JP2005156616A - カメラ用羽根駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アクチュエータと羽根の両方を、地板の同じ側の面に取り付けて薄型化を可能にしているカメラ用羽根駆動装置を提供すること。
【解決手段】絞り羽根4とシャッタ羽根5は、各々地板1の羽根軸1f,1gに取り付けられ、隔壁板6は両方の羽根軸1f,1gに取り付けられている。二つの永久磁石回転子2,3は、各々地板1の回転軸1h,1iに取り付けられている。また、巻回部7aにコイル8を巻回し、ヨーク9,10を取り付けた一方のボビン部材7は、孔7bを回転軸1hの先端に嵌合させ、ねじ11によって地板1の取付部1jに取り付けられている。更に、巻回部12aにコイル13を巻回し、ヨーク14,15を取り付けた他方のボビン部材12は、孔12bを回転軸1iの先端に嵌合させ、ねじ16によって地板1の取付部1kに取り付けられている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、シャッタ羽根や絞り羽根などの羽根をアクチュエータで駆動するようにしたカメラ用羽根駆動装置に関する。
カメラに採用されているレンズシャッタ装置,絞り装置,フィルタ装置は、各々1枚又は複数枚の羽根を有していて、それらをアクチュエータによって往復作動させるようになっている。そして、それらの装置は、それぞれを独立したユニットとして構成することもあるが、それらのうちの二者、又は三者を一つのユニットとして構成することもある。それらのうち、レンズシャッタ装置としてユニット化されたものの典型例が、下記の特許文献1に記載されている。また、上記のような各装置に備えられている羽根は、シャッタ装置においてはシャッタ羽根、絞り装置においては絞り羽根と称されているが、フィルタ装置の場合には一般的な呼称がない。そのため、以下においては、シャッタ羽根や絞り羽根と区別するために、フィルタ羽根と称することにする。
ところで、小型のレンズシャッタ装置の場合には、シャッタ羽根を2枚としたものが多いが、中には1枚としたものもある。また、絞り装置の場合には、絞り羽根を複数枚備えたものもあるが、デジタルスチルカメラや携帯用情報端末装置に用いられる小型の絞り装置の場合には、小さい円形の開口部を有した1枚の絞り羽根を備えたものが普通になっている。更に、フィルタ装置の場合も、上記の絞り羽根と類似の形状(但し、その開口部は、露光開口と略同じ大きさの場合もある)をした1枚の羽根部材に、その開口部を覆うようにしてNDフィルタ板を取り付けたものが普通となっている。しかしながら、NDフィルタ板も羽根部材として製作し、上記のような開口部を有する2枚の羽根部材の間に重合させ、それらの3枚の羽根部材をフィルタ羽根として、同時に同角度範囲で往復回転させるようにしたものもある。
特開2001−117137号公報
ところで、最近では、デジタルスチルカメラがかなり小型化されてきており、中でも薄型化されたものが特に注目を集めるようになってきている。そのため、シャッタ装置,絞り装置,フィルタ装置を上記のようにしてユニット化する場合にも、小型であることは勿論のこと、光軸方向の寸法を小さくして薄型化したものであることが要求されている。また、最近の携帯電話やPDAなどの携帯用情報端末装置は、カメラ付きのものが主流になってきたため、それらの携帯用情報端末装置に組み込めるようにするためにも、それらのユニットは、小型であるばかりでなく、これまで以上に薄型化することが要求されている。しかも、そのように小型で薄型化されたものは、銀塩フィルムカメラに用いても好適なものであることは言うまでもない。
ところが、これまでのユニットの場合は、上記の特許文献1にも記載されているように、地板(シャッタ地板)の一方の面にはアクチュエータ(モータ)が取に付けられており、他方の面には、羽根室を構成するために所定の間隔を空けて、板部材(補助地板)が取り付けられていた。従って、ユニットの薄型化を図るためには、アクチュエータ自体の構成を扁平型(薄型)にしたり、羽根(シャッタ羽根)を薄くしたりするほか、地板(シャッタ地板)と板部材(補助地板)を、出来るだけ薄くするようにしていた。
しかしながら、地板(シャッタ地板)の場合には、複雑な形状にしなくてはならないために、通常は合成樹脂製であることと、アクチュエータ(モータ)や羽根(シャッタ羽根)などを取り付けなければならないために、板部材(補助地板)のように薄くすることはできない。他方、板部材(補助地板)の場合には、薄くすると、特許文献1にも記載されているように、羽根(シャッタ羽根)を取り付けるために設けられた地板(シャッタ地板)の軸の先端や、アクチュエータ(モータ)の出力ピン(駆動ピン)の先端が、板部材(補助地板)を貫通して、常に羽根室外へ突き出た構成になってしまう。何故なら、それらの軸や出力ピン(駆動ピン)の先端を短くしてしまうと、羽根(シャッタ羽根)の作動によって板部材(補助地板)が撓まされ、軸や出力ピン(駆動ピン)と羽根(シャッタ羽根)との嵌合が、外れてしまうおそれがあるからである。従って、そのように軸や出力ピン(駆動ピン)の先端が羽根室外に突き出たユニット構成では、カメラ内や携帯用情報端末装置内における他の構成部材との配置構成に制約を与えてしまうことになる。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、アクチュエータと羽根の両方を、地板の同じ側の面に取り付けるようにすることによって、ユニットの薄型化を図った場合でも、地板の他方の面を略全域にわたって平面状にすることができるようにした好適な構成のカメラ用羽根駆動装置を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明のカメラ用羽根駆動装置は、撮影光路用の開口部を有している地板と、前記撮影光路用の開口部といずれか一方によって露光開口を規制する撮影光路用の開口部を有していて前記地板の一方の面に所定の間隔を空けて取り付けられている隔壁板と、前記地板と前記隔壁板との間に配置されていて前記地板に回転可能に取り付けられている少なくとも1枚の羽根と、前記露光開口の側方位置において前記隔壁板を間にして前記地板に取り付けられている固定子と、前記地板と前記固定子との間において往復回転可能に配置されていてその出力ピンによって前記羽根を露光開口に進退させる永久磁石回転子と、を備えているようにする。
その場合、前記地板の前記一方の面に少なくとも一つの羽根軸が設けられており、前記羽根は、該羽根軸に回転可能に取り付けられ、前記隔壁板は、該羽根軸によって位置決めされているようにすると、コスト的に有利となる。また、前記固定子が、コイルを巻回したボビン部材と、該ボビン部材に取り付けられた少なくとも一つのヨークとからなっていて、該ボビン部材を前記地板に取り付けているようにすると、アクチュエータが扁平に構成され、薄型化に有利となり、且つコストの点でもスペースの点でも有利なものとなる。
また、前記永久磁石回転子が、前記地板又は前記ボビン部材に設けた回転軸に回転可能に取り付けられて、該回転軸の先端部が、前記固定子の前記地板への取付時における位置決めの役目をしているようにすると組立上有利になり、また、前記地板が、切欠部を有していて、そこに、他方の面に突き出ないようにして前記コイルを受け入れているようにすると、薄型化に有利となる。更に、前記羽根と、前記固定子と、前記回転子とが、もう一組備えられているようにすることも可能であって、そのようにしても、薄型化についての有利性は殆ど変わらない。
本発明のカメラ用羽根駆動装置によれば、アクチュエータと羽根の両方を、地板の同じ側の面に取り付けるようにしたので、地板の他方の面を略全域にわたって平面状にすることができ、しかも、ユニット自体を薄型化することができるので、特に、薄型のデジタルスチルカメラやカメラ付き携帯用情報端末装置に採用して有効なものである。
本発明の最良の実施形態を、図示した二つの実施例によって説明する。これらの実施例は、シャッタ装置と絞り装置を一つのユニットとして構成したものであり、デジタルスチルカメラにも、カメラ付き携帯用情報端末装置にも、銀塩フィルムカメラにも採用することが可能なものである。しかしながら、結像面にフィルムを配置したカメラと、固体撮像素子を配置したカメラとでは、シャッタ羽根の作動シーケンスが異なる。そこで、作動説明に際しては、両者の場合について説明するのが好ましいとはいえ、それらの差異については、当業者において十分知られていることでもあるので、後者の場合を中心にして説明することにする。
尚、図1〜図4は、実施例1を説明するためのものであり、図1は、固体撮像素子を備えたカメラに採用された場合における撮影前の初期状態を示した平面図であり、図2は、図1の一部を適宜に切断して示した断面図であり、図3は、分解斜視図であり、図4は、シャッタ羽根の閉鎖直後の状態を示した平面図である。また、図5〜図7は、実施例2を説明するためのものであり、図5は、シャッタ羽根の閉鎖直後の状態を示した平面図であり、図6は、図5の一部を適宜に切断して示した断面図であり、図7は、分解斜視図である。
先ず、本実施例の構成を、主に図3を用いて説明する。本実施例の地板1は、合成樹脂製であって比較的厚い部材であり、略中央に撮影光路用の開口部1aが形成されている。また、その開口部1aを間にして、二つの切欠部1b,1cが形成されており、同様にして二つの逃げ孔1d,1eも形成されている。更に、地板1の一方の面には、一体成形によって、二つの羽根軸1f,1gと、二つの回転軸1h,1iと、二つの取付部1j,1kとが設けられている。それらのうち、羽根軸1f,1gは、図2に示された羽根軸1fの断面形状からも分かるように、直径の異なる二つの軸部からなる2段軸に形成されている。また、取付部1j,1kの先端面には、ねじ孔が形成されている。
永久磁石回転子2,3は、上記の回転軸1h,1iに回転可能に取り付けられている。これらの永久磁石回転子2,3は、磁性体材料と合成樹脂材料とを混合して成形加工したもの(プラスチックマグネット,プラマグなどとも言われている)であり、径方向へ張り出した腕部2a,3aの先端には、回転軸1h,1iと平行になるようにして、出力ピン2b,3bが形成されている。そして、それらの永久磁石回転子2,3は、図2に示された永久磁石回転子2から分かるように、腕部2a,3aを、地板1の反対側の面から突き出ないようにして、逃げ孔1d,1e内に挿入している。
絞り羽根4は、小口径の絞り開口を規制する開口部4aのほか、孔4bと長孔4cとを有しており、その孔4bを、羽根軸1gに形成されている直径の大きな軸部に対して回転可能に嵌合させ、長孔4cを、回転子3の出力ピン3bに嵌合させている。また、シャッタ羽根5は、孔5aと長孔5bとを有しており、孔5aを、羽根軸1fに形成されている直径の大きな軸部に対して回転可能に嵌合させ、長孔5bを、回転子2の出力ピン2bに嵌合させている。
このようにして、絞り羽根4とシャッタ羽根5とを順に取り付けた後、軸1f,1gには、極めて薄い隔壁板6が取り付けられている。即ち、隔壁板6は、露光開口(大口径の絞り開口)を規制する開口部6aのほか、二つの孔6b,6cと、二つの円弧状の長孔6d,6eとを有していて、孔6b,6cを、軸1f,1gに嵌合させ、長孔6d,6eには、出力ピン2b,3bを貫通させている。尚、このように、本実施例の場合には、開口部6aが露光開口を規制しており、開口部1aは、それよりも遥かに大きく形成されて、ユニットを可能な限りレンズに接近して配置できるようにしている。しかしながら、そのようにする必要のない場合には、開口部6aよりも開口部1aの直径を小さくして、開口部1aが露光開口を規制するようにしても差し支えない。
最後に、同じ構成をした二つの固定子が取り付けられている。先ず、一方の固定子は、合成樹脂製のボビン部材7と、コイル8(図3では図示を省略している)と、略U字形をした二つのヨーク9,10とで構成されている。そして、ボビン部材7は、図3から分かるように、くびれた形状の巻回部7aと二つの孔7b,7cとを有していて、巻回部7aにはコイル8を巻回し、孔7bを回転軸1hに嵌合させている。また、ヨーク9,10は、各々の二つの脚部の先端を磁極部として、永久磁石回転子2の円周面に対向させており、各々の一方の脚部を、巻回部7aの中心に形成された中空部に挿入し、ボビン部材7に取り付けられている。そして、このような構成の固定子は、上記のように、ボビン部材7を回転軸1hによって位置決めしておいてから、ねじ11を孔7cに挿入し、取付部1jに螺着されている。このとき、図2から分かるように、羽根軸1fと出力ピン2bの先端は、ボビン部材7から上方へ突き出ていないし、回転軸1hの先端も突き出ていない。また、コイル8は、その一部が地板1の切欠部1bに入っていて、ユニットの薄型化に寄与している。尚、図1,図4においては、二つのヨーク9,10のうち、ヨーク10の平面形状だけを示してある。
他方、もう一方の固定子は、ボビン部材12と、コイル13(図3では図示を省略している)と、二つのヨーク14,15とで構成されている。そして、ボビン部材12は、巻回部12aにコイル13を巻回し、孔12bを回転軸1iに嵌合させている。また、ヨーク14,15は、各々の二つの脚部の先端を磁極部として、永久磁石回転子3の円周面に対向させており、各々の一方の脚部を、巻回部12aの中空部に挿入している。そして、この固定子は、ボビン部材12を回転軸1iに位置決めさせ、ねじ16を孔12cに挿入して、取付部1kに螺着されている。このとき、羽根軸1gと出力ピン3bの先端は、ボビン部材7から上方へ突き出ていないし、回転軸1iの先端も突き出ていない。また、コイル13は、その一部が地板1の切欠部1cに入っていて、ユニットの薄型化に寄与している。尚、図1,図4においては、二つのヨーク14,15のうち、ヨーク14の平面形状の一部だけを示してある。
尚、上記のような構成をした二つのアクチュエータは、一般には、ムービングマグネット型モータ,ムービングマグネットモータ,アイリスモータなどと称されている電流制御式のモータであり、永久磁石回転子2,3は、通常、径方向に2極に着磁されており、コイル8,13に供給される電流の方向に対応した方向へ、所定の角度範囲においてだけ回転させられるモータである。また、この種のモータは、コイル8,13に電流が供給されていないと、永久磁石回転子2,3の停止位置が不安定になってしまうが、その場合には、固定子に磁性体部材を設けることによって安定化させ得ることが周知となっている。本実施例の場合には、ヨーク9,10,14,15の磁極部の形状によって、そのような働きをさせているが、本発明とは直接関係がないので、詳細な説明は省略する。また、本実施例のモータは、薄型化に好適な扁平型をしているが、この種のモータには、本実施例のような構成のほかにも複数の異なるタイプの構成をしたものが知られている。従って、本発明の駆動源として用いられるアクチュエータは、本実施例のような構成のモータに限定されるものではない。
次に、本実施例の作動を説明するが、既に説明したように、本実施例は、銀塩フィルムカメラに採用することも可能であるが、特に、小型のデジタルスチルカメラや、カメラ付き携帯用情報端末装置に採用して有効な構成をしているので、固体撮像素子を内蔵したカメラの場合で説明することにする。そして、図1は、撮影前の初期状態を示したものである。このとき、絞り羽根4とシャッタ羽根5は、開口部6aから退いた格納状態になっていて、露光開口を規制する開口部6aを全開状態(大口径の絞り開口制御状態)にし、固体撮像素子を被写体光にさらさせている。そのため、この初期状態においては、電源がオンになっていると、被写体像をモニターで観察可能となっている。また、このとき、コイル8,13には通電されていないが、回転子2,3の停止状態は確実に維持されている。
撮影に際してレリーズボタンを押すと、先ず、被写体光の測定結果に基づいて、被写体光の光量を減じて撮影するか、減じないで撮影するかが決定される。そして、被写体光の光量を減じて撮影することになった場合には、最初に絞り羽根4を作動させ、次にシャッタ羽根を作動させるが、被写体光の光量を減じないで撮影する場合には、絞り羽根4を作動させることなく、シャッタ羽根5だけを作動させることになる。そこで、本実施例の作動説明は、両方の羽根4,5を作動させる、被写体光の光量を減じて撮影する場合について説明する。
その場合には、先ず、コイル13に対して順方向の電流が供給される。それによって、回転子3は、時計方向へ回転し、出力ピン3bによって絞り羽根4を反時計方向へ回転させる。そのため、絞り羽根4は、開口部6aに進入し、開口部4aの中心が開口部6aの中心位置に達すると、図示していないストッパに当接して停止する。その後は、コイル13に対する通電をし続けていても差し支えないが、省電力のために通電を断ったとしても、回転子3の停止状態は確実に維持される。
このようにして、絞り羽根4の作動が停止すると、露光制御回路からの信号によって固体撮像素子に蓄積されていた電荷が放出され、撮影のための露光が開始する。そして、所定の時間が経過すると、露光制御回路からの信号によって、他方のコイル8に対して逆方向の電流が供給される。それにより、回転子2は、反時計方向へ回転させられ、出力ピン2bによってシャッタ羽根5を時計方向へ回転させる。そのため、シャッタ羽根5は、開口部6aに進入させられ、開口部4aを閉鎖した直後に、図示していないストッパに当接して停止する。その状態が、図4に示された状態である。
開口部4aが閉鎖すると、その状態において撮像情報が記憶装置に転送される。そして、その転送が終了すると、コイル8に対して、上記の場合とは逆に、順方向の電流が供給される。それによって、回転子2は時計方向へ回転させられ、出力ピン2bによってシャッタ羽根5を反時計方向へ回転させるので、シャッタ羽根5は、開口部6aから退いてゆく。そして、開口部6aから完全に退いた直後に、図示していないストッパに当接して停止すると、コイル8に対する通電が断たれる。
その後、コイル13に対して、上記の場合とは逆に、逆方向の電流が供給される。それによって、回転子3は反時計方向へ回転させられ、出力ピン3bによって絞り羽根4を時計方向へ回転させる。そのため、絞り羽根4は、開口部6aから退いてゆき、開口部6aを全開にした直後に、図示していないストッパに当接して停止する。その後、コイル13に対する通電を断った状態が、図1に示された初期状態である。尚、上記の説明においては、シャッタ羽根5が図1の位置に復帰した後に、絞り羽根4の戻り作動が開始されるようにしているが、絞り羽根4の戻り作動は、シャッタ羽根5が開口部6a(即ち、開口部4a)を閉鎖した後であれば、いつ開始するようにしても差し支えない。また、本実施例の場合は、絞り羽根4とシャッタ羽根5は、いかなる作動状態においても、それらの一部が重なっているので、作動中に衝突しあうことがない。
以上のように、これまでは、固体撮像素子を備えたカメラに採用された場合で作動説明をしたが、ここで、銀塩フィルムカメラに採用された場合について簡単に説明をしておく。その場合には、図1において、シャッタ羽根5に、開口部6aを閉鎖させた状態が初期状態となる。そして、撮影に際してレリーズボタンを押したとき、被写体光の測定結果に基づいて、被写体光の光量を減じないで撮影をすることに決まったときは、シャッタ羽根5に開口部6aの開き作動と閉じ作動を順に行わせるだけであるが、被写体光の光量を減じて撮影をすることになったときは、先ず、絞り羽根4を作動させ、図4に示された状態にしておいてから、シャッタ羽根5に開き作動と閉じ作動を順に行わせ、最後に、絞り羽根4を開口部6aから退かせるようにする。
次に、図5〜図7を用いて実施例2を説明するが、上記の実施例1と本実施例との差異は、実施例1の場合は、回転子2,3が両方とも地板1に取り付けられていたのに対して、本実施例の場合には、ボビン部材7,12に別々に取り付けられていることである。そのため、本実施例は、その点に関連した一部の部材の構成は異なるものの、殆どの構成は実施例1の場合と同じであり、作動は実施例1の場合と全く同じである。従って、以下においては、実施例1の構成と実質的に同じ部材,部位には同じ符号を付け、異なる点を中心にして説明することにし、作動の説明は省略する。
本実施例の地板1には、実施例1における逃げ孔1d,1eと回転軸1h,1iが設けられていない。その代わりに、二つの孔1m,1nと、円弧状の二つの長孔1p,1qが形成されているが、そのほかは、実施例1の場合と同じである。本実施例の絞り羽根4,シャッタ羽根5,隔壁板6は、実施例1の場合と全く同じ形状をしていて、同じようにして地板1の羽根軸1f,1gに取り付けられている。また、本実施例の永久磁石回転子2,3も、実施例1の場合と実質的に同じであるが、その取付け方が異なるので、その点については後述する。
また、一方の固定子は、合成樹脂製のボビン部材7と、コイル8と、ヨーク9,10とで構成されているが、ボビン部材7の形状だけが、実施例1の場合と異なっている。即ち、本実施例のボビン部材7には、実施例1における孔7bが設けられておらず、その代わりに、逃げ孔7dと回転軸7eが設けられていて、その回転軸7eに、実施例1の場合とは上下関係を逆にして、回転子2が回転可能に取り付けられている。そして、回転軸7eの先端は、地板1の孔1mに嵌合され、回転子2の出力ピン2bは、隔壁板6の長孔6d,シャッタ羽根5の長孔5b,地板1の長孔1pの順に挿入されている。また、このような固定子は、ボビン部材7の回転軸7eによって地板1に対する位置決めをし、ねじ11によって取付部1jに螺着されている。そして、その取付状態においては、コイル8の一部が、地板1の切欠部1bに入っているが、回転軸7eや出力ピン2bの先端と共に、地板1の反対側の面には突き出ていない。また、回転子2の腕部2aは、ボビン部材7の逃げ孔7dに入っているが、図6に示されているように、上方には突き出ていない。
他方、もう一方の固定子は、ボビン部材12の形状だけが、実施例1の場合と異なっていて、実施例1における孔12bが設けられておらず、その代わりに、逃げ孔12dと回転軸12eが設けられており、その回転軸12eに対して、実施例1の場合とは上下関係を逆にして、回転子3が回転可能に取り付けられている。そして、回転軸12eの先端は、地板1の孔1nに嵌合され、回転子3の出力ピン3bは、隔壁板6の長孔6e,絞り羽根4の長孔4c,地板1の長孔1qの順に挿入されている。また、この固定子は、ボビン部材12の回転軸12eによって地板1に対する位置決めをし、ねじ16によって取付部1kに螺着されている。そして、その取付状態においては、コイル13の一部が、地板1の切欠部1cに入っているが、回転軸12eや出力ピン3bの先端と共に、地板1の反対側の面には突き出ていない。また、回転子3の腕部3aは、ボビン部材12の逃げ孔12dに入っているが、上方には突き出ていない。このことから、本実施例における二つの出力ピン2b,3bは、いずれも、実施例1の場合よりも長く形成されていることになる。
尚、上記の各実施例においては、アクチュエータとして、ムービングマグネット型モータなどと称されている電流制御式モータを用いているが、銀塩フィルムカメラやデジタルスチルカメラに採用する場合には、小型のステップモータやDCモータを用いることも可能である。また、上記の各実施例は、シャッタ装置と絞り装置を一つのユニットに構成しているが、本発明は、各々を別のユニットとして構成しても差し支えない。また、上記の各実施例における絞り羽根4に、開口部4aを覆うようにしてNDフィルタ板を取り付ければ、フィルタ装置とすることも可能であり、本発明は、そのような構成も含めて、フィルタ装置としても差し支えない。
更に、上記の各実施例におけるシャッタ装置は、1枚のシャッタ羽根5を採用しているが、本発明は、相反する方向へ作動する周知の2枚一組のシャッタ羽根を採用するようにしても差し支えない。このことは、絞り装置における絞り羽根の場合も同じである。そして、それらの場合には、2枚の羽根を、相反する方向へ回転させるようにしても、相反する方向へ直線的に作動させるようにしても構わない。
撮影前の初期状態を示した実施例1の平面図である。 図1の一部を適宜に切断して示した断面図である。 実施例1の分解斜視図である。 シャッタ羽根の閉鎖直後の状態を示した実施例1の平面図である。 シャッタ羽根の閉鎖直後の状態を示した実施例2の平面図である。 図5の一部を適宜に切断して示した断面図である。 実施例2の分解斜視図である。
符号の説明
1 地板
1a,4a,6a 開口部
1b,1c 切欠部軸
1d,1e,7d,12d 逃げ孔
1f,1g 羽根軸
1h,1i,7e,12e 回転軸
1j,1k 取付部
1m,1n,4b,5a,6b,6c,7b,7c 孔
1p,1q,4c,5b,6d,6e 長孔
2,3 永久磁石回転子
2a,3a 腕部
2b,3b 出力ピン
4 絞り羽根
5 シャッタ羽根
6 隔壁板
7,12 ボビン部材
7a,12a 巻回部
8,13 コイル
9,10,14,15 ヨーク
11,16 ねじ

Claims (6)

  1. 撮影光路用の開口部を有している地板と、前記撮影光路用の開口部といずれか一方によって露光開口を規制する撮影光路用の開口部を有していて前記地板の一方の面に所定の間隔を空けて取り付けられている隔壁板と、前記地板と前記隔壁板との間に配置されていて前記地板に回転可能に取り付けられている少なくとも1枚の羽根と、前記露光開口の側方位置において前記隔壁板を間にして前記地板に取り付けられている固定子と、前記地板と前記固定子との間において往復回転可能に配置されていてその出力ピンによって前記羽根を露光開口に進退させる永久磁石回転子と、を備えていることを特徴とするカメラ用羽根駆動装置。
  2. 前記地板の前記一方の面に少なくとも一つの羽根軸が設けられており、前記羽根は、該羽根軸に回転可能に取り付けられ、前記隔壁板は、該羽根軸によって位置決めされていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ用羽根駆動装置。
  3. 前記固定子が、コイルを巻回したボビン部材と、該ボビン部材に取り付けられた少なくとも一つのヨークとからなっていて、該ボビン部材を前記地板に取り付けていることを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ用羽根駆動装置。
  4. 前記永久磁石回転子が、前記地板又は前記ボビン部材に設けた回転軸に回転可能に取り付けられて、該回転軸の先端部が、前記固定子の前記地板への取付時における位置決めの役目をしていることを特徴とする請求項3に記載のカメラ用羽根駆動装置。
  5. 前記地板が、切欠部を有していて、そこに、他方の面に突き出ないようにして前記コイルを受け入れていることを特徴とする請求項3又は4に記載のカメラ用羽根駆動装置。
  6. 前記羽根と、前記固定子と、前記回転子とが、もう一組備えられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のカメラ用羽根駆動装置。
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