JP2007226416A - コンテンツ生成装置、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のコンテンツ生成装置においては、コンテンツを構成するオブジェクトや光源や視点等に対して容易に動作を設定することができないという課題があった。
【解決手段】オブジェクトの配置を指定する情報であるオブジェクト配置情報を含む、オブジェクトに関する情報であるオブジェクト情報が1以上格納され得るオブジェクト情報格納部1と、光源の配置を指定する情報である光源配置情報を含む、光源に関する情報である光源情報が1以上格納され得る光源情報格納部2と、視点の配置を指定する情報である視点配置情報を含む、視点に関する情報である視点情報が1以上格納され得る視点情報格納部3と、各オブジェクト、光源、および視点について、それぞれの配置の変更を指示する情報である配置変更指示を受け付ける配置変更指示受付部4と、配置変更指示を蓄積する配置変更指示蓄積部5とを具備する。
【選択図】図1
【解決手段】オブジェクトの配置を指定する情報であるオブジェクト配置情報を含む、オブジェクトに関する情報であるオブジェクト情報が1以上格納され得るオブジェクト情報格納部1と、光源の配置を指定する情報である光源配置情報を含む、光源に関する情報である光源情報が1以上格納され得る光源情報格納部2と、視点の配置を指定する情報である視点配置情報を含む、視点に関する情報である視点情報が1以上格納され得る視点情報格納部3と、各オブジェクト、光源、および視点について、それぞれの配置の変更を指示する情報である配置変更指示を受け付ける配置変更指示受付部4と、配置変更指示を蓄積する配置変更指示蓄積部5とを具備する。
【選択図】図1
Description
本発明は、3次元画像等により構成されるコンテンツを生成するためのコンテンツ生成装置等に関するものである。
従来のコンテンツ生成装置としては、例えば、オブジェクトに3次元空間内における動作を設定することにより、3次元CGアニメーションを作成するものが開示されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−172009号公報(第1頁、第1図等)
しかしながら、従来のコンテンツ生成装置においては、コンテンツを構成する各オブジェクトや光源や視点等に対して動作を設定するための操作等が難しく、所望のコンテンツを得ることが容易にできないという課題があった。
本発明のコンテンツ生成装置は、オブジェクトの配置を指定する情報であるオブジェクト配置情報を含む、オブジェクトに関する情報であるオブジェクト情報が1以上格納され得るオブジェクト情報格納部と、光源の配置を指定する情報である光源配置情報を含む、光源に関する情報である光源情報が1以上格納され得る光源情報格納部と、視点の配置を指定する情報である視点配置情報を含む、視点に関する情報である視点情報が1以上格納され得る視点情報格納部と、前記各オブジェクト、光源、および視点について、それぞれの配置の変更を指示する情報である配置変更指示を受け付ける配置変更指示受付部と、前記配置変更指示を蓄積する配置変更指示蓄積部とを具備するコンテンツ生成装置である。
かかる構成により、オブジェクトや光源や視点等を全て配置変更指示を用いて、自由に配置変更させることができるため、オブジェクトや光源や視点等の配置を共通する少ない情報の定義で制御することができる。これにより、コンテンツを構成するオブジェクトや光源や視点等に対して容易に動作を設定でき、多様である所望のコンテンツを容易に得ることができる。
また、本発明のコンテンツ生成装置は、前記コンテンツ生成装置において、前記配置変更指示受付部は、前記各オブジェクト、光源、および視点について、それぞれの直前の配置を基準とした、それぞれの配置の変更を指示する情報である配置変更指示を受け付けるコンテンツ生成装置である。
かかる構成により、オブジェクトや光源や視点の位置にユーザが存在しているような感覚でオブジェクトや光源や視点の動作を設定できる。このため、空間の中にユーザが配置されたような観点で、オブジェクトや光源や視点等を移動させることができる。また、座標についての知識がなくても、進む方向等を決定できれば、操作できるので、例えば、小学生の低学年でも操作が可能であり、空間についての概念を把握する教育等に幅広く利用可能となる。
また、本発明のコンテンツ生成装置は、前記コンテンツ生成装置において、前記配置変更指示は、前記各オブジェクト、光源、および視点にそれぞれ設定される、互いに直交する3軸により決定される6方向と、前記3軸を回転軸とした、6つの回転方向とにより、配置の変更を指示する情報であるコンテンツ生成装置である。
かかる構成により、座標についての知識がなくても、上下、左右、等の簡単な知識があれば操作できるので、例えば、小学生の低学年でも操作が可能とすることができる。また、オブジェクトや光源や視点等が、すべて、同じ操作体系で操作できるため、操作の習得を容易とすることができる。
また、本発明のコンテンツ生成装置は、前記コンテンツ生成装置において、前記配置変更指示は、前記6方向における移動量と、前記6つの回転方向における回転量とにより、配置の変更を指示する情報であるコンテンツ生成装置である。
かかる構成により、オブジェクトや光源や視点等が、すべて、同じ操作体系で操作できるため、操作の習得を容易とすることができる。
また、本発明のコンテンツ生成装置は、前記コンテンツ生成装置において、前記配置変更指示蓄積部は、前記配置変更指示を、時系列順に蓄積するコンテンツ生成装置である。
かかる構成により、配置変更指示の処理順番が理解しやすく、配置変更指示の挿入や、修正を容易とすることができる。
また、本発明のコンテンツ生成装置は、前記コンテンツ生成装置において、前記オブジェクトが配置される空間に関する情報である空間情報が1以上格納され得る空間情報格納部と、前記空間情報についての変更の指示である空間変更指示を受け付け、受け付けた空間変更指示により、前記空間情報格納部に格納されている空間情報を更新する空間変更指示受付部をさらに具備するコンテンツ生成装置である。
かかる構成により、背景画像を表示させたり、2次元画像を構成する際の、オブジェクトや、光源による表現を調整したりすることができる。
本発明によるコンテンツ生成装置等によれば、コンテンツを構成するオブジェクトや光源や視点等に対して容易に動作を設定でき、所望のコンテンツを容易に得ることができる。
以下、コンテンツ生成装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態におけるコンテンツ処理システム1000のブロック図である。このコンテンツ処理システム1000は、コンテンツ生成装置100とコンテンツ出力装置110とを具備する。
図1は、本実施の形態におけるコンテンツ処理システム1000のブロック図である。このコンテンツ処理システム1000は、コンテンツ生成装置100とコンテンツ出力装置110とを具備する。
コンテンツ生成装置100は、オブジェクト情報格納部1、光源情報格納部2、視点情報格納部3、配置変更指示受付部4、配置変更指示蓄積部5、空間情報格納部6、空間変更指示受付部7を具備する。
オブジェクト情報格納部1には、オブジェクトの配置を指定する情報であるオブジェクト配置情報を含む、オブジェクトに関する情報であるオブジェクト情報が1以上格納され得る。オブジェクトとは、例えば、2次元(以下2Dと称す)や3次元(以下3Dと称す)の空間上に出力される図形である。オブジェクト情報は、少なくとも、オブジェクト配置情報を含んでいる。ここで述べる配置とは、位置および方向を示す概念である。オブジェクトの配置とは、例えば、オブジェクトの位置と、方向のことである。オブジェクト配置情報は、例えば、オブジェクトが位置を変更したり、方向を変更したりする動作を行うことにより更新される。オブジェクト配置情報は、例えば、オブジェクトの初期配置を示すための情報である。オブジェクトの位置は、通常、オブジェクトの配置される3D空間に設定される絶対座標により指定される。また、オブジェクトの方向は、例えば、オブジェクト自身に設定された、絶対座標系とは異なる座標系における座標や絶対座標やベクトル等を用いることにより指定される。また、オブジェクト情報は、例えば、オブジェクトの形状や外観等を指定する情報を有している。例えば、2Dオブジェクトにおいては、オブジェクトの形状等を指定するビットマップ情報やベクター情報を有している。また、3Dオブジェクトにおいては、オブジェクトの形状等を指定するポリゴンや、スプライン等の情報、いわゆるモデル情報や、オブジェクトの外観、例えば、色等を指定するテクスチャ情報や、バンプ情報等を有している。テクスチャ情報やバンプ情報は、例えばビットマップ画像等の画像情報により構成される。また1つのオブジェクトは複数のオブジェクトにより階層化されていてもよい。すなわち、複数のオブジェクトが1つのオブジェクトとしていわゆるネスト化されていてもよい。オブジェクト情報格納部1は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
光源情報格納部2は、光源の配置を指定する情報である光源配置情報を含む、光源に関する情報である光源情報が1以上格納され得る。光源とは、光の発生源である。この光源から発生する光により、オブジェクトや空間内の背景等を照らすことができる。実際には、オブジェクト等から、出力用の2次元画像を演算により構成する処理、いわゆるレンダリング処理、を行う際には、この光源から発生する光による各オブジェクトの照射を考慮して演算が行われることで、各オブジェクトの画像が構成されたり、各オブジェクトにより発生する影が、各オブジェクトや、背景等に表現されることとなる。光源情報は、少なくとも、光源配置情報を含んでいる。光源の配置とは、例えば、光源の位置と、方向のことである。光源配置情報は、例えば、光源が位置を変更したり、方向を変更したりする動作を行うことにより更新される。光源配置情報は、例えば、光源の初期配置を示すための情報である。光源の位置は、通常、光源の配置される3D空間に設定される絶対座標により指定される。また、光源の方向は、例えば、光源自身に設定された、絶対座標系とは異なる座標系における座標や絶対座標やベクトル等を用いることにより指定される。光の照射方向が決まっている光源においては、光源の方向は、通常、光の照射方向に設定される。また、光源情報は、光源の光の強度、色等の、光源が照射する光を指定するための情報を有している。光源には、例えば、全ての方向に光を放射する光源や、円錐型や四角錐型のパスに沿って光を放射する、いわゆるスポットライト型の光源や、所望の方向に対して平行な光を放つ光源等がある。光源情報格納部2は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
視点情報格納部3は、視点の配置を指定する情報である視点配置情報を含む、視点に関する情報である視点情報が1以上格納され得る。視点配置情報は、視点の位置の情報と、視界の方向を示す情報を有している。視点配置情報は、例えば、視点の初期配置を示すための情報である。視点の位置は、通常、視点の配置される3D空間に設定される絶対座標により指定される。また、視界の方向は、例えば、視点自身に設定された、絶対座標系とは異なる座標系における座標や絶対座標や、ベクトル等を用いることにより指定される。また、視点情報は、視界の広さ、すなわち画角の情報を有している。また、視点情報は、絞りや焦点位置についての情報等を有していても良い。なお、ここで述べる視点とは、視界を設定できるもののことであり、カメラ等も含む概念である。この視界が、例えば、オブジェクト等を2次元画像として出力する際の、出力範囲となる。視点情報格納部3は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
配置変更指示受付部4は、オブジェクト情報格納部1、光源情報格納部2、および視点情報格納部3に格納された各オブジェクト、光源、および視点について、それぞれの配置の変更を指示する情報である配置変更指示を受け付ける。この配置変更指示に従って、レンダリング時に、各オブジェクト、光源、および視点の配置が変更される。各オブジェクト、光源、および視点に対する配置変更指示は、共通のものであることが好ましい。配置変更を少ない情報で制御できるからである。配置変更指示は、変更後の各オブジェクト、光源、および視点の配置、すなわち位置および方向を結果として指定できる指示であれば、どのような指示であっても良い。例えば、配置変更指示は、各オブジェクト、光源、および視点自身にそれぞれ設定された座標系の座標情報を用いて与えられる指示である。具体的には、配置変更指示受付部4の受け付ける配置変更指示は、各オブジェクト、光源、および視点をそれぞれ基準として、それぞれに設定された、互いに直交する3軸により決定される6方向と、これらの3軸を回転軸とした、6つの回転方向とを用いて、配置の変更を指示する情報であるとする。より具体的には、これらの6方向における移動量と、6つの回転方向における回転量とにより、配置の変更を指示する情報であるとする。この互いに直交する3軸とは、例えば、各オブジェクト、光源、および視点内において設定される、絶対座標系に対して相対的な位置関係を有するx軸、y軸、z軸である。すなわちこの3軸は、絶対座標系のx軸、y軸、z軸とは平行である必要はない。6つの方向とは、x軸上の正方向、x軸上の負方向、y軸上の正方向、y軸上の負方向、z軸上の正方向、z軸上の負方向である。また、6つの回転方向は、このx軸を回転軸とした右回り、x軸を回転軸とした左回り、y軸を回転軸とした右回り、y軸を回転軸とした左回り、z軸を回転軸とした右回り、z軸を回転軸とした左回りである。特に、x軸の正方向を前方向、y軸の正方向を右方向、z軸の正方向を上方向に設定すると、各オブジェクト、光源、および視点を、それぞれ、前後左右上下を指定して配置を変更させることが可能となる。この場合、配置変更指示受付部4は、例えば、あるオブジェクトに対して、「右に40移動、前方向に30度回転」という配置変更指示を受け付ける。なお、配置変更指示における移動量の単位は、問わないが、ここでは例として、3D空間がもつ固有の距離の単位を利用する。そのため、ここでは単位は省略している。なお、配置変更指示受付部4は、全てのオブジェクト、光源、および視点についての配置変更指示を受け付けなくてもよい。配置変更指示受付部4は、ここでは、例として、各オブジェクト、光源、および視点のそれぞれの直前の配置を基準とした配置変更指示を受け付けるものとする。すなわち、初期状態の配置、もしくは直前の配置変更指示に基づいて配置が変更された各オブジェクト、光源、および視点の配置を基準として、その配置からの配置変更指示を受け付ける。例えば、まず、「左に30度回転」という配置変更指示をあるオブジェクトに与えた後、さらに「前に40移動」、「右に20移動」という配置変更指示を与えると、そのオブジェクトは、レンダリング時には、オブジェクトに設定された前後左右上下の方向に従って、例えば予め設定された速度によって、左に向きを30度回転した後、前に30移動し、その後、向きを変えずに右に20移動することとなる。また、配置変更指示には、個々のオブジェクトや、光源や視点を指定する情報を含んでも良い。また、配置変更指示には、配置変更を行う際の移動や方向の変更を行う速度を指定する情報を含むようにしても良い。また、配置変更指示に示された配置の変更が終了する時間を指定する情報が含まれていても良い。配置変更指示の入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。配置変更指示受付部は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
配置変更指示蓄積部5は、配置変更指示受付部4の受け付けた配置変更指示を蓄積する。配置変更指示蓄積部5は、メモリ等の記憶媒体に配置変更指示を蓄積する。配置変更指示蓄積部5は、メモリ等の記憶媒体を内部に有していても良い。また、配置変更指示蓄積部5は、配置変更指示を外部のメモリ等の記憶媒体に蓄積しても良い。また、蓄積する記憶媒体は、いわゆるメモリカードや光ディスク、磁気ディスク等の着脱可能な記憶媒体であっても良い。また、ここでの蓄積とは、外部への送信を含む概念である。例えば、配置変更指示蓄積部5は、ネットワーク等を経由して、外部の蓄積可能な記録媒体に、配置変更指示を蓄積しても良い。配置変更指示蓄積部5は、例えば、配置変更指示を、配置変更指示に基づいた配置の変更を実行させる際の時系列順に蓄積する。これにより、レンダリング時等に行われる、オブジェクト、光源、および視点の配置の変更は、蓄積されている順番に沿って配置変更指示に応じた配置の変更を実行することで行われる。なお、予め、配置変更指示受付部4が、配置変更指示として、その配置の変更を行う時間等のタイミングを指定する情報を受け付けるようにして、各配置変更指示に応じて配置の変更を、このタイミングを指定する情報が指定するタイミングに実行させるようにしても良い。配置変更指示蓄積部5は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。配置変更指示蓄積部5の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
空間情報格納部6は、オブジェクトが配置される空間に関する情報である空間情報が1以上格納され得る。空間情報とは、例えば、3D空間の背景の情報や、3D空間の環境の情報である。例えば、オブジェクトが大気中や、水中にある場合、大気や水における光の屈折や散乱を設定するための情報が空間情報として格納され得る。また、レンダリング時に、背景画像、例えば、空等、を表示させる場合、背景となる画像の画像情報や、色の情報等が格納され得る。空間情報格納部6は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
空間変更指示受付部7は、空間情報についての変更の指示である空間変更指示を受け付ける。そして、受け付けた空間変更指示により、前記空間情報格納部に格納されている空間情報を更新する。空間変更指示は、具体的には、空間情報の値や、画像情報等を変更する指示である。この空間変更指示に基づいて、空間情報格納部6の空間情報を更新する。空間変更指示の入力を行う入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。空間変更指示受付部7は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。また、空間変更指示受付部7が、空間変更指示を用いて空間情報を更新する処理は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。空間変更指示受付部7の、この更新を行う処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
また、コンテンツ出力装置110は、実行部111、指示受付部112、画像構成部113、出力部114を具備する。
また、コンテンツ出力装置110は、実行部111、指示受付部112、画像構成部113、出力部114を具備する。
実行部111は、オブジェクト情報格納部1、光源情報格納部2、および視点情報格納部3に格納された各オブジェクト、光源、および視点を、配置変更指示に応じて動作させ、動作結果を得る。「配置変更指示に応じて」とは、例えば、コマンドを実行させたり、コマンドをインタープリットさせること等である。例えば、実行部111は、配置変更指示に応じて、各オブジェクトや、光源、視点を動作させる。また、本実施の形態においては省略するが、実行部111は、配置変更指示以外の指示に基づいて、例えば、オブジェクトの形状を変化させても良いし、光源の明るさ等を変化させたり、視点の画角等を変化させても良い。通常、実行部111が実行させる動作は時間により変化する動作である。例えば、配置変更指示に、動作を行う時間を設定する情報が格納されている場合、この時間情報に応じて、所望の動作を実行させる。この実行部111により行われる動作は、非連続な動作であっても良いし、連続的な動作であっても良い。ここで述べる非連続とは、動作の開始の状態から、動作の終了の状態までが、中間の段階を経ずに、瞬間的に行われることを意味する。一方連続とは、動作の開始の状態から、動作の終了の状態までが、中間の段階を経て、段階的に行われることを意味する。例えば、オブジェクト等が動作する際に、動作の開始の状態と、動作の終了の状態との間に、動作途中の状態を示すための動作の補間を行うことで、連続的な動作を実現できる。例えば、実行部111は、連続的な配置の変化を実行するために、各オブジェクト、光源、および視点の配置が、それぞれの配置変更を行う直前の配置から、配置変更指示が示す配置となるまで変更される際に、各オブジェクト、光源、および視点の配置を補間するよう、各オブジェクト、光源、および視点を動作させればよい。また、補間を行う際には、動作の開始や、完了の際の動作の速度が遅くなったり、速くなったりするよう、動作に対して加速度を与えるようにしても良い。なお、このような連続的な動作を補間する処理については、いわゆるトゥイーンと呼ばれる技術として公知技術であるので説明は省略する。実行部111は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。実行部111の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
指示受付部112は、実行部111に対する動作の開始、具体的には、配置変更の開始の指示を受け付ける。実行部111は、この指示受付部112が動作開始の指示を受け付けた場合に、配置変更指示に応じた動作を開始させる。動作開始の指示の入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。指示受付部112は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
画像構成部113は、実行部111の動作結果と、オブジェクト情報、光源情報、および視点情報とを用いて、視点から見たオブジェクトを含む2次元画像の画像情報を構成する。実行部111の動作結果とは、例えば、動作情報の配置変更指示等に応じて変更されたオブジェクト配置情報や、光源配置情報や、視点配置情報である。画像構成部113は、例えば所定の時間間隔ごとに2次元画像を構成してもよいし、オブジェクトの配置に変更が生じた際に、2次元画像を構成するようにしても良い。所定の時間間隔とは、一定の時間間隔であっても良いし、不定期の時間間隔であっても良い。例えば、1秒あたり、30回、定期的に画像情報を構成することにより、動画像として利用可能な複数の画像情報が得られる。この複数の画像情報を、1秒あたり30枚、連続的に出力することで、動画像を出力することができる。なお、この所定の時間間隔は、動作情報に基づいてオブジェクト等が動作している際の時間間隔であり、2次元画像としてレンダリングを行うタイミングを指定する時間間隔である。実際には、レンダリング処理には時間がかかり、レンダリング中はオブジェクト等の動作を停止させることとなるため、実際のレンダリングを行っている時間間隔とは異なるものとなる。画像構成部113は、ここでは、例として、2次元画像の画像情報を構成する際に、さらに空間情報を用いる。具体的には、視点からみたオブジェクト情報の示すオブジェクト等を、オブジェクト情報内のモデル情報にあわせて、テクスチャ情報等を座標変換して、オブジェクト等の2次元画像を構成する。また、このオブジェクト等の2次元画像を構成する際に、光源からの光により起こる反射や、光源からの光により発生する影等を、演算により2次元画像に描画する。また、空間情報に基づいて、背景画像を構成したり、光源からの光を調整したりする。このように、3次元情報から、2次元画像を構成するレンダリング処理としては、さまざまなアルゴリズムが知られており、これらの技術は、公知技術であるので説明は省略する。画像構成部113の構成する2次元画像のデータ構造等は問わない。画像構成部113の構成する2次元画像は、ビットマップデータであっても良いし、ベクトルデータであっても良い。また、画像構成部113は、例えば、2次元画像を複数の静止画像の画像ファイルとして出力しても良いし、動画像の画像ファイルとして出力しても良い。また、画像ファイルとして出力する際のファイル形式等は問わない。画像構成部113は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。画像構成部113の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
出力部114は、画像構成部113の構成した画像情報を出力する。出力部114は、ディスプレイ等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部114は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。出力とは、ディスプレイへの表示、外部の装置への送信、記憶媒体への蓄積等を含む概念である。
次に、コンテンツ生成装置100の動作について図2のフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、予め、オブジェクト情報、光源情報、視点情報、および空間情報が、それぞれオブジェクト情報格納部1、光源情報格納部2、視点情報格納部3、および空間情報格納部6に格納されているものとし、オブジェクトや光源や視点を3D空間に追加したり、削除したり、空間情報を設定したりする処理についての説明は省略する。なお、オブジェクトや光源や視点をコンテンツ生成装置100に取り込んだり削除したりする処理や、空間情報を設定する処理等については、公知技術である。
(ステップS201)配置変更指示受付部4は、3D空間に配置されるいずれかのオブジェクトを変更の対象とした配置変更指示を受け付けたか否かを判定する。受け付けた場合、ステップS202へ進み、受け付けていない場合、ステップS203に進む。
(ステップS202)配置変更指示蓄積部5は、ステップS201において受け付けた配置変更指示を、この配置変更指示の対象となるオブジェクトに対応付けてメモリ等に蓄積する。なお、オブジェクトに対応付ける代わりに、このオブジェクトに関するオブジェクト情報もしくはオブジェクト配置情報に対応付けて、配置変更指示を蓄積するようにしても良い。
(ステップS203)配置変更指示受付部4は、3D空間に配置されるいずれかの光源を変更の対象とした配置変更指示を受け付けたか否かを判定する。受け付けた場合、ステップS204へ進み、受け付けていない場合、ステップS205に進む。
(ステップS204)配置変更指示蓄積部5は、ステップS203において受け付けた配置変更指示を、配置変更指示を、この配置変更指示の対象となる光源に対応付けてメモリ等に蓄積する。なお、光源に対応付ける代わりに、この光源に関する光源情報もしくは光源配置情報に対応付けて、配置変更指示を蓄積するようにしても良い。
(ステップS205)配置変更指示受付部4は、3D空間に配置されるいずれかの視点を変更の対象とした視点変更指示を受け付けたか否かを判定する。受け付けた場合、ステップS206へ進み、受け付けていない場合、ステップS207に進む。
(ステップS206)配置変更指示蓄積部5は、ステップS205において受け付けた配置変更指示を、配置変更指示を、この配置変更指示の対象となる視点に対応付けてメモリ等に蓄積する。なお、視点に対応付ける代わりに、この視点に関する視点情報もしくは視点配置情報に対応付けて、配置変更指示を蓄積するようにしても良い。
(ステップS207)空間変更指示受付部7は、空間情報に対する空間変更指示を受け付けたか否かを判定する。受け付けた場合、ステップS208へ進み、受け付けていない場合、ステップS209に進む。
(ステップS208)空間変更指示受付部7は、ステップS207において受け付けた空間変更指示を用いて、空間情報格納部6に格納されている空間情報を更新する。そして、ステップS201に戻る。
なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、コンテンツ出力装置110の動作について図3のフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、配置変更指示が、処理を実行する順、すなわち時系列順に、配置変更指示蓄積部4によってメモリ等に格納されている場合を例に挙げて説明する。
次に、コンテンツ出力装置110の動作について図3のフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、配置変更指示が、処理を実行する順、すなわち時系列順に、配置変更指示蓄積部4によってメモリ等に格納されている場合を例に挙げて説明する。
(ステップS301)指示受付部112は、動作開始の指示を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合、ステップS302に進み、受け付けていない場合、ステップS301に戻る。
(ステップS302)画像構成113は、各オブジェクト、光源、視点の動作前の状態の、2次元画像を構成する。具体的には、オブジェクト情報格納部1や、光源情報格納部2、視点情報格納部3、空間情報格納部6に格納されている初期状態を設定するオブジェクト情報や、光源情報、視点情報、空間情報を用いて、2次元画像を構成する。なお、2次元画像を構成する処理については、公知技術であるので詳細な説明は省略する。
(ステップS303)出力部114は、ステップS302で構成した2次元画像を、出力する。例えば、出力部114は、2次元画像を画像情報として、記憶媒体に蓄積する。また、出力部114は、2次元画像を、ディスプレイ等の表示デバイスに表示させるようにしても良い。
(ステップS304)実行部111は、カウンターmに1を代入する。
(ステップS305)実行部111は、配置変更指示蓄積部5によってメモリ等に格納されている配置変更指示のうちの、m番目の配置変更指示を読み出す。
(ステップS306)実行部111は、m番目の配置変更指示に応じた配置の変更を実行させる。例えば、オブジェクト等が、配置変更指示の指示する配置となるよう、オブジェクト配置情報等を変更する。ただし、配置変更指示が、オブジェクト等を指定する指示である場合、指定されたオブジェクト等を配置変更の対象に設定するだけで、配置の変更は実行しない。
(ステップS307)画像構成部113は、ステップS306において実行した配置の変更の結果を用いて、ステップS302と同様に、2次元画像を構成する。ただし、ステップS305において読み出した配置変更指示が、実質的な配置の変更を指示しないものである場合、例えば、オブジェクト等を指定する処理等である場合、画像構成部113は、このステップを無視するものとする。
(ステップS308)出力部114は、画像構成部113がステップS307において構成した2次元画像を、ステップS303と同様に、出力する。ただし、ステップS305において読み出した配置変更指示が、実質的な配置の変更を指示しないものである場合、出力部114は、このステップを無視するものとする。
(ステップS309)実行部111は、カウンターmを1インクリメントする。
(ステップS310)実行部111は、m番目の配置変更指示が、メモリ等に蓄積されているか否かを判断する。蓄積されている場合、ステップS305に戻り、格納されていない場合、処理を終了する。
なお、図3のフローチャートにおいて、ステップS305の処理の前や後ろに、所定の時間が経過したか否かを判断するステップ等を挿入して、実行部111が実行する処理のタイミングが、所定の間隔ごとに行われるように調整するようにしてもよい。
なお、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態におけるコンテンツ処理システムの1000の具体的な動作を、まず、コンテンツ生成装置100について説明する。コンテンツ処理システム1000の概念図は図4である。このコンテンツ処理システム1000は、例えば、コンテンツ生成装置100と、コンテンツ出力装置110との処理を、適宜切り替えて実行できるものとする。このコンテンツ処理システム1000は、一例として、出力装置としてディスプレイ200を備えているものとする。また、このディスプレイ200には、例として、3D空間内に配置されたオブジェクト、および光源の配置等を確認できるように、3D空間内に配置されたオブジェクト、および光源を、3D空間内に配置される視点の1つからみた画像としてレンダリング処理して表示できるものとする。なお、3D空間内に配置された光源については、これらの位置や方向を示すことのできる図形、ここでは円錐、を用いて表示を行うものとする。なお、この光源については、非表示とすることも可能であるとする。
ディスプレイ200には、ここでは、例として、プレビューウィンドウ210と、コントロールウインドウ220と、配置変更指示ウインドウ230とが表示されている。プレビューウィンドウ210には、3D空間に配置されたオブジェクトA301およびオブジェクトB302、光源303が、上述したようなレンダリング処理されて表示されている。光源303は、ここでは円錐で表示されており、その底面側から、光が照射されるものとする。コントロールウインドウ220には、配置変更指示および空間変更指示を与えるための、配置変更指示や空間変更指示に対応したボタンや、配置変更指示や空間変更指示についての値を入力するための入力フィールド等がある。配置変更指示ウインドウ230には、配置変更指示蓄積部5により蓄積された配置変更指示が表示される。なお、ここでは空間情報としては、3D空間の背景色、例えば「gray」、が指定されているものとし、プレビューウィンドウ210の背景には、この空間情報の背景色が表示されているものとする。
図5は、オブジェクトA301と、オブジェクトA301が受け付ける配置変更指示との関係を示す図である。オブジェクトA301には、予め、図5に示すように、互いに直交する3つの軸に基づいて、この3つの軸に沿って3つの軸の交点から伸びる6つの方向と、それぞれの軸を回転軸とした6つの回転方向が設定されている。これらの3つの軸は、絶対座標系のx軸、y軸、z軸とは異なり、オブジェクトA301の配置が変更されると、その配置の変更に追従して、その配置が変更される。ここでは、これらの6つの方向に位置を変更させるための指示を、それぞれ、「Forward」、「Backward」、「MoveLeft」、「MoveRight」、「MoveUp」、「MoveDown」という配置変更指示とする。なお、「Forward」と「Backward」、「MoveLeft」と「MoveRight」、「MoveUp」と「MoveDown」は、それぞれ同一の軸上の異なる方向に対応付けられた配置変更指示である。ここでは、「Forward」は前進、「Backward」は後進、「MoveLeft」は左移動、「MoveRight」は右移動、「MoveUp」は上昇、「MoveDown」は下降を、それぞれオブジェクトA301に指示する配置変更指示である。また、「Forward」と対応付けられた方向を示す軸を回転軸として、右回転する指示を「RotateRight」という配置変更指示に、また、左回転する指示を「RotateLeft」という配置変更指示に設定しておく。また、「MoveLeft」と対応付けられた方向に沿った軸に対して、下向きに回転する指示を「Down」という配置変更指示に、また、上向きに回転する指示を「Up」という配置変更指示に設定しておく。さらに、「MoveUp」と対応付けられた方向を示す軸を回転軸として、右回転する指示を「RightTurn」という配置変更指示に、また、左回転する指示を「LeftTurn」という配置変更指示に設定しておく。なお、オブジェクトB302や光源303に対しても同様の配置変更指示が設定されているものとする。なお、光源303については、円錐の頂点から底面に対して垂直に向かう方向に進む指示が「MoveDown」に設定されているものとする。また、視点についても、3D空間内において同様の配置変更指示が設定されているものとする。なお、ここでは、プレビューウィンドウ210の表示が、視点からみたオブジェクト等の配置を示しているため、視点自体は、プレビューウィンドウ210内には表示されていないが、視点については、プレビューウィンドウ210を突き抜ける方向に進む指示が「Forward」、プレビューウィンドウ210の右側に移動する指示が「MoveRight」、プレビューウィンドウ210の上方に移動する指示が「MoveUp」に設定されているものとする。
図6はコントロールウインドウ220の表示例である。コントロールウインドウ220には、「tell A」ボタン51、「tell B」ボタン52、「tell light」ボタン53、「tell eye」ボタン54等の配置を変更する対象となるオブジェクトや光源等を指定するためのボタンや、「mu10」ボタン61、「md10」ボタン62、「mr10」ボタン63、「ml10」ボタン64、「fd10」ボタン65、「bk10」ボタン66、「rr10」ボタン67、「rl10」ボタン68、「dn10」ボタン69、「up10」ボタン70、「rt10」ボタン71、「lt10」ボタン72等の、どのように配置を変更するか指示するためのボタン等がある。
図7は、図6に示した各ボタンと、配置変更指示受付部4が受け付ける配置変更指示との関係を管理する配置変更指示管理表である。配置変更指示管理表は、「ボタン」と、「配置変更指示」という属性を有している。「ボタン」は、図6に示したボタンの名称である。「配置変更指示」は、各ボタンに対応して、配置変更指示受付部4が受け付ける配置変更指示である。すなわち、「配置変更指示」は、各ボタンが押下された場合に出力されるコマンドである。なお、「配置変更指示」属性における「tell A」、「tell B」、「tell light」、および「tell eye」は、オブジェクトA301、オブジェクトB302、光源303および、視点を、配置変更の対象に指定する配置変更指示である。なお、「Forward 10」等の、配置変更指示と、数値との組み合わせは、「Forward」等の配置変更指示の配置の変更量が、数値で示す量であることを示している。すなわち、「Forward 10」は、10という値だけ、「Forward」という処理を行なう指示である。なお、ここでは、距離の単位は、3D空間独自の単位とし、距離の単位は特に指定しない。
以下、配置変更指示を設定していく処理について説明していく。例えば、ユーザが、マウス等を操作して、まず「tell A」ボタン51を押すと、図7に示した配置変更指示管理表に従って、オブジェクトA301を指定する配置変更指示「tell A」を配置変更指示受付部4が受け付ける。このとき、例えばプレビューウィンドウ210において、指定されたオブジェクトA301がフォーカスされるようにしても良い。そして、この配置変更指示を、配置変更指示蓄積部5が蓄積する。次に、ユーザが、「fd10」ボタン65を押すと、配置変更指示受付部4は直前の配置変更指示により指定されたオブジェクトA301に対しての、「Forward 10」という配置変更指示を受け付ける。この配置変更指示は、オブジェクト等の指示対象を、直前の配置に対して、距離10だけ前進させるための指示である。ここでの直前の配置とは、具体的には、オブジェクト配置情報により予め設定されている配置である。そして、配置変更指示蓄積部5を、直前の「tell A」に対応付けて蓄積する。これらの操作により、配置変更指示蓄積部5は、オブジェクトA301に対しての、「Forward 10」という配置変更指示を蓄積したこととなる。なお、「fd10」というボタンを連続して2回以上押すと、その押した回数だけ配置の変更量がインクリメントされるものとする。例えば、「fd10」というボタンを2回押すと、配置変更指示受付部4は「Forward 20」という配置変更指示を受け付けるものとする。配置変更指示蓄積部5は、配置変更指示受付部4が受け付けた配置変更指示をメモリ等に蓄積していく。ここでは、配置変更指示蓄積部5は、配置変更指示を、配置変更指示受付部4が受け付けた順に蓄積していく。ただし、ここで配置変更指示は、最終的にレンダリング処理等を実施する際の処理を行う順番、すなわち時系列順に蓄積されていればよく、実際に配置変更指示を蓄積する順番は問わない。例えば、時系列順に配置された第一の配置変更指示と第二の配置変更指示との間に新たな第三の配置変更指示を挿入して蓄積しても良い。この場合、レンダリング処理等の処理順番は、時系列順に従って、第一の配置変更指示、第三の配置変更指示、第二の配置変更指示の順に、処理が行われる。配置変更指示蓄積部5が蓄積した配置変更指示は、配置変更指示ウインドウ230に順次更新されて表示される。
次に、例えば、ユーザが、マウス等を操作して、「tell A」ボタン51を押すと、図7に示した配置変更指示管理表に従って、オブジェクトA301を指定する配置変更指示「tell A」を配置変更指示受付部4が受け付ける。そして、この配置変更指示を、配置変更指示蓄積部5が蓄積する。次に、ユーザが、「rt10」ボタン71を押すと、配置変更指示受付部4は直前の配置変更指示により指定されたオブジェクトA301に対しての、「RightTurn 10」という配置変更指示を受け付ける。この配置変更指示は、オブジェクト等の指示対象を、直前の配置に対して10度だけ右方向に回転させるための指示である。ここでの直前の配置とは、具体的には、上述した「Forward 10」という配置変更指示により変更された配置である。そして、配置変更指示蓄積部5を、直前の「tell A」に対応付けて蓄積する。これらの操作により、配置変更指示蓄積部5は、オブジェクトA301に対しての、「RightTurn 10」という配置変更指示を蓄積したこととなる。
次に、「tell A」ボタン51を押すと、配置変更指示「tell A」を配置変更指示受付部4が受け付ける。そして、この配置変更指示を、配置変更指示蓄積部5が蓄積する。次に、ユーザが、「ml10」ボタン64を押すと、配置変更指示受付部4は直前の配置変更指示により指定されたオブジェクトA301に対しての、「MoveLeft 10」という配置変更指示を受け付ける。この配置変更指示は、オブジェクト等の指示対象を、直前の配置に対して距離10だけ右方向に移動させるための指示である。ここでの直前の配置とは、具体的には、上述した「RightTurn 10」という配置変更指示により変更された配置である。そして、配置変更指示蓄積部5を、直前の「tell A」に対応付けて蓄積する。これらの操作により、配置変更指示蓄積部5は、オブジェクトA301に対しての、「MoveLeft 10」という配置変更指示を蓄積したこととなる。
次に、例えば、ユーザが、マウス等を操作して、「tell light」ボタン53を押すと、図7に示した配置変更指示管理表に従って、光源303を指定する配置変更指示「tell light」を配置変更指示受付部4が受け付ける。そして、この配置変更指示を、配置変更指示蓄積部5が蓄積する。次に、ユーザが、「mu10」ボタン61を押すと、配置変更指示受付部4は直前の配置変更指示により指定された光源303に対しての、「MoveUp 10」という配置変更指示を受け付ける。この配置変更指示は、オブジェクト等の指示対象を、直前の配置に対して、距離10だけ上方向に移動させるための指示である。ここでの直前の配置とは、具体的には、光源配置情報により予め設定されている配置である。そして、配置変更指示蓄積部5を、直前の「tell light」に対応付けて蓄積する。これらの操作により、配置変更指示蓄積部5は、光源303に対しての、「MoveUp 10」という配置変更指示を蓄積したこととなる。
次に、例えば、ユーザが、マウス等を操作して、「tell eye」ボタン54を押すと、図7に示した配置変更指示管理表に従って、視点を指定する配置変更指示「tell eye」を配置変更指示受付部4が受け付ける。そして、この配置変更指示を、配置変更指示蓄積部5が蓄積する。次に、ユーザが、「up10」ボタン70を押すと、配置変更指示受付部4は直前の配置変更指示により指定された視点に対しての、「Up 10」という配置変更指示を受け付ける。この配置変更指示は、オブジェクト等の指示対象を、直前の配置から、10度だけ上方向に回転させるための指示である。ここでの直前の配置とは、具体的には、視点配置情報により予め設定されている配置である。そして、配置変更指示蓄積部5を、直前の「tell eye」に対応付けて蓄積する。これらの操作により、配置変更指示蓄積部5は、視点に対しての、「Up 10」という配置変更指示を蓄積したこととなる。
次に、例えば、ユーザが、マウス等を操作して、「tell eye」ボタン54を押すと、図7に示した配置変更指示管理表に従って、視点を指定する配置変更指示「tell eye」を配置変更指示受付部4が受け付ける。そして、この配置変更指示を、配置変更指示蓄積部5が蓄積する。次に、ユーザが、「up10」ボタン70を押すと、配置変更指示受付部4は直前の配置変更指示により指定された視点に対しての、「Up 10」という配置変更指示を受け付ける。この配置変更指示は、オブジェクト等の指示対象を、直前の配置から、10度だけ上方向に回転させるための指示である。ここでの直前の配置とは、具体的には、視点配置情報により予め設定されている配置である。そして、配置変更指示蓄積部5を、直前の「tell eye」に対応付けて蓄積する。これらの操作により、配置変更指示蓄積部5は、視点に対しての、「Up 10」という配置変更指示を蓄積したこととなる。
図8に、配置変更指示蓄積部5が蓄積した上述した配置変更指示の、配置変更指示ウインドウ230による表示例を示す。ここでは、指示対象となる配置変更指示(例えば、「tell A」)の1行下の行に、その指示対象に対して行われる配置の変更を指示する配置変更指示(例えば、「Forward 10」)が蓄積されることで、指示対象を示す配置変更指示と、この指示対象に対する配置変更の具体的な指示を示す配置変更指示とが、対応付けられて蓄積されている。図8に示すような配置変更指示が、配置変更指示蓄積部5によりメモリ等に蓄積される。例えば、表示されたような配置変更指示が、1つのファイルとして蓄積されてもよい。また、このファイル等に蓄積された配置変更指示を着脱可能な記録媒体等に記録するようにしてもよい。このようにすることで、外部のレンダリング装置等において、レンダリングを行ったりすることが可能となる。また、この蓄積された配置変更指示を、外部の装置等に送受信できるようにしても良い。
ユーザが、空間情報の1つである背景色を変更するメニュー(図示せず)を選択すると、変更後の背景色の指定を受け付けるための入力欄(図示せず)がディスプレイ200に表示される。この入力欄に変更したい背景色の色、例えば「green」、を入力すると、空間情報の1つである背景色が、「green」に変更される。
次に、コンテンツ出力装置110の動作について具体的に説明する。ここでは、上記のメモリ等に蓄積された配置変更指示に応じて、コンテンツ出力装置110により、レンダリング処理を行なって、画像をプレビューウィンドウ210に表示する場合について簡単に説明する。
なお、ここでは、主としてオブジェクト等の配置の変更を説明するため、テクスチャ情報等に基づいてオブジェクトをレンダリングしたり、照明からの光を利用して、オブジェクトをレンダリングしたり、空間情報を用いて背景等をレンダリングしたりする処理等については、ここでは省略する。ただし、このようなオブジェクトをテクスチャ情報や照明からの光等に基づいてレンダリングする処理等については、公知技術である。
また、ここでは、光源303を、オブジェクトA301等と同様にレンダリングして、表示するものとする。
まず、例えば、ユーザが図示しないレンダリング開始用のメニューや、プレビュー表示用のメニューを選択すると、指示受付部112が、配置変更の開始の指示等、具体的にはレンダリング開始等の指示を受け付ける。そして、図8に示したような配置変更指示が、最初の行から順に読み出され、実行される。
ここでは、まず、実行部111が「tell A」という配置変更指示を読み出して、オブジェクトA301を選択する。そして、次の「Forward 10」という配置変更指示を読み出し、選択したオブジェクトA301を、配置変更の直前のオブジェクトA301の位置から、図5において「Forward」として示した方向に、距離10だけ移動させる。例えば、オブジェクトA301の現在、すなわち配置変更を行う直前の座標を、3D空間における絶対座標に変換し、この座標から、配置変更を行う直前のオブジェクトA301の向きに応じて決定される「Forward」として示した方向に、距離10だけ移動させた場合に得られる絶対座標を算出し、この絶対座標までオブジェクトA301を移動させる。この移動は、ここでは例として、「Forward」として示した方向において、配置変更の直前のオブジェクトA301が配置されている位置から距離10だけ進んだ位置に、オブジェクトA301を瞬時に移動させることで行われる。そして、画像構成部113により、配置を変更させたオブジェクトをA301とオブジェクトB302等を用いてレンダリングを行い、レンダリング結果を、出力部114がディスプレイ200のプレビューウィンドウ210に表示する。ただし、非連続にオブジェクトA301を移動させる代わりに、所定の速度で、配置変更の直前の位置から、配置変更後の位置まで、オブジェクトA301を連続的に移動させてもよい。ここで述べる連続的とは、1以上の段階を経て動作が行われることを意味するものである。例えば、オブジェクトが移動する際に、移動中の状態を示すための補間を行うことで実現可能である。
続いて、実行部111が、「tell A」という配置変更指示が読み出して、オブジェクトA301を選択する。そして、次の「RightTurn 10」という配置変更指示を読み出し、選択されたオブジェクトA301を、直前のオブジェクトA301の配置に対して、図5において「RightTurn」として示した方向に、10度だけ回転させる。この回転もここでは、例として非連続な回転であるとする。そして、画像構成部113により、配置を変更させたオブジェクトをA301とオブジェクトB302等を用いてレンダリングを行い、レンダリング結果を、出力部114がディスプレイ200のプレビューウィンドウ210に表示する。
次に、出力部が、「tell A」という配置変更指示が読み出して、オブジェクトA301を選択する。そして、次の「MoveLeft 10」という配置変更指示を読み出し、選択されたオブジェクトA301を、直前のオブジェクトA301の配置に対して、図5において「MoveLeft」として示した方向に、距離10だけ非連続に移動させる。そして、画像構成部113により、配置を変更させたオブジェクトをA301とオブジェクトB302等を用いてレンダリングを行い、レンダリング結果を、出力部114がディスプレイ200のプレビューウィンドウ210に表示する。
続いて、「tell light」という配置変更指示を読み出して、光源303を選択する。そして、次の「MoveUp 10」という配置変更指示を読み出し、選択した光源303を、配置変更を行う直前の光源303の位置、すなわち現在の光源303の位置から、図5において「MoveUp」として示した方向と同様の方向に、距離10だけ移動させる。この移動は、ここでは例として、「MoveUp」として示した方向において、配置変更を行う直前の光源303が配置されている位置から距離10だけ進んだ位置に、光源303を非連続に移動させることで行われる。また、移動結果は、画像構成部113によりレンダリングされ、レンダリング結果が出力部114により、ディスプレイ200のプレビューウィンドウ210に表示される。
続いて、また、「tell eye」という配置変更指示が読み出して、視点を選択する。ここでは、視点は、表示されておらず、このプレビューウィンドウ210自身が視点からみた視野を示しているので、このプレビューウィンドウ210の視野自身が結果的に配置変更指示による動作の対象となる。そして、次の「Up 10」という配置変更指示を読み出し、選択されたオブジェクトA301を、配置変更を行う直前のオブジェクトA301の位置において、図5において「Up」として示した方向と同様の方向に、視点を、10度だけ回転させる。実際には、視野が上向きに回転するため、視野であるプレビューウィンドウ210に表示されているオブジェクト等は、下向きに移動することとなる。この回転もここでは例として非連続な回転として行われる。この回転結果は、画像構成部113によりレンダリングされ、レンダリング結果が出力部114により、ディスプレイ200のプレビューウィンドウ210に表示される。
上記のような移動の結果として得られるプレビューウィンドウ210の表示を模式的に示すと、図9に示すようになる。なお、図9においては、理解を容易とするために、オブジェクトA301と光源303の移動の軌跡を矢印で表示し、また、移動前、すなわち移動の直前の視野を視野210aとして点線で表示しているが、実際には、このような矢印等は表示されない。
なお、上記の具体例においては、「Forward」等の配置変更指示を、一つずつ実行するようにしたが、複数の配置変更指示を同時に実行させるように設定できるようにし、複数の配置変更指示を同時に実行させられるようにしてもよい。例えば、あるオブジェクトに対する所定の方向への回転と移動とを同時に行うようにしてもよいし、複数のオブジェクトや、視点等への所定の処理を、同時に行なうようにしてもよい。
以上、本実施の形態によれば、配置変更指示を用いて、オブジェクトや光源や視点等を全て自由に配置変更させることができるため、オブジェクトや光源や視点等の配置を共通する少ない情報の定義で制御することができる。これにより、コンテンツを構成するオブジェクトや光源や視点等に対して容易に動作を設定でき、多様である所望のコンテンツを容易に得ることができる。
また、本実施の形態によれば、オブジェクトや光源や視点等に対して、それぞれの直前の配置を基準として、次に配置の変更を行う方向等を指定することができるため、オブジェクトや光源や視点の位置にユーザが存在しているような感覚でオブジェクトや光源や視点の動作を設定できる。このため、空間の中にユーザが配置されたような観点で、オブジェクトや光源や視点等を移動させることができる。また、座標についての知識がなくても、進む方向等を決定できれば、操作できるので、例えば、小学生の低学年でも操作が可能であり、空間についての概念を把握する教育等に幅広く利用可能である。空間についての概念を把握する教育等に幅広く利用可能である。
さらに、本実施の形態によれば、互いに直交する3軸により決定される6方向とオブジェクトや光源や視点等を、それぞれ、上下左右前後等の、互いに直交する3軸により決定される6方向と、それらの3軸を回転軸とした6つの回転方向により、オブジェクトや光源や視点等の配置の変更方向を指定できるようにしたので、座標についての知識がなくても、上下、左右、等の簡単な知識があれば操作できるので、例えば、小学生の低学年でも操作が可能であり、空間についての概念を把握する教育等に幅広く利用可能である。また、オブジェクトや光源や視点等が、上下左右前後等の、互いに直交する3軸により決定される6方向と、それらの3軸を回転軸とした6つの回転方向を指定することより、すべて、同じ操作体系で操作できるため、操作の習得が容易であり、操作の習得に時間がとりにくい教育等の用途に有用である。
また、配置変更指示を、ボタン等を用いて入力していくことで、容易に設定できるため、マウスなどで配置の変更を指示するのと異なり、操作の熟練が必要なく、誰でも容易に操作することができる。
また、配置変更指示が、配置変更させたい対象を指定する情報と、どの方向に配置変更させるかという情報と、どの量だけ配置変更させるかという情報とで構成されるため、オブジェクト等が思いどおりに動作しなかった場合等に、指示を容易に見直すことができる。
なお、本実施の形態においては、コンテンツ処理システム1000を構成するコンテンツ生成装置100と、コンテンツ出力装置110とを、それぞれ個別の装置として、スタンドアロンで利用するようにしても良い。
また、さらに、コンテンツ生成装置100は、スタンドアロンの装置であってもよく、サーバ・クライアントシステムにおけるサーバ装置であってもよい。後者の場合には、受付部等は、通信回線を介して入力を受け付けたり、画面を出力したりすることになる。
また、上記の具体例においては、入力を容易とするために、配置変更指示をボタンにより入力できるようにしたが、本発明においては、配置変更指示の入力方法は問わない。例えば、配置変更指示をテキストとして入力するようにしても良い。
また、本実施の形態においては、オブジェクト情報や、光源情報、視点情報が、予め格納されている場合について説明したが、これらの情報を受け付ける、配置変更指示受付部と同様の受付部を設けて、この受付部が受け付けたオブジェクト情報や、光源情報、視点情報を、オブジェクト情報格納部1や、光源情報格納部2や、視点情報格納部3に蓄積するようにしても良い。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
なお、上記各実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。なお、上記各実施の形態におけるコンテンツ生成装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、一以上のオブジェクト、光源、および視点について、それぞれの直前の配置を基準とした、配置の変更を指示する情報である配置変更指示を受け付ける配置変更指示受付ステップと、前記配置変更指示を蓄積する配置変更指示蓄積ステップとを実行させるためのプログラムである。
また、このプログラムは、コンピュータに、一以上のオブジェクト、光源、および視点について、前記各オブジェクト、光源、および視点にそれぞれ設定される、互いに直交する3軸により決定される6方向と、前記3軸を回転軸とした、6つの回転方向とにより、配置の変更を指定する指示である配置変更指示を受け付ける配置変更指示受付ステップと、前記配置変更指示を蓄積する配置変更指示蓄積ステップとを実行させるためのプログラムである。
また、このプログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよく、所定の記録媒体(例えば、CD−ROMなどの光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど)に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかるコンテンツ生成装置等は、3次元画像等により構成されるコンテンツを生成するためのコンテンツ生成装置として適しており、特に、オブジェクトや、照明や、視点等の配置を変更させるためのコンテンツ生成装置等として有用である。
1 オブジェクト情報格納部
2 光源情報格納部
3 視点情報格納部
4 配置変更指示受付部
5 配置変更指示蓄積部
6 空間情報格納部
7 空間変更指示受付部
100 コンテンツ生成装置
110 コンテンツ出力装置
1000 コンテンツ処理システム
2 光源情報格納部
3 視点情報格納部
4 配置変更指示受付部
5 配置変更指示蓄積部
6 空間情報格納部
7 空間変更指示受付部
100 コンテンツ生成装置
110 コンテンツ出力装置
1000 コンテンツ処理システム
Claims (8)
- オブジェクトの配置を指定する情報であるオブジェクト配置情報を含む、オブジェクトに関する情報であるオブジェクト情報が1以上格納され得るオブジェクト情報格納部と、
光源の配置を指定する情報である光源配置情報を含む、光源に関する情報である光源情報が1以上格納され得る光源情報格納部と、
視点の配置を指定する情報である視点配置情報を含む、視点に関する情報である視点情報が1以上格納され得る視点情報格納部と、
前記各オブジェクト、光源、および視点について、それぞれの配置の変更を指示する情報である配置変更指示を受け付ける配置変更指示受付部と、
前記配置変更指示を蓄積する配置変更指示蓄積部とを具備するコンテンツ生成装置。 - 前記配置変更指示受付部は、前記各オブジェクト、光源、および視点について、それぞれの直前の配置を基準とした、それぞれの配置の変更を指示する情報である配置変更指示を受け付ける請求項1記載のコンテンツ生成装置。
- 前記配置変更指示は、前記各オブジェクト、光源、および視点にそれぞれ設定される、互いに直交する3軸により決定される6方向と、前記3軸を回転軸とした、6つの回転方向とにより、配置の変更を指示する情報である請求項1または請求項2いずれか記載のコンテンツ生成装置。
- 前記配置変更指示は、前記6方向における移動量と、前記6つの回転方向における回転量とにより、配置の変更を指示する情報である請求項3記載のコンテンツ生成装置。
- 前記配置変更指示蓄積部は、前記配置変更指示を、時系列順に蓄積する請求項1から請求項4いずれか記載のコンテンツ生成装置。
- 前記オブジェクトが配置される空間に関する情報である空間情報が1以上格納され得る空間情報格納部と、
前記空間情報についての変更の指示である空間変更指示を受け付け、受け付けた空間変更指示により、前記空間情報格納部に格納されている空間情報を更新する空間変更指示受付部をさらに具備する請求項1から請求項5いずれか記載のコンテンツ生成装置。 - コンピュータに、
一以上のオブジェクト、光源、および視点について、それぞれの直前の配置を基準とした、配置の変更を指示する情報である配置変更指示を受け付ける配置変更指示受付ステップと、
前記配置変更指示を蓄積する配置変更指示蓄積ステップとを実行させるためのプログラム。 - コンピュータに、
一以上のオブジェクト、光源、および視点について、前記各オブジェクト、光源、および視点にそれぞれ設定される、互いに直交する3軸により決定される6方向と、前記3軸を回転軸とした、6つの回転方向とにより、配置の変更を指定する指示である配置変更指示を受け付ける配置変更指示受付ステップと、
前記配置変更指示を蓄積する配置変更指示蓄積ステップとを実行させるためのプログラム。
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