JP2007225023A - 可変減衰力ダンパー - Google Patents

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【課題】可変減衰力ダンパーが発生可能な最大減衰力を高めて減衰力の調整可能幅を拡大する。
【解決手段】磁気粘性流体を充填したシリンダ22に摺動自在に嵌合するピストン25の上下面にオリフィス46を設け、ピストン25に設けたバルブプレート37,38をコイル44,45が発生する磁界で変形させてオリフィス46の開度を変化させることで、ダンパーの減衰力を任意に制御することができる。その際に、オリフィス46内の磁気粘性流体あるいは磁性流体の粘性をコイル44,45が発生する磁界で変化させることで、ダンパーの減衰力を任意に制御することができる。このように、オリフィス46およびバルブプレート37,38により発生する減衰力と磁気粘性流体により発生する減衰力とを組み合わせることで、大きな減衰力を発生させて減衰力の調整可能幅を拡大することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、磁性合金製のバルブプレートと磁界を発生させるコイルとを備え、コイルが発生する磁界でバルブプレートの形状を変化させることで減衰力を任意に制御することが可能な可変減衰力ダンパーに関する。
粘性流体が充填されたシリンダを、その内部に摺動自在に嵌合するピストンによって第1、第2流体室に区画し、ピストンを貫通して第1、第2流体室を連通させる流体通路にソレノイドで開閉するスプール弁を配置したものが、下記特許文献1により公知である。この可変減衰力ダンパーによれば、ソレノイドに通電してスプール弁の開度を変化させることでダンパーの減衰力を任意に制御することができる。
特開2004−225834号公報
ところで、上記特許文献1に記載された可変減衰力ダンパーは、ピストンの内部にソレノイドで作動するスプール弁を配置する必要があるため、部品点数が増加して構造が複雑化するだけでなく、ソレノイドに通電してからスプール弁の開度が変化するまでにタイムラグが存在するため、応答性が低くなる問題があった。
そこで本出願人は、特願2005−231925号により、ピストンに設けたオリフィスを開閉する磁性合金製のバルブプレートを、ピストンに設けたコイルで変形させて減衰力を制御する可変減衰力ダンパーを提案した。
この可変減衰力ダンパーによれば、上記特許文献1に記載された可変減衰力ダンパーに比べて高い応答性を得ることが可能であるが、ダンパーの減衰力をオリフィスの開度により調整しているため、ダンパーの最大減衰力を高めて減衰力の調整可能幅を充分に拡大することが困難であった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、可変減衰力ダンパーが発生可能な最大減衰力を高めて減衰力の調整可能幅を拡大することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、粘性流体が充填されたシリンダと、シリンダに摺動自在に嵌合して該シリンダを第1、第2流体室に区画するピストンと、ピストンに連結されてシリンダの端壁を貫通するピストンロッドと、ピストンに設けられて第1、第2流体室を連通させるオリフィスと、ピストンのオリフィスの開度を変化させて減衰力を制御する減衰力制御機構とを備えた可変減衰力ダンパーにおいて、前記粘性流体は磁気粘性流体あるいは磁性流体からなり、前記減衰力制御機構は、ピストンに配置された磁性合金製のバルブプレートとコイルとを備え、コイルが発生する磁界でバルブプレートを変形させてオリフィスの開度を変化させることを特徴とする可変減衰力ダンパーが提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記バルブプレートはピストンの軸方向両端に配置された第1、第2バルブプレートからなり、前記コイルは第1、第2バルブプレートにそれぞれ対応する第1、第2コイルからなることを特徴とする可変減衰力ダンパーが提案される。
尚、実施の形態の第1、第2オリフィス46,47は本発明のオリフィスに対応する。
請求項1の構成によれば、磁気粘性流体あるいは磁性流体を充填したシリンダに摺動自在に嵌合するピストンにオリフィスを設け、ピストンに設けたバルブプレートをコイルが発生する磁界で変形させてオリフィスの開度を変化させることで、ダンパーの減衰力を任意に制御することができる。その際に、オリフィス内の磁気粘性流体あるいは磁性流体の粘性をコイルが発生する磁界で変化させることで、ダンパーの減衰力を任意に制御することができる。このように、オリフィスおよびバルブプレートにより発生する減衰力と磁気粘性流体あるいは磁性流体により発生する減衰力とを組み合わせることで、大きな減衰力を発生させて減衰力の調整可能幅を拡大することができる。
また請求項2の構成によれば、第1バルブプレートを対応する第1コイルで変形させ、第2バルブプレートを対応する第2コイルで変形させることで、これらの第1、第2バルブプレートを共通のコイルで変形させる場合に比べて、第1、第2コイルが励磁および消磁される時間間隔を2倍に伸ばすことができる。これにより、第1、第2コイルのインダクタンスの影響を最小限に抑えて電流の立ち上がりを速め、ダンパーへの高周波の入力時の応答性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施の形態に基づいて説明する。
図1〜図9は本発明の実施の形態を示すもので、図1は車両のサスペンション装置の正面図、図2は可変減衰力ダンパーの拡大断面図、図3は図2の3−3線拡大断面図、図4は図3の4−4線断面図(非励磁、低速時)、図5は図3の5−5線断面図(非励磁、低速時)、図6は図4に対応する作用説明図(励磁、高速時)、図7は図5に対応する作用説明図(励磁、高速時)、図8はピストン速度と減衰力との関係を示すグラフ、図9は磁気粘性流体の効果を説明するグラフである。
図1に示すように、四輪の自動車の車輪Wを懸架するサスペンション装置Sは、車体11にナックル12を上下動自在に支持するサスペンションアーム13と、サスペンションアーム13および車体11を接続する可変減衰力のダンパー14と、サスペンションアーム13および車体11を接続するコイルバネ15とを備える。ダンパー14の減衰力を制御する電子制御ユニットUには、バネ上加速度を検出するバネ上加速度センサSaからの信号と、ダンパー14の変位(ストローク)を検出するダンパー変位センサSbからの信号と、車両の操舵角を検出する操舵角センサScからの信号と、車両の横加速度を検出する横加速度センサSdからの信号とが入力される。
図2に示すように、ダンパー14は、下端がサスペンションアーム13に接続されたシリンダ22と、シリンダ22の上端および下端をそれぞれ閉塞する上部端板23および下部端板24と、シリンダ22に摺動自在に嵌合するピストン25と、ピストン25から上方に延びて上部端板23に設けたシール部材26を液密に貫通し、上端を車体11に接続されたピストンロッド27と、シリンダ22の下部に摺動自在に嵌合するフリーピストン28とを備える。
シリンダ22の内部にピストン25により仕切られた上側の第1流体室29および下側の第2流体室30が区画されており、これらの第1、第2流体室29,30には磁気粘性流体(MRF: Magneto-Rheological Fluids )が充填される。またフリーピストン28の下部には高圧ガスが封入されたガス室32が区画される。
図3〜図5に示すように、ピストン25は、ピストンロッド27に上下一対の非磁性体のストッパプレート33,34および磁性体のシム42,43を介してナット35で固定されたピストン本体36を備える。ピストン本体36の上面とシム42との間には強磁性合金を円板状に形成した第1バルブプレート37の中央部が固定され、またピストン本体36の下面とシム43との間には強磁性合金を円板状に形成した第2バルブプレート38の中央部が固定される。ピストン本体36の内部を4個の流体通路39,39;40,40が90°間隔で軸方向に貫通しており、そのうち二つの第1流体通路39,39は直径方向両端に配置され、他の二つの第2流体通路40,40は90°ずれた直径方向両端に配置される。
第2バルブプレート38には第1流体通路39,39の下端に臨む通孔38a,38a(図4参照)が形成され、第1バルブプレート37には第2流体通路40,40の上端に臨む通孔37a,37a(図5参照)が形成される。またピストン本体36の外周面には、シリンダ22の内周面に摺接するピストンリング41が装着される。第1バルブプレート37の通孔37a,37aに臨むように、ストッパプレート33には通孔33a,33aが形成され、また第2バルブプレート38の通孔38a,38aに臨むように、ストッパプレート34には通孔34a,34aが形成される。
第1、第2流体通路39,39;40,40よりも径方向外側のピストン本体36の上半部に、ピストンロッド27を囲むように環状の第1コイル44が埋め込まれており、この第1コイル44は電子制御ユニットUに接続されて通電を制御される。また第1、第2流体通路39,39;40,40よりも径方向外側のピストン本体36の下半部に、ピストンロッド27を囲むように環状の第2コイル45が埋め込まれており、この第2コイル45は電子制御ユニットUに接続されて通電を制御される。
第1コイル44を励磁すると第1バルブプレート37がピストン本体36の上面に吸着されるが、そのとき第1流体通路39,39の上端が第1液室29と連通するように、ピストン本体36の上面に溝状の第1オリフィス46,46(図4参照)が形成される。また第2コイル45を励磁すると第2バルブプレート38がピストン本体36の下面に吸着されるが、そのとき第2流体通路40,40の下端が第2液室30と連通するように、ピストン本体36の下面に溝状の第2オリフィス47,47(図5参照)が形成される。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
図4に示すように、第1、第2コイル44,45を励磁していないとき、ダンパー14が収縮してシリンダ22に対してピストン25が下動すると、第1流体室29の容積が増加して第2流体室30の容積が減少するため、第2流体室30の磁気粘性流体が第2バルブプレート38の通孔38a,38aを通過して第1流体通路39,39に流入する。このとき第2バルブプレート38は閉弁方向の流体圧を受けてピストン本体36の下面に押し付けられる。第1流体通路39,39を通過した実施の形態は第1バルブプレート37の下面を開弁方向(上向き)に付勢するが、ピストン25の下動速度が図8のV1に達するまでは第1バルブプレート37は自己の剛性で開弁しないため、実施の形態は第1バルブプレート37の下面およびピストン本体36間の第1オリフィス46,46を通って第1流体室29に流出することになり、第1オリフィス46,46により抵抗が発生してダンパー14の減衰力は急激に増加する。
ピストン25の下動速度が図8のV1に達すると、図6に示すように、第1バルブプレート37は流体圧に屈して上方に湾曲し、第1オリフィス46,46が機能しなくなるため、ピストン25の下動速度の増加に応じてダンパー14の減衰力がリニアに増加する(ラインa参照)。
このとき、電子制御ユニットUからの指令で第1コイル44に通電すると、第1コイル44が発生する磁界(図6の破線矢印参照)で第1バルブプレート37が下向きに変形しようとして閉弁方向のセット荷重が発生するため、ピストン25の下動速度が更に増加して図8のV2に達するまで第1バルブプレート37が開弁せず、第1オリフィス42の機能でダンパー14の減衰力の立ち上がりが強くなる(ラインb参照)。従って、第1コイル44に供給する電流を変化させることで、ダンパー14の減衰力を任意に制御することができる。
尚、ダンパー14に衝撃的な圧縮荷重が加わって第2流体室30の容積が減少するとき、ガス室32を縮小させながらフリーピストン28が下降することで衝撃を吸収する。またダンパー14に衝撃的な引張荷重が加わって第2流体室30の容積が増加するとき、ガス室32を拡張させながらフリーピストン28が上昇することで衝撃を吸収する。更に、ピストン25が下降してインナーシリンダ22内に収納されるピストンロッド27の容積が増加したとき、その容積の増加分を吸収するようにフリーピストン28が下降する。
第1、第2流体室29,30に充填された磁気粘性流体は、オイルのような粘性流体に鉄粉のような磁性体微粒子を分散させたもので、磁界を加えると磁力線に沿って磁性体微粒子が整列することで実施の形態が流れ難くなり、見かけの粘性が増加する性質を有している。従って、第1、第2コイル44,45を励磁して磁界が発生すると、第1、第2オリフィス46,46;47,47内の磁気粘性流体の見かけの粘性が増加し、ダンパー14の減衰力が増加する。この減衰力の増加量は、第1、第2コイル44,45に供給する電流の大きさにより任意に制御することができる。
従って、ダンパー14の減衰力は、図9のグラフに示すように、第1、第2オリフィス46,46;47,47の開度に応じて変化する成分と、磁気粘性流体の見かけの粘性に応じて変化する成分との和になり、ダンパー14の減衰力の調整可能幅を拡大することができる。
以上、ピストン25が下動する場合について説明したが、ピストン25が上動する場合には、第1コイル44の代わりに第2コイル45が励磁することで、同様の作用効果が達成される。
しかして、電子制御ユニットUは、バネ上加速度センサSaで検出したバネ上加速度、ダンパー変位センサSbで検出したダンパー変位、操舵角センサScで検出した操舵角および横加速度センサSdで検出した横加速度に基づいて、各車輪W…の合計4個のダンパー14…の減衰力を個別に制御することで、路面の凹凸を乗り越える際の車両の動揺を抑えて乗り心地を高めるスカイフック制御のような乗り心地制御と、車両の旋回時のローリングや車両の急加速時や急減速時のピッチングを抑える操縦安定制御とを、車両の運転状態に応じて選択的に実行することができる。
第1、第2バルブプレート37,38を構成する強磁性合金は磁界の変化に対する変形の応答性が高いため、ダンパー14の減衰力の制御応答性を高めることができる。また本実施例によれば、ダンパー14の減衰力の制御応答性を、ピストン25のコイルを第1、第2コイル44,45に二分割したことによって高めることができる。
即ち、ピストン25のコイルはダンパー14が収縮するとき(ピストン25が下動するとき)とダンパー14が伸長するとき(ピストン25が上動するとき)とに励磁されるが、仮にコイルの個数が1個であるとすると、ダンパー14の伸縮の1周期にコイルは励磁および消磁のサイクルを2回繰り返すことになる。このように、コイルに供給する電流を断続させると、その周期が短くなるほどコイルのインダクタンスの影響を受けて電流の立ち上がりが遅れ、第1、第2バルブプレート37,38を素早く吸着することができなくなって応答性が低下する問題がある。
しかしながら、本実施の形態によれば、ピストン25に第1、第2コイル44,45を設けたことにより、第1コイル44はピストン25の下動時にのみ励磁され、第2コイル45はピストン25の上動時にのみ励磁されることになる。その結果、第1、第2コイル44,45はダンパー14の伸縮の1周期に励磁および消磁のサイクルを1回だけ行えば良いことになり、第1、第2コイル44,45に供給する電流の周期を2倍に伸ばしてインダクタンスの影響を受け難くし、電流の立ち上がりの遅れを最小限に抑えて応答性を高めることができる。
また第1、第2オリフィス46,46;47,47と協働して第1、第2流体室29,30を連通させる第1、第2流体通路39,39;40,40を、ピストン25に設けた第1、第2コイル44,45の径方向内側に配置したので、第1、第2流体通路39,39;40,40を流れる流体の圧力で第1、第2バルブプレート37,38が開こうとしても、第1、第2コイル44,45が発生する磁力で前記流体の圧力に抗して第1、第2バルブプレート37,38を確実に閉じることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態ではサスペンション装置用のダンパー14を例示したが、本発明の可変減衰力ダンパーは他の任意の用途に適用することができる。
また実施の形態では第1、第2コイル44,45を設けているが、コイルの数は単一であっても良い。
車両のサスペンション装置の正面図 可変減衰力ダンパーの拡大断面図 図2の3−3線拡大断面図 図3の4−4線断面図(非励磁、低速時 図3の5−5線断面図(非励磁、低速時) 図4に対応する作用説明図(励磁、高速時) 図5に対応する作用説明図(励磁、高速時) ピストン速度と減衰力との関係を示すグラフ 磁気粘性流体の効果を説明するグラフ
符号の説明
22 シリンダ
25 ピストン
27 ピストンロッド
29 第1流体室
30 第2流体室
37 第1バルブプレート
38 第2バルブプレート
44 第1コイル
45 第2コイル
46 第1オリフィス(オリフィス)
47 第2オリフィス(オリフィス)

Claims (2)

  1. 粘性流体が充填されたシリンダ(22)と、
    シリンダ(22)に摺動自在に嵌合して該シリンダ(22)を第1、第2流体室(29,30)に区画するピストン(25)と、
    ピストン(25)に連結されてシリンダ(22)の端壁を貫通するピストンロッド(27)と、
    ピストン(25)に設けられて第1、第2流体室(29,30)を連通させるオリフィス(46,47)と、
    ピストン(25)のオリフィス(46,47)の開度を変化させて減衰力を制御する減衰力制御機構と、
    を備えた可変減衰力ダンパーにおいて、
    前記粘性流体は磁気粘性流体あるいは磁性流体からなり、
    前記減衰力制御機構は、ピストン(25)に配置された磁性合金製のバルブプレート(37,38)とコイル(44,45)とを備え、コイル(44,45)が発生する磁界でバルブプレート(37,38)を変形させてオリフィス(46,47)の開度を変化させることを特徴とする可変減衰力ダンパー。
  2. 前記バルブプレートはピストン(25)の軸方向両端に配置された第1、第2バルブプレート(37,38)からなり、前記コイルは第1、第2バルブプレート(37,38)にそれぞれ対応する第1、第2コイル(44,45)からなることを特徴とする、請求項1に記載の可変減衰力ダンパー。
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