JP2007225368A - 溶出試験器用検査治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、溶出試験器の回転軸と容器の垂直方向中心軸との隔たりを論理的に十分な確からしさをもって測定できる溶出試験器用検査治具を提供することにある。
【解決手段】溶出試験器の回転軸20の同軸上に治具10を取付けるための治具本体12と、該治具本体12に対し中心軸方向に移動自在に設けられ、該治具本体12の中心からの距離が等しいところに基準円周面24を含む基準体14と、該治具本体12上に該基準円周面24の径方向外側に向けて直線移動自在に設けられた接触ピン26a,26b、並びに該接触ピン26a,26bを該基準円周面24に接触させて得られた基準位置情報及び該接触ピン26a,26bを該容器内周面に接触させて得られた測定位置情報を該接触ピン26a,26b毎に出力する出力部28a,28bを含む測定手段16と、を備えたことを特徴とする溶出試験器用検査治具10。
【選択図】図1

Description

本発明は溶出試験器用検査治具、特に溶出試験器の回転軸と容器の垂直方向中心軸との隔たりの測定機構の改良に関する。
従来より、例えば固形製剤の品質を一定に確保するため、固形製剤からの目的成分の溶出を試験する溶出試験器が用いられている(例えば特許文献1)。
溶出試験器は通常、容器と、パドル法に用いられるパドル(又は回転バスケット法に用いられる円筒バスケット)と、回転軸と、電動機と、恒温水槽と、を備える。そして、溶出試験法では、まず一定量の試験液を容器にとり、容器内の試験液の温度を例えば37±5℃に保つ。そして、例えばパドル法では、試料となる固形製剤を容器内底の中心部に沈めた後、規定の位置でパドルを回転させる。規定された時間で容器から試験液を採取し、試験液中の目的成分が定量され、表示量に対する溶出率が求められる。
ところで、溶出試験器には、溶出試験法の精度の向上が要求されている。
溶出試験法の精度の向上のためには、溶出試験器を規定どおりの寸法に正確に調節することが非常に重要である。
この要望に応えるため、治具で、溶出試験器の回転軸と容器の垂直方向の垂直方向の中心軸との隔たりを測定し、調節することが考えられる。
このために従来は、回転軸の外周面から容器の内周面までの距離をモノサシを当てて測定していた。
特開2000−283977号公報
しかしながら、前記従来方式にあっても、前記測定の正確さは改善の余地が残されていた。
すなわち、前記従来方式にあっても、容器の内周面と上端面との境界は必ずしもエッジになっているわけではないので、目視で正確に定められず、正確さを欠いていた。
また、モノサシで測定することができるのは、容器の上端面での隔たりだけであり、測定結果に影響する容器内部での隔たりは測定困難であった。
この種の分野では、溶出試験器の回転軸と容器の垂直方向の中心軸との隔たりを、論理的に十分な確からしさをもって、正確及び容易に測定することができる技術の開発が強く望まれていたものの、従来は、これを、解決することのできる適切な技術が存在しなかった。
本発明は前記従来技術の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、溶出試験器の回転軸と容器の垂直方向中心軸との隔たりを、論理的に十分な確からしさをもって測定することができる溶出試験器用検査治具を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明にかかる溶出試験器用検査治具は、溶出試験器の回転軸と共に容器の内部に入れられた状態で、該回転軸の中心軸と該容器の垂直方向中心軸との隔たりを測定する際に用いられる溶出試験器用検査治具であって、治具本体と、基準体と、測定手段と、を備えることを特徴とする。
ここで、前記治具本体は、前記溶出試験器の回転軸と前記治具の中心軸とが同軸上となるように、該回転軸に該治具を取り付けるためのものとする。
また、前記基準体は、前記治具本体に対し該治具本体中心軸方向に移動自在に設けられ、該治具本体の中心軸からの距離が等しいところに基準円周面を含む。
前記測定手段は、前記治具本体上で該治具本体中心軸からの距離が前記基準円周面よりも近いところにおいて、該基準円周面の径方向外側に向けて直線移動自在に設けられた接触ピン、並びに該接触ピンを該基準円周面に接触させて得られた基準位置情報、及び該接触ピンを前記容器内周面に接触させて得られた測定位置情報を該接触ピン毎に出力する出力を含む。
そして、該溶出試験器用検査治具では、前記接触ピン毎に得られた前記基準位置情報及び前記測定位置情報に基づく該基準円周面と該容器内周面間の距離が、前記溶出試験器の回転軸と前記容器の垂直方向中心軸との隔たりの測定に用いられる。
なお、本発明にかかる溶出試験器用検査治具においては、前記測定手段が二の前記接触ピンを前記治具本体上において該治具本体中心軸を中心に180度間隔で配置することが好適である。
また本発明にかかる溶出試験器用検査治具においては、前記測定手段が三以上の前記接触ピンを前記治具本体上において該治具本体の中心軸を中心に等間隔で配置することが好適である。
本発明にかかる溶出試験器用検査治具においては、前記測定手段がレリーズ型の検出器を含み、該レリーズ型検出器は、前記接触ピンを含む検出部と、前記出力部と、伝送部と、を備えることが好適である。
ここで、前記出力部は、前記治具本体上よりも離隔したところに設けられ、前記治具本体上での接触ピンの直線移動を遠隔操作する操作部、並びに、目盛及び指針を含み、該指針が前記治具本体上での接触ピンの位置情報を該目盛上に指示する。
また、前記伝送部は、前記検出部と、前記操作部及び前記出力部との間に設けられ、前記治具本体上での接触ピンの直線移動を該出力部の前記指針に伝え、また該操作部による遠隔操作を該治具本体上の接触ピンに伝える。
本発明にかかる溶出試験器用検査治具によれば、前記治具本体と、前記基準体と、前記測定手段とを備えることとしたので、溶出試験器の回転軸と容器の垂直方向中心軸との隔たりを、論理的に十分な確からしさをもって測定することができる。
また本発明においては、二以上の前記接触ピンを前記治具本体上において該治具本体中心軸を中心に等間隔で配置することにより、前記論理的に十分な確からしさをもった溶出試験器の回転軸と容器の垂直方向中心軸との隔たりの測定を、より確実に行うことができる。
本発明においては、前記測定手段が前記レリーズ型検出器を含むことにより、前記論理的に十分な確からしさをもった、溶出試験器の回転軸と容器の垂直方向中心軸との隔たり測定を、より確実に行うことができる。
以下、図面に基づき本発明の好適な一実施形態について説明する。
図1には、本発明の一実施形態にかかる溶出試験器用検査治具の概略構成が示されている。なお、同図(A)は本実施形態にかかる溶出試験器用検査治具の斜視図、同図(B)は本実施形態にかかる溶出試験器用検査治具に好適に用いられる測定手段の拡大図である。
同図に示す溶出試験器用検査治具10は、治具本体12と、基準体14と、測定手段16と、を備える。
ここで、治具本体12は、溶出試験器のパドル回転軸20と治具10の中心軸とが同軸上となるように、回転軸20に治具10を取り付けるためのものとする。
治具10は、治具本体12によりパドル回転軸20に取り付けられた状態で回転軸20とベッセル(容器)の垂直方向中心軸との隔たりを測定し、それ以外は回転軸20から取り外される。
基準体14は、治具本体12に対し中心軸方向に直線移動自在に設けられ、治具本体12の中心からの距離が等しいところに基準円周面24を含む。
基準体14は、治具本体12の胴部に嵌め込まれると、その中心はパドル回転軸20と同心となり、パドル回転軸20の中心から基準体14の基準円周面(内縁)24までの距離は、どの場所からでも等しくなる。
測定手段16は、接触ピン26a,26bと、出力部28a,28bと、を含む。
ここで、ピン26a,26bは、治具本体12上で治具本体12中心軸からの距離が基準円周面24よりも近いところにおいて、基準円周面24の半径方向外側に向けて直線移動自在に設けられる。
また、出力部28a,28bは、接触ピン26a,26bを基準円周面24に接触させて得られた基準位置情報、及び接触ピン26a,26bをベッセル内周面に接触させて得られた測定位置情報を、接触ピン26a,26b毎に出力する。
本発明において特徴的なことは、溶出試験器用検査治具10が、溶出試験器のパドル回転軸20と共にベッセル内部に入れられた状態で、パドル回転軸20とベッセルの垂直方向中心軸との隔たりを測定したことである。
このために本実施形態においては、ベッセル内部に入れられた状態で、接触ピン26a,26bを直線移動して得られた基準位置情報及び測定位置情報に基づく基準円周面24とベッセル内周面との間の距離を、パドル回転軸20とベッセルの垂直方向中心軸との隔たりの測定に用いている。
なお、本実施形態においては、この接触ピン26a,26bを、治具本体12上において、治具本体12中心軸を中心に180度間隔で配置している。
また本実施形態において、同図(A)に示した測定手段16は、同図(B)に示されるようなレリーズ型の検出器を含む。
本実施形態においては、各接触ピン26a,26bに対しそれぞれレリーズ型検出器を用いているが、同図(B)では、一方の接触ピン26aに関係するレリーズ型検出器が示されており、接触ピン26という。
このレリーズ型検出器は、検出部30と、操作部32及び出力部28と、伝送部34と、を備える。
ここで、検出部30は、図中、矢印方向に直線移動する前記接触ピン26を含む。
また操作部32及び出力部28は、治具本体12上よりも離隔したところに設けられる。操作部32は、押しボタン35を含み、押しボタン35を押すことで、接触ピン26の直線移動を遠隔操作する。出力部28は、目盛36及び指針38を含み、指針36が接触ピン26の位置情報を目盛36上に指示する。
伝送部34は、検出部30と、操作部32及び出力部28との間に設けられ、接触ピン26の直線移動を指針38に伝え、また操作部32による遠隔操作を治具本体12上の接触ピン26に伝える。
本実施形態にかかる溶出試験器用検査治具10は概略以上のように構成され、以下にその作用について説明する。
本実施形態にかかる溶出試験器用検査治具10によれば、溶出試験器について日本薬局方で規定されているパドル回転軸とベッセルの垂直方向中心軸との隔たり(規定値:2mm以内)を、論理的に十分な確からしさをもって、正確及び容易に測定することができる。
以下に、前記作用について、より具体的に説明する。
本実施形態にかかる溶出試験器用検査治具10を使用して、パドル回転軸20とベッセルの垂直方向中心軸との隔たりを測定するときは、溶出試験器用検査治具10をパドル回転軸20に取り付ける。こうしておいて溶出試験器を操作して、パドル回転軸20をベッセル内部の所定の稼働位置まで下降させる。
本実施形態においては、パドル回転軸20の中心とベッセルの垂直方向中心軸との隔たりの測定を、溶出試験器用検査治具10をベッセル内部に入れた状態で行う。このために本実施形態においては、溶出試験器用検査治具10の寸法を、ベッセル内部に入れられる寸法のものとしている。これにより、本実施形態においては、一般的なベッセルの上端面での隔たりでなく、測定結果に影響するであろうベッセル内部での隔たりを確実に測定することができる。
前述のようにしてパドル回転軸20をベッセル内部の所定の稼働位置まで下降させた後は、図2に示されるような、距離測定の基準位置である基準円周面に対して接触ピンの位置決めを行う。
すなわち、治具本体12に対し基準体14を上方に上げた状態で、操作部の押しボタンを押すと、接触ピン26a,26bは、それぞれ径方向外側に向けて直線移動し、基準円周面24に接触する。そのときの接触位置を出力部の目盛で読み取って記録する。このような操作を、二の接触ピン26,26bについて同時に行う。
ここで、ベッセル40の内部で接触ピン26a,26を基準円周面24に接触させること、接触ピン26,26bを基準円周面24に接触させて得られた基準位置情報の読み取りは、治具本体12上から離隔したところにある測定手段上で行うことができる。このため溶出試験器用検査治具10をベッセル40の内部に入れた状態で、基準円周面24に接触ピン26a,26bを接触させて得られた基準位置情報を、接触ピン26a,26b毎に得ることができる。
次に、図3に示されるような状態で、接触ピン26a,26bでベッセル内周面42の測定位置情報を取得する。
すなわち、治具本体12に対し基準体14を下げて、接触ピン26a、26bが基準円周面24に当たらないようにした状態で、操作部の押しボタンを押すと、接触ピン26a,26bはそれぞれ、さらに径方向外側に向けて直線移動し、ベッセル内周面42に接触する。そのときの接触位置を出力部の目盛で読み取って記録する。このような操作を、二の接触ピン26a,26bについて同時に行う。
ここで、ベッセル40の内部で接触ピン26a,26bをベッセル内周面42に接触させること、接触ピン26a,26bをベッセル内周面42に接触させて得られた測定位置情報の読み取りは、治具本体12上から離隔したところにある測定手段上で行うことができる。このため溶出試験器用検査治具10をベッセル40の内部に入れた状態で、ベッセル内周面42に接触ピン26a,26bを接触させて得られた測定位置情報を、接触ピン26a,26b毎に得ることができる。
このようにベッセル40の内部に入れられた状態の接触ピン26a,26bを遠隔操作し、基準位置情報の取得及び測定位置情報の取得を行うことで、測定結果に影響するであろうベッセル40の内部での、パドル回転軸20の中心Cと、ベッセル40の垂直方向中心軸Cと、の偏たりΔLを測定することができる。
次に、図4(A)に示されるような、接触ピン26aで測定された基準位置情報及び測定位置情報に基づく基準円周面24とベッセル内周面42間の距離情報Xと、接触ピン26bで測定された基準位置情報及び測定位置情報に基づく基準円周面24とベッセル内周面42間の距離情報Xとの差ΔXを算出する。この差ΔXが、接触ピン26a,26bの直線移動方向(図中、X軸方向)における、パドル回転軸20の中心Cとベッセル40の中心軸Cとの隔たりとなる。
このようにしてベッセル40の内部での、パドル回転軸20の中心Cとベッセル40の中心軸CとのX軸方向の隔たりΔXを求めることができる。
続いて、この溶出試験器用検査治具10を90度回転して、接触ピン26a,26bをY軸方向に向けて、X軸方向と同じ測定を行う。このときパドルは動かさない。
そして、同図(B)に示されるようなパドル回転軸20の中心Cとベッセル42の中心軸CとのY軸方向の隔たりΔYを求めることができる。
このようにしてパドル回転軸20の中心Cとベッセル40の中心軸CとのX軸方向の隔たりΔX、及びY軸方向の隔たりΔYが求められると、全体としての隔たりΔLを求める。全体としての隔たりΔLは、ΔX,ΔYの方向とは無関係なため、これらから直接導出することはできないものの、同図(C)に示されているように、直交する2つの方向(XY方向)の隔たりΔX,ΔYの平方和の平方根となるのが最大となるので、これが、規定値(2mm以内)を超えないことを確認する。
このように本実施形態にかかる溶出試験器用検査治具10によれば、治具本体12と、基準円周面24を含む基準体14と、測定手段16と、を備えるので、ベッセル40の上端面での隔たりでなく、測定結果に影響するであろうベッセル40の内部でのパドル回転軸20の中心Cとベッセル40の中心軸Cとの隔たりΔLを測定することができる。
したがって、本実施形態においては、局方で規定されている隔たりΔLの寸法が、容易に論理的に十分な確からしさをもって正確に測定することができる。この隔たりΔLの寸法は、溶出試験において溶出率の正確さに影響するので、溶出試験器を規定どおりの寸法に正確に調節することができることにより、溶出試験の精度も向上する。
なお、本実施形態では、二の接触ピン26a,26bを180度間隔で配置し、治具10を90度回転して同様の測定を二回、行った例について説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、三以上の接触ピンを等間隔で配置することも好ましい。例えば三の接触ピンを120度間隔で配置することにより、三方向の同時測定を行うことができるので、治具を回転することなく、一回の測定で、パドル回転軸Cとベッセル中心軸Cの偏たりΔLを測定することもできる。
また本実施形態では、パドル法に用いられるパドルに本発明の溶出試験器用検査治具を適用した例について説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、回転バスケット法に用いられる円筒バスケットに適用することも好ましい。
同図(A)は本発明の一実施形態にかかる溶出試験器用検査治具の概略構成の説明図、同図(B)は本実施形態にかかる溶出試験器用検査治具に好適な測定手段の説明図である。である。 本実施形態にかかる溶出試験器用検査治具の基準位置情報取得時の説明図である。 本発明の一実施形態にかかる溶出試験器用検査治具の測定位置情報取得時の説明図である。 本実施形態にかかる溶出試験器用検査治具により測定された距離情報に基づく中心軸間の隔たりの測定原理の説明図である。
符号の説明
10 溶出試験器用検査治具
12 治具本体
14 基準体
16 測定手段
24 基準円周面
26a,26b 接触ピン
28a,28b 出力部
パドル回転軸の中心(回転軸の中心)
ベッセルの中心軸(容器の垂直方向中心軸)

Claims (4)

  1. 溶出試験器の回転軸と共に容器の内部に入れられた状態で、該回転軸と該容器の垂直方向中心軸との隔たりを測定する際に用いられる溶出試験器用検査治具であって、
    前記溶出試験器の回転軸と前記治具の中心軸とが同軸上となるように、該回転軸に該治具を取り付けるための治具本体と、
    前記治具本体に対し中心軸方向に移動自在となるように設けられ、該治具本体の中心からの距離が等しいところに基準円周面を含む基準体と、
    前記治具本体上で該治具本体の中心軸からの距離が前記基準円周面よりも近いところにおいて、該基準円周面の径方向外側に向けて直線移動自在に設けられた接触ピン、並びに、該接触ピンを該基準円周面に接触させて得られた基準位置情報、及び該接触ピンを前記容器内周面に接触させて得られた測定位置情報を該接触ピン毎に出力する出力部を含む測定手段と、
    を備え、前記接触ピン毎に得られた前記基準位置情報及び前記測定位置情報に基づく該基準円周面と該容器内周面間の距離が、前記溶出試験器の回転軸と前記容器の垂直方向中心軸との隔たりの測定に用いられることを特徴とする溶出試験器用検査治具。
  2. 請求項1記載の溶出試験器用検査治具において、
    前記測定手段は、二の前記接触ピンを、前記治具本体上において、該治具本体中心軸を中心に180度間隔で配置したことを特徴とする溶出試験器用検査治具。
  3. 請求項1記載の溶出試験器用検査治具において、
    前記測定手段は、三以上の前記接触ピンを、前記治具本体上において、該治具本体中心軸を中心に等間隔で配置したことを特徴とする溶出試験器用検査治具。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の溶出試験器用検査治具において、
    前記測定手段はレリーズ型の検出器を含み、
    前記レリーズ型検出器は、前記接触ピンを含む検出部と、
    前記治具本体上よりも離隔したところに設けられた、該治具本体上での前記接触ピンの直線移動を遠隔操作する操作部、並びに、目盛及び指針を含み、該指針が該治具本体上での接触ピンの位置情報を該目盛上に指示する前記出力部と、
    前記位置検出部と、前記操作部及び前記出力部との間に設けられ、前記治具本体上での接触ピンの直線移動を該出力部の前記指針に伝え、また該操作部による遠隔操作を該治具本体上の接触ピンに伝える伝送部と、
    を備えたことを特徴とする溶出試験器用検査治具。
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JP2010243359A (ja) * 2009-04-07 2010-10-28 Jasco Corp 測定器、および、自動調心機構の性能を検査する方法

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