JP2007226417A - コンテンツ出力装置、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のコンテンツ出力装置においては、個々のオブジェクト等に簡単な動作の指示を与えて動作させることができず、所望のコンテンツを得ることが容易にできないという課題があった。
【解決手段】オブジェクト情報が1以上格納され得るオブジェクト情報格納部1と、光源情報が1以上格納され得る光源情報格納部2と、視点情報が1以上格納され得る視点情報格納部3と、各オブジェクト、光源、および視点の動作を指定する動作情報が格納され得る動作情報格納部4と、各オブジェクト、光源、および視点を、動作情報に応じて動作させ、動作結果を得る実行部5と、実行部5の動作結果と、オブジェクト情報、光源情報、および視点情報とを用いて、視点から見た2次元画像の画像情報を構成する画像構成部8と、画像構成部8の構成した画像情報を出力する出力部9とを具備する。
【選択図】図1
【解決手段】オブジェクト情報が1以上格納され得るオブジェクト情報格納部1と、光源情報が1以上格納され得る光源情報格納部2と、視点情報が1以上格納され得る視点情報格納部3と、各オブジェクト、光源、および視点の動作を指定する動作情報が格納され得る動作情報格納部4と、各オブジェクト、光源、および視点を、動作情報に応じて動作させ、動作結果を得る実行部5と、実行部5の動作結果と、オブジェクト情報、光源情報、および視点情報とを用いて、視点から見た2次元画像の画像情報を構成する画像構成部8と、画像構成部8の構成した画像情報を出力する出力部9とを具備する。
【選択図】図1
Description
本発明は、3次元画像等により構成されるコンテンツを出力するためのコンテンツ出力装置等に関するものである。
従来のコンテンツ出力装置としては、例えば、オブジェクトに3次元空間内における動作を設定し、この設定した動作によりオブジェクトを動作させることにより、3次元CGアニメーションを作成するものが開示されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−172009号公報(第1頁、第1図等)
しかしながら、従来のコンテンツ出力装置においては、個々のオブジェクトに対して、キーフレーム等で配置や形状等の変更等を指定しておき、このキーフレーム等に従って動作するオブジェクトの出力が行われていた。このため、個々のオブジェクトに簡単な動作の指示を与えて動作させ、その動作の結果を出力することができなかった。このため、所望のコンテンツを得ることが容易にできないという課題があった。
本発明のコンテンツ出力装置は、オブジェクトに関する情報であるオブジェクト情報が1以上格納され得るオブジェクト情報格納部と、光源に関する情報である光源情報が1以上格納され得る光源情報格納部と、視点に関する情報である視点情報が1以上格納され得る視点情報格納部と、前記各オブジェクト、光源、および視点の動作を指定する情報である動作情報が格納され得る動作情報格納部と、前記各オブジェクト、光源、および視点を、前記動作情報に応じて動作させ、動作結果を得る実行部と、前記実行部に対する動作開始の指示を受け付ける指示受付部と、前記実行部の動作結果と、前記オブジェクト情報、光源情報、および視点情報とを用いて、前記視点から見た前記オブジェクトを含む2次元画像の画像情報を構成する画像構成部と、前記画像構成部の構成した画像情報を出力する出力部とを具備するコンテンツ出力装置である。
かかる構成により、オブジェクトや光源や視点等の配置を、動作情報という3つに共通する少ない情報の定義で制御することができ、所望のコンテンツを容易に得ることができる。
また、本発明のコンテンツ出力装置は、前記コンテンツ出力装置において、前記オブジェクトが配置される空間に関する情報である空間情報が1以上格納され得る空間情報格納部をさらに具備し、前記画像構成部は、さらに前記空間情報を用いて2次元画像の画像情報を構成するコンテンツ出力装置である。
かかる構成により、背景画像を表示させたり、2次元画像を構成する際の、オブジェクトや、光源による表現を調整したりすることができる。
また、本発明のコンテンツ出力装置は、前記コンテンツ出力装置において、前記動作情報は、少なくとも前記オブジェクト、光源、および視点についての配置を指示する情報である配置変更指示を含み、当該配置変更指示は、前記オブジェクト、光源、および視点のそれぞれの直前の配置を基準とした、それぞれの配置の変更を指示する情報であるコンテンツ出力装置である。
かかる構成により、動作情報により、オブジェクトや光源や視点の位置にユーザが存在しているような感覚でオブジェクトや光源や視点の動作を設定可能となる。この結果、3次元空間の中にユーザが配置されたような観点で、オブジェクトや光源や視点等を移動させることができる。また、座標についての知識がなくても、進む方向等を決定できれば、操作できるので、例えば、小学生の低学年でも操作が可能であり、空間についての概念を把握する教育等に幅広く利用可能とすることができる。
また、本発明のコンテンツ出力装置は、前記コンテンツ出力装置において、前記実行部は、前記各オブジェクト、光源、および視点の配置が、それぞれの直前の配置から、前記配置変更指示が示す配置となるまで変更される際に、前記各オブジェクト、光源、および視点の配置を補間するよう、前記各オブジェクト、光源、および視点を動作させるコンテンツ出力装置である。
かかる構成により、各オブジェクト、光源、および視点が連続的に動作しているように出力することができる。
本発明によるコンテンツ出力装置等によれば、個々のオブジェクトに簡単な動作の指示を与えて動作させて、所望のコンテンツを容易に得ることができる。
以下、コンテンツ出力装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態におけるコンテンツ出力装置のブロック図である。
図1は、本実施の形態におけるコンテンツ出力装置のブロック図である。
コンテンツ出力装置100は、オブジェクト情報格納部1、光源情報格納部2、視点情報格納部3、動作情報格納部4、実行部5、指示受付部6、空間情報格納部7、画像構成部8、出力部9を具備する。
オブジェクト情報格納部1は、オブジェクトに関する情報であるオブジェクト情報が1以上格納され得る。オブジェクトとは、例えば、2次元(以下2Dと称す)や3次元(以下3Dと称す)の空間上に出力される図形である。オブジェクト情報は、例えば、オブジェクトの形状や外観等を指定する情報を有している。例えば、2Dオブジェクトにおいては、オブジェクトの形状等を指定するビットマップ情報やベクター情報を有している。また、3Dオブジェクトにおいては、オブジェクトの形状等を指定するポリゴンや、スプライン等の情報、いわゆるモデル情報や、オブジェクトの外観、例えば、色等を指定するテクスチャ情報や、バンプ情報等を有している。テクスチャ情報やバンプ情報は、例えばビットマップ画像等の画像情報により構成される。また1つのオブジェクトは複数のオブジェクトにより階層化されていてもよい。すなわち、複数のオブジェクトが1つのオブジェクトとしていわゆるネスト化されていてもよい。また、オブジェクト情報は、例えば、オブジェクトの配置を指定する情報であるオブジェクト配置情報を含んでいる。ここで述べる配置とは、位置および方向を示す概念である。オブジェクトの配置とは、例えば、オブジェクトの位置と、方向のことである。オブジェクト配置情報は、例えば、オブジェクトが位置を変更したり、方向を変更したりする動作を行うことにより更新されてもよい。オブジェクト配置情報は、例えば、オブジェクトの初期配置を示すための情報である。オブジェクトの位置は、通常、オブジェクトの配置される3D空間に設定される絶対座標により指定される。また、オブジェクトの方向は、例えば、オブジェクト自身に設定された、絶対座標系とは異なる座標系における座標や絶対座標やベクトル等を用いることにより指定される。オブジェクト情報格納部1は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。また、ここで述べる格納とは、外部から入力されたオブジェクト情報を一時的に蓄積する際の、一時記憶等も含む概念である。
光源情報格納部2は、光源に関する情報である光源情報が1以上格納され得る。光源とは、光の発生源である。この光源から発生する光により、オブジェクトや空間内の背景等を照らすことができる。実際には、オブジェクト等から、出力用の2次元画像を演算により構成する処理、いわゆるレンダリング処理、を行う際には、この光源から発生する光による各オブジェクトの照射を考慮して演算が行われることで、各オブジェクトの画像が構成されたり、各オブジェクトにより発生する影が、各オブジェクトや、背景等に表現されることとなる。光源情報は、光源の光の強度、色等の、光源が照射する光を指定するための情報を有している。光源には、例えば、全ての方向に光を放射する光源や、円錐型や四角錐型のパスに沿って光を放射する、いわゆるスポットライト型の光源や、所望の方向に対して平行な光を放つ光源等がある。また、光源情報は、例えば、光源配置情報を含んでいる。光源の配置とは、例えば、光源の位置と、方向のことである。光源配置情報は、例えば、光源が位置を変更したり、方向を変更したりする動作を行うことにより更新される。光源配置情報は、例えば、光源の初期配置を示すための情報である。光源の位置は、通常、光源の配置される3D空間に設定される絶対座標により指定される。また、光源の方向は、例えば、光源自身に設定された、絶対座標系とは異なる座標系における座標や絶対座標やベクトル等を用いることにより指定される。光の照射方向が決まっている光源においては、光源の方向は、通常、光の照射方向に設定される。光源情報格納部2は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。また、ここで述べる格納とは、外部から入力された光源情報を一時的に蓄積する際の、一時記憶等も含む概念である。
視点情報格納部3は、視点に関する情報である視点情報が1以上格納され得る。視点情報は、視界の広さ、すなわち画角の情報を有している。また、視点情報は、絞りや焦点位置についての情報等を有していても良い。尚、ここで述べる視点とは、視界を設定できるもののことであり、カメラ等も含む概念である。この視界が、例えば、オブジェクト等を2次元画像として出力する際の、出力範囲となる。また、視点情報は、例えば、視点配置情報を有している。視点配置情報は、視点の位置の情報と、視界の方向を示す情報を有している。視点配置情報は、例えば、視点の初期配置を示すための情報である。視点の位置は、通常、視点の配置される3D空間に設定される絶対座標により指定される。また、視界の方向は、例えば、視点自身に設定された、絶対座標系とは異なる座標系における座標や絶対座標やベクトル等を用いることにより指定される。視点情報格納部3は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。また、ここで述べる格納とは、外部から入力された視点情報を一時的に蓄積する際の、一時記憶等も含む概念である。
動作情報格納部4は、オブジェクト情報格納部1、光源情報格納部2、および視点情報格納部3に格納された各オブジェクト、光源、および視点の動作を指定する情報である動作情報が格納され得る。動作情報は、各オブジェクト、光源、および視点の動作を指定できる情報であればどのような情報であってもよく、また、その動作の内容は問わない。例えば、各オブジェクトが変形する動作であっても良いし、光源の光の強度が変化する動作であっても良い。動作情報は、例えば、オブジェクト情報格納部1、光源情報格納部2、および視点情報格納部3に格納された各オブジェクト、光源、および視点について、それぞれの配置の変更を指示する情報である配置変更指示である。この配置変更指示に従って、レンダリング時に、各オブジェクト、光源、および視点の配置が変更される。各オブジェクト、光源、および視点に対する配置変更指示は、共通のものであることが好ましい。配置変更を少ない情報で制御できるからである。配置変更指示は、変更後の各オブジェクト、光源、および視点の配置、すなわち位置および方向を結果として指定できる指示であれば、どのような指示であっても良い。例えば、配置変更指示は、各オブジェクト、光源、および視点自身にそれぞれ設定された座標系の座標情報を用いて与えられる指示である。具体的には、配置変更指示は、各オブジェクト、光源、および視点をそれぞれ基準として、それぞれに設定された、互いに直交する3軸により決定される6方向と、これらの3軸を回転軸とした、6つの回転方向とを用いて、配置の変更を指示する情報であるとする。より具体的には、これらの6方向における移動量と、6つの回転方向における回転量とにより、配置の変更を指示する情報であるとする。この互いに直交する3軸とは、例えば、各オブジェクト、光源、および視点内において設定される、絶対座標系に対して相対的な位置関係を有するx軸、y軸、z軸である。すなわちこの3軸は、絶対座標系のx軸、y軸、z軸とは平行である必要はない。6つの方向とは、x軸上の正方向、x軸上の負方向、y軸上の正方向、y軸上の負方向、z軸上の正方向、z軸上の負方向である。また、6つの回転方向は、このx軸を回転軸とした右回り、x軸を回転軸とした左回り、y軸を回転軸とした右回り、y軸を回転軸とした左回り、z軸を回転軸とした右回り、z軸を回転軸とした左回りである。特に、x軸の正方向を前方向、y軸の正方向を右方向、z軸の正方向を上方向に設定すると、各オブジェクト、光源、および視点を、それぞれ、前後左右上下を指定して配置を変更させることが可能となる。動作情報格納部4には、例えば、あるオブジェクトに対して、「右に40移動、前方向に30度回転」という配置変更指示が格納され得る。なお、配置変更指示における移動量の単位は、問わないが、ここでは例として、3D空間がもつ固有の距離の単位を利用する。そのため、ここでは単位は省略している。また、ここでは例として、動作情報格納部4は、少なくとも、各オブジェクト、光源、および視点のそれぞれの配置変更を行う直前の配置を基準とした配置変更指示を動作情報として、格納しているものとする。すなわち、初期状態の配置、もしくは配置変更を行う直前の配置変更指示に基づいて配置が変更された各オブジェクト、光源、および視点の配置を基準として、その配置からの配置変更指示を受け付ける。例えば、まず、「左に30度回転」という配置変更指示をあるオブジェクトに与えた後、さらに「前に40移動」、「右に20移動」という配置変更指示を与えると、そのオブジェクトは、レンダリング時には、オブジェクトに設定された前後左右上下の方向に従って、例えば予め設定された速度によって、左に向きを30度回転した後、前に30移動し、その後、向きを変えずに右に20移動することとなる。また、配置変更指示には、個々のオブジェクトや、光源や、視点等を配置変更の対象として指定する情報を含んでも良い。また、配置変更指示には、配置変更を行う際の移動や方向の変更を行う速度を指定する情報を含むようにしても良い。また、配置変更指示に示された配置の変更が終了する時間を指定する情報が含まれていても良い。動作情報格納部4は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。また、ここで述べる格納とは、外部から入力された配置変更指示を一時的に蓄積する際の、一時記憶等も含む概念である。
実行部5は、オブジェクト情報格納部1、光源情報格納部2、および視点情報格納部3に格納された各オブジェクト、光源、および視点を、動作情報に応じて動作させ、動作結果を得る。「動作情報に応じて」とは、例えば、コマンドを実行させたり、コマンドをインタープリトさせること等である。例えば、実行部5は、動作情報のうちの配置変更指示に応じて、各オブジェクトや、光源、視点を動作させる。また、オブジェクトの形状を、動作情報に基づいて変化させても良いし、光源の明るさ等を変化させたり、視点の画角等を変化させても良い。通常、実行部5が実行させる動作は時間により変化する動作である。例えば、動作情報に、動作を行う時間を設定する情報が格納されている場合、この時間情報に応じて、所望の動作を実行させる。この実行部5により行われる動作は、非連続な動作であっても良いし、連続的な動作であっても良い。ここで述べる非連続とは、動作の開始の状態から、動作の終了の状態までが、中間の段階を経ずに、瞬間的に行われることを意味する。一方、連続とは、動作の開始の状態から、動作の終了の状態までが、中間の段階を経て、段階的に行われることを意味する。例えば、オブジェクト等が動作する際に、動作の開始の状態と、動作の終了の状態との間に、動作途中の状態を示すための動作の補間を行うことで、連続的な動作を実現できる。例えば、実行部5は、連続的な配置の変化を実行するために、各オブジェクト、光源、および視点の配置が、それぞれの配置変更を行う直前の配置から、配置変更指示が示す配置となるまで変更される際に、各オブジェクト、光源、および視点の配置を補間するよう、各オブジェクト、光源、および視点を動作させればよい。また、補間を行う際には、動作の開始や、完了の際の動作の速度が遅くなったり、速くなったりするよう、動作に対して加速度を与えるようにしても良い。なお、このような連続的な動作を補間する処理については、いわゆるトゥイーンと呼ばれる技術として公知技術であるので説明は省略する。実行部5は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。実行部5の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
指示受付部6は、実行部5に対する動作開始の指示を受け付ける。実行部5は、この指示受付部6が動作開始の指示を受け付けた場合に、動作情報に応じた動作を開始させる。動作開始の指示の入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。指示受付部6は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
空間情報格納部7は、オブジェクトが配置される空間に関する情報である空間情報が1以上格納され得る。空間情報とは、例えば、3D空間の背景の情報や、3D空間の環境の情報である。例えば、オブジェクトが大気中や、水中にある場合、大気や水における光の屈折や散乱を設定するための情報が空間情報として格納され得る。また、レンダリング時に、背景画像、例えば、空等、を表示させる場合、背景となる画像の画像情報や、色の情報等が格納され得る。空間情報格納部7は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。また、ここで述べる格納とは、外部から入力された空間情報を一時的に蓄積する際の、一時記憶等も含む概念である。
画像構成部8は、実行部5の動作結果と、オブジェクト情報、光源情報、および視点情報とを用いて、視点から見たオブジェクトを含む2次元画像の画像情報を構成する。実行部5の動作結果とは、例えば、動作情報の配置変更指示等に応じて変更されたオブジェクト配置情報や、光源配置情報や、視点配置情報である。画像構成部8は、例えば所定の時間間隔ごとに2次元画像を構成してもよいし、オブジェクトの配置に変更が生じた際に、2次元画像を構成するようにしても良い。所定の時間間隔とは、一定の時間間隔であっても良いし、不定期の時間間隔であっても良い。例えば、1秒あたり、30回、定期的に画像情報を構成することにより、動画像として利用可能な複数の画像情報が得られる。この複数の画像情報を、1秒あたり30枚、連続的に出力することで、動画像を出力することができる。なお、この所定の時間間隔は、動作情報に基づいてオブジェクト等が動作している際の時間間隔であり、2次元画像としてレンダリングを行うタイミングを指定する時間間隔である。実際には、レンダリング処理には時間がかかり、レンダリング中はオブジェクト等の動作を停止させることとなるため、実際のレンダリングを行っている時間間隔とは異なるものとなる。画像構成部8は、ここでは、例として、2次元画像の画像情報を構成する際に、さらに空間情報を用いる。具体的には、視点からみたオブジェクト情報の示すオブジェクト等を、オブジェクト情報内のモデル情報にあわせて、テクスチャ情報等を座標変換して、オブジェクト等の2次元画像を構成する。また、このオブジェクト等の2次元画像を構成する際に、光源からの光により起こる反射や、光源からの光により発生する影等を、演算により2次元画像に描画する。また、空間情報に基づいて、背景画像を構成したり、光源からの光を調整したりする。このように、3次元情報から、2次元画像を構成するレンダリング処理としては、さまざまなアルゴリズムが知られており、これらの技術は、公知技術であるので説明は省略する。画像構成部8の構成する2次元画像のデータ構造等は問わない。画像構成部8の構成する2次元画像は、ビットマップデータであっても良いし、ベクトルデータであっても良い。また、画像構成部8は、例えば、2次元画像を複数の静止画像の画像ファイルとして出力しても良いし、動画像の画像ファイルとして出力しても良い。また、画像ファイルとして出力する際のファイル形式等は問わない。画像構成部8は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。画像構成部8の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
出力部9は、画像構成部8の構成した画像情報を出力する。出力部9は、ディスプレイ等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。出力部9は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。出力とは、ディスプレイへの表示、外部の装置への送信、記憶媒体への蓄積等を含む概念である。
次に、コンテンツ出力装置の動作について図2のフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、動作情報が、処理を実行する順、すなわち時系列順に、動作情報格納部4に格納されている場合を例に挙げて説明する。
(ステップS201)指示受付部6は、動作開始の指示を受け付けたか否かを判断する。受け付けた場合、ステップS202に進み、受け付けていない場合、ステップS201に戻る。
(ステップS202)画像構成部8は、各オブジェクト、光源、視点の動作前の状態の、2次元画像を構成する。具体的には、オブジェクト情報格納部1や、光源情報格納部2、視点情報格納部3、空間情報格納部7に格納されている初期状態を設定するオブジェクト情報や、光源情報、視点情報、空間情報を用いて、2次元画像を構成する。なお、2次元画像を構成する処理については、公知技術であるので詳細な説明は省略する。
(ステップS203)出力部9は、ステップS202で構成した2次元画像を、出力する。例えば、出力部9は、2次元画像を画像情報として、記憶媒体に蓄積する。また、出力部9は、2次元画像を、ディスプレイ等の表示デバイスに表示させるようにしても良い。
(ステップS204)実行部5は、カウンターkに1を代入する。
(ステップS205)実行部5は、カウンターmに1を代入する。
(ステップS206)実行部5は、動作情報格納部4から、m番目の動作情報を読み出す。
(ステップS207)実行部5は、ステップS206において読み出したm番目の動作情報に、動作の開始からk×t秒後の動作が含まれるか否かを判断する。具体的には、m番目の動作情報を用いて、補間等を行うことで、k×t秒後の動作を指定できる情報を構成できるか否かを判断する。なお、tは、所定の時間間隔、具体的には、2次元画像としてレンダリングを行うタイミングを指定する時間間隔である。レンダリングにより得られた2次元画像を、この時間間隔tで順次出力すれば、動作情報の指示通りにオブジェクト等が動作する動画像が表示される。実行部5は、例えば、m−1番目までの全ての動作情報を実行させるために必要な時間や、m番目の動作情報を実行するために必要な時間等から、動作の開始からk×t秒後の動作が含まれるか否かを判断することが可能である。k×t秒後の動作が実行可能である場合、ステップS208に進み、実行できない場合、ステップS212に進む。
(ステップS208)実行部5は、m番目の動作情報に基づいて、動作の開始からK×t秒後の動作を実行させる。なお、m番目の動作情報に、k×t秒後の動作情報が含まれていない場合、例えば、その前後の動作情報から、k×t秒後の動作情報を補間により構成する。
(ステップS209)画像構成部8は、ステップS208において実行した動作の結果を用いて、ステップS202と同様に、2次元画像を構成する。
(ステップS210)出力部9は、画像構成部8がステップS209において構成した2次元画像を、ステップS203と同様に、出力する。
(ステップS211)実行部5は、カウンターkを1インクリメントする。そして、ステップS207に戻る。
(ステップS212)実行部5は、m番目の動作情報が、動作情報格納部4に格納されているか否かを判断する。格納されている場合、ステップS206に戻り、格納されていない場合、処理を終了する。
なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態におけるコンテンツ出力装置の具体的な動作について説明する。コンテンツ出力装置の概念図は図3である。なお、ここでは、説明を簡単にするために、動作情報として、主に配置変更指示が用いられている場合について説明する。
このコンテンツ出力装置100は、一例として、出力装置としてディスプレイ200を備えているものとする。また、このディスプレイ200には、例として、3D空間内に配置されたオブジェクト、および光源を、3D空間内に配置される視点の1つからみた画像としてレンダリング処理して表示できるものとする。また、オブジェクトや光源、視点は、動作情報に基づいて動作可能であり、ここでは、1/30秒間隔でこれらの3次元空間内における動作の結果をレンダリング処理して、その処理結果を、2次元画像としてディスプレイ200のウインドウ210内に表示するものとする。さらに、これらの2次元画像は、メモリ等に蓄積され、全ての動作が終了した時点で、1/30秒間隔で、順番にディスプレイに表示させることで、動作情報によるオブジェクト等の動作を、連続的にディスプレイに示すものとする。なお、3D空間内に配置された光源については、これらの位置や方向を示すことのできる図形、ここでは円錐を用いて表示を行うものとする。なお、この光源については、非表示とすることも可能であるとする。
ディスプレイ200のウインドウ210には、3D空間に配置されたオブジェクトA301およびオブジェクトB302、光源303が、上述したようなレンダリング処理されて表示されている。光源303は、ここでは円錐で表示されており、その底面側から、光が照射されるものとする。このような光源303は、あくまでも、光源303の配置等を確認できるようにするために表示されているものであり、画像構成部8による最終的なレンダリング結果としては、出力しないものとする。なお、ここでは空間情報としては、3D空間の背景色、例えば「gray」、が指定されているものとし、ウインドウ210の背景には、この空間情報の背景色が表示されているものとする。
図4は、オブジェクトA301と、オブジェクトA301が受け付ける動作指示のうちの配置変更指示との関係を示す図である。オブジェクトA301には、予め、図4に示すように、オブジェクトA301自身に設定された、互いに直交する3つの軸に基づいて、この3つの軸に沿って3つの軸の交点から伸びる6つの方向と、それぞれの軸を回転軸とした6つの回転方向が設定されている。これらの3つの軸は、絶対座標系のx軸、y軸、z軸とは異なり、オブジェクトA301の配置が変更されると、その配置の変更に追従して、その配置が変更される。ここでは、これらの6つの方向に位置を変更させるための指示を、それぞれ、「Forward」、「Backward」、「MoveLeft」、「MoveRight」、「MoveUp」、「MoveDown」という配置変更指示とする。なお、「Forward」と「Backward」、「MoveLeft」と「MoveRight」、「MoveUp」と「MoveDown」は、それぞれ同一の軸上の異なる方向に対応付けられた配置変更指示である。ここでは、「Forward」は前進、「Backward」は後進、「MoveLeft」は左移動、「MoveRight」は右移動、「MoveUp」は上昇、「MoveDown」は下降を、それぞれオブジェクトA301に指示する配置変更指示である。また、「Forward」と対応付けられた方向を示す軸を回転軸として、右回転する指示を「RotateRight」という配置変更指示に、また、左回転する指示を「RotateLeft」という配置変更指示に設定しておく。また、「MoveLeft」と対応付けられた方向に沿った軸に対して、下向きに回転する指示を「Down」という配置変更指示に、また、上向きに回転する指示を「Up」という配置変更指示に設定しておく。さらに、「MoveUp」と対応付けられた方向を示す軸を回転軸として、右回転する指示を「RightTurn」という配置変更指示に、また、左回転する指示を「LeftTurn」という配置変更指示に設定しておく。なお、オブジェクトB302や光源303に対しても同様の配置変更指示が設定されており、オブジェクトB302や光源303もオブジェクトも、オブジェクトA301と共通の配置変更指示を用いて配置の変更を指示できるものとする。なお、光源303については、円錐の頂点から底面に対して垂直に向かう方向に進む指示が「MoveDown」に設定されているものとする。また、視点についても、3D空間内において同様の配置変更指示が設定されており、視点も、オブジェクトA301と共通の配置変更指示を用いて配置の変更を指示できるものとする。なお、ここでは、ウインドウ210の表示が、視点からみたオブジェクト等の配置を示しているため、視点自体は、プレビューウィンドウ210内には表示されていないが、視点については、ウインドウ210を突き抜ける方向に進む指示が「Forward」、ウインドウ210の右側に移動する指示が「MoveRight」、ウインドウ210の上方に移動する指示が「MoveUp」に設定されているものとする。
図5は、動作情報格納部4に格納されている動作情報の構成を示す図である。この動作情報は、2行で、1つの動作情報を構成しており、各1行目は、動作させる対象を指定する指示であり、各2行目は、動作内容を示す指示、例えば配置変更指示である。動作させる対象を指定する指示は、「tell 動作対象」という構成となっており、例えば、「tell A」はオブジェクトA301を動作対象に指定する指示となる。動作内容を示す指示は、「動作内容 動作量」という構成となっており、例えば、「Forward 10」は、図4に示した配置変更指示が示す「Forward」という方向に進む動作を、距離10だけ行う、という指示になる。
次に、図5に示した動作情報に基づいて、レンダリング処理を行ない、処理結果をウインドウ210に出力する処理について説明する。なお、ここでは、主としてオブジェクト等の配置の変更を説明するため、テクスチャ情報等に基づいてオブジェクトをレンダリングしたり、照明からの光を利用して、オブジェクトをレンダリングする処理等の詳細については、ここでは省略する。ただし、このようなオブジェクトをテクスチャ情報や照明からの光等に基づいてレンダリングする処理等については、公知技術である。
まず、例えば、ユーザが図示しないレンダリング開始用のメニュー等を選択すると、まず、画像構成部8は、オブジェクト情報、光源情報、視点情報、および空間情報に基づいて、視点からみた、3D空間内に配置されたオブジェクトA301、オブジェクトB302の2次元画像を構成する。このように3次元情報から、2次元画像を構成する処理については公知技術であるので、ここでは説明を省略する。
次に、図5に示したような動作情報が、最初の行から順に読み出され、実行される。
ここでは、まず、実行部5は、1行目の「tell A」という動作情報を読み出し、解釈実行する。具体的には、この動作情報により実行部5はオブジェクトA301を動作対象に選択する。
次に、実行部5は、2行目の「Forward 10」という動作情報、ここでは配置変更指示、を読み出し、解釈実行する。すなわち、実行部5が選択したオブジェクトA301を、この動作情報により配置変更を行う直前の位置、すなわちオブジェクトA301の移動前の位置から、図4において「Forward」として示した方向に、距離10だけ移動させる。ここでのオブジェクトA301の直前の位置とは、動作情報に基づく配置変更等の動作がまったく行われていない状態のことである。この処理の実行は、例えば、オブジェクトA301の直前の座標を、3D空間における絶対座標に変換し、この座標から、直前のオブジェクトA301の向きに応じて決定される「Forward」として示した方向に、距離10だけ移動させた場合に得られる絶対座標を算出し、この絶対座標までオブジェクトA301を移動させる。ここでは、実行部5は、オブジェクトA301を、配置変更を行う直前の位置と移動終了後の位置とを結んだ線分上において、所定の速度vで、配置変更を行う直前の位置から、移動終了後の位置まで、連続的に移動させるものとする。ただし、ここで述べる連続的とは、1以上の段階を経て動作が行われることを意味する。このように、オブジェクトA301を連続的に動作させるためには、オブジェクトA301の移動中の配置を、補間により設定する。
画像構成部8は、実行部5が「Forward 10」という動作情報に基づいてオブジェクトA301を動作させている際に、所定の時間間隔で、順次2次元画像を構成する。
以下、補間を行ってオブジェクトS301を動作させて、動作中のオブジェクトA301を含む2次元画像を構成する処理について具体的に説明する。画像構成部8には、予め2次元画像を構成する時間間隔を設定する値t、例えば、1/15秒等、が設定されているとする。実行部5は、この値tと、速度vと、オブジェクトA301の配置変更を行う直前の位置を示す絶対座標と、オブジェクトA301の移動終了後の位置を示す絶対座標に基づいて、動作開始から、値tだけ時間が経過した場合の、オブジェクトA301の絶対座標を算出する。例えば、値tと速度vとから、移動距離が分かるため、オブジェクトA301の配置変更を行う直前の位置を示す絶対座標と、オブジェクトA301の移動終了後の位置を示す絶対座標とを結んだ線分上において、オブジェクトA301の配置変更を行う直前の位置からの距離が、この移動距離と一致する絶対座標を算出すればよい。そして、この位置にオブジェクトA301を移動させる。
画像構成部8は、このオブジェクトA301が移動した状態で、上記と同様に、視点からみた、3D空間内に配置されたオブジェクトA301、およびオブジェクトB302等の2次元画像を構成する。なお、画像構成部8が二次元画像を構成する際には、空間情報も利用され、例えばオブジェクトA301等の背景が、空間情報により設定された「gray」として表現される。
そして、画像構成部8が構成した2次元画像を、出力部9が、メモリ等に蓄積する。また、ここでは例として、出力部9は、画像構成部8が2次元画像を構成するごとに、最新の2次元画像をディスプレイ200のウインドウ210内に表示する。
さらに、実行部5は、動作開始から順次、値tが経過するごとのオブジェクトA301の絶対座標を算出して、オブジェクトA301を移動させる。そして、その都度、画像構成部8は、上記と同様に、視点からみた、3D空間内に配置されたオブジェクトA301、およびオブジェクトB302等の2次元画像を構成する処理を繰り返す。また、出力部9は、画像構成部8が構成した2次元画像をメモリ等に蓄積する処理を繰り返す。
図6に、「Forward 10」という動作情報に基づく動作が終了した時点での、ウインドウ210内の表示例を示す。なお、図中、矢印は、オブジェクトA301の軌跡を示している。また、一点鎖線は、動作情報に基づく動作を行う直前のオブジェクトA301を示している。
そして、2行目の「Forward 10」という動作情報に基づく動作が終了すると、実行部5は、3行目の「tell A」という動作情報を読み出し、解釈実行して、オブジェクトA301を動作対象に選択する。
次に、実行部5は、4行目の「RightTurn 10」という動作情報、ここでは配置変更指示、を読み出し、解釈実行する。すなわち、実行部5が選択したオブジェクトA301を、オブジェクトA301の配置変更を行う直前の配置に対して、図4において「RightTurn」として示した方向に、10度だけ回転させる。オブジェクトA301の直前の配置とは、「Forward 10」という動作情報に基づく動作が終了した時点での配置のことである。また、方向は、例えば、ベクトル等を利用して設定される。この処理の実行は、例えば、オブジェクトA301の配置変更を行う直前の方向を基準として決定される「RightTurn」として示した方向に、角度を10度だけ回転させた場合に得られるオブジェクトA301の方向を算出し、この方向と、オブジェクトA301が一致するまでオブジェクトA301を回転させる。ここでは、実行部5は、オブジェクトA301を、所定の回転速度rで、回転前の向きから、回転終了後の向きとなるまで、連続的に回転させるものとする。ただし、ここで述べる連続的とは、1以上の段階を経て動作が行われることを意味する。
画像構成部8は、実行部5が「RightTurn 10」という動作情報に基づいてオブジェクトA301を動作させている際に、所定の時間間隔で、順次2次元画像を構成する。
具体的には、画像構成部8は、時間間隔を値tの間隔として、2次元画像の構成を連続的に行っているため、実行部5は、値tと、上記の「Forward 10」という動作情報に基づく動作の経過時間とから、この「RightTurn 10」という動作情報に基づく動作が行われる間に、画像構成部8により2次元画像の構成が行われるタイミングをそれぞれ求め、上記の値tと、回転速度rと、オブジェクトA301の配置変更を行う直前の方向と、オブジェクトA301の回転終了後の方向に基づいて、これらのタイミングにおけるオブジェクトの方向を算出する。そして、実行部5は、算出したそれぞれの方向に、順次オブジェクトA301の方向を変更するとともに、オブジェクトA301の方向が変更されるごとに、画像構成部8は、オブジェクトA301、およびオブジェクトB302等の2次元画像を順次構成する。また、出力部9は、画像構成部8が構成した2次元画像をメモリ等に蓄積する処理を繰り返す。また、出力部9は、画像構成部8が2次元画像を構成するごとに、最新の2次元画像をディスプレイ200のウインドウ210内に表示する。
図7に、「RightTurn 10」という動作情報に基づく動作が終了した時点での、ウインドウ210内の表示例を示す。
4行目の「RightTurn 10」という動作情報に基づく動作が終了すると、実行部5は、5行目の「tell A」という動作情報を読み出し、解釈実行して、オブジェクトA301を動作対象に選択する。
次に、実行部5は、6行目の「MoveLeft 10」という動作情報、ここでは配置変更指示、を読み出し、解釈実行する。すなわち、実行部5が選択したオブジェクトA301を、オブジェクトA301の配置変更を行う直前の配置に対して、図4において「MoveLeft 10」として示した方向に、距離10だけ連続的に移動させる。ここでのオブジェクトA301の直前の配置とは、「RightTurn 10」という動作情報に基づく動作が終了した時点での配置のことである。画像構成部8は、実行部5が動作情報に基づいてオブジェクトA301を動作させている際に、所定の時間間隔で、順次2次元画像を構成し、この2次元画像を、出力部9がメモリ等に蓄積する。
画像構成部8は、実行部5が「MoveLeft 10」という動作情報に基づいてオブジェクトA301を動作させている際に、所定の時間間隔で、順次2次元画像を構成する。また、出力部9は、画像構成部8が構成した画像情報をメモリ等に順次蓄積する。また、出力部9は、画像構成部8が2次元画像を構成するごとに、最新の2次元画像をディスプレイ200のウインドウ210内に表示する。
図8に、図5に示した動作情報のうちの、5行目と6行目の動作情報に基づいた動作が終了した時点でのウインドウ210内の表示例を示す。
以下、上記と同様に、実行部5が、オブジェクトA301や、オブジェクトB301や、光源303や、視点等を、動作情報に基づいて動作させ、画像構成部8が、所定の時間間隔で、動作情報に基づいた動作が行われている際の2次元画像を構成し、この2次元画像を、出力部9がメモリ等に蓄積する。また、出力部9は、画像構成部8が2次元画像を構成するごとに、最新の2次元画像をディスプレイ200のウインドウ210内に表示する。
画像構成部8によって行われた、図5に示した全ての動作情報に基づいてオブジェクト等を動作させた場合の、所定の時間間隔ごとの2次元画像の構成が、全て終了した時点で、出力部9によりメモリ等に蓄えられた2次元画像が、蓄積された順に、値tの時間間隔ごとに、順次ウインドウ210内に表示される。これにより、動作情報に基づいて動作する3次元空間内のオブジェクト等が、ウインドウ210内に動画として表示される。
なお上記の具体例においては、オブジェクトや光源や視点等を補間しながら移動させる場合について説明したが、本実施の形態においては、一定または不定の時間ごとに、実行部5が、配置変更指示が示す配置となるように、オブジェクトや光源や視点等の配置を非連続に変更させ、その配置が変更されるごとに、画像構成部8が2次元画像を構成するようにしても良い。
以上、本実施の形態によれば、オブジェクトや光源や視点等の配置を、動作情報というオブジェクトや光源や視点等の3つに共通する少ない情報の定義で制御して、オブジェクトや光源や視点等を、全て自由に配置変更させることができる。これにより、個々のオブジェクトに簡単な動作の指示を与えて動作させることができ、所望のコンテンツを容易に得ることができる。
また、本実施の形態によれば、動作情報として、オブジェクトや光源や視点等に対して、それぞれの配置変更を行う直前の配置を基準として、次の配置の変更を行う方向等を指定する情報である配置変更指示を用いることができるため、オブジェクトや光源や視点の位置にユーザが存在しているような感覚でオブジェクトや光源や視点の動作を設定することが可能となる。このため、空間の中にユーザが配置されたような観点で、オブジェクトや光源や視点等を移動させることができる。また、座標についての知識がなくても、進む方向等を決定できれば、操作できるので、例えば、小学生の低学年でも操作が可能であり、空間についての概念を把握する教育等に幅広く利用可能である。空間についての概念を把握する教育等に幅広く利用可能である。
さらに、本実施の形態によれば、互いに直交する3軸により決定される6方向とオブジェクトや光源や視点等を、それぞれ、上下左右前後等の、互いに直交する3軸により決定される6方向と、それらの3軸を回転軸とした6つの回転方向により、オブジェクトや光源や視点等の配置の変更方向を指定する配置変更指示を動作情報として利用するようにしたので、座標についての知識がなくても、上下、左右、等の簡単な知識があればオブジェクト等の操作できるので、例えば、小学生の低学年でも操作が可能であり、空間についての概念を把握する教育等に幅広く利用可能である。また、このような動作情報を動作の指示に利用することで、オブジェクトや光源や視点等が、上下左右前後等の、互いに直交する3軸により決定される6方向と、それらの3軸を回転軸とした6つの回転方向を指定することより、すべて、同じ操作体系で操作できるため、操作の習得が容易であり、操作の習得に時間がとりにくい教育等の用途に有用である。
また、動作情報が、配置変更させたい対象を指定する情報と、どの方向に配置変更させるかという情報と、どの量だけ配置変更させるかという配置変更指示とで構成されるため、オブジェクト等が思いどおりに動作しなかった場合等に、配置変更指示を容易に見直すことができる。
また、実行部5は、各オブジェクト、光源、および視点の配置が、それぞれの配置変更を行う直前の配置から、動作指示、具体的には配置変更指示、が示す配置となるまで変更される際に、各オブジェクト、光源、および視点の配置を補間するよう、各オブジェクト、光源、および視点を動作させるようにしたので、各オブジェクト、光源、および視点が連続的に動作しているように出力することができ、動作情報と、3D空間内におけるオブジェクト等の動きとの関係を直感的に理解しやすくすることができる。
なお、本実施の形態においては、オブジェクト情報や、光源情報、視点情報が、予め格納されている場合について説明したが、これらの情報を受け付ける、配置変更指示受付部と同様の受付部を設けて、この受付部が受け付けたオブジェクト情報や、光源情報、視点情報を、オブジェクト情報格納部1や、光源情報格納部2や、視点情報格納部3に蓄積するようにしても良い。
また、上記具体例においては、動作情報を、最初の行から順次読み出して処理する場合について説明したが、動作情報の処理順番が、予め設定されていれば、動作情報がどのような順番で実行部5に読み出されて処理されるかは問わない。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、上記各実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。なお、上記各実施の形態におけるコンテンツ出力装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、オブジェクト、光源、および視点を、格納されている前記オブジェクトに関する情報であるオブジェクト情報、前記光源に関する情報である光源情報、および前記視点に関する情報である視点情報を用いて、格納されている各オブジェクト、光源、および視点の動作を指定する情報である動作情報に応じて動作させ、動作結果を得る実行ステップと、前記実行ステップに対する動作開始の指示を受け付ける指示受付ステップと、前記実行ステップによる動作結果と、前記オブジェクト情報、光源情報、および視点情報とを用いて、前記視点から見た前記オブジェクトを含む2次元画像の画像情報を構成する画像構成ステップと、前記画像構成ステップの構成した画像情報を出力する出力ステップとを実行させるためのプログラムである。
また、前記プログラムにおいて、前記動作情報は、少なくとも前記オブジェクト、光源、および視点についての配置を指示する情報である配置変更指示を含み、当該配置変更指示は、前記オブジェクト、光源、および視点のそれぞれの直前の配置を基準とした、それぞれの配置の変更を指示する情報であるようにしたプログラムである。
なお、上記プログラムにおいて、情報を出力する出力ステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、出力ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、このプログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよく、所定の記録媒体(例えば、CD−ROMなどの光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど)に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
また、上記各実施の形態では、コンテンツ出力装置がスタンドアロンである場合について説明したが、コンテンツ出力装置は、スタンドアロンの装置であってもよく、サーバ・クライアントシステムにおけるサーバ装置であってもよい。後者の場合には、出力部や受付部は、通信回線を介して入力を受け付けたり、画面を出力したりすることになる。
以上のように、本発明にかかるコンテンツ出力装置等は、3次元画像等により構成されるコンテンツを出力するためのコンテンツ出力装置として適しており、特に、オブジェクトや、照明や、視点等の配置を変更させるための等として有用である。
1 オブジェクト情報格納部
2 光源情報格納部
3 視点情報格納部
4 動作情報格納部
5 実行部
6 指示受付部
7 空間情報格納部
8 画像構成部
9 出力部
100 コンテンツ出力装置
2 光源情報格納部
3 視点情報格納部
4 動作情報格納部
5 実行部
6 指示受付部
7 空間情報格納部
8 画像構成部
9 出力部
100 コンテンツ出力装置
Claims (6)
- オブジェクトに関する情報であるオブジェクト情報が1以上格納され得るオブジェクト情報格納部と、
光源に関する情報である光源情報が1以上格納され得る光源情報格納部と、
視点に関する情報である視点情報が1以上格納され得る視点情報格納部と、
前記各オブジェクト、光源、および視点の動作を指定する情報である動作情報が格納され得る動作情報格納部と、
前記各オブジェクト、光源、および視点を、前記動作情報に応じて動作させ、動作結果を得る実行部と、
前記実行部に対する動作開始の指示を受け付ける指示受付部と、
前記実行部の動作結果と、前記オブジェクト情報、光源情報、および視点情報とを用いて、前記視点から見た前記オブジェクトを含む2次元画像の画像情報を構成する画像構成部と、
前記画像構成部の構成した画像情報を出力する出力部とを具備するコンテンツ出力装置。 - 前記オブジェクトが配置される空間に関する情報である空間情報が1以上格納され得る空間情報格納部をさらに具備し、
前記画像構成部は、さらに前記空間情報を用いて2次元画像の画像情報を構成する請求項1記載のコンテンツ出力装置。 - 前記動作情報は、少なくとも前記オブジェクト、光源、および視点についての配置を指示する情報である配置変更指示を含み、当該配置変更指示は、前記オブジェクト、光源、および視点のそれぞれの直前の配置を基準とした、それぞれの配置の変更を指示する情報である請求項1記載のコンテンツ出力装置。
- 前記実行部は、前記各オブジェクト、光源、および視点の配置が、それぞれの直前の配置から、前記配置変更指示が示す配置となるまで変更される際に、前記各オブジェクト、光源、および視点の配置を補間するよう、前記各オブジェクト、光源、および視点を動作させる請求項3記載のコンテンツ出力装置。
- コンピュータに、
オブジェクト、光源、および視点を、格納されている前記オブジェクトに関する情報であるオブジェクト情報、前記光源に関する情報である光源情報、および前記視点に関する情報である視点情報を用いて、格納されている各オブジェクト、光源、および視点の動作を指定する情報である動作情報に応じて動作させ、動作結果を得る実行ステップと、
前記実行ステップに対する動作開始の指示を受け付ける指示受付ステップと、
前記実行ステップによる動作結果と、前記オブジェクト情報、光源情報、および視点情報とを用いて、前記視点から見た前記オブジェクトを含む2次元画像の画像情報を構成する画像構成ステップと、
前記画像構成ステップの構成した画像情報を出力する出力ステップとを実行させるためのプログラム。 - 前記動作情報は、少なくとも前記オブジェクト、光源、および視点についての配置を指示する情報である配置変更指示を含み、当該配置変更指示は、前記オブジェクト、光源、および視点のそれぞれの直前の配置を基準とした、それぞれの配置の変更を指示する情報である請求項5記載のプログラム。
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