JP2007227282A - マイクロ波加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】最大の出力を設定された時は、結合部18の鉛直上とは異なる特定位置(載置台13の中央)に配置された軽量負荷に対してマグネトロン9側のインピーダンスと負荷側のインピーダンスを整合させるように回転アンテナ16の向きを制御する構成としている。これによって、結合部18と結合孔17のあいだから引き出したマイクロ波を、食品12にダイレクトに当てることとインピーダンスの整合と両立することができるので、加熱効率を上げることができて、加熱のスピードアップをはかることができる。
【選択図】図1
Description
れた場合、被加熱物は結合部の鉛直上には無いので、放射部の形状を適切に選択、設計し、かつ回転アンテナの向きを限定することにより、結合部と結合孔のあいだから引き出したマイクロ波を、結合部や、結合部と放射部の接続部に邪魔されること無く、被加熱物にダイレクトに当てることが可能となる。さらに、この回転アンテナの向きでマイクロ波発生手段側のインピーダンスと負荷側のインピーダンスを整合させるので、マイクロ波を被加熱物にダイレクトにあてることとインピーダンスの整合とを両立することができるので、加熱効率を上げることができて、加熱のスピードアップをはかることができる。特に、使用者が設定手段によって最大の出力を設定する時は、大きな出力で速く加熱したいと思って設定する場合が多いので、このときに実際に加熱がスピードアップされて時間短縮することで使用者の満足感が大きくなる。また、もともと大量負荷よりも軽量負荷の加熱時間は短い傾向があるので、短い時間がさらに短くなることで、より時間短縮の効果を実感できる。また、大量負荷よりも軽量負荷のほうがサイズが小さいので、同じマイクロ波分布にさらされたとしても食品内部での加熱ムラが起こりにくく、かつ食品内の熱伝導によって平均化されやすいから、回転アンテナの回転を控えたとしても加熱ムラが気になりにくい。以上により、簡単な構成で、最大出力で軽量負荷のときに、加熱ムラを気にならないレベルに抑えながら、極めて加熱効率の高いマイクロ波加熱装置を提供することができる。
加熱物にダイレクトにあてることとインピーダンスの整合とを両立することができるので、加熱効率を上げることができて、加熱のスピードアップをはかることができる。特に、使用者が設定手段によって最大の出力を設定する時は、大きな出力で速く加熱したいと思って設定する場合が多いので、このときに実際に加熱がスピードアップされて時間短縮することで使用者の満足感が大きくなる。また、もともと大量負荷よりも軽量負荷の加熱時間は短い傾向があるので、短い時間がさらに短くなることで、より時間短縮の効果を実感できる。また、大量負荷よりも軽量負荷のほうがサイズが小さいので、同じマイクロ波分布にさらされたとしても食品内部での加熱ムラが起こりにくく、かつ食品内の熱伝導によって平均化されやすいから、回転アンテナの回転を控えたとしても加熱ムラが気になりにくい。以上により、簡単な構成で、最大出力で軽量負荷のときに、加熱ムラを気にならないレベルに抑えながら、極めて加熱効率の高いマイクロ波加熱装置を提供することができる。
やすことができるので、回転アンテナから特定位置に向けてマイクロ波を強く放射する時間の割合を増やすことができ、特定位置に配置された軽量負荷の被加熱物にマイクロ波をダイレクトにあてて効率的に加熱する時間の割合を増やすことができる。
図1、図2は本発明に係る代表的なマイクロ波加熱装置である電子レンジの構成図で、図1は上から見た断面図、図2は正面から見た断面図である。
ら放射されたマイクロ波を、ちょうど載置台13の中央(結合部18の鉛直上とは異なる特定位置)に向かわせることができる。
を、結合部18や、結合部18と放射部19の接続部分に邪魔されること無く、食品12にダイレクトに当てることが可能となる。さらに、この回転アンテナ16の向きでマグネトロン9側のインピーダンスと負荷側のインピーダンスを整合させるので、マイクロ波を食品12にダイレクトにあてることとインピーダンスの整合とを両立することができるので、加熱効率を上げることができて、加熱のスピードアップをはかることができる。
図3、図4は電子レンジの構成図で、図3は上から見た断面図、図4は右から見た断面図である。
かわせることができる。
に制御する構成としている。これによって、回転アンテナ31が往復運動しているあいだは、概ね回転アンテナ31から特定位置(被加熱物収納空間29の底面中央)に向けてマイクロ波を強く放射することができ、特定位置(被加熱物収納空間29の底面中央)に配置された軽量負荷の食品(たとえばごはん150g)にマイクロ波をダイレクトにあてて効率的に加熱することができる。
図5、図6は電子レンジの構成図で、図5は上から見た断面図、図6は右から見た断面図である。
10 導波管
11、27 加熱室
12 食品(被加熱物)
13、28、39 載置台
14、29、40 被加熱物収納空間
15 アンテナ空間
16、31、37 回転アンテナ
17 結合孔
18、34、38 結合部
19、32、42 放射部
20 モータ(駆動手段)
21、36 制御手段
22 設定手段
30 円(目印)
35 温度検出手段
41 楕円(目印)
Claims (8)
- マイクロ波発生手段と、マイクロ波を伝送する導波管と、前記導波管の上部に接続された加熱室と、被加熱物を載置するため前記加熱室内に配置された載置台と、前記加熱室内の前記載置台より上方に形成される被加熱物収納空間と、前記加熱室内の前記載置台より下方に形成されるアンテナ空間と、前記導波管内のマイクロ波を前記加熱室内に放射するために、前記導波管と前記アンテナ空間にわたる回転アンテナを有し、前記回転アンテナは、前記導波管と前記加熱室底面との境界面に設けられた結合孔を貫通する結合部と、前記結合部の上方に一体化された放射部とを備え、前記結合部を中心に前記回転アンテナを回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御して前記回転アンテナの向きを制御する制御手段と、使用者が加熱出力の大きさを設定できる設定手段とを有し、前記制御手段は、前記設定手段によって最大の出力を設定された時は、前記結合部の鉛直上とは異なる特定位置に配置された軽量負荷に対して前記マイクロ波発生手段側のインピーダンスと負荷側のインピーダンスを整合させるように前記回転アンテナの向きを制御する構成としたマイクロ波加熱装置。
- 特定位置は、少なくとも載置台の中央または被加熱物収納空間の底面中央のいずれか一方とした請求項1記載のマイクロ波加熱装置。
- 特定位置は、あらかじめ載置台上に目印で示された位置とした請求項1記載のマイクロ波加熱装置。
- 制御手段は、回転アンテナのマイクロ波の放射指向性が強い部位を特定位置に向けて停止するように制御する構成とした請求項1記載のマイクロ波加熱装置。
- 制御手段は、回転アンテナのマイクロ波の放射指向性が強い部位が特定位置を向く近傍で往復運動するように制御する構成とした請求項1記載のマイクロ波加熱装置。
- 制御手段は、回転アンテナのマイクロ波の放射指向性が強い部位が特定位置を向く近傍では回転速度が遅くなるように制御する構成とした請求項1記載のマイクロ波加熱装置。
- 制御手段は、加熱開始後の所定時間までは、特定位置に配置された軽量負荷に対してマイクロ波発生手段側のインピーダンスと負荷側のインピーダンスを整合させるように回転アンテナの向きを制御する構成とした請求項1記載のマイクロ波加熱装置。
- 被加熱物の温度を検出する温度検出手段を有し、制御手段は、被加熱物が所定の温度に到達するまでは、特定位置に配置された軽量負荷に対してマイクロ波発生手段側のインピーダンスと負荷側のインピーダンスを整合させるように回転アンテナの向きを制御する構成とした請求項1記載のマイクロ波加熱装置。
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2006
- 2006-02-27 JP JP2006049652A patent/JP5028821B2/ja not_active Expired - Fee Related
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