JP2007229128A - ナースコールシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】呼出情報、内部エラー情報、患者情報等の通信データログを廊下灯に記憶および表示することにより、通信データログに異常が発生した場合における異常発生源の推定を廊下灯にて容易に行い、迅速な対応を可能にする。
【解決手段】廊下灯ラインL2上を伝送される呼出情報、内部エラー情報、患者情報等の通信データログを廊下灯20a、20b、・・・のメモリ202に記憶し、必要に応じて表示部200の画面上に表示させる。また、廊下灯ライン上を伝送される呼出情報、内部エラー情報、患者情報等の通信データログを、通信時刻とともに廊下灯のメモリに記憶させ、必要に応じて表示部の画面上に表示させるにあたって、この通信時刻は、ナースコール親機30のリアルタイムクロックにて計時されている時刻と整合性がとられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、病院や老人福祉施設等に設置されるナースコールシステムに係り、特に、呼出情報、内部エラー情報、患者情報等の通信データログを廊下灯に記憶および表示することができるナースコールシステムに関する。
従来から、インターホンシステムを設置、施工した後に発生する接続ミス、ソフトウェアのバグ、異常な動作等のエラーの解析を迅速に行うことができる集合住宅インターホンシステムが開示されている(例えば、特許文献1を参照。)。
この集合住宅インターホンシステムによれば、制御機のCPUにて検出されたエラーログ、例えば、集合玄関機、管理室親機、居室機との通信エラー、制御機内部の処理エラーを、ネットワークを介して集合住宅の防犯/安全を管理する業者等に設置される遠隔監視サーバーパソコンへ送信し、エラーログに対応した異常種別を解析し表示させることにより、集合住宅の防犯/安全を管理する業者等は、遠隔に居るにも拘わらず、エラーの具体的な内容およびエラーが発生した当該インターホンシステムが設置された集合住宅を正確に把握することができ、迅速な対応が可能となる。
特開2002−314697号公報(段落番号「0014」乃至「0029」、第1図)
背景技術に記載した特許文献1の集合住宅インターホンシステムが有する接続ミス、ソフトウェアのバグ、異常な動作等のエラーの解析技術を、病院や老人福祉施設等に設置されるナースコールシステムに適用するにあたり、データ信号線は、病室内の各種機器等によるノイズ、配線ミス等でデータエラーが低い頻度で稀に発生するため、このデータエラーを確認するために当該データをログとして時系列的に記録している。
しかしながら、データエラーを検出/確認する手段は親機のみに備えられているため、この親機が設置されるナースセンター内に在室中の看護師以外の保守業者等は、その確認作業に煩雑さを有するばかりでなく、親機にて受信できなかったデータはログに一切残らないため、データエラーの発生源を特定することが非常に困難であった。
本発明は、この難点を解消するためになされたもので、呼出情報、内部エラー情報、患者情報等の通信データログを廊下灯に記憶および表示することにより、通信データログに異常が発生した場合における異常発生源の推定を廊下灯にて容易に行い、迅速な対応を可能にしたナースコールシステムを提供することを目的としている。
前述の目的を達成するため、本発明の第1の態様であるナースコールシステムは、病院や老人福祉施設等の各病床に設置される被介護者が看護者を呼び出すためのベッド子機と、ベッド子機に接続され、被介護者が看護者との間で通話を成立させるためのマイクおよびスピーカを有するプレート子機と、子機ラインを経由してプレート子機に接続され、ベッド子機からの呼び出しを看護者に報知するための表示部を有する廊下灯と、廊下灯に廊下灯ラインを経由して接続されベッド子機からの呼び出しを確認した看護者が応答して被介護者との間で通話を成立させるための通話部を有するナースコール親機とを設けたものである。廊下灯は、廊下灯ライン上を伝送される呼出情報、内部エラー情報、患者情報等の通信データログを記憶するためのメモリと、メモリに記憶された通信データログを表示部に表示させるためのCPUとを備えたものである。
また、本発明の第2の態様であるナースコールシステムは、本発明の第1の態様において、廊下灯は、通信データログとともに通信時刻を表示部に表示させるためのCPUを備えたものである。ナースコール親機は、通信時刻を調整する時刻調整信号を生成し、廊下灯ラインを経由して廊下灯に送信するためのリアルタイムクロックを備えたものである。
本発明のナースコールシステムによれば、廊下灯ライン上を伝送される呼出情報、内部エラー情報、患者情報等の通信データログを廊下灯のメモリに記憶し、必要に応じて表示部の画面上に表示させることにより、この通信データログに異常が発生した場合における異常発生源の推定を廊下灯にて容易に行うことができ、保守業者等による迅速な対応が可能となる。
また、本発明のナースコールシステムによれば、廊下灯ライン上を伝送される呼出情報、内部エラー情報、患者情報等の通信データログを、通信時刻とともに廊下灯のメモリに記憶させ、必要に応じて表示部の画面上に表示させるにあたって、この通信時刻は、ナースコール親機のリアルタイムクロックにて計時されている時刻と整合性がとられているため、保守業者等は、廊下灯のメモリに記憶されている通信データログと親機に記憶されている通信データログとを時刻によって比較/参照するため、異常発生源をより正確に推定でき、迅速な対応が可能となる。
以下、本発明のナースコールシステムを適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例によるナースコールシステムの全体構成を示すシステム説明図である。
図1に示すナースコールシステムは、病院や老人福祉施設等に設置されるものである。このナースコールシステムには、病室A、B、・・・内の各病床にそれぞれ設置され被介護者、例えば、患者が、看護者、例えば、ナースセンター内に在室中の看護師を呼び出すにあたり、通常のナースコール呼び出し、トイレ介助を求めるトイレ呼び出し、点滴終了を知らせる呼び出し等、呼出種別毎で異なる呼出操作を行うためのベッド子機、ここでは、病室A、B、・・・毎4台ずつのベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・と、病室A、B、・・・内の各病床の所定の場所、例えば、壁面にそれぞれ設置され、ベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・からの呼び出しを呼出種別毎で検出し、検出された旨の呼出信号を生成するとともに、患者が看護師との間で通話を成立させるためのプレート子機11a〜14a、11b〜14b、・・・と、病室A、B、・・・毎、当該病室の出入口の周囲近傍にそれぞれ設置され、子機ラインL1a、L1b、・・・を経由して接続(渡り配線接続)されたプレート子機11a〜14a、11b〜14b、・・・から伝送されてくる呼出信号をもとに、ベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・からの呼び出し、すなわち、患者からの呼び出しを看護師に報知するための廊下灯20a、20b、・・・と、ナースセンター内に設置され、廊下灯ラインL2を経由して接続(渡り配線接続)された廊下灯20a、20b、・・・を経由して伝送されてくるプレート子機11a〜14a、11b〜14b、・・・からの呼出信号を受信して呼出報知を行い、この呼出報知を確認した看護師が応答して患者との間で通話を成立させるためのナースコール親機30とが設けられている。
なお、廊下灯20a、20b、・・・に子機ラインL1a、L1b、・・・を経由して接続(渡り配線接続)されるプレート子機は、4台(11a〜14a、11b〜14b、・・・)に限定されるものではなく、最大6台まで設けることができる。また、ナースコール親機30に廊下灯ラインL2を経由して接続(渡り配線接続)される廊下灯についても、最大60台まで設けることができる。
同図において、ベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、呼出ボタン100を有している。この呼出ボタン100は、通常のナースコール呼び出し、トイレ介助を求めるトイレ呼び出し、点滴終了を知らせる呼び出し等、呼出種別毎で異なる呼出操作が、患者によって行われるものである。
また、プレート子機11a〜14a、11b〜14b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、接続端子110、呼出確認灯111、マイク(以下、子機マイクという。)112、スピーカ(以下、子機スピーカという。)113を有している。
このプレート子機11a〜14a、11b〜14b、・・・において、接続端子110は、ベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・を接続(ライン接続)するためのものである。
プレート子機11a〜14a、11b〜14b、・・・の呼出確認灯111は、接続端子110に接続(ライン接続)されたベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・からの呼び出しを、呼出種別毎異なるパターンで表示するためのものである。この呼出確認灯111としては、例えば、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子が好適とされる。
プレート子機11a〜14a、11b〜14b、・・・の子機マイク112および子機スピーカ113は、患者が看護師との間で通話を成立させるにあたり、通話音声(送話音声、受話音声)を入出力するためのものである。
また、廊下灯20a、20b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、表示部(以下、廊下灯表示部という。)200、操作部(以下、廊下灯操作部という。)201を有している。
この廊下灯20a、20b、・・・において、廊下灯表示部200は、ベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・からの呼び出しを、呼出種別毎異なるパターンで表示するとともに、廊下灯ラインL2上を伝送される後述する呼出情報、内部エラー情報、患者情報等の通信データログおよび通信時刻をそれぞれ表示するためのものである。この廊下灯表示部200としては、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の各種のディスプレイが好適とされる。
廊下灯20a、20b、・・・の廊下灯操作部201は、ベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・からの呼び出しを確認した看護師により操作され、当該廊下灯を呼出状態から待受状態に復旧させるとともに、後述するメモリ202に予め記憶されている通信データログを、通信時刻とともに廊下灯表示部200に表示させるためのものである。この廊下灯操作部201としては、例えば、廊下灯表示部200の前面に設けられるタッチパネルやベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・(プレート子機11a〜14a、11b〜14b、・・・)毎にそれぞれ割り当てられた複数個の操作ボタン等が好適とされる。
さらに、ナースコール親機30は、表示部(以下、親機表示部という。)300、スピーカ(以下、親機スピーカという。)301、マイク(以下、親機マイクという。)302、操作部(以下、親機操作部という。)303、送受話器304を有している。
このナースコール親機30において、親機表示部300は、ベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・からの呼び出しを、呼出種別毎異なるパターンで表示するためのものである。この親機表示部300としては、例えば、LCD、有機ELディスプレイ等の各種のディスプレイや、べッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・(プレート子機11a〜14a、11b〜14b、・・・)毎にそれぞれ割り当てられた複数個のLED等の発光素子が好適とされる。
ナースコール親機30の親機スピーカ301は、ベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・からの呼び出しを、呼出種別毎異なるパターンの呼出音や音声メッセージ等を放音させて呼出報知を行うとともに、この呼び出しに応答した看護師により通話が成立されているときに患者の通話音声(受話音声)が出力されるものである。
ナースコール親機30の親機マイク302は、ベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・からの呼び出しに応答した看護師により通話が成立されているときに当該看護師の通話音声(送話音声)が入力されるものである。
ナースコール親機30の親機操作部303は、親機スピーカ301および親機マイク302を使用した通話(拡声通話)を成立させるにあたり、看護師が応答操作を行うとともに、後述するリアルタイムクロック306にて計時されている時刻の調整操作を行うためのものである。この親機操作部303としては、例えば、親機表示部300の前面に設けられるタッチパネルやベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・(プレート子機11a〜14a、11b〜14b、・・・)毎にそれぞれ割り当てられた複数個の操作ボタン等が好適とされる。
ナースコール親機30の送受話器304は、前述の親機スピーカ301および親機マイク302を使用した通話(拡声通話)とは異なる手段で、ベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・からの呼び出しに応答した看護師により通話が成立されているときに当該看護師の通話音声(送話音声)および患者の通話音声(受話音声)が入出力されるものである。
図2は、プレート子機11a〜14a、11b〜14b、・・・の具体的な構成を示すブロック図である。また、図3は、廊下灯20a、20b、・・・の具体的な構成を示すブロック図である。さらに、図4は、ナースコール親機30の具体的な構成を示すブロック図である。
図2に示すプレート子機11a〜14a、11b〜14b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、前述の接続端子110、呼出確認灯111、子機マイク112および子機スピーカ113と、音声コーデック(以下、子機音声コーデックという。)114と、増幅器115と、信号送受信回路(以下、子機信号送受信回路という。)116と、CPU(Central Processing Unit、以下、子機CPUという。)117とが備えられている。
このプレート子機11a〜14a、11b〜14b、・・・において、子機音声コーデック114は、子機マイク112に入力された通話音声(送話音声)であり電気信号に信号処理されたアナログ音声信号をアナログ/デジタル変換するとともに、子機信号送受信回路116を経由して伝送されてくるデジタル音声信号をデジタル/アナログ変換して増幅器115に送出するためのものである。
プレート子機11a〜14a、11b〜14b、・・・の増幅器115は、子機音声コーデック114を経由してデジタル/アナログ変換されたアナログ音声信号を増幅して子機スピーカ113に送出するためのものである。
プレート子機11a〜14a、11b〜14b、・・・の子機信号送受信回路116は、子機ラインL1a、L1b、・・・および子機音声コーデック114の間の信号伝送路(通話路)、子機ラインL1a、L1b、・・・および子機CPU117の間の信号伝送路をそれぞれ形成するためのものである。
プレート子機11a〜14a、11b〜14b、・・・の子機CPU117は、当該プレート子機の構成各部/回路をそれぞれ制御するにあたり、例えば、呼出確認灯111への点滅/点灯/消灯制御、子機音声コーデック114への駆動制御、増幅器115への利得制御等を行うためのものである。
図3に示す廊下灯20a、20b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、前述の廊下灯表示部200および廊下灯操作部201と、メモリ(以下、廊下灯メモリという。)202と、2つの信号送受信回路(以下、それぞれ子機側廊下灯信号送受信回路、親機側廊下灯送受信回路という。)203、204と、CPU(以下、廊下灯CPUという。)205とが備えられている。
この廊下灯20a、20b、・・・において、廊下灯メモリ202は、廊下灯ラインL2上を伝送される後述する呼出情報、内部エラー情報、患者情報等の通信データログを通信時刻に割り当てて記憶するためのものである。また、廊下灯メモリ202としては、例えば、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の各種の記憶媒体が好適とされる。
廊下灯20a、20b、・・・の子機側廊下灯信号送受信回路203は、子機ラインL1a、L1b、・・・および廊下灯CPU205の間の信号伝送路を形成するためのものである。
廊下灯20a、20b、・・・の親機側廊下灯信号送受信回路204は、廊下灯ラインL2および廊下灯CPU205の間の信号伝送路を形成するためのものである。
廊下灯20a、20b、・・・の廊下灯CPU205は、当該廊下灯の構成各部/回路をそれぞれ制御するにあたり、例えば、廊下灯表示部200への呼出報知および表示制御、廊下灯操作部201の操作検出、廊下灯メモリ202への記憶(書き込み)/読出制御等を行うためのものである。
図4に示すナースコール親機30には、前述の親機表示部300、親機スピーカ301、親機マイク302、親機操作部303および送受話器304と、音声コーデック(以下、親機音声コーデックという。)305と、リアルタイムクロック306と、メモリ(以下、親機メモリという。)307と、信号送受信回路(以下、親機信号送受信回路という。)308と、CPU(以下、親機CPUという。)309とが備えられている。
このナースコール親機30において、親機音声コーデック305は、親機マイク302または送受話器304のマイク304aに入力された通話音声(送話音声)であり電気信号に信号処理されたアナログ音声信号をアナログ/デジタル変換するとともに、親機信号送受信回路308を経由して伝送されてくるデジタル音声信号をデジタル/アナログ変換して親機スピーカ301または送受話器304のレシーバ304bに送出するためのものである。
ナースコール親機30のリアルタイムクロック306は、廊下灯20a、20b、・・・の廊下灯表示部200に表示させる通信時刻を調整する時刻調整信号を生成し、廊下灯ラインL2を経由して当該廊下灯に送信するためのものである。
ナースコール親機30の親機メモリ307は、廊下灯20a、20b、・・・の廊下灯メモリ202と同様、廊下灯ラインL2上を伝送される後述する呼出情報、内部エラー情報、患者情報等の通信データログを通信時刻に割り当てて記憶するためのものである。また、親機メモリ307としては、例えば、RAM、EEPROM等の各種の記憶媒体が好適とされる。
ナースコール親機30の親機信号送受信回路308は、廊下灯ラインL2および親機音声コーデック305の間の信号伝送路(通話路)、廊下灯ラインL2および親機CPU309の間の信号伝送路をそれぞれ形成するためのものである。
ナースコール親機30の親機CPU309は、当該ナースコール親機の構成各部/回路をそれぞれ制御するにあたり、例えば、親機表示部300および親機スピーカ301への呼出報知制御、親機操作部303の操作検出、送受話器304の取り上げの有/無の検出、親機音声コーデック305への駆動制御、リアルタイムクロック306にて計時されている時刻検出および時刻調整、親機メモリ307への記憶(書き込み)/読出制御等を行うためのものである。
このように構成された本発明の実施例によるナースコールシステムにおいて、以下、具体的な動作について説明する。
図1に示す病院や老人福祉施設等の病室A、B、・・・内の各病床に居る患者のうち、ここでは、病室A内でプレート子機11aが壁面に設置されている病床の患者が、ナースセンター内に在室中の看護師を呼び出すにあたり、ベッド子機1aの呼出ボタン100を使用して、通常のナースコール呼び出しのために所定の呼出操作を行うと、このベッド子機1aが接続端子110に接続(ライン接続)されている図2に示すプレート子機11aの子機CPU117は、通常のナースコール呼び出しがある旨の呼出種別および自プレート子機に予め割り当てられている子機IDを付加させた呼出信号を生成する。この呼出信号は、子機ラインL1aが断線しておらず、さらにはプレート子機11aの信号送信動作および廊下灯20aの信号受信/検出動作がそれぞれ正常である場合、子機CPU117から子機信号送受信回路116、子機ラインL1a、図3に示す廊下灯20aの子機側廊下灯信号送受信回路203を経由して廊下灯CPU205に伝送される。
一方、プレート子機11aの接続端子110からのベッド子機1aの脱落、子機ラインL1aの断線、プレート子機11aの呼出検出/信号送信動作の故障、廊下灯20aの信号受信/検出動作の故障のうち少なくとも何れか1のエラー(動作エラー)により異常が発生している場合には、廊下灯20aの廊下灯CPU205に呼出信号が伝送されることはない。
ここで、子機ラインL1aが断線しておらず、さらにはプレート子機11aの信号送信動作および廊下灯20aの信号受信/検出動作がそれぞれ正常である場合、廊下灯20aの廊下灯CPU205は、プレート子機11aの子機CPU117から伝送されてきた呼出信号に付加されている呼出種別および子機IDをもとに、ベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがあることを検出し、その旨の呼出報知について廊下灯表示部200を使用して行うことができる。
具体的な呼出報知としては、例えば、ベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しある旨の文字メッセージや絵データ等が、当該呼出信号を検出した通信時刻とともに廊下灯20aの廊下灯表示部200の画面上に表示される。
また、廊下灯20aの廊下灯CPU205は、ベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがある旨の呼出情報の通信データログを、通信時刻に割り当てて廊下灯メモリ202に記憶することができる。
一方、子機ラインL1aの断線、プレート子機11aの呼出検出/信号送信動作の故障および廊下灯20aの信号受信/検出動作の故障のうち少なくとも何れか1のエラー(動作エラー)により異常が発生している場合、廊下灯20aの廊下灯CPU205は、呼出信号を(正常に)受信できず、ベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがある旨の呼出情報の通信データログが、廊下灯メモリ202に記憶されることはない。
前述までの説明から明らかなように、呼出情報の通信データログが廊下灯20aの廊下灯メモリ202に何ら記憶されていないとき、保守業者等が廊下灯操作部201を使用して所定の読出操作を行うと、この読出操作を検出した廊下灯CPU205により制御される廊下灯表示部200の画面上には何らデータ表示されないため、これを確認した保守業者等は、ナースコール親機30の親機メモリ307に予め記憶されている通信データログと比較/参照することにより、子機ラインL1aの断線、プレート子機11aの呼出検出/信号送信動作の故障および廊下灯20aの信号受信/検出動作の故障のうち少なくとも何れか1のエラー(動作エラー)により異常が発生していることを容易に推定でき、迅速な対応が可能となる。
次に、廊下灯ラインL2が断線しておらず、さらには廊下灯20aの信号送信動作、他の廊下灯20b、・・・の信号受信/検出動作およびナースコール親機30の信号受信/検出動作がそれぞれ正常な場合、廊下灯20aの廊下灯CPU205は、プレート子機11aの子機CPU117から伝送されてきた呼出信号を、親機側廊下灯送受信回路204、廊下灯ラインL2、図4に示すナースコール親機30の親機信号送受信回路308を経由して親機CPU309に転送するとともに、親機側廊下灯送受信回路204、廊下灯ラインL2を経由して廊下灯20aを除く他の廊下灯20b、・・・の親機側廊下灯信号送受信回路204を経由して廊下灯CPU205にそれぞれ転送することができる。
なお、廊下灯20aを除く他の廊下灯20b、・・・の廊下灯CPU205では、それぞれ伝送されてきた呼出信号を有効なデータ信号とは判断しないことから、廊下灯20aの廊下灯表示部200のような呼出報知は行われない。
一方、廊下灯ラインL2の断線、廊下灯20aの信号送信動作の故障およびナースコール親機30の信号受信/検出動作の故障のうち少なくとも何れか1のエラー(動作エラー)により異常が発生している場合には、ナースコール親機30の親機信号送受信回路308に呼出信号が伝送されることはない。
ここで、廊下灯ラインL2が断線しておらず、さらには廊下灯20aの信号送信動作およびナースコール親機30の信号受信/検出動作がそれぞれ正常な場合、ナースコール親機30の親機CPU309は、プレート子機11aの子機CPU117から伝送されてきた呼出信号に付加されている呼出種別および子機IDをもとに、ベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがあることを正常に検出し、その旨の呼出報知について親機表示部300および親機スピーカ301をそれぞれ使用して行うことができる。また、ナースコール親機30の親機CPU309は、ベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがある旨の呼出情報の通信データログを、通信時刻に割り当てて親機メモリ307に記憶することができる。
具体的な呼出報知としては、例えば、ナースコール親機30の親機表示部300を構成する複数個のLEDのうち呼出元のベッド子機1a(プレート子機11a)に予め割り当てられているLEDが通常のナースコール呼び出しを示す所定のパターンで点滅/点灯されるとともに、親機スピーカ301から所定のパターンの呼出音や音声メッセージ等が放音される。
なお、ナースコール親機30の親機表示部300として、例えば、LCDや有機ELディスプレイ等の各種のディスプレイが適用されている場合には、その画面上にベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがある旨の文字メッセージや絵データ等が表示される。
次に、ベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがあることを正常に検出できたナースコール親機30の親機CPU309は、プレート子機11aの呼出確認灯111を所定のパターンで点滅/点灯させるためのデータ信号として、プレート子機11aに予め割り当てられている子機IDおよび廊下灯20aに予め割り当てられている廊下灯IDを付加させた呼出確認信号を生成する。この呼出確認信号は、廊下灯ラインL2が断線しておらず、さらにはナースコール親機30の信号送信動作および廊下灯20a、20b、・・・の信号受信/検出動作がそれぞれ正常な場合、親機CPU309から親機信号送受信回路308、廊下灯ラインL2、廊下灯20a、20b、・・・の親機側廊下灯信号送受信回路204を経由して廊下灯CPU205にそれぞれ伝送される。また、ナースコール親機30の親機CPU309は、ベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがある旨の呼出情報の通信データログを、通信時刻に割り当てて親機メモリ307に記憶することができる。
一方、廊下灯ラインL2の断線、ナースコール親機30の信号送信動作の故障および廊下灯20a、20b、・・・の信号受信/検出動作の故障のうち少なくとも何れか1のエラー(動作エラー)により異常が発生している場合には、廊下灯20a、20b、・・・の廊下灯CPU205にそれぞれ呼出確認信号が伝送されることはないが、親機メモリ307には、ベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがある旨の呼出情報の通信データログが記憶されている。
ここで、廊下灯ラインL2が断線しておらず、さらにはナースコール親機30の信号送信動作および廊下灯20a、20b、・・・の信号受信/検出動作がそれぞれ正常な場合、廊下灯20a、20b、・・・の廊下灯CPU205は、それぞれナースコール親機30の親機CPU309から伝送されてきた呼出確認信号に付加されている廊下灯IDと自廊下灯に予め割り当てられている廊下灯IDとを照合する。ここでは、廊下灯20aの廊下灯CPU205のみ廊下灯IDが一致し、ベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがナースコール親機30の親機CPU309にて正常に呼出検出された旨の文字メッセージや絵データ等を、当該呼出確認信号を検出した通信時刻とともに廊下灯表示部200の画面上に表示させることができる。
また、廊下灯20aの廊下灯CPU205は、ベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがナースコール親機30の親機CPU309にて正常に検出(呼出検出)された旨の呼出確認情報の通信データログを、通信時刻に割り当てて廊下灯メモリ202に記憶することができる。
さらに、廊下灯20aの廊下灯CPU205は、子機ラインL1aが断線しておらず、さらには廊下灯20aの信号送信動作およびプレート子機11a〜14aの信号受信/検出動作がそれぞれ正常な場合、ナースコール親機30の親機CPU309から伝送されてきた呼出確認信号を、子機側廊下灯信号送受信回路203、子機ラインL1a、プレート子機11a〜14aの子機信号送受信回路116を経由して子機CPU117にそれぞれ転送することができる。
プレート子機11a〜14aの子機CPU117は、それぞれナースコール親機30の親機CPU309から伝送されてきた呼出確認信号に付加されている子機IDと自プレート子機に予め割り当てられている子機IDとを照合する。ここでは、プレート子機11aの子機CPU117のみ子機IDが一致し、呼出確認灯111が所定のパターンで点滅/点灯される。この点滅/点灯により、ベッド子機1aの呼出ボタン100を使用して呼出操作を行った患者は、通常のナースコール呼び出しがナースコール親機30にて正常に呼出検出され、呼出報知が行われたことを容易に確認することができる。
なお、子機ラインL1aの断線、廊下灯20aの信号送信動作の故障およびプレート子機11a〜14aの信号受信/検出動作の故障のうち少なくとも何れか1のエラー(動作エラー)により異常が発生している場合には、プレート子機11a〜14aの子機CPU117にそれぞれ呼出確認信号が転送されることはない。
一方、廊下灯ラインL2の断線、ナースコール親機30の信号送信動作の故障および廊下灯20a、20b、・・・の信号受信/検出動作の故障のうち少なくとも何れか1のエラー(動作エラー)により異常が発生している場合、ナースコール親機30の親機CPU309は、プレート子機11aの子機CPU117から伝送されてくるべき呼出信号を(正常に)検出できない。
また、廊下灯20aの廊下灯CPU205では、プレート子機11aの子機CPU117から伝送されてきた呼出信号を検出した時点より所定の時間が経過した後においても、ナースコール親機30の親機CPU309から伝送されてくるべき呼出確認信号を受信できず、ベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しが親機CPU309にて正常に検出(呼出検出)された旨の呼出確認情報の通信データログが、廊下灯メモリ202に記憶されることはない。
前述までの説明から明らかなように、呼出確認情報の通信データログが廊下灯20aの廊下灯メモリ202に何ら記憶されていないにも拘わらず、前述の呼出情報の通信データログが予め記憶されているとき、保守業者等が廊下灯操作部201を使用して所定の読出操作を行うと、この読出操作を検出した廊下灯CPU205により制御される廊下灯表示部200の画面上には、呼出情報の通信データログのみが所定のフォーマット、例えば、色彩の強調やその表示が拡大されたフォーマットの文字メッセージや絵データ等で通信時刻とともに表示される。これを確認した保守業者等は、ナースコール親機30の親機メモリ307に予め記憶されている通信データログと比較/参照することにより、廊下灯ラインL2の断線、廊下灯20aの信号送信動作の故障およびナースコール親機30の信号受信/検出動作の故障のうち少なくとも何れか1のエラー(動作エラー)により異常が発生していることを容易に推定でき、迅速な対応が可能となる。
次に、ベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがあることを確認したナースセンター内に在室中の看護師が親機操作部303を使用して所定の応答操作を行う、または送受話器304を取り上げる、ここでは、親機操作部303を使用して所定の応答操作を行うと、この応答操作を検出した親機CPU309により親機音声コーデック305が能動となるように制御され、親機マイク302から親機音声コーデック305を経由して親機信号送受信回路308への信号伝送路(通話路)と、親機信号送受信回路308から親機音声コーデック305を経由して親機スピーカ301への信号伝送路(通話路)とがそれぞれ形成される。
また、ナースコール親機30の親機CPU309は、ベッド子機1aを使用して通常のナースコール呼び出しを行った患者との間で通話が可能な通話状態である旨の報知について、親機表示部300を使用して行うことができる。
具体的な報知としては、例えば、ナースコール親機30の親機表示部300を構成する複数個のLEDのうち呼出元のベッド子機1a(プレート子機11a)に予め割り当てられているLEDを通常のナースコール呼び出しを示す所定のパターンから通話状態を示す所定のパターンの点滅/点灯へと切り替える。
なお、ナースコール親機30の親機表示部300として、例えば、LCDや有機ELディスプレイの各種のディスプレイが適用されている場合には、その画面上に予め表示されているベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがある旨の文字メッセージや絵データ等が消去され、通話状態である旨の文字メッセージや絵データ等が表示される。
さらに、ナースコール親機30の親機CPU309は、プレート子機11aの通話機能を能動に制御するためのデータ信号として、プレート子機11aに予め割り当てられている子機IDおよび廊下灯20aに予め割り当てられている廊下灯IDを付加させた通話開始信号を生成する。この通話開始信号は、廊下灯ラインL2が断線しておらず、さらにはナースコール親機30の信号送信動作および廊下灯20a、20b、・・・の信号受信/検出動作がそれぞれ正常な場合、前述の呼出確認信号と同一の信号伝送路を経由して廊下灯20a、20b、・・・の廊下灯CPU205にそれぞれ伝送される。また、ナースコール親機30の親機CPU309は、ベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがある旨の呼出情報の通信データログを、通信時刻に割り当てて親機メモリ307に記憶することができる。
一方、廊下灯ラインL2の断線、ナースコール親機30の信号送信動作の故障および廊下灯20a、20b、・・・の信号受信/検出動作の故障のうち少なくとも何れか1のエラー(動作エラー)により異常が発生している場合には、廊下灯20a、20b、・・・の廊下灯CPU205にそれぞれ通話開始信号が伝送されることはないが、親機メモリ307には、ベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがある旨の呼出情報の通信データログが記憶されている。
ここで、廊下灯ラインL2が断線しておらず、さらにはナースコール親機30の信号送信動作および廊下灯20a、20b、・・・の信号受信/検出動作がそれぞれ正常な場合、廊下灯20a、20b、・・・の廊下灯CPU205は、それぞれナースコール親機30の親機CPU309から伝送されてきた通話開始信号に付加されている廊下灯IDと自廊下灯に予め割り当てられている廊下灯IDとを照合する。ここでは、廊下灯20aの廊下灯CPU205のみ廊下灯IDが一致し、ベッド子機1aを使用して呼出操作を行った患者とナースセンター内に在室中の看護師との間で成立される通話が開始された通話状態である旨の通話開始情報の通信データログを通信時刻に割り当てて廊下灯メモリ202に記憶することができる。
さらに、廊下灯20aの廊下灯CPU205は、子機ラインL1aが断線しておらず、さらには廊下灯20aの信号送信動作およびプレート子機11a〜14aの信号受信/検出動作がそれぞれ正常な場合、ナースコール親機30の親機CPU309から伝送されてきた通話開始信号を、子機側廊下灯信号送受信回路203、子機ラインL1a、プレート子機11a〜14aの子機信号送受信回路116を経由して子機CPU117にそれぞれ転送することができる。
プレート子機11a〜14aの子機CPU117は、それぞれナースコール親機30の親機CPU309から伝送されてきた通話開始信号に付加されている子機IDと自プレート子機に予め割り当てられている子機IDとを照合する。ここでは、プレート子機11aの子機CPU117のみ子機IDが一致する。この子機CPU117は、子機音声コーデック114および増幅器115がそれぞれ能動となるように制御し、子機マイク112から子機音声コーデック114を経由して子機信号送受信回路116への信号伝送路(通話路)と、子機信号送受信回路116から子機音声コーデック114、増幅器115を経由して子機スピーカ113への信号伝送路(通話路)とがそれぞれ形成される。
また、プレート子機11aの子機CPU117は、呼出確認灯111を所定のパターンで点滅/点灯させることにより、ベッド子機1aを使用して呼出操作を行った患者は、ナースセンター内に在室中の看護師との間で通話が開始された通話状態である旨を容易に確認することができる。
さらに、前述のようなナースコール親機30の親機CPU309およびプレート子機11aの子機CPU117の制御により、ナースセンター内に在室中の看護師が使用する親機マイク302から親機音声コーデック305、親機信号送受信回路308、廊下灯ラインL2、廊下灯20aの親機側廊下灯信号送受信回路204、廊下灯CPU205、子機側廊下灯信号送受信回路203、子機ラインL1a、プレート子機11aの子機信号送受信回路116、子機音声コーデック114、増幅器115を経由して子機スピーカ113までの信号伝送路(通話路)と、ベッド子機1aを使用して通常のナースコール呼び出しを行った患者が使用する子機マイク112から子機音声コーデック114、子機信号送受信回路116、子機ラインL1a、廊下灯20aの子機側廊下灯信号送受信回路203、廊下灯CPU205、親機側廊下灯信号送受信回路204、廊下灯ラインL2、ナースコール親機30の親機信号送受信回路308、親機音声コーデック305を経由して親機スピーカ301までの信号伝送路(通話路)とがそれぞれ形成されることから、形成された通話路を経由して音声信号(アナログ音声信号、デジタル音声信号)を送受信させることで通話が成立する。
なお、子機ラインL1aの断線、廊下灯20aの信号送信動作の故障およびプレート子機11a〜14aの信号受信/検出動作の故障のうち少なくとも何れか1のエラー(動作エラー)により異常が発生している場合には、プレート子機11a〜14aの子機CPU117にそれぞれ通話開始信号が転送されることはない。これにより、プレート子機11aの子機CPU117による呼出確認灯111への通話状態表示の制御、子機音声コーデック114および増幅器115への通話路形成の制御が行われないことになる。
一方、廊下灯ラインL2の断線、ナースコール親機30の信号送信動作の故障および廊下灯20a、20b、・・・の信号受信/検出動作の故障のうち少なくとも何れか1のエラー(動作エラー)により異常が発生している場合、廊下灯20aの廊下灯CPU205は、ナースコール親機30の親機CPU309から伝送されてくるべき通話開始信号を(正常に)受信できず、ベッド子機1aを使用して呼出操作を行った患者とナースセンター内に在室中の看護師との間で成立される通話が開始された通話状態である旨の通話開始情報の通信データログが、廊下灯メモリ202に記憶されることはない。
前述までの説明から明らかなように、通話開始情報の通信データログが廊下灯20aの廊下灯メモリ202に何ら記憶されていないにも拘わらず、前述の呼出情報および呼出検出情報の通信データログが予め記憶されているとき、保守業者等が廊下灯操作部201を使用して所定の読出操作を行うと、この読出操作を検出した廊下灯CPU205により制御される廊下灯表示部200の画面上には、呼出情報および呼出検出情報の各通信データログが所定のフォーマット、例えば、色彩の強調やその表示が拡大されたフォーマットの文字メッセージや絵データ等でそれぞれの通信時刻とともに表示される。これを確認した保守業者等は、ナースコール親機30の親機メモリ307に予め記憶されている通信データログと比較/参照することにより、廊下灯ラインL2の断線、ナースコール親機30の信号送信動作の故障および廊下灯20aの信号受信/検出動作の故障のうち少なくとも何れか1のエラー(動作エラー)により異常が発生していることを容易に推定でき、迅速な対応が可能となる。
次に、ベッド子機1aを使用して通常のナースコール呼び出しを行った患者とナースセンター内に在室中の看護師との間で通話が成立されているとき、当該通話を終了するため、看護師が親機操作部303を使用して所定の終話操作を行うと、この終話操作を検出した親機CPU309により親機音声コーデック305が非能動となるように制御され、親機マイク302から親機音声コーデック305を経由して親機信号送受信回路308への信号伝送路(通話路)と、親機信号送受信回路308から親機音声コーデック305を経由して親機スピーカ301への信号伝送路(通話路)とがそれぞれ遮断される。
また、ナースコール親機30の親機CPU309は、親機表示部300に表示させていた通話状態である旨の表示動作を停止することができる。
さらに、ナースコール親機30の親機CPU309は、プレート子機11aの通話機能が非能動となるように制御するためのデータ信号として、プレート子機11aに予め割り当てられている子機IDおよび廊下灯20aに予め割り当てられている廊下灯IDを付加させた通話終了信号を生成する。この通話終了信号は、廊下灯ラインL2が断線しておらず、さらにはナースコール親機30の信号送信動作および廊下灯20a、20b、・・・の信号受信/検出動作が正常な場合、前述の呼出確認信号および通話開始信号と同一の信号伝送路を経由して廊下灯20a、20b、・・・の廊下灯CPU205にそれぞれ伝送される。また、ナースコール親機30の親機CPU309は、ベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがある旨の呼出情報の通信データログを、通信時刻に割り当てて親機メモリ307に記憶することができる。
一方、廊下灯ラインL2の断線、ナースコール親機30の信号送信動作の故障および廊下灯20a、20b、・・・の信号受信/検出動作の故障のうち少なくとも何れか1のエラー(動作エラー)により異常が発生している場合には、廊下灯20a、20b、・・・の廊下灯CPU205にそれぞれ通話終了信号が伝送されることはない。
ここで、廊下灯ラインL2が断線しておらず、さらにはナースコール親機30の信号送信動作および廊下灯20a、20b、・・・の信号受信/検出動作がそれぞれ正常な場合、廊下灯20a、20b、・・・の廊下灯CPU205は、それぞれナースコール親機30の親機CPU309から伝送されてきた通話終了信号に付加されている廊下灯IDと自廊下灯に予め割り当てられている廊下灯IDとを照合する。ここでは、廊下灯20aの廊下灯CPU205のみ廊下灯IDが一致し、ベッド子機1aを使用して呼出操作を行った患者とナースセンター内に在室中の看護師との間で通話が終了した旨の通話終了情報の通信データログを通信時刻に割り当てて廊下灯メモリ202に記憶することができる。
さらに、廊下灯20aの廊下灯CPU205は、子機ラインL1aが断線しておらず、さらには廊下灯20aの信号送信動作およびプレート子機11a〜14aの信号受信/検出動作がそれぞれ正常な場合、ナースコール親機30の親機CPU309から伝送されてきた通話開始信号を、前述の呼出確認信号および通話開始信号と同一の信号伝送路を経由してプレート子機11a〜14aの子機CPU117にそれぞれ転送することができる。
プレート子機11a〜14aの子機CPU117は、それぞれナースコール親機30の親機CPU309から伝送されてきた通話終了信号に付加されている子機IDと自プレート子機に予め割り当てられている子機IDとを照合する。ここでは、プレート子機11aの子機CPU117のみ子機IDが一致する。この子機CPU117は、子機音声コーデック114および増幅器115がそれぞれ非能動となるように制御し、子機マイク112から子機音声コーデック114を経由して子機信号送受信回路116への信号伝送路(通話路)と、子機信号送受信回路116から子機音声コーデック114から増幅器115を経由して子機スピーカ113への信号伝送路(通話路)をそれぞれ遮断させる。
また、プレート子機11aの子機CPU117は、所定のパターンで点滅/点灯されている呼出確認灯111を消灯させることにより、ベッド子機1aを使用して呼出操作を行った患者は、ナースセンター内に在室中の看護師との間で成立されていた通話が終了したことを容易に確認することができる。
なお、子機ラインL1aの断線、廊下灯20aの信号送信動作の故障およびプレート子機11a〜14aの信号受信/検出動作の故障のうち少なくとも何れか1のエラー(動作エラー)により異常が発生している場合には、プレート子機11a〜14aの子機CPU117にそれぞれ通話終了信号が転送されることはない。これにより、プレート子機11aの子機CPU117による呼出確認灯111への通話終了表示の制御、子機音声コーデック114および増幅器115への通話路遮断の制御が行われないことになる。
一方、廊下灯ラインL2の断線、ナースコール親機30の信号送信動作の故障および廊下灯20a、20b、・・・の信号受信/検出動作の故障のうち少なくとも何れか1のエラー(動作エラー)により異常が発生している場合、廊下灯20aの廊下灯CPU205は、ナースコール親機30の親機CPU309から伝送されてくるべき通話終了信号を正常に受信できず、ベッド子機1aを使用して呼出操作を行った患者とナースセンター内に在室中の看護師との間で成立されていた通話が終了した旨の通話終了情報の通信データログが廊下灯メモリ202に記憶されることはないが、親機メモリ307には、ベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがある旨の呼出情報の通信データログが記憶されている。
前述までの説明から明らかなように、通話終了情報の通信データログが廊下灯20aの廊下灯メモリ202に何ら記憶されていないにも拘わらず、前述の呼出情報、呼出検出情報および通話開始情報の通信データログが予め記憶されているとき、保守業者等が廊下灯操作部201を使用して所定の読出操作を行うと、この読出操作を検出した廊下灯CPU205により制御される廊下灯表示部200の画面上には、呼出情報、呼出検出情報および通話開始情報の各通信データログが所定のフォーマット、例えば、色彩の強調やその表示が拡大されたフォーマットの文字メッセージや絵データ等でそれぞれの通信時刻とともに表示される。これを確認した保守業者等は、ナースコール親機30の親機メモリ307に予め記憶されている通信データログと比較/参照することにより、廊下灯ラインL2の断線、ナースコール親機30の信号送信動作の故障および廊下灯20aの信号受信/検出動作の故障のうち少なくとも何れか1のエラー(動作エラー)により異常が発生していることを容易に推定でき、迅速な対応が可能となる。
なお、前述までの説明によれば、ベッド子機1aを使用した患者からの通常のナースコール呼び出しがあることを確認したナースセンター内に在室中の看護師による応答操作として、親機操作部303にて所定の応答操作が行われた場合について説明したが、この態様に限定されるものではない。すなわち、送受話器304を取り上げるような応答操作が行われた場合であっても同様なアナログ/デジタル変換およびデジタル/アナログ変換を、親機音声コーデック305を経由して行うことができる。
また、前述までの説明によれば、ナースコール親機30の親機CPU309にて通話終了信号を生成するにあたり、看護師が親機操作部303を使用して所定の終話操作を行った場合について説明したが、この態様に限定されるものではない。例えば、看護師が親機操作部303を使用して所定の応答操作を行った時点からリアルタイムクロック306にて所定の通話時間を計時させ、この計時がタイムアップとなったときに通話終了信号を生成することもできる。
さらに、廊下灯20a、20b、・・・の廊下灯メモリ202には、前述の呼出情報のような通信データログのみならず、ナースコール親機30の親機操作部300を操作して入力される、または当該ナースコール親機との間でデータ通信が可能なサーバ(図示せず。)から転送され親機メモリ307に記憶されている内部エラー情報、例えば、オーダリングシステムとの通信エラーの通信データログや、患者情報、例えば、患者の救護区分、担当医師、診療科目等の情報の通信データログ等を通信時刻とともに記憶することができる。これら内部エラー情報や患者情報について廊下灯ラインL2上を伝送させるにあたっても、看護師等の施設管理者により廊下灯20a、20b、・・・の廊下灯操作部201を使用して所定の読出操作が行われ、この読出操作を検出した廊下灯CPU205により制御される廊下灯表示部200の画面上に内部エラー情報、患者情報等の通信データログが表示されなかった場合、これを確認した看護師等の施設管理者は、廊下灯ラインL2の断線、ナースコール親機30の信号送信動作の故障および廊下灯20a、20b、・・・の信号受信動作の故障のうち少なくとも何れか1のエラー(動作エラー)により異常が発生していることを容易に推定でき、迅速な対応が可能となる。
次に、廊下灯20a、20b、・・・の廊下灯表示部200に各種の通信データログとともに表示される通信時刻を調整するにあたり、ナースセンター内に在室中の看護師は、ナースコール親機30の親機操作部303を操作してリアルタイムクロック306にて計時されている時刻を確認し、必要に応じて修正することができる。
また、ナースコール親機30の親機CPU309は、リアルタイムクロック306にて例えば、1時間おきの間隔のような一定時間毎のタイミングで生成されている時刻調整信号を検出し、この時刻調整信号を、前述の呼出検出信号、通話開始信号および通話終了信号と同一の信号伝送路を経由して廊下灯20a、20b、・・・の廊下灯CPU205にそれぞれ送出することができる。
廊下灯20a、20b、・・・の廊下灯CPU205は、それぞれナースコール親機30の親機CPU309から伝送されてきた時刻調整信号を検出すると、当該廊下灯CPUにて計時される時刻がナースコール親機30のリアルタイムクロック306にて計時されている時刻と同一となるように制御される。
なお、廊下灯20a、20b、・・・の廊下灯CPU205にて計時される時刻とナースコール親機30のリアルタイムクロック306にて計時されている時刻とは、時間の経過とともに計時の誤差が発生する虞を有している。しかしながら、リアルタイムクロック306にて生成される時刻調整信号は一定時間毎のタイミングで廊下灯CPU205に伝送されてくるため、計時の誤差の発生を容易に解消することができる。
前述までの説明から明らかなように、廊下灯ラインL2上を伝送される呼出情報、内部エラー情報、患者情報等の通信データログを、通信時刻に割り当てて廊下灯20a、20b、・・・の廊下灯メモリ202に記憶させ、必要に応じて廊下灯表示部200の画面上に表示させるにあたって、この通信時刻は、ナースコール親機30のリアルタイムクロック306にて計時されている時刻と整合性がとられているため、保守業者等は、廊下灯メモリ202に記憶されている通信データログと親機メモリ307に記憶されている通信データログとを時刻によって比較/参照するため、異常発生源をより正確に推定でき、迅速な対応が可能となる。
また、本発明の実施例によれば、廊下灯20a、20b、・・・の廊下灯表示部200として、例えば、LCD、有機ELディスプレイ等の各種のディスプレイを適用したが、この態様に限定されるものではない。例えば、前述の各種のディスプレイのみならず、ベッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・からの呼び出しを、呼出種別毎異なるパターンで表示するべッド子機1a〜4a、1b〜4b、・・・(プレート子機11a〜14a、11b〜14b、・・・)毎にそれぞれ割り当てられた複数個のLED等の発光素子との組み合せも好適とされる。
さらに、本発明のナースコールシステムにおいては、特定の実施の形態をもって説明してきたが、この形態に限定されるものでなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られた如何なる構成のナースコールシステムであっても採用できるということはいうまでもないことである。例えば、ナースコール親機30が複数台(30、30、・・・)設けられた当該ナースコールシステム、ナースコール親機30および廊下灯20a、20b、・・・の間を接続する廊下灯ラインL2上に制御機を設け、この制御機によって制御される看護師により携行可能な複数の携帯端末を有する当該ナースコールシステムも好適である。
本発明の実施例によるナースコールシステムの全体構成を示すシステム説明図。 本発明の実施例によるナースコールシステムにおいて、プレート子機の具体的な構成を示すブロック図。 本発明の実施例によるナースコールシステムにおいて、廊下灯の具体的な構成を示すブロック図。 本発明の実施例によるナースコールシステムにおいて、ナースコール親機の具体的な構成を示すブロック図。
符号の説明
1a〜4a、1b〜4b、・・・ ……ベッド子機
11a〜14a、11b〜14b、・・・ ……プレート子機
112……子機マイク(マイク)
113……子機スピーカ(スピーカ)
20a、20b、・・・ ……廊下灯
200……廊下灯表示部(表示部)
202……メモリ
205……廊下灯CPU(CPU)
30……ナースコール親機
301……親機スピーカ(通話部)
302……親機マイク(通話部)
304……送受話器(通話部)
306……リアルタイムクロック
L1a、L1b、・・・ ……子機ライン
L2……廊下灯ライン

Claims (2)

  1. 病院や老人福祉施設等の各病床に設置される被介護者が看護者を呼び出すためのベッド子機(1a〜4a、1b〜4b、・・・)と、前記ベッド子機に接続され、前記被介護者が前記看護者との間で通話を成立させるためのマイク(112)およびスピーカ(113)を有するプレート子機(11a〜14a、11b〜14b、・・・)と、子機ライン(L1a、L1b、・・・)を経由して前記プレート子機に接続され、前記ベッド子機からの呼び出しを前記看護者に報知するための表示部(200)を有する廊下灯(20a、20b、・・・)と、前記廊下灯に廊下灯ライン(L2)を経由して接続され前記ベッド子機からの呼び出しを確認した前記看護者が応答して前記被介護者との間で通話を成立させるための通話部(301、302、304)を有するナースコール親機(30)とを設け、
    前記廊下灯は、前記廊下灯ライン上を伝送される呼出情報、内部エラー情報、患者情報等の通信データログを記憶するためのメモリ(202)と、前記メモリに記憶された前記通信データログを前記表示部に表示させるためのCPU(205)とを備えたことを特徴とするナースコールシステム。
  2. 前記廊下灯は、前記通信データログとともに通信時刻を前記表示部に表示させるためのCPU(205)を備え、
    前記ナースコール親機は、前記通信時刻を調整する時刻調整信号を生成し、前記廊下灯ラインを経由して前記廊下灯に送信するためのリアルタイムクロック(306)を備えたことを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。

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