JP2007230100A - シリコン基板の加工方法及びノズルプレートの製造方法 - Google Patents

シリコン基板の加工方法及びノズルプレートの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】所望の凹部を高精度に形成することができるシリコン基板の加工方法及びノズルプレートの製造方法を提供する。
【解決手段】第1のパターンを有する保護膜301aをシリコン基板300上に形成し、その保護膜301aをマスクとして前記シリコン基板300をドライエッチングする第1エッチング工程と、第1エッチング工程後に保護膜301aの少なくとも一部を除去して第2のパターンを有する保護膜301bとする保護膜除去工程と、前記第2のパターンを有する保護膜301bをマスクとして前記シリコン基板300をドライエッチングする第2エッチング工程により、前記シリコン基板300に深さが異なる凹部350を形成するシリコン基板の加工方法であって、前記第1エッチング工程と第2エッチング工程との間に、少なくとも前記第1エッチング工程でエッチングした領域を酸とアルカリとの混合液で洗浄する洗浄工程を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数回のドライエッチング工程により凹部を高精度に形成することができるシリコン基板の加工方法及びノズルプレートの製造方法に関する。
一般的に、プリンタ、ファクシミリ、複写装置等に用いられるインクジェット式記録ヘッド等の液体噴射ヘッドでは、液滴を吐出させるためのメカニズムに応じて各種方式のものが知られている。例えば、発熱素子等によって液体を沸騰させ、そのときに生じる気泡圧で液滴を吐出させるものや、液滴が充填された圧力発生室の容積を、圧電素子の変位によって膨張又は収縮させることでノズルから液滴を吐出させるものがある。さらに、例えば、静電気力を利用して圧力発生室の容積を変化させることで、ノズルから液滴を吐出させるようにしたものがある。
静電気力を用いた液体噴射ヘッドの一例として、大径部と小径部からなり断面が階段形状のノズルを有するシリコン基板からなるノズルプレートと、ノズルに連通する圧力発生室が形成された流路形成基板と、圧力発生室に液滴吐出のための圧力を付与する圧力発生手段とで構成されるものがある。このようなノズルをシリコン基板に形成する際には、複数回に分けてドライエッチングを行う方法が用いられる。具体的には、シリコン基板に所定のパターンを有する保護膜を形成し、この所定のパターンを有する保護膜をマスクとしてシリコン基板をエッチング(1回目)した後、フッ化水素水溶液(フッ酸)等に浸漬することにより保護膜の一部を除去して保護膜のパターンを変更し、当該変更後のパターンを有する保護膜をマスクとしてシリコン基板をエッチング(2回目)する方法が用いられる。このようなエッチングを行うエッチング装置として誘導結合型プラズマエッチング装置を用いた場合、シリコン基板とエッチングガスとの反応によりエッチング中に異物が生成され、この異物が1回目のエッチングをした領域(ノズルの内壁や保護膜)に付着してしまう。また、シリコン基板をフッ化水素水溶液中に浸漬した際に、異物が浮遊して1回目のエッチングをした領域に再付着してしまう。このような異物がマスクとなって、保護膜の除去が不十分となり2回目のエッチングのためのパターンが所望の形状とならなかったり、異物が2回目のエッチングのマスクとなるため、所望の形状のノズルを形成することができなくなるという問題が生じる。
ここで、エッチングで生成された化合物を除去する方法として、Oガスによるプラズマアッシング法(特許文献1参照)やSF等のエッチングガスにより除去する方法(特許文献2参照)が開示されている。しかしながら、何れの除去方法においても保護膜又はシリコン基板もエッチングされてしまい、所望のエッチング形状が得られなくなるという問題がある。
なお、このようにドライエッチングの際に生成する異物により、所定の形状の凹部を形成できないという問題は、断面が階段形状のノズルを形成する場合だけでなく、複数回エッチングすることにより深さの異なる凹部をシリコン基板に形成する場合において、同様に存在する。
特開2000−164571号公報(段落番号[0032]) 特開平10−233387号公報(請求項9)
本発明はこのような事情に鑑み、所望の凹部を高精度に形成することができるシリコン基板の加工方法及びノズルプレートの製造方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、所定形状の第1のパターンを有する保護膜をシリコン基板上に形成する保護膜形成工程と、前記第1のパターンを有する保護膜をマスクとして誘導結合型プラズマエッチング装置により前記シリコン基板をドライエッチングする第1エッチング工程と、第1エッチング工程後に前記第1のパターンを有する保護膜の少なくとも一部を除去して第2のパターンを有する保護膜とする保護膜除去工程と、前記第2のパターンを有する保護膜をマスクとして誘導結合型プラズマエッチング装置により前記シリコン基板をドライエッチングする第2エッチング工程により、前記シリコン基板に深さが異なる凹部を形成するシリコン基板の加工方法であって、前記第1エッチング工程と第2エッチング工程との間に、少なくとも前記第1エッチング工程でエッチングした領域を酸とアルカリとの混合液で洗浄する洗浄工程を有することを特徴とするシリコン基板の加工方法にある。
かかる第1の態様では、第1エッチング工程で生成されて付着した異物を洗浄工程により除去することができるので、第2エッチング工程で異物がマスクとなってエッチング不良が発生することなく、所望の形状の凹部を高精度に形成することができる。
本発明の第2の態様は、前記洗浄工程の後、前記保護膜除去工程を行うことを特徴とする第1の態様のシリコン基板の加工方法にある。
かかる第2の態様では、保護膜除去工程の前に洗浄工程を行うので、異物が保護膜除去工程のマスクとなったり、保護膜を除去する際に使用する除去液を汚染することがなく、所定形状の第2のパターンを有する保護膜が形成できるので、この第2のパターンを有する保護膜をマスクとして所望の形状の凹部を高精度に形成することができる。
本発明の第3の態様は、前記洗浄工程が、10分以上であることを特徴とする第1又は2の態様のシリコン基板の加工方法にある。
かかる第3の態様では、10分以上洗浄工程を行うことにより、第1エッチング工程で生成された異物を確実に除去することができる。
本発明の第4の態様は、前記深さが異なる凹部が連通して断面が階段形状の凹部を形成することを特徴とする第1〜3の何れかの態様のシリコン基板の加工方法にある。
かかる第4の態様では、断面が階段形状の凹部を高精度に形成したシリコン基板を提供することができる。
本発明の第5の態様は、前記第1エッチング工程が、SF、CF及びNFからなる群から選択される少なくとも一種のガスを用いてエッチングする工程と、このエッチングした領域の側壁にC、C及びCHFからなる群から選択される少なくとも一種のガスを用いてフッ素化合物のポリマーを形成する工程とを繰り返すことにより前記シリコン基板を異方性エッチングするものであることを特徴とする第1〜4の何れかに態様のシリコン基板の加工方法にある。
かかる第5の態様では、第1エッチング工程である異方性ドライエッチングで用いたSF等のエッチングガスとシリコン基板との反応により生成された異物を、洗浄工程で除去することができるので、第2エッチング工程で異物がマスクとなってエッチング不良が発生することなく、所望形状の凹部を高精度に形成することができる。
本発明の第6の態様は、前記酸が過酸化水素で、前記アルカリがアンモニアであることを特徴とする第1〜5の何れかの態様のシリコン基板の加工方法にある。
かかる第6の態様では、過酸化水素とアンモニアの混合液により洗浄することで、第1エッチング工程で生成された異物を除去することができる。
本発明の第7の態様は、所定形状の第1のパターンを有する保護膜をシリコン単結晶基板上に形成する保護膜形成工程と、前記第1のパターンを有する保護膜をマスクとして誘導結合型プラズマエッチング装置により前記シリコン単結晶基板をドライエッチングする第1エッチング工程と、第1エッチング工程後に前記第1のパターンを有する保護膜の少なくとも一部を除去して第2のパターンを有する保護膜とする保護膜除去工程と、前記第2のパターンを有する保護膜をマスクとして誘導結合型プラズマにより前記シリコン単結晶基板をドライエッチングする第2エッチング工程により前記シリコン単結晶基板に深さが異なる凹部を有するノズルを形成するに際し、前記第1エッチング工程と第2エッチング工程との間に、少なくとも前記第1エッチング工程でエッチングした領域を酸とアルカリとの混合液で洗浄する洗浄工程を有することを特徴とするノズルプレートの製造方法にある。
かかる第7の態様では、第1エッチング工程で生成された異物を洗浄工程により除去するので、当該異物が第2エッチング工程のマスクとならないため、所望の形状の凹部を有するノズルを具備するノズルプレートを製造することができる。
本発明の第8の態様は、前記ノズルプレートが、前記ノズルに連通する圧力発生室が形成された流路形成基板と前記圧力発生室に液滴吐出のための圧力を付与する圧力発生手段とを具備する液体噴射ヘッドに用いられるものであることを特徴とする第7の態様のノズルプレートの製造方法にある。
かかる第8の態様では、所望の形状のノズルを有するノズルプレートを用いるため、液滴の吐出特性が良好な液体噴射ヘッドを提供することができる。
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
本発明のシリコン基板の加工方法を、図1に基づいて説明する。なお、図1は、本発明のシリコン基板の加工方法の概略を示す断面図である。本実施形態では、図1(f)に示すように、シリコン基板300に深さの異なる凹部350を形成する。この凹部350は、シリコン基板300の表面側に開口するように形成された大径部350bと、大径部350bよりも小さい径を有し大径部350bと連通する小径部350aとからなる。すなわち、凹部350は、小径部350aを構成しシリコン基板300の一方面からの深さが深い凹部と、大径部350bの一部でありシリコン基板300の一方面からの深さの浅い凹部との、二つの深さの異なる凹部が連通した構造であり、断面が階段形状に形成されている。なお、本実施形態では、凹部の形状を略円形としたが、円形に限定されず、例えば、菱形等でもよい。
本発明のシリコン基板の製造方法では、まず、シリコン基板300上に所定形状の第1のパターンを有する保護膜を形成する(保護膜形成工程)。具体的には、例えば、図1(a)に示すように、シリコン基板300を熱酸化することによりシリコン基板300表面に二酸化シリコンからなる酸化膜(保護膜)301を形成する。なお、本実施形態では、シリコン基板300を熱酸化して酸化膜からなる保護膜301を形成したが、CVD法等により酸化膜や窒化膜等の保護膜を形成するようにしてもよい。次いで、この酸化膜301をフォトリソグラフィー法によりパターニングして、所定形状の第1のパターンを有する保護膜301aを形成する(保護膜形成工程)。詳述すると、本実施形態では、図1(b)に示すように、小径部350aが形成される領域に小径部350aと略同一径でシリコン基板300まで貫通した開口部302を形成し、次いで、小径部350aよりも径が大きい径を有する大径部350bが形成される領域に、大径部350bと略同一径でシリコン基板300まで貫通せず所定深さの開口部303を形成する。すなわち、本実施形態の第1のパターンは、開口部302及び303が形成されたものをいう。
次に、図1(c)に示すように、第1のパターンを有する保護膜301aをマスクとして、誘導結合型プラズマ(ICP)エッチング装置によりシリコン基板300をドライエッチングする(第1エッチング工程)。この第1エッチング工程により、小径部350aが形成される。具体的には、誘導結合型プラズマエッチング装置を用い、例えば、SF、CF及びNFからなる群から選択される少なくとも一種のガスを用いてエッチングする工程と、このエッチングした領域の側壁にC、C及びCHFからなる群から選択される少なくとも一種のガスを用いてフッ素化合物のポリマーを形成する工程とを繰り返す、即ち側壁を保護しながらエッチングすることにより、シリコン基板300を異方性ドライエッチングする。本実施形態では、誘導結合型プラズマエッチング装置を用いて、SFガスを用いてエッチングする工程と、このエッチングした領域の側壁にCガスを用いてフッ素化合物のポリマーを形成する工程とを繰り返すことにより、シリコン基板300を異方性ドライエッチングすることで、小径部350aを形成した。このような方法で異方性ドライエッチングすると、シリコン基板300とエッチングガスとの反応により生成される異物が形成されやすく、本実施形態においても、この第1エッチング工程の後には、図1(c)に示すように、小径部350aの内壁や保護膜301a表面上に異物304が付着してしまう。
次に、図1(d)に示すように、第1エッチング工程でエッチングした領域を酸とアルカリとを予め混合した混合液に浸漬して洗浄することにより、第1エッチング工程で生成されて小径部350aの内面や保護膜301a上に付着した異物304を除去する(洗浄工程)。ここで、洗浄する酸としては過酸化水素、フッ化水素等が、アルカリとしてはアンモニア等が例示できる。洗浄時間は特に限定されないが、10分以上とすることで、小径部350aの内面及び保護膜301a上から、確実に異物304を除去することができる。本実施形態では、洗浄液として過酸化水素水溶液とアンモニア水溶液と純水とを混合した溶液(過酸化水素:アンモニア:純水=1:1:5)を用い、この洗浄液にシリコン基板300を10分間浸漬することにより、洗浄工程を行った。 次に、図1(e)に示すように、第1のパターンを有する保護膜301aの少なくとも一部を除去して、第2のパターンを有する保護膜301bとする(保護膜除去工程)。例えば、フッ化水素水溶液等でウェットエッチングすることにより第1のパターンを有する保護膜の一部を除去して第2のパターンを有する保護膜を形成してもよく、また、第1のパターンを有する保護膜をフォトリソグラフィー法によりパターニングして、第2のパターンを有する保護膜としてもよい。具体的には、例えば、保護膜301aをフッ化水素水溶液でエッチングし、その厚さ方向の一部を除去して、大径部350bに対応する部分にシリコン基板300まで貫通した開口部303を形成する。すなわち、開口部303内の保護膜301が完全に除去されるまで保護膜301a全体を均一な厚さで除去する。これにより、第2のパターンを有する保護膜301bが形成される。本実施形態では、フッ化水素水溶液にシリコン基板300を浸漬することにより、開口部303内の保護膜301aを完全に除去した。
次に、図1(f)に示すように、第2のパターンを有する保護膜301bをマスクとして、誘導結合型プラズマエッチング装置によりシリコン基板300をドライエッチングする(第2エッチング工程)。本実施形態では、第1エッチング工程と同様の方法、すなわち、誘導結合型プラズマエッチング装置を用い、SFガスを用いてエッチングする工程と、このエッチングした領域の側壁にCガスを用いてフッ素化合物のポリマーを形成する工程とを繰り返すことにより、シリコン基板300を異方性ドライエッチングすることで、大径部350bを形成した。これにより、シリコン基板300の小径部350aが形成された領域がさらに大径部21bと同一の深さだけエッチングされて、開口部303に対応する部分に、小径部350a及び大径部350bからなる凹部350が高精度に形成される。
その後、保護膜301bを剥離することで、凹部350が形成されたシリコン基板300となる。なお、本実施形態では、フッ化水素水溶液にシリコン基板300を浸漬することにより、保護膜301bを剥離した。
このように、少なくとも第1エッチング工程でエッチングした領域、例えば、小径部350aの内面及び保護膜301aを、酸とアルカリの混合液で洗浄することにより、第1エッチング工程により生成された異物304を除去することができるため、保護膜除去工程及び第2エッチング工程において、異物304がマスクとなることがなく、保護膜301aの除去不良やエッチング不良が生じず、所望の形状の凹部を形成することができる。また、保護膜除去工程を、フッ酸等の溶液にシリコン基板300を浸漬する方法で行った場合も、当該溶液に異物304が浮遊して溶液を汚染したり浮遊した異物304が小径部350aや保護膜301aに再付着する等の問題も生じないため、保護膜除去工程で所定の第2のパターンを有する保護膜301bを高精度に形成することができる。従って、本発明の加工方法によれば、シリコン基板に高精度な凹部を形成することができるため、微細加工であっても高アスペクト比の凹部も好適に形成することができる。なお、洗浄工程は、第1エッチング工程と第2エッチング工程との間に行えばよく、保護膜除去工程の後に洗浄工程を行っても良い。しかしながら、上述のように異物304が保護膜除去工程の障害とならないようにし、より精度の高い微細加工をするためには、洗浄工程は保護膜除去工程の前に行うことが好ましい。
上記実施形態1では、第1エッチング工程と2エッチング工程の2段階のドライエッチングにより凹部を形成したが、3回以上のエッチング工程により凹部を形成してもよい。これにより、深さの異なる凹部を3種類以上有するシリコン基板を形成することもできる。この場合、第1のパターンを有する保護膜301aには、凹部の数に応じた径開口の径の大きさが異なる開口部が形成され、また、第2エッチング工程の後に、洗浄工程及び保護膜除去工程を行ってその後さらにエッチング工程を行う、という操作を繰り返すことにより、所望の形状の凹部を形成することができる。また、最後のエッチング工程の後にも、再度洗浄工程を行ってもよい。これにより、異物がマスクとならないため、保護膜を完全にシリコン基板から剥離することができる。
また、本実施形態では、シリコン基板に形成する深さの異なる凹部として、凹部が連通して断面が階段形状の凹部を形成するものを例示したが、この態様に限定されるものではない。例えば、図2(f)に示すように、深さが異なり連通しない凹部450及び凹部450bを形成してもよい。具体的には、例えば、シリコン基板400を熱酸化して酸化膜(保護膜)401を形成(図2(a))した後、フォトリソグラフィー法でパターニングすることにより、凹部450が形成される領域に凹部450と略同一径の開口部402を形成し、次いで、凹部450bが形成される領域に凹部450bと略同一径でシリコン基板400まで貫通せず所定深さの開口部403を形成する。これにより、保護膜401aの有する第1のパターンは、開口部402及び403が形成されたものとなる(図2(b))。次に、上述の実施形態1と同様に第1エッチング工程で凹部450aを形成した後(図2(c))、第1エッチング工程で生成された異物304を洗浄工程により除去し(図2(d))、その後、保護膜除去工程により、開口部403内の保護膜401aを完全に除去し凹部450bに対応する領域にシリコン基板400まで貫通した開口部403を形成して、第2のパターンを有する保護膜401bとする(図2(e))。そして、第2エッチング工程により、凹部450bと同一の深さだけエッチングすることにより、開口部403に対応する部分に、凹部450bが形成されると共に、凹部450aがさらに深く形成され、凹部450a及び凹部450bからなる凹部450と、凹部450と連通しない凹部450bとが形成される(図2(f))。これにより、深さが異なり、且つ連通していない凹部450と凹部450bとを有するシリコン基板を形成することができる。また、断面が階段形状の凹部と共に、当該凹部と連通せず同じ深さの凹部を同時に形成することもできる。
なお、本実施形態では、シリコン基板300を貫通しない深さの異なる凹部を形成したが、深い凹部がシリコン基板を貫通して貫通孔となっていてもよい。
(実施形態2)
実施形態1のシリコン基板の加工方法を適用したノズルプレートの製造方法の一例について、以下に説明する。図3は、ノズルプレートを有する液体噴射ヘッドの一例であるインクジェット式記録ヘッドの概略斜視図であり、図4は、その断面図である。図示したインクジェット式記録ヘッドは、いわゆる静電駆動方式のヘッドであり、キャビティ基板10(請求項に記載の「流路形成基板」に相当)と、このキャビティ基板10の両面にそれぞれ接合されるノズルプレート20及び電極基板30とで構成されている。
キャビティ基板10は、例えば、面方位(100)又は(110)のシリコン単結晶基板からなり、その一方面側に開口する圧力発生室(キャビティ)11がその幅方向に複数並設されている。また、本実施形態では、図4に示すように、キャビティ基板10には、複数の圧力発生室11が並設された列が2列形成されている。さらに、キャビティ基板10には、各列の圧力発生室11に共通するインク室となる共通インク室12が形成されており、この共通インク室12は、後述するインク供給路を介して各圧力発生室11に連通されている。また、共通インク室12の底壁には、共通インク室12にインクを供給するためのインク供給孔13が形成されている。また、キャビティ基板10には、共通インク室12の外側に、後述する個別電極33に接続される個別端子部34を露出させるための貫通孔14が形成されている。
なお、各圧力発生室11の底壁は、圧力発生室11内に圧力変化を生じさせるための振動板15として機能し、且つこの振動板15を変位させる静電気力を発生させるための共通電極としての役割を兼ねている。そして、キャビティ基板10の貫通孔14近傍には、後述するノズルプレート20の露出孔内に露出されて図示しない駆動配線が接続される共通端子部16が形成されている。
ノズルプレート20は、キャビティ基板10と同様に、面方位(100)又は(110)のシリコン単結晶基板からなり、各圧力発生室11に連通する複数のノズル21(実施形態1の凹部350に相当)が形成されている。そして、このノズルプレート20は、キャビティ基板10の開口面側に接合され、圧力発生室11及び共通インク室12の一方の面を形成している。また、ノズルプレート20のキャビティ基板10とは反対側の面には、ノズル21に対応する領域に亘って厚さ方向の一部を除去したノズル段差部22が形成されている。
ここで、各ノズル21は、インク滴が吐出される側に設けられてノズル段差部22内に開口する略円形の小径部21a(実施形態1の小径部350aに相当)と、小径部21aよりも大きい径を有し小径部21aと圧力発生室11とを連通する大径部21b(実施形態1の大径部350bに相当)とからなる。全てのノズル21(小径部21a)は、このノズル段差部22内に開口しており、本実施形態では、このノズル段差部22内のノズルプレート20表面がノズル面となる。
また、ノズルプレート20のキャビティ基板10との接合面には、圧力発生室11と共通インク室12との境界に対応する領域に、これら各圧力発生室11と共通インク室12とを連通するインク供給路23が形成されている。また、ノズルプレート20には、共通インク室12の外側に対応する位置に、キャビティ基板10の貫通孔14に連通し、個別端子部34と共に共通端子部16を露出させる露出孔24が形成されている。
このノズルプレート20の表面、本実施形態では、ノズル段差部22内には、例えば、フッ素含有シランカップリング化合物等からなる撥水撥油性材料からなる撥水撥油膜25が形成されている。これにより、ノズルプレート20の表面(ノズル面)へのインク滴の付着を抑えている。
一方、電極基板30は、シリコン単結晶基板に近い熱膨張率を有する、例えば、ホウ珪酸ガラス等のガラス基板からなり、キャビティ基板10の振動板15側の面に接合されている。この電極基板30の振動板15に対向する領域には、各圧力発生室11に対応して電極基板凹部31が形成されている。また、電極基板30には、キャビティ基板10のインク供給孔13に対応する位置に、このインク供給孔13に連通するインク導入孔32が形成されている。そして、図示しないインクタンクからこのインク導入孔32及びインク供給孔13を介して共通インク室12にインクが充填されるようになっている。
また、各電極基板凹部31には、振動板15を変位させる静電気力を発生させるための個別電極33が、振動板15との間に所定の間隔を確保した状態でそれぞれ配置されている。また、電極基板凹部31内には、キャビティ基板10の貫通孔14に対向する領域に、図示しない駆動配線が接続される個別端子部34が形成されており、この個別端子部34と各個別電極33とはリード電極35によって接続されている。なお、図示しないが、これら各個別電極33及びリード電極35は絶縁膜によって封止され、また個別端子部34と共通端子部16との間には、接続配線を介して駆動電圧パルスを印加するための発振回路が接続されている。
そして、このようなインクジェット式記録ヘッドでは、発振回路によって個別電極33と振動板15(キャビティ基板10)との間に駆動電圧を印加すると、これら個別電極33と振動板15との隙間に発生する静電気力によって振動板15が個別電極33側に撓み変形して、圧力発生室11の容積が拡大し、駆動電圧の印加を解除すると、振動板15が元の状態に復帰し、圧力発生室11の容積が収縮する。そして、このとき発生する圧力発生室11内の圧力変化によって、圧力発生室11内のインクの一部が、ノズル21からインク滴として吐出される。
以下、本実施形態に係るノズルプレートの製造方法について、図5〜8を参照して説明する。なお、図5〜8は、ノズルの列とは直交する方向の断面図であり、図6は要部拡大図である。
まず、図5(a)に示すように、例えば、厚さが180μmのシリコンウェハであるノズルプレート用ウェハ200を熱酸化することにより、その表面に二酸化シリコンからなる酸化膜(保護膜)201を形成する。次いで、図5(b)に示すように、ノズルプレート用ウェハ200の一方面側の酸化膜201を、例えば、フォトリソグラフィー法によりフッ化アンモニウム等によってエッチングすることにより、小径部21aが形成される領域に、小径部21aと略同一径の開口部202を形成する。また、個別端子部を露出させるための露出孔24が形成される領域にも、所定形状の開口部203を形成する。なお、本実施形態では、開口部203は、露出孔24が形成される領域の周縁部のみに形成している。次いで、図5(c)に示すように、酸化膜201をさらにハーフエッチングすることにより、大径部21bが形成される領域に、大径部21bと略同一径で所定深さの大径部用凹部204を形成する。また、インク供給路23が形成される領域に、インク供給路23と略同一開口形状を有する所定深さのインク供給路用凹部205を形成する。これにより、第1のパターンを有する酸化膜(保護膜)201が形成される(保護膜形成工程)。
次に、図6(a)に示すように、このような酸化膜201をマスクとしてノズルプレート用ウェハ200を誘導結合型プラズマ(ICP)エッチング装置によりエッチングすることによって、所定深さの凹部206(小径部21a)及び溝部207を形成する(第1エッチング工程)。本実施形態では、誘導結合型プラズマエッチング装置を用い、SFガスを用いてエッチングする工程と、このエッチングした領域の側壁にCガスを用いてフッ素化合物のポリマーを形成する工程とを繰り返すことにより、ノズルプレート用ウェハ200を異方性ドライエッチングすることで、凹部206(小径部21a)及び溝部207をノズル21の小径部21aと略同一深さとなるように形成する。この第1エッチング工程の後には、図6(a)に示すように、凹部206(小径部21a)及び溝部207の内壁や酸化膜201表面上に、シリコンからなるキャビティ基板10とドライエッチングガスの反応により生成された異物304が付着していた。
次に、図6(b)に示すように、第1エッチング工程でエッチングした領域を酸とアルカリとの混合液で洗浄する(洗浄工程)。本実施形態では、洗浄液として過酸化水素水溶液とアンモニア水溶液と純水を混合した溶液(過酸化水素:アンモニア:純水=1:1:5)を用い、この洗浄液にキャビティ基板10を10分間浸漬することにより、洗浄工程を行った。このように、少なくとも第1エッチング工程でエッチングした領域、例えば、凹部206(小径部21a)、溝部207及び保護膜201を酸とアルカリの混合液で洗浄することにより、第1エッチング工程により生成された異物304を除去することができるため、後述の保護膜除去工程及び第2エッチング工程において、異物304がマスクとなることがなく、所望の形状のノズル21及び溝部207を形成することができる。また、保護膜除去工程で用いるフッ酸等の溶液に異物304が浮遊して溶液を汚染したり浮遊した異物304が凹部206(小径部21a)、溝部207及び酸化膜201に再付着する等の問題も生じないため、保護膜除去工程で所定の第2のパターンを有する酸化膜201を形成することができる。
次に、図7(a)に示すように、ノズルプレート用ウェハ200の表面の酸化膜201をフッ化水素水溶液でエッチングし、その厚さ方向の一部を除去して、大径部用凹部204,インク供給路用凹部205に対応する部分に開口部208,209を形成する(保護膜除去工程)。すなわち、大径部用凹部204,インク供給路用凹部205内の酸化膜201が完全に除去されるまで酸化膜201全体を均一な厚さで除去する。これにより、第2のパターンを有する酸化膜201が形成される(保護膜除去工程)。
そして、図7(b)に示すように、第2のパターンを有する酸化膜201をマスクとして、ノズルプレート用ウェハ200を上記第1エッチング工程と同様の方法で誘導結合型プラズマエッチング装置によりエッチングする(第2エッチング工程)。ノズルプレート用ウェハ200を大径部21bと同一の深さだけエッチングすることにより、開口部208に対応する部分に、小径部21a及び大径部21bからなるノズル21が形成されると共に、開口部209に対応する領域にインク供給路23が形成される。また同時に、溝部207がさらに深く形成される。
次いで、図7(c)に示すように、ノズルプレート用ウェハ200表面の酸化膜201をフッ酸水溶液によって、一旦全て剥離させる。次に、図8(a)に示すように、ノズルプレート用ウェハ200を熱酸化し、ノズル21内等を含む全表面に、再び酸化膜211を形成する。
次に、図8(b)に示すように、ノズルプレート用ウェハ200のインク供給路23とは反対側の面、すなわち、ノズル面側の酸化膜211を、例えば、フッ化アンモニウム等によってエッチングすることにより、ノズル段差部22及び露出孔24が形成される領域に開口部212,213を形成する。そして、図8(c)に示すように、この酸化膜211をマスクとしてノズルプレート用ウェハ200を、例えば、水酸化カリウム溶液(KOH)等によって異方性ウェットエッチングすることにより、ノズル段差部22を形成すると共に、露出孔24を実質的に貫通させる。なお、本実施形態では、ノズル段差部22をウェットエッチングにより形成するようにしたが、これに限定されず、例えば、ドライエッチングによって、あるいはウェットエッチングとドライエッチングとを併用して形成するようにしてもよい。
そして、このようにノズル段差部22等を形成した後は、図8(d)に示すように、ノズルプレート用ウェハ200表面の酸化膜211を、フッ酸水溶液等によって完全に剥離させる。これによって、ノズル21がノズル段差部22内に開口すると共に、露出孔24が完全に貫通される。なお、その後は、図示しないが、ノズルプレート用ウェハ200を、再び熱酸化してノズル21等の内面にインク保護膜となる酸化膜を形成して、ダイシング等により所定の大きさに切断することによってノズルプレート20が形成される。
以上本発明の一実施形態について説明したが、勿論、本発明はこのような実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態では、静電駆動方式のインクジェット式記録ヘッドを一例として本発明を説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、圧電素子の変位によってインク滴を吐出させる方式、あるいは、発熱素子等によってインクを加熱することでインク滴を吐出させる方式等、あらゆる方式のインクジェット式記録ヘッドに採用することができる。また、勿論、本発明は、インク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドだけでなく、他のあらゆる液滴を吐出する液体噴射ヘッドにも採用することができる。他の液体噴射ヘッドとしては、例えば、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレー、FED(面発光ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等が挙げられる。
実施形態1に係るシリコン基板の加工方法を示す断面図である。 実施形態1に係るシリコン基板の加工方法を示す断面図である。 実施形態2に係る記録ヘッドの概略斜視図である。 実施形態2に係る記録ヘッドの断面図である。 実施形態2に係る記録ヘッドの製造工程を示す断面図である。 実施形態2に係る記録ヘッドの製造工程を示す要部拡大断面図である。 実施形態2に係る記録ヘッドの製造工程を示す断面図である。 実施形態2に係る記録ヘッドの製造工程を示す断面図である。
符号の説明
10 キャビティ基板、 11 圧力発生室、 12 共通インク室、 14 貫通孔、 15 振動板、 20 ノズルプレート、 21 ノズル、 21a,350a 小径部、 21b,350b 大径部、 22 ノズル段差部、 23 インク供給路、 24 露出孔、 25 撥水撥油膜、 30 電極基板、 33 個別電極、 300,400 シリコン基板、 301,401 保護膜、 350,450 凹部、 304 異物

Claims (8)

  1. 所定形状の第1のパターンを有する保護膜をシリコン基板上に形成する保護膜形成工程と、前記第1のパターンを有する保護膜をマスクとして誘導結合型プラズマエッチング装置により前記シリコン基板をドライエッチングする第1エッチング工程と、第1エッチング工程後に前記第1のパターンを有する保護膜の少なくとも一部を除去して第2のパターンを有する保護膜とする保護膜除去工程と、前記第2のパターンを有する保護膜をマスクとして誘導結合型プラズマエッチング装置により前記シリコン基板をドライエッチングする第2エッチング工程により、前記シリコン基板に深さが異なる凹部を形成するシリコン基板の加工方法であって、
    前記第1エッチング工程と第2エッチング工程との間に、少なくとも前記第1エッチング工程でエッチングした領域を酸とアルカリとの混合液で洗浄する洗浄工程を有することを特徴とするシリコン基板の加工方法。
  2. 前記洗浄工程の後、前記保護膜除去工程を行うことを特徴とする請求項1に記載のシリコン基板の加工方法。
  3. 前記洗浄工程が、10分以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載のシリコン基板の加工方法。
  4. 前記深さが異なる凹部が連通して断面が階段形状の凹部を形成することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のシリコン基板の加工方法。
  5. 前記第1エッチング工程が、SF、CF及びNFからなる群から選択される少なくとも一種のガスを用いてエッチングする工程と、このエッチングした領域の側壁にC、C及びCHFからなる群から選択される少なくとも一種のガスを用いてフッ素化合物のポリマーを形成する工程とを繰り返すことにより前記シリコン基板を異方性エッチングするものであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のシリコン基板の加工方法。
  6. 前記酸が過酸化水素で、前記アルカリがアンモニアであることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のシリコン基板の加工方法。
  7. 所定形状の第1のパターンを有する保護膜をシリコン単結晶基板上に形成する保護膜形成工程と、前記第1のパターンを有する保護膜をマスクとして誘導結合型プラズマエッチング装置により前記シリコン単結晶基板をドライエッチングする第1エッチング工程と、第1エッチング工程後に前記第1のパターンを有する保護膜の少なくとも一部を除去して第2のパターンを有する保護膜とする保護膜除去工程と、前記第2のパターンを有する保護膜をマスクとして誘導結合型プラズマにより前記シリコン単結晶基板をドライエッチングする第2エッチング工程により前記シリコン単結晶基板に深さが異なる凹部を有するノズルを形成するに際し、
    前記第1エッチング工程と第2エッチング工程との間に、少なくとも前記第1エッチング工程でエッチングした領域を酸とアルカリとの混合液で洗浄する洗浄工程を有することを特徴とするノズルプレートの製造方法。
  8. 前記ノズルプレートが、前記ノズルに連通する圧力発生室が形成された流路形成基板と前記圧力発生室に液滴吐出のための圧力を付与する圧力発生手段とを具備する液体噴射ヘッドに用いられるものであることを特徴とする請求項7に記載のノズルプレートの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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