JP2007224517A - パワーウィンドウ制御装置 - Google Patents

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貴雄 古場
Yoshihiro Fujimura
良裕 藤村
Minoru Tanaka
実 田中
Hiroki Nishida
裕樹 西田
Satoshi Inoue
聰 井上
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Tachibana Eletech Co Ltd
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Tachibana Eletech Co Ltd
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Abstract

【課題】ドア閉止時の安定性が良い挟み込み防止機能付のパワーウィンドウ制御装置を実現する。
【解決手段】ドアに備わるパワーウィンドウを負荷方式の挟み込みセンサの検知信号とそのしきい値に基づき挟み込み防止機能付で制御する装置は、前記ドアの開状態では挟み込み検出感度が相対的に低く(しきい値T1)なり、前記ドアの閉状態では挟み込み検出感度が相対的に高く(しきい値T2)なるように前記しきい値を調節する調節手段を具備する。前記調節手段は、挟み込み検出感度が相対的に低くなるしきい値を前記ドアの閉止後予め定められた時間が経過するまで維持する。
【選択図】図2

Description

本発明は、パワーウィンドウ制御装置に関し、特に、ドアに備わるパワーウィンドウを挟み込みセンサの検知信号とそのしきい値に基づき挟み込み防止機能付で制御する装置に関する。
自動車等のドアのパワーウィンドウについては、挟み込み防止機能付の開閉制御が行われる。挟み込みの有無は窓ガラスを駆動するモータの負荷状態に基づいて判定され、負荷が限度を越えたことをもって挟み込み発生と判定され、窓ガラスの反転が行われる。
窓ガラスの上昇中にドアを閉じると、それに伴う衝撃や振動等による負荷変動によって窓ガラスの誤反転が発生することがあるので、それを回避するために、ドア閉止時には一時的にしきい値を大きくしたり、挟み込み防止機能を一時的に無効にするようにしている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平9−32414号公報 特開平9−328964号公報
ドアの開閉は例えばカーテシスイッチ等のオンオフに基づいて判定されるが、カーテシスイッチの検出遅れや検出信号の伝送遅れ等により、システムによるドアの閉止の認識が負荷変動の発生後となるときは、窓ガラスの誤反転を防ぐことができない。
そこで、本発明の課題は、ドア閉止時の安定性が良い挟み込み防止機能付のパワーウィンドウ制御装置を実現することである。
上記の課題を解決するための請求項1に係る発明は、ドアに備わるパワーウィンドウを負荷方式の挟み込みセンサの検知信号とそのしきい値に基づき挟み込み防止機能付で制御する装置であって、前記ドアの開状態では挟み込み検出感度が相対的に低くなり、前記ドアの閉状態では挟み込み検出感度が相対的に高くなるように前記しきい値を調節する調節手段を具備する、ことを特徴とするパワーウィンドウ制御装置である。
上記の課題を解決するための請求項2に係る発明は、前記調節手段は、挟み込み検出感度が相対的に低くなるしきい値を前記ドアの閉止後予め定められた時間が経過するまで維持する、ことを特徴とする請求項1に記載のパワーウィンドウ制御装置である。
請求項1に係る発明によれば、ドアに備わるパワーウィンドウを負荷方式の挟み込みセンサの検知信号とそのしきい値に基づき挟み込み防止機能付で制御する装置は、前記ドアの開状態では挟み込み検出感度が相対的に低くなり、前記ドアの閉状態では挟み込み検出感度が相対的に高くなるように前記しきい値を調節する調節手段を具備するので、ドア閉止時の安定性が良い挟み込み防止機能付のパワーウィンドウ制御装置を実現することができる。
請求項2に係る発明によれば、前記調節手段は、挟み込み検出感度が相対的に低くなるしきい値を前記ドアの閉止後予め定められた時間が経過するまで維持するので、ドア閉止時の安定性がさらに良い挟み込み防止機能付のパワーウィンドウ制御装置を実現することができる。
以下、図面を参照して発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、本発明は発明を実施するための最良の形態に限定されるものではない。図1に、パワーウィンドウ制御装置の一例のブロック図を示す。本装置の構成によって、パワーウィンドウ制御装置に関する発明を実施するための最良の形態の一例が示される。
図1に示すように、本装置は、スイッチ1とECU(Electronic Control Unit)3を有する。スイッチ1は使用者によって操作されるスイッチであり、オート(AUTO)信号、アップ(UP)信号およびダウン(DOWN)信号を発生する。オート信号は、挟み込み防止機能付のパワーウィンドウ制御を指令する信号であり、アップ信号は窓ガラスの上昇を指令する信号であり、ダウン信号は窓ガラスの下降を指令する信号である。
ECU3は、オードモード時にパワーウィンドウを挟み込み防止機能付で制御する。ECU3はLSI等で構成される。ECU3は、挟み込みセンサの検知信号をしきい値と比較することによって挟み込みの発生を検出する。挟み込みセンサの検知信号は、窓ガラスを昇降させるモータの負荷状態を表す信号である。そのような検出信号としては、例えば、モータの回転数に対応した信号やモータ駆動信号に対応した信号等が利用される。
ECU3は、また、カーテシスイッチ等のオンオフ信号に基づいてドアの開閉を検出する機能を備えている。ECU3は、さらに、ドアの開閉状態に応じて挟み込み判定用のしきい値を調節する手段を有する。この手段は、本発明における調節手段の一例である。
図2に、しきい値調節の一例を示す。図2は、オードモードで窓ガラスが上昇している途中でドアが閉じられたときの、ドア開閉検出信号、挟み込みセンサの検知信号およびそのしきい値の推移を示すタイムチャートである。以下、挟み込みセンサの検知信号をセンサ信号ともいう。
図2において、時刻t1,t2およびt3は、それぞれ、ドア閉止、ドア閉止検出およびしきい値変更のタイミングである。ドア閉止時の衝撃や振動等により、時刻t1からセンサ信号の変動が始まる。ドア閉止検出は、ドアとカーテシスイッチの位置関係や信号伝送特性等により、実際の閉止より遅れた時刻t2となる。遅れ時間は例えば約140msである。しきい値変更は、ドア閉止検出から規定時間だけ遅らせた時刻t3で行われる。遅らせる規定時間は例えば60msである。
最初は、しきい値は大きな値T1となっており、この値が時刻t3で小さな値T2に変更される。T1は高めのしきい値である。そのような値は、例えばパルス幅換算で17.5msである。T2は通常のしきい値である。そのような値は、例えばパルス幅換算で15msである。なお、T1,T2の値はこれに限らず適宜の値としてよい。
このように、しきい値は、ドア閉止が検出されない間は大きな値T1とされるので、その間は挟み込み検出の感度が相対的に低い状態にある。このため、ドア閉止検出遅れにより、センサ信号の変動がドア閉止検出より前に始まっても、それを挟み込み発生と誤認することがない。したがって、窓ガラスの誤反転は発生しない。
しきい値は、また、ドア閉止検出後も規定時間(例えば60ms)にわたって大きな値T1が維持されるので、その間も挟み込み検出の感度が相対的に低い状態にある。このため、その間センサ信号の変動が続いていても、それを挟み込みと誤認することがない。したがって、窓ガラスの誤反転は発生しない。なお、規定時間は60msに限らず適宜の長さとしてよい。
しきい値は、センサ信号の変動が十分に整定する頃の時刻t3に小さな値T2に変更され、それ以降、挟み込み検出の感度が通常の感度すなわち相対的に高い状態となる。これによって、それ以降に発生した挟み込みを正しく検出して窓ガラスの反転を行うことができる。
図3に、本装置の動作のフローチャートを示す。図3に示すように、ステップ301で、窓ガラス上昇中か否かを判定する。窓ガラス上昇中でないときはこのステップでルーピングし、窓ガラス上昇中のときは、ステップ302で、ドア開状態か否かを判定する。
ドア開状態でないときは、ステップ303で、ドア閉状態になってから規定時間内か否かを判定する。規定時間は例えば60msである。規定時間内でないときは、ステップ304で、通常の挟み込み判定しきい値を利用する。通常の挟み込み判定しきい値はT2である。そして、そのしきい値T2を基準として、ステップ305で、挟み込みありか否かを判定する。これによって、相対的に高感度な挟み込み判定が行われる。
挟み込みなしと判定したときは、ステップ301に戻るが、挟み込みありと判定したときは、ステップ306で、窓ガラス下降制御を行う。これによって、相対的に高感度な挟み込み検出による窓ガラス反転が行われる。
ステップ302でドア開状態と判定したときは、ステップ314で、高めの挟み込み判定しきい値を利用する。高めの挟み込み判定しきい値はT1である。そして、そのしきい値T1を基準として、ステップ305で、挟み込みありか否かを判定する。
これによって、通常感度よりも相対的に低感度での挟み込み判定が行われる。このため、ドア閉止時にセンサ信号が変動しても、それを挟み込み発生と誤認することがない。したがって、ステップ301に戻って窓ガラス上昇中か否かの判定を継続することができる。このようにして、ドア閉止時のセンサ信号の変動に影響されることなく、安定な窓ガラス上昇を行うことができる。
ステップ303で、ドア閉状態になってから規定時間内と判定したときも、ステップ314で、高めの挟み込み判定しきい値すなわちしきい値T1を利用する。そして、そのしきい値T1を基準として、ステップ305で、挟み込みありか否かを判定する。これによって、相対的に低感度の挟み込み判定が行われる。このため、ドア閉止時のセンサ信号の変動を挟み込み発生と誤認することがなしにステップ301に戻って、窓ガラス上昇中か否かの判定を継続することができる。このようにして、ドア閉止時のセンサ信号の変動に影響されることなく、安定な窓ガラス上昇を行うことができる。
以上は、センサ信号が負荷増加に伴って増加する例であるが、センサ信号は負荷増大に伴って減少するものであってよい。その場合は、挟み込み検出感度を相対的に高くするにはしきい値を小さくし、挟み込み検出感度を相対的に低くするにはしきい値を大きくすればよい。
本発明を実施するための最良の形態の一例の開閉制御装置のブロック図である。 しきい値の調節の一例を示す図である。 本発明を実施するための最良の形態の一例の開閉制御装置の動作のフローチャートである。
符号の説明
1:ECU
3:スイッチ

Claims (2)

  1. ドアに備わるパワーウィンドウを負荷方式の挟み込みセンサの検知信号とそのしきい値に基づき挟み込み防止機能付で制御する装置であって、
    前記ドアの開状態では挟み込み検出感度が相対的に低くなり、前記ドアの閉状態では挟み込み検出感度が相対的に高くなるように前記しきい値を調節する調節手段を具備する、
    ことを特徴とするパワーウィンドウ制御装置。
  2. 前記調節手段は、挟み込み検出感度が相対的に低くなるしきい値を前記ドアの閉止後予め定められた時間が経過するまで維持する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のパワーウィンドウ制御装置。
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