JP2007232673A - マイクロ流体チップ - Google Patents

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Abstract

【課題】親水性表面を有する基材によって構成されたマイクロ流体チップにおいて、回転動作の停止等により、上流側から下流側への外力がなくなった際に、流路を構成する壁面を液体がつたい逆流することを防止できるマイクロ流体チップを提供する。
【解決手段】検査すべき液体が流れるトンネル状の第1の流路と、前記第1の流路が底面で接続された前記液体を充填するための空洞状のチャンバーと、前記チャンバーに蓄えられた液体を排出するための前記チャンバー底面に接続されたトンネル状の第2の流路と、前記チャンバーの内部に前記チャンバーの内壁厚みよりも小さい高さの突起部を設けることにより、前記マイクロ流体チップにおける逆流を防止することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、マイクロ流体チップに関し、詳細な一例としては、血液など生物学的流体を分析するために用いられる送液デバイスにおいて、生物学的流体あるいは希釈液、反応生成物溶液などの流体を目的の部位に移送するための微小流路の構成に関する。
血液など生物学的流体を分析するためのデバイスとして、微量検体で正確かつ簡便に測定、評価するための装置が開発され、このような装置では、マイクロ流体チップと呼ばれる、検体あるいは希釈液、反応生成物溶液などの流体を目的の部位に移送するための流路が形成され、流路に作用する重力、毛細管力あるいは回転させることによる遠心力、ポンプによる加圧、吸引の空気力によって、流路内を流体が流れるようにした検査用チップが用いられている。
マイクロ流体チップ内の流体の流れを制御する方法の一つとして、サイフォンを含み、前記サイフォンによって、回転装置の回転運動で液体を移送する手段が開示されている。(例えば、特許文献1参照。)この方式では、液体の移送を毛細管力と遠心力によって行うわけであるが、この場合、サイフォンへ呼水を与えるなど、毛細管力を利用することで半径方向内方への液体の輸送も可能である一方、流路内壁には親水性である必要があるため、一般に親水処理が施されている。
一方で、生産性の良い射出成型が可能なプラスチック製の基材の流路内壁を親水化処理する方法も開示されている。(例えば、特許文献2参照。)
このように、親水化処理を施した流路の毛細管力を利用することにより、遠心力による回転内周側から回転外周側への1方向的な流れ制御のみでなく、回転外周側から回転内周側への流れの制御が可能となっている。
さらに特許文献2では、収集室に対して半径方向外方に複数のキュベットが配置されることが開示されている。このように1つの流路が分岐し複数のキュベット(チャンバー)に流体を分流せしめる際には、時として正確に定量化した流体の分流および分配が求められる。この際の定量化は、各チャンバーの上流にある毛細管よりなる流路の容積によって定量化したのち、遠心力を用いて各チャンバーに所望の体積の流体を送液するように構成されている。
図7は、従来の血液検査装置に用いるマイクロ流体チップ101である。マイクロ流体チップ101は、直径100mmのディスク形状である。マイクロ流体チップ101の断面A−Aを図8に示す。マイクロ流体チップ101は例えばポリカーボネートよりなる樹脂製の平面よりなる下側パネル2、平面にチャンバー形状のみを切削加工等により深さ0.5mmに形成した上側パネル3と、毛細管およびチャンバーを形成するための厚み0.1mmのホットメルトシートのスペーサ4を加熱接着することにより形成してあり、例えばステッピングモータ等(図示せず)によって回転中心100を中心に回転可能とされている。
図7中、第1から第8までの各チャンバー11、12、103、104、105、16、17、18の深さは、上側パネル3の切削深さ0.5mmとスペーサ4の厚み0.1mmを足し合わせた0.6mmであり、第1流路21から第5流路25までの各流路の深さはスペーサ4の厚みの0.1mmである。また、下側パネル2、上側パネル3の表面は親水化処理を施すことで、血漿とのなす接触角が約10度となるようにしている。一方、上側パネル3の切削加工した面は、親水化処理が施されていないため、接触角は約60度である。つまり毛細管内壁の接触角は10度、チャンバー内壁の接触角は下側パネル2よりなる一面は10度であるが、その他の面は60度となっている。
毛細管の断面を図9のように定義した場合、毛細管力は数1にしたがって発生するので、例えば第2〜第5流路の最狭部では、幅1mm、高さ0.1mm、また血漿の表面張力は約0.04N/mであるので、約85μN、断面圧力にして約850N/mの毛細管力が発生する。
Figure 2007232673
@0001
この毛細管力と、回転中心100回りに回転させることによって生じる遠心力によって液体である検体を流動させるように構成してある。
以下液体である検体(血液、血漿)の状態を示す図10から図14の各図を用いて、マイクロ流体チップ101の動作を説明する。
まず検体注入口31から例えば検体である血液をスポイト等によって第1チャンバー11に注入すると、図10に示すように、第1チャンバー11につながる毛細管よりなる第1流路21に毛細管現象により検体が流入し、第1流路21と第2チャンバー12との接続場所で血液(図10中、ハッチング部)がとまる。
この状態で、回転中心100を軸として例えば4000rpmの回転速度でマイクロ流体チップ101を回転させると、第1チャンバー11にあった検体は、第1流路21を通り第2チャンバー12に移動する。この後マイクロ流体チップ101を4000rpmにて例えば5分間保持することで、図11に示すように血液よりなる検体は、比較的比重の大きい赤血球あるいは白血球等(図11中、細かいハッチング部)が遠心力方向外方に、一方比較的比重の小さい血漿(図11中、粗いハッチング部)は回転中心100側に分離する、いわゆる遠心分離が生じる。
この状態でマイクロ流体チップ101の回転を停止することにより、図12に示すように回転中心100側に分離した血漿のみをサイフォン状に形成された第2流路22に毛細管力によって流入させる。第2流路22が血漿により充填された後に、再びマイクロ流体チップ101を回転させると、各空気孔32から流入する空気によって血漿が分断され、図13に示すがごとく、第3チャンバー103、第4チャンバー104、第5チャンバー105にそれぞれ流入する。このように第2流路22の流路形状によって、第3チャンバー103、第4チャンバー104、第5チャンバー105に所望の量の血漿が分流するようにしてある。第3チャンバー103、第4チャンバー104、第5チャンバー105に流入した血漿はマイクロ流体チップ101内にあらかじめ封入してある試薬41、試薬42、試薬43とそれぞれ混合される。ここで、マイクロ流体チップ101の回転速度を4000rpmと1500rpmの間で加速減速を繰り返し、第3チャンバー103、第4チャンバー104、第5チャンバー105内にて、それぞれ検体である血漿と各試薬41、42、43との混合を促進させる。
その後再びマイクロ流体チップ101の回転を停止することで、毛細管よりなる第3流路23、第4流路24、第5流路25に血漿が流入し、第3流路23、第4流路24、第5流路25が血漿で充填された後、再度マイクロ流体チップ101を回転させることで、最終的に光学的あるいは電気的に検体を分析するための第6チャンバー16、第7チャンバー17、第8チャンバー18へ、それぞれ試薬41、42、43と混合した血漿を輸送することができる(図14)。
上述のように、マイクロ流体チップ101では毛細管力および遠心力を用いることで血液の注入、遠心分離、血漿の定量化、試薬との混合を経て、分析用チャンバーまで検体を移送するように構成されている。
特表平5−508709号公報 特開2000−46797号公報
しかしながら、親水性表面を有するチャンバー内に送液された液体は、回転停止された際には、チャンバーを構成する各壁面との接触角および自己の表面張力によって生じる毛細管力と重力とに支配されて動く。つまり、もはやそこには、回転軸側から外周側に向かう概念的な上流、下流関係がなくなっており、チャンバー内に溜まった液体は、下流側毛細管に流れると共に、同様にチャンバー壁面をつたい上流側に向かっても流れてしまう。くわえて、チャンバーを構成する壁面は、ミクロ的な接触角や表面あらさのばらつきがあるため力の不均衡を生じ、大きく上流側に向かって流れることもある。この場合には、上流側毛細管にも液体が流れ込む、いわゆる逆流を生じてしまう。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、回転停止された際にチャンバー内に溜まった液体が上流側毛細管に流れることを防止する機構を提供し、液体を目的の部位へ正確にかつ確実に移送できる液体輸送デバイスを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のマイクロ流体チップは、検査すべき液体が流れるトンネル状の第1の流路と、前記第1の流路が底面で接続された前記液体を充填するための空洞状のチャンバーと、前記チャンバーに蓄えられた液体を排出するための前記チャンバー底面に接続されたトンネル状の第2の流路と、前記チャンバーの内部に前記チャンバーの内壁厚みよりも小さい高さの突起部を設けたことを特徴としたものである。
また、本発明は、前記チャンバーにおける第1の流路の接続部は、前記第2の流路の接続部とは反対の位置にあることを特徴としたものである。
加えて、本発明は、前記突起部は、前記チャンバーに前記液体が充填された時に前記液体が存在しない位置に設けられたことを特徴とするものである。
さらに、本発明は、前記第1と第2の流路と前記チャンバーの内壁は、親水性を持つように表面が加工されていることを特徴としたものである。
本発明のマイクロ流体チップによれば、なんらマイクロ流体チップの生産性を悪化させることなく、確実に送液することが可能となる。
以下に、本発明のマイクロ流体チップの実施の形態を、図面とともに詳細に説明する。
本発明の実施例について図1から図6を用いて説明する。図1は、本実施例における血液検査装置に用いるマイクロ流体チップ1である。本実施例におけるマイクロ流体チップ1では、第3チャンバー13、第4チャンバー14、第5チャンバー15にそれぞれ本発明にかかる突起53、54、55が形成されている。その他の構造は、図7に示した従来のマイクロ流体チップ101と同様であるので詳細な説明は省略する。
図2は、第3チャンバー13の拡大図およびその断面図である。第3チャンバー13の上流側に形成されている第2流路22は、幅1mm、高さ0.1mmであり、高さを0.1mmと小さくしていることで毛細管力が作用するようにしている。第3チャンバー13は幅3mm、長さは11mm、高さDは0.6mmで形成している。第3チャンバー13の下流側に形成してある第3流路23は幅1mm、高さ0.1mmであり第2流路22と同様に毛細管力が作用する。
ここで、第3チャンバー13の本発明にかかる突起53は、幅3mm、高さdは0.5mmであり、この突起によって隙間は第2流路22および第3流路23と同様の0.1mmとなっている。このように第3チャンバー13の一部に突出させ突起53を形成することは、たとえば第2流路22など他の毛細管流路と同様、切削加工により第3チャンバー13の形状を上側パネル3に加工する際に、切削加工を行わないことにより形成可能である。また突起53によって第3チャンバー13のすき間を狭くしているため、第2流路22、第3流路23と同様に毛細管力が発生する。ここで便宜上、突起53よりも上部にある第3チャンバー13の空間をチャンバー上部61、突起53よりも下部にある第3チャンバー13の空間をチャンバー下部62と称する。チャンバー下部62の容積は、第3チャンバー13に第2流路22から流入する液体の体積よりも大きく形成してある。本実施の形態では、チャンバー下部62の容積は、長さ5mmx幅3mmx高さ0.6mmの約9ulである。一方第3チャンバー13に流入する液体の体積は約6μlである。
このようにチャンバー下部62の容積を液体の体積よりも大きくすることで、マイクロ流体チップ1を回転し、第2流路22から第3チャンバー13へ液体を移送した際には、第3チャンバー13に流入したすべての液体がチャンバー下部62に貯留できる。また、突起53によって狭められた第3チャンバー13の隙間断面積は3mmx0.1mm=0.3mm2、一方第2流路22の断面積は1mmx0.1mm=0.1mm2と、第2流路22の断面積よりも大きく形成してあるので、第2流路22から第3チャンバー13に液体を移送する過程において、突起53が、液体がチャンバー下部62へ流入することを阻害しない。
以降、本発明の突起の効果の優位性を明確にするため、突起53を形成した本発明に係る第3チャンバー13と、突起を施していない場合の従来例における第3チャンバー103とを比較しながら突起の効果を説明する。
図3(A)および(B)は、第3流路23に血漿を流入させるため、回転を停止した際の第3チャンバー13および第3チャンバー103内の血漿の様子を示したものである。回転停止状態では遠心力の作用がないため、血漿は第3流路23に流入すると同時に、下側パネル2の親水面で構成された、第3チャンバー13および第3チャンバー103の壁面をつたい、流動する。突起53を形成してある第3チャンバー13では、突起53を形成したことによって毛細管力が発生し、突起53より上流側への血漿の流動が防止され、第2流路22方向へのいわゆる逆流が確実に防止される。一方、従来の第3チャンバー103においては、突起53を形成していないため、血漿は上流方向に向かって流動を続ける。図3(B)のように、理想的には左右対称に近い状態で上流への流動が生じるため、第2流路22への流入という逆流にはいたらない。しかしながら、実際には壁面のミクロ的な状態のばらつきにより、図4(A)あるいは図4(B)に示すように流動することも多分にある。特に図4(B)のようになった際には、第2流路22への血漿の逆流が生じてしまう。
特に本実施の形態のように上流側の第2流路22が分岐を含む場合には、次の回転動作によって、たとえば第3チャンバー103から逆流した血漿と試薬との混合液が第4チャンバー14へ流入してしまい、血漿および試薬の定量化が行えず、検査が不能となるばかりでなく、定量化が不完全な状態で分析が行われ、誤った分析結果に基づいて医療診断がなされてしまうと、最悪の場合、生命にかかわる過ちを犯しかねない。
しかし、本発明における突起53を有する第3チャンバー13では、遠心力で流入した血漿が突起53よりも下流側に形成されているチャンバー下部62に流入し、この状態で回転停止すると、下流側の第3流路23には確実に血漿が流入し、かつ上流側へは突起53によって血漿の流動が妨げられることで逆流を防止できる。
この状態で再び回転すると第3チャンバー13に流入した血漿と試薬41との混合液は、第3流路23を通り、さらに下流側の第6チャンバー16へと流動する。
このように、本発明に係る突起53を形成した第3チャンバー13では、流入した血漿の逆流を確実に防止することで、第6チャンバー16に定量的に血漿を流動させることができる。
また、チャンバー上部61には空気孔32を設けているのでチャンバー上部61の内圧は確実にマイクロ流体チップ1の置かれている外部圧力と等しくなり、血漿が流動しても、血漿が流出していくチャンバー下部62に比べ圧力が小さくなることはなく圧力差による逆流も確実に防ぐことが可能である。また、図5に示すように、チャンバー下部62に空気孔32を設けてもよい。この場合には、逆流防止機構53が液体で満たされた際にチャンバー上部61、チャンバー下部62双方の圧力を外部圧力と等しくすることができ、空気の圧力差による液体の流動を防止することができる。
加えて、本実施の形態において0.5mmで形成した突起53の高さdは、突起を付けたことによる毛細管力によって溶液の逆流を防止できるように、d>0.8D以上であることが望ましい。このように高さdを設定することで、突起53によって5倍以上の毛細管力が発生するようにできる。その際、液体が血液の場合には、血液の約半分を構成する約0.008mmの直径がある赤血球、白血球等が確実に流動できるように0.01mm以上確保することが望ましい。dが0.8D以下のときは、十分な毛管力を発生することができないので本実施例のような効果が生じない。
また、本実施例での毛細管を構成する壁面の接触角は10度であるが、流路幅1mm、流路厚0.1mmでの接触角と毛細管力との関係を示した図6にあるように、接触角が45度以上になると毛細管力の減少が著しいため、親水面の接触角は本実施例のように45度以下で構成することが望ましい。
なお、突起54、突起55をそれぞれ形成している第4チャンバー14および第5チャンバー15でも、突起53を形成した第3チャンバー13と同じの構成であるので、逆流が防止されることは勿論であり、本実施例におけるマイクロ流体チップ1では、逆流により第2流路22に液体が流入することはない。
上述のように、本発明に係る突起を形成した際には、確実に逆流を防止し、定量化が可能なマイクロ流体チップを提供することが可能となる。
なお、本実施例では、毛細管内壁の接触角を10度、チャンバー内壁の接触角は一面を10度、他面を60度として形成してあるが、例えば全ての壁面の接触角を親水面とし、すべてのチャンバー内壁の接触角を10度としても、突起53とチャンバー上部61、チャンバー下部62との毛細管力の差によって逆流を防止することは可能である。
加えて、本実施例では、血液検査用に用いるマイクロ流体チップ1を用いて本発明の効果を説明したが、本発明の効果は、親水性表面を有するマイクロ流体チップ一般に効果を発揮するものであり、血液検査用のマイクロ流体チップに限定されないことは言うまでもない。
本発明にかかるマイクロ流体チップは、マイクロ流路における高精度な流量制御を可能にする構成を有し、生物学的流体の分析において高精度な流量制御を可能とする技術として有用である。
本発明にかかるマイクロ流体チップは、高精度な流量の制御が必要な流路設計に広く適用できる。
本発明に係るマイクロ流体チップの図 本発明に係るチャンバーの拡大図 チャンバー内の検体流動を示す図 チャンバー内の検体流動を示す図 本発明に係るチャンバーの拡大図 毛細管力と接触角の関係を示す図 従来のマイクロ流体チップの図 従来のマイクロ流体チップの断面図 毛細管力を説明するための図 検体流動過程を示す図 検体流動過程を示す図 検体流動過程を示す図 検体流動過程を示す図 検体流動過程を示す図
符号の説明
1 マイクロ流体チップ
2 下側パネル
3 上側パネル
4 スペーサ
11 第1チャンバー
12 第2チャンバー
13 第3チャンバー
14 第4チャンバー
15 第5チャンバー
16 第6チャンバー
17 第7チャンバー
18 第8チャンバー
21 第1流路
22 第2流路
23 第3流路
24 第4流路
25 第5流路
31 検体注入口
32 空気孔
41、42、43 試薬
53、54、55 突起
61 チャンバー上部
62 チャンバー下部
100 回転中心
101 従来のマイクロ流体チップ
103 従来の第3チャンバー
104 従来の第4チャンバー
105 従来の第5チャンバー

Claims (9)

  1. 検査すべき液体が流れるトンネル状の第1の流路と、
    前記第1の流路が底面で接続された前記液体を充填するための空洞状のチャンバーと、
    前記チャンバーに蓄えられた液体を排出するための前記チャンバー底面に接続されたトンネル状の第2の流路と、
    前記チャンバーの内部に前記チャンバーの内壁厚みよりも小さい高さの突起部を設けたマイクロ流体チップ。
  2. 前記チャンバーにおける第1の流路の接続部は、前記第2の流路の接続部とは反対の位置にある、請求項1に記載のマイクロ流体チップ。
  3. 前記突起部は、前記チャンバーに前記液体が充填された時に前記液体が存在しない位置に設けられた、請求項1に記載のマイクロ流体チップ。
  4. 前記第1と第2の流路と前記チャンバーの内壁は、親水性を持つように表面が加工されている、請求項1に記載のマイクロ流体チップ。
  5. 前記突起部の高さhは、前記チャンバーの内壁厚みDとしたとき、h>0.8Dで表される、請求項1に記載のマイクロ流体チップ
  6. 前記突起部によって形成される隙間の断面積は、前記第1の流路の断面積よりも大きい、請求項1に記載のマイクロ流体チップ
  7. 前記チャンバーには空気孔がある、請求項1に記載のマイクロ流体チップ
  8. 前記チャンバーには、前期突起の一方と他方に空気孔が1つずつある、請求項1に記載のマイクロ流体チップ
  9. 前記チャンバーの底面は接触角が45度以下の親水性である、請求項1に記載のマイクロ流体チップ
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