持する軸がマグネットあるいはヨークと重なった位置に設置され、シャッタ羽根を駆動する円筒形の永久磁石からなるロータマグネットがシャッタ地板の裏側から取付けられ駆動軸をシャッタ羽根側に突き出してシャッタ羽根に嵌合させていたため、厚さが厚くなることと、シャッタ地板の裏表からの部品組付けを行なう必要があった。
これに対し、本発明によれば、遮光羽根としてのシャッタ羽根と、ロータマグネットを地板の片面側から組付けることが出来、組立て性を向上させることができる。
また、旋回駆動機構を備えた遮光羽根としてのシャッタ羽根は、偏心軸に対して旋回自在に取り付けられて地板に支軸を設ける必要がなく、シャッタ羽根の回転を規制して所定方向に旋回させる規制部材を自由に配置できることから、ロータマグネットの支軸を地板の片面側に突出させることができ、シャッタ羽根の平面サイズを大きくすることなく薄型のシャッタ装置といった光量調節装置を提供することができる。
またこの装置を使用することにより、カメラなどの光学撮像機器を小型化することができる。
以下、本発明を図面に示す実施例を参照しながら説明する。
(第1実施例)
図1は第1実施例を示すシャッタ装置の平面図(シャッタ開き状態)、図2はシャッタ閉じ状態を示す図であり、図3は図1(b)に示すA−A線に沿ったシャッタ装置の断面図である。
開口部1dが形成された基板部材であるところのシャッタ地板1は、円筒形永久磁石(ロータマグネット)2を回転可能に軸支する支軸1aと、複数のシャッタ羽根(本実施例では2枚)の中の一つである第1シャッタ羽根3の後端部に形成された後述の長穴3aに係合する規制部材である係合軸1bと、第2シャッタ羽根4を回転自在に軸支する支軸1c、及びステ−タヨーク5とこのステ−タヨーク5に挿入取り付けられる電磁コイル6を収納取り付けする凹部1eを同じ片面に形成している。
円筒形永久磁石2には、支軸1aに回転自在に嵌合する中央に形成した丸穴2bが形成されると共に、この丸穴2bからシフトした位置にシャッタ羽根駆動軸(シャッタ羽根駆動ピン)2aが形成され、さらに外周面には2極に着磁された磁極(N,S)が形成されている。
軟磁性材料からなる馬蹄形状のステータヨーク5には、ボビンと巻線コイルからなる電磁コイル6が挿入され、シャッタ地板1の凹部に挿入して位置決め、取り付けられている。ステータヨーク5は、ロータマグネットである円筒形永久磁石2の外周曲面に対向配置した磁極部5a、5bにて磁気的な回路を構成している。尚、図3において円筒形永久磁石2は、この磁気的な回路によって保持され、シャッタ羽根3,4側に移動しないようになっている。
図1(a)に示すように、第1シャッタ羽根3に重なる位置に円筒形永久磁石2、ステ−タヨーク5が配置され、第1シャッタ羽根3の作動領域の外側に電磁コイル6が位置している。
また、第2シャッタ羽根4は、丸穴4aがシャッタ地板1の軸1bと、長丸穴4bが円筒形永久磁石2の駆動ピン2aに嵌合し、円筒形永久磁石2の旋回で軸1cを中心に旋回し、図1の全開状態および図2の全閉状態の間を移動するよう取り付けられている。
一方、組み立て状態において、羽根押え板7はシャッタ地板1の片面側との間に,シャッタ羽根3,シャッタ羽根4が走行する適宜な空隙を設けるように取り付けられている。また、羽根押え板7はステータヨーク5と電磁コイル6をシャッタ地板1に押し付け固定されている。
図1(b)、図2(b)に詳細に示すように、第1シャッタ羽根3には、円筒形永久磁石2の駆動ピン2aに回転自在に嵌合する丸穴3aが形成され、この丸穴3aよりも後方にシャッタ地板1の係合軸1bに係合する長穴3bが形成されている。この場合、円筒形永久磁石2が回転すると、駆動ピン2aと一体に第1シャッタ羽根3も同方向に回転する。この第1シャッタ羽根3は駆動ピン2aを支点として回転自在に軸支されているため、第1シャッタ羽根3を任意の方向に旋回させることができる。
本実施例において、駆動ピン2aを支点とする第1シャッタ羽根3の旋回(自転)を行わせる手段は、シャッタ地板1に形成した係合軸1bとこの係合軸1bに係合する第1シャッタ羽根3の後端部に形成した長穴3bとにより構成し、第1シャッタ羽根3が駆動ピン2aと一体に支軸1aを中心に回転(公転)すると、係合軸1bに対して長穴3bの係合位置が移動して所定方向に旋回するという一種の遊星運動をする旋回機構を構成している。
図1はシャッタ開き状態を示し、円筒形永久磁石2はこの全開状態から図2に示す全閉状態に向けて反時計回り方向に回転する。この全開状態において、駆動ピン2aは支軸1aと係合軸1bとの間に位置し、図2に示す全閉状態で駆動ピン2aが係合軸1bに最も接近する。
第1シャッタ羽根3の長穴3bは、図1の全開状態において、係合軸1bに一端が当接し、この全開状態から円筒形永久磁石2が反時計回り方向へ回転すると、支軸1aに近い内周面側が係合軸1bに当接するある角度を有している。
したがって、図1の全開状態から円筒形永久磁石2を反時計方向に回転させると、第1シャッタ羽根3は円筒形永久磁石2と一体に回転するため、全体として閉じ方向に向かって動き出す。その際、第1シャッタ羽根3の長穴3bは、その内周面側が係合軸1bに当接するため、第1シャッタ羽根3は、駆動ピン2aを支点として反時計回り方向である閉じ方向に回転を始め、図2に示す全閉状態となる。なお、第2シャッタ羽根4も駆動ピン2aの回転に従って、第1シャッタ羽根3と一体的に開閉動作が行われる。
以上が本実施例の構成であるが、以下に図1,図2、図3を使ってシャッタ装置の動作を説明する。
電磁コイル6が通電OFF状態ではステータヨーク5が非励磁状態にあり、円筒形永久磁石2の外周面は2極(N極、S極)に着磁されており、これに対向配置するステータヨーク5の各磁極部5a、5bと吸引する力(デイテント力)によって、図1または図2の羽根位置状態に保持される。
図1に示す全開状態のとき、第1シャッタ羽根3および第2シャッタ羽根4は図示位置でシャッタ地板1に形成したストッパー部(不図示)に当接する方向に磁気的に吸引されて、この状態が保持されている。この時、第1シャッタ羽根3に設けられた長穴3bは、地板1の平面内において、地板1に取り付けられているステータヨーク5や電磁コイル6、永久磁石2よりなる駆動部(駆動源)と重ならない(オーバーラップしない)位置に設けられた係合軸1bと、長穴3bの一端部付近で当接している。本実施例においては、駆動部を構成するヨークを馬蹄形に形成した構成としていることから、係合軸1bをロータマグネットを挟んでステータヨークおよび駆動コイルとは反対側に配置し、係合軸1bが駆動部とオーバーラップしないようにしているが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、駆動部の構成に応じ、当該駆動部と地板1の平面内においてオーバーラップしない位置に係合軸1bを配置することができる。
その時の第1シャッタ羽根3の位置は、図1,図3に示すように、地板1のシャッタ羽根走行面側に突出している電磁コイル6と重ならない位置となっている。
この状態から、ステータヨーク5の磁極部5aがN極になり、磁極部5bがS極になるようにコイル6に通電すると、ステータヨーク5と永久磁石2との間に反発力が発生し、永久磁石2は図1の状態から反時計回りの方向に回転起動し、磁気的中間点を通過した時点で、吸引力に切り換わり約35°回転する。
これにより、第1シャッタ羽根3および第2シャッタ羽根4は、開放状態から図2の開口を遮蔽する閉じ位置に回動する。ここで、永久磁石2とステータヨーク5の配置関係は永久磁石2の全作動角度約35°の中間点である約17.5°の作動位置でデイテント力がゼロとなり、デイテントの方向も左右に切替わる様に配置されてある。
従って、コイル6に通電して、円筒形永久磁石2が第1シャッタ羽根3および第2シャッタ羽根4の回動を行なった後、通電OFFの状態にしても、デイテント力で第1シャッタ羽根3および第2シャッタ羽根4はシャッタ地板1の作動端位置に配置した不図示のストッパー部に当接して安定停止している。
この時、第1シャッタ羽根3に設けられた長穴3bと地板1の係合軸1bの当接は、シャッタ羽根駆動ピン2aの回動に伴い、図1に示す長穴3bの一端部付近から図2の他端部付近へと移動する。これにより、第1シャッタ羽根3は、円筒形永久磁石2から見ると駆動ピン2aを中心として回転し、地板1から見ると、係合軸1bを中心として旋回運動をする。
このように第1シャッタ羽根3は、円筒形永久磁石2に設けた駆動ピン2aとは単に回転自在に嵌合して円筒形永久磁石2と一体的に回転し、第1シャッタ羽根3の後端部に形成した長穴3bをシャッタ地板1の係合軸1bに係合させることにより、円筒形永久磁石2の回転に従って、駆動ピン2aを支点とする第1シャッタ羽根3の旋回動作を行わせるようにしているので、従来のように円筒形永久磁石2と重なる部分にシャッタ羽根の回転支軸を地板から設ける必要がなくなった。
また、シャッタ地板1から突出している係合軸1bは、第1シャッタ羽根3の後端部側という駆動部側とは反対側に配置できるため、駆動部と重なることがない。
一方、図8に示す従来例において、支軸11bを設ける必要からロータマグネット12をこの支軸11bのために設けている地板の下方に配置しているが、この支軸11bが不要となれば当該地板も必然的に不要となり、ロータマグネット12を上方に移動させて配置することができ、ヨーク15および電磁コイル16も上方の空間に移動させて配置することができる。
しかし、図8の従来例に用いられているシャッタ羽根13は、図6に示すように、支軸11bに係合する丸穴13aを設けていることから、丸穴13aの周辺部の外形が大きくなり、上述のように、ヨーク15および電磁コイル16を上方に移動した位置に配置すると、シャッタ羽根13と干渉を生じるおそれがある。
これに対し、本実施例では、第1シャッタ羽根3には従来のシャッタ羽根13のように長穴13bと並んで丸穴13aを設ける必要がないため、第1シャッタ羽根3が駆動ピン2aに嵌合する周辺をくびれた平面形状に形成することができ、このくびれの延長上に羽根本体を形成することができる。このため、ヨーク5および電磁コイル6を上方に配置しても、第1シャッタ羽根3が全開位置において電磁コイル6と干渉することがない。
したがって、図3に示すように、第1シャッタ羽根3と同じレベル(略同じ高さ)に電磁コイル6を配置できるという装置の薄型化が達成できる。
また、地板1の片側からのみで主要部品の組み付けが可能となるため、組立ての容易化が図れる。
尚、本実施例においては、第2シャッタ羽根4は、シャッタ羽根の長穴4bに当接するシャッタ羽根駆動ピン2aの回動により、シャッタ羽根回転軸1cを回転中心にして回転するが、もちろんこの第2シャッタ羽根4も、第1シャッタ羽根3同様の構成とし、同様の運動を行うようにしても良い。
動作説明に戻り、その後、ステータヨーク5の磁極部5aがS極になり、磁極部5bがN極になるように電磁コイル6に通電すると、ステータヨーク5と円筒形永久磁石2との間に反発力と吸引力が生じて円筒形永久磁石2が時計回りの方向に約35°回転して、初期の位置に戻る。これによりシャッタ羽根3,4も初期位置に復帰する。
この様にコイル6への正、逆通電による磁気的な吸引力、反発力の働きを受けて、シャッタ羽根3,4は遮蔽、開口動作を行なう。
(第2実施例)
図4は本発明の第2実施例を示す。
本第2実施例については、図1〜3に示す第1実施例との相違を図4を用いて以下に詳述する。
上記した第1実施例では、第1シャッタ羽根3は、丸穴3aが円筒形永久磁石2の駆動ピン2aに嵌合し、直線状の長穴3bがシャッタ地板1の係合軸1bに係合し、円筒形永久磁石2の回転で一種の遊星運動するよう取り付けられているが、本第2実施例は、第1シャッタ羽根3の後端部に設けた長穴3cを屈曲させた屈曲状の長穴とし、シャッタ羽根3が開口した状態から閉じ方向に軽い力で動きだすように構成している。
これにより円筒形永久磁石2の動き始めの負荷を小さくでき、低電力での駆動が可能となるため、電磁コイルの小型化が可能となり、装置のさらなる小型化・薄型化ができる。
(第3実施例)
図5は本発明の第3実施例を示す。
図5は、上記した各実施例の光量調節装置としてのシャッタ装置100をデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラなどの光学撮像機器101に適用した例で、撮像光学系を有する鏡筒ユニット102にシャッタ装置100を装備し、シャッタ装置を通った被写体光を撮像素子103に結像させるようにしており、駆動部も含めてシャッタ装置を薄型化することにより、カメラの小型化に伴う鏡筒の小型・薄型化にもかかわらず、シャッタ装置を鏡筒ユニット内に収めることができる。
本発明の第1実施例であるシャッタ装置(シャッタ開状態)を示し、(a)は平面図、(b)は第1シャッタ羽根を示す図。 本発明の第1実施例であるシャッタ装置(シャッタ閉状態)を示し、(a)は平面図、(b)は第1シャッタ羽根を示す図。 図1(b)に示すA―A線に沿った断面図。 本発明の第2実施例を示す平面図。 本発明の第3実施例を示すカメラの概略図。 従来のシャッタ装置の開状態を示す平面図。 図6のシャッタ装置の閉状態を示す平面図。 図6のB−B線に沿った断面図。
符号の説明
1 シャッタ地板
1a支軸(マグネット回転軸) 1b 係合軸
1c 支軸(シャッタ羽根回転軸)
2 円筒形永久磁石(ロータマグネット)
2a 駆動ピン(シャッタ羽根駆動軸) 2b・・・丸穴
3 第1シャッタ羽根
3a 丸穴 3b 長穴 3c 屈曲長穴
4 第2シャッタ羽根
4a 丸穴 4b 長穴
5 ステータヨーク
5a、5b ステータヨークの磁極部
6 電磁コイル
7 カバー板
100 シャッタ装置
101 光学撮像機器
102 鏡筒ユニット
103 撮像素子

Claims (7)

  1. 入射光を制御する複数の遮光羽根と、前記入射光を通過させる開口部を有し、前記遮光羽根を片面側に回動可能に配置した地板と、永久磁石からなるロータマグネットとステータヨークと駆動コイルからなり、前記地板に取り付けられて前記遮光羽根を回動させる駆動源と、前記ロータマグネットの偏心軸を介して前記遮光羽根を所定の軌跡に沿って移動させる羽根駆動手段と、を有し、
    前記羽根駆動手段は、前記少なくとも一枚の遮光羽根を前記ロータマグネットの偏心軸を支点として回転自在に支持し、該ロータマグネットと一体に回転するに従って当該遮光羽根との当接により所定方向の旋回を付与する規制部材を前記地板の片面側に設けた遮光羽根旋回機構を有することを特徴とする光量調節装置。
  2. 前記遮光羽根旋回機構を備えた遮光羽根には、前記規制部材との当接により旋回方向を規制する直線状の長溝あるいは屈曲した長溝を備えていることを特徴とする請求項1に記載の光量調節装置。
  3. 前記遮光羽根旋回機構を備えた遮光羽根の全開位置を前記駆動源と前記開口部との間となるように配置したことを特徴とする請求項1または2に記載の光量調節装置。
  4. 前記遮光羽根旋回機構は、前記地板の平面内において前記駆動源とオーバーラップしない位置に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の光量調節装置。
  5. 前記駆動コイルを前記遮光羽根と同レベル位置に配置したことを特徴とする請求項4に記載の光量調節装置。
  6. 前記地板の片面側には、前記ロータマグネットを回転自在に軸支する支軸の他に、前記遮光羽根旋回機構によらずに開閉駆動される遮光羽根を回転自在に軸支する支軸を該地板に取り付けられた駆動源と重ならない位置に設けたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の光量調節装置。
  7. 請求項1から6の何れかに記載の光量調節装置と、前記光量調節装置を通った被写体光が結像する撮像手段と、を有することを特徴とする光学撮像機器。
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